JPH08223106A - 移動通信システムの無線チャネル選択方法および基地局装置 - Google Patents
移動通信システムの無線チャネル選択方法および基地局装置Info
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- JPH08223106A JPH08223106A JP7023011A JP2301195A JPH08223106A JP H08223106 A JPH08223106 A JP H08223106A JP 7023011 A JP7023011 A JP 7023011A JP 2301195 A JP2301195 A JP 2301195A JP H08223106 A JPH08223106 A JP H08223106A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線チャネルを割り当てる際に、制御チャネ
ルにおける通信量の増加や接続遅延の発生を生じずに、
しかも収容可能呼量を多く確保して周波数利用効率を高
める。 【構成】 接続対象の移動局PS2から到来した搬送波
の受信レベルと、同一の無線チャネルを介して他の移動
局PS1から到来した干渉波の受信レベルとから上り回
線のCIR値を求めるとともに、他の基地局BS1から
到来した搬送波の受信レベルを基に下り回線のCIR値
を推定して求め、これらの上り回線のCIR測定値およ
び下り回線のCIR推定値を基に無線チャネルの使用可
否を判定するようにしたものである。
ルにおける通信量の増加や接続遅延の発生を生じずに、
しかも収容可能呼量を多く確保して周波数利用効率を高
める。 【構成】 接続対象の移動局PS2から到来した搬送波
の受信レベルと、同一の無線チャネルを介して他の移動
局PS1から到来した干渉波の受信レベルとから上り回
線のCIR値を求めるとともに、他の基地局BS1から
到来した搬送波の受信レベルを基に下り回線のCIR値
を推定して求め、これらの上り回線のCIR測定値およ
び下り回線のCIR推定値を基に無線チャネルの使用可
否を判定するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログコードレス電
話システムやディジタルコードレス電話システム、ディ
ジタル自動車・携帯電話システムなどの移動通信システ
ムに係わり、特に無線チャネル割当方式として自律分散
形ダイナミック割当方式を採用したシステムの無線チャ
ネル選択方法および基地局装置に関する。
話システムやディジタルコードレス電話システム、ディ
ジタル自動車・携帯電話システムなどの移動通信システ
ムに係わり、特に無線チャネル割当方式として自律分散
形ダイナミック割当方式を採用したシステムの無線チャ
ネル選択方法および基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の基地局および複数の移動局を有す
る移動通信システムでは、周波数利用効率を高めるため
に、干渉が許容値以下になる距離以上離間して無線チャ
ネルを繰り返し使用している。このような移動通信シス
テムにおいて使用される無線チャネル割当方式には、固
定チャネル割当(FCA:Fixed Channel Asignment )
方式と、ダイナミックチャネル割当(DCA:Dynamic
Channel Assignment)方式とがある。
る移動通信システムでは、周波数利用効率を高めるため
に、干渉が許容値以下になる距離以上離間して無線チャ
ネルを繰り返し使用している。このような移動通信シス
テムにおいて使用される無線チャネル割当方式には、固
定チャネル割当(FCA:Fixed Channel Asignment )
方式と、ダイナミックチャネル割当(DCA:Dynamic
Channel Assignment)方式とがある。
【0003】FCA方式は、予め各基地局に複数の無線
チャネルを固定的に配分しておき、移動局との間で通信
を行なう際に基地局が自局に配分された上記無線チャネ
ルの中から適当な無線チャネルを選択して割当てるもの
である。これに対しDCA方式は、移動局との間で通信
を行なう際に、各基地局ともシステムが保有する全ての
無線チャネルの中から適当な無線チャネルを選択して割
当てるものである。DCA方式は、FCA方式と比較し
て回線設計が不要であるため、通信量に応じて柔軟に無
線チャネルを割当てることができる利点を有する。
チャネルを固定的に配分しておき、移動局との間で通信
を行なう際に基地局が自局に配分された上記無線チャネ
ルの中から適当な無線チャネルを選択して割当てるもの
である。これに対しDCA方式は、移動局との間で通信
を行なう際に、各基地局ともシステムが保有する全ての
無線チャネルの中から適当な無線チャネルを選択して割
当てるものである。DCA方式は、FCA方式と比較し
て回線設計が不要であるため、通信量に応じて柔軟に無
線チャネルを割当てることができる利点を有する。
【0004】ところで、このDCA方式により無線チャ
ネルを選択する場合には、干渉が許容値以下の無線チャ
ネルを選択する必要があるとともに、他の使用中の通信
に影響を及ぼさないように考慮する必要がある。これら
の条件を満足する無線チャネル選択方式としては、所定
の距離以上離間していない基地局では同じ無線チャネル
を使用しない方式や、同じ無線チャネルを使用した他の
通信が存在する場合にこの通信に干渉を与えないことを
確かめたのち無線チャネルを選択する方式がある。
ネルを選択する場合には、干渉が許容値以下の無線チャ
ネルを選択する必要があるとともに、他の使用中の通信
に影響を及ぼさないように考慮する必要がある。これら
の条件を満足する無線チャネル選択方式としては、所定
の距離以上離間していない基地局では同じ無線チャネル
を使用しない方式や、同じ無線チャネルを使用した他の
通信が存在する場合にこの通信に干渉を与えないことを
確かめたのち無線チャネルを選択する方式がある。
【0005】これらの選択方式では、無線チャネルを選
択しようとする基地局が、同一の無線チャネルを使用し
ている他の基地局との間で、直接あるいは制御局を通し
て間接的に制御信号の通信を行なって、無線チャネルを
選択するための情報を得る必要がある。しかるに、基地
局数が増加するとこの制御信号による通信量が急速に増
大する。特にマイクロセルシステムでは基地局数が非常
に多くなるため、このような方式による無線チャネルの
選択は実際上困難である。
択しようとする基地局が、同一の無線チャネルを使用し
ている他の基地局との間で、直接あるいは制御局を通し
て間接的に制御信号の通信を行なって、無線チャネルを
選択するための情報を得る必要がある。しかるに、基地
局数が増加するとこの制御信号による通信量が急速に増
大する。特にマイクロセルシステムでは基地局数が非常
に多くなるため、このような方式による無線チャネルの
選択は実際上困難である。
【0006】そこで、マイクロセルシステムのための無
線チャネル割当方式として、基地局間で制御信号の通信
を行なわずに済む自律分散形のDCA方式の採用が検討
されている。
線チャネル割当方式として、基地局間で制御信号の通信
を行なわずに済む自律分散形のDCA方式の採用が検討
されている。
【0007】自律分散形DCA方式は、各基地局が各々
他の基地局との間で通信を行なわずに自局において得ら
れる情報のみを用いて無線チャネルを選択するもので、
この無線チャネルの選択を例えば次のように行なってい
る。なお、ここでは受信波レベルと干渉波レベルとの比
率CIR(Carrier to Interference Ratio )を用いて
干渉の影響を評価する場合を例にとって説明を行なう。
他の基地局との間で通信を行なわずに自局において得ら
れる情報のみを用いて無線チャネルを選択するもので、
この無線チャネルの選択を例えば次のように行なってい
る。なお、ここでは受信波レベルと干渉波レベルとの比
率CIR(Carrier to Interference Ratio )を用いて
干渉の影響を評価する場合を例にとって説明を行なう。
【0008】すなわち、自律分散形DCA方式により無
線チャネルを選択する場合に使用できる情報は、自基地
局で得られる情報および自基地局と通信を行なう移動局
で得られる情報に限られる。したがって、同一チャネル
を使用する他の通信に与えるCIRの劣化を直接評価す
ることはできない。このため、CIRに十分なマージン
を持つ無線チャネルを選択することにより、他の通信の
CIRが所要値よりも劣化する確率を低くする方式が用
いられる。
線チャネルを選択する場合に使用できる情報は、自基地
局で得られる情報および自基地局と通信を行なう移動局
で得られる情報に限られる。したがって、同一チャネル
を使用する他の通信に与えるCIRの劣化を直接評価す
ることはできない。このため、CIRに十分なマージン
を持つ無線チャネルを選択することにより、他の通信の
CIRが所要値よりも劣化する確率を低くする方式が用
いられる。
【0009】図6は、自律分散形DCA方式による無線
チャネル選択方法を説明するためのもので、基地局BS
1と移動局PS1とがある無線チャネルを使用して通信
を行なっているときに、基地局BS2と移動局PS2と
の間で同じ無線チャネルを使用しようとする場合を示し
ている。なお、ここでは同じ無線チャネルを使用してい
る通信数を1として説明するが、通信数が複数の場合に
は複数の干渉波を加算することにより同様にCIRを測
定可能である。
チャネル選択方法を説明するためのもので、基地局BS
1と移動局PS1とがある無線チャネルを使用して通信
を行なっているときに、基地局BS2と移動局PS2と
の間で同じ無線チャネルを使用しようとする場合を示し
ている。なお、ここでは同じ無線チャネルを使用してい
る通信数を1として説明するが、通信数が複数の場合に
は複数の干渉波を加算することにより同様にCIRを測
定可能である。
【0010】先ず、上り回線および下り回線の両方のC
IRを測定して無線チャネルの使用可否を判定する方法
について述べる。基地局BS2は、移動局PS2の送信
波の受信レベルと、同一チャネルを使用している他の移
動局PS1からの干渉波レベルとをそれぞれ測定し、こ
れらのレベルを比較することにより上り回線のCIRを
求める。移動局PS2は、基地局BS2の送信波の受信
レベルと、同一チャネルを使用している他の基地局BS
1からの干渉波レベルとをそれぞれ測定し、これらのレ
ベルを比較することにより下り回線のCIRを求める。
そして、基地局BS2は、これらの上り回線CIRおよ
び下り回線CIRがともにしきい値を満たす無線チャネ
ルを使用可能なチャネルとする。
IRを測定して無線チャネルの使用可否を判定する方法
について述べる。基地局BS2は、移動局PS2の送信
波の受信レベルと、同一チャネルを使用している他の移
動局PS1からの干渉波レベルとをそれぞれ測定し、こ
れらのレベルを比較することにより上り回線のCIRを
求める。移動局PS2は、基地局BS2の送信波の受信
レベルと、同一チャネルを使用している他の基地局BS
1からの干渉波レベルとをそれぞれ測定し、これらのレ
ベルを比較することにより下り回線のCIRを求める。
そして、基地局BS2は、これらの上り回線CIRおよ
び下り回線CIRがともにしきい値を満たす無線チャネ
ルを使用可能なチャネルとする。
【0011】以上の判定方法を数式を用いて表わすと次
のようになる。すなわち、図6において、基地局BS
1,BS2間の距離をD、基地局BS1と移動局PS1
との間の距離をr1、基地局BS2と移動局PS2との
間の距離をr2とし、さらに基地局BS1から移動局P
S2への伝播損失をL12、移動局PS1から基地局B
S2への伝播損失をL21、移動局PS2から基地局B
S2への伝播損失をL22とする。そうすると、移動局
PS2から基地局BS2へ向かう上り回線のCIR、お
よび基地局BS2から移動局PS2に向かう下り回線の
CIRは、それぞれ次式で表わされる。
のようになる。すなわち、図6において、基地局BS
1,BS2間の距離をD、基地局BS1と移動局PS1
との間の距離をr1、基地局BS2と移動局PS2との
間の距離をr2とし、さらに基地局BS1から移動局P
S2への伝播損失をL12、移動局PS1から基地局B
S2への伝播損失をL21、移動局PS2から基地局B
S2への伝播損失をL22とする。そうすると、移動局
PS2から基地局BS2へ向かう上り回線のCIR、お
よび基地局BS2から移動局PS2に向かう下り回線の
CIRは、それぞれ次式で表わされる。
【0012】 上り回線CIR=L21−L22 =10αlog{(D+r1)/|r2|} …
(1) 下り回線CIR=L12−L22 =10αlog{(D−r2)/|r2|} …
(2) ただし、αは伝播定数である。
(1) 下り回線CIR=L12−L22 =10αlog{(D−r2)/|r2|} …
(2) ただし、αは伝播定数である。
【0013】ここで、基地局BS1と移動局PS1との
間で通信(通信1)が行なわれている状態で、同一チャ
ネルを用いて基地局BS2と移動局PS2との間で通信
(通信2)を行なうための条件は、上り回線CIRのし
きい値をTHru[dB]、下り回線CIRのしきい値
をTHrd[dB]とすると、 r2≦ (D+r1)10-THru/10 (r2>0) r2≧−(D+r1)10-THru/10 (r2<0) …(3) r2≦ D(10THrd/10 +1)-1 (r2>0) r2≧−D(10THrd/10 −1)-1 (r2<0) …(4) のように表わされる。
間で通信(通信1)が行なわれている状態で、同一チャ
ネルを用いて基地局BS2と移動局PS2との間で通信
(通信2)を行なうための条件は、上り回線CIRのし
きい値をTHru[dB]、下り回線CIRのしきい値
をTHrd[dB]とすると、 r2≦ (D+r1)10-THru/10 (r2>0) r2≧−(D+r1)10-THru/10 (r2<0) …(3) r2≦ D(10THrd/10 +1)-1 (r2>0) r2≧−D(10THrd/10 −1)-1 (r2<0) …(4) のように表わされる。
【0014】基地局BS2は、システムが保有する各無
線チャネルについてそれぞれこれらの第(3) 式および第
(4) 式の条件を同時に満たすか否かを判定し、条件を満
たす無線チャネルが見付かると、この無線チャネルを移
動局PS2との間の通信に割当てる。
線チャネルについてそれぞれこれらの第(3) 式および第
(4) 式の条件を同時に満たすか否かを判定し、条件を満
たす無線チャネルが見付かると、この無線チャネルを移
動局PS2との間の通信に割当てる。
【0015】なお、すべての基地局BS1,BS2の送
信出力レベルおよびすべての移動局PS1,PS2の送
信出力レベルはそれぞれ同一値に設定されているものと
仮定すると、上記各伝播損失L22,L21,L12
は、それぞれ上記送信波の受信レベルおよび干渉波の受
信レベルから求めることができる。なお、基地局ごとま
たは移動局ごとに送信レベルが異なる場合にも、CIR
を求めることは可能である。
信出力レベルおよびすべての移動局PS1,PS2の送
信出力レベルはそれぞれ同一値に設定されているものと
仮定すると、上記各伝播損失L22,L21,L12
は、それぞれ上記送信波の受信レベルおよび干渉波の受
信レベルから求めることができる。なお、基地局ごとま
たは移動局ごとに送信レベルが異なる場合にも、CIR
を求めることは可能である。
【0016】上記式に具体的な数値を代入すると次のよ
うになる。すなわち、いま仮にCIRしきい値をTHr
u=THrd=20dBとすると、通信2が可能な範囲
r2は、上記第(3) 式および第(4) 式よりそれぞれ、 |r2|≦0.10r1+0.10D …[1] −0.11D≦r2≦0.09D …[2] となる。図7はこの条件を横軸r1、縦軸r2として示
した図である。
うになる。すなわち、いま仮にCIRしきい値をTHr
u=THrd=20dBとすると、通信2が可能な範囲
r2は、上記第(3) 式および第(4) 式よりそれぞれ、 |r2|≦0.10r1+0.10D …[1] −0.11D≦r2≦0.09D …[2] となる。図7はこの条件を横軸r1、縦軸r2として示
した図である。
【0017】移動局PS1,PS2がそれぞれ[−0.
5,0.5]に一様に分布するものと仮定すると、通信
1が存在するときに通信2が可能となる確率Pcは、図
7中斜線イの面積で表わすことができ、 Pc=0.174 となる。
5,0.5]に一様に分布するものと仮定すると、通信
1が存在するときに通信2が可能となる確率Pcは、図
7中斜線イの面積で表わすことができ、 Pc=0.174 となる。
【0018】以上述べた上り回線および下り回線の両方
のCIRを基に無線チャネルの使用の可否を判定する方
法は、上下回線のCIRがともにしきい値を満たす無線
チャネルを常に確実に選択できるので、回線品質を高く
確保する上で有利である。しかし、その反面下り回線を
評価するために、移動局PS2において測定を行なっ
て、その測定結果あるいは評価結果を基地局BS2に転
送する必要がある。このため、基地局BS2と移動局P
S2との間の制御データ通信量の増大を招いたり、無線
リンクの接続遅延を生じる欠点がある。
のCIRを基に無線チャネルの使用の可否を判定する方
法は、上下回線のCIRがともにしきい値を満たす無線
チャネルを常に確実に選択できるので、回線品質を高く
確保する上で有利である。しかし、その反面下り回線を
評価するために、移動局PS2において測定を行なっ
て、その測定結果あるいは評価結果を基地局BS2に転
送する必要がある。このため、基地局BS2と移動局P
S2との間の制御データ通信量の増大を招いたり、無線
リンクの接続遅延を生じる欠点がある。
【0019】次に、より単純な方法として上り回線のC
IRのみを測定して無線チャネルの使用の可否を判定す
る方法について述べる。基地局BS2は、移動局PS2
の送信波の受信レベルと、同一チャネルを使用している
他の移動局PS1からの干渉波レベルとをそれぞれ測定
し、これらのレベルを比較することにより上り回線のC
IRを求める。そして、この上り回線CIRがしきい値
を満たす無線チャネルを使用可能なチャネルとする。
IRのみを測定して無線チャネルの使用の可否を判定す
る方法について述べる。基地局BS2は、移動局PS2
の送信波の受信レベルと、同一チャネルを使用している
他の移動局PS1からの干渉波レベルとをそれぞれ測定
し、これらのレベルを比較することにより上り回線のC
IRを求める。そして、この上り回線CIRがしきい値
を満たす無線チャネルを使用可能なチャネルとする。
【0020】上記上り回線のCIRは先に述べた第(1)
式で表わされ、さらに基地局BS1と移動局PS1との
間で通信(通信1)が行なわれている状態で、同一チャ
ネルを用いて基地局BS2と移動局PS2との間で通信
(通信2)を行なうための条件は、前記第(3) 式のよう
に表わされる。基地局BS2は、システムが保有する各
無線チャネルについてそれぞれ上記第(3) 式の条件を満
たすか否かを判定し、条件を満たす無線チャネルが見付
かると、この無線チャネルを移動局PS2との間の通信
に割当てる。
式で表わされ、さらに基地局BS1と移動局PS1との
間で通信(通信1)が行なわれている状態で、同一チャ
ネルを用いて基地局BS2と移動局PS2との間で通信
(通信2)を行なうための条件は、前記第(3) 式のよう
に表わされる。基地局BS2は、システムが保有する各
無線チャネルについてそれぞれ上記第(3) 式の条件を満
たすか否かを判定し、条件を満たす無線チャネルが見付
かると、この無線チャネルを移動局PS2との間の通信
に割当てる。
【0021】この上り回線のCIRのみを基に無線チャ
ネルの使用の可否を判定する方法を用いた場合、通信2
が可能な範囲r2は前記第[1] 式で与えられる。図8は
この条件を横軸r1、縦軸r2として示した図であり、
測定しない下り回線のしきい値を破線で示している。通
信2が可能となる確立Pcは、 Pc=0.200 となり、先に述べた上り回線および下り回線の両方のC
IRを基に無線チャネルの使用の可否を判定する方法
(Pc=0.174)よりも増加する。
ネルの使用の可否を判定する方法を用いた場合、通信2
が可能な範囲r2は前記第[1] 式で与えられる。図8は
この条件を横軸r1、縦軸r2として示した図であり、
測定しない下り回線のしきい値を破線で示している。通
信2が可能となる確立Pcは、 Pc=0.200 となり、先に述べた上り回線および下り回線の両方のC
IRを基に無線チャネルの使用の可否を判定する方法
(Pc=0.174)よりも増加する。
【0022】しかし、上り回線のCIRのみを基に無線
チャネルの使用の可否を判定する方法では、図8に示す
ごとく下り回線のCIRがしきい値を満たさない領域ロ
が存在する。ここで、前記第(2) 式を用いてCIRの最
小値を求めると15.1dBとなり、前記上り回線およ
び下り回線の両方のCIRを基に無線チャネルの使用の
可否を判定する方法よりも4.9dB減少する。無線チ
ャネルを選択する際に、前記上り回線および下り回線の
各CIRを基に無線チャネルの使用の可否を判定する方
法の場合と同じCIRの最小値を確保しようとすると、
上り回線のCIRを高く設定しなければならない。この
条件を満たすCIRしきい値THruは前記第(3) 式よ
り、 THru=24.4dB となり、4.4dB高く設定しなければならないことに
なる。
チャネルの使用の可否を判定する方法では、図8に示す
ごとく下り回線のCIRがしきい値を満たさない領域ロ
が存在する。ここで、前記第(2) 式を用いてCIRの最
小値を求めると15.1dBとなり、前記上り回線およ
び下り回線の両方のCIRを基に無線チャネルの使用の
可否を判定する方法よりも4.9dB減少する。無線チ
ャネルを選択する際に、前記上り回線および下り回線の
各CIRを基に無線チャネルの使用の可否を判定する方
法の場合と同じCIRの最小値を確保しようとすると、
上り回線のCIRを高く設定しなければならない。この
条件を満たすCIRしきい値THruは前記第(3) 式よ
り、 THru=24.4dB となり、4.4dB高く設定しなければならないことに
なる。
【0023】この条件を適用すると、通信2が可能な範
囲r2は、 |r2|≦0.06r1+0.06D …[1'] となる。この条件を図8中に矢印で示す。このときの通
信1が存在するときに通信2が可能となる確率Pcは、 Pc=0.120 となり、前記上り回線および下り回線の各CIRを基に
無線チャネルの使用の可否を判定する方法に比べて減少
する。
囲r2は、 |r2|≦0.06r1+0.06D …[1'] となる。この条件を図8中に矢印で示す。このときの通
信1が存在するときに通信2が可能となる確率Pcは、 Pc=0.120 となり、前記上り回線および下り回線の各CIRを基に
無線チャネルの使用の可否を判定する方法に比べて減少
する。
【0024】このように上り回線のCIRのみに基づい
て無線チャネルの使用の可否を判定する方法は、移動局
PS2において受信波の測定を行なう必要がなく、また
基地局BS2と移動局PS2との間で制御データの転送
を行なう必要がないので、制御チャネルにおける通信量
の増加や接続遅延の発生を招く心配がない。しかし、下
り回線CIRがしきい値よりも小さくなる可能性があ
る。このため、先に述べた上り回線および下り回線の各
CIRをそれぞれ測定する場合と同じ下り回線CIRを
確保するためには、上り回線CIRのしきい値を高く設
定する必要がある。上り回線CIRのしきい値を高く設
定すると、同一チャネルを使用する通信間の距離が増加
することになるため、移動通信システムの収容可能呼量
が減少して周波数利用効率の低下を招く。
て無線チャネルの使用の可否を判定する方法は、移動局
PS2において受信波の測定を行なう必要がなく、また
基地局BS2と移動局PS2との間で制御データの転送
を行なう必要がないので、制御チャネルにおける通信量
の増加や接続遅延の発生を招く心配がない。しかし、下
り回線CIRがしきい値よりも小さくなる可能性があ
る。このため、先に述べた上り回線および下り回線の各
CIRをそれぞれ測定する場合と同じ下り回線CIRを
確保するためには、上り回線CIRのしきい値を高く設
定する必要がある。上り回線CIRのしきい値を高く設
定すると、同一チャネルを使用する通信間の距離が増加
することになるため、移動通信システムの収容可能呼量
が減少して周波数利用効率の低下を招く。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
自律分散形ダイナミックチャネル割当方式を用いて無線
チャネルを選択する場合、無線チャネルの使用の可否を
判定する方法としては、上り回線および下り回線の両方
のCIRを基に判定する方法と、上り回線のCIRのみ
を基に判定する方法とがある。しかし、前者は回線品質
を高く確保できるという利点を有する反面、基地局BS
2と移動局PS2との間の制御データ通信量の増大を招
いたり、無線リンクの接続遅延を生じる欠点を有する。
一方後者は、制御チャネルにおける通信量の増加や接続
遅延の発生は生じないが、しきい値を高く設定する必要
があるためシステムの収容可能呼量が減少して周波数利
用効率の低下を招くという欠点を有する。
自律分散形ダイナミックチャネル割当方式を用いて無線
チャネルを選択する場合、無線チャネルの使用の可否を
判定する方法としては、上り回線および下り回線の両方
のCIRを基に判定する方法と、上り回線のCIRのみ
を基に判定する方法とがある。しかし、前者は回線品質
を高く確保できるという利点を有する反面、基地局BS
2と移動局PS2との間の制御データ通信量の増大を招
いたり、無線リンクの接続遅延を生じる欠点を有する。
一方後者は、制御チャネルにおける通信量の増加や接続
遅延の発生は生じないが、しきい値を高く設定する必要
があるためシステムの収容可能呼量が減少して周波数利
用効率の低下を招くという欠点を有する。
【0026】本発明は以上のような事情に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、無線チャネルを
割り当てる際に、制御チャネルにおける通信量の増加や
接続遅延の発生を生じずに、しかも収容可能呼量を多く
確保して周波数利用効率を高めることができる移動通信
システムの無線チャネル選択方法および基地局装置を提
供することにある。
れたもので、その目的とするところは、無線チャネルを
割り当てる際に、制御チャネルにおける通信量の増加や
接続遅延の発生を生じずに、しかも収容可能呼量を多く
確保して周波数利用効率を高めることができる移動通信
システムの無線チャネル選択方法および基地局装置を提
供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の無線チャネル選択方法は、接続対象の基地局
と移動局との間を接続するための無線チャネルを選択す
る際に、複数の無線チャネルのうちの任意の無線チャネ
ルを介して上記接続対象の移動局から到来した搬送波の
受信レベルと、上記任意の無線チャネルと同一の無線チ
ャネルを介して他の移動局および他の基地局からそれぞ
れ到来した搬送波の受信レベルとを上記接続対象の基地
局でそれぞれ測定し、この測定された上記接続対象の移
動局から到来した搬送波の受信レベルと上記他の移動局
から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上記接
続対象の移動局から接続対象の基地局に向かう上り回線
の受信波対干渉波比を求めるとともに、上記測定された
上記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信レベル
と上記他の基地局から到来した搬送波の受信レベルとに
基づいて、上記接続対象の基地局から上記接続対象の移
動局へ向かう下り回線の受信波対干渉波比を推定し、こ
の求められた上り回線の受信波対干渉波比および下り回
線の推定受信波対干渉波比に基づいて上記任意の無線チ
ャネルの使用の可否を判定するようにしたものである。
に本発明の無線チャネル選択方法は、接続対象の基地局
と移動局との間を接続するための無線チャネルを選択す
る際に、複数の無線チャネルのうちの任意の無線チャネ
ルを介して上記接続対象の移動局から到来した搬送波の
受信レベルと、上記任意の無線チャネルと同一の無線チ
ャネルを介して他の移動局および他の基地局からそれぞ
れ到来した搬送波の受信レベルとを上記接続対象の基地
局でそれぞれ測定し、この測定された上記接続対象の移
動局から到来した搬送波の受信レベルと上記他の移動局
から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上記接
続対象の移動局から接続対象の基地局に向かう上り回線
の受信波対干渉波比を求めるとともに、上記測定された
上記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信レベル
と上記他の基地局から到来した搬送波の受信レベルとに
基づいて、上記接続対象の基地局から上記接続対象の移
動局へ向かう下り回線の受信波対干渉波比を推定し、こ
の求められた上り回線の受信波対干渉波比および下り回
線の推定受信波対干渉波比に基づいて上記任意の無線チ
ャネルの使用の可否を判定するようにしたものである。
【0028】一方、上記目的を達成するために本発明の
基地局装置は、受信レベル測定手段と、第1および第2
の干渉検出手段と、判定手段とを備えている。そして、
受信レベル測定手段において、上記複数の移動局の一つ
との間を接続するための無線チャネルを選択する際に、
上記複数の無線チャネルのうちの任意の無線チャネルを
介して上記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信
レベルと、上記任意の無線チャネルと同一の無線チャネ
ルを介して他の移動局および他の基地局装置からそれぞ
れ到来した搬送波の受信レベルとをそれぞれ測定し、こ
の測定された上記接続対象の移動局から到来した搬送波
の受信レベルと上記他の移動局から到来した搬送波の受
信レベルとに基づいて、上記第1の干渉検出手段により
上記接続対象の移動局から自己の基地局装置に向かう上
り回線の受信波対干渉波比を求めるとともに、測定され
た上記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信レベ
ルと上記他の基地局装置から到来した搬送波の受信レベ
ルとに基づいて、上記第2の干渉検出手段により自己の
基地局装置から上記接続対象の移動局へ向かう下り回線
の受信波対干渉波比を推定し、この求められた上り回線
の受信波対干渉波比および下り回線の推定受信波対干渉
波比に基づいて上記任意の無線チャネルの使用の可否を
判定するようにしたものである。
基地局装置は、受信レベル測定手段と、第1および第2
の干渉検出手段と、判定手段とを備えている。そして、
受信レベル測定手段において、上記複数の移動局の一つ
との間を接続するための無線チャネルを選択する際に、
上記複数の無線チャネルのうちの任意の無線チャネルを
介して上記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信
レベルと、上記任意の無線チャネルと同一の無線チャネ
ルを介して他の移動局および他の基地局装置からそれぞ
れ到来した搬送波の受信レベルとをそれぞれ測定し、こ
の測定された上記接続対象の移動局から到来した搬送波
の受信レベルと上記他の移動局から到来した搬送波の受
信レベルとに基づいて、上記第1の干渉検出手段により
上記接続対象の移動局から自己の基地局装置に向かう上
り回線の受信波対干渉波比を求めるとともに、測定され
た上記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信レベ
ルと上記他の基地局装置から到来した搬送波の受信レベ
ルとに基づいて、上記第2の干渉検出手段により自己の
基地局装置から上記接続対象の移動局へ向かう下り回線
の受信波対干渉波比を推定し、この求められた上り回線
の受信波対干渉波比および下り回線の推定受信波対干渉
波比に基づいて上記任意の無線チャネルの使用の可否を
判定するようにしたものである。
【0029】また本発明の基地局装置は、複数の基地局
装置の送信レベルおよび複数の移動局の送信レベルがそ
れぞれ同一値に設定されている場合に、上記第1の干渉
検出手段において、接続対象の移動局から到来した搬送
波の受信レベルと上記移動局の送信レベルとから上記接
続対象の移動局から自己の基地局装置へ向かう伝送路の
伝播損失を求めるとともに、他の移動局から到来した搬
送波の受信レベルと上記移動局の送信レベルとから上記
他の移動局から自己の基地局装置へ向かう伝送路の伝播
損失を求め、これらの伝播損失の差を基に上記接続対象
の移動局から自己の基地局装置に向かう上り回線の受信
波対干渉波比を求めることも特徴としている。
装置の送信レベルおよび複数の移動局の送信レベルがそ
れぞれ同一値に設定されている場合に、上記第1の干渉
検出手段において、接続対象の移動局から到来した搬送
波の受信レベルと上記移動局の送信レベルとから上記接
続対象の移動局から自己の基地局装置へ向かう伝送路の
伝播損失を求めるとともに、他の移動局から到来した搬
送波の受信レベルと上記移動局の送信レベルとから上記
他の移動局から自己の基地局装置へ向かう伝送路の伝播
損失を求め、これらの伝播損失の差を基に上記接続対象
の移動局から自己の基地局装置に向かう上り回線の受信
波対干渉波比を求めることも特徴としている。
【0030】さらに本発明の基地局装置は、複数の基地
局装置の送信レベルおよび複数の移動局の送信レベルが
それぞれ同一値に設定されている場合に、第2の干渉検
出手段において、接続対象の移動局から到来した搬送波
の受信レベルと上記移動局の送信レベルとから上記接続
対象の移動局から自己の基地局へ向かう伝送路の伝播損
失を求めるとともに、他の基地局から到来した搬送波の
受信レベルと上記基地局装置の送信レベルとから上記他
の基地局装置から自己の基地局装置へ向かう伝送路の伝
播損失を求め、これらの伝播損失の差を基に自己の基地
局装置から上記接続対象の移動局に向かう下り回線の受
信波対干渉波比を推定することも特徴としている。
局装置の送信レベルおよび複数の移動局の送信レベルが
それぞれ同一値に設定されている場合に、第2の干渉検
出手段において、接続対象の移動局から到来した搬送波
の受信レベルと上記移動局の送信レベルとから上記接続
対象の移動局から自己の基地局へ向かう伝送路の伝播損
失を求めるとともに、他の基地局から到来した搬送波の
受信レベルと上記基地局装置の送信レベルとから上記他
の基地局装置から自己の基地局装置へ向かう伝送路の伝
播損失を求め、これらの伝播損失の差を基に自己の基地
局装置から上記接続対象の移動局に向かう下り回線の受
信波対干渉波比を推定することも特徴としている。
【0031】
【作用】この結果本発明の無線チャネル選択方法および
基地局装置によれば、接続対象の基地局装置から接続対
象移動局に向かう下り回線の受信波対干渉波比(CI
R)が、同一無線チャネルを使用している他の基地局装
置から到来した搬送波の受信レベルを基に推定され、こ
の推定された下り回線のCIRと上り回線のCIRとに
基づいて無線チャネルの使用の可否が判定される。
基地局装置によれば、接続対象の基地局装置から接続対
象移動局に向かう下り回線の受信波対干渉波比(CI
R)が、同一無線チャネルを使用している他の基地局装
置から到来した搬送波の受信レベルを基に推定され、こ
の推定された下り回線のCIRと上り回線のCIRとに
基づいて無線チャネルの使用の可否が判定される。
【0032】したがって、基地局装置における受信レベ
ルの測定のみで無線チャネルの使用の可否を判定するこ
とが可能となり、接続対象移動局における受信レベルの
測定やこの接続対象移動局から基地局装置への測定デー
タの転送は不要となる。このため、制御チャネルにおけ
る通信量の増加や接続遅延の発生は低減される。また、
無線チャネルの使用可否の判定に、上り回線のCIR測
定値だけでなく下り回線のCIR推定値も使用されるの
で、上り回線のCIR測定値のみを用いて判定する場合
に比べて正確な判定を行なうことが可能となる。このた
め、CIR判定のためのしきい値を高く設定する必要が
なくなり、これにより同一チャネルを使用した通信間の
距離を短くすることが可能となって、移動通信システム
の収容可能呼量の増加、延いては周波数利用効率の向上
を図ることができる。
ルの測定のみで無線チャネルの使用の可否を判定するこ
とが可能となり、接続対象移動局における受信レベルの
測定やこの接続対象移動局から基地局装置への測定デー
タの転送は不要となる。このため、制御チャネルにおけ
る通信量の増加や接続遅延の発生は低減される。また、
無線チャネルの使用可否の判定に、上り回線のCIR測
定値だけでなく下り回線のCIR推定値も使用されるの
で、上り回線のCIR測定値のみを用いて判定する場合
に比べて正確な判定を行なうことが可能となる。このた
め、CIR判定のためのしきい値を高く設定する必要が
なくなり、これにより同一チャネルを使用した通信間の
距離を短くすることが可能となって、移動通信システム
の収容可能呼量の増加、延いては周波数利用効率の向上
を図ることができる。
【0033】また、複数の基地局装置の送信レベルおよ
び複数の移動局の送信レベルがそれぞれ同一値に設定さ
れている場合に、各伝送路の伝搬損失を受信レベルのみ
から容易に求めることができ、これにより上り回線およ
び下り回線のCIRの算出、延いては無線チャネルの使
用可否の判定を簡単に行なうことができる。
び複数の移動局の送信レベルがそれぞれ同一値に設定さ
れている場合に、各伝送路の伝搬損失を受信レベルのみ
から容易に求めることができ、これにより上り回線およ
び下り回線のCIRの算出、延いては無線チャネルの使
用可否の判定を簡単に行なうことができる。
【0034】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる移動通信
システムの基地局の構成を示す回路ブロック図である。
同図において、図示しない移動局から到来した無線周波
信号は、アンテナ11で受信されたのち無線部1の高周
波スイッチ(SW)12を介して受信部13に入力され
る。この受信部13では、上記受信された無線周波信号
が周波数シンセサイザ14から発生された受信局部発振
信号とミキシングされて、受信中間周波信号に周波数変
換される。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生
される局部発振周波数は、無線チャネル周波数に応じて
制御部6より指示される。また、無線部1には受信電界
強度検出部(RSSI)16が設けられている。この受
信電界強度検出部16では、移動局および他の基地局か
ら到来した無線搬送波の受信電界強度が検出され、その
検出値は後述する無線チャネル選択制御のために制御部
6に通知される。
システムの基地局の構成を示す回路ブロック図である。
同図において、図示しない移動局から到来した無線周波
信号は、アンテナ11で受信されたのち無線部1の高周
波スイッチ(SW)12を介して受信部13に入力され
る。この受信部13では、上記受信された無線周波信号
が周波数シンセサイザ14から発生された受信局部発振
信号とミキシングされて、受信中間周波信号に周波数変
換される。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生
される局部発振周波数は、無線チャネル周波数に応じて
制御部6より指示される。また、無線部1には受信電界
強度検出部(RSSI)16が設けられている。この受
信電界強度検出部16では、移動局および他の基地局か
ら到来した無線搬送波の受信電界強度が検出され、その
検出値は後述する無線チャネル選択制御のために制御部
6に通知される。
【0035】上記受信部13から出力された受信中間周
波信号は、モデム部2の復調部21に入力される。復調
部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が行
なわれ、これによりディジタル通話信号が再生される。
TDMA部3のTDMAデコード部31では、制御部6
の指示に従って無線チャネルのタイムスロットごとにデ
ィジタル通話信号が分解され、この分解されたディジタ
ル通話信号は通話部4に入力される。
波信号は、モデム部2の復調部21に入力される。復調
部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が行
なわれ、これによりディジタル通話信号が再生される。
TDMA部3のTDMAデコード部31では、制御部6
の指示に従って無線チャネルのタイムスロットごとにデ
ィジタル通話信号が分解され、この分解されたディジタ
ル通話信号は通話部4に入力される。
【0036】通話部4は、チャネルコーデック(CH−
CODEC)41と、スピーチコーデック(SP−CO
DEC)42とを備えている。上記TDMAデコード部
31から出力されたディジタル通話信号は、先ずチャネ
ルコーデック41で誤り訂正復号処理が行なわれたの
ち、スピーチコーデック42に入力されて音声復号処理
される。そして、これらの復号処理により再生された通
話信号は、ハイブリッド回路を有する回線インタフェー
ス5から有線回線CLを介して図示しない移動通信用の
制御局へ送出される。
CODEC)41と、スピーチコーデック(SP−CO
DEC)42とを備えている。上記TDMAデコード部
31から出力されたディジタル通話信号は、先ずチャネ
ルコーデック41で誤り訂正復号処理が行なわれたの
ち、スピーチコーデック42に入力されて音声復号処理
される。そして、これらの復号処理により再生された通
話信号は、ハイブリッド回路を有する回線インタフェー
ス5から有線回線CLを介して図示しない移動通信用の
制御局へ送出される。
【0037】これに対し、有線回線CLを介して制御局
から到来した通話信号は、回線インタフェース5を介し
て通話部4のスピーチコーデック42に入力される。そ
して、このスピーチコーデック42で音声符号化処理さ
れたのち、チャネルコーデック41で誤り訂正符号化さ
れて、TDMA部3のTDMAエンコード部32に入力
される。
から到来した通話信号は、回線インタフェース5を介し
て通話部4のスピーチコーデック42に入力される。そ
して、このスピーチコーデック42で音声符号化処理さ
れたのち、チャネルコーデック41で誤り訂正符号化さ
れて、TDMA部3のTDMAエンコード部32に入力
される。
【0038】TDMAエンコード部32は、上記チャネ
ルコーデック41から出力された符号化ディジタル通話
信号を、通信相手の移動局に割り当てたタイムスロット
に挿入し、この符号化ディジタル通話信号を変調部22
に入力する。変調部22では、上記符号化ディジタル通
話信号により搬送波信号がディジタル変調され、この変
調された搬送波信号は送信部15に入力される。送信部
15は、上記変調された搬送波信号を周波数シンセサイ
ザ14から発生された送信局部発振信号とミキシングす
ることにより、制御部6により指示された無線チャネル
周波数に周波数変換し、さらに所定の送信電力レベルに
増幅する。そして、この送信部15から出力された無線
周波信号は、高周波スイッチ12を介してアンテナ11
から図示しない通信相手の移動局に向け送信される。
ルコーデック41から出力された符号化ディジタル通話
信号を、通信相手の移動局に割り当てたタイムスロット
に挿入し、この符号化ディジタル通話信号を変調部22
に入力する。変調部22では、上記符号化ディジタル通
話信号により搬送波信号がディジタル変調され、この変
調された搬送波信号は送信部15に入力される。送信部
15は、上記変調された搬送波信号を周波数シンセサイ
ザ14から発生された送信局部発振信号とミキシングす
ることにより、制御部6により指示された無線チャネル
周波数に周波数変換し、さらに所定の送信電力レベルに
増幅する。そして、この送信部15から出力された無線
周波信号は、高周波スイッチ12を介してアンテナ11
から図示しない通信相手の移動局に向け送信される。
【0039】ところで、制御部6は例えばマイクロコン
ピュータを主制御部としたもので、無線チャネル接続制
御などの通常の制御機能に加えて、自律分散形ダイナミ
ック割当方式を適用した無線チャネル選択制御手段を備
えている。
ピュータを主制御部としたもので、無線チャネル接続制
御などの通常の制御機能に加えて、自律分散形ダイナミ
ック割当方式を適用した無線チャネル選択制御手段を備
えている。
【0040】この無線チャネル選択制御手段は、無線チ
ャネルを選択する際に、接続対象の移動局からの受信波
レベル、同一無線チャネルを使用している他の移動局か
らの干渉波受信レベル、および同一無線チャネルを使用
している他の基地局からの受信レベルをそれぞれ受信電
界強度検出部16を介して測定する。そして、これらの
受信レベル測定値から各伝送路の伝播損失を算出し、こ
の伝播損失を基に接続相手の移動局との間の上り回線C
IRを求めるとともに、下り回線のCIRを推定する。
さらに、これら上り回線のCIR算出値および下り回線
のCIR推定値をそれぞれしきい値と比較し、これによ
り上記無線チャネルの使用の可否を判定する。
ャネルを選択する際に、接続対象の移動局からの受信波
レベル、同一無線チャネルを使用している他の移動局か
らの干渉波受信レベル、および同一無線チャネルを使用
している他の基地局からの受信レベルをそれぞれ受信電
界強度検出部16を介して測定する。そして、これらの
受信レベル測定値から各伝送路の伝播損失を算出し、こ
の伝播損失を基に接続相手の移動局との間の上り回線C
IRを求めるとともに、下り回線のCIRを推定する。
さらに、これら上り回線のCIR算出値および下り回線
のCIR推定値をそれぞれしきい値と比較し、これによ
り上記無線チャネルの使用の可否を判定する。
【0041】次に、以上のように構成された基地局によ
る無線チャネル選択制御動作を説明する。図2および図
3はその制御手順および制御内容を示すフローチャート
である。
る無線チャネル選択制御動作を説明する。図2および図
3はその制御手順および制御内容を示すフローチャート
である。
【0042】いま、例えば図5に示すごとく基地局BS
1と移動局PS1とがある無線チャネルを使用して通信
を行なっているときに、基地局BS2と移動局PS2と
の間で同じ無線チャネルの使用を試みるものとする。
1と移動局PS1とがある無線チャネルを使用して通信
を行なっているときに、基地局BS2と移動局PS2と
の間で同じ無線チャネルの使用を試みるものとする。
【0043】基地局BS2の制御部6は、図2に示すご
とくステップ2aで上記無線チャネルを仮選択して接続
対象の移動局PS2に指定する。そして、この状態で先
ずステップ2bで接続対象の移動局PS2から到来する
搬送波の受信波レベルを受信電界強度検出部16を介し
て測定し、次にステップ2cで同一の無線チャネルを使
用している他の移動局PS1から到来する干渉波の受信
レベルを受信電界強度検出部16を介して測定し、さら
にステップ2dにおいて同一の無線チャネルを使用して
いる他の基地局BS1から到来する搬送波の受信レベル
を受信電界強度検出部16を介して測定する。
とくステップ2aで上記無線チャネルを仮選択して接続
対象の移動局PS2に指定する。そして、この状態で先
ずステップ2bで接続対象の移動局PS2から到来する
搬送波の受信波レベルを受信電界強度検出部16を介し
て測定し、次にステップ2cで同一の無線チャネルを使
用している他の移動局PS1から到来する干渉波の受信
レベルを受信電界強度検出部16を介して測定し、さら
にステップ2dにおいて同一の無線チャネルを使用して
いる他の基地局BS1から到来する搬送波の受信レベル
を受信電界強度検出部16を介して測定する。
【0044】ここで、いま仮にシステムの全基地局の送
信電力レベルは等しくかつ全移動局の送信電力レベルも
等しいものとすると、上記各受信レベルの測定値から伝
播損失を簡単に求めることができる。そこで、基地局B
S2の制御部6は、ステップ2eにおいて、接続対象の
移動局PS2から自己の基地局BS2に向かう上り回線
の伝送損失L22を、上記接続対象の移動局PS2から
到来する搬送波の受信波レベルから求め、また他の移動
局PS1から自己の基地局BS2までの間の伝播損失L
21を、上記他の移動局PS1から到来する干渉波の受
信レベルから求め、さらに他の基地局BS1から自己の
基地局BS2までの間の伝播損失Ldを、上記他の基地
局BS1から到来する搬送波の受信レベルから求める。
信電力レベルは等しくかつ全移動局の送信電力レベルも
等しいものとすると、上記各受信レベルの測定値から伝
播損失を簡単に求めることができる。そこで、基地局B
S2の制御部6は、ステップ2eにおいて、接続対象の
移動局PS2から自己の基地局BS2に向かう上り回線
の伝送損失L22を、上記接続対象の移動局PS2から
到来する搬送波の受信波レベルから求め、また他の移動
局PS1から自己の基地局BS2までの間の伝播損失L
21を、上記他の移動局PS1から到来する干渉波の受
信レベルから求め、さらに他の基地局BS1から自己の
基地局BS2までの間の伝播損失Ldを、上記他の基地
局BS1から到来する搬送波の受信レベルから求める。
【0045】そうして伝播損失L22,L21,Ldが
求められると、制御部6は先ずステップ2fにて上り回
線のCIRを算出し、さらにステップ2gにより上り回
線の通話条件を表わす式を求める。すなわち、上り回線
CIRは、先に述べた第(1)式、つまり 上り回線CIR=L21−L22 =10αlog{(D+r1)/|r2|} により求められる。
求められると、制御部6は先ずステップ2fにて上り回
線のCIRを算出し、さらにステップ2gにより上り回
線の通話条件を表わす式を求める。すなわち、上り回線
CIRは、先に述べた第(1)式、つまり 上り回線CIR=L21−L22 =10αlog{(D+r1)/|r2|} により求められる。
【0046】また、基地局BS1と移動局PS1との間
で通信が行なわれている状態で、同一チャネルを用いて
基地局BS2と移動局PS2との間で新たに通信を行な
うための上り回線におけるCIR条件は、先に述べた第
(3) 式、つまり r2≦ (D+r1)10-THru/10 (r2>0) r2≧−(D+r1)10-THru/10 (r2<0) により表わされる。
で通信が行なわれている状態で、同一チャネルを用いて
基地局BS2と移動局PS2との間で新たに通信を行な
うための上り回線におけるCIR条件は、先に述べた第
(3) 式、つまり r2≦ (D+r1)10-THru/10 (r2>0) r2≧−(D+r1)10-THru/10 (r2<0) により表わされる。
【0047】制御部6は、次にステップ2hにおいて今
度は移動局PS2から基地局BS2に向かう上り回線の
CIRを推定し、さらにステップ2iにおいて上記下り
回線の推定通話条件式を求める。すなわち、上り回線の
CIRは、上り回線の伝送損失L22と、他の基地局B
S1から自己の基地局BS2までの間の伝播損失Ldと
から次のように推定される。 下り回線の推定CIR=Ld−L22 =10αlog(D/|r2|) …(2') また、基地局BS1と移動局PS1との間で通信が行な
われている状態で、同一チャネルを用いて基地局BS2
と移動局PS2との間で新たに通信を行なうための下り
回線におけるCIRの条件は、下り回線の推定CIR≧
THrd、上記第(2')式より、 r2≦ D・10-THrd/10 (r2>0) r2≧−D・10-THrd/10 (r2<0) …(4') のように表わされる。
度は移動局PS2から基地局BS2に向かう上り回線の
CIRを推定し、さらにステップ2iにおいて上記下り
回線の推定通話条件式を求める。すなわち、上り回線の
CIRは、上り回線の伝送損失L22と、他の基地局B
S1から自己の基地局BS2までの間の伝播損失Ldと
から次のように推定される。 下り回線の推定CIR=Ld−L22 =10αlog(D/|r2|) …(2') また、基地局BS1と移動局PS1との間で通信が行な
われている状態で、同一チャネルを用いて基地局BS2
と移動局PS2との間で新たに通信を行なうための下り
回線におけるCIRの条件は、下り回線の推定CIR≧
THrd、上記第(2')式より、 r2≦ D・10-THrd/10 (r2>0) r2≧−D・10-THrd/10 (r2<0) …(4') のように表わされる。
【0048】次に制御部6は、図3に示すごとくステッ
プ3aにおいて上記第(3) 式を基に上り回線が通話可能
条件を満たしているか否かを判定し、さらにステップ3
bにおいて上記第(4')式を基に下り回線が通話可能条件
を満たしているか否かを判定する。そして、上り回線お
よび下り回線の両方の条件を満足すると判定された場合
には、ステップ3cに移行してここで先に仮選択した無
線チャネルを正式に選択して移動局PS2に指定し、無
線チャネル選択制御を終了する。
プ3aにおいて上記第(3) 式を基に上り回線が通話可能
条件を満たしているか否かを判定し、さらにステップ3
bにおいて上記第(4')式を基に下り回線が通話可能条件
を満たしているか否かを判定する。そして、上り回線お
よび下り回線の両方の条件を満足すると判定された場合
には、ステップ3cに移行してここで先に仮選択した無
線チャネルを正式に選択して移動局PS2に指定し、無
線チャネル選択制御を終了する。
【0049】これに対し、上記上り回線および下り回線
のいずれか一方で通話可能条件を満たさないと判定され
た場合には、制御部6はステップ3dに移行して、ここ
でシステムが保有する全無線チャネルの中でまだ選択し
ていない無線チャネルが残っているか否かを判定する。
そして、未選択の無線チャネルが残っている場合にはス
テップ3eに移行し、ここで次の未選択の無線チャネル
を仮選択して移動局PS2に指定し、しかるのち図2の
ステップ2bに戻って以後同様の制御を実行する。
のいずれか一方で通話可能条件を満たさないと判定され
た場合には、制御部6はステップ3dに移行して、ここ
でシステムが保有する全無線チャネルの中でまだ選択し
ていない無線チャネルが残っているか否かを判定する。
そして、未選択の無線チャネルが残っている場合にはス
テップ3eに移行し、ここで次の未選択の無線チャネル
を仮選択して移動局PS2に指定し、しかるのち図2の
ステップ2bに戻って以後同様の制御を実行する。
【0050】このようにして無線チャネルの使用可否を
判定すると次のような効果が奏せられる。すなわち、前
記推定された下り回線の通話条件式つまり第(4')式は、
移動局PS2において実際に受信レベルを測定すること
により得た下り回線の通話条件式つまり前記第(4) 式と
平行である。このため、しきい値THrdを多少変更す
るだけで、実際に測定した場合に近い精度で下り回線の
使用可否を判定することが可能である。
判定すると次のような効果が奏せられる。すなわち、前
記推定された下り回線の通話条件式つまり第(4')式は、
移動局PS2において実際に受信レベルを測定すること
により得た下り回線の通話条件式つまり前記第(4) 式と
平行である。このため、しきい値THrdを多少変更す
るだけで、実際に測定した場合に近い精度で下り回線の
使用可否を判定することが可能である。
【0051】具体的な数値を代入して、下り回線のCI
Rを実際に測定した場合と比較すると次のようになる。
すなわち、いま仮にCIRしきい値を THru=THrd=20dB に設定したとする。そうすると、移動局PS2と基地局
BS2との間の通信2が成立する範囲r2は、上記第
(4')式より求めた |r2|≦0.10D …[5] と、前記上記第(3) 式より求めた |r2|≦0.10r1+0.10D …[1] とにより与えられる。図4はこの条件を横軸r1、縦軸
r2として示した図である。同図において、破線は本実
施例の方法では測定しない実際の下り回線CIRのしき
い値[2] を示しており、上記推定CIRに基づいて求め
た[5] はこの[2]に近いものとなる。
Rを実際に測定した場合と比較すると次のようになる。
すなわち、いま仮にCIRしきい値を THru=THrd=20dB に設定したとする。そうすると、移動局PS2と基地局
BS2との間の通信2が成立する範囲r2は、上記第
(4')式より求めた |r2|≦0.10D …[5] と、前記上記第(3) 式より求めた |r2|≦0.10r1+0.10D …[1] とにより与えられる。図4はこの条件を横軸r1、縦軸
r2として示した図である。同図において、破線は本実
施例の方法では測定しない実際の下り回線CIRのしき
い値[2] を示しており、上記推定CIRに基づいて求め
た[5] はこの[2]に近いものとなる。
【0052】また、基地局BS1と移動局PS1との間
の通信1が存在する状態で、同一の無線チャネルを使用
して基地局BS2と移動局PS2との間で新たな通信2
を行なえる確率Pcは、 Pc=0.175 となり、実際に測定した場合のPc=0.174とほぼ
等しくなる。
の通信1が存在する状態で、同一の無線チャネルを使用
して基地局BS2と移動局PS2との間で新たな通信2
を行なえる確率Pcは、 Pc=0.175 となり、実際に測定した場合のPc=0.174とほぼ
等しくなる。
【0053】本実施例では、図4に示すごとく下り回線
CIRのしきい値を満たさない領域ハが存在するが、第
(2) 式を用いて最小のCIR値を求めると19.1dB
となり、実際に測定した場合の最小のCIR値である2
0dBよりも0.9dBだけ減少したものとなる。
CIRのしきい値を満たさない領域ハが存在するが、第
(2) 式を用いて最小のCIR値を求めると19.1dB
となり、実際に測定した場合の最小のCIR値である2
0dBよりも0.9dBだけ減少したものとなる。
【0054】ここで、無線チャネルを選択するときに、
上り回線と下り回線のCIRを実際に測定した場合と同
じ最小CIR値が必要だとすると、CIRしきい値を2
0dBよりも高めに設定しなければならない。しかし、
条件を満たすしきい値THrdは、上記第(4')式より THrd=20.9dB となり、しきい値THrdを高く設定することはほとん
ど不要となる。このときのr2は、 |r2|≦0.09D …[5'] となる。この条件[5']を図4中に示す。
上り回線と下り回線のCIRを実際に測定した場合と同
じ最小CIR値が必要だとすると、CIRしきい値を2
0dBよりも高めに設定しなければならない。しかし、
条件を満たすしきい値THrdは、上記第(4')式より THrd=20.9dB となり、しきい値THrdを高く設定することはほとん
ど不要となる。このときのr2は、 |r2|≦0.09D …[5'] となる。この条件[5']を図4中に示す。
【0055】また、通信1が存在する状態で同一の無線
チャネルを使用した通信2が可能となる確率Pcは、 Pc=0.164 となり、上り回線CIRのみを用いて無線チャネルの使
用可否を判定する場合(Pc=0.120)に比べて十
分に高くなる。
チャネルを使用した通信2が可能となる確率Pcは、 Pc=0.164 となり、上り回線CIRのみを用いて無線チャネルの使
用可否を判定する場合(Pc=0.120)に比べて十
分に高くなる。
【0056】すなわち、本実施例の無線チャネル選択方
法では、実際に測定した上り回線のCIR値と、他の基
地局BS1からの搬送波受信レベルを基に推定した下り
回線CIR値とを使用して無線チャネルの使用可否を判
定しているので、下り回線CIRを用いずに上り回線C
IR値のみを用いて判定を行なう場合に比べて、正確な
判定を行なうことができる。したがって、CIR判定の
ためのしきい値を高く設定する必要がなくなり、これに
より同一チャネルを使用した通信間の距離を短くするこ
とが可能となって、システムの収容可能呼量の増加、延
いては周波数利用効率の向上を図ることができる。
法では、実際に測定した上り回線のCIR値と、他の基
地局BS1からの搬送波受信レベルを基に推定した下り
回線CIR値とを使用して無線チャネルの使用可否を判
定しているので、下り回線CIRを用いずに上り回線C
IR値のみを用いて判定を行なう場合に比べて、正確な
判定を行なうことができる。したがって、CIR判定の
ためのしきい値を高く設定する必要がなくなり、これに
より同一チャネルを使用した通信間の距離を短くするこ
とが可能となって、システムの収容可能呼量の増加、延
いては周波数利用効率の向上を図ることができる。
【0057】しかも、基地局BS2における測定だけで
判定できるので、接続対象移動局PS2における受信レ
ベルの測定やこの接続対象移動局PS2から基地局BS
2への測定データの転送は不要となる。このため、制御
チャネルにおける通信量の増加や接続遅延の発生を低減
することができる。
判定できるので、接続対象移動局PS2における受信レ
ベルの測定やこの接続対象移動局PS2から基地局BS
2への測定データの転送は不要となる。このため、制御
チャネルにおける通信量の増加や接続遅延の発生を低減
することができる。
【0058】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では各基地局および移
動局の送信電力レベルがそれぞれ等しいシステムに本発
明を適用した場合を例にとって説明したが、基地局によ
ってあるいは移動局によって送信電力レベルが異なるシ
ステムにも適用できる。この場合には、移動局の送信電
力レベルを基地局に伝えてその値と受信レベルとから伝
播損失を求め、さらにこの伝播損失と他の基地局の送信
レベルとから移動局受信レベルを求める。そして、この
受信レベルを、基地局で測定した他の基地局の受信レベ
ルと比較することにより下り回線CIR値を求めること
ができる。
のではない。例えば、上記実施例では各基地局および移
動局の送信電力レベルがそれぞれ等しいシステムに本発
明を適用した場合を例にとって説明したが、基地局によ
ってあるいは移動局によって送信電力レベルが異なるシ
ステムにも適用できる。この場合には、移動局の送信電
力レベルを基地局に伝えてその値と受信レベルとから伝
播損失を求め、さらにこの伝播損失と他の基地局の送信
レベルとから移動局受信レベルを求める。そして、この
受信レベルを、基地局で測定した他の基地局の受信レベ
ルと比較することにより下り回線CIR値を求めること
ができる。
【0059】また、本発明の無線チャネル選択方法は、
上り回線と下り回線とで同一の無線周波数を使用するT
DD(Time Division Duplex)方式のシステムにおいて
特に有効である。しかし、それに限らず、通常の受信機
の他に周波数の異なる下り回線の信号レベルを測定する
ための設備を設けることにより、上り回線と下り回線と
で異なる無線周波数を使用するFDD(Frequency Divi
sion Duplex )方式のシステムにも適用することが可能
である。
上り回線と下り回線とで同一の無線周波数を使用するT
DD(Time Division Duplex)方式のシステムにおいて
特に有効である。しかし、それに限らず、通常の受信機
の他に周波数の異なる下り回線の信号レベルを測定する
ための設備を設けることにより、上り回線と下り回線と
で異なる無線周波数を使用するFDD(Frequency Divi
sion Duplex )方式のシステムにも適用することが可能
である。
【0060】その他、基地局の回路構成、無線チャネル
選択制御手段の制御手順および制御内容、移動通信シス
テムの種類等についても、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
選択制御手段の制御手順および制御内容、移動通信シス
テムの種類等についても、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の無線チャネ
ル選択方法では、接続対象の基地局と移動局との間を接
続するための無線チャネルを選択する際に、複数の無線
チャネルのうちの任意の無線チャネルを介して上記接続
対象の移動局から到来した搬送波の受信レベルと、上記
任意の無線チャネルと同一の無線チャネルを介して他の
移動局および他の基地局からそれぞれ到来した搬送波の
受信レベルとを上記接続対象の基地局でそれぞれ測定
し、この測定された上記接続対象の移動局から到来した
搬送波の受信レベルと上記他の移動局から到来した搬送
波の受信レベルとに基づいて、上記接続対象の移動局か
ら接続対象の基地局に向かう上り回線の受信波対干渉波
比を求めるとともに、上記測定された上記接続対象の移
動局から到来した搬送波の受信レベルと上記他の基地局
から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上記接
続対象の基地局から上記接続対象の移動局へ向かう下り
回線の受信波対干渉波比を推定し、この求められた上り
回線の受信波対干渉波比および下り回線の推定受信波対
干渉波比に基づいて上記任意の無線チャネルの使用の可
否を判定するようにしている。
ル選択方法では、接続対象の基地局と移動局との間を接
続するための無線チャネルを選択する際に、複数の無線
チャネルのうちの任意の無線チャネルを介して上記接続
対象の移動局から到来した搬送波の受信レベルと、上記
任意の無線チャネルと同一の無線チャネルを介して他の
移動局および他の基地局からそれぞれ到来した搬送波の
受信レベルとを上記接続対象の基地局でそれぞれ測定
し、この測定された上記接続対象の移動局から到来した
搬送波の受信レベルと上記他の移動局から到来した搬送
波の受信レベルとに基づいて、上記接続対象の移動局か
ら接続対象の基地局に向かう上り回線の受信波対干渉波
比を求めるとともに、上記測定された上記接続対象の移
動局から到来した搬送波の受信レベルと上記他の基地局
から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上記接
続対象の基地局から上記接続対象の移動局へ向かう下り
回線の受信波対干渉波比を推定し、この求められた上り
回線の受信波対干渉波比および下り回線の推定受信波対
干渉波比に基づいて上記任意の無線チャネルの使用の可
否を判定するようにしている。
【0062】また本発明の基地局装置では、受信レベル
測定手段と、第1および第2の干渉検出手段と、判定手
段とを備えている。そして、受信レベル測定手段におい
て、上記複数の移動局の一つとの間を接続するための無
線チャネルを選択する際に、上記複数の無線チャネルの
うちの任意の無線チャネルを介して上記接続対象の移動
局から到来した搬送波の受信レベルと、上記任意の無線
チャネルと同一の無線チャネルを介して他の移動局およ
び他の基地局装置からそれぞれ到来した搬送波の受信レ
ベルとをそれぞれ測定し、この測定された上記接続対象
の移動局から到来した搬送波の受信レベルと上記他の移
動局から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上
記第1の干渉検出手段により上記接続対象の移動局から
自己の基地局装置に向かう上り回線の受信波対干渉波比
を求めるとともに、測定された上記接続対象の移動局か
ら到来した搬送波の受信レベルと上記他の基地局装置か
ら到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上記第2
の干渉検出手段により自己の基地局装置から上記接続対
象の移動局へ向かう下り回線の受信波対干渉波比を推定
し、この求められた上り回線の受信波対干渉波比および
下り回線の推定受信波対干渉波比に基づいて上記任意の
無線チャネルの使用の可否を判定するようにしている。
測定手段と、第1および第2の干渉検出手段と、判定手
段とを備えている。そして、受信レベル測定手段におい
て、上記複数の移動局の一つとの間を接続するための無
線チャネルを選択する際に、上記複数の無線チャネルの
うちの任意の無線チャネルを介して上記接続対象の移動
局から到来した搬送波の受信レベルと、上記任意の無線
チャネルと同一の無線チャネルを介して他の移動局およ
び他の基地局装置からそれぞれ到来した搬送波の受信レ
ベルとをそれぞれ測定し、この測定された上記接続対象
の移動局から到来した搬送波の受信レベルと上記他の移
動局から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上
記第1の干渉検出手段により上記接続対象の移動局から
自己の基地局装置に向かう上り回線の受信波対干渉波比
を求めるとともに、測定された上記接続対象の移動局か
ら到来した搬送波の受信レベルと上記他の基地局装置か
ら到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、上記第2
の干渉検出手段により自己の基地局装置から上記接続対
象の移動局へ向かう下り回線の受信波対干渉波比を推定
し、この求められた上り回線の受信波対干渉波比および
下り回線の推定受信波対干渉波比に基づいて上記任意の
無線チャネルの使用の可否を判定するようにしている。
【0063】したがって本発明の無線チャネル選択方法
および基地局装置によれば、無線チャネルを割り当てる
際に、制御チャネルにおける通信量の増加や接続遅延の
発生を生じずに、しかも収容可能呼量を多く確保して周
波数利用効率を高めることができる移動通信システムの
無線チャネル選択方法および基地局装置を提供すること
ができる。
および基地局装置によれば、無線チャネルを割り当てる
際に、制御チャネルにおける通信量の増加や接続遅延の
発生を生じずに、しかも収容可能呼量を多く確保して周
波数利用効率を高めることができる移動通信システムの
無線チャネル選択方法および基地局装置を提供すること
ができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる移動通信システムで
使用される基地局の構成を示す回路ブロック図。
使用される基地局の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した基地局の制御部による無線チャネ
ル選択制御の手順および内容の前半部分を示すフローチ
ャート。
ル選択制御の手順および内容の前半部分を示すフローチ
ャート。
【図3】図1に示した基地局の制御部による無線チャネ
ル選択制御の手順および内容の後半部分を示すフローチ
ャート。
ル選択制御の手順および内容の後半部分を示すフローチ
ャート。
【図4】上り回線CIRおよび推定した下り回線CIR
を基に判定を行なう場合の回線測定の特性を示す図。
を基に判定を行なう場合の回線測定の特性を示す図。
【図5】本発明の一実施例における無線チャネルの使用
可否の判定のために測定する回線の説明図。
可否の判定のために測定する回線の説明図。
【図6】従来における無線チャネルの使用可否の判定の
ために測定する回線の説明図。
ために測定する回線の説明図。
【図7】従来における上り回線CIRおよび下り回線C
IRを基に判定を行なう場合の回線測定の特性を示す
図。
IRを基に判定を行なう場合の回線測定の特性を示す
図。
【図8】従来における上り回線CIRのみを基に判定を
行なう場合の回線測定の特性を示す図。
行なう場合の回線測定の特性を示す図。
BS1,BS2…基地局 PS1,PS2…
移動局 1…無線部 2…モデム部 3…TDMA部 4…通話部 5…回線インタフェース 6…制御部 11…アンテナ 12…高周波スイ
ッチ 13…受信部 14…周波数シン
セサイザ 15…送信部 16…受信電界強
度検出部(RSSI) 21…復調部 22…変調部 31…TDMAデコード部 32…TDMAエ
ンコード部 41…チャネルコーデック(CH−CODEC) 42…スピーチコーデック(SP−CODEC) L21,L22,Ld…伝播損失
移動局 1…無線部 2…モデム部 3…TDMA部 4…通話部 5…回線インタフェース 6…制御部 11…アンテナ 12…高周波スイ
ッチ 13…受信部 14…周波数シン
セサイザ 15…送信部 16…受信電界強
度検出部(RSSI) 21…復調部 22…変調部 31…TDMAデコード部 32…TDMAエ
ンコード部 41…チャネルコーデック(CH−CODEC) 42…スピーチコーデック(SP−CODEC) L21,L22,Ld…伝播損失
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の基地局と、複数の移動局とを有す
る移動通信システムにあって、前記各基地局と各移動局
との間を複数の無線チャネルの中から適当な無線チャネ
ルを選択して接続する無線チャネル選択方法において、 前記各基地局および各移動局のうちの接続対象の基地局
と移動局との間を接続するための無線チャネルを選択す
る際に、 前記複数の無線チャネルのうちの任意の無線チャネルを
介して前記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信
レベルと、前記任意の無線チャネルと同一の無線チャネ
ルを介して他の移動局および他の基地局からそれぞれ到
来した搬送波の受信レベルとを前記接続対象の基地局で
それぞれ測定する工程と、 測定された前記接続対象の移動局から到来した搬送波の
受信レベルと前記他の移動局から到来した搬送波の受信
レベルとに基づいて、前記接続対象の移動局から接続対
象の基地局に向かう上り回線の受信波対干渉波比を求め
る工程と、 測定された前記接続対象の移動局から到来した搬送波の
受信レベルと前記他の基地局から到来した搬送波の受信
レベルとに基づいて、前記接続対象の基地局から前記接
続対象の移動局へ向かう下り回線の受信波対干渉波比を
推定する工程と、 前記上り回線の受信波対干渉波比および下り回線の推定
受信波対干渉波比に基づいて前記任意の無線チャネルの
使用の可否を判定する工程とを備えたことを特徴とする
移動通信システムの無線チャネル選択方法。 - 【請求項2】 複数の基地局装置と、複数の移動局とを
有し、これらの各基地局装置と各移動局との間を複数の
無線チャネルの中から適当な無線チャネルを選択して接
続する移動通信システムにおいて使用される前記基地局
装置において、 前記複数の無線チャネルのうちの任意の無線チャネルを
介して前記接続対象の移動局から到来した搬送波の受信
レベルと、前記任意の無線チャネルと同一の無線チャネ
ルを介して他の移動局および他の基地局装置からそれぞ
れ到来した搬送波の受信レベルとをそれぞれ測定するた
めの受信レベル測定手段と、 この受信レベル測定手段により測定された前記接続対象
の移動局から到来した搬送波の受信レベルと前記他の移
動局から到来した搬送波の受信レベルとに基づいて、前
記接続対象の移動局から自己の基地局装置に向かう上り
回線の受信波対干渉波比を求めるための第1の干渉検出
手段と、 前記受信レベル測定手段により測定された前記接続対象
の移動局から到来した搬送波の受信レベルと前記他の基
地局装置から到来した搬送波の受信レベルとに基づい
て、自己の基地局装置から前記接続対象の移動局へ向か
う下り回線の受信波対干渉波比を推定するための第2の
干渉検出手段と、 前記第1および第2の干渉検出手段により得られた上り
回線の受信波対干渉波比および下り回線の推定受信波対
干渉波比に基づいて前記任意の無線チャネルの使用の可
否を判定するための判定手段とを具備したことを特徴と
する移動通信システムの基地局装置。 - 【請求項3】 複数の基地局装置の送信レベルおよび複
数の移動局の送信レベルがそれぞれ同一値に設定されて
いる場合に、 第1の干渉検出手段は、接続対象の移動局から到来した
搬送波の受信レベルと前記移動局の送信レベルとから前
記接続対象の移動局から自己の基地局装置へ向かう伝送
路の伝播損失を求めるとともに、他の移動局から到来し
た搬送波の受信レベルと前記移動局の送信レベルとから
前記他の移動局から自己の基地局装置へ向かう伝送路の
伝播損失を求め、これらの伝播損失の差を基に前記接続
対象の移動局から自己の基地局装置に向かう上り回線の
受信波対干渉波比を求めることを特徴とする請求項2に
記載の移動通信システムの基地局装置。 - 【請求項4】 複数の基地局装置の送信レベルおよび複
数の移動局の送信レベルがそれぞれ同一値に設定されて
いる場合に、 第2の干渉検出手段は、接続対象の移動局から到来した
搬送波の受信レベルと前記移動局の送信レベルとから前
記接続対象の移動局から自己の基地局装置へ向かう伝送
路の伝播損失を求めるとともに、他の基地局装置から到
来した搬送波の受信レベルと前記基地局装置の送信レベ
ルとから前記他の基地局装置から自己の基地局装置へ向
かう伝送路の伝播損失を求め、これらの伝播損失の差を
基に自己の基地局装置から前記接続対象の移動局に向か
う下り回線の受信波対干渉波比を推定することを特徴と
する請求項2に記載の移動通信システムの基地局装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7023011A JPH08223106A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 移動通信システムの無線チャネル選択方法および基地局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7023011A JPH08223106A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 移動通信システムの無線チャネル選択方法および基地局装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223106A true JPH08223106A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12098561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7023011A Pending JPH08223106A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 移動通信システムの無線チャネル選択方法および基地局装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08223106A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7130638B2 (en) | 2000-12-22 | 2006-10-31 | Ntt Docomo, Inc. | Radio resource allocation method and base station using the same |
| WO2008044510A1 (en) * | 2006-09-25 | 2008-04-17 | Sony Corporation | Communication device and communication system |
| WO2009022473A1 (ja) | 2007-08-14 | 2009-02-19 | Panasonic Corporation | 無線通信システム、スケジューリング方法、無線基地局装置、及び無線端末装置 |
| US8041311B2 (en) | 2006-09-08 | 2011-10-18 | Ntt Docomo, Inc. | Radio communication control apparatus and radio communication control method |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7023011A patent/JPH08223106A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7130638B2 (en) | 2000-12-22 | 2006-10-31 | Ntt Docomo, Inc. | Radio resource allocation method and base station using the same |
| US8041311B2 (en) | 2006-09-08 | 2011-10-18 | Ntt Docomo, Inc. | Radio communication control apparatus and radio communication control method |
| US8135356B2 (en) | 2006-09-08 | 2012-03-13 | Ntt Docomo, Inc. | Radio communication control apparatus and radio communication control method |
| WO2008044510A1 (en) * | 2006-09-25 | 2008-04-17 | Sony Corporation | Communication device and communication system |
| WO2009022473A1 (ja) | 2007-08-14 | 2009-02-19 | Panasonic Corporation | 無線通信システム、スケジューリング方法、無線基地局装置、及び無線端末装置 |
| JP5079007B2 (ja) * | 2007-08-14 | 2012-11-21 | パナソニック株式会社 | 無線通信システム、スケジューリング方法、基地局装置、及び端末装置 |
| US8644175B2 (en) | 2007-08-14 | 2014-02-04 | Panasonic Corporation | Radio communication system, scheduling method, radio base station device, and radio terminal |
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