JPH08218949A - 内燃機関の排気還流装置 - Google Patents

内燃機関の排気還流装置

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JPH08218949A
JPH08218949A JP7020680A JP2068095A JPH08218949A JP H08218949 A JPH08218949 A JP H08218949A JP 7020680 A JP7020680 A JP 7020680A JP 2068095 A JP2068095 A JP 2068095A JP H08218949 A JPH08218949 A JP H08218949A
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JP
Japan
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exhaust gas
gas recirculation
passage
intake passage
internal combustion
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JP7020680A
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English (en)
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Mitsunori Teramura
光功 寺村
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】吸気脈動に起因するスロットル弁へのデポジッ
トの発生を抑制し、デポジットによる不具合の発生を防
止しうる排気還流装置を提供する。 【構成】吸気通路5の第1のサージタンク14の下流に
第2のサージタンク28を設けるとともに、排気還流
(EGR)通路23の排気ガス供給口23aを第2のサ
ージタンク28内に開口するようにして配設する。この
ため、排気還流ガスは、吸気通路5のうちスロットル弁
15から比較的遠い部位に導入され、吸気の吹き返しが
起こったとしても、吸気脈動によって排気還流ガスの劣
化成分等がスロットル弁15に付着する事態が起こりに
くい。また、電子制御装置(ECU)は、エンジン回転
数が所定回転数よりも小さい場合であって、EGRバル
ブ24の開放制御が行われている場合には、それにほぼ
同期させてIACV29を小開制御する。すると、排気
還流ガスが各吸気通路5に対し、均等に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用内燃機関の排気
ガスの一部を吸気通路に還流させる排気還流装置に係
り、詳しくは、第1のサージタンクよりも下流側に設け
られた第2のサージタンク内又はその近傍に設けられ、
自身の開閉により吸気通路の内容積を可変とするための
可変吸気調整弁を備えた排気還流装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用内燃機関においては、排気
ガスに含まれるNOxを低減するための排気還流装置
(EGR装置)を備えたものが知られている。このEG
R装置は、排気ガスの一部を排気通路から吸気通路へ再
循環させるものである。より詳しくは、内燃機関の吸気
通路と排気通路とを連結する排気還流通路(EGR通
路)内にEGRバルブが設けられる。そして、内燃機関
の運転状態に応じてEGRバルブが開閉され、排気ガス
の還流量(EGR流量)が制御される。
【0003】ところで、上記技術とは別に、実開昭61
−122332号公報等に開示された技術が知られてい
る。この技術では、吸気通路のスロットル弁下流には、
第1のサージタンクが設けられているとともに、さらに
その下流には第2のサージタンクが設けられている。ま
た、第2のサージタンクの開口部には、開閉弁が設けら
れている。そして、内燃機関の回転数に応じて上記開閉
弁を開閉制御することにより、吸気通路の内容積を減少
又は増大せしめ、出力特性を変動させる。すなわち、内
燃機関の低回転時には開閉弁を閉じ、高回転時には開閉
弁を開くのである。かかる制御により、比較的広範な回
転数領域において、高い出力を得ることができる(出力
可変制御)。
【0004】そして、この技術においては、上述したE
GR制御の技術が組み合わせている。つまり、EGR通
路の吸気通路側の排気ガス供給口は、スロットル弁の直
下流の第1のサージタンク側に設けられ、これにより、
EGR制御及び出力可変制御が図られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、以下に示すような不具合の起こるおそれ
があった。すなわち、上記従来技術の公報では、EGR
通路の吸気通路側の排気ガス供給口は、スロットル弁の
直下流の第1のサージタンク側に設けられていた。この
ため、吸気の吹き返しに起因する吸気脈動が起こり、吸
気脈動によってスロットル弁にEGRガスの劣化成分等
が付着してしまうことがあった。そのため、スロットル
弁にはバルブデポジット(堆積)が形成されてしまうお
それがあった。その結果、吸気通路のうちスロットル弁
部分の開口面積が変動してしまい、ひいてはスロットル
弁の作動不良や、アイドル時の吸気安定性の悪化を招く
おそれがあった。
【0006】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、内燃機関の排気ガスの一部を
吸気通路に還流させる排気還流通路を備えたものにおい
て、吸気脈動に起因するスロットル弁へのデポジットの
発生を抑制して、もってデポジットによる不具合の発生
を防止することのできる排気還流装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明においては、図1に示すよう
に、複数気筒を有する内燃機関M1の吸気通路M2に設
けられ、前記内燃機関M1に導入される吸入空気の量を
調整するために開閉されるスロットル弁M3と、前記吸
気通路M2における前記スロットル弁M3よりも下流側
に設けられた第1のサージタンクM4と、前記内燃機関
M1から排出される排気ガスの一部を前記吸気通路M2
に還流させるべく、前記内燃機関M1の排気通路M5と
前記吸気通路M2とを連結する排気還流通路M6と、前
記排気還流通路M6内に設けられ、前記排気ガスの流量
を調整するための排気還流量調整弁M7と、前記内燃機
関M7の運転状態を検出する運転状態検出手段M8と、
前記運転状態検出手段M8の検出結果に基づき、前記排
気還流量調整弁M7を制御して排気還流量を制御する排
気還流量制御手段M9と、前記吸気通路M2における前
記第1のサージタンクM4よりも下流側に設けられ、前
記内燃機関M1の各気筒に連通されてなる1つの第2の
サージタンクM10と、前記第2のサージタンクM10
内又はその近傍に設けられ、開閉により前記吸気通路M
2の内容積を可変とするための可変吸気調整弁M11
と、前記運転状態検出手段M8の検出結果に基づき、前
記可変吸気調整弁M11を制御して前記吸気通路M2の
内容積を制御する吸気通路内容積制御手段M12とを備
えた内燃機関の排気還流制御装置であって、前記排気還
流通路M6の前記吸気通路M2側への排気ガス供給口M
6Aを、前記第2のサージタンクM10内に開口するよ
うにして配設したことをその要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載の内燃機関の排気還流装置において、前
記運転状態検出手段M8により、前記内燃機関M1の回
転数が予め定められた所定回転数よりも小さいと検出さ
れた場合であって、かつ、少なくとも前記排気還流量制
御手段M9による前記排気還流量調整弁M7の開放制御
が行われている場合には、前記吸気通路内容積制御手段
M12は、前記開放制御にほぼ同期させて前記可変吸気
調整弁M11を部分的に開放制御するようにしたことを
その要旨としている。
【0009】
【作用】上記の請求項1に記載の発明によれば、複数気
筒を有する内燃機関M1の吸気通路M2に設けられたス
ロットル弁M3が開閉されることにより、内燃機関M1
に導入される吸入空気の量が調整される。吸気通路M2
におけるスロットル弁M3よりも下流側に設けられた第
1のサージタンクM4により、基本的な吸気脈動が防止
される。
【0010】また、内燃機関M1の排気通路M5からの
排気ガスの一部は、排気還流通路M6を通って吸気通路
M2に導入され、内燃機関M1には、少なくとも排気還
流ガスと吸入空気との混合気が導かれる。この導入によ
り、NOxの低減、燃費の向上が図られうる。さらに、
排気還流通路M6内に設けられた排気還流量調整弁M7
により排気ガスの流量が調整される。すなわち、運転状
態検出手段M8による内燃機関M1の運転状態の検出結
果に基づき、排気還流量制御手段M9によって排気還流
量調整弁M7が制御され、排気ガスの還流量が制御され
る。
【0011】一方、吸気通路M2における第1のサージ
タンクM4よりも下流側において、各気筒に連通される
よう1つの第2のサージタンクM10が設けられ、その
内部又はその近傍に設けられた可変吸気調整弁M11が
開閉されることにより、吸気通路M2の内容積が可変と
される。すなわち、吸気通路内容積制御手段M12によ
って、運転状態検出手段M8の検出結果に基づき、可変
吸気調整弁M11が制御されて吸気通路M2の内容積が
制御される。これにより、内燃機関M1の出力特性が変
更されうる。
【0012】さて、本発明では、前記排気還流通路M6
の吸気通路M2側への排気ガス供給口M6Aが、第2の
サージタンクM10内に開口するようにして配設されて
いる。このため、排気還流ガスは、吸気通路M2のう
ち、スロットル弁M3から比較的遠い部位に導入される
こととなる。従って、吸気の吹き返しが起こったとして
も、吸気脈動によって排気還流ガスの劣化成分等がスロ
ットル弁M3に付着する事態が起こりにくいものとな
る。また、第2のサージタンクM10は、各気筒毎の吸
気通路M2を共有しうるので、該第2のサージタンクM
10内に導入される排気還流ガスは、各気筒へとほぼ均
等に導入されることとなる。
【0013】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の作用に加えて、運転状態検出手
段M8により、内燃機関M1の回転数が予め定められた
所定回転数よりも小さいと検出された場合であって、か
つ、少なくとも排気還流量制御手段M9による排気還流
量調整弁M7の開放制御が行われている場合には、吸気
通路内容積制御手段M12は、前記開放制御にほぼ同期
させて前記可変吸気調整弁M11を部分的に開放制御す
る。このため、比較的低回転領域の排気還流量制御の行
われなた場合において、はじめて可変吸気調整弁M11
が部分開放されることとなり、第2のサージタンクM1
0内において、排気還流ガスが均等に分布する。従っ
て、排気還流ガスは各吸気通路M2に対し、均質に供給
されることとなる。また、可変吸気調整弁M11の部分
開放により、各吸気通路M2に導入される排気還流ガス
の流速が比較的大きいものとなる。このため、吸気通路
M2を流れてきた吸入空気と排気還流ガスがより均等に
混ざりやすいものとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明における内燃機関の排気還流装
置をガソリンエンジンのそれに具体化した一実施例を図
2〜6に基づいて詳細に説明する。
【0015】図2は本実施例において、車両に搭載され
たエンジンの排気還流装置を示す概略構成図である。ま
た、図3は、排気還流装置を示す模式的な概略断面図で
ある。
【0016】これらの図に示すように、エンジン1はシ
リンダ2内にピストン3を備えており、このピストン3
の上方に形成された燃焼室4には、吸気通路5及び排気
通路6がそれぞれ連通した状態で配設されている。燃焼
室4と吸気通路5との連通部分及び燃焼室4と排気通路
6との連通部分は、吸気バルブ7及び排気バルブ8によ
ってそれぞれ開閉される。
【0017】前記エンジン1は、基本的には吸気通路5
からの吸入空気と、燃料噴射弁9から噴射される燃料等
とからなる混合気を、吸気バルブ7を介して燃焼室4内
へ導入する。エンジン1には点火プラグ11が装着され
ており、同点火プラグ11にはディストリビュータ12
で分配された点火電圧が印加される。ディストリビュー
タ12は、イグナイタ13から出力される高電圧を、エ
ンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ11に分
配するためのものであり、各点火プラグ11の点火タイ
ミングはイグナイタ13からの高電圧出力タイミングに
より決定される。そして、エンジン1は点火プラグ11
により前記混合気を燃焼室4内で爆発させて駆動力を得
た後、その排気ガスを排気バルブ8を介して排気通路6
へ排出する。
【0018】前記吸気通路5の一部には、吸気の脈動を
押さえるための第1のサージタンク14が設けられてい
る。この第1のサージタンク14の上流側には、図示し
ないアクセルペダルの操作に連動して開閉されるスロッ
トル弁15が設けられており、このスロットル弁15の
開閉により吸気通路5への吸入空気量が調節される。
【0019】スロットル弁15の近傍には、その開度を
検出するためのスロットルセンサ16が設けられてい
る。また、スロットル弁15の上流側には、吸入空気量
Qを検出するためのエアフロメータ17が配設され、さ
らにその上流には、エアクリーナ18が配設されてい
る。
【0020】一方、排気通路6には、排気ガス中の酸素
濃度を検出する酸素センサ19や、排気ガスを浄化する
ための三元触媒コンバータ21が取付けられている。前
記排気通路6と吸気通路5との間には、同排気通路6内
の排気ガスを吸気通路5へ還流して排気再循環を行うた
めのEGR機構22が設けられている。すなわち、排気
通路6からは排気還流通路としてのEGR通路23が分
岐され、その端部が吸気通路5に接続されている。ま
た、EGR通路23の途中には、排気還流量調整弁とし
てのEGRバルブ24が配設されている。
【0021】図3に示すように、本実施例におけるEG
Rバルブ24は、ダイヤフラム式の負圧作動弁である。
周知のように、EGRバルブ24は、EGR通路23を
開閉するための弁体24aと、弁体24aに連結された
ダイヤフラム24bと、ダイヤフラム24bで区画され
た負圧室24cと、負圧室24cに配置されてダイヤフ
ラム24bを付勢するスプリング24dとにより構成さ
れている。そして、負圧室24cに負圧が導入されない
状態では、ダイヤフラム24bがスプリング24dによ
って付勢されて、弁体24aがEGR通路23を閉じる
位置に配置される。つまり、EGRバルブ24が閉弁さ
れる。一方、負圧室24cに負圧が導入されることによ
り、ダイヤフラム24bが負圧で引かれて変位し、弁体
24aがEGR通路23を開く位置に配置される。つま
り、EGRバルブ24が開弁される。
【0022】EGRバルブ24の負圧室24cは、EG
R制御用のバキューム・スイッチング・バルブ(VS
V)25の出力ポートに接続されている。VSV25
は、入力ポート、出力ポート及び大気ポートを備えた三
方式の電磁弁であり、デューティ制御によってその開度
が調整されうる。VSV25の入力ポートは、負圧通路
26を通じて吸気通路5のスロットル弁15直下流に接
続されている(図示せず)。そして、VSV25がオン
されることにより(デューティ比=100%)、負圧室
24cが負圧通路26に連通される。このため、吸気負
圧が負圧通路26を通じて負圧室24cに供給され、E
GRバルブ24が開弁される。一方、VSV25がオフ
されることにより(デューティ比=0%)、負圧室24
cが大気に開放される、EGRバルブ24が閉弁され
る。
【0023】さて、本実施例においては、前記吸気通路
5の第1のサージタンク14よりも下流側には、各気筒
に連通されうる1つの第2のサージタンク28が配設さ
れている。すなわち、この第2のサージタンク28は、
各気筒毎の吸気通路5を共有しうる構成となっている。
また、本実施例では、前記EGR通路23の排気ガス供
給口23aは、前記第2のサージタンク28内に開口す
るようにして設けられており、排気還流ガスは第2のサ
ージタンク28内に導入されるようになっている。
【0024】さらに、第2のサージタンク28と吸気通
路5との境界部分には、可変吸気調整弁(以下、「IA
CV」という)29が開閉可能に設けられている。すな
わち、このIACV29は上述したEGRバルブ24と
ほぼ同様、ダイヤフラム式の負圧作動弁であって、弁体
29aと、ダイヤフラム29bと、負圧室29cと、ス
プリング29dと、弁体29a及びダイヤフラム29b
間を連結するロッド29e及びリンク29fとにより構
成されている。そして、負圧室29cに負圧が導入され
ない状態では、ダイヤフラム29bがスプリング29d
によって付勢されて、弁体29aがIACV29を閉じ
る。つまり、弁体29aが第2のサージタンク28と吸
気通路5とを隔離する位置に配置される。つまり、EG
Rバルブ24が閉弁される。一方、負圧室24cに負圧
が導入されることにより、ダイヤフラム24bが負圧で
引かれて変位し、ロッド29e及びリンク29fが移動
して弁体29aがIACV29を閉じる。つまり、弁体
29aが第2のサージタンク28及び吸気通路5間を開
放し、実質的に吸気通路5の内容積が増大するような位
置に回動される。
【0025】EGRバルブ24の場合と同様、IACV
29の負圧室29cは、IACV制御用のVSV31の
出力ポートに接続されている。このVSV31も、入力
ポート、出力ポート及び大気ポートを備えた三方式の電
磁弁であり、デューティ制御によってその開度が調整さ
れうる。VSV31の入力ポートは、負圧通路32を通
じて吸気通路5のスロットル弁15直下流に接続されて
いる。そして、VSV31がオンされることにより(デ
ューティ比=100%)、負圧室29cが負圧通路32
に連通される。このため、吸気負圧が負圧通路32を通
じて負圧室29cに供給され、IACV29が開弁され
る。一方、VSV31がオフされることにより(デュー
ティ比=0%)、負圧室29cが大気に開放され、IA
CV29が閉弁される。
【0026】図2に示すように、前記エンジン1には、
その運転状態を検出するために、上述のスロットルセン
サ16、エアフロメータ17、酸素センサ19の外に、
ディストリビュータ12のロータ12aの回転からエン
ジン1の回転数を検出する回転数センサ33、エンジン
の冷却水温を検出する水温センサ34が取付けられてい
る。さらに、上記スロットルセンサ16に隣接して、ア
イドルスイッチ35が設けられている。このアイドルス
イッチ35は、スロットル開度が全閉状態のときには
「1」の、それ以外のときには「0」のアイドル信号X
IDLを出力する。本実施例では、上述したスロットル
センサ16、エアフロメータ17、酸素センサ19、回
転数センサ33、水温センサ34及びアイドルスイッチ
35等(以下、便宜上これらを総称して各種センサとい
う)により運転状態検出手段が構成されている。
【0027】前記各種センサ16,16,19,33,
34,35は、電子制御装置(以下、単に「ECU」と
いう)41の入力側に電気的に接続されている。また、
各燃料噴射弁9、イグナイタ13、EGRバルブ24用
のVSV25及びIACV29用のVSV31は、EC
U41の出力側に電気的に接続されている。本実施例で
は、ECU41により排気還流量制御手段及び吸気通路
内容積制御手段が構成されている。
【0028】ECU41は、中央処理制御装置(CP
U)42と、読出専用メモリ(ROM)43と、ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)44と、バックアップRA
M45と、入力ポート46と、出力ポート47とを備
え、これらは互いにバス48によって接続されている。
CPU42は予め設定された制御プログラムに従って各
種演算処理を実行し、ROM43はCPU42で演算処
理を実行するために必要な制御プログラムや初期データ
を予め記憶している。また、RAM44はCPU42の
演算結果を一時記憶する。さらに、バックアップRAM
45は電源が切られた後にも、各種データを保持するよ
うバッテリによってバックアップされている。そして、
ECU41は、各種センサ16,16,19,33,3
4,35からの検出信号を入力するとともに、その入力
値に基づいて、燃料噴射弁9、イグナイタ13及び両V
SV25,31を好適に制御する。
【0029】次に、上記のように構成されたエンジン1
のEGR装置において、ECU41により実行されるE
GR制御及びIACV制御の処理動作の内容について説
明する。
【0030】図4は、ECU41により実行される「E
GR制御ルーチン」を説明するフローチャートであり、
所定時間毎の定時割り込みで実行される。処理がまずこ
のルーチンへ移行すると、ECU41は、まずステップ
101において、水温センサ34、アイドルスイッチ3
5、エアフロメータ17及び回転数センサ33等からの
検出信号に基づき、冷却水温THW、アイドル信号XI
DL、吸入空気量Q及びエンジン回転数NE等を読み込
む。また、これとともに、エンジン負荷に相当するエン
ジン一回転当たりの吸入空気量(以下、「エンジン負
荷」という)Q/Nを算出する。
【0031】次に、ステップ102において、今回読み
込んだ冷却水温THWが予め定められた所定温度(例え
ば「50℃」)αよりも高いか否かを判断する。そし
て、冷却水温THWが所定温度αよりも高くない場合に
は、未だエンジン1が暖機されておらず、EGR制御を
実行する必要がないものと判断し、ステップ103に移
行する。ステップ103においては、EGR制御実行フ
ラグXEGRを「0」に設定し、その後の処理を一旦終
了する。
【0032】また、ステップ102において、冷却水温
THWが所定温度αよりも高い場合には、エンジン1の
暖機が完了しているものと判断してステップ104へ移
行する。ステップ104においては、今回読み込んだア
イドル信号XIDLが「0」であるか否か、すなわち、
現在スロットル弁15が全閉でないか否かを判断する。
そして、アイドル信号XIDLが「0」でない、つま
り、「1」の場合(スロットル弁15が全閉の場合)に
は、EGR制御を実行する必要がないものと判断する。
そして、ステップ103において、EGR制御実行フラ
グXEGRを「0」に設定し、その後の処理を一旦終了
する。
【0033】これに対し、アイドル信号XIDLが
「0」の場合(スロットル弁15が全閉でない場合)に
は、EGR制御実行の可能性があるものとしてステップ
105へ移行する。ステップ105においては、今回読
み込んだエンジン回転数NE及び今回算出したエンジン
負荷Q/Nに基づき、図6に示すマップを参照して、現
在EGR制御実行領域にあるか否かを判断する。図6に
示すマップは、そのときどきのエンジン回転数NE及び
エンジン負荷Q/Nに対し、EGR制御を実行するか否
かを定めたものである。すなわち、図の一点鎖線で囲ま
れた範囲(散点模様)内にある場合には、EGR制御実
行領域にあるものと判断される。そして、ステップ10
5において、現在EGR制御実行領域にあると判断した
場合には、ステップ106において、公知のEGR制御
を実行し、その後の処理を一旦終了する。このEGR制
御は、エンジン1の運転状態(エンジン回転数NE及び
エンジン負荷Q/N等)におけるEGRバルブ24の開
度を予め定めた図示しないマップに基づいて実行され
る。すなわち、ECU41は、VSV25ひいてはEG
Rバルブ24の開度を所定のマップに基づいてデューテ
ィ制御によりフィードバック制御するのである。また、
EGR制御を実行した後は、続くステップ107におい
て、EGR制御実行フラグXEGRを「1」に設定す
る。そして、その後の処理を一旦終了する。
【0034】一方、ステップ105において、現在EG
R制御実行領域にないと判断した場合(具体的には低負
荷、高負荷領域にある場合)には、EGR制御を実行す
る必要がないものとして、ステップ103において、E
GR制御実行フラグXEGRを「0」に設定し、その後
の処理を一旦終了する。
【0035】このように、上記「EGR制御ルーチン」
においては、そのときどきの運転状態に基づきEGR制
御が実行されるか否かが判断される。そして、EGR制
御が実行される場合にはEGR制御実行フラグXEGR
が「1」に設定され、公知のEGR制御が実行される。
これに対し、EGR制御が実行されない場合にはEGR
制御実行フラグXEGRが「0」に設定される。
【0036】次に、上記のように構成されたエンジン1
のEGR装置において、ECU41により実行されるI
ACV制御の処理動作の内容について説明する。図5
は、ECU41により実行される「IACV制御ルーチ
ン」を説明するフローチャートであり、所定時間毎の定
時割り込みで実行される。
【0037】処理がまずこのルーチンへ移行すると、E
CU41は、まずステップ201において、回転数セン
サ33及びアフロメータ17等からの検出信号に基づ
き、エンジン回転数NE及び吸入空気量Q等を読み込
む。また、上述したルーチンで設定されたEGR制御実
行フラグXEGRを読み込む。さらに、これとともに、
エンジン負荷に相当するエンジン一回転当たりの吸入空
気量たるエンジン負荷Q/Nを算出する。
【0038】次に、ステップ202において、今回読み
込んだエンジン回転数NEが予め定められた所定回転数
(例えば「5000rpm」)βよりも小さいか否かを
判断する。そして、エンジン回転数NEが所定回転数β
よりも小さい場合には、ステップ203へ移行する。
【0039】ステップ203においては、今回読み込ん
だエンジン回転数NE及び今回算出したエンジン負荷Q
/Nに基づき、図6に示す所定のマップを参照して、現
在IACV制御実行領域にあるか否かを判断する。すな
わち、図6に示すマップは、そのときどきのエンジン回
転数NE及びエンジン負荷Q/Nに基づき、IACV制
御を実行するか否かを定めたマップでもある。ここで、
エンジン回転数NEが所定回転数βよりも小さい場合
(低・中回転領域)においては、IACV制御領域は、
上述したEGR制御領域よりも狭い、同図斜線を付した
領域となる。そして、ステップ203において、現在I
ACV制御実行領域にないと判断した場合には、ステッ
プ204へ移行する。ステップ204においては、現在
EGR制御が実行されておらず、IACV制御を実行し
てはならないものとして、IACV29を全閉させる。
そして、その後の処理を一旦終了する。
【0040】また、ステップ203において、現在IA
CV制御実行領域にあると判断した場合には、ステップ
205へ移行する。ステップ205においては、今回読
み込んだEGR制御実行フラグXEGRが「1」か否か
を判断する。すなわち、EGR制御が実行されたか否か
を判断する。そして、EGR制御実行フラグXEGRが
「0」の場合、つまり、未だEGR制御が実行されない
場合には、ステップ204において、IACV29を全
閉させ、その後の処理を一旦終了する。また、EGR制
御実行フラグXEGRが「1」の場合には、EGR制御
が実行され、かつ、現在IACV制御実行領域にあるた
め、IACV制御を実行する必要があるものとして、ス
テップ206へ移行する。ステップ206においては、
IACV29を小開させるよう制御する。そして、その
後の処理を一旦終了する。
【0041】一方、上記ステップ202において、エン
ジン回転数NEが所定回転数β以上の場合(高回転領
域)には、ステップ207へ移行する。ステップ207
においては、IACV29を全開させ、そして、その後
の制御を一旦終了する。従って、エンジン回転数NEが
所定回転数β以上の場合には、EGR制御の実行の有無
に関わりなく、IACV29は全開とされ、これによ
り、吸気通路5の内容積が増大し、エンジン1の出力特
性が変更される。つまり、エンジン1の出力特性のピー
クが高回転数側へシフトする。このように、上記「IA
CV制御ルーチン」においては、そのときどきの運転状
態及びEGR制御実行フラグXEGRによって、IAC
V29の全閉、小開、全開制御がなされる。
【0042】以上詳述したように、本実施例のエンジン
1のEGR装置によれば、第1のサージタンク14の下
流に第2のサージタンク28を設けるとともに、EGR
通路23の排気ガス供給口23aを第2のサージタンク
28内に開口するようにして配設するようにした。この
ため、排気還流ガスは、吸気通路5のうち、スロットル
弁15から比較的遠い部位に導入されることとなる。従
って、吸気の吹き返しが起こったとしても、吸気脈動に
よって排気還流ガスの劣化成分等がスロットル弁15に
付着する事態が起こりにくいものとなる。その結果、吸
気脈動に起因するスロットル弁15へのデポジットの発
生を抑制することができ、ひいては、デポジットによる
スロットル弁15の作動不良や、アイドル時の吸気安定
性の悪化といった不具合の発生を防止することができ
る。
【0043】また、第2のサージタンク28は、各気筒
毎の吸気通路5を共有しうるので、該第2のサージタン
ク28内に導入される排気還流ガスを、各気筒へとほぼ
均等に導入させることができる。
【0044】さらに、本実施例では、エンジン回転数N
Eが所定回転数βよりも小さい場合であって、かつ、少
なくともEGRバルブ24の開放制御が行われている場
合には、ECU41は、前記開放制御にほぼ同期させて
IACV29を小開制御するするようにした。このた
め、低・中回転数領域においては、EGR制御が行われ
た場合に、はじめてIACV29が開放されることとな
り、第2のサージタンク28内において、排気還流ガス
を均等に分布せしめることができる。従って、排気還流
ガスは各吸気通路5に対し、より均等に供給させること
ができる。また、上記小開制御により、吸気通路5に導
入される排気還流ガスの流速は比較的大きいものとな
る。このため、エアクリーナ18から吸気通路5を流れ
てきた吸入空気と排気還流ガスとがより均等に混ざりや
すいものとなる。その結果、燃焼効率の向上を図ること
ができる。
【0045】併せて、本実施例では、エンジン回転数N
Eが所定回転数β以上の場合には、EGR制御の実行の
有無にかかわらず、IACV29を全開させるようにし
た。このため、高回転数領域におけるエンジントルク特
性を高めることができ、その結果、所望とするドライバ
ビリティを得ることができる。
【0046】加えて、本実施例では、アイドル状態に近
い低負荷領域においては、IACV29を全閉とするよ
うにした。このため、たとえEGRバルブ24が故障し
て開き放しになってしまったとしても、排気還流ガスの
吸気通路5内への流入を大幅に抑制することができる。
その結果、排気還流ガスの多量流入に起因してのエンジ
ンストール等の不具合の発生を回避することができる。
【0047】尚、本発明は上記実施例に限定されず、例
えば次の如く構成してもよい。 (1)前記実施例では、EGRバルブ24及びIACV
29の開度を、共にVSV25,31でもってそれぞれ
デューティ制御するようにしたが、各開度を連続的に制
御できるものであれば、例えばステップモータ等、いか
なるアクチュエータを用いて開度調整するようにしても
よい。
【0048】(2)前記実施例では、エンジン負荷に相
当するパラメータとして、エンジン一回転当たりの吸入
空気量Q/Nを採用するようにしたが、その外にも、吸
気圧センサを設け、吸気通路5内の圧力(吸気圧Pi
M)をエンジン負荷として採用するようにしてもよい。
【0049】(3)前記実施例では、エンジン回転数N
E及びエンジン負荷Q/Nに対するEGR、IACVの
各種制御領域を定めたマップは、必ずしも図6に示すよ
うなものに限定されるものではない。
【0050】(4)前記実施例では、内燃機関としてガ
ソリンエンジン1に具体化したが、ディーゼルエンジン
等その他の内燃機関に具体化することもできる。特許請
求の範囲の請求項に記載されないものであって、上記実
施例から把握できる技術的思想について以下にその効果
とともに記載する。
【0051】(a)請求項1又は2に記載の内燃機関の
排気還流装置において、前記運転状態検出手段により、
前記内燃機関の回転数が予め定められた所定回転数以上
であると検出された場合には、前記吸気通路内容積制御
手段は、前記可変吸気調整弁を全開制御するようにした
ことを特徴とする。かかる構成とすることにより、高回
転数領域におけるトルク特性を高めることができ、その
結果、所望とするドライバビリティを得ることができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
内燃機関の排気ガスの一部を吸気通路に還流させる排気
還流通路を備えたものにおいて、吸気脈動に起因するス
ロットル弁へのデポジットの発生を抑制して、もってデ
ポジットによる不具合の発生を防止することができると
いう優れた効果を奏する。
【0053】また、特に請求項2に記載の発明によれ
ば、上記効果に加えて、排気還流ガスを吸気通路に対し
より均質に供給させることができる。また、吸入空気と
排気還流ガスとをより均等に混合させることができ、燃
焼効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な概念構成を説明する概念構成
図である。
【図2】一実施例のエンジンの排気還流装置を示す概略
構成図である。
【図3】エンジンの排気還流装置を示す概略断面図であ
る。
【図4】ECUにより実行される「EGR制御ルーチ
ン」を示すフローチャートである。
【図5】「IACV制御ルーチン」を示すフローチャー
トである。
【図6】エンジン回転数及びエンジン負荷に対するEG
R制御領域及びIACV制御領域を示すマップである。
【符号の説明】 1…内燃機関としてのエンジン、5…吸気通路、6…排
気通路、14…第1のサージタンク、15…スロットル
弁、16…運転状態検出手段を構成するスロットルセン
サ、17…運転状態検出手段を構成するエアフロメー
タ、19…運転状態検出手段を構成する酸素センサ、2
3…排気還流通路としてのEGR通路、23a…排気ガ
ス供給口、24…排気還流量調整弁としてのEGRバル
ブ、28…第2のサージタンク、29…可変吸気調整弁
(IACV)、33…運転状態検出手段を構成する回転
数センサ、34…運転状態検出手段を構成する水温セン
サ、35…運転状態検出手段を構成するアイドルスイッ
チ、41…排気還流制御手段及び吸気通路内容積制御手
段を構成するECU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 35/104 F02M 35/10 311E 35/10 102M 311 301S 301T

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数気筒を有する内燃機関の吸気通路に
    設けられ、前記内燃機関に導入される吸入空気の量を調
    整するために開閉されるスロットル弁と、 前記吸気通路における前記スロットル弁よりも下流側に
    設けられた第1のサージタンクと、 前記内燃機関から排出される排気ガスの一部を前記吸気
    通路に還流させるべく、前記内燃機関の排気通路と前記
    吸気通路とを連結する排気還流通路と、 前記排気還流通路内に設けられ、前記排気ガスの流量を
    調整するための排気還流量調整弁と、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段
    と、 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記排気還
    流量調整弁を制御して排気還流量を制御する排気還流量
    制御手段と、 前記吸気通路における前記第1のサージタンクよりも下
    流側に設けられ、前記内燃機関の各気筒に連通されてな
    る1つの第2のサージタンクと、 前記第2のサージタンク内又はその近傍に設けられ、開
    閉により前記吸気通路の内容積を可変とするための可変
    吸気調整弁と、 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記可変吸
    気調整弁を制御して前記吸気通路の内容積を制御する吸
    気通路内容積制御手段とを備えた内燃機関の排気還流装
    置であって、 前記排気還流通路の前記吸気通路側への排気ガス供給口
    を、前記第2のサージタンク内に開口するようにして配
    設したことを特徴とする内燃機関の排気還流制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の排気還流装
    置において、 前記運転状態検出手段により、前記内燃機関の回転数が
    予め定められた所定回転数よりも小さいと検出された場
    合であって、かつ、少なくとも前記排気還流量制御手段
    による前記排気還流量調整弁の開放制御が行われている
    場合には、前記吸気通路内容積制御手段は、前記開放制
    御にほぼ同期させて前記可変吸気調整弁を部分的に開放
    制御するようにしたことを特徴とする内燃機関の排気還
    流制御装置。
JP7020680A 1995-02-08 1995-02-08 内燃機関の排気還流装置 Pending JPH08218949A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6138651A (en) * 1997-05-30 2000-10-31 Nissan Motor Co., Ltd. Exhaust gas recirculation system for engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6138651A (en) * 1997-05-30 2000-10-31 Nissan Motor Co., Ltd. Exhaust gas recirculation system for engine

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