JPH08220162A - 誘電体損失角測定装置 - Google Patents
誘電体損失角測定装置Info
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- JPH08220162A JPH08220162A JP7028398A JP2839895A JPH08220162A JP H08220162 A JPH08220162 A JP H08220162A JP 7028398 A JP7028398 A JP 7028398A JP 2839895 A JP2839895 A JP 2839895A JP H08220162 A JPH08220162 A JP H08220162A
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- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高電圧側と大地側との間の測定信号伝送のた
めに特別な絶縁構造物を必要とすることなく、また、変
成器の使用を少なくしつつ高精度の測定を達成しうる誘
電体損失角測定装置を提供すること。 【構成】 高電圧側に配置され高電圧側で測定対象の誘
電体損失角に係る電流測定信号を形成するシャント
(5,6)と、電流測定信号をシリアル光信号に変換し
大地側に向けて送信する高電圧側送信装置(7)と、高
電圧側から送信された光信号を大地側で受信し電気信号
に変換して測定データを形成する大地側受信装置(8)
と、得られた測定データをデータ処理して誘電体損失角
を算出するデータ処理装置(9)とを備えた誘電体損失
角測定装置。
めに特別な絶縁構造物を必要とすることなく、また、変
成器の使用を少なくしつつ高精度の測定を達成しうる誘
電体損失角測定装置を提供すること。 【構成】 高電圧側に配置され高電圧側で測定対象の誘
電体損失角に係る電流測定信号を形成するシャント
(5,6)と、電流測定信号をシリアル光信号に変換し
大地側に向けて送信する高電圧側送信装置(7)と、高
電圧側から送信された光信号を大地側で受信し電気信号
に変換して測定データを形成する大地側受信装置(8)
と、得られた測定データをデータ処理して誘電体損失角
を算出するデータ処理装置(9)とを備えた誘電体損失
角測定装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高電圧側の測定信号を大
地側に伝送してデータ処理し所望の測定値を求める誘電
体損失角測定装置に関する。
地側に伝送してデータ処理し所望の測定値を求める誘電
体損失角測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧回転電機の誘電体損失角の一つの測
定方法は、トランスを介して高圧供試機器および標準コ
ンデンサに電圧を印加することにより両者に流れる電流
を計器用変成器等により検出し、両電流の位相のずれ量
から誘電体損失角を求めるものである。その場合、高電
圧側測定部で得られた測定信号は大地側に配置された信
号処理部に伝送され、大地側で信号処理を施して誘電体
損失角を得て、それを指示したり記録したりするのに用
いる。その場合、大地側の信号処理部は高電圧側測定部
から電気的に絶縁する必要があるが、高電圧部の電圧が
高くなるに従って絶縁対策は大掛かりなものになる。主
回路においても測定電流を流すための変圧器を大地に対
し絶縁する必要がある。大地側で誘電体損失角を求める
のには、電流位相検出装置(シェーリング・ブリッジ)
を用いるのが普通であるが、この装置に付随して計器用
変圧器等の変成器を数多く使用する。
定方法は、トランスを介して高圧供試機器および標準コ
ンデンサに電圧を印加することにより両者に流れる電流
を計器用変成器等により検出し、両電流の位相のずれ量
から誘電体損失角を求めるものである。その場合、高電
圧側測定部で得られた測定信号は大地側に配置された信
号処理部に伝送され、大地側で信号処理を施して誘電体
損失角を得て、それを指示したり記録したりするのに用
いる。その場合、大地側の信号処理部は高電圧側測定部
から電気的に絶縁する必要があるが、高電圧部の電圧が
高くなるに従って絶縁対策は大掛かりなものになる。主
回路においても測定電流を流すための変圧器を大地に対
し絶縁する必要がある。大地側で誘電体損失角を求める
のには、電流位相検出装置(シェーリング・ブリッジ)
を用いるのが普通であるが、この装置に付随して計器用
変圧器等の変成器を数多く使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】誘電体損失角の測定に
おいて、シェーリング・ブリッジを用いる従来の方法に
おいては、高電圧回路の電源側高電圧部および電機巻線
と大地との間の信号ケーブルに被測定回路の電圧に対応
する絶縁強度を持たせなければならない。また、トラン
スを通した高電圧回路の電流を計器用変成器等により変
成するなど、多くの変成器を介して得られた両信号の比
較により位相のずれを測定するため、電流位相の検出精
度を確保する点でも限界があった。
おいて、シェーリング・ブリッジを用いる従来の方法に
おいては、高電圧回路の電源側高電圧部および電機巻線
と大地との間の信号ケーブルに被測定回路の電圧に対応
する絶縁強度を持たせなければならない。また、トラン
スを通した高電圧回路の電流を計器用変成器等により変
成するなど、多くの変成器を介して得られた両信号の比
較により位相のずれを測定するため、電流位相の検出精
度を確保する点でも限界があった。
【0004】上述の絶縁の問題は誘電体損失角の測定に
限ったことではなく、高電圧回路上の他の物理量の測
定、たとえば高電圧側の電圧や、温度、応力、圧力、振
動などの測定の場合にも同様に生ずる問題である。
限ったことではなく、高電圧回路上の他の物理量の測
定、たとえば高電圧側の電圧や、温度、応力、圧力、振
動などの測定の場合にも同様に生ずる問題である。
【0005】本発明は、測定信号の伝送回路に高電圧回
路と大地間の絶縁をとるための特別な絶縁構造物を必要
とすることなく、また計器用変成器等の変成器の使用を
少なくしつつ、高精度の測定を達成しうる誘電体損失角
測定装置を提供することを目的とする。
路と大地間の絶縁をとるための特別な絶縁構造物を必要
とすることなく、また計器用変成器等の変成器の使用を
少なくしつつ、高精度の測定を達成しうる誘電体損失角
測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、高電圧側に配置され高電圧側で測定対象の誘電体損
失角に係る電流測定信号を形成する電流検出手段と、こ
の電流検出手段によって得られた電流測定信号をシリア
ル光信号に変換し大地側に向けて送信する高電圧側送信
手段と、高電圧側から送信された光信号を大地側で受信
し電気信号に変換して測定データを形成する大地側受信
手段と、得られた測定データをデータ処理して誘電体損
失角を算出するデータ処理手段とを備えた誘電体損失角
測定装置を要旨とするものである。
は、高電圧側に配置され高電圧側で測定対象の誘電体損
失角に係る電流測定信号を形成する電流検出手段と、こ
の電流検出手段によって得られた電流測定信号をシリア
ル光信号に変換し大地側に向けて送信する高電圧側送信
手段と、高電圧側から送信された光信号を大地側で受信
し電気信号に変換して測定データを形成する大地側受信
手段と、得られた測定データをデータ処理して誘電体損
失角を算出するデータ処理手段とを備えた誘電体損失角
測定装置を要旨とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の誘電体損失角測定装置において、高電圧側送信手段か
ら送信され、大地側受信手段によって受信される光信号
が赤外線であることを特徴とする。
の誘電体損失角測定装置において、高電圧側送信手段か
ら送信され、大地側受信手段によって受信される光信号
が赤外線であることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の誘電体損失角測定装置において、電流検出手段が測定
電流回路に直列に接続されたシャントからなっているこ
とを特徴とする。
の誘電体損失角測定装置において、電流検出手段が測定
電流回路に直列に接続されたシャントからなっているこ
とを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の誘電体損失角測定装置において、
大地側受信手段に大地側から高電圧側に向けて光信号の
形のトリガ信号を送信するトリガ信号用発光手段が備え
られるとともに、高電圧側送信手段に光信号の形のトリ
ガ信号を受信するトリガ信号用受光手段が備えられ、高
電圧側送信手段のオンオフ動作がトリガ信号用受光手段
によって受信されたトリガ信号を介して制御されること
を特徴とする。
3のいずれかに記載の誘電体損失角測定装置において、
大地側受信手段に大地側から高電圧側に向けて光信号の
形のトリガ信号を送信するトリガ信号用発光手段が備え
られるとともに、高電圧側送信手段に光信号の形のトリ
ガ信号を受信するトリガ信号用受光手段が備えられ、高
電圧側送信手段のオンオフ動作がトリガ信号用受光手段
によって受信されたトリガ信号を介して制御されること
を特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の誘電体損失角測定装置において、高電圧側送信手段は
動作電源としてバッテリーを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の誘電体損失角測定装置において、高電
圧側に配置される高電圧側測定部および高電圧側信号変
換手段の動作電源として高電圧側にバッテリーを備えた
ことを特徴とする。
の誘電体損失角測定装置において、高電圧側送信手段は
動作電源としてバッテリーを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の誘電体損失角測定装置において、高電
圧側に配置される高電圧側測定部および高電圧側信号変
換手段の動作電源として高電圧側にバッテリーを備えた
ことを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の誘電体損失角測定装置において、
高電圧側送信手段は動作電源として光電池を備えたこと
を特徴とする。
4のいずれかに記載の誘電体損失角測定装置において、
高電圧側送信手段は動作電源として光電池を備えたこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、高電圧側から
大地側への信号伝送を光信号によって行うために、高電
圧側に配置する測定機器は大地電位を考慮する必要がな
く、また大地側に配置する機器は高電圧電位を考慮する
必要がなく、したがって大掛かりな絶縁構造を不要と
し、機器構成を簡易にすることができる。
大地側への信号伝送を光信号によって行うために、高電
圧側に配置する測定機器は大地電位を考慮する必要がな
く、また大地側に配置する機器は高電圧電位を考慮する
必要がなく、したがって大掛かりな絶縁構造を不要と
し、機器構成を簡易にすることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、光信号と
して赤外線を用いることにより、高信頼性の装置を安価
に構成することができる。
して赤外線を用いることにより、高信頼性の装置を安価
に構成することができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、電流測定
をシャントを用いて行うことにより、変成器等の構造物
の使用数を可及的に少なくし、高精度の測定を可能にす
ることができる。
をシャントを用いて行うことにより、変成器等の構造物
の使用数を可及的に少なくし、高精度の測定を可能にす
ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、高電圧側
に配置される高電圧側送信手段のオンオフを、大地側か
ら高電圧側に向けて送信される光信号の形のトリガ信号
を介して制御することにより、省エネルギーを達成しつ
つ高精度の測定を実現することができる。
に配置される高電圧側送信手段のオンオフを、大地側か
ら高電圧側に向けて送信される光信号の形のトリガ信号
を介して制御することにより、省エネルギーを達成しつ
つ高精度の測定を実現することができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、高電圧側
に配置される測定機器の動作電源としてバッテリーを高
電圧側に設けることにより、絶縁構成を簡易にし、保守
点検を容易にし、装置コストを安価にすることができ
る。
に配置される測定機器の動作電源としてバッテリーを高
電圧側に設けることにより、絶縁構成を簡易にし、保守
点検を容易にし、装置コストを安価にすることができ
る。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、高電圧側
に配置される測定機器の動作電源として光電池を備える
ことによって、バッテリー交換の繁雑さを無くし、さら
には大地側からのトリガ信号による高電圧側送信手段の
オンオフ制御を行う必要性をも無くすことができる。
に配置される測定機器の動作電源として光電池を備える
ことによって、バッテリー交換の繁雑さを無くし、さら
には大地側からのトリガ信号による高電圧側送信手段の
オンオフ制御を行う必要性をも無くすことができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明を高圧回転機巻線の誘電体損失
角を測定する装置に適用した場合の一実施例を示すもの
である。大地側に設置された交流電源1および昇圧トラ
ンス2を介して高電圧が得られ、その高電圧端子から標
準コンデンサ3および供試回転機巻線4に並列に測定用
高電圧が印加される。なお供試回転機巻線はそれに含ま
れる等価キャパシタンスによって図示されている。標準
コンデンサ3に直列に接続されたシャント5により標準
コンデンサ3に流れる電流I1 に比例する低電圧の形の
電流測定信号i1 が得られ、供試回転機巻線4に直列に
接続されたシャント6により供試回転機巻線4に流れる
電流I2 に比例する低電圧の形の電流測定信号i2 が得
られる。両電流測定信号i1 ,i2 は高電圧側送信装置
7に導入され、ここで光信号L1 に変換され大地側に向
けて送信される。大地側に送信された光信号L1 は大地
側受信装置8によって再び電気信号に変換され測定デー
タとしてデータ処理装置9に導入される。データ処理装
置9は受信装置8から送られた測定データをデータ処理
して供試回転機巻線4の誘電体損失角(tan δ)を算出
する。なお図1の装置においては、シャント5,6が電
流検出手段を構成し、高電圧側送信装置7が高電圧側送
信手段を構成し、大地側受信装置8が大地側受信手段を
構成し、データ処理装置9がデータ処理手段を構成して
いる。
角を測定する装置に適用した場合の一実施例を示すもの
である。大地側に設置された交流電源1および昇圧トラ
ンス2を介して高電圧が得られ、その高電圧端子から標
準コンデンサ3および供試回転機巻線4に並列に測定用
高電圧が印加される。なお供試回転機巻線はそれに含ま
れる等価キャパシタンスによって図示されている。標準
コンデンサ3に直列に接続されたシャント5により標準
コンデンサ3に流れる電流I1 に比例する低電圧の形の
電流測定信号i1 が得られ、供試回転機巻線4に直列に
接続されたシャント6により供試回転機巻線4に流れる
電流I2 に比例する低電圧の形の電流測定信号i2 が得
られる。両電流測定信号i1 ,i2 は高電圧側送信装置
7に導入され、ここで光信号L1 に変換され大地側に向
けて送信される。大地側に送信された光信号L1 は大地
側受信装置8によって再び電気信号に変換され測定デー
タとしてデータ処理装置9に導入される。データ処理装
置9は受信装置8から送られた測定データをデータ処理
して供試回転機巻線4の誘電体損失角(tan δ)を算出
する。なお図1の装置においては、シャント5,6が電
流検出手段を構成し、高電圧側送信装置7が高電圧側送
信手段を構成し、大地側受信装置8が大地側受信手段を
構成し、データ処理装置9がデータ処理手段を構成して
いる。
【0019】高電圧側送信装置7および大地側受信装置
8のより詳細な構成をそれぞれ図2および図3を参照し
て説明する。
8のより詳細な構成をそれぞれ図2および図3を参照し
て説明する。
【0020】図2は高電圧側送信装置7の内部構成を示
すものである。シャント5,6により得られる電流測定
信号i1 ,i2 はアナログ信号であり、これらはサンプ
ルホールド・マルチプレクサ回路( hold MPX 回路)1
1を介してサンプリングされ、サンプルホールドされ、
サンプル信号として出力される。 hold MPX 回路11の
サンプリング時間は主として使用電源周波数に依存する
が、仮に使用電源周波数が50Hz であるとすれば、1
周期20msであり、その電気角1°は概略50μsに相
当する。したがって、5μs程度のサンプリング時間と
すれば約0.1°の精度をもって位相ずれを測定するこ
とができる。このサンプル信号はA/D変換器12によ
りディジタル信号に変換され、いったん、メモリ13に
記憶される。メモリ13に記憶されたディジタル信号は
パラレル信号として取出され、パラレル/シリアル変換
器(P/S変換器)14によりシリアル信号に再変換さ
れる。P/S変換器14から出力されるシリアル信号は
測定データ送信用発光素子16から光信号L1 、たとえ
ば赤外線の形で大地側受信装置8に向けて送信される。
送信装置7にはバッテリー18を備えており、図示は省
略しているが、このバッテリー18から、動作電源を必
要とする各構成機器、すなわち hold MPX 回路11、A
/D変換器12、メモリ13、P/S変換器14および
コントローラ15に対して動作電力が供給される。高電
圧側送信装置7を構成する hold MPX回路11、A/D
変換器12、メモリ13およびP/S変換器14は、省
エネルギーを意図しコントローラ15からのトリガ信号
によってトリガされ動作する。コントローラ15自体
は、大地側から光信号L2 の形で送信されたトリガ信号
によりトリガ信号受光素子17を介してトリガされる。
すものである。シャント5,6により得られる電流測定
信号i1 ,i2 はアナログ信号であり、これらはサンプ
ルホールド・マルチプレクサ回路( hold MPX 回路)1
1を介してサンプリングされ、サンプルホールドされ、
サンプル信号として出力される。 hold MPX 回路11の
サンプリング時間は主として使用電源周波数に依存する
が、仮に使用電源周波数が50Hz であるとすれば、1
周期20msであり、その電気角1°は概略50μsに相
当する。したがって、5μs程度のサンプリング時間と
すれば約0.1°の精度をもって位相ずれを測定するこ
とができる。このサンプル信号はA/D変換器12によ
りディジタル信号に変換され、いったん、メモリ13に
記憶される。メモリ13に記憶されたディジタル信号は
パラレル信号として取出され、パラレル/シリアル変換
器(P/S変換器)14によりシリアル信号に再変換さ
れる。P/S変換器14から出力されるシリアル信号は
測定データ送信用発光素子16から光信号L1 、たとえ
ば赤外線の形で大地側受信装置8に向けて送信される。
送信装置7にはバッテリー18を備えており、図示は省
略しているが、このバッテリー18から、動作電源を必
要とする各構成機器、すなわち hold MPX 回路11、A
/D変換器12、メモリ13、P/S変換器14および
コントローラ15に対して動作電力が供給される。高電
圧側送信装置7を構成する hold MPX回路11、A/D
変換器12、メモリ13およびP/S変換器14は、省
エネルギーを意図しコントローラ15からのトリガ信号
によってトリガされ動作する。コントローラ15自体
は、大地側から光信号L2 の形で送信されたトリガ信号
によりトリガ信号受光素子17を介してトリガされる。
【0021】図3は大地側受信装置8の内部構成を示す
ものである。受信装置8には送信装置7から送信された
光信号L1 を受光する測定信号受信用受光素子21と、
送信装置7へ向けてトリガ信号を光信号L2 の形で送信
する大地側トリガ信号発光素子22とが備えられてい
る。送信装置7から光信号L1 形で送信された電流測定
データは受光素子21によって受光されシリアル電気信
号に変換される。このシリアル電気信号すなわちシリア
ル測定データはシリアル/パラレル変換器(S/P変換
器)23に導入され、ここでパラレルデータに変換され
インターフェース24を介してデータ処理装置9に送出
される。データ処理装置9はマイクロコンピュータによ
って構成することができる。データ処理装置9は高電圧
側送信装置7の動作を制御する機能、すなわち送信装置
7内の各構成機器をオンオフ制御する機能をも有し、そ
れはインターフェース24、P/S変換器25および発
光素子22を介して送信装置7に向けて送信される光信
号L2 の形のトリガ信号によって行われる。
ものである。受信装置8には送信装置7から送信された
光信号L1 を受光する測定信号受信用受光素子21と、
送信装置7へ向けてトリガ信号を光信号L2 の形で送信
する大地側トリガ信号発光素子22とが備えられてい
る。送信装置7から光信号L1 形で送信された電流測定
データは受光素子21によって受光されシリアル電気信
号に変換される。このシリアル電気信号すなわちシリア
ル測定データはシリアル/パラレル変換器(S/P変換
器)23に導入され、ここでパラレルデータに変換され
インターフェース24を介してデータ処理装置9に送出
される。データ処理装置9はマイクロコンピュータによ
って構成することができる。データ処理装置9は高電圧
側送信装置7の動作を制御する機能、すなわち送信装置
7内の各構成機器をオンオフ制御する機能をも有し、そ
れはインターフェース24、P/S変換器25および発
光素子22を介して送信装置7に向けて送信される光信
号L2 の形のトリガ信号によって行われる。
【0022】図1に示した誘電体損失角測定装置の動作
を以下に説明する。
を以下に説明する。
【0023】データ処理装置9からトリガ信号を出力す
ることにより大地側受信装置8の発光素子22から光信
号L2 の形のトリガ信号が発せられ、それを高電圧側送
信装置7の受光素子17が受光することによりコントロ
ーラ15を介して送信装置7がトリガされ、誘電体損失
角(tan δ)を算出するための電流I1 ,I2 を表す電
流測定信号i1 ,i2 のサンプリングおよびサンプルホ
ールドが行われ、サンプル信号として出力される。この
サンプル信号はA/D変換器12を介してメモリ13に
いったん記憶される。メモリ13にいったん記憶された
測定データはディジタル・パラレル信号の形で取り出さ
れ、P/S変換器14によりシリアル信号に変換され測
定データとして発光素子16に対し出力される。発光素
子16はその測定データを光信号L1 の形で大地側受信
装置8に向けて送信する。この光信号L1 は大地側で受
光素子21により受光される。光信号L1 による測定デ
ータの送受信は発光素子16と受光素子21とが対向し
ている状態で行われるが、両者の間隔距離として数メー
トル以上とることができるため、発光素子16から受光
素子21に向けて送信された光信号L1 の到達範囲は広
く、そのため発光素子16と受光素子21の位置調整は
容易である。高電圧側送信装置7は大地側受信装置8か
らトリガ信号を受信する度に測定データを更新して送信
する。
ることにより大地側受信装置8の発光素子22から光信
号L2 の形のトリガ信号が発せられ、それを高電圧側送
信装置7の受光素子17が受光することによりコントロ
ーラ15を介して送信装置7がトリガされ、誘電体損失
角(tan δ)を算出するための電流I1 ,I2 を表す電
流測定信号i1 ,i2 のサンプリングおよびサンプルホ
ールドが行われ、サンプル信号として出力される。この
サンプル信号はA/D変換器12を介してメモリ13に
いったん記憶される。メモリ13にいったん記憶された
測定データはディジタル・パラレル信号の形で取り出さ
れ、P/S変換器14によりシリアル信号に変換され測
定データとして発光素子16に対し出力される。発光素
子16はその測定データを光信号L1 の形で大地側受信
装置8に向けて送信する。この光信号L1 は大地側で受
光素子21により受光される。光信号L1 による測定デ
ータの送受信は発光素子16と受光素子21とが対向し
ている状態で行われるが、両者の間隔距離として数メー
トル以上とることができるため、発光素子16から受光
素子21に向けて送信された光信号L1 の到達範囲は広
く、そのため発光素子16と受光素子21の位置調整は
容易である。高電圧側送信装置7は大地側受信装置8か
らトリガ信号を受信する度に測定データを更新して送信
する。
【0024】大地側受信装置8において受光素子21で
受信されたシリアル光信号L1 の形の測定データはS/
P変換器23でパラレルデータに変換され、データ処理
装置9に送出される。データ処理装置9は入力された測
定データをデータ処理し、周知の原理に従って供試回転
機巻線4の誘電体損失角tan δを算出する。
受信されたシリアル光信号L1 の形の測定データはS/
P変換器23でパラレルデータに変換され、データ処理
装置9に送出される。データ処理装置9は入力された測
定データをデータ処理し、周知の原理に従って供試回転
機巻線4の誘電体損失角tan δを算出する。
【0025】以上述べた実施例によれば、高電圧側で得
られた測定信号を、変成器等の変換器を用いることな
く、光信号の形で大地側へ送信するので、高電圧回路と
大地間の絶縁をとるための特別な構造物を必要とするこ
となく、また、計器用変成器等の変成器の使用を少なく
しつつ、高精度の測定を達成することができる。
られた測定信号を、変成器等の変換器を用いることな
く、光信号の形で大地側へ送信するので、高電圧回路と
大地間の絶縁をとるための特別な構造物を必要とするこ
となく、また、計器用変成器等の変成器の使用を少なく
しつつ、高精度の測定を達成することができる。
【0026】高電圧側送信装置7の各構成要素を駆動す
るために動作電源を必要とすることは当然である。その
ような動作電源は、各構成要素をトリガ信号による限ら
れたチャンスにのみ測定を実行するようにすることによ
り、送信装置7に内蔵したバッテリー18によって十分
まかなうことができる。しかし、エネルギー消耗性のバ
ッテリー18の代わりに、エネルギー自己補充性の光電
池を備えることにより、バッテリー交換の繁雑さを無く
し、さらには大地側からのトリガ信号による高電圧側送
信装置7のオンオフ制御を行うまでもなく連続的に動作
させることができる。そうすることにより、大地側から
高電圧側にトリガ信号を送信するための信号系統が不要
にすることができる。しかしながら、その場合でも高電
圧側の省エネルギーのために、高電圧側送信装置7の各
構成要素をトリガ信号による限られたチャンスにのみ測
定を実行するようにしてもよい。
るために動作電源を必要とすることは当然である。その
ような動作電源は、各構成要素をトリガ信号による限ら
れたチャンスにのみ測定を実行するようにすることによ
り、送信装置7に内蔵したバッテリー18によって十分
まかなうことができる。しかし、エネルギー消耗性のバ
ッテリー18の代わりに、エネルギー自己補充性の光電
池を備えることにより、バッテリー交換の繁雑さを無く
し、さらには大地側からのトリガ信号による高電圧側送
信装置7のオンオフ制御を行うまでもなく連続的に動作
させることができる。そうすることにより、大地側から
高電圧側にトリガ信号を送信するための信号系統が不要
にすることができる。しかしながら、その場合でも高電
圧側の省エネルギーのために、高電圧側送信装置7の各
構成要素をトリガ信号による限られたチャンスにのみ測
定を実行するようにしてもよい。
【0027】高電圧側送信装置7における hold MPX 回
路11によるサンプリング時間をより高速にし、A/D
変換器12のビット数およびメモリ13の容量を大きく
することにより、さらに高精度の測定を実現することが
できる。
路11によるサンプリング時間をより高速にし、A/D
変換器12のビット数およびメモリ13の容量を大きく
することにより、さらに高精度の測定を実現することが
できる。
【0028】以上の実施例においては、高圧回転機巻線
の誘電体損失角を測定する場合について説明したが、本
発明はそのような誘電体損失角の測定に限られることな
く、他の物理量の測定、たとえば高電圧側の電圧や温
度、応力、圧力、振動など、電気信号に変換しうる物理
量であれば、それらの信号の伝送のために上記と同様に
適用することができる。
の誘電体損失角を測定する場合について説明したが、本
発明はそのような誘電体損失角の測定に限られることな
く、他の物理量の測定、たとえば高電圧側の電圧や温
度、応力、圧力、振動など、電気信号に変換しうる物理
量であれば、それらの信号の伝送のために上記と同様に
適用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、高電圧側から大地側へ
の測定データの伝送を光信号によって行うことにより、
高電圧側に配置する測定機器は大地電位を考慮する必要
がなく、また大地側に配置する機器は高電圧側電位を考
慮する必要がなく、したがって大掛かりな絶縁構造を不
要とし、簡易な機器構成のもとで高精度の誘電体損失角
測定を達成することができる。
の測定データの伝送を光信号によって行うことにより、
高電圧側に配置する測定機器は大地電位を考慮する必要
がなく、また大地側に配置する機器は高電圧側電位を考
慮する必要がなく、したがって大掛かりな絶縁構造を不
要とし、簡易な機器構成のもとで高精度の誘電体損失角
測定を達成することができる。
【図1】本発明による誘電体損失角測定装置の一実施例
の全体構成を示す結線図。
の全体構成を示す結線図。
【図2】図1における高電圧側送信装置の内部構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】図1における大地側受信装置の内部構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
1 交流電源 2 昇圧トランス 3 標準コンデンサ 4 供試回転機巻線 5,6 シャント 7 高電圧側送信装置 8 大地側受信装置 9 データ処理装置 11 サンプルホールド・マルチプレクサ( hold MPX
)回路 12 A/D変換器 13 メモリ 14 パラレル/シリアル変換器(P/S変換器) 15 コントローラ 16 高電圧側測定データ送信用発光素子 17 トリガ信号受光素子 18 バッテリー 21 大地側測定データ受信用受光素子 22 大地側トリガ信号発光素子 23 シリアル/パラレル変換器(S/P変換器) 24 インターフェース 25 パラレル/シリアル変換器(P/S変換器)
)回路 12 A/D変換器 13 メモリ 14 パラレル/シリアル変換器(P/S変換器) 15 コントローラ 16 高電圧側測定データ送信用発光素子 17 トリガ信号受光素子 18 バッテリー 21 大地側測定データ受信用受光素子 22 大地側トリガ信号発光素子 23 シリアル/パラレル変換器(S/P変換器) 24 インターフェース 25 パラレル/シリアル変換器(P/S変換器)
Claims (6)
- 【請求項1】高電圧側に配置され高電圧側で測定対象の
誘電体損失角に係る電流測定信号を形成する電流検出手
段と、この電流検出手段によって得られた電流測定信号
をシリアル光信号に変換し大地側に向けて送信する高電
圧側送信手段と、高電圧側から送信された光信号を大地
側で受信し電気信号に変換して測定データを形成する大
地側受信手段と、得られた測定データをデータ処理して
誘電体損失角を算出するデータ処理手段とを備えた誘電
体損失角測定装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の誘電体損失角測定装置に
おいて、高電圧側送信手段から送信され、大地側受信手
段によって受信される光信号が赤外線であることを特徴
とする誘電体損失角測定装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の誘電体損失角測定装置に
おいて、電流検出手段が測定電流回路に直列に接続され
たシャントからなっていることを特徴とする誘電体損失
角測定装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の誘電
体損失角測定装置において、大地側受信手段に大地側か
ら高電圧側に向けて光信号の形のトリガ信号を送信する
トリガ信号用発光手段が備えられるとともに、高電圧側
送信手段に光信号の形のトリガ信号を受信するトリガ信
号用受光手段が備えられ、高電圧側送信手段のオンオフ
動作がトリガ信号用受光手段によって受信されたトリガ
信号を介して制御されることを特徴とする誘電体損失角
測定装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の誘電体損失角測定装置に
おいて、高電圧側送信手段は動作電源としてバッテリー
を備えたことを特徴とする誘電体損失角測定装置。 - 【請求項6】請求項1ないし4のいずれかに記載の誘電
体損失角測定装置において、高電圧側送信手段は動作電
源として光電池を備えたことを特徴とする誘電体損失角
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7028398A JPH08220162A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 誘電体損失角測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7028398A JPH08220162A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 誘電体損失角測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08220162A true JPH08220162A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12247566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7028398A Pending JPH08220162A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 誘電体損失角測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08220162A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256022A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 高電位側検出型・変位電流バイパス法による損失電流測定方法および装置 |
| CN102043099A (zh) * | 2010-10-28 | 2011-05-04 | 河南省电力公司平顶山供电公司 | 一种高电压下测试介质损耗的装置 |
| CN103558458A (zh) * | 2013-11-19 | 2014-02-05 | 国家电网公司 | 一种电缆的绝缘特性优劣的判断方法 |
| CN103760425A (zh) * | 2014-01-22 | 2014-04-30 | 湖南大学 | 一种基于时域准同步的介损角快速测量方法及其测量装置 |
| CN104849569A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-08-19 | 江苏理工学院 | 一种介质损耗测量方法 |
| CN107860982A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-03-30 | 国网福建省电力有限公司 | 一种预防感应电倒送的介质损耗测试电路及其控制方法 |
| CN113933596A (zh) * | 2021-09-22 | 2022-01-14 | 上海电机学院 | 一种中高压电机介质损耗智能测试装置 |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP7028398A patent/JPH08220162A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256022A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 高電位側検出型・変位電流バイパス法による損失電流測定方法および装置 |
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| CN103558458B (zh) * | 2013-11-19 | 2015-11-25 | 国家电网公司 | 一种电缆的绝缘特性优劣的判断方法 |
| CN103760425A (zh) * | 2014-01-22 | 2014-04-30 | 湖南大学 | 一种基于时域准同步的介损角快速测量方法及其测量装置 |
| CN104849569A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-08-19 | 江苏理工学院 | 一种介质损耗测量方法 |
| CN107860982A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-03-30 | 国网福建省电力有限公司 | 一种预防感应电倒送的介质损耗测试电路及其控制方法 |
| CN107860982B (zh) * | 2017-11-06 | 2019-12-27 | 国网福建省电力有限公司 | 一种预防感应电倒送的介质损耗测试电路及其控制方法 |
| CN113933596A (zh) * | 2021-09-22 | 2022-01-14 | 上海电机学院 | 一种中高压电机介质损耗智能测试装置 |
| CN113933596B (zh) * | 2021-09-22 | 2024-01-23 | 上海电机学院 | 一种中高压电机介质损耗智能测试装置 |
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