JPH0822101A - フィルム回収装置 - Google Patents

フィルム回収装置

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JPH0822101A
JPH0822101A JP17592894A JP17592894A JPH0822101A JP H0822101 A JPH0822101 A JP H0822101A JP 17592894 A JP17592894 A JP 17592894A JP 17592894 A JP17592894 A JP 17592894A JP H0822101 A JPH0822101 A JP H0822101A
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JP
Japan
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roller
film
mask sheet
take
gear
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JP17592894A
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English (en)
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Yoshiaki Morizumi
義明 森住
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間にわたりフィルムを確実に巻き取るこ
とのできるフィルム回収装置を提供する。 【構成】 マスクシート13を巻き取る側の巻取ローラ
12に連結された駆動ギヤ15とマスクシート13を送
り出す側の送出ローラ11に連結された従動ギヤ16と
のギヤ比を、巻取ローラ12のマスクシート巻取速度v
2が送出ローラ11の送出速度v1よりも大きくなるよう
に設定しておく。そして、駆動ギヤ15と巻取ローラ1
2との間に、第2ローラにかかる負荷によって弾性変形
するぜんまいバネユニット14を設ける。 【効果】 v2>v1であるため、送出ローラ11と巻取
ローラ12との間に掛け渡されたマスクシート13には
張力が与えられる。しかし、マスクシート13に所定の
張力が与えられた後は両ローラ11、12は平衡に達
し、両ローラ11、12の速度差(v2−v1)の分は、
ぜんまいバネユニット14が吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば製版用出力スキ
ャナ等において潜像が形成された露光済みフィルムを回
収する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製版用出力スキャナでは、レーザ光等に
より露光を行なってフィルムに潜像を形成する。このよ
うにして潜像が形成された露光済みフィルムは、通常、
出力スキャナとは別個に設けられた自動現像装置により
現像される。従って、出力スキャナで露光が行なわれた
フィルムは、自動現像装置へ運んで、自動現像装置の所
定のフィルム受入口に投入する必要がある。ここで、出
力スキャナから自動現像装置に運ぶ間にフィルムが外光
により露光されるのを防止するため、出力スキャナの露
光済みフィルム排出口に装着可能なフィルム回収装置が
従来より使用されている。
【0003】出力スキャナに装着された従来のフィルム
回収装置の構造を図5により説明する。出力スキャナ5
0において、真空吸引等によりドラム51の外周に固定
された感光フィルム53は露光が終了した後、爪52に
よりドラム51から剥離され、2本の駆動ローラ55、
58及び対応する従動ローラ56、59によりフィルム
排出口70に導かれ、フィルム回収装置60に送給され
る。
【0004】フィルム回収装置60内には、送出ローラ
61と巻取ローラ62が平行に配設され、両者の間には
遮光性のマスクシート63が掛け渡されている。巻取ロ
ーラ62にはフィルム回収装置60の外部連結ギヤ67
が連結されており、この外部連結ギヤ67は、フィルム
回収装置60が出力スキャナ50に装着されたときに出
力スキャナ50の駆動力供給ギヤ68と噛合するように
なっている。送出ローラ61と巻取ローラ62は、後述
するようにスリップベルト、連結ギヤ等により連結され
ている。
【0005】初期状態では、マスクシート63は送出ロ
ーラ61の周囲に巻き付けられている。出力スキャナ5
0において露光済みフィルム53がドラム51から剥離
される際、駆動力供給ギヤ68が回転駆動され、これに
よりフィルム回収装置60の送出ローラ61及び巻取ロ
ーラ62も回転駆動される。従って、露光済みフィルム
53がフィルム排出口70からフィルム回収装置60に
送給されるに従い、巻取ローラ62がマスクシート63
を巻き取ってゆき、露光済みフィルム53は、このマス
クシート63の各層間に挟持される。
【0006】ここで、送出ローラ61がマスクシート6
3を送り出す速度v1(送出ローラ61の角速度ω1に送
出ローラ61の直径d1を乗じた値。以下、これを送出
速度と呼ぶ。)と、巻取ローラ62がマスクシート63
を巻き取る速度v2(巻取ローラ62の角速度ω2に巻取
ローラ62の直径d2を乗じた値。以下、これを巻取速
度と呼ぶ。)とは、基本的には等しくなければならな
い。しかし、実際には、ゴム製のマスクシート63に僅
かに張力を与えておいた方がフィルム53の巻き取りが
確実になるため、従来のフィルム回収装置60では、巻
取ローラ62の巻取速度v2が送出ローラ61の送出速
度v1よりも僅かに大きくなるようにし、両ローラ6
1、62間の速度の差(v2−v1)をスリップにより吸
収する機構が設けられていた。具体的には、図6に示す
ように、送出ローラ61及び巻取ローラ62の回転軸の
間にスリップベルト73を掛け渡し、スリップベルト7
3が掛けられる両プーリ71、72の径を、巻取速度が
送出速度よりも大きくなるように設定し、スリップベル
ト73がプーリ71、72上でスリップするようにして
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の機構では、送出
速度と巻取速度の差をスリップにより吸収するが、一般
的にスリップ面においては均一な滑りが行なわれにく
く、スリップトルクが変動する。このため、マスクシー
トが振動し、フィルムを巻き込む動作が不安定となる。
また、長期間使用するうちにスリップ面の摩擦係数が低
下し、マスクシートに張力が付与されなくなるという不
具合もある。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、長期間
にわたりフィルムを確実に巻き取ることのできるフィル
ム回収装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された請求項1の発明は、出力装置から排出される
露光済みフィルムを回収するフィルム回収装置であっ
て、マスクシートを収納した収納部材と、収納部材から
マスクシートを巻き取りつつ、巻き取ったマスクシート
の各層間に露光済みフィルムを保持する巻取ローラと、
巻取ローラを回転させる駆動軸と、巻取ローラと駆動軸
とに連結し、巻取ローラにかかる負荷に応じて弾性変形
する弾性体とを備え、駆動軸の回転を弾性体を介して巻
取ローラに伝達するフィルム回収装置である。
【0010】また、請求項2の発明は、マスクシートが
巻き付けられた送出ローラと、マスクシートの先端が固
定された巻取ローラと、送出ローラと巻取ローラとを回
転させる駆動手段と、を備え、出力装置から排出される
露光済みフィルムを巻取ローラに巻き取られたマスクシ
ートの各層間に保持するフィルム回収装置において、駆
動手段の回転を送出ローラに伝達する駆動軸と、駆動軸
と送出ローラとに連結し、送出ローラにかかる負荷に応
じて弾性変形する弾性体とを備え、駆動軸の回転を弾性
体を介して送出ローラに伝達するフィルム回収装置であ
る。
【0011】更に、請求項3の発明として、上記請求項
2の発明のフィルム回収装置において、駆動手段の回転
を駆動軸と巻取ローラとに伝達する連動ギヤと、駆動手
段から連動ギヤへの回転の伝達を切断するクラッチと、
を設けてもよい。
【0012】
【作用】請求項1の発明によると、駆動軸の回転により
巻取ローラが回転し、収納体からマスクシートを巻き取
ってゆく。駆動軸と巻取ローラとは、巻取ローラにかか
る負荷に応じて変形する弾性体を介して接続されている
ので、マスクシートの張力は弾性体の弾性力に応じた値
で維持される。
【0013】請求項2の発明によると、駆動軸の回転に
より送出ローラと巻取ローラとが回転駆動され、送出ロ
ーラから巻取ローラにマスクシートが巻き取られてゆ
く。駆動軸の回転は、送出ローラへは、駆動軸と弾性体
とを介して伝達される。弾性体は、送出ローラにかかる
負荷に応じて変形するものであるので、マスクシートの
張力は弾性体の弾性力に応じた値で維持される。
【0014】請求項3に記載したように、駆動手段から
連動ギヤへの回転の伝達を切断するクラッチを設けた場
合、上記のように露光済みフィルムをマスクシートの間
に巻き込む際にはクラッチは接続しておく。巻取ローラ
へのマスクシートの巻き取りを終えた後も、巻取ローラ
と送出ローラとはクラッチにより回転駆動源に連結され
ているため、回転することはできない。そして、マスク
シートの間に巻き込まれた露光済みフィルムを取り出す
際に、クラッチを切断する。これにより、巻取ローラ及
び送出ローラは駆動手段による固定が解除され、巻取ロ
ーラと送出ローラは、連動ギヤを介して連結されたフリ
ーの状態となる。このため、上記マスクシートの巻き取
り動作の際に弾性体に蓄えられたエネルギが解放され
る。これにより、巻取ローラはマスクシートを送り出す
方向に、そして、送出ローラはマスクシートを巻き取る
方向に、自動的に回転し、マスクシートの各層間に挟持
された露光済みフィルムが取り出される。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例を図1により説明する。
本実施例のフィルム回収装置10の内部には、図1に示
すように、送出ローラ11と巻取ローラ12が備えられ
ている。両ローラ11、12の間にはマスクシート13
が掛け渡されており、初期状態ではマスクシート13は
全て送出ローラ11に巻かれている。送出ローラ11の
回転軸11aには従動ギヤ16が直結されており、巻取
ローラ12の回転軸12aには、後述するぜんまいバネ
ユニット14を介して駆動ギヤ15が連結されている。
駆動ギヤ15は外部連結ギヤ17に直結され、外部連結
ギヤ17は、本フィルム回収装置10が出力スキャナ等
の外部機器に装着されたとき、外部機器に備えられた駆
動力供給ギヤ(図5の場合には、出力スキャナ50の駆
動力供給ギヤ68)と噛合する。
【0016】駆動ギヤ15と従動ギヤ16は互いに噛合
しており、両者のギヤ比は、巻取ローラ12が駆動ギヤ
15と直結された場合に、巻取ローラ12のマスクシー
ト13を巻き取る速度v2が送出ローラ11がマスクシ
ート13を送り出す速度v1よりも大きくなるように設
定される。すなわち、駆動ギヤ15の歯数をn2、従動
ギヤの歯数をn1、巻取ローラ12の初期状態(未だマ
スクシート13が巻き取られていない状態)での直径を
d2、送出ローラ11の初期状態(マスクシート13が
全て巻き取られている状態)での直径をd1、送出ロー
ラ11の角速度をω1、巻取ローラ12の角速度をω2と
すると、 ω1×n1=ω2×n2 …(1) v1=d1×ω1 …(2) v2=d2×ω2 …(3) であるため、 v1<v2 …(4) という上記条件は、両ギヤ15、16の歯数n2、n1の
比を (n1/n2)>(d1/d2) …(5) とすることにより達成される。
【0017】ぜんまいバネユニット14は図2に示すよ
うに、巻取ローラ12の回転軸12aに固定された第2
側板14aと、駆動ギヤ15の回転軸15aに固定され
た第1側板14bと、中心14dが第1側板14bに固
定され、自由端14eが第2側板14aのピン14fに
連結されるぜんまいバネ14cとから成る。
【0018】本実施例のフィルム回収装置10の動作は
次の通りである。本フィルム回収装置10が外部機器に
装着され、外部機器の駆動力供給ギヤ(図示せず)が回
転駆動されると、それに噛合する本フィルム回収装置1
0の外部連結ギヤ17が回転する。これにより、外部連
結ギヤ17に直結する駆動ギヤ15が回転し、駆動ギヤ
15に噛合する従動ギヤ16も回転する。駆動ギヤ15
の回転は、回転軸15a、ぜんまいバネユニット及び回
転軸12aを介して巻取ローラ12に伝達され、従動ギ
ヤ16の回転は、回転軸11aを介して送出ローラ11
に伝達される。駆動ギヤ15及び従動ギヤ16のギヤ比
は上記のように設定されているため、巻取ローラ12が
マスクシート13を巻き取る速度v2は送出ローラ11
がマスクシートを送り出す速度v1よりも大きい。な
お、マスクシート13が巻取ローラ12に巻き取られて
ゆくに従い、巻取ローラ12の外径d2は増大し、巻取
速度v2が増大する一方、送出ローラ11の外径d1は減
少し、送出速度v1は減少する。このため、初期状態で
v2>v1としておけば、その後も常にその状態が維持さ
れる。
【0019】当初は、上記の通りv2>v1となっている
ため、ゴム製(又は樹脂性)のマスクシート13は送出
ローラ11と巻取ローラ12との間で引っ張られ、マス
クシート13には張力が付与される。しかし、マスクシ
ート13の張力が所定の値となった時点で、巻取ローラ
12がマスクシート13を巻き取る速度v2は送出ロー
ラ11がマスクシート13を送り出す速度v1と等しく
なる。つまり、巻取ローラ12の巻取速度がv2となる
ように駆動する駆動ギヤ15と、巻取速度v1で回転す
る巻取ローラ12との間で速度差(v2−v1)が生じる
が、この速度差(v2−v1)は、ぜんまいバネユニット
14のぜんまいバネ14cが締められることにより吸収
するからである。このようにマスクシート13が巻取ロ
ーラ12に巻き取られてゆく間、外部機器から送給され
てくるフィルム(図示せず)はマスクシート13の間に
挟み込まれ、巻取ローラ12に巻き取られてゆく。
【0020】以上のように、本実施例に係るフィルム回
収装置10ではスリップする部分がないため、スリップ
に伴う振動が発生することがなく、フィルムは常にスム
ーズにマスクシート13の層間に巻き込まれる。また、
スリップ面の摩擦係数の低下により、マスクシート13
に付与される張力が減少するということもない。
【0021】本発明の第2実施例を図3に示す。なお、
図3において、図1の要素と同一最終桁の図番が付され
た要素は、図1の要素と同様の作用をする要素である。
なお、図3ではその他に、外部機器の動力源を29で、
外部機器の駆動力供給ギヤを28で表わしている。上記
第1実施例では、ぜんまいバネユニット14を駆動ギヤ
15と巻取ローラ12との間に配設したが、図3に示す
ように、本実施例のフィルム回収装置20では、従動ギ
ヤ26と送出ローラ21との間にぜんまいバネユニット
24を配設している。この場合、ぜんまいバネユニット
24中のぜんまいバネ24cの巻き取り方向は上記同様
としておく。本実施例のフィルム回収装置20の動作
は、上記第1実施例のフィルム回収装置10とほぼ同様
である。
【0022】本発明の第3実施例を図4に示す。図4に
おいても同様に、図1、図3の要素と同一最終桁の図番
が付された要素は、図1、図3の要素と同様の作用をす
る要素を示す。本実施例のフィルム回収装置30では、
外部連結ギヤ37と駆動ギヤ35との間に、両者の間の
駆動力を伝達又は遮断するクラッチ40が設けられてい
る。なお、ぜんまいバネユニット34の位置は、第2実
施例のように送出ローラ31と従動ギヤ36の間として
もよい。
【0023】クラッチ40の機能は次の通りである。ま
ず、外部機器から送給されてくるフィルムをマスクシー
ト33の間に挟み込む際は、クラッチ40を、動力を伝
達する側に設定しておく。これにより、上記第1実施例
で説明したと同じ動作が行なわれる。
【0024】次に、所定量のフィルムを巻取ローラ32
に巻き取られたマスクシート33の層間に挟持した後、
本フィルム回収装置30を外部機器から取り外す際は、
外部連結ギヤ37は図示せぬブレーキ又はラッチ機構に
より、回転しないように固定しておく。また、クラッチ
40は動力を伝達する状態のままとしておく。これによ
り、巻取ローラ32及び送出ローラ31は共に固定さ
れ、マスクシート33の層間に挟持されたフィルムが排
出されたり、外部からの光により露光するということが
防止される。
【0025】本フィルム回収装置30を外部機器から取
り外し、現像装置等に運搬して、そこで、マスクシート
33の層間に挟持されたフィルムを取り出す際は、クラ
ッチ40を、動力を切断する側に設定する。これによ
り、巻取ローラ32及び送出ローラ31は共に外部連結
ギヤ37による固定から解除され、巻取ローラ32と送
出ローラ31は、ぜんまいバネユニット34−駆動ギヤ
35−従動ギヤ36を介して連結されたフリーの状態と
なる。このため、上記巻取ローラ32へのマスクシート
33の巻き取り動作の際にぜんまいバネ34cに蓄えら
れたエネルギが解放され、ぜんまいバネ34cが緩む方
向に動く。これにより、巻取ローラ32はマスクシート
33を送り出す方向に、そして、送出ローラ31はマス
クシート33を巻き取る方向に、自動的に回転し、マス
クシート33の間に巻き込まれたフィルムが排出され
る。
【0026】なお、上記第1実施例では、送出ローラに
巻き付けられたマスクシートを巻取ローラが巻き取るこ
とによりフィルムの回収を行なったが、適正な張力を保
ってマスクシートを送り出すことができるものであるな
らば、マスクシートの後端はローラに固定されている必
要はない。例えば、しごきローラによりマスクシートに
圧力を加える一方でマスクシートを巻取ローラが巻き取
る構成にすれば、マスクシートをローラに巻き付けた状
態で保持しておく必要はない。
【0027】
【発明の効果】請求項1のフィルム回収装置によると、
駆動軸と巻取ローラとの間には、巻取ローラにかかる負
荷に応じて弾性変形する弾性体が連結されているので、
巻取ローラと収納体との間に掛け渡されたマスクシート
の張力は一定値以上になることがない。また、弾性体
は、巻取ローラを巻き取り方向に付勢するものでもある
ので、前記マスクシートの張力は一定値以下になること
もない。従って、露光済みフィルムの回収を通じてマス
クシートの張力は一定に保たれており、大きく振動する
ことはない。そのため、露光済みフィルムの回収を良好
に行なえる。
【0028】請求項2のフィルム回収装置によると、駆
動軸と送出ローラの間には、送出ローラにかかる負荷に
応じて弾性変形する弾性体が連結されているので、巻取
ローラと送出ローラとの間に掛け渡されたマスクシート
の張力は一定値以上になることがない。また、弾性体
は、送出ローラを送出方向と反対方向に付勢するもので
もあるので、前記マスクシートの張力は一定値以下にな
ることもない。従って、露光済みフィルムの回収を通じ
てマスクシートの張力は一定に保たれており、大きく振
動することはない。そのため、露光済みフィルムの回収
を良好に行なえる。また、従来の装置のように、スリッ
プ面の摩擦係数が低下することにより、マスクシートに
付与される張力が減少するという問題も生じない。
【0029】請求項3のフィルム回収装置によると、駆
動手段の回転を駆動軸と巻取ローラとに伝達する連動ギ
ヤと、駆動手段から連動ギヤへの回転の伝達を切断する
クラッチとを備えている。フィルム巻き込み動作を行な
った後にクラッチを切断することにより、マスクシート
巻き取りの際に弾性体に蓄えられたエネルギが、巻取ロ
ーラ及び送出ローラを上記フィルム巻き込み時とは逆の
方向に自動的に回転させる。このため、マスクシートの
間に巻き込まれたフィルム取り出す際に、別途動力源を
必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例であるフィルム回収装置
の構造を示す斜視図。
【図2】 ぜんまいバネユニットの構造を示す斜視図。
【図3】 第2実施例であるフィルム回収装置の構造を
示す正面図。
【図4】 第3実施例であるフィルム回収装置の構造を
示す正面図。
【図5】 フィルム回収装置を出力スキャナに装着され
た状態の断面図。
【図6】 従来のフィルム回収装置の構造を示す斜視
図。
【符号の説明】
10、20、30、60…フィルム回収装置 11、21、31、61…送出ローラ 12、22、32、62…巻取ローラ 13、23、33、63…マスクシート 14…ぜんまいバネユニット 14a…第2側板 14b…第1側板 14c…ぜんまいバネ 14d…中心 14e…自由端 14f…ピン 15…駆動ギヤ 16…従動ギヤ 17…外部連結ギヤ 40…クラッチ 50…出力スキャナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力装置から排出される露光済みフィル
    ムを回収するフィルム回収装置であって、 マスクシートを収納した収納部材と、 収納部材からマスクシートを巻き取りつつ、巻き取った
    マスクシートの各層間に露光済みフィルムを保持する巻
    取ローラと、 巻取ローラを回転させる駆動軸と、 巻取ローラと駆動軸とに連結し、巻取ローラにかかる負
    荷に応じて弾性変形する弾性体とを備え、駆動軸の回転
    を弾性体を介して巻取ローラに伝達するフィルム回収装
    置。
  2. 【請求項2】 マスクシートが巻き付けられた送出ロー
    ラと、 マスクシートの先端が固定された巻取ローラと、 送出ローラと巻取ローラとを回転させる駆動手段と、を
    備え、出力装置から排出される露光済みフィルムを巻取
    ローラに巻き取られたマスクシートの各層間に保持する
    フィルム回収装置において、 駆動手段の回転を送出ローラに伝達する駆動軸と、 駆動軸と送出ローラとに連結し、送出ローラにかかる負
    荷に応じて弾性変形する弾性体とを備え、駆動軸の回転
    を弾性体を介して送出ローラに伝達するフィルム回収装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフィルム回収装置におい
    て、 駆動手段の回転を駆動軸と巻取ローラとに伝達する連動
    ギヤと、 駆動手段から連動ギヤへの回転の伝達を切断するクラッ
    チと、を備えたことを特徴とするフィルム回収装置。
JP17592894A 1994-07-04 1994-07-04 フィルム回収装置 Pending JPH0822101A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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