JPH08218862A - インタロックチューブの製造方法と製造装置 - Google Patents

インタロックチューブの製造方法と製造装置

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JPH08218862A
JPH08218862A JP7024914A JP2491495A JPH08218862A JP H08218862 A JPH08218862 A JP H08218862A JP 7024914 A JP7024914 A JP 7024914A JP 2491495 A JP2491495 A JP 2491495A JP H08218862 A JPH08218862 A JP H08218862A
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JP
Japan
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interlock tube
tube
interlock
force
diameter
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Withdrawn
Application number
JP7024914A
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English (en)
Inventor
Shinji Godou
真志 五堂
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Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適切な柔軟性のインタロックチューブを製造
する。 【構成】 鉤状断面の線材を巻き取り工程でらせん状に
巻き取る。このとき鉤状部を重合係止する。チューブは
最終製品形状よりも小径に巻き取る。その後、インタロ
ックチューブに巻き戻し力を付与することで拡径し、柔
軟性を与える。拡径後の径は製品外径となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用排気管のフレキ
シブルパイプ等に使用するインタロックチューブの製造
方法と製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用排気管では、実公平4−543
96号公報で公知のフレキシブルパイプが用いられてい
る。
【0003】このフレキシブルパイプはインタロックチ
ューブを内蔵し、インタロックチューブの外周側に軸方
向に伸縮可能でかつ軸湾曲方向にも変形可能なベローズ
チューブが配設されている。インタロックチューブはベ
ローズチューブの内周側に配設され、らせん状に巻いた
部材構成をとることにより軸方向に伸縮可能に構成され
るとともに、らせん部の断面形状を鉤状に形成し、隣接
する鉤状部を互に部分的に重合させている。
【0004】図7にこの種のフレキシブルパイプの構造
を示す。1、2は上流側と下流側の各排気管で、これら
がフレキシブルパイプ3を介して接続されている。4は
ベローズチューブ、5はインタロックチューブ、6はイ
ンナブレーダである。 インタロックチューブ5は、金
属材料からなるコイル材を数段階のロールによる成形工
程で断面をほぼ鉤状に形成したあと、図8の矢印Bで示
す押し込み力が加えられる巻き取り工程で鉤状部を互に
部分的に重合させて、らせん状に巻いた構成にしている
(図8、図9参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
インタロックチューブを巻き取り工程でらせん状に巻い
たときのスプリングバック力等で、図9に符号5aで示
す重合部分に大きな摩擦力が作用してインタロックチュ
ーブの柔軟性が損なわれる傾向にある。
【0006】排気系に使用されるインタロックチューブ
は、柔らかすぎるとカチャカチャ音のような異音の発生
があり、逆に堅すぎると疲労強度が低下するため、微妙
な柔軟性の調整が要求される。
【0007】しかし、従来技術で、最適な柔軟性を得る
には、製造装置のロール形状の変更が必要となるため、
費用や時間が多大になるうえ、最適圧下条件の見出しが
難しく、必要とされる柔軟性が得られ難いという問題点
があった。
【0008】なお、線材の巻き取り時のスプリングバッ
ク除去方法としては特開昭56−68528号公報のよ
うにローラ通過付近で別部材で反対側へ曲げる方法が公
知であるが、インタロックチューブのような小径物の加
工には別部材を設置するスペースがとれないので使えな
い。
【0009】そこでこの発明は必要な柔軟性を容易に得
られるインタロックチューブの製造方法と製造装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は鉤状断面の線材をロール(1
3,14,15)にてらせん状に巻き取りつつ鉤状部を
重合係止するインタロックチューブの製造方法におい
て、インタロックチューブを最終形状よりも小径に巻取
り形成した後に、インタロックチューブに巻き戻し力を
付与することで最終形状に拡径することを特徴とするイ
ンタロックチューブの製造方法である。
【0011】この発明では、インタロックチューブに巻
き戻し力を付与することで、インタロックチューブの重
合部分の荷重が減少して摩擦力が小さくなる。請求項2
の発明は、鉤状断面の線材をロール(13,14,1
5)にてらせん状に巻き取りつつ鉤状部を重合係止する
インタロックチューブの製造装置において、インタロッ
クチューブを最終形状よりも小径に巻き取り形成した後
に、インタロックチューブに反ロール回転方向の力を付
与する手段(16)を具備したことを特徴とするインタ
ロックチューブの製造装置である。
【0012】この発明では、最終形状よりも小径に巻き
取り形成したときの重合部分の摩擦力は、その後の反ロ
ール回転方向の力を付与することで、減少する。請求項
3、4、5の各発明では、インタロックチューブに反ロ
ール回転方向の力を付与する手段がそれぞれロール、弾
性部材又はエアシリンダである。
【0013】インタロックチューブは、反ロール回転力
によって増径し、重合係止部同士の当接力(摩擦力)が
弱まる。最終形状の径まで、増径した時点で付与力を取
り払うことで、適切な柔軟性を有するインタロックチュ
ーブを得られる。そしてこの繰り返しで連続的に生産で
きる。
【0014】
【実施例】図3の製造装置で、素材7は#1〜#2の成
形工程の各成形ロール8、9、10、11、12で横断
面が鉤状に成形加工された後、巻き取り工程の巻き取り
下ロール13と巻き取り上ロール14及び曲げロール1
5の間に押し込み力で押し込まれ巻き取られてらせん状
に形成される。
【0015】図4(a)は成形ロール8〜12による各
成形工程#1〜#5における成形加工の形状を示すフラ
ワー図、図4(b)は巻き取りでの噛み合わせ状態を示
す。このように巻き取られたインタロックチューブ5A
は、図5に矢印Pで示すようにスプリングバック力を有
し、互に重合係止される部分同士に当接力が作用してい
る。又インタロックチューブ5Aの径は製品の最終形状
よりもいくらか小さい径にしてある。
【0016】こうして巻き取られたインタロックチュー
ブ5Aに、図1(a)に示すように、A部に抵抗力を加
え、矢印Bで示す押し込み部で加えられる押し込み力と
A部の抵抗力との反ロール回転力を付与することで、イ
ンタロックチューブ5Aの径を増大させる。つまり範囲
Cの間でチューブを巻き戻すわけである。
【0017】C部のチューブの径を計測し、最終製品の
目標径に達したら一時的にA部への抵抗力の付与を一時
的に断つか弱め、チューブを更に巻き込み、再び抵抗力
をかけることを繰返すことで、連続的に柔軟なチューブ
を生産する。
【0018】実際にA部に抵抗力を付加するには、図1
(b)のように、チューブの巻き取り速度(周速)V1
よりも小さい周速の小ローラ16、16、16をチュー
ブ5Aの外周に押し付ける。V2 、V3 、V4 はそれぞ
れ小ローラ16、16、16の周速で、巻き取り速度V
1 より小さく定めてある。つまり小ローラ16、16、
16は巻き取り速度V1 より小さい周速で駆動されるこ
とでチューブに反ロール回転力を与えて巻き戻す。
【0019】なお、これら小ローラ16、16、16は
図3の製造装置には示されていないが、巻き取り工程部
から繰り出されたインタロックチューブ5Aに抵抗力を
加えるように適切な位置に配設される。
【0020】反ロール回転力を与えて巻き戻した量
(径)とインタロックチューブの柔軟性との関係は図2
(a)に示すようで、巻き戻り量と柔軟性に対応する変
位との間には良い相関関係がみられた。図2(b)は柔
軟性に対応する変位の測定方法を説明する図で、インタ
ロックチューブの一端を固定し、他端に2kgの重量をつ
けて、チューブの曲りを測定した。
【0021】図6はこのようにして製造したインタロッ
クチューブの断面拡大図である。符号5bは重合係止部
で互いに当接していて、摩擦が作用する。上述の実施例
では、図1(a),(b)のように、小ローラ16、1
6、16の周速を巻き取り工程の押し込み部の周速(つ
まり巻き取りローラ13の周速)より小さくすること
で、巻き取り工程後にチューブを巻き戻して拡径して、
柔軟性を出すようにしたが、ローラの代わりに圧縮ばね
を用いて回転するチューブを押さえることで抵抗力をか
け、反ロール回転力を付与してもよい。この場合は、チ
ューブに抵抗力をかける圧縮ばねが、チューブ外周と相
対的に摺動するので、巻き戻し後の径を計測し、最終目
標値になるように圧縮ばねの荷重を加減することでチュ
ーブを連続的に生産できる。
【0022】更に又、小ロール16や圧縮ばねの代わり
にエアーシリンダでチューブ外周に抵抗力をかけてもよ
い。エアーシリンダでは、抵抗力の掛け外しが自由にで
きるので、制御が容易である。
【0023】上述のように、隣接するコイル同士が噛み
合わせ状態で、接触面積が比較的大きくなる形状で成形
を行なった後、必要とされる外径寸法より数mm(1〜
5mm程度)小さめに巻き取る(巻き出す)。そしてチ
ューブの所定の位置に抵抗力を加え、製品外径まで巻き
戻す。巻き戻すことで、スプリングバック力及び接触部
に作用する摩擦力が減少し、チューブの柔軟性が増す。
【0024】このように一旦小さめの径に巻き取ったチ
ューブを適宜の径まで巻き戻すことで、容易に希望の柔
軟性を得るように制御できることになった。
【0025】
【発明の効果】本発明のインタロックチューブの製造方
法と製造装置は、上述のように構成されているので、イ
ンタロックチューブの柔軟性を容易に適値に調整可能で
ある。
【0026】また、従来インタロックチューブの異音対
策として、チューブの外周に配していたインナブレーダ
等の部品が廃止できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のインタロックチューブの製造
方法の最終工程を説明する斜視図、(b)は本発明のイ
ンタロックチューブの製造装置の最終工程を説明する正
面略図である。
【図2】(a)は本発明の製造方法で生産したインタロ
ックチューブの巻き戻り量と柔軟性の関係を示す線図、
(b)は柔軟性の測定方法を示す正面図である。
【図3】インタロックチューブの製造装置の正面図であ
る。
【図4】(a)はインタロックチューブの成形工程のフ
ラワー図、(b)は巻き取り工程での噛み合わせ状態を
示す拡大断面図である。
【図5】巻き取り工程におけるスプリングバックを説明
する略図である。
【図6】インタロックチューブの本発明の実施例による
要部拡大図である。
【図7】フレキシブルチューブの一部破断正面図であ
る。
【図8】インタロックチューブの巻き取り工程時のチュ
ーブの形状を示す斜視図である。
【図9】インタロックチューブの拡大縦断面図である。
【符号の説明】
5A インタロックチューブ 5b 当接部 13 巻き取り下ロール 14 巻き取り上ロール 15 曲げロール 16 小ロール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉤状断面の線材をロール(13,14,
    15)にてらせん状に巻き取りつつ鉤状部を重合係止す
    るインタロックチューブの製造方法において、インタロ
    ックチューブを最終形状よりも小径に巻取り形成した後
    に、インタロックチューブに巻き戻し力を付与すること
    で最終形状に拡径することを特徴とするインタロックチ
    ューブの製造方法。
  2. 【請求項2】 鉤状断面の線材をロール(13,14,
    15)にてらせん状に巻き取りつつ鉤状部を重合係止す
    るインタロックチューブの製造装置において、インタロ
    ックチューブを最終形状よりも小径に巻き取り形成した
    後に、インタロックチューブに反ロール回転方向の力を
    付与する手段(16)を具備したことを特徴とするイン
    タロックチューブの製造装置。
  3. 【請求項3】 インタロックチューブに反ロール回転方
    向の力を付与する手段が、インタロックチューブ外周面
    に当接するロール(13,14,15)であることを特
    徴とする請求項2記載のインタロックチューブの製造装
    置。
  4. 【請求項4】 インタロックチューブに反ロール回転方
    向の力を付与する手段が、弾性部材であることを特徴と
    する請求項2記載のインタロックチューブの製造装置。
  5. 【請求項5】 インタロックチューブに反ロール回転方
    向の力を付与する手段が、エアシリンダであることを特
    徴とする請求項2記載のインタロックチューブの製造装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101277704B1 (ko) * 2012-10-10 2013-06-20 조경상 인터록 호스 및 그 제조장치
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US10350660B2 (en) 2014-03-13 2019-07-16 Showa Rasenkan Seisakusho Co., Ltd. Manufacturing method for interlocked tube and manufacturing device therefor

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Effective date: 20020507