JPH08220596A - レンズバリア機構 - Google Patents
レンズバリア機構Info
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- JPH08220596A JPH08220596A JP5189195A JP5189195A JPH08220596A JP H08220596 A JPH08220596 A JP H08220596A JP 5189195 A JP5189195 A JP 5189195A JP 5189195 A JP5189195 A JP 5189195A JP H08220596 A JPH08220596 A JP H08220596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrier
- elastic member
- blade
- blades
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Blocking Light For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バリア羽根の開閉残りを防止すると共に、組
立作業が簡便なレンズバリア機構を提供することを目的
とする。 【構成】 バリア取付板に第1弾性部材と第2弾性部材
を形成し、バリア羽根に設けられたボスを第1弾性部材
と第2弾性部材が共に付勢することによってバリア羽根
が開放し、バリア駆動板に形成されたカム部材によって
第1弾性部材が前記ボスから離反することにより、バリ
ア羽根が閉鎖する構成。
立作業が簡便なレンズバリア機構を提供することを目的
とする。 【構成】 バリア取付板に第1弾性部材と第2弾性部材
を形成し、バリア羽根に設けられたボスを第1弾性部材
と第2弾性部材が共に付勢することによってバリア羽根
が開放し、バリア駆動板に形成されたカム部材によって
第1弾性部材が前記ボスから離反することにより、バリ
ア羽根が閉鎖する構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等のレンズを保
護するためのレンズバリア機構に関する。
護するためのレンズバリア機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトカメラなどでは、カメ
ラのレンズカバーの代わりに、撮影レンズ鏡筒の先端に
取り付けられ、撮影開口を開閉するレンズバリア機構が
用いられている。一般にレンズバリア機構は、複数のバ
リア羽根を有しており、通常は1対のバリア羽根をモー
タにより駆動し、これに別の1対の従動バリア羽根が従
動することによって2対のバリア羽根が開閉する構成と
なっている。従来のレンズバリア機構は、レンズ鏡筒内
で回転可能なバリア駆動環を有し、バリア羽根の開放時
には、バリア駆動環に設けられた突起部がバリア羽根に
形成されたボスを付勢して、バリア羽根を開放位置に移
動し、閉鎖時には、バリア駆動環の突起部によるボスへ
の付勢を解除し、バリア羽根を閉鎖方向に付勢するよう
に配置されたばねの付勢によって閉鎖位置に移動する構
成であった。また、この他に、上記のバリア駆動環の突
起部の代わりに、ばねを用いたレンズバリア機構も提案
された。
ラのレンズカバーの代わりに、撮影レンズ鏡筒の先端に
取り付けられ、撮影開口を開閉するレンズバリア機構が
用いられている。一般にレンズバリア機構は、複数のバ
リア羽根を有しており、通常は1対のバリア羽根をモー
タにより駆動し、これに別の1対の従動バリア羽根が従
動することによって2対のバリア羽根が開閉する構成と
なっている。従来のレンズバリア機構は、レンズ鏡筒内
で回転可能なバリア駆動環を有し、バリア羽根の開放時
には、バリア駆動環に設けられた突起部がバリア羽根に
形成されたボスを付勢して、バリア羽根を開放位置に移
動し、閉鎖時には、バリア駆動環の突起部によるボスへ
の付勢を解除し、バリア羽根を閉鎖方向に付勢するよう
に配置されたばねの付勢によって閉鎖位置に移動する構
成であった。また、この他に、上記のバリア駆動環の突
起部の代わりに、ばねを用いたレンズバリア機構も提案
された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バリア駆動環
の突起部によってバリア羽根を開閉する方法では、バリ
ア駆動環の突起部やボス等の寸法ばらつきによって、バ
リア羽根が閉鎖した時にバリア羽根同士の間に隙間が生
じる、いわゆる開閉残りが発生しやすいという欠点があ
った。また、突起部の代わりにばねを用いる方法では、
バリア羽根を開放方向に付勢するばねと閉鎖方向に付勢
するばねを両方取り付けなければならないため、組立作
業が煩雑になる上に、組立中にばねを変形させてしまう
恐れがあった。
の突起部によってバリア羽根を開閉する方法では、バリ
ア駆動環の突起部やボス等の寸法ばらつきによって、バ
リア羽根が閉鎖した時にバリア羽根同士の間に隙間が生
じる、いわゆる開閉残りが発生しやすいという欠点があ
った。また、突起部の代わりにばねを用いる方法では、
バリア羽根を開放方向に付勢するばねと閉鎖方向に付勢
するばねを両方取り付けなければならないため、組立作
業が煩雑になる上に、組立中にばねを変形させてしまう
恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、バリア羽根
の開閉残りを防止し、組立作業が簡便なレンズバリア機
構を提供することを目的とする。
の開閉残りを防止し、組立作業が簡便なレンズバリア機
構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、駆動羽根を回転可能に保持する支軸と、
駆動羽根の端部に形成されたボスと、ボスを駆動羽根が
第1の方向に回動する方向に付勢する第1弾性部材と、
ボスを駆動羽根が第2の方向に回動する方向に付勢する
第2弾性部材と、第1弾性部材をボスから離反させる離
反手段と、により構成され、第2弾性部材は第1弾性部
材よりも弱く、第1弾性部材と第2弾性部材が共にボス
を付勢することにより、駆動羽根が第1の方向に回動
し、離反手段が第1弾性部材をボスから離反し、第2弾
性部材のみがボスを付勢することにより、駆動羽根を第
2の方向に回動することを特徴とする。なお、第1の方
向を駆動羽根を開放する方向とし、第2の方向を駆動羽
根を閉鎖する方向とする構成、あるいは、第1の方向を
駆動羽根を閉鎖する方向とし、第2の方向を駆動羽根を
開放する方向とする構成が可能である。また、第1弾性
部材及び第2弾性部材を、駆動羽根を取り付ける取付板
に形成された形状部とする構成も可能である。また、複
数の羽根は、少なくとも一枚の駆動羽根と少なくとも一
枚の従動羽根よりなっており、従動羽根は駆動羽根に係
合することにより、開放位置と閉鎖位置の間を移動する
構成も可能である。また、離反手段を、カメラ鏡筒内を
摺動する駆動環に形成されたカム形状部とする構成も可
能である。また、支軸は、化粧板に形成した軸部とする
構成も可能である。
め、本発明は、駆動羽根を回転可能に保持する支軸と、
駆動羽根の端部に形成されたボスと、ボスを駆動羽根が
第1の方向に回動する方向に付勢する第1弾性部材と、
ボスを駆動羽根が第2の方向に回動する方向に付勢する
第2弾性部材と、第1弾性部材をボスから離反させる離
反手段と、により構成され、第2弾性部材は第1弾性部
材よりも弱く、第1弾性部材と第2弾性部材が共にボス
を付勢することにより、駆動羽根が第1の方向に回動
し、離反手段が第1弾性部材をボスから離反し、第2弾
性部材のみがボスを付勢することにより、駆動羽根を第
2の方向に回動することを特徴とする。なお、第1の方
向を駆動羽根を開放する方向とし、第2の方向を駆動羽
根を閉鎖する方向とする構成、あるいは、第1の方向を
駆動羽根を閉鎖する方向とし、第2の方向を駆動羽根を
開放する方向とする構成が可能である。また、第1弾性
部材及び第2弾性部材を、駆動羽根を取り付ける取付板
に形成された形状部とする構成も可能である。また、複
数の羽根は、少なくとも一枚の駆動羽根と少なくとも一
枚の従動羽根よりなっており、従動羽根は駆動羽根に係
合することにより、開放位置と閉鎖位置の間を移動する
構成も可能である。また、離反手段を、カメラ鏡筒内を
摺動する駆動環に形成されたカム形状部とする構成も可
能である。また、支軸は、化粧板に形成した軸部とする
構成も可能である。
【0006】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
図1は、本発明に係るバリア機構の要部を分解して示す
斜視図である。撮影レンズの最先端部には、化粧板10
が設けられている。この化粧板10は、レンズ鏡筒10
0に固定されており、撮影開口11を備えている。化粧
板10のカメラ本体側に、第1バリア羽根40、50及
び第2バリア羽根62、64が設けられ、さらにカメラ
ボディ側には、バリア取付板20が設けられている。こ
のバリア取付板20は化粧板10に固定されている。
図1は、本発明に係るバリア機構の要部を分解して示す
斜視図である。撮影レンズの最先端部には、化粧板10
が設けられている。この化粧板10は、レンズ鏡筒10
0に固定されており、撮影開口11を備えている。化粧
板10のカメラ本体側に、第1バリア羽根40、50及
び第2バリア羽根62、64が設けられ、さらにカメラ
ボディ側には、バリア取付板20が設けられている。こ
のバリア取付板20は化粧板10に固定されている。
【0007】第1バリア羽根40、50と第2バリア羽
根62、64のうち、第1バリア羽根40と第2バリア
羽根62は化粧板10に設けられた支軸12によって回
動自在に支持され、第1羽根50と第2バリア羽根64
は化粧板10に設けられ支軸14によって回動自在に支
持されている。この支軸12と支軸14の先端は、バリ
ア取付板20にはめ込まれ、これによって、第1バリア
羽根40、50と第2バリア羽根62、64は、化粧板
10とバリア取付板20の間に回動可能に支持される。
根62、64のうち、第1バリア羽根40と第2バリア
羽根62は化粧板10に設けられた支軸12によって回
動自在に支持され、第1羽根50と第2バリア羽根64
は化粧板10に設けられ支軸14によって回動自在に支
持されている。この支軸12と支軸14の先端は、バリ
ア取付板20にはめ込まれ、これによって、第1バリア
羽根40、50と第2バリア羽根62、64は、化粧板
10とバリア取付板20の間に回動可能に支持される。
【0008】開口11を開放するときには、第1バリア
羽根40と第2バリア羽根62、及び第1バリア羽根5
0と第2バリア羽根64が光軸方向にそれぞれ重なるよ
う設定されている。また、開口11を閉鎖するときに
は、第1バリア羽根40、50が開口11の中心部を塞
ぎ、第2バリア羽根62、64が、第1バリア羽根4
0、50が塞いだ部分の周辺部を塞ぐよう設定されてい
る。
羽根40と第2バリア羽根62、及び第1バリア羽根5
0と第2バリア羽根64が光軸方向にそれぞれ重なるよ
う設定されている。また、開口11を閉鎖するときに
は、第1バリア羽根40、50が開口11の中心部を塞
ぎ、第2バリア羽根62、64が、第1バリア羽根4
0、50が塞いだ部分の周辺部を塞ぐよう設定されてい
る。
【0009】第2バリア羽根62には係合部65、突出
部66が設けられている。第1バリア羽根40が閉鎖方
向に回動すると、第1バリア羽根40の先端に設けられ
た当接部45が第2バリア羽根62の突出部66に当接
し、第2バリア羽根62を閉鎖方向に回動する。第1バ
リア羽根40が開放方向に回動すると、第1バリア羽根
40の当接辺46が第2バリア羽根62の係合部65に
当接し、第2バリア羽根62を開放方向に回動する。こ
のようにして、第2バリア羽根62は第1バリア羽根4
0に従動する。同様に、第2バリア羽根64は第1バリ
ア羽根50に従動する。
部66が設けられている。第1バリア羽根40が閉鎖方
向に回動すると、第1バリア羽根40の先端に設けられ
た当接部45が第2バリア羽根62の突出部66に当接
し、第2バリア羽根62を閉鎖方向に回動する。第1バ
リア羽根40が開放方向に回動すると、第1バリア羽根
40の当接辺46が第2バリア羽根62の係合部65に
当接し、第2バリア羽根62を開放方向に回動する。こ
のようにして、第2バリア羽根62は第1バリア羽根4
0に従動する。同様に、第2バリア羽根64は第1バリ
ア羽根50に従動する。
【0010】第2バリア羽根62、64は第1バリア羽
根40、50に従動するものであるため、以下では、第
1バリア羽根40、50の開閉動作について説明する。
なお、簡単のため、第1バリア羽根40、50は単にバ
リア羽根40、50とする。
根40、50に従動するものであるため、以下では、第
1バリア羽根40、50の開閉動作について説明する。
なお、簡単のため、第1バリア羽根40、50は単にバ
リア羽根40、50とする。
【0011】まず、バリア取付板20について説明す
る。バリア取付板20は弾性体でできており、図1に示
すように、バリア取付板20のバリア駆動環30側の面
には、第1弾性部材210、220が一体形成されてい
る。この第1弾性部材210、220は、それぞれ一端
でバリア取付板20の外周近傍と繋がっており、他端が
バリア取付板20の内周よりも更に内側に突出するよう
に形成されている。第1弾性部材210、220の略中
央部分には屈曲部212、222が形成されている。さ
らに、バリア取付板20には、第2弾性部材230、2
40が一体形成設されている。この第2弾性部材23
0、240は、それぞれ一端でバリア取付板20の外周
近傍に繋がっており、他端がバリア取付板20の外周近
傍に位置するよう形成されている。
る。バリア取付板20は弾性体でできており、図1に示
すように、バリア取付板20のバリア駆動環30側の面
には、第1弾性部材210、220が一体形成されてい
る。この第1弾性部材210、220は、それぞれ一端
でバリア取付板20の外周近傍と繋がっており、他端が
バリア取付板20の内周よりも更に内側に突出するよう
に形成されている。第1弾性部材210、220の略中
央部分には屈曲部212、222が形成されている。さ
らに、バリア取付板20には、第2弾性部材230、2
40が一体形成設されている。この第2弾性部材23
0、240は、それぞれ一端でバリア取付板20の外周
近傍に繋がっており、他端がバリア取付板20の外周近
傍に位置するよう形成されている。
【0012】バリア羽根40、50の先端にはそれぞれ
ボス41、51が突設されている。このボス41、51
は、バリア取付板20に形成された孔22、24を貫通
し、バリア取付板20のバリア駆動環30側に突出す
る。図2、及び図3は図1のA位置から見た正面図であ
り、図2はバリア羽根40、50が開放している時の、
図3はバリア羽根40、50が閉鎖している時の状態を
示す。ここで、図2に示すように、ボス41を挟んで第
1弾性部材210が外周側に、第2弾性部材230が内
周側に位置する。同様に、ボス51を挟んで、第1弾性
部材220が外周側に、第2弾性部材240が内周側に
位置する。ここで、第1弾性部材210、220は、バ
リア駆動環30の外周に向けて変形したことにより、バ
リア駆動環30の内周に向けた弾性力がチャージされ
る。同様に、第2弾性部材230と240は、バリア駆
動環30の内周に向けて変形したことにより、バリア駆
動環30の外周に向けた弾性力がチャージされる。従っ
て、ボス41は第1弾性部材210と第2弾性部材23
0に両側から付勢され、ボス51は第1弾性部材220
と第2弾性部材240に両側から付勢されている。ここ
で、第2弾性部材230、240の変形量は第1弾性部
材210、220の変形量よりも小さいため、第2弾性
部材230、240にチャージされる弾性力は、第1弾
性部材210、220より小さい。したがってボス4
1、51は外周側から内周側に向けての付勢力の方が勝
るため、バリア取付板20の内周側に位置する。
ボス41、51が突設されている。このボス41、51
は、バリア取付板20に形成された孔22、24を貫通
し、バリア取付板20のバリア駆動環30側に突出す
る。図2、及び図3は図1のA位置から見た正面図であ
り、図2はバリア羽根40、50が開放している時の、
図3はバリア羽根40、50が閉鎖している時の状態を
示す。ここで、図2に示すように、ボス41を挟んで第
1弾性部材210が外周側に、第2弾性部材230が内
周側に位置する。同様に、ボス51を挟んで、第1弾性
部材220が外周側に、第2弾性部材240が内周側に
位置する。ここで、第1弾性部材210、220は、バ
リア駆動環30の外周に向けて変形したことにより、バ
リア駆動環30の内周に向けた弾性力がチャージされ
る。同様に、第2弾性部材230と240は、バリア駆
動環30の内周に向けて変形したことにより、バリア駆
動環30の外周に向けた弾性力がチャージされる。従っ
て、ボス41は第1弾性部材210と第2弾性部材23
0に両側から付勢され、ボス51は第1弾性部材220
と第2弾性部材240に両側から付勢されている。ここ
で、第2弾性部材230、240の変形量は第1弾性部
材210、220の変形量よりも小さいため、第2弾性
部材230、240にチャージされる弾性力は、第1弾
性部材210、220より小さい。したがってボス4
1、51は外周側から内周側に向けての付勢力の方が勝
るため、バリア取付板20の内周側に位置する。
【0013】次に、バリア駆動環30について説明す
る。図1に示すように、バリア駆動環30はバリア取付
板20とレンズ鏡筒100の間に摺動可能に支持されて
いる。図2に示すように、バリア駆動環30の上には、
バリア駆動環30の内周に沿って、カム部310、32
0が形成されている。図2に示すように、カム部31
0、320はそれぞれ斜面312、322と、上面31
4、324を有している。また、カム部320の一部に
はギア部34が形成されており、このギア部34は、レ
ンズ鏡筒100に設けられたピニオン102と噛み合っ
ている。このピニオン102は、図示しないモータによ
って駆動され、このピニオン102の回転によりバリア
駆動環30は回動する。
る。図1に示すように、バリア駆動環30はバリア取付
板20とレンズ鏡筒100の間に摺動可能に支持されて
いる。図2に示すように、バリア駆動環30の上には、
バリア駆動環30の内周に沿って、カム部310、32
0が形成されている。図2に示すように、カム部31
0、320はそれぞれ斜面312、322と、上面31
4、324を有している。また、カム部320の一部に
はギア部34が形成されており、このギア部34は、レ
ンズ鏡筒100に設けられたピニオン102と噛み合っ
ている。このピニオン102は、図示しないモータによ
って駆動され、このピニオン102の回転によりバリア
駆動環30は回動する。
【0014】バリア駆動環30が図中反時計回りに回転
すると、カム部材310、320の斜面312、322
が第1弾性部材210、220の屈曲部212、222
に当接する。これによって、第1弾性部材210、22
0がボス41、51を付勢する付勢力が制限されるた
め、ボス41、51は第2弾性部材230、240の付
勢によってバリア取付板20の外側に向かって移動す
る。バリア駆動環30がさらに回転し、図3に示すよう
に、カム部材310、320の上面314、324が屈
曲部212、222に当接すると、第1弾性部材21
0、220はボス41、51の移動範囲の外に出てしま
うため、ボス41、51は第2弾性部材230、240
のみによって付勢され、バリア取付板20の外側に移動
する。
すると、カム部材310、320の斜面312、322
が第1弾性部材210、220の屈曲部212、222
に当接する。これによって、第1弾性部材210、22
0がボス41、51を付勢する付勢力が制限されるた
め、ボス41、51は第2弾性部材230、240の付
勢によってバリア取付板20の外側に向かって移動す
る。バリア駆動環30がさらに回転し、図3に示すよう
に、カム部材310、320の上面314、324が屈
曲部212、222に当接すると、第1弾性部材21
0、220はボス41、51の移動範囲の外に出てしま
うため、ボス41、51は第2弾性部材230、240
のみによって付勢され、バリア取付板20の外側に移動
する。
【0015】次にバリア羽根40、50の動作について
説明する。図4は図2に、図5は図3にバリア羽根4
0、50の位置を加えたものである。図4に示すよう
に、カム部材310、320が弾性部材210、220
に接していないときには、ボス41、51はバリア取付
板20の内周側に位置するため、バリア羽根40、50
は完全に開放されている。バリア羽根40、50が完全
に開放した状態にあっても、第1弾性部材210、22
0は、ボス41、51をさらにバリア羽根40、50を
開放する方向に付勢している。次に、カム駆動環30が
回転し、カム部材310、320が第1弾性部材21
0、220に当接すると、第1弾性部材210、220
はバリア駆動環30の外周に移動し、第2弾性部材23
0、240によって、ボス41、51はバリア取付板2
0の外周に向けて移動する。ボス41、51の移動に伴
い、バリア羽根40、50は、回転軸42、52を中心
に時計回りに回動する。そして、図5に示すように、バ
リア羽根40、50が互いに当接した位置で停止する。
バリア羽根40、50が完全に閉鎖した状態でも、第2
弾性部材230、240は、ボス41、51をさらにバ
リア羽根40、50を閉鎖する方向に付勢している。
説明する。図4は図2に、図5は図3にバリア羽根4
0、50の位置を加えたものである。図4に示すよう
に、カム部材310、320が弾性部材210、220
に接していないときには、ボス41、51はバリア取付
板20の内周側に位置するため、バリア羽根40、50
は完全に開放されている。バリア羽根40、50が完全
に開放した状態にあっても、第1弾性部材210、22
0は、ボス41、51をさらにバリア羽根40、50を
開放する方向に付勢している。次に、カム駆動環30が
回転し、カム部材310、320が第1弾性部材21
0、220に当接すると、第1弾性部材210、220
はバリア駆動環30の外周に移動し、第2弾性部材23
0、240によって、ボス41、51はバリア取付板2
0の外周に向けて移動する。ボス41、51の移動に伴
い、バリア羽根40、50は、回転軸42、52を中心
に時計回りに回動する。そして、図5に示すように、バ
リア羽根40、50が互いに当接した位置で停止する。
バリア羽根40、50が完全に閉鎖した状態でも、第2
弾性部材230、240は、ボス41、51をさらにバ
リア羽根40、50を閉鎖する方向に付勢している。
【0016】以上のように、バリア羽根40、50が完
全に開放されているときには、ボス41、51は、第1
弾性部材210、220によってさらにバリア羽根4
0、50が開放する方向に付勢され、バリア羽根40、
50が完全に閉鎖されているときには、ボス41、51
は、第2弾性部材230、240によってさらにバリア
羽根40、50が閉鎖する方向に付勢される。従って、
バリア羽根のボス等の寸法にばらつきがあっても、バリ
ア羽根が閉鎖した時にバリア羽根同士の間に隙間が生じ
る、いわゆる開閉残りを防止することができる。
全に開放されているときには、ボス41、51は、第1
弾性部材210、220によってさらにバリア羽根4
0、50が開放する方向に付勢され、バリア羽根40、
50が完全に閉鎖されているときには、ボス41、51
は、第2弾性部材230、240によってさらにバリア
羽根40、50が閉鎖する方向に付勢される。従って、
バリア羽根のボス等の寸法にばらつきがあっても、バリ
ア羽根が閉鎖した時にバリア羽根同士の間に隙間が生じ
る、いわゆる開閉残りを防止することができる。
【0017】次に、本発明に係るバリア機構の組立作業
について説明する。バリア羽根40、50の孔42、5
2とバリア羽根62、64の孔61、63を化粧板10
の支軸12、14に嵌挿し、バリア取付板20をに取り
付けることにより、化粧盤10とバリア取付板20との
間にバリア羽根を保持した、一体のバリアブロックとな
る。この時、バリア羽根40、50のボス41、51は
バリア取付板20の開口22、24から突き出し、第1
弾性部材210、220、第2弾性部材230、240
はまだ変形されていない状態である。続いて、開口22
から突き出したボス41に第1弾性部材210と第2弾
性部材230を変形させて外側と内側からそれぞれ掛
け、同様に、開口24から突き出したボス51に第1弾
性部材220と第2弾性部材240を変形させて外側と
内側からそれぞれ掛ける。第1弾性部材210、220
と第2弾性部材230、240は、それぞれ一端でバリ
ア取付板20と繋がっているため、この作業は簡単に行
うことができ、また、作業中に変形させる恐れもない。
この後、バリアブロックをバリア駆動環30を挟んでレ
ンズ鏡筒100に固定することにより、レンズバリア機
構の組立は完成する。
について説明する。バリア羽根40、50の孔42、5
2とバリア羽根62、64の孔61、63を化粧板10
の支軸12、14に嵌挿し、バリア取付板20をに取り
付けることにより、化粧盤10とバリア取付板20との
間にバリア羽根を保持した、一体のバリアブロックとな
る。この時、バリア羽根40、50のボス41、51は
バリア取付板20の開口22、24から突き出し、第1
弾性部材210、220、第2弾性部材230、240
はまだ変形されていない状態である。続いて、開口22
から突き出したボス41に第1弾性部材210と第2弾
性部材230を変形させて外側と内側からそれぞれ掛
け、同様に、開口24から突き出したボス51に第1弾
性部材220と第2弾性部材240を変形させて外側と
内側からそれぞれ掛ける。第1弾性部材210、220
と第2弾性部材230、240は、それぞれ一端でバリ
ア取付板20と繋がっているため、この作業は簡単に行
うことができ、また、作業中に変形させる恐れもない。
この後、バリアブロックをバリア駆動環30を挟んでレ
ンズ鏡筒100に固定することにより、レンズバリア機
構の組立は完成する。
【0020】
【発明の効果】以上の通り、本願は、バリア取付板に形
成された第1弾性部材と第2弾性部材が共にバリア羽根
のボスを付勢することによってバリア羽根が開放し、バ
リア駆動板に形成されたカム部材が第1弾性部材をバリ
ア羽根のボスから離反することによって、バリア羽根が
閉鎖する構成であるため、バリア羽根の開閉残りが防止
されると共に、組立作業が容易となった。
成された第1弾性部材と第2弾性部材が共にバリア羽根
のボスを付勢することによってバリア羽根が開放し、バ
リア駆動板に形成されたカム部材が第1弾性部材をバリ
ア羽根のボスから離反することによって、バリア羽根が
閉鎖する構成であるため、バリア羽根の開閉残りが防止
されると共に、組立作業が容易となった。
【図1】本発明の実施例のバリア機構を示す分解斜視図
である。
である。
【図2】本発明の実施例のバリア機構を示す正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例のバリア機構を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例のバリア機構を示す正面図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例のバリア機構を示す正面図であ
る。
る。
10 化粧板 20 バリア取付板 30 バリア駆動環 40、50 第1バリア羽根 41、51 ボス 62、64 第2バリア羽根 100 鏡筒 210、220 第1弾性部材 220、240 第2弾性部材 310、320 カム部材
Claims (7)
- 【請求項1】撮影レンズの撮影開口を開閉する複数の羽
根を有し、該複数の羽根が少なくとも1枚の駆動羽根を
含むカメラのレンズバリア機構であって、 前記駆動羽根を回転可能に保持する支軸と、 前記駆動羽根の端部に形成されたボスと、 前記ボスを、前記駆動羽根が第1の方向に回動する方向
に付勢する第1弾性部材と、 前記ボスを、前記駆動羽根が第2の方向に回動する方向
に付勢する第2弾性部材と、 前記第1弾性部材を前記ボスから離反させる離反手段
と、により構成され、 前記第2弾性部材は前記第1弾性部材よりも弱く、 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材が共に前記ボスを
付勢することにより、前記駆動羽根が第1の方向に回動
し、 前記離反手段が前記第1弾性部材を前記ボスから離反
し、第2弾性部材のみが前記ボスを付勢することによ
り、前記駆動羽根を第2の方向に回動することを特徴と
するレンズバリア機構。 - 【請求項2】前記第1の方向は、前記駆動羽根を開放す
る方向であり、前記第2の方向は前記駆動羽根を閉鎖す
る方向であることを特徴とする、請求項1に記載のカメ
ラのレンズバリア機構。 - 【請求項3】前記第1の方向は、前記駆動羽根を閉鎖す
る方向であり、前記第2の方向は前記駆動羽根を開放す
る方向であることを特徴とする、請求項1に記載のカメ
ラのレンズバリア機構。 - 【請求項4】前記第1弾性部材及び第2弾性部材は、駆
動羽根を取り付ける取付板に形成された形状部であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載のカメラのレンズバリ
ア機構。 - 【請求項5】前記複数の羽根は、少なくとも一枚の駆動
羽根と少なくとも一枚の従動羽根よりなっており、前記
従動羽根は前記駆動羽根に係合することにより、開放位
置と閉鎖位置の間を移動することを特徴とする、請求項
1に記載のカメラのレンレンズバリア機構。 - 【請求項6】前記離反手段は、カメラ鏡筒内を摺動する
駆動環に形成されたカム形状部であることを特徴とす
る、請求項1に記載のカメラのレンズバリア機構。 - 【請求項7】前記支軸は、化粧板に形成された軸部であ
ることをを特徴とする、請求項1に記載のカメラのレン
ズバリア機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05189195A JP3532996B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | レンズバリア機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05189195A JP3532996B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | レンズバリア機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08220596A true JPH08220596A (ja) | 1996-08-30 |
| JP3532996B2 JP3532996B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=12899515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05189195A Expired - Fee Related JP3532996B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | レンズバリア機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3532996B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009198744A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Panasonic Corp | レンズ鏡胴ユニット |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP05189195A patent/JP3532996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009198744A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Panasonic Corp | レンズ鏡胴ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3532996B2 (ja) | 2004-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031208 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20040223 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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