JPH08218583A - 屋根構造体 - Google Patents
屋根構造体Info
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- JPH08218583A JPH08218583A JP2210395A JP2210395A JPH08218583A JP H08218583 A JPH08218583 A JP H08218583A JP 2210395 A JP2210395 A JP 2210395A JP 2210395 A JP2210395 A JP 2210395A JP H08218583 A JPH08218583 A JP H08218583A
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Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成を有し、施工が容易で安価で軽量
な屋根構造体を提供する。 【構成】 屋根部材19は、基部12と上カバー部13
と下カバー部14と支持部17と補強材21とを有す
る。屋根部材19の長手方向両端部には左蓋体18と右
蓋体20が設けられ、屋根部材19および各蓋体18,
20から成る屋根構造体9は、躯体のほぼ鉛直な壁面1
1に基部12が水平方向に延びるように配置される。
な屋根構造体を提供する。 【構成】 屋根部材19は、基部12と上カバー部13
と下カバー部14と支持部17と補強材21とを有す
る。屋根部材19の長手方向両端部には左蓋体18と右
蓋体20が設けられ、屋根部材19および各蓋体18,
20から成る屋根構造体9は、躯体のほぼ鉛直な壁面1
1に基部12が水平方向に延びるように配置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外壁に設けられ
る庇として好適に実施することができる屋根構造体に関
する。
る庇として好適に実施することができる屋根構造体に関
する。
【0002】
【従来の技術】典型的な従来の屋根構造体1は、図11
に示すように、建物の外壁に一端部を固定し、建物から
離反するにつれて他端部を下方に傾斜する一対のたる木
2が水平方向に一定の間隔をあけて平行に配置され、そ
れぞれのたる木2は、下方の壁面から斜め上方に延び、
たる木2を下方から支える腕木3を有し、一対のたる木
2の上面には木製の合板から成るカバー材4が渡設さ
れ、庇として機能する。カバー材4は、合板に代えて金
属製または合成樹脂製の波板で形成されることがある。
に示すように、建物の外壁に一端部を固定し、建物から
離反するにつれて他端部を下方に傾斜する一対のたる木
2が水平方向に一定の間隔をあけて平行に配置され、そ
れぞれのたる木2は、下方の壁面から斜め上方に延び、
たる木2を下方から支える腕木3を有し、一対のたる木
2の上面には木製の合板から成るカバー材4が渡設さ
れ、庇として機能する。カバー材4は、合板に代えて金
属製または合成樹脂製の波板で形成されることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の屋根
構造体1は、たる木2、腕木3およびカバー材4をそれ
ぞれ形成し、組立てなければならない。また、カバー材
4は木製であるため、現場で防水処理を行う必要があ
り、金属製波板を用いる場合には錆止め塗装を行う必要
がありきわめて手間を要し、現場における施工作業が繁
雑であり、屋根構造体1を構築するためのコストが高価
になってしまうという問題がある。
構造体1は、たる木2、腕木3およびカバー材4をそれ
ぞれ形成し、組立てなければならない。また、カバー材
4は木製であるため、現場で防水処理を行う必要があ
り、金属製波板を用いる場合には錆止め塗装を行う必要
がありきわめて手間を要し、現場における施工作業が繁
雑であり、屋根構造体1を構築するためのコストが高価
になってしまうという問題がある。
【0004】したがって本発明の目的は、防水加工また
は錆止め塗装などの手間がかからず、簡単な構成を有し
安価で施工が容易な屋根構造体を提供することである。
は錆止め塗装などの手間がかからず、簡単な構成を有し
安価で施工が容易な屋根構造体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、躯体のほぼ鉛
直な壁面に固定される基部と、基部に連なり、基部から
離反する方向に突出するにつれて下方に傾斜する薄板状
の上カバー部と、基部に前記上カバー部よりも下方に間
隔をあけて連なり、基部から離反する方向に突出して延
びる薄板状の下カバー部と、前記上カバー部と前記下カ
バー部とを連結する補強材とを含み、前記基部と上カバ
ー部と下カバー部と補強材とは、合成樹脂から成り、長
手方向に相互に平行に形成されることを特徴とする屋根
構造体である。また本発明は、前記上カバー部の遊端部
には、上方に臨んで開放する凹溝が長手方向に沿って形
成されることを特徴とする。
直な壁面に固定される基部と、基部に連なり、基部から
離反する方向に突出するにつれて下方に傾斜する薄板状
の上カバー部と、基部に前記上カバー部よりも下方に間
隔をあけて連なり、基部から離反する方向に突出して延
びる薄板状の下カバー部と、前記上カバー部と前記下カ
バー部とを連結する補強材とを含み、前記基部と上カバ
ー部と下カバー部と補強材とは、合成樹脂から成り、長
手方向に相互に平行に形成されることを特徴とする屋根
構造体である。また本発明は、前記上カバー部の遊端部
には、上方に臨んで開放する凹溝が長手方向に沿って形
成されることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に従えば、躯体のほぼ鉛直な壁面、たと
えば建物の外壁などに固定される基部には、上カバー部
と下カバー部とが基部から離反する方向に突出して設け
られ、これらの上カバー部と下カバー部とは補強材によ
って連結される。前記基部、前記上カバー部、前記下カ
バー部および前記補強材は合成樹脂から成り、長手方向
に相互に平行に形成される。このような屋根構造体は、
押出成型によって一体的に形成することができるため容
易に製造することができ、生産性を向上して製造コスト
の削減を図ることができる。しかも上記屋根構造体は、
従来に比べて構造が簡単で軽量であるため、壁面に容易
に取付けることができるとともに現場で組立てる必要が
ないため、組立作業の手間をなくし、施工性を向上する
ことができる。
えば建物の外壁などに固定される基部には、上カバー部
と下カバー部とが基部から離反する方向に突出して設け
られ、これらの上カバー部と下カバー部とは補強材によ
って連結される。前記基部、前記上カバー部、前記下カ
バー部および前記補強材は合成樹脂から成り、長手方向
に相互に平行に形成される。このような屋根構造体は、
押出成型によって一体的に形成することができるため容
易に製造することができ、生産性を向上して製造コスト
の削減を図ることができる。しかも上記屋根構造体は、
従来に比べて構造が簡単で軽量であるため、壁面に容易
に取付けることができるとともに現場で組立てる必要が
ないため、組立作業の手間をなくし、施工性を向上する
ことができる。
【0007】また本発明に従えば、上方に開放する凹溝
が上カバー部の遊端部に形成される。この凹溝によっ
て、上カバー部上を基部から遊端部に向かって流れる雨
水が凹溝内に流れ込み、上カバー部の遊端部から雨水が
そのまま落下することが防がれる。
が上カバー部の遊端部に形成される。この凹溝によっ
て、上カバー部上を基部から遊端部に向かって流れる雨
水が凹溝内に流れ込み、上カバー部の遊端部から雨水が
そのまま落下することが防がれる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例である屋根構造体9
を示す断面図であり、図2はその正面図であり、図3は
図2の切断面線III−IIIから見た拡大断面図であ
る。屋根構造体9は、屋根部材19と、その長手方向両
端部に設けられる左右一対の蓋体18,20とを有し、
たとえば図示しない窓の上部に取付けられる。
を示す断面図であり、図2はその正面図であり、図3は
図2の切断面線III−IIIから見た拡大断面図であ
る。屋根構造体9は、屋根部材19と、その長手方向両
端部に設けられる左右一対の蓋体18,20とを有し、
たとえば図示しない窓の上部に取付けられる。
【0009】屋根部材19は、建物の躯体である外壁1
0のほぼ鉛直な壁面11に取付けられる基部12と、基
部12に上部寄りで連なり、基部12から突出するにつ
れて下方に傾斜する上カバー部13と、基部12に上カ
バー部13よりも下方に間隔をあけて連なり、基部12
から離反するにつれて下方に傾斜する底板15および底
板15の遊端部26から上方に屈曲して立上がり上カバ
ー部13に連なる端壁16を含む下カバー部14と、上
カバー部13と下カバー部14とを連結する複数の補強
材21とを有する。
0のほぼ鉛直な壁面11に取付けられる基部12と、基
部12に上部寄りで連なり、基部12から突出するにつ
れて下方に傾斜する上カバー部13と、基部12に上カ
バー部13よりも下方に間隔をあけて連なり、基部12
から離反するにつれて下方に傾斜する底板15および底
板15の遊端部26から上方に屈曲して立上がり上カバ
ー部13に連なる端壁16を含む下カバー部14と、上
カバー部13と下カバー部14とを連結する複数の補強
材21とを有する。
【0010】左蓋体18は、屋外から屋根構造体9を見
たとき屋根部材19の長手方向左側の一端部に設けら
れ、右蓋体20は、屋根部材19の長手方向他端部に設
けられる。屋根部材19、左蓋体18および右蓋体20
は合成樹脂、たとえば硬質ポリ塩化ビニル(以下、H−
PVCと略記する)、AES樹脂、ポリカーボネート樹
脂などによって形成され、本実施例ではたとえばH−P
VCによって形成される。
たとき屋根部材19の長手方向左側の一端部に設けら
れ、右蓋体20は、屋根部材19の長手方向他端部に設
けられる。屋根部材19、左蓋体18および右蓋体20
は合成樹脂、たとえば硬質ポリ塩化ビニル(以下、H−
PVCと略記する)、AES樹脂、ポリカーボネート樹
脂などによって形成され、本実施例ではたとえばH−P
VCによって形成される。
【0011】屋根部材19の基部12は、長方形の薄板
状に形成され水平方向に延び、かつ表面を建物の、たと
えばコンクリートから成る壁面11に密着させて配置さ
れる。基部12は、その上端部付近および下端部付近を
基部12の長手方向に相互に間隔をあけて配置される複
数のコンクリート用のビス22によって基部12を挿通
して外壁10に固定される。これらのビス22は耐腐食
性を有する材料、たとえばステンレス鋼製である。
状に形成され水平方向に延び、かつ表面を建物の、たと
えばコンクリートから成る壁面11に密着させて配置さ
れる。基部12は、その上端部付近および下端部付近を
基部12の長手方向に相互に間隔をあけて配置される複
数のコンクリート用のビス22によって基部12を挿通
して外壁10に固定される。これらのビス22は耐腐食
性を有する材料、たとえばステンレス鋼製である。
【0012】屋根部材19の上カバー部13には、長手
方向に平行な2つの段差面23a,23bが形成され
る。基部12に連なる上カバー部13の上面と、基部1
2の前方に臨む表面とが成す角度θ1は、90°より大
きい角度、たとえば110°に選ばれる。前記2つの段
差面23a,23bは、高さΔHを有しこの高さΔH
は、本実施例では上カバー部13の厚みt1とほぼ等し
く選ばれる。このように上カバー部13には2つの段差
面23a,23bが設けられるため、基部12から遊端
部24にわたる勾配は段差面がない場合に比べて大きく
なり排水が向上する。上カバー部13の下面には複数の
補強材21が基部12の一平面と相互に平行に設けられ
る。複数(本実施例では7つ)の補強材21が上カバー
部13、端壁16を備える下カバー部14および基部1
2によって囲まれる空間をほぼ等しい間隔の複数(本実
施例では7つ)の空間部分を設けるように仕切られる。
基部12と角度θ1を成す上カバー部13は、基部12
から遊端部24に向かってほぼ等しい幅B1,B2,B
3を有する複数(本実施例では3つ)の上カバー部分1
3a,13b,13cと、最も遊端部寄りに設けられ幅
B1〜B3よりも小さい幅B4を有する上カバー部分1
3dとを有する。上カバー部分13a〜13cは相互に
平行に設けられ、上カバー部分13dは上カバー部分1
3cよりも角度Δθだけ下方に傾斜している。本実施例
では、角度Δθは1°〜2°に選ばれる。したがって上
カバー部13の勾配は遊端部24付近でさらに急な角度
で下方に傾斜することとなり、上カバー部13上方から
比較的遅い速度で流れ落ちてきた雨水を上カバー部分1
3dによって加速し、水切れを良くし排水を向上させる
ことができる。遊端部24の上面は、最も遊端部に設け
られる上カバー部分13dの上面と同一の平面を有し、
遊端部24の上面から下端面25にかけて円弧状に形成
される円弧面27と、円弧面27から連なる下端面25
を有する。したがって、円弧面27と下端面25はほぼ
直角に交わるため、上カバー部13の上方から流れてき
た雨水などは、仮想線Y1で示すように下端面25にま
わり込まず、仮想線Y2で示すように円弧面27と下端
面25とが交わる部分から落ち、水切れがさらに良くな
る。遊端部24は、下カバー部14の端壁16の上端部
から任意の長さmだけ突出するように設けられ、本実施
例ではmは、たとえば6mmに選ばれる。下端面25と
端壁16とは直角に交わるため、上カバー部13が端壁
16に連なる遊端部24の最も力のかかる部分の厚さは
上カバー部13の厚さt1よりも厚くなり、遊端部24
の強度が増す。
方向に平行な2つの段差面23a,23bが形成され
る。基部12に連なる上カバー部13の上面と、基部1
2の前方に臨む表面とが成す角度θ1は、90°より大
きい角度、たとえば110°に選ばれる。前記2つの段
差面23a,23bは、高さΔHを有しこの高さΔH
は、本実施例では上カバー部13の厚みt1とほぼ等し
く選ばれる。このように上カバー部13には2つの段差
面23a,23bが設けられるため、基部12から遊端
部24にわたる勾配は段差面がない場合に比べて大きく
なり排水が向上する。上カバー部13の下面には複数の
補強材21が基部12の一平面と相互に平行に設けられ
る。複数(本実施例では7つ)の補強材21が上カバー
部13、端壁16を備える下カバー部14および基部1
2によって囲まれる空間をほぼ等しい間隔の複数(本実
施例では7つ)の空間部分を設けるように仕切られる。
基部12と角度θ1を成す上カバー部13は、基部12
から遊端部24に向かってほぼ等しい幅B1,B2,B
3を有する複数(本実施例では3つ)の上カバー部分1
3a,13b,13cと、最も遊端部寄りに設けられ幅
B1〜B3よりも小さい幅B4を有する上カバー部分1
3dとを有する。上カバー部分13a〜13cは相互に
平行に設けられ、上カバー部分13dは上カバー部分1
3cよりも角度Δθだけ下方に傾斜している。本実施例
では、角度Δθは1°〜2°に選ばれる。したがって上
カバー部13の勾配は遊端部24付近でさらに急な角度
で下方に傾斜することとなり、上カバー部13上方から
比較的遅い速度で流れ落ちてきた雨水を上カバー部分1
3dによって加速し、水切れを良くし排水を向上させる
ことができる。遊端部24の上面は、最も遊端部に設け
られる上カバー部分13dの上面と同一の平面を有し、
遊端部24の上面から下端面25にかけて円弧状に形成
される円弧面27と、円弧面27から連なる下端面25
を有する。したがって、円弧面27と下端面25はほぼ
直角に交わるため、上カバー部13の上方から流れてき
た雨水などは、仮想線Y1で示すように下端面25にま
わり込まず、仮想線Y2で示すように円弧面27と下端
面25とが交わる部分から落ち、水切れがさらに良くな
る。遊端部24は、下カバー部14の端壁16の上端部
から任意の長さmだけ突出するように設けられ、本実施
例ではmは、たとえば6mmに選ばれる。下端面25と
端壁16とは直角に交わるため、上カバー部13が端壁
16に連なる遊端部24の最も力のかかる部分の厚さは
上カバー部13の厚さt1よりも厚くなり、遊端部24
の強度が増す。
【0013】下カバー部14の底板15の遊端部26付
近には、端壁16に垂直に連なり、水平に設けられる水
平部28が形成される。水平部28を設けることによ
り、底板15に端壁16を直接設ける場合に比べて屋根
構造体9の下方の図示しない窓からの視界を広げること
ができる。下カバー部14は、基部12に上カバー部1
3より下方に6cm程度の間隔をあけて、上カバー部1
3と同様に基部12に対して角度θ1を成して設けられ
るため、上カバー部13と下カバー部14の底板15は
互いに平行を成す。
近には、端壁16に垂直に連なり、水平に設けられる水
平部28が形成される。水平部28を設けることによ
り、底板15に端壁16を直接設ける場合に比べて屋根
構造体9の下方の図示しない窓からの視界を広げること
ができる。下カバー部14は、基部12に上カバー部1
3より下方に6cm程度の間隔をあけて、上カバー部1
3と同様に基部12に対して角度θ1を成して設けられ
るため、上カバー部13と下カバー部14の底板15は
互いに平行を成す。
【0014】基部12の下端部付近には幅1cm程度の
ねじ代29が長手方向に沿って設けられる。支持部17
は、基部12のねじ代29の上端部から突出し、底板1
5に連なり下カバー部14を下方から支える。支持部1
7は、底板15に対して垂直を成すように設けられるた
め最も効率よく支えることができる。
ねじ代29が長手方向に沿って設けられる。支持部17
は、基部12のねじ代29の上端部から突出し、底板1
5に連なり下カバー部14を下方から支える。支持部1
7は、底板15に対して垂直を成すように設けられるた
め最も効率よく支えることができる。
【0015】基部12、上カバー部13、下カバー部1
4および支持部17は同一の厚さt1を有し、t1は2
mm〜5mmの範囲内に選ばれ、好ましくは3.5mm
に選ばれる。補強材21の厚さt2はt1より薄く、
1.5mm〜3mmの範囲内に選ばれ、好ましくは2m
mに選ばれる。また2つの段差面23a,23bは、そ
れぞれの下部に補強材21が形成され、各段差面23
a,23bは対応する補強材21の遊端部側の一平面を
含む仮想平面内に設けられ、各段差面23a,23b近
傍で薄くならないように形成されている。また、基部1
2の下端面30は、下カバー部14の水平部28の下方
に臨む外面を含む仮想平面内に含まれるように形成され
るため、下カバー部14の遊端部26の高さ位置を容易
に認識することができ、屋根構造体9の高さを容易に設
定することができる。
4および支持部17は同一の厚さt1を有し、t1は2
mm〜5mmの範囲内に選ばれ、好ましくは3.5mm
に選ばれる。補強材21の厚さt2はt1より薄く、
1.5mm〜3mmの範囲内に選ばれ、好ましくは2m
mに選ばれる。また2つの段差面23a,23bは、そ
れぞれの下部に補強材21が形成され、各段差面23
a,23bは対応する補強材21の遊端部側の一平面を
含む仮想平面内に設けられ、各段差面23a,23b近
傍で薄くならないように形成されている。また、基部1
2の下端面30は、下カバー部14の水平部28の下方
に臨む外面を含む仮想平面内に含まれるように形成され
るため、下カバー部14の遊端部26の高さ位置を容易
に認識することができ、屋根構造体9の高さを容易に設
定することができる。
【0016】屋根部材19の基部12、上カバー部1
3、下カバー部14、支持部17、補強材21はそれぞ
れ互いに平行になるように構成されているので押出成型
による一体形成が可能となる。したがって、長さの異な
る屋根部材19を容易に形成することができる。
3、下カバー部14、支持部17、補強材21はそれぞ
れ互いに平行になるように構成されているので押出成型
による一体形成が可能となる。したがって、長さの異な
る屋根部材19を容易に形成することができる。
【0017】図4は屋根構造体9を示す平面図であり、
図5はその底面図であり、図6はその背面図であり、図
7はその右側面の拡大図であり、図8はその左側面の拡
大図である。左蓋体18は、屋外から屋根構造体9を見
たとき屋根部材19の長手方向左側の一端部に嵌着され
る。左蓋体18の周縁部31は、屋根部材19の基部1
2の上部端面35から上カバー部13、遊端部24、下
カバー部14、支持部17を介して基部12のねじ代2
9および下端面30のまわりを取囲むように形成され
る。左蓋体18の側部32は、屋根部材19の長手方向
に対して垂直な断面と同じ形状を有し、周縁部31の幅
方向左側の一端部が側部32の周縁に設けられる。周縁
部31の幅は、本実施例では2cm程度とし、周縁部3
1、側部32の厚さは屋根部材19と同様の厚さt1と
する。左蓋体18は、屋根部材19と同質のH−PVC
によって形成され、射出成型によって一体に形成するこ
とができる。左蓋体18は、屋根部材19に嵌着された
状態で使用され、周縁部31と屋根部材19との間隙か
ら雨水などが漏洩するおそれがあるため、左蓋体18と
屋根部材19とは接着剤などで固着される。右蓋体20
は、屋根部材19の長手方向他端部に設けられ、左蓋体
18と左右対称となるように構成される。
図5はその底面図であり、図6はその背面図であり、図
7はその右側面の拡大図であり、図8はその左側面の拡
大図である。左蓋体18は、屋外から屋根構造体9を見
たとき屋根部材19の長手方向左側の一端部に嵌着され
る。左蓋体18の周縁部31は、屋根部材19の基部1
2の上部端面35から上カバー部13、遊端部24、下
カバー部14、支持部17を介して基部12のねじ代2
9および下端面30のまわりを取囲むように形成され
る。左蓋体18の側部32は、屋根部材19の長手方向
に対して垂直な断面と同じ形状を有し、周縁部31の幅
方向左側の一端部が側部32の周縁に設けられる。周縁
部31の幅は、本実施例では2cm程度とし、周縁部3
1、側部32の厚さは屋根部材19と同様の厚さt1と
する。左蓋体18は、屋根部材19と同質のH−PVC
によって形成され、射出成型によって一体に形成するこ
とができる。左蓋体18は、屋根部材19に嵌着された
状態で使用され、周縁部31と屋根部材19との間隙か
ら雨水などが漏洩するおそれがあるため、左蓋体18と
屋根部材19とは接着剤などで固着される。右蓋体20
は、屋根部材19の長手方向他端部に設けられ、左蓋体
18と左右対称となるように構成される。
【0018】屋根構造体9は、屋外に放置されるため日
光、風雨などによる劣化、着色、曲がり、ひび割れなど
のおそれがある。それらを防止するために屋根構造体9
は日光、風雨などを直接受けるおそれのある部分に耐候
性を有する被覆材で被覆し、保護する。本実施例では、
被覆材としてたとえばポリメタクリル酸メチル(以下、
PMMAと略記する)などを使用する。PMMAは、屋
根部材19に左右各蓋体18,20を設けた状態で基部
12の上カバー部13より上部の前方に臨む表面、上カ
バー部13の上面、遊端部24、端壁16、水平部28
および左右各蓋体18,20の外方に臨む表面を被覆す
る。PMMAの被覆層厚さは0.4mm以上かつ1mm
以下の範囲内に選ばれ、好ましくは0.7mmに選ばれ
る。0.4mm未満であれば薄すぎて耐候性に劣り、1
mmを超えるとPMMAが比較的高価であるため製造コ
ストが高くなってしまう。屋根部材19への被覆は、屋
根部材19への押出成型とともに、PMMAを被覆材と
して一体に押出成型することができる。また、前記PM
MAまたはPMMA以外の耐候性を有するフィルムを別
途に準備しておき、屋根部材19および各蓋体18,2
0の形成時に、予め接着剤の塗布してあるフィルムを貼
るか、または形成後に屋根部材19および各蓋体18,
20に接着剤を塗布し、フィルムを貼ることもできる。
また、これらの被覆は必ず行われるわけではなく、被覆
しない場合もあり得る。
光、風雨などによる劣化、着色、曲がり、ひび割れなど
のおそれがある。それらを防止するために屋根構造体9
は日光、風雨などを直接受けるおそれのある部分に耐候
性を有する被覆材で被覆し、保護する。本実施例では、
被覆材としてたとえばポリメタクリル酸メチル(以下、
PMMAと略記する)などを使用する。PMMAは、屋
根部材19に左右各蓋体18,20を設けた状態で基部
12の上カバー部13より上部の前方に臨む表面、上カ
バー部13の上面、遊端部24、端壁16、水平部28
および左右各蓋体18,20の外方に臨む表面を被覆す
る。PMMAの被覆層厚さは0.4mm以上かつ1mm
以下の範囲内に選ばれ、好ましくは0.7mmに選ばれ
る。0.4mm未満であれば薄すぎて耐候性に劣り、1
mmを超えるとPMMAが比較的高価であるため製造コ
ストが高くなってしまう。屋根部材19への被覆は、屋
根部材19への押出成型とともに、PMMAを被覆材と
して一体に押出成型することができる。また、前記PM
MAまたはPMMA以外の耐候性を有するフィルムを別
途に準備しておき、屋根部材19および各蓋体18,2
0の形成時に、予め接着剤の塗布してあるフィルムを貼
るか、または形成後に屋根部材19および各蓋体18,
20に接着剤を塗布し、フィルムを貼ることもできる。
また、これらの被覆は必ず行われるわけではなく、被覆
しない場合もあり得る。
【0019】屋根構造体9は、基部12の上部と下部に
設けられるねじ代29を複数のコンクリート用ビス22
などで躯体に固定される。また、基部12の上部および
下部の長手方向両端部に位置するビスは、それぞれ各蓋
体18,20と基部12とを挿通して躯体に固定し、各
蓋体18,20を屋根部材19および躯体の両方に固定
する。また、各蓋体18,20は、端壁16を覆う周縁
部31の前方のビス33によって屋根部材19に固定さ
れる。
設けられるねじ代29を複数のコンクリート用ビス22
などで躯体に固定される。また、基部12の上部および
下部の長手方向両端部に位置するビスは、それぞれ各蓋
体18,20と基部12とを挿通して躯体に固定し、各
蓋体18,20を屋根部材19および躯体の両方に固定
する。また、各蓋体18,20は、端壁16を覆う周縁
部31の前方のビス33によって屋根部材19に固定さ
れる。
【0020】また、基部12と上カバー部13と下カバ
ー部14と6枚の補強材21とによって仕切られた屋根
構造体9の7つの空間部分と、支持部17と下カバー部
14と基部12とによって仕切られた空間とのそれぞれ
に外部と連通する微小な空気孔を設けてもよい。こうす
ることによって、夏季など気温が上昇した際、屋根構造
体9内部の空気の膨張によって起こる屋根構造体9の変
形などを防ぐことができる。これらの空気孔を形成する
場合は、ドリルなどの穿孔工具によって形成することが
できる。
ー部14と6枚の補強材21とによって仕切られた屋根
構造体9の7つの空間部分と、支持部17と下カバー部
14と基部12とによって仕切られた空間とのそれぞれ
に外部と連通する微小な空気孔を設けてもよい。こうす
ることによって、夏季など気温が上昇した際、屋根構造
体9内部の空気の膨張によって起こる屋根構造体9の変
形などを防ぐことができる。これらの空気孔を形成する
場合は、ドリルなどの穿孔工具によって形成することが
できる。
【0021】図9は、本発明の他の実施例を示す屋根構
造体50の断面図である。なお、前述の実施例図1〜図
8に対応する部分には同一の参照符号を付す。屋根構造
体50の上カバー部13の遊端部24付近には長手方向
に凹溝51が設けられる。凹溝51は、略半円状の断面
を有し、遊端部24側の一端部52は端壁16および遊
端部24に連なり、他端部53は上カバー部13の平面
部分54に連なり、凹溝51の開放部を上方に向けるよ
うに設けられる。したがって、上カバー部13の上方か
ら流れ落ちる雨水は凹溝51に一旦流れ込み、屋根構造
体50の長手方向両端部に設けられる各蓋体18,20
を介して屋根構造体50の左右から排水されるため、遊
端部24から多量の水滴の落下を防止することができ
る。
造体50の断面図である。なお、前述の実施例図1〜図
8に対応する部分には同一の参照符号を付す。屋根構造
体50の上カバー部13の遊端部24付近には長手方向
に凹溝51が設けられる。凹溝51は、略半円状の断面
を有し、遊端部24側の一端部52は端壁16および遊
端部24に連なり、他端部53は上カバー部13の平面
部分54に連なり、凹溝51の開放部を上方に向けるよ
うに設けられる。したがって、上カバー部13の上方か
ら流れ落ちる雨水は凹溝51に一旦流れ込み、屋根構造
体50の長手方向両端部に設けられる各蓋体18,20
を介して屋根構造体50の左右から排水されるため、遊
端部24から多量の水滴の落下を防止することができ
る。
【0022】図10は、本発明のさらに他の実施例を示
す屋根構造体60の断面図である。なお、前述の実施例
図1〜図8に対応する部分には同一の参照符号を付す。
上カバー部13は各屋根構造体9,50と同様に基部1
2に対して角度θ1をなし、遊端部24付近に屋根構造
体50と同様に凹溝51が設けられる。したがって、遊
端部24から雨水が多量に流れ落ちることが防がれるた
め、遊端部24の水切りをよくするための突部を形成す
る必要はなく、上カバー部13は直接下カバー部14の
端壁16に連なる。下カバー部14の底板15は、水平
に設けられるため下カバー部14の遊端部26で端壁1
6に垂直に連なり基端部61で基部12に垂直に連な
る。そのため屋根部材19は、遊端部24から基端部に
近づくにつれて厚みが大きくなるように形成され、各屋
根構造体9,50の有する支持部材17が設けられる場
合と同様な支圧面積を得ることができる。したがって壁
面11から基部12を介して反力を充分に得ることがで
き、前記実施例の各屋根構造体9,50のように支持部
17を設ける必要がない。
す屋根構造体60の断面図である。なお、前述の実施例
図1〜図8に対応する部分には同一の参照符号を付す。
上カバー部13は各屋根構造体9,50と同様に基部1
2に対して角度θ1をなし、遊端部24付近に屋根構造
体50と同様に凹溝51が設けられる。したがって、遊
端部24から雨水が多量に流れ落ちることが防がれるた
め、遊端部24の水切りをよくするための突部を形成す
る必要はなく、上カバー部13は直接下カバー部14の
端壁16に連なる。下カバー部14の底板15は、水平
に設けられるため下カバー部14の遊端部26で端壁1
6に垂直に連なり基端部61で基部12に垂直に連な
る。そのため屋根部材19は、遊端部24から基端部に
近づくにつれて厚みが大きくなるように形成され、各屋
根構造体9,50の有する支持部材17が設けられる場
合と同様な支圧面積を得ることができる。したがって壁
面11から基部12を介して反力を充分に得ることがで
き、前記実施例の各屋根構造体9,50のように支持部
17を設ける必要がない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、屋根構造
体は、基部、上カバー部、下カバー部および補強材を有
し、躯体のほぼ鉛直な壁面に固定される。基部、上カバ
ー部、下カバー部、および補強材はそれぞれ互いに平行
に構成されるので合成樹脂を押出成型して一体的に形成
することができる。したがって、容易に製造することが
でき、生産性を向上して製造コストの削減を図ることが
できる。しかも、従来に比べて構造が簡単で軽量である
ため、壁面に容易に取付けることができるとともに、現
場で組立てる必要がないため、組立作業の手間をなくし
施工性を向上することができる。
体は、基部、上カバー部、下カバー部および補強材を有
し、躯体のほぼ鉛直な壁面に固定される。基部、上カバ
ー部、下カバー部、および補強材はそれぞれ互いに平行
に構成されるので合成樹脂を押出成型して一体的に形成
することができる。したがって、容易に製造することが
でき、生産性を向上して製造コストの削減を図ることが
できる。しかも、従来に比べて構造が簡単で軽量である
ため、壁面に容易に取付けることができるとともに、現
場で組立てる必要がないため、組立作業の手間をなくし
施工性を向上することができる。
【0024】また本発明によれば、上カバー部の遊端部
には、上方に臨んで開放する凹溝が長手方向に沿って形
成される。この凹溝により、上カバー部上を基部から遊
端部に向かって流れ落ちる雨水が凹溝内に流れ込み、上
カバー部の遊端部から雨水がそのまま落下することが防
がれる。
には、上方に臨んで開放する凹溝が長手方向に沿って形
成される。この凹溝により、上カバー部上を基部から遊
端部に向かって流れ落ちる雨水が凹溝内に流れ込み、上
カバー部の遊端部から雨水がそのまま落下することが防
がれる。
【図1】本発明の一実施例の屋根構造体9の断面図であ
る。
る。
【図2】屋根構造体9の正面図である。
【図3】図2の切断面線III−IIIから見た断面図
である。
である。
【図4】屋根構造体9の平面図である。
【図5】屋根構造体9の底面図である。
【図6】屋根構造体9の背面図である。
【図7】屋根構造体9の右側面の拡大図である。
【図8】屋根構造体9の左側面の拡大図である。
【図9】本発明の他の実施例である屋根構造体50の断
面図である。
面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例である屋根構造体
60の断面図である。
60の断面図である。
【図11】従来の屋根構造体1の斜視図である。
9,50,60 屋根構造体 10 外壁 11 壁面 12 基部 13 上カバー部 14 下カバー部 15 底板 16 端壁 17 支持部 18 左蓋体 19 屋根部材 20 右蓋体 21 補強材 22,33 ビス 23 段差面 24 遊端部 28 水平部 29 ねじ代 31 周縁部 32 側部 51 凹溝
Claims (2)
- 【請求項1】 躯体のほぼ鉛直な壁面に固定される基部
と、 基部に連なり、基部から離反する方向に突出するにつれ
て下方に傾斜する薄板状の上カバー部と、 基部に前記上カバー部よりも下方に間隔をあけて連な
り、基部から離反する方向に突出して延びる薄板状の下
カバー部と、 前記上カバー部と前記下カバー部とを連結する補強材と
を含み、 前記基部と上カバー部と下カバー部と補強材とは、合成
樹脂から成り、長手方向に相互に平行に形成されること
を特徴とする屋根構造体。 - 【請求項2】 前記上カバー部の遊端部には、上方に臨
んで開放する凹溝が長手方向に沿って形成されることを
特徴とする請求項1記載の屋根構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2210395A JPH08218583A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 屋根構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2210395A JPH08218583A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 屋根構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08218583A true JPH08218583A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12073559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2210395A Pending JPH08218583A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 屋根構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08218583A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4948812B1 (ja) * | 1969-05-13 | 1974-12-24 | ||
| JPS5496223A (en) * | 1978-01-14 | 1979-07-30 | Matsushita Electric Works Ltd | Eaves |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP2210395A patent/JPH08218583A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4948812B1 (ja) * | 1969-05-13 | 1974-12-24 | ||
| JPS5496223A (en) * | 1978-01-14 | 1979-07-30 | Matsushita Electric Works Ltd | Eaves |
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