JPH08219645A - 竪型高温還元溶解炉 - Google Patents
竪型高温還元溶解炉Info
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- JPH08219645A JPH08219645A JP5966095A JP5966095A JPH08219645A JP H08219645 A JPH08219645 A JP H08219645A JP 5966095 A JP5966095 A JP 5966095A JP 5966095 A JP5966095 A JP 5966095A JP H08219645 A JPH08219645 A JP H08219645A
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属地金を再溶解する高温溶解キュポラに
おいて、送風温度と酸素混合空気との組み合わせ効果
と、還元剤の吹込みによる相乗効果とにより、超高温度
還元雰囲気形成の溶解帯によって鋳鉄材料としての高度
な成熟性を達成することを目的とする。 【構成】 炉底に溶湯湯溜帯を、炉頂に銑鉄、鋼屑、
鋳鉄などの金属地金の投入口を有するコークスを燃料と
する溶解炉において、羽口に取付けた1個又は複数個の
吹込管により還元性物質を吹込み、又は熔湯湯溜帯の羽
口面直上の溶解帯に一定範囲の酸素濃度と一定範囲に組
み合わせた混合空気を圧送してコークスを激しく燃焼さ
せることによって超高温度と超還元雰囲気の溶解帯を形
成せしめてなる竪型高温還元溶解炉。
おいて、送風温度と酸素混合空気との組み合わせ効果
と、還元剤の吹込みによる相乗効果とにより、超高温度
還元雰囲気形成の溶解帯によって鋳鉄材料としての高度
な成熟性を達成することを目的とする。 【構成】 炉底に溶湯湯溜帯を、炉頂に銑鉄、鋼屑、
鋳鉄などの金属地金の投入口を有するコークスを燃料と
する溶解炉において、羽口に取付けた1個又は複数個の
吹込管により還元性物質を吹込み、又は熔湯湯溜帯の羽
口面直上の溶解帯に一定範囲の酸素濃度と一定範囲に組
み合わせた混合空気を圧送してコークスを激しく燃焼さ
せることによって超高温度と超還元雰囲気の溶解帯を形
成せしめてなる竪型高温還元溶解炉。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属地金を再溶解する
高温溶解キュポラにおいて、送風温度と酸素混合空気と
の組み合わせ効果を充分発揮し、還元剤の吹込みによる
相乗効果により、超高温度還元雰囲気形成の溶解帯によ
って鋳鉄材料としての高度な成熟性を達成する様にした
竪型高温還元溶解炉に関するものである。
高温溶解キュポラにおいて、送風温度と酸素混合空気と
の組み合わせ効果を充分発揮し、還元剤の吹込みによる
相乗効果により、超高温度還元雰囲気形成の溶解帯によ
って鋳鉄材料としての高度な成熟性を達成する様にした
竪型高温還元溶解炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より一般に使用されている鋳鉄用縦
型溶解炉はコークス燃料を良質なものを選択し、且つ送
風温度の高温化と脱湿並びに1乃至5%程度の酸素富化
が行われている。而して、この溶解炉の溶解帯および予
熱帯を含めてこれらからの燃焼雰囲気としてのCO%は
8乃至13%であって発明者の意図する還元雰囲気とは
ほど遠いのが実情である。
型溶解炉はコークス燃料を良質なものを選択し、且つ送
風温度の高温化と脱湿並びに1乃至5%程度の酸素富化
が行われている。而して、この溶解炉の溶解帯および予
熱帯を含めてこれらからの燃焼雰囲気としてのCO%は
8乃至13%であって発明者の意図する還元雰囲気とは
ほど遠いのが実情である。
【0003】しかしながら、15トン以上の大型キュポ
ラはともかくとして、送風温度が450℃以上の高温度
化には建設費が高くなるだけでなく設備の維持管理の他
寿命問題も解決出来ていないものであり、また、操業の
短いか或いは小型のキュポラでは本格的な熱風キュポラ
にするだけのコストメリットを出し得ないのが実情であ
る。
ラはともかくとして、送風温度が450℃以上の高温度
化には建設費が高くなるだけでなく設備の維持管理の他
寿命問題も解決出来ていないものであり、また、操業の
短いか或いは小型のキュポラでは本格的な熱風キュポラ
にするだけのコストメリットを出し得ないのが実情であ
る。
【0004】又一方、出願人は先に高酸素富化操業をベ
ースとした竪型迅速溶解炉を開発提案したが、酸素富化
量が多くなって若干コスト高となることが分かって来
た。この様なことからコストの安い超高温還元炉の実現
を図る様強く要望されているものである。
ースとした竪型迅速溶解炉を開発提案したが、酸素富化
量が多くなって若干コスト高となることが分かって来
た。この様なことからコストの安い超高温還元炉の実現
を図る様強く要望されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明により解決しよ
うとする課題は、如上の如き要請に基づき創作したもの
であって、溶解炉の設計と操業において、炉内へ粉末又
はガスの吹込み装置と、キュポラ排ガスを利用した送風
温度420℃以下の比較的低温の温風および熱風炉は容
易であり、寿命も長くコスト安に出来るものである。こ
の様なことから送風温度との組み合わせを考慮すること
で供給酸素量を初期の約1/2で溶解帯およびその直上
付近の予熱帯で、CO%が13%乃至40%となる様な
雰囲気を構成出来る新規なる竪型超高温度還元溶解炉を
提供することを目的とするものである。
うとする課題は、如上の如き要請に基づき創作したもの
であって、溶解炉の設計と操業において、炉内へ粉末又
はガスの吹込み装置と、キュポラ排ガスを利用した送風
温度420℃以下の比較的低温の温風および熱風炉は容
易であり、寿命も長くコスト安に出来るものである。こ
の様なことから送風温度との組み合わせを考慮すること
で供給酸素量を初期の約1/2で溶解帯およびその直上
付近の予熱帯で、CO%が13%乃至40%となる様な
雰囲気を構成出来る新規なる竪型超高温度還元溶解炉を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、溶解炉の溶解帯への還元性物質の吹込み
による溶解帯の還元性雰囲気の向上と、溶解帯における
コークス燃焼の活性度を顕著にするために酸素濃度26
乃至41%の範囲の混合空気とその混合空気の送風温度
20乃至420℃の組み合わせの選択によって、最高の
効率で任意の超高温と強還元雰囲気の溶解帯を形成せし
めると共に、溶解帯の直上部分の還元予熱帯での部分的
二次燃焼制御によって高温予熱帯を形成せしめて、溶け
落ち前の地金の高温度化によって更に強還元溶解を達成
し、成熟度の極めて高い鋳鉄を製造するようにしたもの
である。
成するために、溶解炉の溶解帯への還元性物質の吹込み
による溶解帯の還元性雰囲気の向上と、溶解帯における
コークス燃焼の活性度を顕著にするために酸素濃度26
乃至41%の範囲の混合空気とその混合空気の送風温度
20乃至420℃の組み合わせの選択によって、最高の
効率で任意の超高温と強還元雰囲気の溶解帯を形成せし
めると共に、溶解帯の直上部分の還元予熱帯での部分的
二次燃焼制御によって高温予熱帯を形成せしめて、溶け
落ち前の地金の高温度化によって更に強還元溶解を達成
し、成熟度の極めて高い鋳鉄を製造するようにしたもの
である。
【0007】
【作 用】本発明は、熔湯湯溜帯の羽口面直上の溶解帯
に酸素濃度26乃至41%と温度20乃至420℃との
組み合わせ混合空気を圧送することにより、コークスが
激しい燃焼反応を起こし、羽口直上の溶解帯付近は22
00乃至3000℃に達する。この様な羽口直上の超高
温度とCO2ガスは溶解帯の中部ないし上部で高温度コ
ークスと吹込まれた還元性物質とにより急速な吸熱反応
が進行し、CO%が13乃至40%の超高温度強還元雰
囲気を形成する。
に酸素濃度26乃至41%と温度20乃至420℃との
組み合わせ混合空気を圧送することにより、コークスが
激しい燃焼反応を起こし、羽口直上の溶解帯付近は22
00乃至3000℃に達する。この様な羽口直上の超高
温度とCO2ガスは溶解帯の中部ないし上部で高温度コ
ークスと吹込まれた還元性物質とにより急速な吸熱反応
が進行し、CO%が13乃至40%の超高温度強還元雰
囲気を形成する。
【0008】次いで、溶解帯の上部にあたる予熱帯はC
O%の高い雰囲気で1200乃至500℃となるので、
この温度の予熱帯域で二次空気を導入せしめて燃焼ガス
中のCOガス成分の一部を再燃焼させることで1200
乃至800℃に昇温し、溶け落ち前の地金を高温予熱す
ることにより還元反応溶解がさらに顕著になる。この予
熱帯を通過した排ガスは、集塵装置および熱風装置並び
に排煙ダクトへと導かれる。
O%の高い雰囲気で1200乃至500℃となるので、
この温度の予熱帯域で二次空気を導入せしめて燃焼ガス
中のCOガス成分の一部を再燃焼させることで1200
乃至800℃に昇温し、溶け落ち前の地金を高温予熱す
ることにより還元反応溶解がさらに顕著になる。この予
熱帯を通過した排ガスは、集塵装置および熱風装置並び
に排煙ダクトへと導かれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の基本実施例を添付図面の縦断
面概略図により説明すれば、羽口年の内径Dの上部であ
る溶解帯1(A)、その上部は予熱帯2(B)、更にそ
の上部が地金投入口3を形成し、また、羽口面の下部が
湯溜帯4(C)とし、該湯溜帯4(C)には出湯口15
に連結した連続出湯樋16によって溶解炉が構成され
る。次いで本発明の特徴である酸素濃度26乃至41%
と温度20乃至420℃とを組み合わせた混合空気を混
合空気供給管10より混合空気供給箱5、混合空気供給
分岐管6及び羽口箱8を経て羽口7より溶解帯1(A)
に供給し、羽口7の内部に装着された吹込管9又は羽口
面上部の吹込管9′より粉末或いはガスによる還元性物
質が吹込まれて超高温度の還元雰囲気の溶解帯を形成す
る。
面概略図により説明すれば、羽口年の内径Dの上部であ
る溶解帯1(A)、その上部は予熱帯2(B)、更にそ
の上部が地金投入口3を形成し、また、羽口面の下部が
湯溜帯4(C)とし、該湯溜帯4(C)には出湯口15
に連結した連続出湯樋16によって溶解炉が構成され
る。次いで本発明の特徴である酸素濃度26乃至41%
と温度20乃至420℃とを組み合わせた混合空気を混
合空気供給管10より混合空気供給箱5、混合空気供給
分岐管6及び羽口箱8を経て羽口7より溶解帯1(A)
に供給し、羽口7の内部に装着された吹込管9又は羽口
面上部の吹込管9′より粉末或いはガスによる還元性物
質が吹込まれて超高温度の還元雰囲気の溶解帯を形成す
る。
【0010】而して、溶解帯1(A)上部ないし予熱帯
2(B)はCOガス濃度13乃至40%であり、この燃
焼ガスに二次空気導入管25、26によって部分的に再
燃焼させて1200乃至800℃に昇温させると共にC
Oガス濃度を8乃至15%とした通常の排ガスとして排
ガス排出口21、排ガス集合管22及び排ガス排出管2
3を経て排出するものである。この様にして超高温度還
元の溶解帯の形成を特徴とするとともに予熱帯2(B)
での制御された二次燃焼による昇温させた新たな予熱帯
の構成によって溶け落ち前の地金を加熱することが出
来、高温の還元溶解を完成することが出来るものであ
り、図中13は湯溜、14は湯溜帯ライニング、16は
連続出湯樋、17は連続出湯樋ダム、18はスラグ流出
口、19は最終出湯口、20は湯溜帯底部上下装置、2
4は予熱帯ライニング、27は溶解炉煙突、28は湯溜
帯底部分割面、Hoは予熱帯下部二次空気導入口、H1
は予熱帯中間部二次空気導入口である。
2(B)はCOガス濃度13乃至40%であり、この燃
焼ガスに二次空気導入管25、26によって部分的に再
燃焼させて1200乃至800℃に昇温させると共にC
Oガス濃度を8乃至15%とした通常の排ガスとして排
ガス排出口21、排ガス集合管22及び排ガス排出管2
3を経て排出するものである。この様にして超高温度還
元の溶解帯の形成を特徴とするとともに予熱帯2(B)
での制御された二次燃焼による昇温させた新たな予熱帯
の構成によって溶け落ち前の地金を加熱することが出
来、高温の還元溶解を完成することが出来るものであ
り、図中13は湯溜、14は湯溜帯ライニング、16は
連続出湯樋、17は連続出湯樋ダム、18はスラグ流出
口、19は最終出湯口、20は湯溜帯底部上下装置、2
4は予熱帯ライニング、27は溶解炉煙突、28は湯溜
帯底部分割面、Hoは予熱帯下部二次空気導入口、H1
は予熱帯中間部二次空気導入口である。
【0011】これにより、羽口7の直上300乃至80
0mmの最高温度域は理論燃焼温度が2300乃至30
00℃と推定される。この高温度でのコークス及び吹込
まれた還元剤物質と燃焼ガス中の成分ガスCO2との反
応速度は早く且つ吸熱反応も著しい為、羽口7の上10
00乃至2200mm、即ち、炉の大きさによって異な
るが羽口面の内径Dの1.5乃至3倍では1200乃至
900℃が推定されると共に燃焼ガス中の成分COガス
%が13乃至40%であることを実測した。このことか
ら羽口面から上方1800乃至4500mm、即ち、炉
の大きさによって異なるが羽口面の内径D2.5乃至4
倍に相当する高さの範囲の二次空気導入再燃焼制御予熱
帯HBでは900乃至500℃に温度降下している。こ
の二次空気導入再燃焼制御予熱帯HBに二次空気導入口
25、26より二次空気を導入し、排ガス中のCOガス
を再燃焼して1200乃至800℃に昇温したことで溶
け落ち前の地金が過熱されて熱効率の向上だけでなく高
温還元溶解を一層確実なものにしたことを確認した。
0mmの最高温度域は理論燃焼温度が2300乃至30
00℃と推定される。この高温度でのコークス及び吹込
まれた還元剤物質と燃焼ガス中の成分ガスCO2との反
応速度は早く且つ吸熱反応も著しい為、羽口7の上10
00乃至2200mm、即ち、炉の大きさによって異な
るが羽口面の内径Dの1.5乃至3倍では1200乃至
900℃が推定されると共に燃焼ガス中の成分COガス
%が13乃至40%であることを実測した。このことか
ら羽口面から上方1800乃至4500mm、即ち、炉
の大きさによって異なるが羽口面の内径D2.5乃至4
倍に相当する高さの範囲の二次空気導入再燃焼制御予熱
帯HBでは900乃至500℃に温度降下している。こ
の二次空気導入再燃焼制御予熱帯HBに二次空気導入口
25、26より二次空気を導入し、排ガス中のCOガス
を再燃焼して1200乃至800℃に昇温したことで溶
け落ち前の地金が過熱されて熱効率の向上だけでなく高
温還元溶解を一層確実なものにしたことを確認した。
【0012】又、溶解帯1(A)で超高温度燃焼したガ
スはコークスと吹込まれた還元性物質と反応して超還元
反応が進行し、次いで溶解帯1(A)の上部から予熱帯
2(B)の中間部位で二次空気導入口25、26により
部分的に二次燃焼が行われて、新たな二次空気導入再燃
焼制御予熱帯HBが形成される。二次燃焼後の排ガス
は、排ガス排出口21から排ガス集合管22を通じて排
ガス排出管23から集塵装置ないし熱風炉を経て排出さ
れる。また、炉体の溶解帯1(A)は冷却水シャワー管
12からシャワー冷却されると同時に予熱帯2(B)も
冷却水シャワー管11からシャワー冷却されるものであ
る。
スはコークスと吹込まれた還元性物質と反応して超還元
反応が進行し、次いで溶解帯1(A)の上部から予熱帯
2(B)の中間部位で二次空気導入口25、26により
部分的に二次燃焼が行われて、新たな二次空気導入再燃
焼制御予熱帯HBが形成される。二次燃焼後の排ガス
は、排ガス排出口21から排ガス集合管22を通じて排
ガス排出管23から集塵装置ないし熱風炉を経て排出さ
れる。また、炉体の溶解帯1(A)は冷却水シャワー管
12からシャワー冷却されると同時に予熱帯2(B)も
冷却水シャワー管11からシャワー冷却されるものであ
る。
【0013】次いで、本発明による実際の操業結果を説
明すれば、操業例1として、『羽口面の内径550mm
の冷風キュポラの操業例』とし、共通条件は、銑鉄配合
量:25%、鋼屑:25%、戻り鉄:50%とし、追い
込みコークス比:14%、石灰石:3%とした場合の
「操業条件と燃焼ガス成分と出湯温度との関係」は表1
に示す通りである。
明すれば、操業例1として、『羽口面の内径550mm
の冷風キュポラの操業例』とし、共通条件は、銑鉄配合
量:25%、鋼屑:25%、戻り鉄:50%とし、追い
込みコークス比:14%、石灰石:3%とした場合の
「操業条件と燃焼ガス成分と出湯温度との関係」は表1
に示す通りである。
【0014】
【0015】操業例1は上記の表1から明らかな様に、
燃焼ガス成分中のCO%の増加の著しいこと、即ち。
高温でコークスと還元性物質との二次反応と、そして高
度な還元雰囲気が形成されていることが実証出来たと考
えられ、一方、鋳鉄溶解の超高温度の出湯が実現し、
新規な鋳鉄材料が期待出来るものと考えるものである。
燃焼ガス成分中のCO%の増加の著しいこと、即ち。
高温でコークスと還元性物質との二次反応と、そして高
度な還元雰囲気が形成されていることが実証出来たと考
えられ、一方、鋳鉄溶解の超高温度の出湯が実現し、
新規な鋳鉄材料が期待出来るものと考えるものである。
【0016】また、操業例2として、『4t/Hr×3
20℃熱風キュポラによる操業例』として、その操業条
件は表2の「配合比と配合成分(%)」による。
20℃熱風キュポラによる操業例』として、その操業条
件は表2の「配合比と配合成分(%)」による。
【0017】上記する操業例2の結果を表3の「操業条
件と燃焼ガス成分と出湯温度との関係」と、表4の「材
料試験結果(30φ×500L砂型)」に表示する。
件と燃焼ガス成分と出湯温度との関係」と、表4の「材
料試験結果(30φ×500L砂型)」に表示する。
【0018】
【0019】表3に酸素富化条件と燃焼ガス成分及び出
湯温度を示したとおり、酸素富化によりCO%が上昇
し、酸素富化10%でCO%が顕著に向上することが分
り、また、出湯温度は5%富化で著しく上昇し、10%
富化では殆ど変化を示さなかった。一方、この様な操業
の酸素富化量の変化は、材質に及ぼす影響が表4に示す
通り大きいことが分かった。即ち、同一配合条件で酸素
富化5%で共晶組成となり、酸素富化10%で過共晶組
成になり、それぞれ特徴のある高炭素ネズミ鋳鉄が創造
されることが確認できたと考えられる。
湯温度を示したとおり、酸素富化によりCO%が上昇
し、酸素富化10%でCO%が顕著に向上することが分
り、また、出湯温度は5%富化で著しく上昇し、10%
富化では殆ど変化を示さなかった。一方、この様な操業
の酸素富化量の変化は、材質に及ぼす影響が表4に示す
通り大きいことが分かった。即ち、同一配合条件で酸素
富化5%で共晶組成となり、酸素富化10%で過共晶組
成になり、それぞれ特徴のある高炭素ネズミ鋳鉄が創造
されることが確認できたと考えられる。
【0020】
【発明の効果】叙上の如く、本発明の実施例で説明した
様に、酸素富化量%と送風温度の組み合わせによる混合
空気の操作方法の他に、溶解帯への還元性物質の吹込み
と予熱帯における二次空気の導入によって予熱帯の温度
を800℃以上にすることを実現し、強い還元溶解を達
成した極めて有用な工業炉となるものである。
様に、酸素富化量%と送風温度の組み合わせによる混合
空気の操作方法の他に、溶解帯への還元性物質の吹込み
と予熱帯における二次空気の導入によって予熱帯の温度
を800℃以上にすることを実現し、強い還元溶解を達
成した極めて有用な工業炉となるものである。
【0021】本発明の効果を再度要約すると次の通りと
なる。即ち、 (1).超高温度と超還元性溶解帯の形成が、酸素富化
量と送風温度と還元剤の組み合わせ効果によってコスト
安く達成出来ると共に成熟度の高いネズミ鋳鉄の製造が
可能となった。 (2).溶解帯の上部から予熱帯の広い範囲の任意の最
適位置において二次空気を導入して部分再燃焼すること
によって、溶け落ち前の地金の予熱温度を高くして、一
層還元高温度溶解を容易にすると共に成熟性の高い鋳鉄
の製造が可能であることを確認したものである。 (3).低品位コークスの利用が出来るようになった。
なる。即ち、 (1).超高温度と超還元性溶解帯の形成が、酸素富化
量と送風温度と還元剤の組み合わせ効果によってコスト
安く達成出来ると共に成熟度の高いネズミ鋳鉄の製造が
可能となった。 (2).溶解帯の上部から予熱帯の広い範囲の任意の最
適位置において二次空気を導入して部分再燃焼すること
によって、溶け落ち前の地金の予熱温度を高くして、一
層還元高温度溶解を容易にすると共に成熟性の高い鋳鉄
の製造が可能であることを確認したものである。 (3).低品位コークスの利用が出来るようになった。
【図1】本発明の竪型高温還元溶解炉の縦断面概略図で
ある。
ある。
1(A) 溶解帯 2(B) 予熱帯 3 地金投入口 4(C) 湯溜帯 D 羽口面の内径 5 混合空気供給箱 6 混合空気供給分岐管 7 羽口 8 羽口箱 9 吹込み管 10 混合空気供給管 11、12 冷却水シャワー管 13 湯溜 14 湯溜帯ライニング 15 出湯口 16 連続出湯樋 17 連続出湯樋ダム 18 スラグ流出口 19 最終出湯口 20 湯溜帯底部上下装置 21 排ガス排出口 22 排ガス集合管 23 排ガス排出管 24 予熱帯ライニング 25、26 二次空気導入口 27 溶解炉煙突 28 湯溜帯底部分割面 Ho 予熱帯下部二次空気導入口 H1 予熱帯中間部二次空気導入口 HB 二次空気導入再燃焼制御予熱帯
Claims (4)
- 【請求項1】 炉底に溶湯湯溜帯を、炉頂に銑鉄、鋼
屑、鋳鉄などの金属地金の投入口を有するコークスを燃
料とする溶解炉において、羽口及び羽口面からの高さが
羽口面の内径Dの0.5倍(炉の大きさにより300乃
至900mm)の高さに取付けた1個又は複数個の吹込
管により炭素又は炭化水素質等の還元性物質を吹込み、
超高温のCO2と反応させCO又はHの生成により還元
性雰囲気を形成することを特徴とする竪型高温還元溶解
炉。 - 【請求項2】 炉底に溶湯湯溜帯を、炉頂に銑鉄、鋼
屑、鋳鉄などの金属地金の投入口を有するコークスを燃
料とする溶解炉において、熔湯湯溜帯の羽口面直上の溶
解帯に酸素濃度26%乃至41%、温度20乃至420
℃の組み合わせ混合空気を圧送してコークスを激しく燃
焼させることによって超高温度と超還元雰囲気の溶解帯
を形成せしめることを特徴とする竪型高温還元溶解炉。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の竪型高温還元溶解
炉において、高温還元溶解帯の直上部部分の余熱帯であ
るところの羽口面よりの高さ位置が、羽口面の内径Dの
1.5倍乃至3倍(炉の大きさにより1200乃至22
00mm)から上方へ羽口面の内径Dの2.5乃至4倍
(炉の大きさにより1800乃至4500mm)に相当
するところの温度域1200乃至500℃の部分へ、二
次空気を一段に複数個または複数段に複数個の導入口を
設けて導入せしめ、COガス部分を部分的に再燃焼させ
ることにより、この予熱帯域の温度を1200乃至80
0℃に自動昇温制御させることで、溶け落ち直前の地金
を高温予熱することを特徴とする竪型高温還元溶解炉。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の竪型高温還元
溶解炉において、羽口面の下部で湯溜帯下部を分割し、
自由に脱着交換出来る様にしたことを特徴とする竪型高
温還元溶解炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5966095A JPH08219645A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 竪型高温還元溶解炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5966095A JPH08219645A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 竪型高温還元溶解炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219645A true JPH08219645A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=13119586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5966095A Pending JPH08219645A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 竪型高温還元溶解炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219645A (ja) |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP5966095A patent/JPH08219645A/ja active Pending
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