JPH0822363B2 - 冷却装置のフィルターサイン表示装置 - Google Patents

冷却装置のフィルターサイン表示装置

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JPH0822363B2
JPH0822363B2 JP2096673A JP9667390A JPH0822363B2 JP H0822363 B2 JPH0822363 B2 JP H0822363B2 JP 2096673 A JP2096673 A JP 2096673A JP 9667390 A JP9667390 A JP 9667390A JP H0822363 B2 JPH0822363 B2 JP H0822363B2
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正光 北岸
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冷却装置に用いられるフィルターの清掃
時期がきたことを示すフィルターサインを表示するため
の、冷却装置のフィルターサイン表示装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、冷却装置には、被冷却物質を浄化するためなど
のフィルターが設けられている。フィルターは清掃後、
所定時間使用すると目づまり状態となるため、通常、冷
却装置には、特開昭59-208344に開示されたフィルター
清掃表示装置などのように、フィルターの清掃時期がき
たことを示すフィルターサインを表示するための装置が
設けられている。
すなわち、前回のフィルター清掃時からの冷却装置の
運転時間を積算し、予め設定されたフィルターサイン設
定時間を越えると、フィルターに目づまりが生じている
とみなし、フィルターの清掃を指示するフィルターサイ
ンを表示している。このフィルターサインの表示によ
り、ユーザは冷却装置のフィルター清掃時期を知ること
ができる。
そして、フィルターサインが一度表示されると、フィ
ルター清掃後に、運転時間を0にリセットして、再び運
転時間を積算することにより、同様にして次回のフィル
ターサインの表示を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、冷却装置の出荷時からの運転時間(以下、
「総合運転時間」という。)を記録しておくことも、装
置の耐久性等を調べる上で重要であると考えられてい
る。しかしながら、従来の冷却装置のフィルターサイン
表示装置では、上述したように、一度フィルターサイン
が表示されフィルターの清掃が行われると、積算された
運転時間は0にリセットされてしまう。このため、従来
のフィルターサイン表示装置では、総合運転時間の記録
機能を兼ねることはできなかった。
したがって、総合運転時間を記録するには、別途に総
合運転時間の記録のための装置を設ける必要があった。
しかしながら、フィルターサインの表示と総合運転時間
の記録は、冷却装置の運転時間を積算するという点では
共通しており、このような共通点を有する2つの機能を
別個の装置として設けることは、これらの装置の実現に
不可欠なメモリの容量,書込み回数等に制限があること
から、効率的とはいえないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、総合運転時間の記録機能を備えた冷却装置
のフィルターサイン表示装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明にかかる冷却装
置のフィルターサイン表示装置は、第1図に示すように
構成される。すなわち、初回電源投入時からの運転時間
である運転積算時間が、運転積算時間カウント手段(10
0)によりカウントされる。直近フィルター清掃時間保
存手段(101)は、直近フィルター清掃時における前記
運転積算時間である直近フィルター清掃時間を保存す
る。一方、フィルターサイン設定時間付与手段(102)
は、フィルター清掃時間間隔を示すフィルターサイン設
定時間を付与する。フィルターサイン表示時間設定手段
(103)は、前記直近フィルター清掃時間に、前記フィ
ルターサイン設定時間を加えて、フィルターサイン表示
時間を設定する。そして、前記運転積算時間が前記フィ
ルターサイン表示時間を越えた場合に、フィルターサイ
ン表示信号出力手段(104)によりフィルターサイン表
示信号が出力される。このフィルターサイン表示信号に
応答して、フィルターサイン表示手段(105)はフィル
ターサインを表示する。一方、所定の操作により、フィ
ルターサインリセット信号出力手段(106)よりフィル
ターサインリセット信号が出力され、このフィルターサ
インリセット信号に応答して、直近フィルター清掃時間
書換え手段(107)は、前記直近フィルター清掃時間保
存手段(101)に保存された前記直近フィルター清掃時
間を、その時点での前記運転積算時間に変更する。
また、前記運転積算時間カウント手段(100)は、前
記運転積算時間を記憶する記憶部(100a)と、電源投入
直後に、前記記憶部(100a)より前記運転積算時間を読
出し、前記運転積算時間の読出しエラーをチェックし、
読出しエラーが発生しなかった場合、読出した前記運転
積算時間をそのまま出力し、読出しエラーが発生した場
合、前記直近フィルター清掃時間保存手段(101)より
得た前記直近フィルター清掃時間を、前記運転積算時間
として出力するエラーチェック部(100b)と、前記エラ
ーチェック部より出力された時間を起点として運転時間
をカウントし、所定時間間隔ごとに前記運転積算時間を
前記記憶部(100a)に格納するカウント部(100c)とに
より構成してもよい。
さらに、前記直近フィルター清掃時間保存手段(10
1)は、前記直近フィルター清掃時間を保存する記憶部
(101a)と、電源投入直後に前記記憶部(101a)より前
記直近フィルター清掃時間を読出し、前記直近フィルタ
ー清掃時間の読出しエラーをチェックし、読出しエラー
が発生しなかった場合、読出した前記直近フィルター清
掃時間をそのまま出力し、読出しエラーが発生した場
合、前記直近フィルター清掃時間として、予め設定され
た所定の時間を出力するとともに、前記フィルターサイ
ン表示信号を前記フィルターサイン表示手段(105)に
出力するエラーチェック部(101b)により構成してもよ
い。
〔作用〕
この発明におけるフィルターサイン表示信号出力手段
(104)は、直近フィルター清掃時間にフィルターサイ
ン設定時間を加えた時間である、フィルターサイン表示
時間を運転積算時間を越えたときに、フィルターサイン
表示信号を出力して、フィルターサイン表示手段(10
5)によるフィルターサインの表示を行わせているた
め、フィルターサイン表示後に運転積算時間をリセット
する必要がない。
また、運転積算時間カウント手段(100)内に記憶部
(100a)とエラーチェック部(100b)とを設け、記憶部
(100a)からの運転積算時間の読出し時に読出しエラー
が生じた場合に、運転積算時間を直近フィルター清掃時
間保存手段(101)より得られる直近フィルター清掃時
間に設定するようにすると、運転積算時間が無効になっ
てしまうことがない。
さらに、直近フィルター清掃時間保存手段(101)内
に記憶部(101a)とエラーチェック部(101b)とを設
け、記憶部(101a)からの直近フィルター清掃時間の読
出し時に読出しエラーが生じた場合に、フィルターサイ
ン表示信号をフィルターサイン表示手段(105)に出力
し、フィルターサインの表示を行うようにすると、読出
しエラーの発生を外部に知らせることができる。
〔実施例〕
以下、第1図に示す構成を有するこの発明を具体化し
た実施例について説明する。
第2図は、この発明が好適に適用される工作液冷却装
置1を示す概略図である。工作液冷却装置1は、例えば
研削盤やマシニングセンタなどの工作機械2の研削液や
主軸潤滑油など(以下「工作液」という)を冷却するた
めの装置であり、工作機械2と工作液冷却装置1間に循
環して流される工作液を冷却し、工作機械2の動作中に
おいても、工作液の温度を所定温度に維持する。この温
度制御により、高精度加工が容易になるとともに、工具
寿命の延長、工作液の劣化抑制、工作機械2の稼動率向
上などが実現される。
第3図は、工作液冷却装置1の内部を示す構成図であ
る。同図に示すように、工作液冷却装置1のハウジング
側壁に設けられた工作液入口3から工作液出口4にかけ
て、工作機械2の工作液が通過する工作液循環経路5が
形成されている。
工作液循環経路5中には、工作液入口3側から順に、
ポンプ6,蒸発器7が介挿されている。ポンプ6はモータ
8により回転駆動され、このポンプ6の駆動により工作
液冷却装置1,工作機械2間で工作液を強制循環させてい
る。また、工作液循環経路5中の蒸発器7の入口側に
は、工作液の液温を検知するための液温サーミスタ16が
設けられている。
一方、工作液冷却装置1は、圧縮機9から凝縮器10,
電子膨脹弁11,蒸発器7及びアキュームレータ12を経て
圧縮機9に戻るループより成る冷媒経路17を有してい
る。この冷媒経路17中の圧縮機9は、制御部30からの指
令に基づき、インバータ15により運転周波数が可変に駆
動される。また、凝縮器10には、冷却用のファン13が付
加されており、このファン13はモータ14により回転駆動
される。
上記した冷媒経路17において、圧縮機9で圧縮された
高圧ホットガスが凝縮器10内で放熱して液化し、この液
冷媒が電子膨脹弁11にて絞り膨脹されて蒸発器7で工作
液循環経路5を流れる工作液の熱を奪って気化する。そ
の結果、蒸発器7中で工作液は冷却される。そして、蒸
発器7を通過した気体状の冷媒は、アキュームレータ12
を通過することにより液相成分が取除かれ、完全な気体
として圧縮機9に戻る。
このようにして、工作液冷却装置1は、工作液循環経
路5中を流れる工作液を冷却し、再び工作機械2に供給
することにより、工作機械2の動作中においても、工作
液の温度を所定温度に維持している。
第4図は、工作液冷却装置1の外観を示す斜視図であ
る。同図に示すように、装置1の前面にフィルター18が
設けられており、前面上部右端に点灯することによりフ
ィルターサインを表示するLED19が設けられている。
第5図は工作液冷却装置1の制御部30を示すブロック
構成図である。
同図に示すように、CPU31は、インバータ15、LED19、
EEPROM33、およびタイマ36に接続されている。また、CP
U31には、後に詳述するフィルターサインリセット信号
R及びフィルターサイン設定信号STFSが外部入力信号と
して与えられる。
インバータ15はCPU31から指令される運転周波数ステ
ップNに従った運転周波数で稼動する。第1表に運転周
波数ステップNとインバータ15の運転周波数Fとの関係
を示す。第1表に示すように運転周波数ステップNが0
の時、インバータ15の運転周波数Fも0、つまり、圧縮
機9が停止状態となる。以下、運転周波数ステップNが
増すごとに、運転周波数Fも増し、運転周波数ステップ
Nが16の時、運転周波数Fが最大値120Hzとなる。
図示しない操作パネルを通じて工作液の所望の温度が
設定され、CPU31は通常動作時には、この設定温度と液
温サーミスタ16により検出される工作液温度とから運転
周波数ステップNを決定している。
また、CPU31はEEPROM33に総合積算運転時間TS及びフ
ィルターサインリセット時間TFRの読み書きを行ってい
る。ここで、総合運転積算時間TSとは、初回電源投入時
から積算された運転時間のことであり、またフィルター
サインリセット時間TFRとは、直近のフィルターサイン
リセット信号Rが入力された時点における総合運転積算
時間TSのことである。フィルターサインリセット信号R
は、通常、フィルター清掃直後にサービスマン等が入力
する信号であり、したがってフィルターサインリセット
時間TFRは前回のフィルター清掃時間を示しているとい
える。また、前述したフィルターサイン設定信号STFSは
外部よりフィルターサイン設定時間TFSを設定するため
の信号であり、このフィルターサイン設定時間TFSはフ
ィルター清掃のための時間間隔を示している。すなわち
前回清掃後、フィルターサイン設定時間TFSに相当する
時間が経過すると、フィルターに目づまりが生じている
と推定している。なお、この実施例では、フィルターサ
イン設定時間TFSとして200時間、500時間、1000時間の
3種類が用意され、図示しない操作パネルの操作スイッ
チを切換えて適宜選択することができるようになってい
る。
また、CPU31はLED19を点灯させることによりフィルタ
ーサイン表示を行っており、タイマ36は工作液冷却装置
1の運転中において1時間経過ごとにタイムアップ信号
をCPU31に出力している。
第6図は、CPU31によって行われる動作を示すフロー
チャートである。以下、同図を参照しつつ、本実施例に
おけるフィルターサイン表示動作の説明をする。なお、
この動作を行うためのプログラムは、予め図示しないRO
M等に記憶されている。
なお、この動作の前提として、CPU31はタイマ36から
タイムアップ信号を受けるごとに、すなわち工作液冷却
装置1の運転中の1時間経過ごとに、EEPROM33から総合
運転積算時間TSを読み出し、これに1を加算し、再びEE
PROM33に格納する処理を行っている。この処理により、
初回電源投入時から積算された運転時間である総合運転
積算時間TSが常にEEPROM33に格納されていることにな
る。またCPU31は、フィルターサインリセット信号Rを
受けるごとに、その時点における総合運転積算時間TSを
EEPROM33から読み出し、これをフィルターサインリセッ
ト時間TFRとしてEEPROM33に書き込む処理を行ってい
る。この処理により、フィルターサインリセット信号R
が与えられるごとに、EEPROM33に格納されたフィルター
サインリセット時間TFRが更新されることになる。
第6図において、まずステップS1で装置1に電源が投
入されると、ステップS2でEEPROM33に格納された総合運
転積算時間TSを読出す。次にステップS3で総合運転積算
時間TSの読出しエラーのチェックがなされる。読出しエ
ラーのチェックのための処理としては、例えば総合運転
積算時間TSの他に総合運転積算時間TSの2の補数等の、
総合運転積算時間TSに相関のあるデータをEEPROM33の別
エリアに保存しておき、これらのデータを総合運転積算
時間TSの読出し時に同時に読出して、双方を比較するこ
とにより読出しエラー発生の有無を調べる等の処理が考
えられる。
ステップS3で読出しエラーが検出されなければ、総合
運転積算時間TSに誤りがないとみなし、ステップS4に移
る。ステップS4では、EEPROM33からフィルターサインリ
セット時間TFRを読出す。そして、ステップS5でフィル
ターサインリセット時間TFRの読出しエラーのチェック
がなされる。
ステップS5でフィルターサインリセット時間TFRに読
出しエラーが検知されなければ、読出した総合運転積算
時間TS及びフィルターサインリセット時間TFRともに誤
りはないとみなし、ステップS6で両データTS,TFRを変更
せずに、そのままの状態でステップS12に移る。
ステップS5でフィルターサインリセット時間TFRの読
出しエラーが検知されると、ステップS7に移る。ステッ
プS7では、総合運転積算時間TSはそのまま用いるが、読
出したフィルターサインリセット時間TFRには誤りがあ
るとみなし、このデータは廃棄する。その結果、正確な
フィルターサイン動作が不可能になるため、安全のため
この時点でフィルター18が目づまり状態に至ったものと
みなし、フィルターサインをLED35に表示した上で、フ
ィルターサイン表示後の動作を行うステップS18に移
る。
ステップS3で、総合運転積算時間TSの読出しエラーが
検知されると、ステップS8に移り、EEPROM33からフィル
ターサインリセット時間TFRを読出し、ステップS9でフ
ィルターサインリセット時間TFRの読出しエラーのチェ
ックがなされる。
ステップS9でフィルターサインリセット時間TFRの読
出しエラーが検知されなければ、ステップS10に移る。
ステップS10では、読出したフィルターサインリセット
時間TFRのみ正しいとみなし、このデータのみを採用す
る。誤りとみなされる総合運転積算時間TSの値は、フィ
ルターサインリセット時間TFRの値で置換する。その理
由については後に詳しく説明する。そしてステップS12
に移る。
ステップS9でフィルターサインリセット時間TFRの読
出しエラーが検出されると、ステップS11に移る。ステ
ップS11では、読出したデータTS,TFRが共に誤りである
とみなし、これらを廃棄する。すなわち、総合運転積算
時間TSを0に設定するとともに、フィルターサイン表示
動作が不可能になるため、フィルターサインをLED19に
表示し、フィルターサイン表示後の動作を行うステップ
S18に移る。
ステップS12では、オペレータが図示しない操作パネ
ルの操作スイッチを操作することにより設定したフィル
ターサイン設定時間TFSを、該スイッチの切換位置に対
応したフィルターサイン設定信号STFSを検知することに
より取り込む。
次に、ステップS13で、フィルターサインタイムアッ
プ時間TFの計算を次の(1)式に従い行う。
TF=TFR+TFS …(1) そして、ステップS14で総合運転積算時間TSとフィル
ターサインタイムアップ時間TFとの比較を行い、TS<TF
であれば、未だフィルター18は目づまり状態に至ってお
らず、フィルター18を清掃する必要がないとみなし、ス
テップS15に移る。
ステップS15では、1時間毎に出力されるタイマ36の
タイムアップ信号を検知し、タイムアップ信号を受信す
ると、ステップS16で総合運転積算時間TSを1アップカ
ウントし、その内容をEEPROM33に書込み、ステップS14
に戻る。
ステップS14で、TS≧TFと判断されると、フィルター
は既に目づまり状態であるとみなし、ステップS17でLED
19を点灯させ、フィルターサイン表示を行う。
次に、ステップS18で、フィルターサインリセット信
号Rが入力されるまで待つ。そして、フィルターサイン
リセット信号Rが入力されると、ステップS19でフィル
ターサインリセット時間TFRを総合運転積算時間TSに置
換することにより、フィルターサインリセット時間TFR
の再設定を行う。
このようにフィルターサイン表示を行うことにより、
総合運転積算時間TSをリセットすることなく、そのまま
の値を用いることができる。このため、総合運転積算時
間TSを記録しながらフィルターサインの表示が行える。
また、EEPROM33より読出した総合運転積算時間TSに誤
りがあった場合、代わりにフィルターサインリセット時
間TFRを用いている。フィルターサインリセット時間TFR
は直近のフィルターサインリセット信号Rが入力された
時点における総合運転積算時間TSのことであるので、フ
ィルターサインリセット時間TFRを総合運転積算時間TS
の代りに用いることによる誤差は、最大でフィルターサ
イン設定時間TFSとなる。この時間TFSはほとんどの場合
総合運転積算時間TSに比べかなり小さい値であろうと考
えられるため、上記の置換えによって総合運転積算時間
TSが大きく狂うことはない。このようにして、読出した
総合運転積算時間TSに誤りがあっても、総合運転積算時
間TSに比較的近い値に補正することができ、総合運転積
算時間TSの信頼性を向上させることができる。また読出
しエラーの発生によって総合運転積算時間TSが無効にな
ってしまうこともない。
また、EEPROM33より読出したフィルターサインリセッ
ト時間TFRに誤りがあった場合、フィルターサインの表
示を行いユーザにフィルターサインリセット信号Rの入
力を催促している。フィルターサインリセット信号Rが
入力されるとフィルターサインリセット時間TFRは現時
点での総合運転積算時間TSに設定されるため、誤ってフ
ィルターサインリセット時間TFRに基づき、フィルター
サインの表示動作が行われることが回避される。
ところで、EEPROM33への書込み回数には制限があるた
め、最も頻繁(1時間ごと)に書換えを行わなければな
らない総合運転積算時間TSの書込みを、以下に述べるよ
うに行うことが考えられる。
例えば、保障回数が10000回で1つのアドレスに対し
8ビット(0〜255)の情報が書込み可能なEEPROMに対
して約40000回の書込みを行いたい場合を想定する。
この場合、1つのアドレスに対して、0〜255までの
数を順々に書き込んでいく動作が、 10000/256=39.06 より、39回繰り返し可能である。
そこで、約40000回の書込みを実現するため、1つの
データ(例えば総合運転積算時間TS)の書込みを5つの
アドレスにおいて行うようにする。以下、5つのアドレ
スのそれぞれをA1,A2,A3,A4,A5とする。
まず、A1=A2=A3=A4=A5=0の状態を初期状態、つ
まり、カウント値「0」とする。
そして、アドレスA1のデータを、総合運転積算時間TS
がアップカウントするごとに、1ずつアップカウントし
て書込んでいく。アドレスA1のデータが「255」に達す
ると、アドレスA1のデータをそのままにし、次はアドレ
スA2のデータを総合運転積算時間TSが1アップカウント
するごとに1ずつアップカウントして書込んでいく。以
下、同様にして順次アドレスA3,A4のデータを書込んで
いく。このように書込んでいくと、総合運転積算時間TS
が1020(255×4)をカウントした状態においてアドレ
スA1〜A4のデータが全て「255」となる。その後、総合
運転積算時間TSが1アップカウントすると、アドレスA1
〜A4のデータを全て「0」に書換え、アドレスA5のデー
タを「0」から1アップカウントした「1」に書換え
る。
以上の動作を1サイクルとすると、1サイクルで1021
までのカウントを行っていることになる。1サイクルに
おいてアドレスA1〜A4それぞれは256回の書込みを行っ
たことになることから、保障回数が10000回という制限
の下では、最大39サイクル繰り返すことができる。
上記したカウント動作を39サイクル実行すると、(10
21×39=39819)までのアウントを、保障回数10000を越
えることなく行うことができ、保証回数の低いEEPROMの
有効利用が図れる。
なお、この実施例では、工作液冷却装置のフィルター
サイン表示装置について述べたが、この発明は、フィル
ターを有するあらゆる冷却装置に適用できる。また、そ
のフィルターも、上記実施例のように装置内部に清浄な
外気を取り込むためのフィルターだけでなく、例えば被
冷却物質を浄化するためのフィルターなど、他のフィル
ターであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように構成されているので、次
に記載する効果を奏する。
請求項1の冷却装置のフィルターサイン表示装置によ
れば、直近フィルター清掃時間にフィルターサイン設定
時間を加えた時間であるフィルターサイン表示時間を運
転積算時間が越えたときに、フィルターサイン表示信号
出力手段(104)がフィルターサイン表示信号を出力
し、これに応答してフィルターサイン表示手段(105)
がフィルターサインの表示を行うようにしているため、
フィルターサイン表示後に運転積算時間をリセットする
必要がない。従って、運転積算時間を記録しながらフィ
ルターサインの表示が行える。
また、請求項2の冷却装置のフィルターサイン表示装
置によれば、運転積算時間カウント手段(101)内に記
憶部(100a)とエラーチェック部(100b)とを設け、記
憶部(100a)からの運転積算時間の読出し時に読出しエ
ラーが生じた場合に、運転積算時間を直近フィルター清
掃時間保存手段(101)より得られる直近フィルター清
掃時間に設定すようにしているので、運転積算時間が無
効になってしまうことがなく、運転積算時間の信頼性を
向上させることができる。
また、請求項3の冷却装置のフィルターサイン表示方
法によれば、直近フィルター清掃時間保存手段(101)
内に記憶部(101a)とエラーチェック部(101b)とを設
け、記憶部(101a)からの直近フィルター清掃時間の読
出し時に読出しエラーが生じた場合、フィルターサイン
表示信号をフィルター表示手段(105)に出力すること
により、フィルターサイン表示を行うようにしているの
で、読出しエラーの発生を外部に知らせることができ
る。また直近フィルター清掃時間として所定の時間を出
力するようにしているので、誤った直近フィルター清掃
時間に基づいたフィルターサイン表示動作を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による冷却装置のフィルターサイン表
示装置の構成を示すブロック構成図、第2図はこの発明
に適用される工作液冷却装置を示す概略図、第3図は第
2図で示した工作液冷却装置の内部を示す構成図、第4
図は工作液冷却装置の外観を示す斜視図、第5図は工作
液冷却装置の制御部を示すブロック構成図、第6図はCP
Uによって行われる動作を示すフローチャートである。 7……蒸発器、9……圧縮機、10……凝縮器、11……電
子膨脹弁、15……インバータ、17……冷媒経路、18……
フィルター、19……LED、31……CPU、33……EEPROM、36
……タイマ なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却装置(1)に用いられるフィルター
    (18)の清掃時期がきたことを示すフィルターサインを
    表示する装置であって、 初回電源投入時からの運転時間である運転積算時間をカ
    ウントする運転積算時間カウント手段(100)と、 直近のフィルター清掃時における前記運転積算時間であ
    る直近フィルター清掃時間を保存する直近フィルター清
    掃時間保存手段(101)と、 フィルター清掃時間間隔を示すフィルターサイン設定時
    間を付与するフィルターサイン設定時間付与手段(10
    2)と、 前記直近フィルター清掃時間に、前記フィルターサイン
    設定時間を加えて、フィルターサイン表示時間を設定す
    るフィルターサイン表示時間設定手段(103)と、 前記運転積算時間が前記フィルターサイン表示時間を越
    えた場合にフィルターサイン表示信号を出力するフィル
    ターサイン表示信号出力手段(104)と、 前記フィルターサイン表示信号に応答してフィルターサ
    インを表示するフィルターサイン表示手段(105)と、 所定の操作により、フィルターサインリセット信号を出
    力するフィルターサインリセット信号出力手段(106)
    と、 前記フィルターサインリセット信号に応答して、前記直
    近フィルター清掃時間保存手段(101)に保存された前
    記直近フィルター清掃時間を、その時点での前記運転積
    算時間に変更する直近フィルター清掃時間書換え手段
    (107)とを備える冷却装置のフィルターサイン表示装
    置。
  2. 【請求項2】前記運転積算時間カウント手段(100)
    は、 前記運転積算時間を記憶する記憶部(100a)と、 電源投入直後に、前記記憶部(100a)より前記運転積算
    時間を読出し、前記運転積算時間の読出しエラーをチェ
    ックし、読出しエラーが発生しなかった場合、読出した
    前記運転積算時間をそのまま出力し、読出しエラーが発
    生した場合、前記直近フィルター清掃時間保存手段(10
    1)より得た前記直近フィルター清掃時間を、前記運転
    積算時間として出力するエラーチェック部(100b)と、 前記エラーチェック部(100b)より出力された時間を起
    点として、運転時間をカウントし、所定時間間隔ごとに
    前記運転積算時間を前記記憶部(100a)に格納するカウ
    ント部(100c)とを備える請求項1記載の冷却装置のフ
    ィルターサイン表示装置。
  3. 【請求項3】前記直近フィルター清掃時間保存手段(10
    1)は、 前記直近フィルター清掃時間を保存する記憶部(101a)
    と、 電源投入直後に前記記憶部(101a)より前記直近フィル
    ター清掃時間を読出し、前記直近フィルター清掃時間の
    読出しエラーをチェックし、読出しエラーが発生しなか
    った場合、読出した前記直近フィルター清掃時間をその
    まま出力し、読出しエラーが発生した場合、前記直近フ
    ィルター清掃時間として、所定の時間を出力するととも
    に、前記フィルターサイン表示信号を前記フィルターサ
    イン表示手段(105)に出力するエラーチェック部(101
    b)とを備える請求項2記載の冷却装置のフィルターサ
    イン表示装置。
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