JPH08218599A - 畳敷用の床下地構造 - Google Patents

畳敷用の床下地構造

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JPH08218599A
JPH08218599A JP5057495A JP5057495A JPH08218599A JP H08218599 A JPH08218599 A JP H08218599A JP 5057495 A JP5057495 A JP 5057495A JP 5057495 A JP5057495 A JP 5057495A JP H08218599 A JPH08218599 A JP H08218599A
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JP
Japan
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tatami
plasterboard
concrete slab
sticking
plaster
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Pending
Application number
JP5057495A
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English (en)
Inventor
Toru Tashiro
徹 田代
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SEIWA GIKOU KK
Fujita Corp
Original Assignee
SEIWA GIKOU KK
Fujita Corp
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Publication date
Application filed by SEIWA GIKOU KK, Fujita Corp filed Critical SEIWA GIKOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 根太や大引き、或は不陸調整モルタルを使用
しない畳敷用の床下地構造の提供を目的とする。 【構成】 コンクリートスラブ面上の複数箇所に盛った
接着材10で、コンクリートスラブ面から床下配管可能
な高さh離して複数枚の下貼用プラスターボード20が
平らに接着支持されている。下貼用プラスターボード2
0上に、下貼用プラスターボード20同士の接合部の目
地20aと、畳敷用の上貼用プラスターボード30同士
の接合部の目地30aとが同一方向に重ならないように
して、上貼用プラスターボード30が貼り合わされてい
る。また、ベニヤ板等を畳敷可能な板材40として使用
する場合は、貼り合わせずに上記下貼用プラスターボー
ド20の要領で、一段に接着支持させればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション等のコンク
リートスラブ上に形成する畳敷用の床下地構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりマンション等の集合住宅におけ
る和室は、コンクリートスラブ上に形成された床下地の
上に畳を敷いて造られている。コンクリートスラブ上に
設ける畳敷用の床下地構造としては、以下に述べる構造
が広く知られ採用されている。例えば、図3(a)に示
すように、コンクリートスラブ上にホールインアンカー
等で根太(木材)を締めつけて取り付け、その上に荒板
を張って畳を敷く構造がある。また、図3(b)に示す
ように、大引(木材)をコンクリートスラブ上にホール
インアンカー等で締めつけて取り付け、その上に根太を
釘打ちし、さらに荒板を張って畳を敷いた構造がある。
さらには、図3(c)に示すように、コンクリートスラ
ブ表面の不陸をモルタル等を塗って調節し、その上に畳
を敷いた構造もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造のうち、
図3(a)、(b)で示した構造では、コンクリートス
ラブ上に根太或は大引きを取り付ける構造であるため、
どうしても木材の使用量が多くなる。近年の地球環境及
び資源保護の観点からは、かかる木材の使用を減らすこ
とが強く望まれている。また、木材を使用する場合は必
ず端材が発生し、かかる端材の無駄及びその廃棄が常に
問題点として指摘されている。施工面でも、木材を使用
した造作には多数の熟練した造作大工が必要とされ、か
かる人手の確保も難しい。
【0004】さらに、マンション等のコンクリートスラ
ブ内には、電気配管等が通常敷設させられているので、
ホールインアンカー等の締めつけ時に、かかる電気配管
等を損傷する事故が発生している。このため、電気配管
設備等が敷設されている部分では止む終えず根太や大引
等を切断して対処しているが、その分強度低下を引き起
こすという問題点が指摘されている。また、居住性の面
でも、根太等の木材を下地材に使用している場合は、木
材の接合部等に係るキシミ等の床鳴か発生し易いという
問題点がある。
【0005】一方、図3(c)で示した従来構造では、
コンクリートスラブ上にモルタル層が形成されるため、
床下に設備・電気配管ができないという不便がある。さ
らに、居住性の面でも、畳等に必要なある程度の湿気を
確保するという面で保湿性能が劣るとも、或は重衝撃音
の遮音性能が劣るともいわれている。また、作業上も、
モルタルを使用するため施工現場が汚れ易く、さらにモ
ルタル施工後の養生期間も確保しなければならないとい
う問題点がある。そこで、本願発明は上記問題点に鑑み
提案されたもので、根太や大引き、或は不陸調整モルタ
ルを使用しない畳敷用の床下地構造の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明では、マンション等のコンクリートスラブ
上に畳敷きの和室等を設ける際の畳敷用の床下地構造に
おいて、下貼用プラスターボードを、前記コンクリート
スラブ面上の複数箇所に盛った接着材上に直に載せて、
前記コンクリートスラブ面から床下配管可能な高さで平
面状に接着支持するとともに、この下貼用プラスターボ
ード上に、下貼用プラスターボード同士の接合部の目地
と、畳敷用の上貼用プラスターボード同士の接合部の目
地とが同一方向に重ならないようにして、前記上貼用プ
ラスターボードを貼り合わせた。さらに、上貼用プラス
ターボードと下貼用プラスターボードとの貼り合わせ
を、上貼用プラスターボード側から下貼用プラスターボ
ードを通して接着材部分への釘止めにより行なった。
【0007】また、上貼用プラスターボート及び下貼用
プラスターボードを共に矩形形状に形成し、下貼用プラ
スターボード上に上貼用プラスターボードを、互いの長
手方向を直交させるようにして貼り合わせた。また、マ
ンション等のコンクリートスラブ上に畳敷きの和室等を
設ける際の畳敷用の床下地構造において、前記コンクリ
ートスラブ面上の複数箇所に盛った接着材上に、前記コ
ンクリートスラブ面から床下配管可能な高さで平面状
に、畳敷可能な板材を直接載せて接着支持した。
【0008】
【作用】本発明では、下貼用プラスターボード或は畳敷
可能な板材がコンクリートスラブ面上の複数箇所に盛っ
た接着材上に直載せされて接着支持されているので、根
太組施工等に比べて手間がかからない。また、接着材の
盛り方や、盛る量の加減、或は下貼用プラスターボード
や上記板材の押し付け加減で、下貼用プラスターボード
や板材のコンクリートスラブ面からの高さ位置の調整が
でき、床下配管可能な高さにも手間をかけずに容易に設
定できる。さらに、接着材はコンクリートスラブ面上の
複数箇所に盛られているため、板材を複数の点で平面状
に安定して支持できるとともに、複数箇所の接着材の間
をぬうようにして床下配管の敷設も行なえる。
【0009】特に、プラスターボードを使用した構成で
は、下貼用プラスターボード上には、畳敷用の上貼用プ
ラスターボードが、それぞれの接合部の目地が同一方向
に重ならないように貼り合わされているので床強度の確
保ができ、さらに上下方向に目地が重なる場合とは異な
り、目地部分での沈み込み等が抑えられて床鳴りが防止
できる。さらには、下貼用プラスターボードの目地から
忍び込む冷気等も上貼用プラスターボードで阻止でき
る。特に、下貼用プラスターボード及び上貼用プラスタ
ーボードを共に矩形形状に形成して、下貼用プラスター
ボードと上貼用プラスターボードの長手方向が互いに直
交するように貼り合わせれば、目地が同一方向に重なら
ないようにできる。さらに、上貼用プラスターボード側
から、下貼用プラスターボードを通して接着材へ釘止め
することにより、従来のようにホールインアンカーの打
ち込みで床下配管等を損傷させることなく、下貼用プラ
スターボードと上貼用プラスターボードとの貼り合わせ
を確実に行なえる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。本発明
の畳敷用の床下地構造Aは、図1(a)、(b)に示す
ように、コンクリートスラブ面上の複数箇所に盛った接
着材10で、下貼用プラスターボード20が接着支持さ
れ、この下貼用プラスターボード20上に畳敷用の上貼
用プラスターボード30が、目地20a、30aが同一
方向に重ならないようにして貼り合わされた構造であ
る。下貼用プラスターボード20及び上貼用プラスター
ボード30としては、本実施例では、従来の壁面構成用
のプラスターボードよりも板厚を増した耐力性の優れた
高強度のプラスターボードが使用されている。さらに、
下貼用プラスターボード20と上貼用プラスターボード
30は、同一の矩形形状に形成されている。
【0011】また、本実施例では、接着材10として市
販のタイガーGLボンド(吉野石膏社製)が使用されて
いる。接着材10は、図1(a)に示すように、同じ高
さの茶碗を伏せたようにして略同量盛り上げらている。
接着材10の盛り上げ箇所は、図1(b)に示すよう
に、下貼用プラスターボード20の平面中央部分及び下
貼用プラスターボード20同士の接合部の目地20a部
分を、縦横に所定間隔w離された複数点で下から支えら
れるように設定されている。
【0012】下貼用プラスターボード20は、接着材1
0が硬化しないうちに接着材10上に直に載せられて、
上から平らに押し付けて接着支持されている。接着支持
は、設備・電気配管等の床下配管(図示せず)の敷設が
できるように、コンクリートスラブ面から高さhになる
まで下貼用プラスターボード20を上から平らに押し付
けて接着材10を潰し、下貼用プラスターボード20が
水平面状になるように接着材10上に接着支持させる。
この要領で、複数枚の下貼用プラスターボード20が、
下貼用プラスターボード20同士の接合部の目地20a
部分に段差ができないようにして、接着材10上に水平
面状に接着支持されている。
【0013】このように形成された下貼用プラスターボ
ード20下の床下空間は、床下配管スペース以外にも、
この上に造られる和室の遮音性や保温性の確保に役立っ
ている。また、接着材10の盛り上げ箇所は、下貼用プ
ラスターボード20が水平面状に安定して支持できれ
ば、基本的には上記要領よりもっと密に、或は散点状に
設けても構わない。さらに、下貼用プラスターボード2
0上には、上貼用プラスターボード30が貼り合わされ
ている。貼り合わせに際しては、図1(b)に示すよう
に、下貼用プラスターボード20と上貼用プラスターボ
ード30は、その長手方向が上下で互いに直交するよう
に組み合わせられ、下貼用プラスターボード20同士の
接合部の目地20a(図中点線で表示)と、上貼用プラ
スターボード30同士の接合部の目地30a(図中実線
で表示)とが同一方向に重ならないように配慮されてい
る。
【0014】また、図1(c)に示すように、上貼用プ
ラスターボード30面から下貼用プラスターボード20
を通して下の接着材10部分内部にまで釘打がなされ、
下貼用プラスターボード20と上貼用プラスターボード
30との貼り合わせが固定されている。このようにして
コンクリートスラブ上に形成された畳敷用の床下地構造
Aの上貼用プラスターボード30上に、従来通りに畳を
敷いて和室が造られる。上記実施例では、下貼用プラス
ターボード20と上貼用プラスターボード30を同一の
矩形形状に形成して、その長手方向が直交するように貼
り合わせたが、下貼用プラスターボード20と上貼用プ
ラスターボード30とを異なる形状、或は大きさに形成
して、目地20aと30aとの重なりを防ぐようにして
も基本的には構わない。
【0015】さらには、下貼用プラスターボード20と
上貼用プラスターボード30との貼り合わせを釘止めで
行なったが、貼り合わせに支障がなければ合成接着剤を
使用して貼り合わせても基本的には構わない。また、上
記実施例では、下貼用プラスターボード20及び上貼用
プラスターボード30を二段に貼り合わせたが、荒板や
ベニヤ板等の木板を使用する場合には貼り合わせなくて
も十分な強度が得られるので、上記下貼用プラスターボ
ード20を貼る要領で矩形形状に形成した板材40を、
接着材10上に直接一段に貼っても構わない。この場合
は、上記荒板等の木板以外にも十分な強度が得られれ
ば、金属板やその他種々の材質からなる板材40を使用
しても基本的には構わない。この様子を図2に示した。
【0016】
【発明の効果】本発明の畳敷用の床下地構造では、根
太、大引き或は不陸調整モルタル等をコンクリートスラ
ブ上に設けずに、コンクリートスラブ上の複数箇所に盛
った接着材上に畳敷可能な板材或は下貼用プラスターボ
ードを直に載せて接着支持させている。そのため、従来
の根太組等の造作作業或はモルタル塗り等が不要で、畳
敷用の床下地施工における大幅な省力化が図れる。併せ
て、モルタル塗りに係る現場の汚れ、モルタルの浮き或
はモルタルを乾かすための養生期間等の心配がない。ま
た、木材の根太等を使用しないので、木材接合部で発生
し易いキシミ音等の床鳴りがなくせ、さらには無駄な端
材処理を行なわずに済み、森林資源の保全に寄与でき
る。さらに、上記板材や下貼用プラスターボードは、複
数箇所に盛られた接着材で、コンクリートスラブ面から
床下配管可能な高さで接着支持されているので、従来の
不陸調整モルタルを設ける場合や、或は根太や大引きを
直線上に長く敷設造作する場合に比べて床下配管の敷設
レイアウトが自在に行なえる。
【0017】特に、板材にプラスターボードを使用する
場合は、下貼用プラスターボードの上にさらに上貼用プ
ラスターボードが二段に貼り合わされている。そのた
め、従来の壁面構成用のプラスターボードを、その厚み
を増した程度で使用しても十分に床強度が得られる。ま
た、下貼用プラスターボードと上貼用プラスターボード
の貼り合わせに際して、互いの目地が同一方向で重なら
ないようになっているため、目地を同一方向に重ねる場
合に比べて、コンクリートスラブから下貼用プラスター
ボードの目地を通す冷気が、上貼用プラスターボードで
阻止される。そのため、往々にして指摘されるマンショ
ン等のコンクリート建造物に特徴的な和室室内の足元の
冷え込みが、床下空間の空気層の保温機能と相まって効
果的に防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る畳敷用の床下地構造の部分断面図
(a)と、下貼用プラスターボードと上貼用プラスター
ボードとの貼り合わせ要領を示した平面説明図(b)、
及び釘止めの状況を示した部分断面図(c)。
【図2】実施例に係る板材を一段に設けた床下地構造の
断面図。
【図3】従来の畳敷用の床下地構造を示すもので、根太
組構造の断面図(a)、大引きを組んだ構造の断面図
(b)、及び不陸調整モルタルを設けた構造の断面図
(c)。
【符号の説明】
10 接着材 20 下貼用プラスターボード 20a 目地 30 上貼用プラスターボード 30a 目地 40 板材 A 畳敷用の床下地構造

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンション等のコンクリートスラブ上に
    畳敷きの和室等を設ける際の畳敷用の床下地構造におい
    て、下貼用プラスターボードが、前記コンクリートスラ
    ブ面上の複数箇所に盛った接着材上に直接載せられて、
    前記コンクリートスラブ面から床下配管可能な高さで平
    面状に接着支持されているとともに、この下貼用プラス
    ターボード上に、下貼用ボード同士の接合部の目地と、
    畳敷用の上貼用プラスターボード同士の接合部の目地と
    が同一方向に重ならないようにして、前記上貼用プラス
    ターボードが貼り合わされていることを特徴とする畳敷
    用の床下地構造。
  2. 【請求項2】 上貼用プラスターボードと下貼用プラス
    ターボードとの貼り合わせは、上貼用プラスターボード
    側から下貼用プラスターボードを通して接着材部分への
    釘止めにより行なわれていることを特徴とする請求項1
    に記載の畳敷用の床下地構造。
  3. 【請求項3】 上貼用プラスターボート及び下貼用プラ
    スターボードは共に矩形形状に形成され、下貼用プラス
    ターボード上に上貼用プラスターボードが、互いの長手
    方向を直交させるようにして貼り合わされていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の畳敷用の床下地構
    造。
  4. 【請求項4】 マンション等のコンクリートスラブ上に
    畳敷きの和室等を設ける際の畳敷用の床下地構造におい
    て、前記コンクリートスラブ面上の複数箇所に盛った接
    着材上に、前記コンクリートスラブ面から床下配管可能
    な高さで平面状に、畳敷可能な板材が直接載せられて接
    着支持されていることを特徴とする畳敷用の床下地構
    造。
JP5057495A 1995-02-15 1995-02-15 畳敷用の床下地構造 Pending JPH08218599A (ja)

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