JPH08219319A - 電磁比例圧力制御弁 - Google Patents

電磁比例圧力制御弁

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JPH08219319A
JPH08219319A JP2823795A JP2823795A JPH08219319A JP H08219319 A JPH08219319 A JP H08219319A JP 2823795 A JP2823795 A JP 2823795A JP 2823795 A JP2823795 A JP 2823795A JP H08219319 A JPH08219319 A JP H08219319A
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JP
Japan
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valve
spool
pressure
port
proportional solenoid
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JP2823795A
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English (en)
Inventor
Nobumichi Hanawa
伸道 塙
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソレノイドの非励磁時にプランジャと共に変
位する弁によりドレーン流量を遮断し、作動ポートの圧
力を確実に保持する。 【構成】 スプール3を制御電流に比例して駆動する比
例ソレノイド20と、プランジャ22の推力に対抗的に
作用するスプリング12と、作動ポート8の圧力をスプ
ール3にフィードバックする手段と、ドレーンポート9
からの作動油をドレーン側に導く通路に介装した弁穴2
8と、この弁穴28をプランジャに22に連動して開閉
する弁29とを設け、比例ソレノイド20の非励磁時に
弁29によって弁穴28を閉じ作動油の流出を遮断する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁比例圧力制御弁の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】ソレノイドの励磁力に応じて圧力を制御
する電磁比例圧力制御弁として、従来、特開平2−16
3583号公報に開示されたものがある。
【0003】これによると、ソレノイドへの制御電流を
高めるとスプールが変位し、油圧の供給ポートを開き、
供給ポートから作動ポートに圧油を送り、作動ポートの
圧力がソレノイドの推力とバランスするまで上昇したら
供給ポートを閉じ、また、作動ポートの圧力を下げると
きは、ソレノイドの制御電流を減少させ、これに応じて
スプールが変位し、ドレーンポートを開き、作動ポート
からの圧油を逃がし、作動ポートの圧力がソレノイドの
推力とバランスするまで低下したらドレーンポートを閉
じるようになっている。
【0004】このようにして、作動ポートに供給する油
圧をソレノイドの制御電流に対応するようにフィードバ
ック制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この電磁比
例圧力制御弁にあっては、油圧源(ポンプ)の運転停止
時に作動ポートの圧力をそのままに維持することが困難
であった。
【0006】なぜならば、作動ポートはスプールの変位
により、供給ポートとドレーンポートに選択的に連通す
るが、厳密にはスプールの摺動間隙があるため、供給ポ
ートからの圧油の供給が断たれると、作動ポートの圧油
は摺動間隙からドレーンポートへと漏れ出て、少しづつ
ではあるが、作動ポートの圧力が低下していくのであ
る。
【0007】摺動間隙を小さくすると漏れ量は減るが、
完全に遮断することはできず、またスプールの摺動特性
を考慮すると、ある程度の間隙を確保しないと滑らかな
動きが保証できない。
【0008】したがって、このような漏れを防ぐには、
例えば、電磁比例圧力制御弁とは別に油圧源の運転停止
時にのみ作動ポートからの逆流を阻止する遮断弁を設け
る必要があり、この場合には制御が複雑になるばかり
か、装置も大型化するなどの問題が避けられない。
【0009】そこで本発明は、ソレノイドの非励磁時に
プランジャの変位に伴ってドレーン流量を遮断し、作動
ポートの圧力を保持することにより、上記した問題を解
決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、油圧源に
接続される供給ポートと、ドレーン側に接続するドレー
ンポートと、負荷側に接続する作動ポートと、この作動
ポートを供給ポートとドレーンポートに選択的に連通さ
せるスプールと、スプールを制御電流に比例して駆動す
る比例ソレノイドと、比例ソレノイドのプランジャを非
通電時に初期位置に復帰させるスプリングと、作動ポー
トの圧力をスプールの減圧方向に付加する圧力フィード
バック手段と、を備えた電磁比例圧力制御弁において、
前記ドレーンポートからの作動油をドレーン側に導く通
路に介装した弁穴とを備え、この弁穴を比例ソレノイド
のプランジャに連動して開閉する弁と、比例ソレノイド
の非通電時に前記弁により弁穴を閉じ作動油の流出を遮
断するようにした。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
弁は比例ソレノイドのプランジャと一体に形成され、ス
プールを変位させるプッシュロッドに設けられる。
【0012】第3の発明は、第1の発明において、前記
弁は比例ソレノイドのプランジャに連動するスプールに
設けられる。
【0013】第4の発明は、第2または第3の発明にお
いて、前記弁は球弁であり、比例ソレノイドへの非通電
時にプランジャの中心軸と同軸に設けた弁穴をもつバル
ブシートに着座する。
【0014】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、前記フィードバック手段が、スプールの内部に摺動
自由に配置されると共に作動ポートの圧力に応じてスプ
ールを減圧方向に駆動する反力ピストンである。
【0015】第6の発明は、第1〜第4の発明におい
て、前記フィードバック手段が、供給ポートよりもドレ
ーンポート側を大径とした段付スプールにより構成され
る。
【0016】第7の発明は、第1〜第6の発明におい
て、前記比例ソレノイドへの制御電流が増加してスプー
ルの変位が大きくなるほど制御圧力が低下するように、
作動ポートに対して供給ポートとドレーンポートの位置
関係を設定した。
【0017】
【作用】第1の発明では、比例ソレノイドへの制御電流
に応じてプランジャを介してスプールが変位し、供給ポ
ートまたはドレーンポートと選択的に連通する作動ポー
トの圧力が変化する。作動ポートの発生圧力はフィード
バック手段によりスプールに付加され、この圧力と比例
ソレノイドの推力とがバランスしたときに作動ポートの
連通が遮断され、その圧力が保持される。
【0018】他方、比例ソレノイドへの通電を遮断する
と、プランジャはスプリングの付勢力により初期位置ま
で押し戻され、この状態ではプランジャに連動する弁が
弁穴を閉じる。この状態ではドレーンポートからの作動
油はドレーン側に逃げることができず、作動ポートとド
レーンポートとが連通状態にあっても作動ポートの圧力
はそのまま維持される。
【0019】第2の発明では、比例ソレノイドのプラン
ジャによって駆動されるプッシュロッドと共に弁が変位
し、比例ソレノイドの非通電時に弁穴を閉じ、作動ポー
トの圧力を保持する。
【0020】第3の発明では、比例ソレノイドのプラン
ジャを介して駆動されるスプールと共に弁が変位し、比
例ソレノイドの非通電時に弁穴を閉じ、作動ポートの圧
力を保持する。
【0021】第4の発明では、球弁がプッシュロッドま
たはスプールと共に変位し、その軸方向に位置する弁穴
を開閉するので、比例ソレノイドの非通電時に確実に弁
穴を密閉する。
【0022】第5の発明では、スプールの内部に配置し
た反力ピストンが作動ポートの圧力を受け、スプールを
減圧方向に変位させ、作動ポートの発生圧力を比例ソレ
ノイドの推力とバランスする圧力にフィードバック制御
する。
【0023】第6の発明では、段付スプールの段差部分
にかかる作動ポートの圧力により、スプールを減圧方向
に変位させ、作動ポートの発生圧力を比例ソレノイドの
推力とバランスする圧力にフィードバック制御する。
【0024】第7の発明では、比例ソレノイドの制御電
流が小さいときに作動ポートの発生圧力が大きく、電流
の増加に伴い圧力が小さくなるので、高い負荷圧力に制
御するときの比例ソレノイドの消費電力を軽減できる。
【0025】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すもので、バルブ
ボディ1にはスリーブ2が固定され、このスリーブ2の
内部にスプール3が摺動自由に配置される。
【0026】スリーブ2には油圧ポンプ4と逆止弁5を
介して接続する供給ポート6と、油圧シリンダなどの負
荷7に接続する作動ポート8と、オイルリザーバなどの
ドレーン側に接続するドレーンポート9とがそれぞれ設
けられる。前記スプール3の外周部には環状のバルブ溝
10が形成され、スプール3の中立位置において作動ポ
ート8を供給ポート6、ドレーンポート9のいずれとも
連通を遮断するようになっている。
【0027】スプール3の左端部には、比例ソレノイド
20が配設され、コイル21によって駆動されるプラン
ジャ22が前記スプール3と同軸的に配置され、プラン
ジャ22の中心を貫通してプッシュロッド23が固定さ
れ、プッシュロッド23の一端が前記スプール3の端面
に当接する。そして、比例ソレノイド20への通電によ
りプランジャ22と一体にプッシュロッド23が移動す
ると、これに応じてスプール3を軸方向に変位させ、作
動ポート8を供給ポート6またはドレーンポート9と選
択的に連通する。
【0028】前記スプール3の右端部にはスリーブ2に
圧入したストッパ11に一端を支持されたリターンスプ
リング12が当接し、スプール3を比例ソレノイド20
の推力に対抗して押し戻す。また、スプール3の中心に
は前記バルブ溝10と連通する摺動孔13が形成され、
この摺動孔13に挿入した反力ピストン14が前記スト
ッパ11に当たり、スプール3を減圧方向(比例ソレノ
イド20の推力に対抗する方向)に駆動するフィードバ
ック反力を発生する。
【0029】つまり、反力ピストン14は作動ポート8
に発生する圧力が反力ピストン14にフィードバックさ
れ、この圧力によってスプール3を比例ソレノイド20
のプッシュロッド23の推力とバランスするまで押し戻
す。
【0030】前記比例ソレノイド20のプランジャ22
はガイドスリーブ24に摺動自由に支持され、またフッ
シュロッド23の先端はベースプレート25の貫通穴に
ブッシュ26を介して摺動自由に支持される。
【0031】そして、ガイドスリーブ24の端部はバル
ブシート27により閉塞されると共に、このバルブシー
ト27の中心には弁穴28が形成され、この弁穴28を
前記プッシュロッド23の端部に取付けた弁球29が開
閉するようになっている。
【0032】すなわち、比例ソレノイド20への通電が
遮断され、前記リターンスプリング12の付勢力により
スプール3と共にプッシュロッド23が押し戻される
と、弁球29がバルブシート27に着座し、弁穴28を
閉弁する。
【0033】前記したドレーンポート9は、スリーブの
通孔16、ベースプレート25の通孔17、プランジャ
22の通孔18を経由してこの弁穴28と連通し、さら
に弁穴28の下流側はドレーン通路30を介してリザー
バ31と接続する。
【0034】したがって、比例ソレノイド20に通電さ
れてプランジャ22が初期位置から変位しているとき
は、ドレーンポート9は弁穴28を介して常時リザーバ
31と連通状態を維持するが、非通電時には弁穴28を
閉じ、ドレーンポート9をドレーン側とは遮断する。
【0035】前記スプール3の反対側には、スリーブ2
に設けた軸心と平行に延びる通路19によりドレーンポ
ート9と連通し、スプール3の両端面に働く油圧を同一
に維持している。
【0036】なお、この実施例ではバルブボディ1はス
プール3の摺動方向に分割され、比例ソレノイド20を
挟み込んだ状態で、複数の通しボルト33により一体的
に結合されている。
【0037】以上のように構成され、次に作用について
図2を参照しながら説明する。
【0038】比例ソレノイド20に通電されると、図中
右方向にプランジャ22が駆動され、プッシュロッド2
3を介してスプール3を移動させる。この比例ソレノイ
ド20のプランジャ22の推力は励磁電流に比例する。
【0039】図2の(C)にも示すように、スプール3
の変位により、バルブ溝10により作動ポート8は供給
ポート6と連通し、作動ポート8から負荷側の油圧シリ
ンダ7に作動油が供給され、かつ作動ポート8の圧力も
高まる。
【0040】作動ポート8の圧力はバルブ溝10と連通
する摺動孔13にも導かれ、反力ピストン14をストッ
パ11に向けて押す。このように反力ピストン14にか
かるフィードバック圧力により、スプール3は逆方向に
押され、前記比例ソレノイド20のプランジャ22の推
力とバランスする位置までプッシュロッド23を押し戻
す。
【0041】したがって、図2の(A)にも示すよう
に、作動ポート8の圧力が比例ソレノイド20の制御電
流に対応する圧力まで上昇したときに、スプール3のバ
ルブ溝10は作動ポート8を供給ポート6から遮断し
(同時にドレーンポート9からも遮断)、作動ポート8
の圧力をその値に保持する。
【0042】一方、作動ポート8の圧力を下げるには、
比例ソレノイド20の制御電流を減少させる。プランジ
ャ22の推力が低下し、作動ポート8の圧力を受ける反
力ピストン14により、スプール3がプッシュロッド2
3を押し戻す。このため、図2の(B)に示すように、
バルブ溝10が作動ポート8をドレーンポート9と連通
し、油圧シリンダ7からの作動油をドレーンポート9に
逃がし、作動ポート8の圧力も低下する。
【0043】このようにして作動ポート8の圧力が低下
していくと反力ピストン14の押力も弱まり、スプール
3は徐々に戻り、比例ソレノイド20のプランジャ22
の推力とバランスしたときに、図2の(A)の中立位置
でドレーンポート9との連通を遮断し、作動ポート8を
その圧力に保つ。
【0044】なお、作動ポート8の圧力を減圧するとき
でも、比例ソレノイド20には通電されているため、プ
ランジャ22は初期位置よりも右方向に移動しており、
プッシュロッド23の左端部の弁球29はバルブシート
27から離れ、弁穴28は開かれている。したがって、
ドレーンポート9からリザーバ31へ作動油を逃がして
の減圧制御は保証される。
【0045】このように比例ソレノイド20への制御電
流に比例しての圧力制御ができる一方、油圧源の作動停
止時など作動ポート8の圧力を保持する必要が生じた場
合には、比例ソレノイド20への通電を遮断する。
【0046】この状態では、プランジャ22の推力が無
くなり、図1の図中上半分に示すように、作動ポート8
にかかる圧力を受ける反力ピストン14と、リターンス
プリング12の作用力より、スプール3が左方向へとプ
ッシュロッド23を押し戻す。このため、プッシュロッ
ド23に取付けた弁球29がバルブシート27に着座
し、弁穴28を閉じる。弁穴28の下流側はリザーバ3
1に解放され、低圧のため、弁球29は上流側との差圧
により確実に密着し、弁穴28を封止する。
【0047】このようにして、油圧源の作動停止時など
でも作動ポート8の圧力を確実に維持することができ
る。
【0048】なお、当然のことながら、作動ポート8の
圧力は、比例ソレイノイド20の制御電流を小さくすれ
ば、これに比例して減圧できるので、球弁29によりド
レーン側を遮断する前に、圧力ゼロまで下げることもで
きる。
【0049】次に図3の実施例を説明すると、これは、
プッシュロッド23をベースプレート25の貫通穴に直
動型のリニアボールベアリング35を介して支持したも
のである。
【0050】このようにすると、プッシュロッド23の
作動が円滑となり、また、リニアボールベアリング35
の間隙を通してドレーン側の作動油を逃がすことができ
ので、わざわざ通孔17を設ける必要がなくなる。な
お、この実施例ではプッシュロッド23の両端部におい
てリニアボールベアリング35で支持する構成にしてあ
る。
【0051】図4の実施例は、作動ポート8の圧力をフ
ィードバックするために、反力ピストン14を設ける代
わりに、スプール3を途中で直径が変化する段付スプー
ル36としたものである。
【0052】供給ポート6を段付スプール36の小径部
37に面した位置に、また作動ポート8とドレーンポー
ト9を大径部38に面した位置に設け、小径部37と大
径部38との段差部分にかかる圧力により、ドレーンポ
ート9側に向けてスプール3を付勢するようにして、作
動ポート8にかかる圧力を減圧方向にフィードバックし
ている。
【0053】このように圧力フィードバックする機構と
して、段付スプール36としたので、反力ピストン14
が不要となり、その分だけ構造が簡略化できる。
【0054】なお、この場合、作動ポート8を挟んで供
給ポート6とドレーンポート9の位置を、第1の実施例
とは反対にしたため、比例ソレノイド20の励磁力が増
すほどスプール3はドレーンポート9側に大きく変位
し、したがって、図5にも示すように、制御電流が増加
するほど制御圧力が低下する特性となる。
【0055】比例ソレノイド20の制御電流の増加に対
して制御圧力が低下する構成にすると、作動ポート8の
負荷として高圧域を多く利用する機器に使用するときな
ど、比例ソレノイド20の消費電流を低減できる。
【0056】また、スプール3にかかるフィードバック
の圧力が、段付スプール36をプッシュロッド23と反
対方向に付勢するので、比例ソレノイド20への通電を
停止した状態から通電を開始し、弁穴28を開くとき
に、スプリング12の作用力に打ち勝って段付スプール
36を変位させる必要が生じる。そこで、比例ソレノイ
ド20への通電を停止したときの段付スプール36の変
位を一定値に制限するために、スプリング12のガイド
41をスリーブ2の端面に当接させ、それ以上はスプリ
ング12の作用力が付加されないようにしてある。
【0057】そして、比例ソレノイド20への通電の停
止時にプッシュロッド23を初期位置に戻すために、ス
プリング12よりも弱いリターンスプリング39が、ス
リーブ2の端面との間に介在されている。
【0058】したがって、比例ソレノイド20への通電
を開始するときに、わずかな電流により球弁29を移動
して弁穴28を開くことができる。
【0059】次に図6の実施例を説明すると、この実施
例は比例ソレノイド20の推力の方向が逆となるような
タイプ、つまり、励磁によりプランジャ22を引き込む
ように作動するものに適用した例である。
【0060】プランジャ22のプッシュロッド23とス
プール3を一体的に形成したスプール43を設け、この
スプール43の右端部に球弁29を取付け、かつバルブ
シート27を形成し、スプール43が右側に付勢するた
めのリターンスプリング12を、比例ソレノイド20の
左側に突出させたスプール43の端部に当接させてい
る。
【0061】また、作動ポート8の圧力をフィードバッ
クするための反力ピストン14もスプール43の左端部
に設け、スプール43の中心に沿って形成した摺動孔1
3に作動ポート8の圧力を導く。
【0062】この場合には、比例ソレノイド20への通
電を停止すると、図中の上半分に示すように、スプール
43がフリーになり、リターンスプリング12により右
方向に押され、球弁29がバルブシート27に着座し、
弁穴28を閉じ、作動ポート8の圧力を保持する。
【0063】なお、比例ソレノイド20に通電すると、
リターンスプリング12に抗してスプール43が左方向
に駆動され、供給ポート6を作動ポート8と連通し、圧
力を上昇させ、この作動ポート8の圧力により反力ピス
トン14がスプール43を右方向に戻し、比例ソレノイ
ド20の推力とバランスしたときにスプール43を中立
に位置させる。
【0064】この実施例では、スプール43を比例ソレ
ノイド20のプッシュロッドと一体化したので、部品点
数の削減、小型化、軽量化、さらにはコストダウンが図
れる。
【0065】さらに図7に示す実施例は、図6の実施例
に対して、反力ピストン14を設ける代わりに、段付ス
プール44により作動ポート8の圧力をフィードバック
するようにしたものである。
【0066】なお、この場合も作動ポート8の圧力がド
レーンポート9を開く方向にフィードバックされるの
で、図4の実施例と同じように、比例ソレノイド20の
制御電流の増加により制御圧力が低下する特性となる。
【0067】この実施例では、図6の実施例に比較し
て、反力ピストン14も不要となり、さらに小型、軽量
化等が促進できる。
【0068】
【発明の効果】第1の発明によれば、比例ソレノイドへ
の通電を遮断すると、プランジャはスプリングの付勢力
により初期位置まで押し戻され、プランジャに連動する
弁が弁穴を閉じ、このため、ドレーンポートからの作動
油はドレーン側に逃げることができず、油圧源の停止時
など、作動ポートとドレーンポートとが連通状態にあっ
ても作動ポートの圧力を確実に維持することができる。
【0069】第2の発明によれば、比例ソレノイドのプ
ランジャによって駆動されるプッシュロッドと共に弁が
変位し、比例ソレノイドの非通電時に弁穴を閉じ、作動
ポートの圧力を保持できる。
【0070】第3の発明によれば、比例ソレノイドのプ
ランジャを介して駆動されるスプールと共に弁が変位
し、比例ソレノイドの非通電時に弁穴を閉じ、作動ポー
トの圧力を保持できる。
【0071】第4の発明によれば、球弁がプッシュロッ
ドまたはスプールと共に変位し、その軸方向に位置する
弁穴を開閉するので、比例ソレノイドの非通電時に確実
に弁穴を密閉できる。
【0072】第5の発明によれば、スプールの内部に配
置した反力ピストンが作動ポートの圧力を受け、スプー
ルを減圧方向に変位させ、作動ポートの発生圧力を比例
ソレノイドの推力とバランスする圧力にフィードバック
制御することができる。
【0073】第6の発明によれば、段付スプールの段差
部分にかかる作動ポートの圧力により、スプールを減圧
方向に変位させ、作動ポートの発生圧力を比例ソレノイ
ドの推力とバランスする圧力にフィードバック制御する
ことができる。
【0074】第7の発明によれば、比例ソレノイドの制
御電流が小さいときに作動ポートの発生圧力が大きく、
電流の増加に伴い圧力が小さくなるので、負荷圧力の高
い使用頻度のときに、比例ソレノイドの消費電力を軽減
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】同じくその作動状態を示すもので、(A)は中
立状態、(B)は減圧状態、(C)は増圧状態を表す。
【図3】第2の実施例を示す断面図である。
【図4】第3の実施例を示す断面図である。
【図5】同じくその制御特性を制御電流と圧力の関係に
基づいて示す特性図である。
【図6】第4の実施例を示す断面図である。
【図7】第5の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
3 スプール 6 供給ポート 8 作動ポート 9 ドレーンポート 12 リターンスプリング 14 反力ピストン 20 比例ソレノイド 22 プランジャ 23 プッシュロッド 27 バルブシート 28 弁穴 29 球弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧源に接続される供給ポートと、ドレ
    ーン側に接続するドレーンポートと、負荷側に接続する
    作動ポートと、この作動ポートを供給ポートとドレーン
    ポートに選択的に連通させるスプールと、スプールを制
    御電流に比例して駆動する比例ソレノイドと、比例ソレ
    ノイドのプランジャを非通電時に初期位置に復帰させる
    スプリングと、作動ポートの圧力をスプールの減圧方向
    に付加する圧力フィードバック手段と、を備えた電磁比
    例圧力制御弁において、前記ドレーンポートからの作動
    油をドレーン側に導く通路に介装した弁穴と、この弁穴
    を比例ソレノイドのプランジャに連動して開閉する弁と
    を備え、比例ソレノイドの非通電時に前記弁により弁穴
    を閉じ作動油の流出を遮断するようにしたことを特徴と
    する電磁比例圧力制御弁。
  2. 【請求項2】 前記弁は比例ソレノイドのプランジャと
    一体に形成され、スプールを変位させるプッシュロッド
    に設けられる請求項1に記載の電磁比例圧力制御弁。
  3. 【請求項3】 前記弁は比例ソレノイドのプランジャに
    連動するスプールに設けられる請求項1に記載の電磁比
    例圧力制御弁。
  4. 【請求項4】 前記弁は球弁であり、比例ソレノイドへ
    の非通電時にプランジャの中心軸と同軸に設けた弁穴を
    もつバルブシートに着座する請求項2または3に記載の
    電磁比例圧力制御弁。
  5. 【請求項5】前記フィードバック手段が、スプールの内
    部に摺動自由に配置されると共に作動ポートの圧力に応
    じてスプールを減圧方向に駆動する反力ピストンである
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の電磁比例圧力制御
    弁。
  6. 【請求項6】 前記フィードバック手段が、供給ポート
    よりもドレーンポート側を大径とした段付スプールによ
    り構成される請求項1〜4のいずれか一つに記載の電磁
    比例圧力制御弁。
  7. 【請求項7】 前記比例ソレノイドへの制御電流が増加
    してスプールの変位が大きくなるほど制御圧力が低下す
    るように、作動ポートに対して供給ポートとドレーンポ
    ートの位置関係を設定した請求項1〜6のいずれか一つ
    に記載の電磁比例圧力制御弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002506507A (ja) * 1997-06-26 2002-02-26 ヒドラウリク・リンク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ハイドロリックバルブ、特に動力車におけるカム軸の変位を制御するためのハイドロリックバルブ
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