JPH08219227A - 車両用制振装置 - Google Patents
車両用制振装置Info
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- JPH08219227A JPH08219227A JP2162195A JP2162195A JPH08219227A JP H08219227 A JPH08219227 A JP H08219227A JP 2162195 A JP2162195 A JP 2162195A JP 2162195 A JP2162195 A JP 2162195A JP H08219227 A JPH08219227 A JP H08219227A
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- Japan
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- current
- voice coil
- coil
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクチュエータとしてボイスコイルを用いた
エンジンマウントにおいて所望の減衰特性を得ること。 【構成】 電源電圧VB と接地との間にパワーMOSF
ET11〜14とボイスコイルを形成するコイル69と
がブリッジ接続されている。ボイスコイル電流Iが電流
値検出抵抗21で検出されたボイスコイル電流IとEC
U30からの電流値設定信号S2 がコンパレータ22の
「+」側入力端子、「−」側入力端子に入力されてい
る。コンパレータ22からのコンパレータ出力信号S3
は単安定回路23に入力され、その単安定回路出力S4
とECU30の電流極性切替信号S1とがANDゲート
16,17、NOTゲート18,19を介してパワーM
OSFET11〜14のゲート端子に入力され、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの極性と電流値が直接
制御され所望の減衰特性が得られる。
エンジンマウントにおいて所望の減衰特性を得ること。 【構成】 電源電圧VB と接地との間にパワーMOSF
ET11〜14とボイスコイルを形成するコイル69と
がブリッジ接続されている。ボイスコイル電流Iが電流
値検出抵抗21で検出されたボイスコイル電流IとEC
U30からの電流値設定信号S2 がコンパレータ22の
「+」側入力端子、「−」側入力端子に入力されてい
る。コンパレータ22からのコンパレータ出力信号S3
は単安定回路23に入力され、その単安定回路出力S4
とECU30の電流極性切替信号S1とがANDゲート
16,17、NOTゲート18,19を介してパワーM
OSFET11〜14のゲート端子に入力され、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの極性と電流値が直接
制御され所望の減衰特性が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンと車体との間
に配設され、エンジンからの振動状態に応じて減衰特性
を任意に変更可能な車両用制振装置に関するものであ
る。
に配設され、エンジンからの振動状態に応じて減衰特性
を任意に変更可能な車両用制振装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用制振装置に関連する先行技
術文献としては、特開平6−16050号公報にて開示
されたものが知られている。
術文献としては、特開平6−16050号公報にて開示
されたものが知られている。
【0003】このものでは、ECU(Electronic Contr
ol Unit:電子制御ユニット)でエンジンの機関回転数や
負荷に応じて予め設定されたマップから例えば、TDC
(Top Dead Center:上死点)を基準とする位相及びゲイ
ンが算出される。この情報に基づいてエンジンマウント
内のアクチュエータとしてのボイスコイルに印加する電
圧がアクチュエータ駆動回路から出力され、エンジンマ
ウントの減衰特性を任意に変更する技術が示されてい
る。
ol Unit:電子制御ユニット)でエンジンの機関回転数や
負荷に応じて予め設定されたマップから例えば、TDC
(Top Dead Center:上死点)を基準とする位相及びゲイ
ンが算出される。この情報に基づいてエンジンマウント
内のアクチュエータとしてのボイスコイルに印加する電
圧がアクチュエータ駆動回路から出力され、エンジンマ
ウントの減衰特性を任意に変更する技術が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記アクチ
ュエータ駆動回路では、例えば、図11(a)に示すよ
うに、D/A変換されたD−A変換出力をV1,V2 の領
域に分け、図11(b)に示すように、アクチュエータ
駆動回路のスイッチング素子(パワートランジスタ)T
R1〜TR4に供給することで、ボイスコイルを形成するコ
イルCL に流れる負荷電流がリニア制御される。この回
路構成においては、スイッチング素子TR1〜TR4が常に
活性領域で使用されることから、スイッチング素子TR1
〜TR4における発熱が大きいという不具合があった。
ュエータ駆動回路では、例えば、図11(a)に示すよ
うに、D/A変換されたD−A変換出力をV1,V2 の領
域に分け、図11(b)に示すように、アクチュエータ
駆動回路のスイッチング素子(パワートランジスタ)T
R1〜TR4に供給することで、ボイスコイルを形成するコ
イルCL に流れる負荷電流がリニア制御される。この回
路構成においては、スイッチング素子TR1〜TR4が常に
活性領域で使用されることから、スイッチング素子TR1
〜TR4における発熱が大きいという不具合があった。
【0005】この発熱を下げるために上記アクチュエー
タ駆動回路にPWM(Pulse WidthModulation:パルス
幅変調)による駆動を適用することも考えられる。例え
ば、図12(a)に示すように、D−A変換出力に対し
てアクチュエータ駆動回路内にて比較波(三角波)を発
生させ、コンパレータCOMを用いてPWM波EACを得
る。そして、図12(b)に示すように、このPWM波
EACをアクチュエータ駆動回路のスイッチング素子(パ
ワーMOSFET)MT1〜MT4に供給することで、ボイ
スコイルを形成するコイルCL の両端に加わる等価電圧
が制御される。この回路構成は、あくまでも電圧を制御
するものであり、ボイスコイルを形成するコイルCL の
抵抗値変化等により流れる電流値は変化してしまうとい
う不具合があった。
タ駆動回路にPWM(Pulse WidthModulation:パルス
幅変調)による駆動を適用することも考えられる。例え
ば、図12(a)に示すように、D−A変換出力に対し
てアクチュエータ駆動回路内にて比較波(三角波)を発
生させ、コンパレータCOMを用いてPWM波EACを得
る。そして、図12(b)に示すように、このPWM波
EACをアクチュエータ駆動回路のスイッチング素子(パ
ワーMOSFET)MT1〜MT4に供給することで、ボイ
スコイルを形成するコイルCL の両端に加わる等価電圧
が制御される。この回路構成は、あくまでも電圧を制御
するものであり、ボイスコイルを形成するコイルCL の
抵抗値変化等により流れる電流値は変化してしまうとい
う不具合があった。
【0006】ここで、ボイスコイルの出力は、原理的
に、フレミングの左手の法則に従い電流によって変化さ
れるため、例えば、コイルの巻線温度が上昇し抵抗が大
きくなると所定の電圧を印加してもボイスコイルを流れ
る電流値は小さくなってしまう。これに対処するため巻
線に温度センサを付加し、更に、制御マップに温度ファ
クタを追加して制御する方法が考えられるがメモリ容量
の増大や温度センサ付加によるコストアップが生じてし
まう。
に、フレミングの左手の法則に従い電流によって変化さ
れるため、例えば、コイルの巻線温度が上昇し抵抗が大
きくなると所定の電圧を印加してもボイスコイルを流れ
る電流値は小さくなってしまう。これに対処するため巻
線に温度センサを付加し、更に、制御マップに温度ファ
クタを追加して制御する方法が考えられるがメモリ容量
の増大や温度センサ付加によるコストアップが生じてし
まう。
【0007】そこで、この発明は、かかる不具合を解決
するためになされたもので、アクチュエータとしてボイ
スコイルを用いたエンジンマウントで所望の減衰特性を
得ることが可能な車両用制振装置の提供を課題としてい
る。
するためになされたもので、アクチュエータとしてボイ
スコイルを用いたエンジンマウントで所望の減衰特性を
得ることが可能な車両用制振装置の提供を課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる車両用
制振装置は、車体とパワーユニットとの間に配設される
エンジンマウントであって、前記エンジンマウントは非
圧縮性流体が封入され前記パワーユニット及び車体から
入力振動により容積変化される主液室を有し、アクチュ
エータにて駆動される前記主液室の一端に配設した可動
部材で前記入力振動に連動して前記主液室内の前記非圧
縮性流体の圧力を制御し、前記エンジンマウントの減衰
特性を変更自在なものにおいて、電源電圧と接地との間
に直列接続された2つのスイッチング素子の2組を並列
接続すると共に、各組の前記スイッチング素子同士の接
続点との間に前記アクチュエータを形成するコイル導線
をブリッジ接続するブリッジ回路と、前記コイル導線を
流れる電流値を検出する電流値検出手段と、前記コイル
導線を流れる電流の極性を切替えるための電流極性切替
信号を発生する第1信号発生手段と、前記コイル導線を
流れる電流値を設定するための電流値設定信号を発生す
る第2信号発生手段と、前記電流値検出手段で検出され
た前記電流値と前記第2信号発生手段で発生された前記
電流値設定信号の大きさとを比較する電流値比較手段
と、前記第1信号発生手段で発生された前記電流極性切
替信号と前記電流値比較手段の比較結果とに基づいて前
記ブリッジ回路の前記スイッチング素子を制御し、前記
コイル導線を流れる電流の極性及び電流値を制御する制
御手段とを具備するものである。
制振装置は、車体とパワーユニットとの間に配設される
エンジンマウントであって、前記エンジンマウントは非
圧縮性流体が封入され前記パワーユニット及び車体から
入力振動により容積変化される主液室を有し、アクチュ
エータにて駆動される前記主液室の一端に配設した可動
部材で前記入力振動に連動して前記主液室内の前記非圧
縮性流体の圧力を制御し、前記エンジンマウントの減衰
特性を変更自在なものにおいて、電源電圧と接地との間
に直列接続された2つのスイッチング素子の2組を並列
接続すると共に、各組の前記スイッチング素子同士の接
続点との間に前記アクチュエータを形成するコイル導線
をブリッジ接続するブリッジ回路と、前記コイル導線を
流れる電流値を検出する電流値検出手段と、前記コイル
導線を流れる電流の極性を切替えるための電流極性切替
信号を発生する第1信号発生手段と、前記コイル導線を
流れる電流値を設定するための電流値設定信号を発生す
る第2信号発生手段と、前記電流値検出手段で検出され
た前記電流値と前記第2信号発生手段で発生された前記
電流値設定信号の大きさとを比較する電流値比較手段
と、前記第1信号発生手段で発生された前記電流極性切
替信号と前記電流値比較手段の比較結果とに基づいて前
記ブリッジ回路の前記スイッチング素子を制御し、前記
コイル導線を流れる電流の極性及び電流値を制御する制
御手段とを具備するものである。
【0009】請求項2にかかる車両用制振装置は、請求
項1の前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子を、飽
和領域のみを使用してスイッチング制御するものであ
る。
項1の前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子を、飽
和領域のみを使用してスイッチング制御するものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1の車両用制振装置においては、電流値
比較手段にて電流値検出手段で検出されたアクチュエー
タを形成するコイル導線を流れる電流値と第2信号発生
手段で発生されたコイル導線を流れる電流値を設定する
ための電流値設定信号とが比較され、その比較結果と第
1信号発生手段で発生されたコイル導線を流れる電流の
極性を切替えるための電流極性切替信号とに基づき、制
御手段で直列接続された2つのスイッチング素子の2組
が並列接続され、各組のスイッチング素子同士の接続点
との間にコイル導線がブリッジ接続されたブリッジ回路
のスイッチング素子が制御され、コイル導線を流れる電
流の極性及び電流値が制御される。このため、発熱等で
コイル導線の抵抗値が変化してもコイル導線に流れる電
流値を電流値設定信号で設定された電流値に極めて正確
に一致させることができる。
比較手段にて電流値検出手段で検出されたアクチュエー
タを形成するコイル導線を流れる電流値と第2信号発生
手段で発生されたコイル導線を流れる電流値を設定する
ための電流値設定信号とが比較され、その比較結果と第
1信号発生手段で発生されたコイル導線を流れる電流の
極性を切替えるための電流極性切替信号とに基づき、制
御手段で直列接続された2つのスイッチング素子の2組
が並列接続され、各組のスイッチング素子同士の接続点
との間にコイル導線がブリッジ接続されたブリッジ回路
のスイッチング素子が制御され、コイル導線を流れる電
流の極性及び電流値が制御される。このため、発熱等で
コイル導線の抵抗値が変化してもコイル導線に流れる電
流値を電流値設定信号で設定された電流値に極めて正確
に一致させることができる。
【0011】請求項2の車両用制振装置のブリッジ回路
では、請求項1におけるスイッチング素子が飽和領域の
みを使用してスイッチング制御される。即ち、飽和領域
ではスイッチング素子の動作点が低電圧大電流領域にあ
るため電圧値と電流値との積が活性領域を使用したリニ
ア制御に比べて小さくなりスイッチング素子の発熱を抑
えることができる。
では、請求項1におけるスイッチング素子が飽和領域の
みを使用してスイッチング制御される。即ち、飽和領域
ではスイッチング素子の動作点が低電圧大電流領域にあ
るため電圧値と電流値との積が活性領域を使用したリニ
ア制御に比べて小さくなりスイッチング素子の発熱を抑
えることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
明する。
【0013】〈第1実施例〉図1は本発明の第1実施例
にかかる車両用制振装置が適用されたエンジン周辺の構
成を示す概略図である。
にかかる車両用制振装置が適用されたエンジン周辺の構
成を示す概略図である。
【0014】図1において、車両用制振装置は、車体1
のステー1aとパワーユニットであるエンジン(内燃機
関)10のステー10aとの間に配設されたエンジンマ
ウント4、車体1のステー1aに装着されて、そのエン
ジンマウント4を制御するECU30、車体に生じる振
動に応じた加速度信号Gを出力する加速度センサ5、エ
ンジン10のディストリビュータ6内に配設されその回
転速度に関連した回転角信号である機関回転数信号Ne
を出力する回転角センサ7及びクランク角度の基準位置
に関連した位置信号である基準位置信号G2 を出力する
基準位置センサ8から構成される。なお、回転角センサ
7と基準位置センサ8とはマグネットピックアップの一
種である。
のステー1aとパワーユニットであるエンジン(内燃機
関)10のステー10aとの間に配設されたエンジンマ
ウント4、車体1のステー1aに装着されて、そのエン
ジンマウント4を制御するECU30、車体に生じる振
動に応じた加速度信号Gを出力する加速度センサ5、エ
ンジン10のディストリビュータ6内に配設されその回
転速度に関連した回転角信号である機関回転数信号Ne
を出力する回転角センサ7及びクランク角度の基準位置
に関連した位置信号である基準位置信号G2 を出力する
基準位置センサ8から構成される。なお、回転角センサ
7と基準位置センサ8とはマグネットピックアップの一
種である。
【0015】次に、上記エンジンマウント4の断面図を
示す図2を参照し、その詳細な構成を説明する。
示す図2を参照し、その詳細な構成を説明する。
【0016】図2において、エンジンマウント4は上端
のボルト48をエンジン10のステー10a側に、下端
のボルトネジ穴63aを車体1のステー1a側に図示し
ないボルトにより締結された状態で用いられる。エンジ
ンマウント4のアクチュエータ部50を構成するマウン
トハウジング51及び蓋63はボルト70にて一体化さ
れ、上方に開口する有底円筒状をなし、その外周側の開
口縁51a上には略円盤状のダイヤフラム52、仕切部
材53が重合状態で配設されている。仕切部材53上に
は、リング状のフレーム41、ドーム状のマウントゴム
42及び略円柱状のボス43を相互に結合してなるイン
シュレータ部40が配設され、インシュレータ部40の
フレーム41は、ダイヤフラム52、仕切部材53を共
締めした状態でマウントハウジング51の開口縁51a
に複数のボルト54により固定されている。また、仕切
部材53は開口縁51aに複数のボルト55により予め
固定されている。
のボルト48をエンジン10のステー10a側に、下端
のボルトネジ穴63aを車体1のステー1a側に図示し
ないボルトにより締結された状態で用いられる。エンジ
ンマウント4のアクチュエータ部50を構成するマウン
トハウジング51及び蓋63はボルト70にて一体化さ
れ、上方に開口する有底円筒状をなし、その外周側の開
口縁51a上には略円盤状のダイヤフラム52、仕切部
材53が重合状態で配設されている。仕切部材53上に
は、リング状のフレーム41、ドーム状のマウントゴム
42及び略円柱状のボス43を相互に結合してなるイン
シュレータ部40が配設され、インシュレータ部40の
フレーム41は、ダイヤフラム52、仕切部材53を共
締めした状態でマウントハウジング51の開口縁51a
に複数のボルト54により固定されている。また、仕切
部材53は開口縁51aに複数のボルト55により予め
固定されている。
【0017】上記構成により、マウントゴム42と仕切
部材53との間に主液室44、仕切部材53とダイヤフ
ラム52との間に副液室56、更に、ダイヤフラム52
とマウントハウジング51との間に大気に開放された空
気室57がそれぞれ形成される。
部材53との間に主液室44、仕切部材53とダイヤフ
ラム52との間に副液室56、更に、ダイヤフラム52
とマウントハウジング51との間に大気に開放された空
気室57がそれぞれ形成される。
【0018】インシュレータ部40のフレーム41には
ストッパA45が複数のボルト46a及びナット46b
により固定されている。また、ボス43にストッパB4
7が位置決めピン49により周方向を決められて重置き
され、ボス43に溶接されたボルト48によりエンジン
10のステー10a側に共締めされる。なお、ストッパ
A45及びストッパB47は協動してエンジン10側の
過大変位を規制するようになっている。
ストッパA45が複数のボルト46a及びナット46b
により固定されている。また、ボス43にストッパB4
7が位置決めピン49により周方向を決められて重置き
され、ボス43に溶接されたボルト48によりエンジン
10のステー10a側に共締めされる。なお、ストッパ
A45及びストッパB47は協動してエンジン10側の
過大変位を規制するようになっている。
【0019】円板状の蓋63には第1の磁性体であるロ
アヨーク61が複数のボルト62により固定され、その
ロアヨーク61の上面には軸心Lに対応して円筒部61
aが形成されている。ロアヨーク61上には円筒部61
aの周囲を取囲むようにリング状のフェライト磁石64
が接着され、そのフェライト磁石64上には同じくリン
グ状の第2の磁性体であるアッパヨーク65が接着さ
れ、アッパヨーク65の内周はロアヨーク61の円筒部
61aの外周に対して所定間隔をおいて相対向してい
る。アッパヨーク65上にはダンパホルダ66が位置決
めされた状態で固定され、ダンパホルダ66の内周には
上下に所定間隔をおいて不織布製の2枚のダンパ67が
張架されて、ボビン68aが固定され下方に開口する有
底円筒状のスプール68を支持している。両ダンパ67
は断面蛇腹状をなし、軸心Lと直交する方向へのスプー
ル68の移動を規制しつつ、軸心Lに沿う方向への若干
の移動を許容している。スプール68のボビン68aの
下部外周にはコイル69が巻回されており、このボビン
68aに巻回されたコイル69部分は、ロアヨーク61
の円筒部61aの外周とアッパヨーク65の内周との間
に挿入され、ロアヨーク61及びアッパヨーク65のい
ずれの磁性体に対しても所定の間隔を保持している。
アヨーク61が複数のボルト62により固定され、その
ロアヨーク61の上面には軸心Lに対応して円筒部61
aが形成されている。ロアヨーク61上には円筒部61
aの周囲を取囲むようにリング状のフェライト磁石64
が接着され、そのフェライト磁石64上には同じくリン
グ状の第2の磁性体であるアッパヨーク65が接着さ
れ、アッパヨーク65の内周はロアヨーク61の円筒部
61aの外周に対して所定間隔をおいて相対向してい
る。アッパヨーク65上にはダンパホルダ66が位置決
めされた状態で固定され、ダンパホルダ66の内周には
上下に所定間隔をおいて不織布製の2枚のダンパ67が
張架されて、ボビン68aが固定され下方に開口する有
底円筒状のスプール68を支持している。両ダンパ67
は断面蛇腹状をなし、軸心Lと直交する方向へのスプー
ル68の移動を規制しつつ、軸心Lに沿う方向への若干
の移動を許容している。スプール68のボビン68aの
下部外周にはコイル69が巻回されており、このボビン
68aに巻回されたコイル69部分は、ロアヨーク61
の円筒部61aの外周とアッパヨーク65の内周との間
に挿入され、ロアヨーク61及びアッパヨーク65のい
ずれの磁性体に対しても所定の間隔を保持している。
【0020】そして、ロアヨーク61、フェライト磁石
64、アッパヨーク65及びスプール68により所謂、
ボイスコイル60が構成され、ロアヨーク61及びアッ
パヨーク65とフェライト磁石64とにより形成された
直流磁場中でコネクタ70を介してスプール68のボビ
ン68aのコイル69に交流電流を流すと、スプール6
8はフレミングの左手の法則に従って軸心Lに沿う方向
に電磁力を受け振動する。
64、アッパヨーク65及びスプール68により所謂、
ボイスコイル60が構成され、ロアヨーク61及びアッ
パヨーク65とフェライト磁石64とにより形成された
直流磁場中でコネクタ70を介してスプール68のボビ
ン68aのコイル69に交流電流を流すと、スプール6
8はフレミングの左手の法則に従って軸心Lに沿う方向
に電磁力を受け振動する。
【0021】仕切部材53には軸心Lを中心として円形
の連通孔53aが形成され、この連通孔53aを介して
主液室44と副液室56とが連通されている。連通孔5
3a内には上方に開口する有底円筒状をなす可動部材5
8が水平姿勢で配設されている。可動部材58の底部の
平面部とスプール68の上平面部とにダイヤフラム52
の中央部が挟まれてボルト59により結合されている。
したがって、上述したようにコイル69に通電される
と、スプール68と共に可動部材58は連通孔53a内
で軸心Lに沿う方向に振動する。ここで、可動部材58
の外周と連通孔53aの内周との間隙Sは、可動部材5
8が振動時に仕切部材53の連通孔53aと接触するの
を回避しつつ可能な限り狭められている。故に、主液室
44及び副液室56内の非圧縮性流体は、自己の粘性作
用により可動部材58の振動時にその間隙Sを流入出す
ることが規制され、動的には仕切部材53の連通孔53
aは可動部材58によりほぼ閉鎖されていると見做すこ
とができる。
の連通孔53aが形成され、この連通孔53aを介して
主液室44と副液室56とが連通されている。連通孔5
3a内には上方に開口する有底円筒状をなす可動部材5
8が水平姿勢で配設されている。可動部材58の底部の
平面部とスプール68の上平面部とにダイヤフラム52
の中央部が挟まれてボルト59により結合されている。
したがって、上述したようにコイル69に通電される
と、スプール68と共に可動部材58は連通孔53a内
で軸心Lに沿う方向に振動する。ここで、可動部材58
の外周と連通孔53aの内周との間隙Sは、可動部材5
8が振動時に仕切部材53の連通孔53aと接触するの
を回避しつつ可能な限り狭められている。故に、主液室
44及び副液室56内の非圧縮性流体は、自己の粘性作
用により可動部材58の振動時にその間隙Sを流入出す
ることが規制され、動的には仕切部材53の連通孔53
aは可動部材58によりほぼ閉鎖されていると見做すこ
とができる。
【0022】図3は、エンジンマウント4のアクチュエ
ータ部50内のアクチュエータとしてのボイスコイル6
0を駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
ータ部50内のアクチュエータとしてのボイスコイル6
0を駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
【0023】アクチュエータ駆動回路は、ボイスコイル
60を形成するコイル69にブリッジ接続されるスイッ
チング素子としてのパワーMOSFET11〜14、論
理回路のANDゲート16,17、NOTゲート18,
19、電流値検出抵抗21、コンパレータ22及び単安
定回路23からなる。ECU30からアクチュエータ駆
動回路にはECU出力信号S1,S2 が出力されている。
ECU出力信号S1 は、ボイスコイル60を形成するコ
イル69に流れるボイスコイル電流Iの向きを切替える
電流極性切替信号である。一方、ECU出力信号S2
は、ボイスコイル電流Iをどこまで流すかを制御する電
流値設定信号である。
60を形成するコイル69にブリッジ接続されるスイッ
チング素子としてのパワーMOSFET11〜14、論
理回路のANDゲート16,17、NOTゲート18,
19、電流値検出抵抗21、コンパレータ22及び単安
定回路23からなる。ECU30からアクチュエータ駆
動回路にはECU出力信号S1,S2 が出力されている。
ECU出力信号S1 は、ボイスコイル60を形成するコ
イル69に流れるボイスコイル電流Iの向きを切替える
電流極性切替信号である。一方、ECU出力信号S2
は、ボイスコイル電流Iをどこまで流すかを制御する電
流値設定信号である。
【0024】電流値検出抵抗21にはコイル69を流れ
るボイスコイル電流Iが流れる。コンパレータ22はE
CU30からの電流値設定信号S2 と電流値検出抵抗2
1を流れるボイスコイル電流Iに対応する電圧とを比較
し、ボイスコイル電流Iに対応する電圧の方が大きいと
きにコンパレータ出力信号S3 を出力する。単安定回路
23はコンパレータ22のコンパレータ出力信号S3 の
H(High:高)レベル出力をトリガとして一定時間Hレ
ベルとなる単安定回路出力信号S4 を出力する。AND
ゲート16にはECU30からのECU出力信号S1 と
単安定回路23からの単安定回路出力信号S4 がNOT
ゲート19で反転された信号とが入力される。ANDゲ
ート17にはECU30からのECU出力信号S1 がN
OTゲート18で反転された信号と単安定回路23から
の単安定回路出力信号S4 がNOTゲート19で反転さ
れた信号とが入力される。そして、ANDゲート16か
らの出力信号はパワーMOSFET12,13のゲート
信号とし、ANDゲート17からの出力信号はパワーM
OSFET11,14のゲート信号としてそれぞれ入力
される。
るボイスコイル電流Iが流れる。コンパレータ22はE
CU30からの電流値設定信号S2 と電流値検出抵抗2
1を流れるボイスコイル電流Iに対応する電圧とを比較
し、ボイスコイル電流Iに対応する電圧の方が大きいと
きにコンパレータ出力信号S3 を出力する。単安定回路
23はコンパレータ22のコンパレータ出力信号S3 の
H(High:高)レベル出力をトリガとして一定時間Hレ
ベルとなる単安定回路出力信号S4 を出力する。AND
ゲート16にはECU30からのECU出力信号S1 と
単安定回路23からの単安定回路出力信号S4 がNOT
ゲート19で反転された信号とが入力される。ANDゲ
ート17にはECU30からのECU出力信号S1 がN
OTゲート18で反転された信号と単安定回路23から
の単安定回路出力信号S4 がNOTゲート19で反転さ
れた信号とが入力される。そして、ANDゲート16か
らの出力信号はパワーMOSFET12,13のゲート
信号とし、ANDゲート17からの出力信号はパワーM
OSFET11,14のゲート信号としてそれぞれ入力
される。
【0025】次に、その動作について図4及び図5のタ
イムチャートを参照して説明する。なお、図5は図4の
P1部を拡大して各信号状態を示すタイムチャートであ
る。
イムチャートを参照して説明する。なお、図5は図4の
P1部を拡大して各信号状態を示すタイムチャートであ
る。
【0026】ECU30からは電流極性切替信号として
のECU出力信号S1 と電流値設定信号としてのECU
出力信号S2 とが出力される。ECU出力信号S1 がH
レベルのときには、パワーMOSFET12,13がO
N/OFF動作され、パワーMOSFET11,14が
OFF状態に保持される。ECU出力信号S1 がHレベ
ルとなると、パワーMOSFET12,13は同時にO
N状態となり、ボイスコイル60を形成するコイル69
には矢印方向にボイスコイル電流Iが流れ始める。
のECU出力信号S1 と電流値設定信号としてのECU
出力信号S2 とが出力される。ECU出力信号S1 がH
レベルのときには、パワーMOSFET12,13がO
N/OFF動作され、パワーMOSFET11,14が
OFF状態に保持される。ECU出力信号S1 がHレベ
ルとなると、パワーMOSFET12,13は同時にO
N状態となり、ボイスコイル60を形成するコイル69
には矢印方向にボイスコイル電流Iが流れ始める。
【0027】このボイスコイル電流Iの電流値は電流値
検出抵抗21により検出され、対応する電圧値がコンパ
レータ22の「+」側入力端子に入力される。一方、コ
ンパレータ22の「−」側入力端子にはECU30から
のECU出力信号S2 が入力されていることから、ボイ
スコイル電流Iが設定値に達するとコンパレータ22か
らHレベルのコンパレータ出力信号S3 が出力される。
このコンパレータ出力信号S3 をトリガとして単安定回
路23からは一定時間Hレベルの単安定回路出力信号S
4 が出力され、この間においてはパワーMOSFET1
2,13は同時にOFF状態となる。次に、単安定回路
23からL(Low:低)レベルの単安定回路出力信号S4
が出力されると、パワーMOSFET12,13は同時
にON状態となり、以下同様な動作が繰返される。
検出抵抗21により検出され、対応する電圧値がコンパ
レータ22の「+」側入力端子に入力される。一方、コ
ンパレータ22の「−」側入力端子にはECU30から
のECU出力信号S2 が入力されていることから、ボイ
スコイル電流Iが設定値に達するとコンパレータ22か
らHレベルのコンパレータ出力信号S3 が出力される。
このコンパレータ出力信号S3 をトリガとして単安定回
路23からは一定時間Hレベルの単安定回路出力信号S
4 が出力され、この間においてはパワーMOSFET1
2,13は同時にOFF状態となる。次に、単安定回路
23からL(Low:低)レベルの単安定回路出力信号S4
が出力されると、パワーMOSFET12,13は同時
にON状態となり、以下同様な動作が繰返される。
【0028】一方、ECU出力信号S1 がLレベルのと
きには、パワーMOSFET11,14がON/OFF
動作され、パワーMOSFET12,13がOFF状態
に保持される。そして、上述と同様なパワーMOSFE
T11,14のON/OFF動作が行われる。ここで、
単安定回路23の単安定時間は短く設定することが望ま
しい。
きには、パワーMOSFET11,14がON/OFF
動作され、パワーMOSFET12,13がOFF状態
に保持される。そして、上述と同様なパワーMOSFE
T11,14のON/OFF動作が行われる。ここで、
単安定回路23の単安定時間は短く設定することが望ま
しい。
【0029】このようにして、ボイスコイル電流IをE
CU30からのECU出力信号S1,S2 に応じて直接制
御することが可能となる。本実施例では、パワーMOS
FET11〜14を完全ON状態か完全OFF状態の飽
和領域で使用しており、リニア制御に比べてパワーMO
SFET11〜14の発熱を大幅に抑えることができ
る。また、電流を直接制御していることによりボイスコ
イル60を形成するコイル69の抵抗値変化があったと
してもコイル69を流れるボイスコイル電流Iに対する
影響がないためボイスコイル60の出力(電磁力)特性
が変化することはない。
CU30からのECU出力信号S1,S2 に応じて直接制
御することが可能となる。本実施例では、パワーMOS
FET11〜14を完全ON状態か完全OFF状態の飽
和領域で使用しており、リニア制御に比べてパワーMO
SFET11〜14の発熱を大幅に抑えることができ
る。また、電流を直接制御していることによりボイスコ
イル60を形成するコイル69の抵抗値変化があったと
してもコイル69を流れるボイスコイル電流Iに対する
影響がないためボイスコイル60の出力(電磁力)特性
が変化することはない。
【0030】このように、本実施例の車両用制振装置
は、車体1とパワーユニットとしてのエンジン10との
間に配設されるエンジンマウント4であって、エンジン
マウント4は非圧縮性流体が封入されエンジン10及び
車体1からの振動の和の入力振動により容積変化される
主液室44を有し、アクチュエータとしてのボイスコイ
ル60にて駆動される主液室44の一端に配設した可動
部材58で前記入力振動に連動して主液室44内の前記
非圧縮性流体の圧力を制御し、エンジンマウント4の減
衰特性を変更自在なものにおいて、電源電圧VB と接地
との間に直列接続された2つのスイッチング素子として
のパワーMOSFET11,13とパワーMOSFET
12,14の2組を並列接続すると共に、パワーMOS
FET11,13の接続点とパワーMOSFET12,
14の接続点との間にボイスコイル60を形成するコイ
ル69をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの電流値を検出する電
流値検出抵抗21からなる電流値検出手段と、コイル6
9を流れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための
電流極性切替信号S1 を発生するECU30にて達成さ
れる第1信号発生手段と、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S
2 を発生するECU30にて達成される第2信号発生手
段と、前記電流値検出手段で検出されたボイスコイル電
流Iの電流値と前記第2信号発生手段で発生された電流
値設定信号S2 の大きさとを比較するコンパレータ22
からなる電流値比較手段と、前記第1信号発生手段で発
生された電流極性切替信号S1 と前記電流値比較手段の
比較結果とに基づいて前記ブリッジ回路のパワーMOS
FET11〜14を制御し、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの極性及び電流値を制御する論理回路のA
NDゲート16,17、NOTゲート18,19及び単
安定回路23からなる制御手段とを具備するものであ
り、これを請求項1の実施例とすることができる。
は、車体1とパワーユニットとしてのエンジン10との
間に配設されるエンジンマウント4であって、エンジン
マウント4は非圧縮性流体が封入されエンジン10及び
車体1からの振動の和の入力振動により容積変化される
主液室44を有し、アクチュエータとしてのボイスコイ
ル60にて駆動される主液室44の一端に配設した可動
部材58で前記入力振動に連動して主液室44内の前記
非圧縮性流体の圧力を制御し、エンジンマウント4の減
衰特性を変更自在なものにおいて、電源電圧VB と接地
との間に直列接続された2つのスイッチング素子として
のパワーMOSFET11,13とパワーMOSFET
12,14の2組を並列接続すると共に、パワーMOS
FET11,13の接続点とパワーMOSFET12,
14の接続点との間にボイスコイル60を形成するコイ
ル69をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの電流値を検出する電
流値検出抵抗21からなる電流値検出手段と、コイル6
9を流れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための
電流極性切替信号S1 を発生するECU30にて達成さ
れる第1信号発生手段と、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S
2 を発生するECU30にて達成される第2信号発生手
段と、前記電流値検出手段で検出されたボイスコイル電
流Iの電流値と前記第2信号発生手段で発生された電流
値設定信号S2 の大きさとを比較するコンパレータ22
からなる電流値比較手段と、前記第1信号発生手段で発
生された電流極性切替信号S1 と前記電流値比較手段の
比較結果とに基づいて前記ブリッジ回路のパワーMOS
FET11〜14を制御し、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの極性及び電流値を制御する論理回路のA
NDゲート16,17、NOTゲート18,19及び単
安定回路23からなる制御手段とを具備するものであ
り、これを請求項1の実施例とすることができる。
【0031】したがって、コンパレータ22からなる電
流値比較手段にて電流値検出抵抗21からなる電流値検
出手段で検出されたアクチュエータとしてのボイスコイ
ル60を形成するコイル69を流れるボイスコイル電流
Iの電流値とECU30にて達成される第2信号発生手
段で発生されたコイル69を流れるボイスコイル電流I
の電流値を設定するための電流値設定信号S2 とが比較
され、その比較結果とECU30にて達成される第1信
号発生手段で発生されたコイル69を流れるボイスコイ
ル電流Iの極性を切替えるための電流極性切替信号S1
とに基づき、論理回路のANDゲート16,17、NO
Tゲート18,19及び単安定回路23からなる制御手
段で電源電圧VB と接地との間に直列接続された2つの
スイッチング素子としてのパワーMOSFET11,1
3とパワーMOSFET12,14の2組が並列接続さ
れ、パワーMOSFET11,13の接続点とパワーM
OSFET12,14の接続点との間にコイル69がブ
リッジ接続されてなるブリッジ回路のパワーMOSFE
T11〜14が制御され、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの極性及び電流値が制御される。このため、
発熱等でコイル69の抵抗値が変化してもコイル69に
流れるボイスコイル電流Iの電流値を電流値設定信号S
2 で設定された電流値に極めて正確に一致させることが
できる。故に、ボイスコイル60を用いたエンジンマウ
ント4で所望の減衰特性を得ることができる。
流値比較手段にて電流値検出抵抗21からなる電流値検
出手段で検出されたアクチュエータとしてのボイスコイ
ル60を形成するコイル69を流れるボイスコイル電流
Iの電流値とECU30にて達成される第2信号発生手
段で発生されたコイル69を流れるボイスコイル電流I
の電流値を設定するための電流値設定信号S2 とが比較
され、その比較結果とECU30にて達成される第1信
号発生手段で発生されたコイル69を流れるボイスコイ
ル電流Iの極性を切替えるための電流極性切替信号S1
とに基づき、論理回路のANDゲート16,17、NO
Tゲート18,19及び単安定回路23からなる制御手
段で電源電圧VB と接地との間に直列接続された2つの
スイッチング素子としてのパワーMOSFET11,1
3とパワーMOSFET12,14の2組が並列接続さ
れ、パワーMOSFET11,13の接続点とパワーM
OSFET12,14の接続点との間にコイル69がブ
リッジ接続されてなるブリッジ回路のパワーMOSFE
T11〜14が制御され、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの極性及び電流値が制御される。このため、
発熱等でコイル69の抵抗値が変化してもコイル69に
流れるボイスコイル電流Iの電流値を電流値設定信号S
2 で設定された電流値に極めて正確に一致させることが
できる。故に、ボイスコイル60を用いたエンジンマウ
ント4で所望の減衰特性を得ることができる。
【0032】また、本実施例の車両用制振装置における
前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子としてのパワ
ーMOSFET11〜14は、飽和領域のみを使用して
スイッチング制御するものであり、これを請求項2の実
施例とすることができる。
前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子としてのパワ
ーMOSFET11〜14は、飽和領域のみを使用して
スイッチング制御するものであり、これを請求項2の実
施例とすることができる。
【0033】この飽和領域ではパワーMOSFET11
〜14の動作点が低電圧大電流領域にあるため電圧値と
電流値との積が活性領域を使用したリニア制御に比べて
小さくできパワーMOSFET11〜14の発熱を抑え
ることができる。このため、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの電流値を正確に制御することができる。
〜14の動作点が低電圧大電流領域にあるため電圧値と
電流値との積が活性領域を使用したリニア制御に比べて
小さくできパワーMOSFET11〜14の発熱を抑え
ることができる。このため、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの電流値を正確に制御することができる。
【0034】〈第2実施例〉図6は本発明の第2実施例
にかかる車両用制振装置を適用したアクチュエータ駆動
回路を示す回路図である。なお、上述の第1実施例と同
様の構成または相当部分からなるものについては同一符
号及び同一記号を付してその詳細な説明を省略する。ま
た、本発明の第2実施例にかかる車両用制振装置が適用
されたエンジン周辺の概略構成及びエンジンマウントの
詳細断面については、上述の第1実施例の図1及び図2
と同様であり、その詳細な説明を省略する。
にかかる車両用制振装置を適用したアクチュエータ駆動
回路を示す回路図である。なお、上述の第1実施例と同
様の構成または相当部分からなるものについては同一符
号及び同一記号を付してその詳細な説明を省略する。ま
た、本発明の第2実施例にかかる車両用制振装置が適用
されたエンジン周辺の概略構成及びエンジンマウントの
詳細断面については、上述の第1実施例の図1及び図2
と同様であり、その詳細な説明を省略する。
【0035】図6は、エンジンマウント4のアクチュエ
ータ部50内のアクチュエータとしてのボイスコイル6
0を駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。なお、図6のアクチュエータ駆動回路では、
上述の第1実施例のアクチュエータ駆動回路を示す図3
との相違点について述べる。
ータ部50内のアクチュエータとしてのボイスコイル6
0を駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。なお、図6のアクチュエータ駆動回路では、
上述の第1実施例のアクチュエータ駆動回路を示す図3
との相違点について述べる。
【0036】図6のアクチュエータ駆動回路は、スイッ
チング素子としてのパワーMOSFET11〜14をO
N/OFF制御するに際して、図3に示す単安定回路2
3を用いず、コンパレータ22の「+」側入力端子と出
力端子との間に抵抗24を追加接続したものである。
チング素子としてのパワーMOSFET11〜14をO
N/OFF制御するに際して、図3に示す単安定回路2
3を用いず、コンパレータ22の「+」側入力端子と出
力端子との間に抵抗24を追加接続したものである。
【0037】これにより、コンパレータ22の「+」側
入力端子にΔI分のヒステリシスを持たせることがで
き、その動作は図7のタイムチャートに示すように、図
5の単安定回路出力信号S4 と同様な、所定時間毎にH
レベルとLレベルとを繰返すコンパレータ出力信号S5
を得ることができる。
入力端子にΔI分のヒステリシスを持たせることがで
き、その動作は図7のタイムチャートに示すように、図
5の単安定回路出力信号S4 と同様な、所定時間毎にH
レベルとLレベルとを繰返すコンパレータ出力信号S5
を得ることができる。
【0038】このようにして、ボイスコイル電流IをE
CU30からのECU出力信号S1,S2 に応じて直接制
御することが可能となる。本実施例でも、パワーMOS
FET11〜14を完全ON状態か完全OFF状態の飽
和領域で使用しており、リニア制御に比べてパワーMO
SFET11〜14の発熱を大幅に抑えることができ
る。また、電流を直接制御していることによりボイスコ
イル60を形成するコイル69の抵抗値変化があったと
してもコイル69を流れるボイスコイル電流Iに対する
影響がないためボイスコイル60の出力(電磁力)特性
が変化することはない。
CU30からのECU出力信号S1,S2 に応じて直接制
御することが可能となる。本実施例でも、パワーMOS
FET11〜14を完全ON状態か完全OFF状態の飽
和領域で使用しており、リニア制御に比べてパワーMO
SFET11〜14の発熱を大幅に抑えることができ
る。また、電流を直接制御していることによりボイスコ
イル60を形成するコイル69の抵抗値変化があったと
してもコイル69を流れるボイスコイル電流Iに対する
影響がないためボイスコイル60の出力(電磁力)特性
が変化することはない。
【0039】このように、本実施例の車両用制振装置
は、車体1とパワーユニットとしてのエンジン10との
間に配設されるエンジンマウント4であって、エンジン
マウント4は非圧縮性流体が封入されエンジン10及び
車体1からの振動の和の入力振動により容積変化される
主液室44を有し、アクチュエータとしてのボイスコイ
ル60にて駆動される主液室44の一端に配設した可動
部材58で前記入力振動に連動して主液室44内の前記
非圧縮性流体の圧力を制御し、エンジンマウント4の減
衰特性を変更自在なものにおいて、電源電圧VB と接地
との間に直列接続された2つのスイッチング素子として
のパワーMOSFET11,13とパワーMOSFET
12,14の2組を並列接続すると共に、パワーMOS
FET11,13の接続点とパワーMOSFET12,
14の接続点との間にボイスコイル60を形成するコイ
ル69をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの電流値を検出する電
流値検出抵抗21からなる電流値検出手段と、コイル6
9を流れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための
電流極性切替信号S1 を発生するECU30にて達成さ
れる第1信号発生手段と、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S
2 を発生するECU30にて達成される第2信号発生手
段と、前記電流値検出手段で検出されたボイスコイル電
流Iの電流値と前記第2信号発生手段で発生された電流
値設定信号S2 の大きさとを比較する抵抗24を含むコ
ンパレータ22からなる電流値比較手段と、前記第1信
号発生手段で発生された電流極性切替信号S1 と前記電
流値比較手段の比較結果とに基づいて前記ブリッジ回路
のパワーMOSFET11〜14を制御し、コイル69
を流れるボイスコイル電流Iの極性及び電流値を制御す
る論理回路のANDゲート16,17及びNOTゲート
18,19からなる制御手段とを具備するものであり、
これを請求項1の実施例とすることができる。
は、車体1とパワーユニットとしてのエンジン10との
間に配設されるエンジンマウント4であって、エンジン
マウント4は非圧縮性流体が封入されエンジン10及び
車体1からの振動の和の入力振動により容積変化される
主液室44を有し、アクチュエータとしてのボイスコイ
ル60にて駆動される主液室44の一端に配設した可動
部材58で前記入力振動に連動して主液室44内の前記
非圧縮性流体の圧力を制御し、エンジンマウント4の減
衰特性を変更自在なものにおいて、電源電圧VB と接地
との間に直列接続された2つのスイッチング素子として
のパワーMOSFET11,13とパワーMOSFET
12,14の2組を並列接続すると共に、パワーMOS
FET11,13の接続点とパワーMOSFET12,
14の接続点との間にボイスコイル60を形成するコイ
ル69をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの電流値を検出する電
流値検出抵抗21からなる電流値検出手段と、コイル6
9を流れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための
電流極性切替信号S1 を発生するECU30にて達成さ
れる第1信号発生手段と、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S
2 を発生するECU30にて達成される第2信号発生手
段と、前記電流値検出手段で検出されたボイスコイル電
流Iの電流値と前記第2信号発生手段で発生された電流
値設定信号S2 の大きさとを比較する抵抗24を含むコ
ンパレータ22からなる電流値比較手段と、前記第1信
号発生手段で発生された電流極性切替信号S1 と前記電
流値比較手段の比較結果とに基づいて前記ブリッジ回路
のパワーMOSFET11〜14を制御し、コイル69
を流れるボイスコイル電流Iの極性及び電流値を制御す
る論理回路のANDゲート16,17及びNOTゲート
18,19からなる制御手段とを具備するものであり、
これを請求項1の実施例とすることができる。
【0040】したがって、抵抗24を含むコンパレータ
22からなる電流値比較手段にて電流値検出抵抗21か
らなる電流値検出手段で検出されたアクチュエータとし
てのボイスコイル60を形成するコイル69を流れるボ
イスコイル電流Iの電流値とECU30にて達成される
第2信号発生手段で発生されたコイル69を流れるボイ
スコイル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信
号S2 とが比較され、その比較結果とECU30にて達
成される第1信号発生手段で発生されたコイル69を流
れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための電流極
性切替信号S1とに基づき、論理回路のANDゲート1
6,17及びNOTゲート18,19からなる制御手段
で電源電圧VB と接地との間に直列接続された2つのス
イッチング素子としてのパワーMOSFET11,13
とパワーMOSFET12,14の2組が並列接続さ
れ、パワーMOSFET11,13の接続点とパワーM
OSFET12,14の接続点との間にコイル69がブ
リッジ接続されてなるブリッジ回路のパワーMOSFE
T11〜14が制御され、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの極性及び電流値が制御される。このため、
発熱等でコイル69の抵抗値が変化してもコイル69に
流れるボイスコイル電流Iの電流値を電流値設定信号S
2 で設定された電流値に極めて正確に一致させることが
できる。故に、ボイスコイル60を用いたエンジンマウ
ント4で所望の減衰特性を得ることができる。
22からなる電流値比較手段にて電流値検出抵抗21か
らなる電流値検出手段で検出されたアクチュエータとし
てのボイスコイル60を形成するコイル69を流れるボ
イスコイル電流Iの電流値とECU30にて達成される
第2信号発生手段で発生されたコイル69を流れるボイ
スコイル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信
号S2 とが比較され、その比較結果とECU30にて達
成される第1信号発生手段で発生されたコイル69を流
れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための電流極
性切替信号S1とに基づき、論理回路のANDゲート1
6,17及びNOTゲート18,19からなる制御手段
で電源電圧VB と接地との間に直列接続された2つのス
イッチング素子としてのパワーMOSFET11,13
とパワーMOSFET12,14の2組が並列接続さ
れ、パワーMOSFET11,13の接続点とパワーM
OSFET12,14の接続点との間にコイル69がブ
リッジ接続されてなるブリッジ回路のパワーMOSFE
T11〜14が制御され、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの極性及び電流値が制御される。このため、
発熱等でコイル69の抵抗値が変化してもコイル69に
流れるボイスコイル電流Iの電流値を電流値設定信号S
2 で設定された電流値に極めて正確に一致させることが
できる。故に、ボイスコイル60を用いたエンジンマウ
ント4で所望の減衰特性を得ることができる。
【0041】また、本実施例の車両用制振装置における
前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子としてのパワ
ーMOSFET11〜14は、飽和領域のみを使用して
スイッチング制御するものであり、これを請求項2の実
施例とすることができる。
前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子としてのパワ
ーMOSFET11〜14は、飽和領域のみを使用して
スイッチング制御するものであり、これを請求項2の実
施例とすることができる。
【0042】この飽和領域ではパワーMOSFET11
〜14の動作点が低電圧大電流領域にあるため電圧値と
電流値との積が活性領域を使用したリニア制御に比べて
小さくできパワーMOSFET11〜14の発熱を抑え
ることができる。このため、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの電流値を正確に制御することができる。
〜14の動作点が低電圧大電流領域にあるため電圧値と
電流値との積が活性領域を使用したリニア制御に比べて
小さくできパワーMOSFET11〜14の発熱を抑え
ることができる。このため、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの電流値を正確に制御することができる。
【0043】〈第3実施例〉図8は本発明の第3実施例
にかかる車両用制振装置を適用したアクチュエータ駆動
回路を示す回路図である。なお、上述の第1実施例と同
様の構成または相当部分からなるものについては同一符
号及び同一記号を付してその詳細な説明を省略する。ま
た、本発明の第3実施例にかかる車両用制振装置が適用
されたエンジン周辺の概略構成及びエンジンマウントの
詳細断面については、上述の第1実施例の図1及び図2
と同様であり、その詳細な説明を省略する。
にかかる車両用制振装置を適用したアクチュエータ駆動
回路を示す回路図である。なお、上述の第1実施例と同
様の構成または相当部分からなるものについては同一符
号及び同一記号を付してその詳細な説明を省略する。ま
た、本発明の第3実施例にかかる車両用制振装置が適用
されたエンジン周辺の概略構成及びエンジンマウントの
詳細断面については、上述の第1実施例の図1及び図2
と同様であり、その詳細な説明を省略する。
【0044】図8は、エンジンマウント4のアクチュエ
ータ部50内のアクチュエータとしてのボイスコイル6
0を駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。なお、図8のアクチュエータ駆動回路では、
上述の第1実施例のアクチュエータ駆動回路を示す図3
との相違点について述べる。
ータ部50内のアクチュエータとしてのボイスコイル6
0を駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。なお、図8のアクチュエータ駆動回路では、
上述の第1実施例のアクチュエータ駆動回路を示す図3
との相違点について述べる。
【0045】図8のアクチュエータ駆動回路は、スイッ
チング素子としてのパワーMOSFET11〜14をO
N/OFF制御するに際して、図3に示す単安定回路2
3及びNOTゲート19を用いず、コンパレータ22に
替えてコンパレータ25,26及びR−Sフリップフロ
ップ(F/F)27を用いたものである。そして、コン
パレータ25の「+」側入力端子及びコンパレータ26
の「−」側入力端子に電流値検出抵抗21によるボイス
コイル60のコイル69を流れるボイスコイル電流Iに
対応する電圧値を入力すると共に、コンパレータ25の
「−」側入力端子、コンパレータ26の「+」側入力端
子にECU30から電流値設定信号としてのECU出力
信号S2U(上限),S2L(下限)をそれぞれ入力し、コ
ンパレータ25,26の各出力端子をR−Sフリップフ
ロップ(F/F)27のR(リセット)入力端子、S
(セット)入力端子にそれぞれ接続したものである。
チング素子としてのパワーMOSFET11〜14をO
N/OFF制御するに際して、図3に示す単安定回路2
3及びNOTゲート19を用いず、コンパレータ22に
替えてコンパレータ25,26及びR−Sフリップフロ
ップ(F/F)27を用いたものである。そして、コン
パレータ25の「+」側入力端子及びコンパレータ26
の「−」側入力端子に電流値検出抵抗21によるボイス
コイル60のコイル69を流れるボイスコイル電流Iに
対応する電圧値を入力すると共に、コンパレータ25の
「−」側入力端子、コンパレータ26の「+」側入力端
子にECU30から電流値設定信号としてのECU出力
信号S2U(上限),S2L(下限)をそれぞれ入力し、コ
ンパレータ25,26の各出力端子をR−Sフリップフ
ロップ(F/F)27のR(リセット)入力端子、S
(セット)入力端子にそれぞれ接続したものである。
【0046】次に、その動作について図9及び図10の
タイムチャートを参照して説明する。なお、図10は図
9のP2部を拡大して各信号状態を示すタイムチャート
である。
タイムチャートを参照して説明する。なお、図10は図
9のP2部を拡大して各信号状態を示すタイムチャート
である。
【0047】ECU30からは電流極性切替信号として
のECU出力信号S1 と電流値設定信号としてのECU
出力信号S2U,S2Lとが出力される。ECU出力信号S
1 がHレベルのときには、パワーMOSFET12,1
3がON/OFF動作され、パワーMOSFET11,
14がOFF状態に保持される。ECU出力信号S1が
Hレベルとなると、パワーMOSFET12,13は同
時にON状態となり、ボイスコイル60を形成するコイ
ル69には矢印方向にボイスコイル電流Iが流れ始め
る。このボイスコイル電流Iの電流値は電流値検出抵抗
21により検出され、コンパレータ25の「+」側入力
端子及びコンパレータ26の「−」側入力端子に入力さ
れる。一方、コンパレータ25の「−」側入力端子には
ECU30からのECU出力信号S2Uが入力されている
ことから、ボイスコイル電流Iが上限設定値に達すると
コンパレータ25からHレベルのコンパレータ出力信号
S6がR−Sフリップフロップ27のR入力端子に出力
される。また、コンパレータ26の「+」側入力端子に
はECU30からのECU出力信号S2Lが入力されてい
ることから、ボイスコイル電流Iが下限設定値に達する
とコンパレータ26からHレベルのコンパレータ出力信
号S7 がR−Sフリップフロップ27のS入力端子に出
力される。このコンパレータ出力信号S6,S7 を入力信
号としてR−Sフリップフロップ27のQ出力端子から
は所定時間毎にHレベルとLレベルとを繰返すフリップ
フロップ出力信号S8 が出力され、この間においてはパ
ワーMOSFET12,13は同時にON/OFF状態
となり、以下同様な動作が繰返される。
のECU出力信号S1 と電流値設定信号としてのECU
出力信号S2U,S2Lとが出力される。ECU出力信号S
1 がHレベルのときには、パワーMOSFET12,1
3がON/OFF動作され、パワーMOSFET11,
14がOFF状態に保持される。ECU出力信号S1が
Hレベルとなると、パワーMOSFET12,13は同
時にON状態となり、ボイスコイル60を形成するコイ
ル69には矢印方向にボイスコイル電流Iが流れ始め
る。このボイスコイル電流Iの電流値は電流値検出抵抗
21により検出され、コンパレータ25の「+」側入力
端子及びコンパレータ26の「−」側入力端子に入力さ
れる。一方、コンパレータ25の「−」側入力端子には
ECU30からのECU出力信号S2Uが入力されている
ことから、ボイスコイル電流Iが上限設定値に達すると
コンパレータ25からHレベルのコンパレータ出力信号
S6がR−Sフリップフロップ27のR入力端子に出力
される。また、コンパレータ26の「+」側入力端子に
はECU30からのECU出力信号S2Lが入力されてい
ることから、ボイスコイル電流Iが下限設定値に達する
とコンパレータ26からHレベルのコンパレータ出力信
号S7 がR−Sフリップフロップ27のS入力端子に出
力される。このコンパレータ出力信号S6,S7 を入力信
号としてR−Sフリップフロップ27のQ出力端子から
は所定時間毎にHレベルとLレベルとを繰返すフリップ
フロップ出力信号S8 が出力され、この間においてはパ
ワーMOSFET12,13は同時にON/OFF状態
となり、以下同様な動作が繰返される。
【0048】一方、ECU出力信号S1 がLレベルのと
きには、パワーMOSFET11,14がON/OFF
動作され、パワーMOSFET12,13がOFF状態
に保持される。そして、上述と同様なパワーMOSFE
T11,14のON/OFF動作が行われる。
きには、パワーMOSFET11,14がON/OFF
動作され、パワーMOSFET12,13がOFF状態
に保持される。そして、上述と同様なパワーMOSFE
T11,14のON/OFF動作が行われる。
【0049】このため、図9及び図10に示すように、
ECU出力信号S2U,S2Lに挟まれた間でスイッチング
制御されたボイスコイル電流Iが得られる。
ECU出力信号S2U,S2Lに挟まれた間でスイッチング
制御されたボイスコイル電流Iが得られる。
【0050】このようにして、ボイスコイル電流IをE
CU30からのECU出力信号S1,S2U,S2Lに応じて
直接制御することが可能となる。本実施例でも、パワー
MOSFET11〜14を完全ON状態か完全OFF状
態の飽和領域で使用しており、リニア制御に比べてパワ
ーMOSFET11〜14の発熱を大幅に抑えることが
できる。また、電流を直接制御していることによりボイ
スコイル60を形成するコイル69の抵抗値変化があっ
たとしてもコイル69を流れるボイスコイル電流Iに対
する影響がないためボイスコイル60の出力(電磁力)
特性が変化することはない。
CU30からのECU出力信号S1,S2U,S2Lに応じて
直接制御することが可能となる。本実施例でも、パワー
MOSFET11〜14を完全ON状態か完全OFF状
態の飽和領域で使用しており、リニア制御に比べてパワ
ーMOSFET11〜14の発熱を大幅に抑えることが
できる。また、電流を直接制御していることによりボイ
スコイル60を形成するコイル69の抵抗値変化があっ
たとしてもコイル69を流れるボイスコイル電流Iに対
する影響がないためボイスコイル60の出力(電磁力)
特性が変化することはない。
【0051】このように、本実施例の車両用制振装置
は、車体1とパワーユニットとしてのエンジン10との
間に配設されるエンジンマウント4であって、エンジン
マウント4は非圧縮性流体が封入されエンジン10及び
車体1からの振動の和の入力振動により容積変化される
主液室44を有し、アクチュエータとしてのボイスコイ
ル60にて駆動される主液室44の一端に配設した可動
部材58で前記入力振動に連動して主液室44内の前記
非圧縮性流体の圧力を制御し、エンジンマウント4の減
衰特性を変更自在なものにおいて、電源電圧VB と接地
との間に直列接続された2つのスイッチング素子として
のパワーMOSFET11,13とパワーMOSFET
12,14の2組を並列接続すると共に、パワーMOS
FET11,13の接続点とパワーMOSFET12,
14の接続点との間にボイスコイル60を形成するコイ
ル69をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの電流値を検出する電
流値検出抵抗21からなる電流値検出手段と、コイル6
9を流れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための
電流極性切替信号S1 を発生するECU30にて達成さ
れる第1信号発生手段と、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S
2U,S2Lを発生するECU30にて達成される第2信号
発生手段と、前記電流値検出手段で検出されたボイスコ
イル電流Iの電流値と前記第2信号発生手段で発生され
た電流値設定信号S2U,S2Lの大きさとを比較するコン
パレータ25,26からなる電流値比較手段と、前記第
1信号発生手段で発生された電流極性切替信号S1 と前
記電流値比較手段の比較結果とに基づいて前記ブリッジ
回路のパワーMOSFET11〜14を制御し、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの極性及び電流値を制
御する論理回路のANDゲート16,17及びNOTゲ
ート18及びR−Sフリップフロップ27からなる制御
手段とを具備するものであり、これを請求項1の実施例
とすることができる。
は、車体1とパワーユニットとしてのエンジン10との
間に配設されるエンジンマウント4であって、エンジン
マウント4は非圧縮性流体が封入されエンジン10及び
車体1からの振動の和の入力振動により容積変化される
主液室44を有し、アクチュエータとしてのボイスコイ
ル60にて駆動される主液室44の一端に配設した可動
部材58で前記入力振動に連動して主液室44内の前記
非圧縮性流体の圧力を制御し、エンジンマウント4の減
衰特性を変更自在なものにおいて、電源電圧VB と接地
との間に直列接続された2つのスイッチング素子として
のパワーMOSFET11,13とパワーMOSFET
12,14の2組を並列接続すると共に、パワーMOS
FET11,13の接続点とパワーMOSFET12,
14の接続点との間にボイスコイル60を形成するコイ
ル69をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの電流値を検出する電
流値検出抵抗21からなる電流値検出手段と、コイル6
9を流れるボイスコイル電流Iの極性を切替えるための
電流極性切替信号S1 を発生するECU30にて達成さ
れる第1信号発生手段と、コイル69を流れるボイスコ
イル電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S
2U,S2Lを発生するECU30にて達成される第2信号
発生手段と、前記電流値検出手段で検出されたボイスコ
イル電流Iの電流値と前記第2信号発生手段で発生され
た電流値設定信号S2U,S2Lの大きさとを比較するコン
パレータ25,26からなる電流値比較手段と、前記第
1信号発生手段で発生された電流極性切替信号S1 と前
記電流値比較手段の比較結果とに基づいて前記ブリッジ
回路のパワーMOSFET11〜14を制御し、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの極性及び電流値を制
御する論理回路のANDゲート16,17及びNOTゲ
ート18及びR−Sフリップフロップ27からなる制御
手段とを具備するものであり、これを請求項1の実施例
とすることができる。
【0052】したがって、コンパレータ25,26から
なる電流値比較手段にて電流値検出抵抗21からなる電
流値検出手段で検出されたアクチュエータとしてのボイ
スコイル60を形成するコイル69を流れるボイスコイ
ル電流Iの電流値とECU30にて達成される第2信号
発生手段で発生されたコイル69を流れるボイスコイル
電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S2U,
S2Lとが比較され、その比較結果とECU30にて達成
される第1信号発生手段で発生されたコイル69を流れ
るボイスコイル電流Iの極性を切替えるための電流極性
切替信号S1 とに基づき、論理回路のANDゲート1
6,17、NOTゲート18及びR−Sフリップフロッ
プ27からなる制御手段で電源電圧VB と接地との間に
直列接続された2つのスイッチング素子としてのパワー
MOSFET11,13とパワーMOSFET12,1
4の2組が並列接続され、パワーMOSFET11,1
3の接続点とパワーMOSFET12,14の接続点と
の間にコイル69がブリッジ接続されてなるブリッジ回
路のパワーMOSFET11〜14が制御され、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの極性及び電流値が制
御される。このため、発熱等でコイル69の抵抗値が変
化してもコイル69に流れるボイスコイル電流Iの電流
値を電流値設定信号S2U,S2Lで設定された電流値に極
めて正確に一致させることができる。故に、ボイスコイ
ル60を用いたエンジンマウント4で所望の減衰特性を
得ることができる。
なる電流値比較手段にて電流値検出抵抗21からなる電
流値検出手段で検出されたアクチュエータとしてのボイ
スコイル60を形成するコイル69を流れるボイスコイ
ル電流Iの電流値とECU30にて達成される第2信号
発生手段で発生されたコイル69を流れるボイスコイル
電流Iの電流値を設定するための電流値設定信号S2U,
S2Lとが比較され、その比較結果とECU30にて達成
される第1信号発生手段で発生されたコイル69を流れ
るボイスコイル電流Iの極性を切替えるための電流極性
切替信号S1 とに基づき、論理回路のANDゲート1
6,17、NOTゲート18及びR−Sフリップフロッ
プ27からなる制御手段で電源電圧VB と接地との間に
直列接続された2つのスイッチング素子としてのパワー
MOSFET11,13とパワーMOSFET12,1
4の2組が並列接続され、パワーMOSFET11,1
3の接続点とパワーMOSFET12,14の接続点と
の間にコイル69がブリッジ接続されてなるブリッジ回
路のパワーMOSFET11〜14が制御され、コイル
69を流れるボイスコイル電流Iの極性及び電流値が制
御される。このため、発熱等でコイル69の抵抗値が変
化してもコイル69に流れるボイスコイル電流Iの電流
値を電流値設定信号S2U,S2Lで設定された電流値に極
めて正確に一致させることができる。故に、ボイスコイ
ル60を用いたエンジンマウント4で所望の減衰特性を
得ることができる。
【0053】また、本実施例の車両用制振装置における
前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子としてのパワ
ーMOSFET11〜14は、飽和領域のみを使用して
スイッチング制御するものであり、これを請求項2の実
施例とすることができる。
前記ブリッジ回路の前記スイッチング素子としてのパワ
ーMOSFET11〜14は、飽和領域のみを使用して
スイッチング制御するものであり、これを請求項2の実
施例とすることができる。
【0054】この飽和領域ではパワーMOSFET11
〜14の動作点が低電圧大電流領域にあるため電圧値と
電流値との積が活性領域を使用したリニア制御に比べて
小さくできパワーMOSFET11〜14の発熱を抑え
ることができる。このため、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの電流値を正確に制御することができる。
〜14の動作点が低電圧大電流領域にあるため電圧値と
電流値との積が活性領域を使用したリニア制御に比べて
小さくできパワーMOSFET11〜14の発熱を抑え
ることができる。このため、コイル69を流れるボイス
コイル電流Iの電流値を正確に制御することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の車両用
制振装置によれば、電流値比較手段にて電流値検出手段
で検出されたアクチュエータを形成するコイル導線を流
れる電流値と第2信号発生手段で発生されたコイル導線
を流れる電流値を設定するための電流値設定信号とが比
較され、その比較結果と第1信号発生手段で発生された
コイル導線を流れる電流の極性を切替えるための電流極
性切替信号とに基づき、制御手段で直列接続された2つ
のスイッチング素子の2組が並列接続され、各組のスイ
ッチング素子同士の接続点との間にコイル導線がブリッ
ジ接続されたブリッジ回路のスイッチング素子が制御さ
れ、コイル導線を流れる電流の極性及び電流値が制御さ
れる。このため、発熱等でコイル導線の抵抗値が変化し
てもコイル導線に流れる電流値を電流値設定信号で設定
された電流値に極めて正確に一致させることができる。
これにより、アクチュエータとしてボイスコイルを用い
たエンジンマウントで所望の減衰特性を得ることができ
る。
制振装置によれば、電流値比較手段にて電流値検出手段
で検出されたアクチュエータを形成するコイル導線を流
れる電流値と第2信号発生手段で発生されたコイル導線
を流れる電流値を設定するための電流値設定信号とが比
較され、その比較結果と第1信号発生手段で発生された
コイル導線を流れる電流の極性を切替えるための電流極
性切替信号とに基づき、制御手段で直列接続された2つ
のスイッチング素子の2組が並列接続され、各組のスイ
ッチング素子同士の接続点との間にコイル導線がブリッ
ジ接続されたブリッジ回路のスイッチング素子が制御さ
れ、コイル導線を流れる電流の極性及び電流値が制御さ
れる。このため、発熱等でコイル導線の抵抗値が変化し
てもコイル導線に流れる電流値を電流値設定信号で設定
された電流値に極めて正確に一致させることができる。
これにより、アクチュエータとしてボイスコイルを用い
たエンジンマウントで所望の減衰特性を得ることができ
る。
【0056】請求項2の車両用制振装置によれば、請求
項1の効果に加えて、ブリッジ回路におけるスイッチン
グ素子が飽和領域のみを使用してスイッチング制御され
る。このような飽和領域ではスイッチング素子の動作点
が低電圧大電流領域にあるため電圧値と電流値との積が
活性領域を使用したリニア制御に比べて小さくできスイ
ッチング素子の発熱を抑えることができる。これによ
り、コイル導線に流れる電流値を正確に制御することが
できる。
項1の効果に加えて、ブリッジ回路におけるスイッチン
グ素子が飽和領域のみを使用してスイッチング制御され
る。このような飽和領域ではスイッチング素子の動作点
が低電圧大電流領域にあるため電圧値と電流値との積が
活性領域を使用したリニア制御に比べて小さくできスイ
ッチング素子の発熱を抑えることができる。これによ
り、コイル導線に流れる電流値を正確に制御することが
できる。
【図1】 図1は本発明の第1実施例乃至第3実施例に
かかる車両用制振装置が適用されたエンジン周辺の構成
を示す概略図である。
かかる車両用制振装置が適用されたエンジン周辺の構成
を示す概略図である。
【図2】 図2は図1のエンジンマウントを示す詳細断
面図である。
面図である。
【図3】 図3は本発明の第1実施例にかかる車両用制
振装置で用いられているエンジンマウントのボイスコイ
ルを駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
振装置で用いられているエンジンマウントのボイスコイ
ルを駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
【図4】 図4は図3のECU出力信号及びボイスコイ
ル電流を示すタイムチャートである。
ル電流を示すタイムチャートである。
【図5】 図5は図4のP1部を拡大して各信号状態を
示すタイムチャートである。
示すタイムチャートである。
【図6】 図6は本発明の第2実施例にかかる車両用制
振装置で用いられているエンジンマウントのボイスコイ
ルを駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
振装置で用いられているエンジンマウントのボイスコイ
ルを駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
【図7】 図7は図6の各信号状態を拡大して示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図8】 図8は本発明の第3実施例にかかる車両用制
振装置で用いられているエンジンマウントのボイスコイ
ルを駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
振装置で用いられているエンジンマウントのボイスコイ
ルを駆動するためのアクチュエータ駆動回路を示す回路
図である。
【図9】 図9は図8のECU出力信号及びボイスコイ
ル電流を示すタイムチャートである。
ル電流を示すタイムチャートである。
【図10】 図10は図9のP2部を拡大して各信号状
態を示すタイムチャートである。
態を示すタイムチャートである。
【図11】 図11は従来の車両用制振装置で用いられ
ているエンジンマウントのボイスコイルを駆動するため
の出力信号及びアクチュエータ駆動回路を示す回路図で
ある。
ているエンジンマウントのボイスコイルを駆動するため
の出力信号及びアクチュエータ駆動回路を示す回路図で
ある。
【図12】 図12は従来の車両用制振装置で用いられ
ているエンジンマウントのボイスコイルを駆動するため
のその他の出力信号及びアクチュエータ駆動回路を示す
回路図である。
ているエンジンマウントのボイスコイルを駆動するため
のその他の出力信号及びアクチュエータ駆動回路を示す
回路図である。
1 車体 4 エンジンマウント 6 ディストリビュータ 7 回転角センサ 8 基準位置センサ 10 エンジン(内燃機関) 11〜14 パワーMOSFET(スイッチング素子) 21 電流値検出抵抗(電流値検出手段) 22 コンパレータ(電流値比較手段) 30 ECU(電子制御ユニット) 44 主液室 58 可動部材 60 ボイスコイル 69 コイル
Claims (2)
- 【請求項1】 車体とパワーユニットとの間に配設され
るエンジンマウントであって、前記エンジンマウントは
非圧縮性流体が封入され前記パワーユニット及び車体か
らの入力振動により容積変化される主液室を有し、アク
チュエータにて駆動される前記主液室の一端に配設した
可動部材で前記入力振動に連動して前記主液室内の前記
非圧縮性流体の圧力を制御し、前記エンジンマウントの
減衰特性を変更自在な車両用制振装置において、 電源電圧と接地との間に直列接続された2つのスイッチ
ング素子の2組を並列接続すると共に、各組の前記スイ
ッチング素子同士の接続点との間に前記アクチュエータ
を形成するコイル導線をブリッジ接続するブリッジ回路
と、 前記コイル導線を流れる電流値を検出する電流値検出手
段と、 前記コイル導線を流れる電流の極性を切替えるための電
流極性切替信号を発生する第1信号発生手段と、 前記コイル導線を流れる電流値を設定するための電流値
設定信号を発生する第2信号発生手段と、 前記電流値検出手段で検出された前記電流値と前記第2
信号発生手段で発生された前記電流値設定信号の大きさ
とを比較する電流値比較手段と、 前記第1信号発生手段で発生された前記電流極性切替信
号と前記電流値比較手段の比較結果とに基づいて前記ブ
リッジ回路の前記スイッチング素子を制御し、前記コイ
ル導線を流れる電流の極性及び電流値を制御する制御手
段とを具備することを特徴とする車両用制振装置。 - 【請求項2】 前記ブリッジ回路の前記スイッチング素
子は、飽和領域のみを使用してスイッチング制御するこ
とを特徴とする請求項1に記載の車両用制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2162195A JPH08219227A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 車両用制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2162195A JPH08219227A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 車両用制振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219227A true JPH08219227A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12060140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2162195A Pending JPH08219227A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 車両用制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219227A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6678177B2 (en) | 2001-05-22 | 2004-01-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Driving method of a bridge circuit for driving an inductance load |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP2162195A patent/JPH08219227A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6678177B2 (en) | 2001-05-22 | 2004-01-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Driving method of a bridge circuit for driving an inductance load |
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