JPH082179Y2 - 擁壁緑化用アンカー - Google Patents

擁壁緑化用アンカー

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JPH082179Y2
JPH082179Y2 JP4863593U JP4863593U JPH082179Y2 JP H082179 Y2 JPH082179 Y2 JP H082179Y2 JP 4863593 U JP4863593 U JP 4863593U JP 4863593 U JP4863593 U JP 4863593U JP H082179 Y2 JPH082179 Y2 JP H082179Y2
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greening
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JP4863593U
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暖 牧野
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Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、無土壌のコンクリ−
ト、モルタル擁壁面等の植生工事に使用される、擁壁緑
化用アンカ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、土木工事等で地山が掘削されて出
来た法面は自然環境の復元のため、種々の植物の植生工
事が施工されている。特に、コンクリ−ト、モルタル擁
壁面等の無土壌の擁壁面の植生工事は、特許第1704
346号の「コンクリ−トモルタル擁壁面の緑化工法」
等により、擁壁面に羽根板付アンカ−を打設し基盤砂層
を定着させて土壌部を形成することにより植生され緑化
がなされている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、コン
クリ−トやモルタル擁壁面に基盤砂層を定着させた土壌
部の保水力は極めて乏しく、植生物の健全な発育に充分
な水分を得ることはできないという問題点があつた。
【0004】本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、コンクリ−トやモルタル
擁壁面に基盤砂層を定着させた土壌部の保水力をより向
上させる擁壁緑化用アンカ−を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本考案は、一端側が擁壁面Hに打ち込まれるアン
カー部12と、このアンカー部12の他端側に固定され
た羽根体16とを備え、前記羽根体16には保水部14
が設けられた擁壁緑化用アンカ−10から構成される。
【0006】また、前記保水部14は、略上面側を開口
した箱体形状に形成され、該箱体内部に水分を吸収保持
し得る保水体22を備えて成ることとしてもよい。
【0007】
【作用】本考案に係る擁壁緑化用アンカ−は、一端側が
擁壁面に打ち込まれるアンカー部と、このアンカー部の
他端側に固定された羽根体とを備え、前記羽根体には、
所要形状の凹部が設けられ保水部が形成されており、前
記凹部を擁壁面上方向に向け設置することにより基盤砂
層に埋没した前記羽根体の凹部には、土壌部に浸透した
雨水等が溜り保水されることとなる。また、羽根板に凹
部を設けることにより補強工作が成され、羽根板の強度
はより向上することとなる。
【0008】また、前記保水部は、略上面側を開口した
箱体形状に形成され、該箱体内部に水分を吸収保持し得
る保水体を備えてなる構成とすることにより、開口面を
擁壁面上方向に向け設置された前記箱体内部には土壌部
に浸透した雨水等が溜ることとなり、箱体内部に収納さ
れた保水体により持続的に保水されることとなる。さら
に、箱体形状に形成されることにより、羽根板の強度は
より向上することから、より経済的な素材を使用するこ
とも可能となる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本考案の好
適な実施例を説明する。図1、図2には、本考案の第1
実施例に係る擁壁緑化用アンカ−10が示されている。
図より明らかな様にこの擁壁緑化用アンカ−10は、ア
ンカ−部12と、このアンカ−部12の一端側に固定さ
れた羽根体16を備えている。アンカ−部12の下端側
先端12aは略円錐状に切削されコンクリ−トや、モル
タル擁壁面への打込みが容易に行なえるよう形成されて
いる。前記アンカ−部12の上端12bは羽根体16の
上側面より所要分突出するように形成されており、この
突出したアンカ−部12の上端12bを押打することに
より、羽根体16を損傷することなく擁壁緑化用アンカ
−の打設ができることとなる。また、羽根体16は前記
アンカ−部12の上端側に溶接等により固定され、さら
にこの羽根体16には保水部14が設けられている。前
記羽根体16は、図1、図2中に上下に延伸する柱状体
として記載されるアンカ−部12の、前記柱状体を上下
に等分する線上に、その柱状体の左右に突出するように
固定されており、羽根体の左右それぞれに略楕円形状の
凹部20が設けられ保水部14が形成されている。この
保水部としての凹部は、内部に雨水等を保持して滞留さ
せるものであり、従って法面にアンカ−部を打ち込んだ
際に、その雨水等を受け得る凹部として形成されておれ
ばよい。
【0010】この擁壁緑化用アンカ−10の柱状体のア
ンカ−部12は金属等の素材で強固なものとして形成さ
れることが好ましいが、打設時の衝撃に耐え得るもので
あれば、プラスチック、硬質ゴム等の素材でもよく、特
に限定されるものではない。また、羽根体16に設けら
れた保水部14の形状は、楕円形状の凹部20に限るこ
となく所要形状の凹部として形成されてもよいものであ
る。さらに、アンカ−部12と羽根体16は一体として
形成されることなく、異種素材の別体として形成され接
続してもよい。
【0011】図3、図4には本考案の第2実施例に係る
擁壁緑化用アンカ−10が示されているが、前記実施例
と同一構成、或は、同一部材には同一符号を付し、その
説明を省略する。図より明らかなように、保水部14
は、略上面側を開口した箱体形状に形成され、該箱体内
部に水分を吸収保持し得る保水体22を備えて構成され
ており、箱体底部外面は、その底部長手方向を等分する
ようにアンカ−部12と溶接等により固定されている。
この、箱体形状に形成された保水部14は羽根体として
も仕するものであり、平板状の羽根体に比べより強固な
ものと成る。
【0012】前記保水体22は、例えばスポンジ等の多
孔質の素材により、容易に水分を吸収保持し得る様に形
成されることが好ましいが、特に限定されることはなく
水分を吸収保持し得るものであればよい。また、擁壁緑
化用アンカ−10の素材は上記第1実施例と同様に、特
に限定されるものではない。
【0013】図5には、本考案の第2実施例に係る擁壁
緑化用アンカ−10の、使用状態が示されている。図よ
り明らかなようにコンクリ−トや、モルタル擁壁面Hに
打設された擁壁緑化用アンカ−10の先端は擁壁面Hを
貫通し地盤Eまで到達し極めて強固に固定されている。
基盤砂層24よりなる土壌部26に埋没した羽根体16
は、各々砂防堤のごとく機能し基盤砂層24よりなる土
壌部26の崩落を防止するものである。また、羽根体1
6に設けられた保水部14には土壌部26に浸透した雨
水等の水分が持続的に保水されることにより擁壁面の保
水力は飛躍的に向上することとなる。
【考案の効果】以上、説明した様に請求項1に係る擁壁
緑化用アンカ−によれば、コンクリ−トやモルタル擁壁
面に所要間隔毎に打設され、基盤砂層により形成された
土壌部に埋没した羽根体の保水部は、浸透した雨水等の
水分を溜めることとなり擁壁面の保水力をより向上させ
植生物の発育を促進させるという効果を奏することとな
る。
【0014】また、請求項2に係る擁壁緑化用アンカ−
によれば、保水部は、略上面側を開口した箱体形状に形
成され、該箱体内部に水分を吸収保持し得る保水体を備
えて構成されており、土壌部に埋没した保水体は浸透し
た雨水等の水分を持続的に保持し得ることから、擁壁面
の保水力は飛躍的に向上することとなり、植生物の発育
を促進させるという効果を奏することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る擁壁緑化用アンカ−
の正面図である。
【図2】本考案の第1実施例に係る擁壁緑化用アンカ−
の側面図である。
【図3】本考案の第2実施例に係る擁壁緑化用アンカ−
の正面図である。
【図4】本考案の第2実施例に係る擁壁緑化用アンカ−
の側面図である。
【図5】本考案の実施例に係る使用状態を示す一部省略
要部断面図である。
【符号の説明】
10 擁壁緑化用アンカ− 12 アンカ−部 12a アンカ−部下端側先端 12b アンカ−部上端 14 保水部 16 羽根体 18 羽根体上側面 20 凹部 22 保水体 24 基盤砂層 26 土壌部 E 地盤 H コンクリ−トや、モルタル擁壁面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が擁壁面に打ち込まれるアンカー
    部と、 このアンカー部の他端側に固定された羽根体と、を備
    え、 前記羽根体には、保水部が設けられて成ることを特徴と
    する擁壁緑化用アンカ−。
  2. 【請求項2】 前記保水部は、略上面側を開口した箱体
    形状に形成され、該箱体内部に水分を吸収保持し得る保
    水体を備えて成る請求項1記載の擁壁緑化用アンカー。
JP4863593U 1993-08-12 1993-08-12 擁壁緑化用アンカー Expired - Lifetime JPH082179Y2 (ja)

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JP4863593U JPH082179Y2 (ja) 1993-08-12 1993-08-12 擁壁緑化用アンカー

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JP4863593U JPH082179Y2 (ja) 1993-08-12 1993-08-12 擁壁緑化用アンカー

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JPH0715830U JPH0715830U (ja) 1995-03-17
JPH082179Y2 true JPH082179Y2 (ja) 1996-01-24

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