JPH08219371A - 断熱ダクト - Google Patents
断熱ダクトInfo
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- JPH08219371A JPH08219371A JP7022949A JP2294995A JPH08219371A JP H08219371 A JPH08219371 A JP H08219371A JP 7022949 A JP7022949 A JP 7022949A JP 2294995 A JP2294995 A JP 2294995A JP H08219371 A JPH08219371 A JP H08219371A
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- duct
- resin
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/04—Arrangements using dry fillers, e.g. using slag wool
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の断熱ダクトは、繊維系断熱材からな
る筒体と、この筒体の内周表面に形成された樹脂防風層
とからなる。 【効果】 本発明によれば、樹脂防風層によって、ダク
ト内を流通する空気が繊維系断熱材中に侵入するのを防
止されるので、この断熱ダクトは断熱材の厚さに則した
断熱性能を示と共に、このダクトは、流通する空気の損
失抵抗が小さい。さらにこのダクトを用いることによ
り、繊維系断熱材の切片等により、流通空気が汚染され
にくくなる。
る筒体と、この筒体の内周表面に形成された樹脂防風層
とからなる。 【効果】 本発明によれば、樹脂防風層によって、ダク
ト内を流通する空気が繊維系断熱材中に侵入するのを防
止されるので、この断熱ダクトは断熱材の厚さに則した
断熱性能を示と共に、このダクトは、流通する空気の損
失抵抗が小さい。さらにこのダクトを用いることによ
り、繊維系断熱材の切片等により、流通空気が汚染され
にくくなる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は断熱性に優れたダクトに関
する。さらに詳しくは、ソーラーシステムにおける送風
ダクトのように加熱された空気を流通させるのに特に適
した断熱性のダクトに関する。
する。さらに詳しくは、ソーラーシステムにおける送風
ダクトのように加熱された空気を流通させるのに特に適
した断熱性のダクトに関する。
【0002】
【発明の技術的背景】近年、建築物を断熱材で囲繞して
熱エネルギー収支を制御することにより、より快適な居
住空間を形成するようになってきている。こうした熱エ
ネルギー収支を制御した建築物の代表的な例として、ソ
ーラーシステムハウスがある。このソーラーシステムハ
ウスにおいては、図5に示すように、建築物50の壁面
および屋根裏等に断熱材51を配置して、居住空間と屋
内とを断熱材51で断熱区画する。このような建築物5
1の屋根等には空気集熱器52が設けられており、この
空気集熱器52中の暖められた空気は小屋裏等に設けら
れたコントロールボックス54に移送される。そして、
例えば冬季には、コントロールボックス54に集められ
た暖気は、ダクト55を通って床下空間56に送られ
る。この床下空間56には蓄熱槽57が形成されてお
り、ダクト55から床下空間56に送られた暖気の熱エ
ネルギーはこの蓄熱槽57に蓄熱され、必要に取り出さ
れ断熱区画された室内を加温するのに使用される。
熱エネルギー収支を制御することにより、より快適な居
住空間を形成するようになってきている。こうした熱エ
ネルギー収支を制御した建築物の代表的な例として、ソ
ーラーシステムハウスがある。このソーラーシステムハ
ウスにおいては、図5に示すように、建築物50の壁面
および屋根裏等に断熱材51を配置して、居住空間と屋
内とを断熱材51で断熱区画する。このような建築物5
1の屋根等には空気集熱器52が設けられており、この
空気集熱器52中の暖められた空気は小屋裏等に設けら
れたコントロールボックス54に移送される。そして、
例えば冬季には、コントロールボックス54に集められ
た暖気は、ダクト55を通って床下空間56に送られ
る。この床下空間56には蓄熱槽57が形成されてお
り、ダクト55から床下空間56に送られた暖気の熱エ
ネルギーはこの蓄熱槽57に蓄熱され、必要に取り出さ
れ断熱区画された室内を加温するのに使用される。
【0003】このようなソーラーシステムハウス50に
おいて、ダクト55としては、図6に示されるように、
断熱性を有するグラスウールなどの繊維系断熱材に樹脂
(例えばフェノール樹脂)を含浸させて賦形した筒状体
61が使用されている。
おいて、ダクト55としては、図6に示されるように、
断熱性を有するグラスウールなどの繊維系断熱材に樹脂
(例えばフェノール樹脂)を含浸させて賦形した筒状体
61が使用されている。
【0004】このような筒状体61は含浸されている樹
脂によって繊維状の断熱材が所定の形状に賦与されてお
り、断熱性を有すると共に加工が容易である。ところ
が、その断熱性能について本発明者が詳細に検討したと
ころ、断熱材の厚さに比して断熱性能が低いことが明ら
かになった。即ち、このような筒状体61の内周表面6
2から外側に1/3の厚さでは、殆ど断熱性能が発現し
ていないことが判明した。従って、このような繊維系断
熱材から形成されたダクトの断熱性能は、そのダクト壁
を形成する繊維系断熱材の厚さから算出される断熱性能
の2/3程度であり、このダクト内を温風が移動するこ
とによる温風の温度が相当低下する。
脂によって繊維状の断熱材が所定の形状に賦与されてお
り、断熱性を有すると共に加工が容易である。ところ
が、その断熱性能について本発明者が詳細に検討したと
ころ、断熱材の厚さに比して断熱性能が低いことが明ら
かになった。即ち、このような筒状体61の内周表面6
2から外側に1/3の厚さでは、殆ど断熱性能が発現し
ていないことが判明した。従って、このような繊維系断
熱材から形成されたダクトの断熱性能は、そのダクト壁
を形成する繊維系断熱材の厚さから算出される断熱性能
の2/3程度であり、このダクト内を温風が移動するこ
とによる温風の温度が相当低下する。
【0005】また、このような繊維系断熱材により形成
されたダクトは、その表面に相当の凹凸があり、空気が
流通する際の損失抵抗が大きいという問題がある。さら
に、このようなダクトは、含浸樹脂によって硬化した繊
維系断熱材を斜めに切断して、こうして斜めに切断され
た端部を接合させ、この接合部分をテープなどでシール
することにより接合する。
されたダクトは、その表面に相当の凹凸があり、空気が
流通する際の損失抵抗が大きいという問題がある。さら
に、このようなダクトは、含浸樹脂によって硬化した繊
維系断熱材を斜めに切断して、こうして斜めに切断され
た端部を接合させ、この接合部分をテープなどでシール
することにより接合する。
【0006】しかしながら、このように樹脂で硬化され
た繊維系断熱材は、切断する際に断熱材繊維が飛散く、
こうした飛散断熱材繊維が流通空気によって室内に搬送
されることがあり、こうした飛散断熱材により室内の汚
染されやすいという問題がある。
た繊維系断熱材は、切断する際に断熱材繊維が飛散く、
こうした飛散断熱材繊維が流通空気によって室内に搬送
されることがあり、こうした飛散断熱材により室内の汚
染されやすいという問題がある。
【0007】上記のような繊維系断熱材から形成された
ダクトは、ソーラーシステムハウス以外にも使用されて
おり、他の用途においても上記と同様の問題がある。
ダクトは、ソーラーシステムハウス以外にも使用されて
おり、他の用途においても上記と同様の問題がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、断熱性に優れたダクトを提供
することを目的としている。また、本発明は、断熱性に
優れると共に、繊維系断熱材による室内空気の汚染に少
ないダクトを提供することを目的としている。さらに、
本発明は、本発明は、断熱性にすぐれ、室内汚染が少な
いと共に、空気流通の際の損失抵抗の小さいダクトを提
供することを目的としている。
することを目的としている。また、本発明は、断熱性に
優れると共に、繊維系断熱材による室内空気の汚染に少
ないダクトを提供することを目的としている。さらに、
本発明は、本発明は、断熱性にすぐれ、室内汚染が少な
いと共に、空気流通の際の損失抵抗の小さいダクトを提
供することを目的としている。
【0009】
【発明の概要】本発明の断熱ダクトは、繊維系断熱材か
らなる筒体と、該筒体の内周表面に形成された樹脂防風
層とからなる。
らなる筒体と、該筒体の内周表面に形成された樹脂防風
層とからなる。
【0010】本発明の断熱ダクトは、繊維系断熱材から
形成された筒体の内周表面に、樹脂防風層が形成されて
いるので、ダクト内を流通する空気が繊維系断熱材内に
侵入することがなく、従って本発明のダクトは断熱性に
優れている。また、このように樹脂防風層を形成するこ
とにより、ダクト内周面が平滑になるため、ダクトの損
失抵抗が小さくなり、例えばソーラーシステムハウスの
送風ダクトとして、本発明の断熱ダクトを使用すると送
風ファン等の送風システムの小型化を図ることができ
る。また、本発明の断熱ダクトは、その内周表面に樹脂
防風層が形成されているので、このダクトを切断した際
に接合部から流通空気内へ繊維系断熱材の切片が混入し
にくく、室内の空気が繊維系断熱材で汚染されにくい。
形成された筒体の内周表面に、樹脂防風層が形成されて
いるので、ダクト内を流通する空気が繊維系断熱材内に
侵入することがなく、従って本発明のダクトは断熱性に
優れている。また、このように樹脂防風層を形成するこ
とにより、ダクト内周面が平滑になるため、ダクトの損
失抵抗が小さくなり、例えばソーラーシステムハウスの
送風ダクトとして、本発明の断熱ダクトを使用すると送
風ファン等の送風システムの小型化を図ることができ
る。また、本発明の断熱ダクトは、その内周表面に樹脂
防風層が形成されているので、このダクトを切断した際
に接合部から流通空気内へ繊維系断熱材の切片が混入し
にくく、室内の空気が繊維系断熱材で汚染されにくい。
【0011】
【発明の具体的説明】次に本発明の断熱ダクトについて
図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明の
断熱ダクトの一実施例を示す縦断面図であり、図2は、
この図1におけるA−A断面図である。
図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明の
断熱ダクトの一実施例を示す縦断面図であり、図2は、
この図1におけるA−A断面図である。
【0012】本発明の断熱ダクト10は、図1及び図2
に示されるように、繊維系断熱材からなる筒体11と、
この筒体11の内周表面に形成された樹脂防風層12と
を有している。
に示されるように、繊維系断熱材からなる筒体11と、
この筒体11の内周表面に形成された樹脂防風層12と
を有している。
【0013】この筒体11の内部は、長手方向に開口す
る通風孔13が形成されている。本発明の断熱ダクトに
おいて、筒体11は、繊維系断熱材を中央に通風孔13
が形成されるように、繊維系断熱材を巻回することによ
り形成されている。こので使用される繊維系断熱材とし
ては、断熱材として通常使用されている繊維の集合体で
あればよく、グラスウール、ロックウール、合成樹脂繊
維不織布等を挙げることができる。特に本発明ではグラ
スウールが好ましい。このような繊維系断熱材は、繊維
が絡み合った構造を有しており、その繊維間には相当量
の空気が含有されており、この繊維間に含有される空気
が移動することなく停滞して空気層を形成することによ
り断熱作用が発現するのである。
る通風孔13が形成されている。本発明の断熱ダクトに
おいて、筒体11は、繊維系断熱材を中央に通風孔13
が形成されるように、繊維系断熱材を巻回することによ
り形成されている。こので使用される繊維系断熱材とし
ては、断熱材として通常使用されている繊維の集合体で
あればよく、グラスウール、ロックウール、合成樹脂繊
維不織布等を挙げることができる。特に本発明ではグラ
スウールが好ましい。このような繊維系断熱材は、繊維
が絡み合った構造を有しており、その繊維間には相当量
の空気が含有されており、この繊維間に含有される空気
が移動することなく停滞して空気層を形成することによ
り断熱作用が発現するのである。
【0014】このような繊維系断熱材からなる筒体11
は、繊維状断熱材を筒状に賦形したものであってもよい
し、さらにこの繊維系断熱材に樹脂を含浸させて所望の
形状に賦形しその形状を固定したものであってもよい。
ここで使用される樹脂は、このダクト内を流通する加熱
空気によって軟化あるいは変質しないものであればよ
く、従って、例えばフェノール樹脂のような熱硬化性樹
脂が好ましく用いられる。
は、繊維状断熱材を筒状に賦形したものであってもよい
し、さらにこの繊維系断熱材に樹脂を含浸させて所望の
形状に賦形しその形状を固定したものであってもよい。
ここで使用される樹脂は、このダクト内を流通する加熱
空気によって軟化あるいは変質しないものであればよ
く、従って、例えばフェノール樹脂のような熱硬化性樹
脂が好ましく用いられる。
【0015】このような繊維系断熱材からなる筒体11
の壁面の厚さW1は、流通空気の温度および使用する繊
維系断熱材の種類によって異なる。この繊維系断熱材か
らなる筒体11の内周表面には、樹脂防風層12が形成
されている。
の壁面の厚さW1は、流通空気の温度および使用する繊
維系断熱材の種類によって異なる。この繊維系断熱材か
らなる筒体11の内周表面には、樹脂防風層12が形成
されている。
【0016】この樹脂防風層12は、通風孔13内を流
通する加熱空気が繊維系断熱材中に侵入するのを防止す
るものである。即ち、従来、繊維系断熱材を例えばフェ
ノール樹脂のような熱硬化性樹脂で円筒状に賦形したダ
クトが使用されていたのは上述の通りであるが、本発明
者の検討によると、繊維系断熱材からなるダクトでは通
風孔を流通する加熱空気の一部がダクトの内周表面から
繊維系断熱材内部に侵入することがわかった。例えば、
繊維系断熱材からなるダクトの壁面における温度を測定
すると、図3の破線で示したようになる。
通する加熱空気が繊維系断熱材中に侵入するのを防止す
るものである。即ち、従来、繊維系断熱材を例えばフェ
ノール樹脂のような熱硬化性樹脂で円筒状に賦形したダ
クトが使用されていたのは上述の通りであるが、本発明
者の検討によると、繊維系断熱材からなるダクトでは通
風孔を流通する加熱空気の一部がダクトの内周表面から
繊維系断熱材内部に侵入することがわかった。例えば、
繊維系断熱材からなるダクトの壁面における温度を測定
すると、図3の破線で示したようになる。
【0017】図3において、通風孔内を流れる空気の温
度はT0である。従来の繊維系断熱材からなるダクトで
は、この通風孔内流通空気は、ダクトの内壁表面からダ
クト壁内に侵入し、例え繊維系断熱材からなる壁厚が1
2.5mmであるダクトでは、図3に示すようにダクト内
周表面から外側に約1/3の深さにおける温度T2は、
通風孔内流通空気の温度T0と殆ど変わらない。即ち、
このダクトではダクト内周表面から外側に約1/3の深
さにまで通風孔内流通空気が侵入していることを意味す
る。
度はT0である。従来の繊維系断熱材からなるダクトで
は、この通風孔内流通空気は、ダクトの内壁表面からダ
クト壁内に侵入し、例え繊維系断熱材からなる壁厚が1
2.5mmであるダクトでは、図3に示すようにダクト内
周表面から外側に約1/3の深さにおける温度T2は、
通風孔内流通空気の温度T0と殆ど変わらない。即ち、
このダクトではダクト内周表面から外側に約1/3の深
さにまで通風孔内流通空気が侵入していることを意味す
る。
【0018】従って、従来の繊維系断熱材から形成され
たダクトでは、使用している断熱材の約2/3が断熱材
として機能しているに過ぎないのである。さらに、こう
した従来の繊維系断熱材から形成されたダクトは、繊維
系断熱材内に通風孔内流通空気が侵入すると共に、ダク
ト内周表面に繊維状断熱材が露出しているためその表面
が平滑でないので、ダクトの損失抵抗が大きくなってし
まうのである。
たダクトでは、使用している断熱材の約2/3が断熱材
として機能しているに過ぎないのである。さらに、こう
した従来の繊維系断熱材から形成されたダクトは、繊維
系断熱材内に通風孔内流通空気が侵入すると共に、ダク
ト内周表面に繊維状断熱材が露出しているためその表面
が平滑でないので、ダクトの損失抵抗が大きくなってし
まうのである。
【0019】これに対して本発明の断熱ダクトには、図
1及び図2に示すように、繊維系断熱材11からなる筒
体の内周表面に樹脂防風層12が形成されている。この
樹脂防風層12は、例えば、ポリオレフィン(例:ポリ
エチレン、ポリプロピレン)、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレン、ポリα-メチルスチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリウレタン、エポキシ樹脂、種々の樹脂で
形成することができる。
1及び図2に示すように、繊維系断熱材11からなる筒
体の内周表面に樹脂防風層12が形成されている。この
樹脂防風層12は、例えば、ポリオレフィン(例:ポリ
エチレン、ポリプロピレン)、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレン、ポリα-メチルスチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリウレタン、エポキシ樹脂、種々の樹脂で
形成することができる。
【0020】樹脂防風層12は、上記のような樹脂から
なるフィルムを貼着する方法、上記の樹脂を有機溶媒に
溶解させた溶液を調製しこれを塗布して層を形成する方
法、通風孔内に上記樹脂の粉体を流し込み内周表面に融
着させる方法により形成することができる。
なるフィルムを貼着する方法、上記の樹脂を有機溶媒に
溶解させた溶液を調製しこれを塗布して層を形成する方
法、通風孔内に上記樹脂の粉体を流し込み内周表面に融
着させる方法により形成することができる。
【0021】例えば上記のような樹脂から予めシートあ
るいはフィルムを製造し、このシートあるいはフィルム
を筒体11の内周面に接着することにより、本発明にお
ける樹脂防風層を形成することができる。
るいはフィルムを製造し、このシートあるいはフィルム
を筒体11の内周面に接着することにより、本発明にお
ける樹脂防風層を形成することができる。
【0022】また、例えば、ポリエチレン等のポリオレ
フィン繊維からなる不織布を加熱下に圧縮することによ
り、透湿性を有するが防風性のある加熱圧縮シートを製
造し、この加熱圧縮シートを繊維系断熱材からなる筒体
11の内周部に例えば接着する等して配置することによ
り、この加熱圧縮シートが本発明における樹脂防風シー
トになる。この加熱圧縮シートは、ポリオレフィンから
なる通常のシートと同等の防風性を有しているにも拘わ
らず、ポリオレフィンからなる通常のシートとは異なり
透湿性があるので、このようなポリオレフィン不織布の
防風透湿性加熱圧縮シートを用いることにより、繊維系
断熱材中に結露などが発生しにくくなる。
フィン繊維からなる不織布を加熱下に圧縮することによ
り、透湿性を有するが防風性のある加熱圧縮シートを製
造し、この加熱圧縮シートを繊維系断熱材からなる筒体
11の内周部に例えば接着する等して配置することによ
り、この加熱圧縮シートが本発明における樹脂防風シー
トになる。この加熱圧縮シートは、ポリオレフィンから
なる通常のシートと同等の防風性を有しているにも拘わ
らず、ポリオレフィンからなる通常のシートとは異なり
透湿性があるので、このようなポリオレフィン不織布の
防風透湿性加熱圧縮シートを用いることにより、繊維系
断熱材中に結露などが発生しにくくなる。
【0023】特に本発明においては、この樹脂防風層を
80℃前後の加熱空気が連続して流れてもこの樹脂防風
層が変形しないような樹脂で形成することが好ましく、
従って、この樹脂防風層を熱硬化性樹脂で形成すること
もできるが、特に本発明では、この樹脂防風層を自己変
形温度が80℃以上の樹脂で形成することが好ましい。
80℃前後の加熱空気が連続して流れてもこの樹脂防風
層が変形しないような樹脂で形成することが好ましく、
従って、この樹脂防風層を熱硬化性樹脂で形成すること
もできるが、特に本発明では、この樹脂防風層を自己変
形温度が80℃以上の樹脂で形成することが好ましい。
【0024】このような自己変形温度が80℃以上であ
り、この樹脂防風層を形成するのに好適な樹脂の例とし
ては、ポリα-メチルスチレン、ポリウレタン、ポリエ
チレンテレフタレートを挙げることができる。これらの
樹脂は優れた耐熱性を有すると共にある程度の可撓性が
あり、このような樹脂を使用することにより作業性が良
好になる。
り、この樹脂防風層を形成するのに好適な樹脂の例とし
ては、ポリα-メチルスチレン、ポリウレタン、ポリエ
チレンテレフタレートを挙げることができる。これらの
樹脂は優れた耐熱性を有すると共にある程度の可撓性が
あり、このような樹脂を使用することにより作業性が良
好になる。
【0025】上記のような樹脂で形成される樹脂防風層
の厚さW2は、通常は0.2〜10mm、好ましくは0.2
〜5mmの範囲内にある。このように樹脂防風層を形成す
ることにより、繊維系断熱材中への加熱空気の侵入がな
くなり、図3に実線で示すように、本発明の断熱ダクト
では、繊維系断熱材の厚さに対応した断熱性が発現し、
断熱ダクトの外周面の温度は、内周面に樹脂防風層を形
成しない断熱ダクトの外周面の温度よりもΔT℃(T3
−T1)だけ低くなる。即ち、この断熱ダクトの外周面
から漏洩する熱エネルギーが少なくなる。また、樹脂防
風層を設けることにより、通風孔の表面が平滑になるの
で損失抵抗が小さくなる。さらに、このように樹脂防風
層を形成することにより、繊維系断熱材が直接流通空気
と接触する部分が極めて少なくなり、この断熱ダクトを
切断した場合であっても、繊維系断熱材に残留する繊維
の切片等が流通空気内に混入しにくくなり、従って、居
住空間が繊維系断熱材で汚染されることもない。
の厚さW2は、通常は0.2〜10mm、好ましくは0.2
〜5mmの範囲内にある。このように樹脂防風層を形成す
ることにより、繊維系断熱材中への加熱空気の侵入がな
くなり、図3に実線で示すように、本発明の断熱ダクト
では、繊維系断熱材の厚さに対応した断熱性が発現し、
断熱ダクトの外周面の温度は、内周面に樹脂防風層を形
成しない断熱ダクトの外周面の温度よりもΔT℃(T3
−T1)だけ低くなる。即ち、この断熱ダクトの外周面
から漏洩する熱エネルギーが少なくなる。また、樹脂防
風層を設けることにより、通風孔の表面が平滑になるの
で損失抵抗が小さくなる。さらに、このように樹脂防風
層を形成することにより、繊維系断熱材が直接流通空気
と接触する部分が極めて少なくなり、この断熱ダクトを
切断した場合であっても、繊維系断熱材に残留する繊維
の切片等が流通空気内に混入しにくくなり、従って、居
住空間が繊維系断熱材で汚染されることもない。
【0026】本発明の断熱ダクト10は、上記のように
繊維系断熱材からなる筒体11と、この筒体11の内周
表面に樹脂防風層12とを有しているが、さらに本発明
の断熱ダクト10は、繊維系断熱材からなる筒体11の
外周表面に金属薄膜層15が形成されていることが好ま
しい。
繊維系断熱材からなる筒体11と、この筒体11の内周
表面に樹脂防風層12とを有しているが、さらに本発明
の断熱ダクト10は、繊維系断熱材からなる筒体11の
外周表面に金属薄膜層15が形成されていることが好ま
しい。
【0027】この金属薄膜層15は、通常はアルミニウ
ム箔で形成されている。このように筒体11の外周表面
に金属薄膜層15を形成することにより、繊維系断熱材
を物理的に保護することができると共にこの繊維系断熱
材中への外部からの水の侵入を防止できる。さらに、こ
の金属薄膜層15を付設することにより、ダクトの断熱
性も向上する。
ム箔で形成されている。このように筒体11の外周表面
に金属薄膜層15を形成することにより、繊維系断熱材
を物理的に保護することができると共にこの繊維系断熱
材中への外部からの水の侵入を防止できる。さらに、こ
の金属薄膜層15を付設することにより、ダクトの断熱
性も向上する。
【0028】このような断熱ダクトの端部に他の断熱ダ
クトを接合させて使用される。この接合に際して、本発
明の断熱ダクトの端部は他のダクトの端部が嵌合するよ
うに矧方を形成することが好ましい。図1には合決16
が形成された態様が示されている。本発明の断熱ダクト
は、端部に他のダクトの一端部を挿入することにより連
結され、通常こうして形成される連結部には、外部から
気密テープを巻回する。またこの接合部に接着剤を塗設
して接合させることもできる。
クトを接合させて使用される。この接合に際して、本発
明の断熱ダクトの端部は他のダクトの端部が嵌合するよ
うに矧方を形成することが好ましい。図1には合決16
が形成された態様が示されている。本発明の断熱ダクト
は、端部に他のダクトの一端部を挿入することにより連
結され、通常こうして形成される連結部には、外部から
気密テープを巻回する。またこの接合部に接着剤を塗設
して接合させることもできる。
【0029】また、本発明の断熱ダクトを曲げて接合す
るには、2本の断熱ダクトの端部を斜めに切断し、この
切断面を合わせてテープ等でシールすることにより接合
することができる。また、本発明の断熱ダクトは、内周
表面に樹脂防風層が形成されており、この部分は接着剤
により相互に接着が可能であるので、切断面に接着剤を
塗布して断熱ダクトを接合させ、接着された断熱ダクト
の外周からテープでシールすることもできる。このよう
に接着剤を併用することにより、接合部分の繊維系断熱
材が流通空気と接触することがなくなり、しかも接合部
分の密着性が向上する。
るには、2本の断熱ダクトの端部を斜めに切断し、この
切断面を合わせてテープ等でシールすることにより接合
することができる。また、本発明の断熱ダクトは、内周
表面に樹脂防風層が形成されており、この部分は接着剤
により相互に接着が可能であるので、切断面に接着剤を
塗布して断熱ダクトを接合させ、接着された断熱ダクト
の外周からテープでシールすることもできる。このよう
に接着剤を併用することにより、接合部分の繊維系断熱
材が流通空気と接触することがなくなり、しかも接合部
分の密着性が向上する。
【0030】本発明の断熱ダクトは、上記のような構成
を有しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の範囲内で種々に改変することができる。本
発明の断熱ダクトは、図1に示されるようにその断面形
状が円形である必要はなく、その断面が角形、楕円形な
ど種々の形状であってもよい。図4には4角形の断面構
造を有する本発明の断熱ダクトが示されており、図4に
おいて、断熱ダクトは10で示されており、樹脂防風層
は12で示されている。また、繊維系断熱材は11で示
されており、金属薄膜層は15で示されている。
を有しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の範囲内で種々に改変することができる。本
発明の断熱ダクトは、図1に示されるようにその断面形
状が円形である必要はなく、その断面が角形、楕円形な
ど種々の形状であってもよい。図4には4角形の断面構
造を有する本発明の断熱ダクトが示されており、図4に
おいて、断熱ダクトは10で示されており、樹脂防風層
は12で示されている。また、繊維系断熱材は11で示
されており、金属薄膜層は15で示されている。
【0031】上記のような本発明の断熱ダクトは、従来
のダクトと同様に使用することができる。例えば図5に
示すようにソーラーハウスにおいて、屋根に設けられた
空気集熱器52からの加熱空気を小屋裏に設けられたコ
ントロールボックス54を介して床下空間に移送する際
のダクトとして使用することができる。
のダクトと同様に使用することができる。例えば図5に
示すようにソーラーハウスにおいて、屋根に設けられた
空気集熱器52からの加熱空気を小屋裏に設けられたコ
ントロールボックス54を介して床下空間に移送する際
のダクトとして使用することができる。
【0032】さらにこうしたソーラーハウスにおけるダ
クトだけではなく、外気と温度差のある空気を移動させ
るためのダクトとして有効に使用することができる。
クトだけではなく、外気と温度差のある空気を移動させ
るためのダクトとして有効に使用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の断熱ダクトは、繊維系断熱材か
らなる筒体の内周表面に樹脂防風層が形成されているの
で、流通する空気が繊維系断熱材内に侵入することがな
く、従って本発明のダクトは断熱性に優れている。ま
た、このように樹脂防風層を形成することにより、ダク
ト内周面が平滑になるため、ダクトの損失抵抗が小さく
なり、送風システムの小型化を図ることができる。ま
た、本発明の断熱ダクトは、その内周表面に樹脂防風層
が形成されているので、このダクトを切断した際に接合
部から流通空気内へ繊維系断熱材の切片等が混入しにく
く、室内の空気が繊維系断熱材で汚染されにくい。
らなる筒体の内周表面に樹脂防風層が形成されているの
で、流通する空気が繊維系断熱材内に侵入することがな
く、従って本発明のダクトは断熱性に優れている。ま
た、このように樹脂防風層を形成することにより、ダク
ト内周面が平滑になるため、ダクトの損失抵抗が小さく
なり、送風システムの小型化を図ることができる。ま
た、本発明の断熱ダクトは、その内周表面に樹脂防風層
が形成されているので、このダクトを切断した際に接合
部から流通空気内へ繊維系断熱材の切片等が混入しにく
く、室内の空気が繊維系断熱材で汚染されにくい。
【0034】また、この樹脂防風層を、ポリオレフィン
繊維の不織布を加熱下に圧縮して形成されたシートで形
成することにより、この樹脂防風層が防風性を有すると
共に、透湿性を有するようになり、繊維系断熱材中にお
ける結露などが生ずることがない。
繊維の不織布を加熱下に圧縮して形成されたシートで形
成することにより、この樹脂防風層が防風性を有すると
共に、透湿性を有するようになり、繊維系断熱材中にお
ける結露などが生ずることがない。
【0035】さらに、自己変形温度が80℃以上の特定
の樹脂を用いて樹脂防風層を形成することにより、断熱
ダクトは良好な耐熱性を示し、例えば、ソーラーハウス
における空気集熱器で加熱された空気を移送するための
ダクトとして有効に使用することができる。
の樹脂を用いて樹脂防風層を形成することにより、断熱
ダクトは良好な耐熱性を示し、例えば、ソーラーハウス
における空気集熱器で加熱された空気を移送するための
ダクトとして有効に使用することができる。
【0036】またさらに、繊維系断熱材からなる筒体の
外周表面に例えばアルミニウム箔等で形成された金属薄
膜層を付設することにより、この断熱ダクトの強度が高
くなると共に断熱性能も向上する。
外周表面に例えばアルミニウム箔等で形成された金属薄
膜層を付設することにより、この断熱ダクトの強度が高
くなると共に断熱性能も向上する。
【図1】 図1は、本発明の断熱ダクトの一例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図2】 図2は、図1におけるA−A断面図である。
【図3】 図3は、断熱ダクトを形成する繊維系断熱材
の厚さ方向で測定した温度を模式的に示すグラフであ
る。
の厚さ方向で測定した温度を模式的に示すグラフであ
る。
【図4】 図4は、本発明の断熱ダクトの他の例を示す
横断面図である。
横断面図である。
【図5】 図5は、ソーラーハウスにおいて、断熱ダク
トが使用される例を示す図である。
トが使用される例を示す図である。
【図6】 図6は、従来の断熱ダクトを示す縦断面図で
ある。
ある。
10・・・断熱ダクト 11・・・繊維系断熱材からなる筒体 12・・・樹脂防風層 13・・・通風孔 15・・・金属薄膜層
Claims (8)
- 【請求項1】 繊維系断熱材からなる筒体と、該筒体の
内周表面に形成された樹脂防風層とからなる断熱ダク
ト。 - 【請求項2】 繊維系断熱材からなる筒体が、含浸樹脂
により所定の断面形状に賦形されていることを特徴とす
る請求項第1項記載の断熱ダクト。 - 【請求項3】 樹脂防風層の厚さが、0.2〜10mmの
範囲内にあることを特徴とする請求項第1項記載の断熱
ダクト。 - 【請求項4】 上記樹脂防風層が、ポリオレフィン不織
布の防風透湿性加熱圧縮シートであることを特徴とする
請求項第1項乃至第3項のいずれかの項記載の断熱ダク
ト。 - 【請求項5】 上記樹脂防風層が、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレンおよびポリオレフィンよりなる群から選ばれ
る少なくとも一種類の樹脂から形成されていることを特
徴とする請求項第1項乃至第3項のいずれかの項記載の
断熱ダクト。 - 【請求項6】 上記樹脂防風層が、自己変形温度が80
℃以上の樹脂から形成されていることを特徴とする請求
項第1項乃至第3項のいずれかの項記載の断熱ダクト。 - 【請求項7】 上記自己変形温度が80℃以上の樹脂
が、α-メチルスチレン、ウレタン樹脂およびポリエチ
レンテレフタレートよりなる群から選ばれる少なくとも
一種類の樹脂であることを特徴とする請求項第6項記載
の断熱ダクト。 - 【請求項8】 上記筒体の外周表面に金属薄膜層が形成
されていることを特徴とする請求項第1項乃至第3項の
いずれかの項記載の断熱ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022949A JPH08219371A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 断熱ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022949A JPH08219371A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 断熱ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219371A true JPH08219371A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12096874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7022949A Pending JPH08219371A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 断熱ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219371A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281276A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Fujimori Sangyo Kk | 空調ダクト又は空調ダクト用部品 |
| EP2635746A4 (en) * | 2010-10-19 | 2014-08-20 | Brafford Ralph | FORM FOR THE PRODUCTION OF STRUCTURES |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7022949A patent/JPH08219371A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281276A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Fujimori Sangyo Kk | 空調ダクト又は空調ダクト用部品 |
| EP2635746A4 (en) * | 2010-10-19 | 2014-08-20 | Brafford Ralph | FORM FOR THE PRODUCTION OF STRUCTURES |
| US11312042B2 (en) | 2010-10-19 | 2022-04-26 | Abt Foam, Llc | Form for making structures |
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