JPH0821942A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JPH0821942A
JPH0821942A JP6154779A JP15477994A JPH0821942A JP H0821942 A JPH0821942 A JP H0821942A JP 6154779 A JP6154779 A JP 6154779A JP 15477994 A JP15477994 A JP 15477994A JP H0821942 A JPH0821942 A JP H0821942A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical axis
rotation range
annular groove
outer peripheral
operation ring
Prior art date
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Application number
JP6154779A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanioka
洋 谷岡
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定筒に対する操作環の回転範囲を規制する
に当たり、操作環の回転範囲規制部材の取り付けを容易
にする。 【構成】 光軸回りに回転可能な操作環12には、外周
面に放射方向に突出した突起12fが形成されている。
操作環12の外周側に配されている固定筒4には、内周
面に、その外周面方向に凹み、光軸回り方向に伸び、操
作環12の突起が嵌まり込む環状溝4fが形成されてい
ると共に、固定筒4の外周面から環状溝4fに貫通する
貫通孔4p,4p’が形成されている。弾性を有する一
の部材で形成され、固定筒4の貫通孔4p,4p’に丁
度嵌まり込んで環状溝4f内まで至る回転範囲規制部材
21,21’を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作環を固定筒に対し
て相対的に光軸回りに回転させてレンズを光軸に沿って
移動させるレンズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレンズ鏡筒としては、例えば、実
開平5−84907号公報に示すようなものがある。
【0003】このレンズ鏡筒は、固定筒に対して操作環
をレンズ光軸回りに回転させて、レンズを光軸に沿って
移動させるものである。この操作環には、その外周面に
放射方向に突出した突起が形成されている。また、この
固定筒の内周面には、その外周面方向に凹み、光軸回り
方向に伸びて、操作環の突起が嵌まり込める環状溝が形
成されている。さらに、固定筒には、固定筒の光軸と平
行な方向における一方の端部から環状溝まで貫通する切
欠きが形成されている。操作環を固定筒に組み込む際に
は、操作環を固定筒に対して相対的に光軸と平行な方向
に移動させて、操作環の突起を固定筒の切欠きから環状
溝内に入れる。操作環が組み込まれた固定筒には、固定
筒に対する操作環の回転範囲を規制する回転範囲規制部
材が設けられている。この回転範囲規制部材は、ビス
と、ビスのねじ部が螺合する金属板と、操作環の突起と
当接した際の衝撃をやわらげるゴム板とで構成されてい
る。この回転規制部材を固定筒に設ける際には、ゴム板
及び金属板を固定筒の内周側に形成された環状溝内に入
れておき、ビスを外周側から固定筒に挿通させて、固定
筒の溝内の金属板に螺合させ、ゴム板及び金属板を溝内
に固定している。このゴム板及び金属板が、操作環の突
起に当接して、操作環の回転範囲を規制することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、回転範囲規制部材が、3つの部材か
ら構成されていることから、その取り付けが甚だ面倒で
ある上に、製造コストが嵩むという問題点がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、回転範囲規制部材を固定筒
に容易に取付けることができ、製造コストの低減を図る
ことができるレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のは、レンズを支持するレンズ支持枠と、該レンズの光
軸回りに回転可能な筒状の操作環と、該操作環の外周面
の一部を覆う固定筒と、該固定筒に対する前記操作環の
回転範囲を規制する回転範囲規制部材と、該操作環の光
軸回りの回転により、該レンズを支持している該レンズ
支持枠を光軸と平行な方向に移動させる移動機構とを備
え、前記操作環には、前記固定筒に覆われる部分の外周
面に放射方向に突出した突起が形成され、前記固定筒に
は、前記操作環の外周面を覆っている部分の内周面に、
その外周面方向に凹み、光軸回り方向に伸び、該操作環
の該固定筒に対する予め定められた光軸回り回転範囲よ
りその両方向に僅かに大きい範囲に、該操作環の前記突
起が嵌まり込んで摺動可能な環状溝が形成されていると
共に、前記操作環を前記固定筒に対して相対的に光軸と
平行な方向に移動させると、該操作環の前記突起を前記
固定筒の前記溝に嵌まり込めるよう、該固定筒の光軸と
平行な方向における端部から該環状溝の光軸回り方向の
一方の端につながり且つ該突起が丁度入り込める切欠き
が形成され、前記固定筒の外周面から前記環状溝に貫通
し、その光軸回り方向における一方の端が該環状溝の光
軸回りの一方の端と一致し、その光軸回り方向における
他方の端が前記回転範囲の一方の端に一致する第1貫通
孔が形成され、前記固定筒の外周面から前記環状溝に貫
通し、その光軸回り方向における他方の端が該環状溝の
光軸回りの他方の端と一致し、その光軸回り方向におけ
る一方の端が前記回転範囲の他方の端に一致する第2貫
通孔が形成され、前記回転範囲規制部材として、前記固
定筒の前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔にそれぞれ嵌
まり込む第1回転範囲規制部材及び第2回転範囲規制部
材があり、それぞれの該回転範囲規制部材は、弾性を有
する一の部材で形成され、前記固定筒の前記貫通孔に丁
度嵌まり込んで前記環状溝内まで至る嵌入部と、該嵌入
部が該環状溝から前記光軸に近づく方向へ抜け出ぬよう
該嵌入部の放射方向の移動を規制するフランジ部とを有
していることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】操作環を固定筒に組み込む際には、操作環を固
定筒に対して光軸と平行な方向に移動し、操作環の突起
を固定筒の切欠きから環状溝に入れる。この結果、操作
環は、その突起が固定筒の環状溝を摺動することで、固
定筒に対して相対的に光軸回りに回転することができ
る。
【0008】操作環を固定筒に組み込んだ後に、第1回
転範囲規制部材及び第2回転範囲規制部材を固定筒の外
周側からそれぞれ第1貫通孔及び第2貫通孔に嵌め込
む。各回転範囲規制部材を各貫通孔に嵌め込む際には、
各回転範囲規制部材が固定筒の中心軸(光軸と一致して
いる。)から遠ざかる方向に抜けないよう、各回転範囲
規制部材の外周面に接着剤を施しておく。なお、各回転
範囲規制部材は、そのフランジ部により、固定筒の中心
軸に近づく方向へは、接着剤を施さなくても抜けない。
【0009】ところで、第1貫通孔は、その光軸回り方
向における一方の端が環状溝の光軸回りの一方の端と一
致し、その光軸回り方向における他方の端が操作環の回
転範囲の一方の端に一致している。このため、第1貫通
孔に丁度嵌まり込む第1回転規制部材は、第1回転範囲
規制部材の光軸回り方向における他方の端面は回転範囲
の一方の端と一致し、第2回転範囲規制部材の光軸回り
方向における一方の端面は回転範囲の他方の端と一致す
ることになる。従って、突起の回転範囲は、第1回転範
囲規制部材の光軸回り方向における他方の端面と、第2
回転範囲規制部材の光軸回り方向の一方の端面との間に
限定され、目的の回転範囲に規制される。また、本実施
例の回転範囲規制部材は、弾性を有しているため、これ
に操作環の突起が当接しても、その衝撃を柔らげること
ができる。
【0010】このように、本発明では、回転範囲規制部
材を弾性を有する一の部材で形成しているため、これの
固定筒への装着に関しては、単に、これを固定筒の貫通
孔に嵌め込むだけで済むので、この取り付け作業を非常
に簡略化することができる。また、部品点数が少なくな
ることから、製造コストの削減を図ることもできる。ま
た、本発明では、環状溝の一方の端につながるよう切欠
きが形成され、この切欠きから環状溝内に突起を入れた
後、切欠きのある環状溝の一方の端に第1回転範囲規制
部材を配しているので、操作環の突起が切欠きのある部
分まで至らず、操作環が固定筒から外れることはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例のレンズ鏡筒に
ついて、図面を用いて説明する。本実施例のレンズ鏡筒
は、図1に示すように、前群レンズ2及び後群レンズ3
をそれぞれ光軸6に沿って移動させて、ズーミングを行
うと共に、手動及び自動で合焦するものである。
【0012】このレンズ鏡筒は、カメラボディに対して
相対回転及び相対移動不能に取付けられる円筒状の固定
筒4と、前群レンズ2を支持する前群レンズ支持枠13
と、後群レンズ3を支持する後群レンズ支持枠8と、光
軸回りに回転可能に配されている円筒状のズーム操作環
11と、光軸回りにスパイラル状のカム溝5a,5bが
形成されズーム操作環11の回転に伴って光軸回りに回
転するズームカム環5と、ズームカム環5のカム溝5
a,5bに嵌まり込みその端部がレンズ支持枠8等に固
定されているカムピン9,10と、光軸回りに回転して
前群レンズ2と共に前群レンズ支持枠13を光軸6にそ
って移動させる合焦操作環12と、合焦操作環12の回
転範囲を規制する回転範囲規制部材21,21’とを有
して構成されている。
【0013】固定筒4は、光軸6を中心軸とする内周側
円筒部4Bと外周側円筒部4Aとを有して、互いに一体
形成されて構成されている。内周側円筒部4Bのカメラ
ボディ側には、カメラボディに取付けるための突起4a
が形成されている。また、内周側円筒部4Bには、その
外周側から内周側へ貫通し光軸6と平行な方向に伸びて
いる直進溝4b,4cが形成されている。外周側円筒部
4Aの被写体側端部には、その内周面に、その外周側方
向に凹み光軸回り方向に伸びている環状溝4f,4f’
が形成されていると共に、その被写体側端から環状溝4
f,4f’までつながる切欠き4h,4iが形成されて
いる。さらに、外周側円筒部4Aには、そのカメラボデ
ィ側に、その外周側から内周側へ貫通し光軸回り方向に
伸びている環状貫通孔4jが形成されている。
【0014】ズーム操作環11は、固定筒4の外周側円
筒部4Aの外周側に光軸回りに回転可能に配されている
ズーム操作環本体11Aと、この本体11Aの内周面か
ら光軸に近づく方向に伸びているアーム部11Bとを有
している。このアーム部11Bが、前述した、固定筒4
の外周側円筒部4Aの環状貫通孔4jを通り、固定筒4
の外周側円筒部4Aと内周側円筒部4Bとの間に臨んで
いる。
【0015】カム環5は、固定筒4の内周側円筒部4B
の外周側に光軸回りに回転可能に配されている。このカ
ム環5のカメラボディ側端部5cには、ズーム操作環1
1のアーム部11Bの端部が嵌まり込んでいる。このた
め、カム環5は、ズーム操作環11を回転させると、こ
の回転に伴って光軸回りに回転する。カム環5に形成さ
れているカム溝5a,5bとしては、前群レンズ用5a
と後群レンズ用5bとがある。また、固定筒4の内周側
円筒部4Bに形成されている直進溝4b,4cも、前群
レンズ用4bと後群レンズ用4cとがある。前群レンズ
用カム溝5a及び前群レンズ用直進溝4bには、前群レ
ンズ用カムピン9が挿通され、その内側端が後述する前
群レンズ螺合環7に埋め込まれている。また、後群レン
ズ用カム溝5b及び後群レンズ用直進溝4cには、後群
レンズ用カムピン10が挿通され、その内側端が後レン
ズ支持枠8に埋め込まれ入ている。
【0016】合焦操作環12は、固定筒4の外周側円筒
部4Aの外径とほぼ同じ外径で外周側円筒部4Aの被写
体側に位置している円筒状の操作部12Aと、外周側円
筒部4Aの内径よりも僅かに小さい外径で外周側円筒部
4Aと内周側円筒部4Bとの間に入り込んでいる円筒状
の被操作部12Bとを有し、互いに一体形成されて構成
されている。円筒状の操作部12Aは、その内周面に外
周方向へ凹み光軸6と平行な方向に伸びている直進凹部
12bが形成されている。また、円筒状の被操作部12
Bには、その被写体側の外周面に、放射方向に突出して
固定筒4の外周側円筒部4Aに形成されている環状溝4
f,4f’に嵌まり込む突起12f,12f’が形成さ
れ、そのカメラボディ側の内周面に、光軸回りに伸びて
いる内歯12cが形成されている。この内歯12cに
は、固定筒4の外周側円筒部4Aと内周側円筒部4Bに
配されているピニオン14と係合しており、このピニオ
ン14を回転させることで合焦操作環12を光軸回りに
回転させることができる。なお、このピニオン14は、
図示されていないモータにより回転させられる。
【0017】前群レンズ支持枠13は、前群レンズ2が
支持される円筒状のレンズ支持部13Aと、その外周側
に位置している円筒状の操作環連結部13Bとを有し、
互いに一体形成されて構成されている。レンズ支持部1
3Aの外周面には、光軸を中心としてスパイラル状の雄
ネジ13aが形成されている。前述した前群レンズ螺合
環7の内周面には、光軸を中心としてスパイラル状でこ
の雄ネジ13aに螺合する雌ネジ7aが形成されてい
る。操作環連結部13Bには、放射方向に突出し、合焦
操作環12の直進凹部12bに嵌まり込む突起13bが
形成されている。
【0018】回転範囲規制部材21,21’は、図3に
示すように、弾性を有する一の部材で形成され、固定筒
4の外周側からその内周面に形成されている環状溝4f
へ貫通して、環状溝4fの一部を塞ぐ嵌入部21a,2
1a’と、嵌入部21a,21a’が環状溝4fから光
軸に近づく方向へ抜け出ぬよう嵌入部21a,21a’
の放射方向の移動を規制するフランジ部21b,21
b’とを有している。弾性を有する回転範囲規制部材2
1,21’は、具体的には、ゴムで形成されている。な
お、本実施例において、合焦操作環12の光軸回りの回
転により、前群レンズ支持枠13を光軸6と平行な方向
に移動させる移動機構は、合焦操作環12に形成されて
いる直進凹部12bと、前群レンズ支持枠13の突起1
3bと、前群レンズ支持枠13が螺合している前群レン
ズ螺合環7とを有して構成されている。
【0019】ここで、固定筒4の環状溝4f,4f’、
この環状溝4f,4f’に嵌まり込む合焦操作環12の
突起12f,12f’、合焦操作環12の回転範囲θを
規制する回転範囲規制部材21,21’の関係につい
て、詳細に説明する。合焦操作環12の突起12f,1
2f’は、図2に示すように、光軸を中心として互いに
対称な位置に2つある。また、固定筒4の環状溝4f,
4f’も、合焦操作環12の2つの突起12f,12
f’がそれぞれ嵌まり込めるよう、2つある。これら環
状溝4f,4f’のうち一方の環状溝4fは、その光軸
回り方向の形成領域が合焦操作環12の予め定められた
回転範囲θよりもその両方向に僅かに大きくなってい
る。すなわち、この環状溝4fの光軸回り方向の両端に
それぞれ回転範囲規制部材21,21’の嵌入部21
a,21a’を埋め込むと、それぞれの回転範囲規制部
材21,21’の端面21c,21c’相互の幅が合焦
操作環12の回転範囲θに一致するするよう、この環状
溝4fは形成されている。これらの回転範囲規制部材2
1,21’を固定筒4に嵌め込むために、固定筒4に
は、固定筒4の外周面から環状溝4fに貫通する第1貫
通孔4p及び第2貫通孔4p’が形成されている。第1
貫通孔4pは、その光軸回り方向における一方の端面が
環状溝4fの光軸回りの一方の端4f1と一致し、その
光軸回り方向における他方の端面が回転範囲θの一方の
端θ1に一致するよう形成され、第2貫通孔4p’は、
その光軸回り方向における他方の端面が環状溝4fの光
軸回りの他方の端4f2と一致し、その光軸回り方向に
おける一方の端面が回転範囲θの他方の端θ2に一致す
るよう形成されている。固定筒4の外周面で各貫通孔4
p,4p’の周囲には、各回転範囲規制部材21,2
1’のフランジ部21b,21bが納まるフランジ用凹
部4q,4q’が形成されている。このフランジ用凹部
4q,4q’は、光軸回り方向において、貫通孔4p,
4p’を中心として環状溝4fが形成されていない方向
に伸びている。つまり、このフランジ用凹部4q,4
q’は、環状溝4fが形成されている箇所の外周面上に
は形成されていない。これは、光軸回り方向において、
環状溝4fとフランジ用凹部4q,4q’との位置が一
致していると、内周側と外周側とから凹部形成するにあ
たり、凹部相互がつながらないよう、固定筒4の放射方
向の厚みを厚くする必要が生じるためである。このた
め、回転範囲規制部材21,21’のフランジ部21
b,21b’は、その嵌入部21a,21’を中心とし
て一方の方向にしか伸びていない。固定筒4に形成され
ている切欠き4hは、固定筒4の被写体側端から、光軸
6と平行な方向に伸びて、環状溝4fの光軸回り方向の
一方の端部4f1につながり且つ操作環12の突起12
fが丁度入り込めるよう形成されている。
【0020】また、他方の環状溝4f’も、一方の環状
溝4fと同様に、その光軸回り方向の形成領域が合焦操
作環12の予め定められた回転範囲θよりもその両方向
に僅かに大きくなっている。この環状溝4f’に対して
も、固定筒4の被写体側端から、光軸と平行な方向に伸
びて、この環状溝4f’の光軸回り方向の一方の端部4
1’につながる切欠き4iが形成されている。なお、
この環状溝4f’に嵌まり込む突起12f’に対して
は、回転範囲規制部材21,21’を設けていない。こ
れは、一方の環状溝4fに嵌まり込む突起12fに対し
て、回転範囲規制部材21,21’を設けるのみで、固
定筒4に対する合焦操作環12の回転範囲θを規制でき
るからである。
【0021】操作環12を固定筒4に組み込む際には、
操作環12を固定筒4に対して光軸と平行な方向に移動
し、操作環12の各突起12f,12f’を固定筒4の
各切欠き4h,4iから環状溝4f,4f’に入れる。
この結果、合焦操作環12は、その突起12f,12
f’が固定筒4の環状溝4f,4f’内を摺動すること
で、固定筒4に対して相対的に光軸回りに回転すること
ができる。
【0022】このように、操作環12を固定筒4に組み
込んだ後に、第1回転範囲規制部材21及び第2回転範
囲規制部材21’をそれぞれ第1貫通孔4p及び第2貫
通孔4p’に嵌め込む。各回転範囲規制部材21,2
1’を各貫通孔4p,4p’に嵌め込む際には、各回転
範囲規制部材21,21’が固定筒4の中心軸(光軸と
一致している。)から遠ざかる方向に抜けないよう、各
回転範囲規制部材21,21’の外周面に接着剤を施し
ておく。なお、各回転範囲規制部材21,21’は、そ
のフランジ部21b,21b’により、固定筒4の中心
軸に近づく方向へは、接着剤を施さなくても抜けない。
前述したように、第1回転範囲規制部材21の他方の端
面21cは回転範囲θの一方の端θ1と一致し、第2回
転範囲規制部材21’の一方の端面21c’は回転範囲
θの他方の端θ2と一致しているため、これら二つの回
転範囲規制部材21,21’により、突起12fの回転
範囲は目的の回転範囲θに規制される。また、本実施例
の回転範囲規制部材21,21’は、弾性を有している
ため、これに操作環12の突起12fが当接しても、そ
の衝撃を柔らげることができる。
【0023】以上のように、本実施例では、回転範囲規
制部材21,21’を弾性を有する一の部材で形成して
いるため、これの固定筒4への装着に関しては、単に、
これを固定筒4の貫通孔4p,4p’に嵌め込むだけで
済むので、この取り付け作業を非常に簡略化することが
できる。また、部品点数が少なくなることから、製造コ
ストの削減を図ることもできる。
【0024】ところで、撮影者が、合焦操作環12を操
作中に、合焦操作環12を固定筒4に対して相対的に光
軸6と平行な方向に移動させてしまうことがある。この
時、合焦操作環12の突起12f,12f’が切欠き4
h,4iのある環状溝4f,4f’の端部に位置してい
ると、合焦操作環12は、固定筒4から外れてしまう。
このため、本実施例では、環状溝4fの端部4f1につ
ながるよう切欠き4hを形成し、この切欠き4hのある
環状溝4fの端部4f1に回転範囲規制部材21を配し
て、操作環12の突起12fが切欠き4hのある部分ま
で至らないようにしている。
【0025】次に、本実施例のレンズ鏡筒の動作につい
て簡単に説明する。ズーミングを行う際には、ズーム操
作環11を光軸回りに回転させる。ズーム操作環11
は、そのアーム部11Bの端部がカム環5に嵌まり込ん
でいるため、このズーム操作環11の回転に伴って、カ
ム環5も光軸回りに回転する。このカム環5のカム溝5
a,5bに嵌まり込んでいる各カムピン9,10は、カ
ム環5の回転に伴って、各カム溝5a,5bに沿って移
動する。このカム溝5a,5bは、光軸を中心としてス
パイラル状に形成されているため、カムピン9,10
は、光軸と平行な方向と光軸回り方向との合成方向に移
動しようとする。しかし、カムピン9,10は、固定筒
4に形成されている光軸6と平行な直進溝4b,4cに
も嵌まり込んでいるため、光軸回り方向へは移動でき
ず、光軸6と平行な方向にのみ移動する。この結果、前
群レンズ用カムピン9の端部が固定されている前群レン
ズ螺合環7、これに螺合している前群レンズ支持枠1
3、及びこれに支持されている前群レンズ2は、光軸6
と平行な方向へ移動する。また、後群レンズ用カムピン
の端部が固定されている後レンズ支持枠8、及びこれに
支持されている後群レンズ3も、光軸6と平行な方向へ
移動する。
【0026】ズーム操作環11を操作して、目的の倍率
が得られると、今度は、焦点を合わせるために、合焦操
作環12を光軸回りに回転させる。合焦操作環12を回
転させると、合焦操作環12の直進凹部12bに前群レ
ンズ支持枠13の突起13bが嵌まり込んでいるため、
この前群レンズ支持枠13は、光軸回りに回転する。と
ころで、この前群レンズ支持枠13は、前群レンズ螺合
環7のスパイラル状に形成されている雌ネジ7aに螺合
しているため、光軸回りに回転しつつ光軸と平行な方向
へ移動する。この結果、前群レンズ2は、光軸と平行な
方向へ移動して、被写体に対する焦点が合う。なお、ズ
ーム操作環11は、手動で回転させることも可能である
が、前述したように、図示されていないモータを駆動さ
せて回転させることも可能である。
【0027】なお、以上の実施例においては、合焦操作
環12と固定筒4との関係において、本発明を適用した
ものであるが、本発明は、これに限定されるものではな
く、2つの筒を有し、一方の筒が他方の筒に対して相対
的に回転できるように取付けられているものであれば、
本発明を適用してもよいことは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、一の部材で形成された
回転範囲規制部材で操作環の回転範囲を規制しているの
で、その取付作業を容易に行うことができる。さらに、
部品点数が少なくなるので、製造コストの削減も図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のレンズ鏡筒の断面図で
ある。
【図2】図1におけるB矢視図である。
【図3】本発明に係る一実施例の固定筒及び操作環の要
部斜視図である。
【符号の説明】
2…前群レンズ、3…後群レンズ、4…固定筒、4b…
前群レンズ用直進溝、4c…後群レンズ用直進溝、4
h,4i…切欠き、4f,4f’…環状溝、4f1…環
状溝の一方の端、4f2…環状溝の他方の端、4p…第
1貫通孔、4p’…第2貫通孔、4q,4q’…フラン
ジ用凹部、5…カム環、5a…前群レンズ用カム溝、5
b…後群レンズ用カム溝、6…光軸、7…前群レンズ螺
合環、8…後群レンズ支持枠、9…前群レンズ用カムピ
ン、10…後群レンズ用カムピン、11…ズーム操作
環、12…合焦操作環、12b…直進凹部、12c…内
歯、12f,12f’…合焦操作環の突起、13…前群
レンズ支持枠、13a…雄ネジ、13b…前群レンズ支
持枠の突起、14…ピニオン、21,21’…回転範囲
規制部材、21a,21a’…嵌入部、21b,21
b’…フランジ部、21c,21c’…端面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズをその光軸に沿って移動可能に収納
    しているレンズ鏡筒において、 前記レンズを支持するレンズ支持枠と、 前記レンズの光軸回りに回転可能な筒状の操作環と、 前記操作環の外周面の一部を覆う固定筒と、 前記固定筒に対する前記操作環の回転範囲を規制する回
    転範囲規制部材と、 前記操作環の光軸回りの回転により、前記レンズを支持
    している前記レンズ支持枠を光軸と平行な方向に移動さ
    せる移動機構とを備え、 前記操作環には、前記固定筒に覆われる部分の外周面に
    放射方向に突出した突起が形成され、 前記固定筒には、 前記操作環の外周面を覆っている部分の内周面に、その
    外周面方向に凹み、光軸回り方向に伸び、該操作環の該
    固定筒に対する予め定められた光軸回り回転範囲よりそ
    の両方向に僅かに大きい範囲に、該操作環の前記突起が
    嵌まり込んで摺動可能な環状溝が形成されていると共
    に、 前記操作環を前記固定筒に対して相対的に光軸と平行な
    方向に移動させると、該操作環の前記突起を前記固定筒
    の前記溝に嵌まり込めるよう、該固定筒の光軸と平行な
    方向における端部から該環状溝の光軸回り方向の一方の
    端につながり且つ該突起が丁度入り込める切欠きが形成
    され、 前記固定筒の外周面から前記環状溝に貫通し、その光軸
    回り方向における一方の端が該環状溝の光軸回りの一方
    の端と一致し、その光軸回り方向における他方の端が前
    記回転範囲の一方の端に一致する第1貫通孔が形成さ
    れ、 前記固定筒の外周面から前記環状溝に貫通し、その光軸
    回り方向における他方の端が該環状溝の光軸回りの他方
    の端と一致し、その光軸回り方向における一方の端が前
    記回転範囲の他方の端に一致する第2貫通孔が形成さ
    れ、 前記回転範囲規制部材として、前記固定筒の前記第1貫
    通孔及び前記第2貫通孔にそれぞれ嵌まり込む第1回転
    範囲規制部材及び第2回転範囲規制部材があり、それぞ
    れの該回転範囲規制部材は、弾性を有する一の部材で形
    成され、前記固定筒の前記貫通孔に丁度嵌まり込んで前
    記環状溝内まで至る嵌入部と、該嵌入部が該環状溝から
    前記光軸に近づく方向へ抜け出ぬよう該嵌入部の放射方
    向の移動を規制するフランジ部とを有していることを特
    徴とするレンズ鏡筒。
JP6154779A 1994-07-06 1994-07-06 レンズ鏡筒 Pending JPH0821942A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101853A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズ鏡筒
WO2018163754A1 (ja) * 2017-03-08 2018-09-13 株式会社ツーソー カメラ用フィルター枠およびカメラ用フィルターユニット
US20220187693A1 (en) * 2020-12-16 2022-06-16 Iview Displays (Shenzhen) Company Ltd. Lens focus adjustment assembly and projector
WO2023103163A1 (zh) * 2021-12-08 2023-06-15 深圳市东正光学技术有限公司 一种镜头旋转结构

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