JPH08219933A - ガス導管からのガスの漏洩検知方法 - Google Patents
ガス導管からのガスの漏洩検知方法Info
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- JPH08219933A JPH08219933A JP2140495A JP2140495A JPH08219933A JP H08219933 A JPH08219933 A JP H08219933A JP 2140495 A JP2140495 A JP 2140495A JP 2140495 A JP2140495 A JP 2140495A JP H08219933 A JPH08219933 A JP H08219933A
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- JP
- Japan
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- gas
- flow rate
- pressure
- pressure difference
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Abstract
(57)【要約】
【目的】都市ガスの供内管における漏洩の検知を地面の
掘削作業なしに行える検知方法を提供する。 【構成】ガスメータ3に圧力センサ5を設け、このガス
メータを、その時点で漏洩のない導管2に設置し、この
時点において圧力センサによりガスが流れていない時と
ガスが流れている時の圧力差を測定すると共にガスの流
量を測定し、この圧力差を所定時間積分して、積分値と
流量を初期値として記憶すると共に、その後、ガスの使
用毎に流量と上記圧力差を測定して、これらの時点の圧
力差を所定時間積分すると共に流量補正を行い、流量補
正された積分値を上記初期積分値と比較することにより
漏洩を検知する方法である。 【効果】地面を掘削せずに、ガスメータから本支管等
の元管に至る導管のガスの漏洩が検知でき、人手を削減
することができる。ガスを使用する度毎に漏洩の監視
を行えるので、安全性が向上する。圧力損失を積分値
により比較するので、本支管等からのガスの供給圧の微
少な変動を平均化することができ、漏洩の検知漏れや誤
検知を防止することができる。
掘削作業なしに行える検知方法を提供する。 【構成】ガスメータ3に圧力センサ5を設け、このガス
メータを、その時点で漏洩のない導管2に設置し、この
時点において圧力センサによりガスが流れていない時と
ガスが流れている時の圧力差を測定すると共にガスの流
量を測定し、この圧力差を所定時間積分して、積分値と
流量を初期値として記憶すると共に、その後、ガスの使
用毎に流量と上記圧力差を測定して、これらの時点の圧
力差を所定時間積分すると共に流量補正を行い、流量補
正された積分値を上記初期積分値と比較することにより
漏洩を検知する方法である。 【効果】地面を掘削せずに、ガスメータから本支管等
の元管に至る導管のガスの漏洩が検知でき、人手を削減
することができる。ガスを使用する度毎に漏洩の監視
を行えるので、安全性が向上する。圧力損失を積分値
により比較するので、本支管等からのガスの供給圧の微
少な変動を平均化することができ、漏洩の検知漏れや誤
検知を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス導管からのガスの漏
洩を検知する方法に関するものである。
洩を検知する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば都市ガスの導管系統における本支
管から需要家のガスメータに至る導管、即ち供給管と内
管(供内管)の漏洩を検知するための従来の方法として
は、供内管が埋設されている地面にボーリングを行い、
ガス検知器を用いたり、臭気を嗅いだりして漏洩の有無
を確認する方法が一般的である。
管から需要家のガスメータに至る導管、即ち供給管と内
管(供内管)の漏洩を検知するための従来の方法として
は、供内管が埋設されている地面にボーリングを行い、
ガス検知器を用いたり、臭気を嗅いだりして漏洩の有無
を確認する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、ボーリング等の掘削工事が必要であり、人手がか
かるという点が課題であった。そこで本発明では、この
ような課題を解決することを目的とするものである。
では、ボーリング等の掘削工事が必要であり、人手がか
かるという点が課題であった。そこで本発明では、この
ような課題を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、ガスメータに圧力センサを設け、
このガスメータを、その時点で漏洩のない導管に設置
し、この時点において圧力センサによりガスが流れてい
ない時とガスが流れている時の圧力差を測定すると共に
ガスの流量を測定し、この圧力差を所定時間積分して、
積分値と流量を初期値として記憶すると共に、その後、
ガスの使用毎に流量と上記圧力差を測定して、これらの
時点の圧力差を所定時間積分すると共に流量補正を行
い、流量補正された積分値を上記初期積分値と比較する
ことにより漏洩を検知するガスの漏洩検知方法を提案す
るものである。
ために、本発明では、ガスメータに圧力センサを設け、
このガスメータを、その時点で漏洩のない導管に設置
し、この時点において圧力センサによりガスが流れてい
ない時とガスが流れている時の圧力差を測定すると共に
ガスの流量を測定し、この圧力差を所定時間積分して、
積分値と流量を初期値として記憶すると共に、その後、
ガスの使用毎に流量と上記圧力差を測定して、これらの
時点の圧力差を所定時間積分すると共に流量補正を行
い、流量補正された積分値を上記初期積分値と比較する
ことにより漏洩を検知するガスの漏洩検知方法を提案す
るものである。
【0005】
【作用】導管の敷設時等のように導管からの漏洩がない
時点において、ガスがある一定流量で流れている際に、
ガスメータにおいて流量と圧力を測定し、ガスが流れて
いない時の圧力との差を求めることにより、導管からの
漏洩がない場合における導管の圧力損失に起因する圧力
差と、その時の流量のデータを初期値として得ることが
できる。
時点において、ガスがある一定流量で流れている際に、
ガスメータにおいて流量と圧力を測定し、ガスが流れて
いない時の圧力との差を求めることにより、導管からの
漏洩がない場合における導管の圧力損失に起因する圧力
差と、その時の流量のデータを初期値として得ることが
できる。
【0006】次いで、それ以降のガスの使用毎にガスメ
ータにおいて流量と圧力を測定して、上記圧力差と、そ
の時の流量を求め、圧力差を流量補正することにより、
初期値の圧力差との比較が可能となる。即ち、配管から
の漏洩がない場合には、初期値の圧力差と変化がなく、
漏洩がある場合には初期値よりも大きくなる。従って、
これらの比較により、ガスを使用する毎に導管からの漏
洩の検知が可能である。
ータにおいて流量と圧力を測定して、上記圧力差と、そ
の時の流量を求め、圧力差を流量補正することにより、
初期値の圧力差との比較が可能となる。即ち、配管から
の漏洩がない場合には、初期値の圧力差と変化がなく、
漏洩がある場合には初期値よりも大きくなる。従って、
これらの比較により、ガスを使用する毎に導管からの漏
洩の検知が可能である。
【0007】上記圧力差は、ある時点のみの値を比較す
るのでなく、所定時間積分して積分値を比較するので、
元圧等の瞬時的変動を平均化することができ、瞬時的変
動に起因する誤検知を防止して漏洩検知の精度が向上す
る。
るのでなく、所定時間積分して積分値を比較するので、
元圧等の瞬時的変動を平均化することができ、瞬時的変
動に起因する誤検知を防止して漏洩検知の精度が向上す
る。
【0008】
【実施例】次に本発明を添付図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明を適用するガス導管系統の一例を概
念的に示すもので、これは都市ガス導管系統のうち、本
支管から需要家に引き込まれる導管系統を示すものであ
る。符号1は本支管であり、符号2は供内管、即ち本支
管1から分岐して需要家に引き込まれる導管の、本支管
分岐個所から道路境界までの供給管と道路境界から需要
家のガス栓の入側までの内管を含めた導管である。符号
3はガスメータ、4はガス器具であり、このガスメータ
3には内蔵又は外付け等により圧力センサ5を設けてい
る。尚、ガスメータ3における流量計測部は符号6で表
している。符号7は監視装置であり、この監視装置7は
ガスメータ3の流量計測部6からの流量信号及び圧力セ
ンサ5からの圧力信号を入力として供内管2からの漏洩
の監視を行う構成である。
する。図1は本発明を適用するガス導管系統の一例を概
念的に示すもので、これは都市ガス導管系統のうち、本
支管から需要家に引き込まれる導管系統を示すものであ
る。符号1は本支管であり、符号2は供内管、即ち本支
管1から分岐して需要家に引き込まれる導管の、本支管
分岐個所から道路境界までの供給管と道路境界から需要
家のガス栓の入側までの内管を含めた導管である。符号
3はガスメータ、4はガス器具であり、このガスメータ
3には内蔵又は外付け等により圧力センサ5を設けてい
る。尚、ガスメータ3における流量計測部は符号6で表
している。符号7は監視装置であり、この監視装置7は
ガスメータ3の流量計測部6からの流量信号及び圧力セ
ンサ5からの圧力信号を入力として供内管2からの漏洩
の監視を行う構成である。
【0009】本発明では上記導管系統を新設した際等の
ように、供内管2からの漏洩がない時点において、ガス
器具4の使用等でガスがある一定の流量で流れている際
に、監視装置7はガスメータ3の流量計測部6からの流
量信号と圧力センサ5からの圧力信号により供内管2の
圧力損失に起因するガスメータ3への到達圧力の差を算
出する。即ち、監視装置7は、ガスが流れている際の圧
力信号と、その以前のガスが流れていない時点における
圧力センサ5からの圧力信号との差により圧力差を算出
する。上記圧力差の算出は、例えば数秒毎に行い、流量
が変化しない範囲において、算出値を所定時間だけ積分
する。そして監視装置7は、積分値と流量とを初期値と
して記憶手段に記憶する。
ように、供内管2からの漏洩がない時点において、ガス
器具4の使用等でガスがある一定の流量で流れている際
に、監視装置7はガスメータ3の流量計測部6からの流
量信号と圧力センサ5からの圧力信号により供内管2の
圧力損失に起因するガスメータ3への到達圧力の差を算
出する。即ち、監視装置7は、ガスが流れている際の圧
力信号と、その以前のガスが流れていない時点における
圧力センサ5からの圧力信号との差により圧力差を算出
する。上記圧力差の算出は、例えば数秒毎に行い、流量
が変化しない範囲において、算出値を所定時間だけ積分
する。そして監視装置7は、積分値と流量とを初期値と
して記憶手段に記憶する。
【0010】次いで、それ以降にガスが使用される場合
には、監視装置7は、ガスの使用毎に流量と圧力を測定
して、上述と同様に圧力差を求めると共に、これを上記
所定時間だけ積分する。また流量が初期流量と異なる場
合には、配管中を流れるガスの流量と圧力差との周知の
関係、即ち、ガスが低圧の場合には圧力差は流量の2乗
に比例するという関係に基づき、圧力差の流量補正を行
う。そして監視装置7は、流量補正を行った今回の圧力
差の積分値を初期積分値と比較し、今回の積分値の方が
大きい場合には配管からの漏洩が存在するとして、警報
の発生等の対応処理を行う。
には、監視装置7は、ガスの使用毎に流量と圧力を測定
して、上述と同様に圧力差を求めると共に、これを上記
所定時間だけ積分する。また流量が初期流量と異なる場
合には、配管中を流れるガスの流量と圧力差との周知の
関係、即ち、ガスが低圧の場合には圧力差は流量の2乗
に比例するという関係に基づき、圧力差の流量補正を行
う。そして監視装置7は、流量補正を行った今回の圧力
差の積分値を初期積分値と比較し、今回の積分値の方が
大きい場合には配管からの漏洩が存在するとして、警報
の発生等の対応処理を行う。
【0011】次に本発明方法を理論的裏付けと共に説明
する。まず図1において、符号Lの個所で漏洩が発生す
るものとし、本支管1から漏洩個所Lまでの供内管2の
部分をA、漏洩個所Lからガスメータ3までの部分をB
とする。そして本支管1からのガスの供給圧力をY、ガ
ス器具4を使用して流量Qのガスが流れている場合の、
上記部分A,Bの夫々の圧力損失をa,bとする。また
図2は本支管1からガスメータ3までの供内管2の部分
の圧力の変化を示す説明図である。 (1)漏洩個所Lからの漏洩がない場合 ガス器具4においてガスを使用していない時にガスメ
ータ3に到達する圧力、即ちガスメータ3の圧力センサ
5で測定されるガスの圧力は、図2中の実線で示すとお
りYである。 流量Qのガスを使用している時の部分A,Bを含めた
圧力損失は、a+b であるから、この時に圧力センサ
5で測定されるガスの圧力は、図2中の1点鎖線で示す
とおり Y−(a+b) である。 従って監視装置5においては、 Y−{Y−(a+
b)}=a+b により、上記圧力損失に起因する圧力
差を算出することができる。 監視装置5では、上記圧力差を一定時間Tだけ積分
し、その積分値、∫0 T(a+b)dt を初期値として、
流量Qと共に記憶する。 (2)漏洩個所Lから流量Qmの漏洩がある場合 ガス器具4においてガスを使用していない時にガスメ
ータ3に到達する圧力、即ち測定圧力は、 Y−a×
(Qm2/Q2) となる。これは、上述したとおりガス
が低圧の場合には配管中を流れるガスの圧力差は流量の
2乗に比例するという関係に基づき導出される。 同様に、ガス器具4に流量Qのガスを使用している時
の測定圧力は、図2中の2点鎖線で示すように Y−
{a×(Q2+Qm2)/Q2+b} となる。 従って監視装置5においては、これらの差の演算を行
う下式に対応する圧力差を求める。 Y−(Qm2/Q2)×a−[Y−{a×(Q2+Qm2)/
Q2+b}]={(Q2+2QQm)/Q2}×a+b 次いで監視装置7は、で求めた圧力差を、上述と同
様に一定時間Tだけ積分し、積分値 ∫0 T[{(Q2+
2QQm)/Q2}×a+b]dt を求める。 に示すように、ガスの流量Qは、監視装置5の記憶
手段に初期値として記憶されている流量と同じであるの
で、で求めた圧力差の積分値を流量補正を行わずに初
期積分値と比較する。これらの積分値の差は、下式に対
応しており、∫0 T[{(Q2+2QQm)/Q2}×a+
b]dt−∫0 T(a+b)dt=∫0 T[(2QQm/Q2)×
a]dt となり、この式の値は常に正となる。従って漏
洩個所Lからの漏洩がある場合の積分値の方が大きくな
るため、これを判定することにより漏洩を検知すること
ができる。
する。まず図1において、符号Lの個所で漏洩が発生す
るものとし、本支管1から漏洩個所Lまでの供内管2の
部分をA、漏洩個所Lからガスメータ3までの部分をB
とする。そして本支管1からのガスの供給圧力をY、ガ
ス器具4を使用して流量Qのガスが流れている場合の、
上記部分A,Bの夫々の圧力損失をa,bとする。また
図2は本支管1からガスメータ3までの供内管2の部分
の圧力の変化を示す説明図である。 (1)漏洩個所Lからの漏洩がない場合 ガス器具4においてガスを使用していない時にガスメ
ータ3に到達する圧力、即ちガスメータ3の圧力センサ
5で測定されるガスの圧力は、図2中の実線で示すとお
りYである。 流量Qのガスを使用している時の部分A,Bを含めた
圧力損失は、a+b であるから、この時に圧力センサ
5で測定されるガスの圧力は、図2中の1点鎖線で示す
とおり Y−(a+b) である。 従って監視装置5においては、 Y−{Y−(a+
b)}=a+b により、上記圧力損失に起因する圧力
差を算出することができる。 監視装置5では、上記圧力差を一定時間Tだけ積分
し、その積分値、∫0 T(a+b)dt を初期値として、
流量Qと共に記憶する。 (2)漏洩個所Lから流量Qmの漏洩がある場合 ガス器具4においてガスを使用していない時にガスメ
ータ3に到達する圧力、即ち測定圧力は、 Y−a×
(Qm2/Q2) となる。これは、上述したとおりガス
が低圧の場合には配管中を流れるガスの圧力差は流量の
2乗に比例するという関係に基づき導出される。 同様に、ガス器具4に流量Qのガスを使用している時
の測定圧力は、図2中の2点鎖線で示すように Y−
{a×(Q2+Qm2)/Q2+b} となる。 従って監視装置5においては、これらの差の演算を行
う下式に対応する圧力差を求める。 Y−(Qm2/Q2)×a−[Y−{a×(Q2+Qm2)/
Q2+b}]={(Q2+2QQm)/Q2}×a+b 次いで監視装置7は、で求めた圧力差を、上述と同
様に一定時間Tだけ積分し、積分値 ∫0 T[{(Q2+
2QQm)/Q2}×a+b]dt を求める。 に示すように、ガスの流量Qは、監視装置5の記憶
手段に初期値として記憶されている流量と同じであるの
で、で求めた圧力差の積分値を流量補正を行わずに初
期積分値と比較する。これらの積分値の差は、下式に対
応しており、∫0 T[{(Q2+2QQm)/Q2}×a+
b]dt−∫0 T(a+b)dt=∫0 T[(2QQm/Q2)×
a]dt となり、この式の値は常に正となる。従って漏
洩個所Lからの漏洩がある場合の積分値の方が大きくな
るため、これを判定することにより漏洩を検知すること
ができる。
【0012】本支管1からのガスの供給圧力Yが変動し
ないという条件のもとでは、上式に示されるように、漏
洩がある場合の圧力差と漏洩がない場合の圧力差を、夫
々積分値でなく、ある時点の値のみで比較することによ
っても、漏洩を検知することができるが、ガスの供給圧
力が微少ではあるが変動する実際の条件のもとでは、漏
洩による圧力差の増大がガスの供給圧力の上昇に相殺さ
れて検知できなかったり、逆にガスの供給圧力の下降を
漏洩による圧力差の増大と誤検知してしまう不都合が発
生する可能性がある。そこで、上述したように、漏洩が
ある場合の圧力差と漏洩がない場合の圧力差を、所定時
間の積分値で比較すれば、ガスの供給圧力の微少な上下
は平均化され、上述した不都合の発生を防止することが
できる。
ないという条件のもとでは、上式に示されるように、漏
洩がある場合の圧力差と漏洩がない場合の圧力差を、夫
々積分値でなく、ある時点の値のみで比較することによ
っても、漏洩を検知することができるが、ガスの供給圧
力が微少ではあるが変動する実際の条件のもとでは、漏
洩による圧力差の増大がガスの供給圧力の上昇に相殺さ
れて検知できなかったり、逆にガスの供給圧力の下降を
漏洩による圧力差の増大と誤検知してしまう不都合が発
生する可能性がある。そこで、上述したように、漏洩が
ある場合の圧力差と漏洩がない場合の圧力差を、所定時
間の積分値で比較すれば、ガスの供給圧力の微少な上下
は平均化され、上述した不都合の発生を防止することが
できる。
【0013】以上の場合は、漏洩検知時点のガスの流量
が初期状態と同じ場合であるが、異なる場合であって
も、上述したガスの圧力差と流量との関係に基づき、流
量補正を行うことにより、以下のとおり漏洩の検知を行
うことができる。即ち、ここでは、(1)の条件におい
て、漏洩検知時点のガスの流量をQkとする。 (1)漏洩個所Lからの漏洩がない場合 流量Qの時の圧力差は a+b …(1) である。 流量Qkの時の圧力差は (Qk2/Q2)(a+b)
…(2)となる。従って、これらの圧力差を同じにするた
めには、(2)式に流量補正係数としてQ2/Qk2 を乗じ
れば良い。 (2)漏洩個所Lから流量Qmの漏洩がある場合 流量Qの時の圧力差は a×(Q2+Qm2)/Q2+b …(3) 流量0の時の測定圧力は Y−(Qm2/Q2)×a …(4) また流量Qkの時の測定圧力は Y−{a×(Qk2+Qm2)/Q2+b×(Qk2/Q2)}
…(5)となるから、流量Qkの時の圧力差は、(4)−(5)
の演算により、 a×(Qk2+2QkQm)/Q2+b×(Qk2/Q2) …
(6)となる。この流量Qkの時の圧力差に、漏洩がない場
合と同様に、流量補正係数としてQ2/Qk2 を乗じる
と、 (Q2/Qk2){a×(Qk2+2QkQm)/Q2+b×
(Qk2/Q2)}=a+b+a×2QkQm/Qk2 …(7)
と流量補正された圧力差を求めることができる。このよ
うに流量補正した流量Qkの時の圧力差(7)と、 Q2/
Qk2 を乗じて補正した(2)、即ち a+b …(8) と
を比較、即ち、これらの差を演算すると、 (7)−(8)=
a+b+a×2QkQm/Qk2−(a+b)=a×2QkQm
/Qk2となり、この値は常に正であるから、漏洩個所L
からの漏洩がある場合の積分値の方が大きくなり、従っ
てこれを判定することにより漏洩を検知することができ
る。
が初期状態と同じ場合であるが、異なる場合であって
も、上述したガスの圧力差と流量との関係に基づき、流
量補正を行うことにより、以下のとおり漏洩の検知を行
うことができる。即ち、ここでは、(1)の条件におい
て、漏洩検知時点のガスの流量をQkとする。 (1)漏洩個所Lからの漏洩がない場合 流量Qの時の圧力差は a+b …(1) である。 流量Qkの時の圧力差は (Qk2/Q2)(a+b)
…(2)となる。従って、これらの圧力差を同じにするた
めには、(2)式に流量補正係数としてQ2/Qk2 を乗じ
れば良い。 (2)漏洩個所Lから流量Qmの漏洩がある場合 流量Qの時の圧力差は a×(Q2+Qm2)/Q2+b …(3) 流量0の時の測定圧力は Y−(Qm2/Q2)×a …(4) また流量Qkの時の測定圧力は Y−{a×(Qk2+Qm2)/Q2+b×(Qk2/Q2)}
…(5)となるから、流量Qkの時の圧力差は、(4)−(5)
の演算により、 a×(Qk2+2QkQm)/Q2+b×(Qk2/Q2) …
(6)となる。この流量Qkの時の圧力差に、漏洩がない場
合と同様に、流量補正係数としてQ2/Qk2 を乗じる
と、 (Q2/Qk2){a×(Qk2+2QkQm)/Q2+b×
(Qk2/Q2)}=a+b+a×2QkQm/Qk2 …(7)
と流量補正された圧力差を求めることができる。このよ
うに流量補正した流量Qkの時の圧力差(7)と、 Q2/
Qk2 を乗じて補正した(2)、即ち a+b …(8) と
を比較、即ち、これらの差を演算すると、 (7)−(8)=
a+b+a×2QkQm/Qk2−(a+b)=a×2QkQm
/Qk2となり、この値は常に正であるから、漏洩個所L
からの漏洩がある場合の積分値の方が大きくなり、従っ
てこれを判定することにより漏洩を検知することができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
効果がある。 地面を掘削せずに、ガスメータから本支管等の元管に
至る導管のガスの漏洩が検知でき、人手を削減すること
ができる。 ガスを使用する度毎に漏洩の監視を行えるので、安全
性が向上する。 圧力損失を積分値により比較するので、本支管等から
のガスの供給圧の微少な変動を平均化することができ、
漏洩の検知漏れや、誤検知を防止することができる。
効果がある。 地面を掘削せずに、ガスメータから本支管等の元管に
至る導管のガスの漏洩が検知でき、人手を削減すること
ができる。 ガスを使用する度毎に漏洩の監視を行えるので、安全
性が向上する。 圧力損失を積分値により比較するので、本支管等から
のガスの供給圧の微少な変動を平均化することができ、
漏洩の検知漏れや、誤検知を防止することができる。
【図1】 本発明を適用するガス導管系統の一例を概念
的に示す系統図である。
的に示す系統図である。
【図2】 図1に示す本支管からガスメータまでの供内
管の部分の圧力の変化を示す説明図である。
管の部分の圧力の変化を示す説明図である。
1 本支管 2 供内管 3 ガスメータ 4 ガス器具 5 圧力センサ 6 流量計測部 7 監視装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ガスメータに圧力センサを設け、このガ
スメータを、その時点で漏洩のない導管に設置し、この
時点において圧力センサによりガスが流れていない時と
ガスが流れている時の圧力差を測定すると共にガスの流
量を測定し、この圧力差を所定時間積分して、積分値と
流量を初期値として記憶すると共に、その後、ガスの使
用毎に流量と上記圧力差を測定して、これらの時点の圧
力差を所定時間積分すると共に流量補正を行い、流量補
正された積分値を上記初期積分値と比較することにより
漏洩を検知することを特徴とするガス導管からのガスの
漏洩検知方法 - 【請求項2】 漏洩検知対象のガス導管は、都市ガスの
導管系統における本支管から需要家のガスメータまでの
導管である請求項1又は2記載のガス導管からのガスの
漏洩検知方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2140495A JPH08219933A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ガス導管からのガスの漏洩検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2140495A JPH08219933A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ガス導管からのガスの漏洩検知方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219933A true JPH08219933A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12054121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2140495A Pending JPH08219933A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | ガス導管からのガスの漏洩検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219933A (ja) |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP2140495A patent/JPH08219933A/ja active Pending
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