JPH08218201A - 和装肌着 - Google Patents

和装肌着

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JPH08218201A
JPH08218201A JP2385095A JP2385095A JPH08218201A JP H08218201 A JPH08218201 A JP H08218201A JP 2385095 A JP2385095 A JP 2385095A JP 2385095 A JP2385095 A JP 2385095A JP H08218201 A JPH08218201 A JP H08218201A
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hem
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underwear
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JP2385095A
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Hirokazu Sasaki
宏和 佐々木
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Atago Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着脱が容易で、着用感が良く、着崩れを生じ
ない和装肌着(10)を提供する。 【構成】 左右の前身頃(12,14) の打合せ重合部(20)の
幅方向外縁(22,24) が、衿部(26)から連続して幅方向外
方かつ丈方向下方に傾斜し、身丈のほぼ中央で丈方向下
方に屈曲して前身頃(12,14) の裾に至る和装肌着(10)に
おいて、前記幅方向外縁(22,24) が、前記屈曲部の下端
(28,30) より上側の第1外縁(22a,24a)と前記下端(28,3
0) より下側の第2外縁(22b,24b) とよりなり、前記第
2外縁(22b,24b) が、下方ほど、前記屈曲部の下端(28,
30) から上前身頃(12)の裾(36)に下した垂線(L,L) より
も幅方向外方に傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は和装肌着に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
掛け合わせ式の和装肌着は、例えば、図2に示すよう
に、左右の前身頃(101,102) を打ち合わせた打合せ重合
部(103) の幅方向外縁(104,105) が、衿部(106) から連
続して幅方向外方かつ丈方向下方に傾斜し、ほぼウエス
ト上方辺りで裾(107,108) に向けて、ほぼ垂直に下りる
という形状をしているのが一般的である。
【0003】そして、この肌着(100) を着用するときの
紐(109,110) の固定点は、くびれのあるウエストの辺り
になる。
【0004】人体の構造上一般的にウエストを起点とし
た場合、腰部からでん部に至るところでは、その周りは
漸次大きくなる。
【0005】ウエストよりヒップに至る周りの寸法が同
一の肌着の場合、着用時、裾(107,108) は幅方向外方に
引張られ、腹部及び裾部分付近の重ね合わせが少なくな
るという問題があった。
【0006】このことは、着用違和感を与えたり、着崩
れを生じさせることとなる。
【0007】また、体の動きや体型によっては、下前身
頃(102) の外縁下端部分が下って、上前身頃(101) の裾
(107) から下方にはみ出し、着用時の外観を損なうとい
う問題もあった。
【0008】これを解消するため従来は、上前身頃(10
1) と下前身頃(102) の固定紐の数を増やしたり、着用
着付けの仕方で調節するのが一般的であった。和式きも
のの肌着として着付けるときはともかく、紐の数を増や
すということは、着脱の利便性を前提とするこの種の肌
着の機能を損なうこととなるし、腰掛け姿勢の時など、
下段の紐(111,112) 固定部が腹部及び腰部を圧迫して、
基本的な衣生活を著しく阻害するという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、着脱が容易で、着用感
が良く、着崩れを生じない和装肌着を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の和装
肌着(10)は、左右の前身頃(12,14) の打合せ重合部(20)
の幅方向外縁(22,24) が、衿部(26)から連続して幅方向
外方かつ丈方向下方に傾斜し、身丈のほぼ中央で丈方向
下方に屈曲して前身頃(12,14) の裾に至る和装肌着(10)
において、前記幅方向外縁(22,24) が、前記屈曲部の下
端(28,30) より上側の第1外縁(22a,24a) と前記下端(2
8,30) より下側の第2外縁(22b,24b) とよりなり、前記
第2外縁(22b,24b) が、下方ほど、前記屈曲部の下端(2
8,30) から上前身頃(12)の裾(36)に下した垂線(L,L) よ
りも幅方向外方に傾斜しているものである。
【0011】なお、前記屈曲部には、角部を有して屈曲
しているものも、角部が落ちて弓状に屈曲しているもの
も含まれる。そして、その下端(28,30) とは、角部を有
する場合には、その角、弓状の場合には、当該弓状部の
下端、即ち、第2外縁(22b,24b) の傾斜形状から当該弓
状へと形状が変化する境界点を意味する。
【0012】請求項2の和装肌着(10)は、請求項1のも
のにおいて、前記第2外縁(22b,24b) の下端(32,34)
が、前記垂線(L,L) よりも20〜50mm幅方向外方に
位置しているものである。
【0013】請求項3の和装肌着(10)は、請求項1のも
のにおいて、下前身頃(14)の裾(38)が、当該下前身頃(1
4)の脇(42)から当該下前身頃(14)の第2外縁(24b) に向
って丈方向上方に漸次傾斜しているものである。
【0014】請求項4の和装肌着(10)は、請求項3のも
のにおいて、前記下前身頃(14)の前記第2外縁(24b) の
下端(34)が、前記下前身頃(14)の前記脇(42)の裾よりも
20〜40mm丈方向上方に位置しているものである。
【0015】
【作用】請求項1の和装肌着では、左右の前身頃(12,1
4) の裾付近における身頃幅が、屈曲部付近における身
頃幅よりも広いため、打合せ重合部(20)における裾部分
の重なりが大きく、着用時に体の動きなどにより該裾部
分の重なりが少なくなることを防止することができる。
【0016】なお、第2外縁(22b,24b) の下端(32,34)
と垂線(L,L) との距離は、肌着を構成する素材によって
最適寸法が異なるが、請求項2のように、20〜50m
mの範囲内であれば、種々の素材で上記の裾部分の重な
り維持を良好に達成することができる。すなわち、20
mm未満であると上記の重なり維持効果が十分でなく、
一方、50mmよりも大きいと肌着全体のバランスが悪
くなるため好ましくない。
【0017】請求項3の和装肌着では、下前身頃(14)
が、打合せ重合部(20)の外縁(24)に近づくにつれて丈が
短くなっているため、着用時に体の動きなどにより下前
身頃(14)の第2外縁(24b) が下ってくるのを防止するこ
とができる。
【0018】なお、この場合、下前身頃(14)の第2外縁
(24b) の下端(34)とその脇(42)の裾との位置関係は、肌
着を構成する素材によって寸法的な差が生じるが、請求
項4のように、第2外縁(24b) の下端(34)が20〜40
mmの範囲内で丈方向上方に位置するように設定すれ
ば、種々の素材で上記の第2外縁(24b) の下がりを良好
に防止することができる。すなわち、20mm未満であ
ると上記の第2外縁(24b) の下り防止効果が十分でな
く、40mmよりも大きいと裾部分の重なりが少なくな
って好ましくない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る肌着(10)につ
いて図1を参照して説明する。
【0020】この肌着(10)は、医療介護用の男女共用の
和装肌着であり、その素材は、主として綿よりなるメリ
ヤス編の生地である。肌着(10)は、左右の前身頃(12,1
4) と、後身頃(16)と、袖(18,18) とよりなる。そし
て、左右の前身頃(12,14) は、それぞれ外と内とに打ち
合わせて着用され、それぞれ上前身頃(12)、下前身頃(1
4)を構成する。
【0021】以下、この肌着(10)を、両前身頃(12,14)
を正確に打合せて、平坦なところに載置した状態におけ
る当該肌着(10)の形状について説明する。
【0022】両前身頃(12,14) の打合せ重合部(20)は、
左右の幅方向外縁(22,24) と下前身頃(14)の裾(38)とに
より規定される。そして、打合せ重合部(20)の上端は、
衿部(26)の衿ぐりの下端と一致している。
【0023】幅方向外縁(22,24) は、衿部(26)から連続
して幅方向外方かつ丈方向下方に傾斜し、当該肌着(10)
の総丈である身丈のほぼ中央付近で丈方向下方に屈曲し
て、前身頃(12,14) の裾まで延びている。ここで、上記
屈曲部は、弓状に、即ち、なだらかに屈曲している。
【0024】この幅方向外縁(22,24) は、打合せ重合部
(20)の上端からほぼ直線状に傾斜してなだらかな屈曲部
の下端(28,30) に至る第1外縁(22a,24a) と、その屈曲
部の下端(28,30) から裾に至る直線状の第2外縁(22b,2
4b) とよりなる。したがって、屈曲部の下端(28,30)
は、直線領域である第2外縁(22b,24b) から曲線領域に
移る境界点に相当する。
【0025】この屈曲部の下端(28,30) から上前身頃(1
2)の裾(36)に垂線(L,L) を下したとき、両第2外縁(22
b,24b) は、下方ほどこの垂線(L,L) よりも幅方向外方
に漸次傾斜している。そして、各第2外縁(22b,24b) の
下端(32,34) からのこの垂線(L,L) への距離(d1,d2)
は、共に30mmとなっている。
【0026】後身頃(16)は、幅方向において一定の丈を
有し、その裾は、上前身頃(12)の裾(36)と丈寸法が一致
している。下前身頃(14)の裾(38)は、幅方向に同一丈を
有する上前身頃(12)の裾(36)と比較すると、当該下前身
頃(14)の脇(42)からその第2外縁(24b) に向って丈方向
上方に漸次傾斜している点において異なる。すなわち、
下前身頃(14)の裾(38)は、左方にいくほど丈寸法が短く
なっている。上前身頃(12)の裾(36)からこの下前身頃(1
4)の第2外縁(24b) の下端(34)までの距離(d3)は、丈方
向上方に30mmである。
【0027】下前身頃(14)の脇部(42)の中央よりやや上
方の表面側と、上前身頃(12)の幅方向外縁(22)の屈曲部
の表面側とには、それぞれ紐(44,46) が縫い付けられて
おり、これらの紐(44,46) を互いに結び合せることによ
って、上前身頃(12)の端部が下前身頃(14)に固定され
る。また、上前身頃(12)の脇部(40)の中央よりやや上方
の裏面側と、下前身頃(14)の幅方向外縁(24)の屈曲部の
表面側とにも、それぞれ紐(48,50) が縫い付けられてお
り、同様に、下前身頃(14)の端部が上前身頃(12)に固定
される。
【0028】なお、この和装肌着(10)の全縁部、即ち、
衿ぐり、幅方向外縁(22,24) 、両身頃の裾及び袖口は、
縁どりされている。
【0029】以上のように、本実施例の和装肌着(10)で
あると、左右の前身頃(12,14) の裾付近における身頃幅
が、屈曲部付近における身頃幅よりも広いため、打合せ
重合部(20)における裾部分の重なりが大きく、着用時に
体の動きなどにより該裾部分の重なりが少なくなること
を防止することができる。そのため、着用違和感がな
く、着崩れを生じることもない。
【0030】また、下前身頃(14)が、打合せ重合部(20)
の外縁(24)に近づくにつれて丈が短くなっているため、
着用時に体の動きなどにより下前身頃(14)の第2外縁(2
4b)の下端(34)が、上前身頃(12)の裾(36)よりも下って
くるのを防止することができる。そのため、この下前身
頃(14)の第2外縁(24b) 側の下りに起因する着用違和感
及び外観上の違和感をなくすことができる。このこと
は、特に、上記のように左右の前身頃(12,14) の裾付近
における身頃幅を大きくした場合に、下前身頃(14)の上
記裾(38)下りを有効に防止することができるので好まし
い。
【0031】以上の効果より、この和装肌着(10)では、
左右の前身頃(12,14) の紐(44,46,48,50) による固定箇
所を2カ所、即ち上1段とすることができ、よって着脱
が容易である。
【0032】なお、本実施例においては、左右の前身頃
(12,14) が、それぞれ外内に打ち合わされるものについ
て説明したが、反対に打ち合わされる、即ち、左右の前
身頃がそれぞれ内外に打ち合わされるものでもよい。こ
の場合には、左前身頃である下前身頃の第2外縁の下端
を、その脇の裾よりも丈方向上方に位置させる。
【0033】
【発明の効果】本発明の和装肌着(10)であると、打合せ
重合部(20)における裾部分の重なりが大きいため、着用
時に体の動きなどにより該裾部分の重なりが少なくなる
ことを防止することができ、よって、着用違和感及び着
崩れを生じることがない。これにより、左右の前身頃(1
2,14) の紐による固定箇所を上下2段にする必要がな
く、即ち、上1段のみでよく、よって着脱が容易であ
る。
【0034】また、下前身頃(14)の裾(38)が、当該下前
身頃(14)の脇(42)からその第2外縁(24b) に向って丈方
向上方に漸次傾斜していると、着用時に体の動きなどに
より下前身頃(14)の第2外縁(24b) が下ってくるのを防
止することができる。そのため、この下前身頃(14)の下
りに起因する着用違和感及び外観上の違和感をなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る和装肌着(10)の正面図
である。
【図2】従来の和装肌着(100) の正面図である。
【符号の説明】
(10)……和装肌着 (12)……上前身頃 (14)……下前身頃 (20)……打合せ重合部 (22)……上前身頃(12)の幅方向外縁 (22a) …上前身頃(12)の第1外縁 (22b) …上前身頃(12)の第2外縁 (24)……下前身頃(14)の幅方向外縁 (24a) …下前身頃(14)の第1外縁 (24b) …下前身頃(14)の第2外縁 (26)……衿部 (28,30) ……幅方向外縁(22,24) の屈曲部の下端 (32,34) ……第2外縁(22b,24b) の下端 (36)……上前身頃(12)の裾 (38)……下前身頃(14)の裾 (42)……下前身頃(14)の脇 (L) ……屈曲部の下端(28,30) から上前身頃(12)の裾(3
6)に下した垂線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の前身頃(12,14) の打合せ重合部(20)
    の幅方向外縁(22,24) が、衿部(26)から連続して幅方向
    外方かつ丈方向下方に傾斜し、身丈のほぼ中央で丈方向
    下方に屈曲して前身頃(12,14) の裾に至る和装肌着(10)
    において、 前記幅方向外縁(22,24) が、前記屈曲部の下端(28,30)
    より上側の第1外縁(22a,24a) と前記下端(28,30) より
    下側の第2外縁(22b,24b) とよりなり、 前記第2外縁(22b,24b) が、下方ほど、前記屈曲部の下
    端(28,30) から上前身頃(12)の裾(36)に下した垂線(L,
    L) よりも幅方向外方に傾斜していることを特徴とする
    和装肌着(10)。
  2. 【請求項2】前記第2外縁(22b,24b) の下端(32,34)
    が、前記垂線(L,L) よりも20〜50mm幅方向外方に
    位置していることを特徴とする請求項1に記載の和装肌
    着(10)。
  3. 【請求項3】下前身頃(14)の裾(38)が、当該下前身頃(1
    4)の脇(42)から当該下前身頃(14)の第2外縁(24b) に向
    って丈方向上方に漸次傾斜していることを特徴とする請
    求項1に記載の和装肌着(10)。
  4. 【請求項4】前記下前身頃(14)の前記第2外縁(24b) の
    下端(34)が、前記下前身頃(14)の前記脇(42)の裾よりも
    20〜40mm丈方向上方に位置していることを特徴と
    する請求項3に記載の和装肌着(10)。
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