JPH08223947A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH08223947A
JPH08223947A JP7030681A JP3068195A JPH08223947A JP H08223947 A JPH08223947 A JP H08223947A JP 7030681 A JP7030681 A JP 7030681A JP 3068195 A JP3068195 A JP 3068195A JP H08223947 A JPH08223947 A JP H08223947A
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JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic motor
stator
elastic body
protrusion
motor according
Prior art date
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Pending
Application number
JP7030681A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Kunimatsu
修二 国松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7030681A priority Critical patent/JPH08223947A/ja
Publication of JPH08223947A publication Critical patent/JPH08223947A/ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 突起の加工に手間をかけることなく、出力が
大きく、効率のよい超音波モータを提供する。 【構成】 駆動面に振動波を発生する弾性体11と、弾
性体11の駆動面に摩擦接触する被駆動面を有し、振動
波により移動する移動子2とを備え、弾性体11の駆動
面に、ほぼ一定間隔で多数設けられ、かつ、移動子2の
移動方向に対して略直交する方向に設けられた微細溝1
1bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性体と相対運動部材
との摺動面を改良した超音波モータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の超音波モータの一例を示
す斜視図、図8は、従来例に係る超音波モータの固定子
を部分的に示す拡大斜視図である。従来の超音波モータ
は、固定子1と移動子2とを備えている。固定子1は、
弾性体11と、この弾性体11に接着され、駆動信号を
印加することにより励振する圧電体12とから構成され
ている。また、移動子2は、移動子母材21と、この移
動子母材21に貼付され、固定子1の弾性体11の駆動
面に接する摺動部材22とから構成されている。
【0003】弾性体11は、駆動面側に多数の突起11
aが成形されており(特公平1−40597参照)、こ
の突起11aによって、振動の拡大効果を得ている。こ
の突起11aは、図8に示すように、突起高さLを大き
く、突起幅Wを小さくすることにより、駆動方向の力が
効率よく得られる。この突起11aは、突起高さLを大
きくしても、突起幅Wがある程度小さくならないと、固
定子1の全体の剛性が大きくなってしまうので、振動を
発生させるのに必要なエネルギーが増加して、不利にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の超音波モータにおいて、固定子11は、実際に理想的
な突起形状に加工する場合に、ベース厚L0と突起11
aの高さLを足した厚みの固定子ブランク材に、図8に
示すように、深い溝加工を施すことになり、加工が難し
かった。また、この突起11aの端面は、後加工により
1μm以下の平面度に仕上げる必要性があるので、突起
高さは、ベース厚L0の2〜4倍程度が加工上の限界で
あった。
【0005】一方、固定子は、突起のない端面にプラス
チックの層を形成するもの(特開昭63−220773
号)、突起の端面を円弧状に加工したり、面取りを施す
(特開昭63−283475号)等の工夫したもの、摺
動部材の様々な組み合わせたもの等が提案されている。
しかし、前記いずれの提案も、前述したような突起形状
の高さを大きくし、溝幅を小さくすること以上の効果が
ないのが実状である。以上のように、従来の固定子11
は、加工上の制約により、突起形状を細く、高くするこ
とができず、性能向上のための設計は、自由度が非常に
狭いものであった。本発明の目的は、簡単な構成によ
り、出力が大きく、効率のよい超音波モータを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、駆動面に振動波を発生する弾性
体と、前記弾性体の駆動面に摩擦接触する被駆動面を有
し、前記振動波により移動する相対運動部材とを備えた
超音波モータにおいて、前記弾性体の駆動面と前記相対
運動部材の被駆動面の少なくとも一方に、微細溝を設け
たことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の超音
波モータにおいて、前記微細溝は、ほぼ一定間隔で複数
設けられていることを特徴としている。請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2に記載の超音波モータにおい
て、前記微細溝は、前記相対運動部材の移動方向に対し
てほぼ直交する方向に設けられることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、弾性体の駆動面と相対運動部
材の被駆動面の少なくとも一方に微細溝を設けたので、
その微細溝のエッジ効果により、相対運動部材の被駆動
面の引っ掛かりを利用して、摩擦力を調整し、摩擦駆動
を効率的に行うことができる。このために、超音波モー
タは、加工の困難な、突起形状を設計することなく、駆
動トルク、駆動効率を向上させることができる。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面等を参照して、実施例につ
いて、さらに詳しく説明する。図1は、本発明による超
音波モータの第1の実施例を部分的に示す斜視図、図2
は、第1の実施例に係る超音波モータの微細溝を説明す
る図である。なお、第1及び第2の実施例では、前述し
た従来例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を
付して、重複する説明を適宜省略する。この実施例の固
定子1Aは、円環状の弾性体11の下側(圧電体側)が
連続しており、上側(移動子側)に突起(小振動片)1
1aが形成されている。
【0010】微細溝11bは、この突起11aの上面
に、ほぼ一定間隔で複数設けられている。また、微細溝
11bは、移動子(相対運動部材)2の移動方向に対し
てほぼ直交する方向に設けられる。この微細溝11b
は、その溝深さYが0.1〜5μm程度が好ましく、ダ
イシングソー又は微細放電加工機等によって加工するこ
とができ、加工後の摺動面に鏡面ラップを施すことが好
ましい。
【0011】この微細溝11bは、図2(B)に示すよ
うに、各凹凸部が摺動部材22に食い込むようにして接
するので、摩擦力が大きくなる。このように、微細溝1
1bは、摺動部材22との間の最適な摩擦係数を得るた
めの役割を果たしており、滑りが生じにくく、駆動効率
がよい、という効果を奏する。なお、突起11aは、楕
円運動の振幅を大きくするものであり、この微細溝11
bの機能・作用とは異なるものである。
【0012】この実施例では、固定子1Aは、材質がS
US304である直径が約70mmの円環状の固定子ブ
ランク材に、突起幅W=約1mm、突起高さL=約3m
mの突起11aを形成した。そして、微細溝11bは、
突起11aの上面の円周方向に、ダイシングソーによっ
て、幅1mmの範囲内に、約50本の溝を等間隔に形成
した。その結果、微細溝11bは、直径方向に角度ピッ
チθ=約1分、溝幅X=約20μm、溝深さY’=約5
0μmのU字形の溝が形成された。加工後に、摺動面に
鏡面ラップを施し、最終的に40μm程度の溝深さYと
した。
【0013】この固定子1Aは、アルミニウム製の移動
子母材21にプラスチックの摺動部材22を接着した移
動子2と組み合わせて、円環型超音波モータを組み立
て、駆動実験を行ったところ、微細溝11bがない固定
子と比較して、トルクと効率について、それぞれ約10
%、約3%の特性の向上がみられた。
【0014】(第2の実施例)図3は、本発明による超
音波モータの第2の実施例を部分的に示す斜視図であ
る。第2の実施例の固定子1Bは、突起11aの直径方
向の一部であって、摺動に必要な部分のみに、微細溝1
1cを形成したものである。本実施例は、微細溝11c
の加工時間を短縮することができ、コストダウンを図る
ことができる。
【0015】第2の実施例では、微細溝11cの溝長さ
をZ=約2mmとした以外は、第1の実施例と同様のも
のを作製し、同様の駆動実験を行った結果、略同様の性
能向上が見られた。しかも、加工時間が大幅に短縮され
た。
【0016】(第3の実施例)図4は、本発明による超
音波モータの第3の実施例を示す図であって、図4
(A)は正面図、図4(B)は側面図、図4(C)は平
面図、図4(D)は底面図である。第3の実施例は、異
形縮退縦L1−屈曲B4モード・平板型の超音波モータ
であって、弾性体111と、圧電体112とから構成さ
れている。弾性体111は、矩形平板の一方の面に突起
111a,111bが形成され、他方の面に圧電体11
2a,112bが貼付されている。この超音波モータ
は、2つの圧電体112a,112bに高周波電圧A,
Bを印加することによって、縦L1モードの振動と屈曲
B4モードの振動との複合振動を起こし、突起111
a,111bの先端に楕円運動が発生する。この超音波
モータは、不図示の加圧部材によって、相対運動部材1
02に加圧され、相対運動部材102との間に相対運動
が起こる。
【0017】この実施例の超音波モータは、この突起1
11aの下面に微細溝111bが形成されており、その
微細溝111bが相対移動部材102との間に、最適な
摩擦力を得るための役割を果たしており、滑りが生じに
くく、駆動効率がよい、という効果を奏する。
【0018】(第4の実施例)図5,図6は、本発明に
よる超音波モータの第4の実施例を示す図であって、図
5は断面図、図6は固定子を示した斜視図である。第4
の実施例は、縦・ねじり振動型の超音波モータであっ
て、固定子201は、駆動信号により励振され、電気エ
ネルギーを機械エネルギーに変換する電気−機械変換素
子である圧電体204、205と、それらの圧電体20
4、205が接合されており、その圧電体204、20
5の励振により1次の縦振動と1次のねじり振動が生じ
ることによって、駆動面Dに駆動力が発生する弾性体2
02、203とから構成されている。
【0019】弾性体202、203は、厚肉の円筒を縦
に2つに分割した形状の部材であり、その分割面に圧電
体204、205が挟み込まれいる。圧電体204、2
05は、合計4層から成っており、2層の圧電体204
は、圧電定数d15が大きいねじり振動用の圧電体であ
り、残り2層の圧電体205は、圧電定数d31が大きい
縦振動用の圧電体である。
【0020】弾性体202、203は、高さ方向のほぼ
中心に、圧電体204、205の積層方向と平行に貫通
孔202b、203bが形成されている(図6参照)。
この弾性体202、203は、その孔202b、203
bを用いてボルト213とナット214で固定されるこ
とにより、圧電体204、205を挟み込むと共に、軸
方向の中心に挿入された固定軸207に固定される。
【0021】移動子206は、移動子母材206−1
と、固定子201の駆動面Dに接触する摺動部材206
−2とから構成されており、内周部に嵌合されたベアリ
ング等の位置決め部材208により、固定軸207に対
して位置決めされている。また、移動子206は、皿バ
ネやスプリングバネや板バネ等の加圧部材209によ
り、固定子201の駆動面Dに加圧接触させられてい
る。
【0022】固定軸207は、弾性体202、203の
軸方向に形成された中空部202a、203aに貫通し
ており、弾性体202、203等からなる固定子1を固
定すると同時に、移動子206を半径方向に位置決めす
るためのものである。この固定軸207は、先端にネジ
部が形成されており、加圧部材209の加圧量を調整す
るナットなどの調整部材210が設けられている。圧電
体204,205は、駆動信号の印加によって励振され
ると、弾性体202,203には、ねじり振動と縦振動
がそれぞれ生じる。この縦振動とねじり振動の共振周波
数がほぼ一致したときに、縦振動とねじり振動が同時に
生じ(縮退)、駆動面Dに楕円運動が発生し駆動力が生
じて、移動子206が回転する。
【0023】この実施例の超音波モータは、この弾性体
202,203の駆動面Dに微細溝201bが形成され
ており、その微細溝201bが移動子206との間に最
適な摩擦力を得るための役割を果たしており、滑りが生
じにくく、駆動効率がよい、という効果を奏する。
【0024】(他の実施例)以上説明した実施例に限定
されず、種々の変形や変更が可能であって、それらも本
発明の範囲内である。例えば、前記各実施例によって説
明した超音波モータに限らず、インパクト型等の他の超
音波モータにも同様に適用することができる。また、第
1〜第3の実施例では、微細溝は、突起の端面に設けた
が、第4の実施例のように、駆動面に直接設けてもよ
い。さらに、微細溝は、固定子側に設けた例で説明した
が、移動子側に設けることもできる。
【0025】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、微細溝のエッジ効果により、相対運動部材の被駆
動面の引っ掛かりを利用して、摩擦力を調整し、摩擦駆
動を効率的に行うことができるので、突起形状の改良だ
けでは実現できない、高トルク、高効率を得ることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波モータの第1の実施例を部
分的に示す斜視図である。
【図2】第1の実施例に係る超音波モータの微細溝を説
明する図である。
【図3】本発明による超音波モータの第2の実施例を部
分的に示す斜視図である。
【図4】本発明による超音波モータの第3の実施例を示
す正面図、側面図、平面図及び底面図である。
【図5】本発明による超音波モータの第4の実施例を示
す断面図である。
【図6】第4に係る実施例の超音波モータの固定子を示
した斜視図である。
【図7】従来の超音波モータの一例を示す斜視図であ
る。
【図8】従来例に係る超音波モータの固定子を部分的に
示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 固定子 11 弾性体 11a 突起 11b 微細溝 12 圧電素子 2 移動子 21 移動子母材 22 摺動部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動面に振動波を発生する弾性体と、 前記弾性体の駆動面に摩擦接触する被駆動面を有し、前
    記振動波により移動する相対運動部材とを備えた超音波
    モータにおいて、 前記弾性体の駆動面と前記相対運動部材の被駆動面の少
    なくとも一方に、微細溝を設けたことを特徴とする超音
    波モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波モータにおい
    て、 前記微細溝は、ほぼ一定間隔で複数設けられていること
    を特徴とする超音波モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の超音波モ
    ータにおいて、 前記微細溝は、前記相対運動部材の移動方向に対してほ
    ぼ直交する方向に設けられることを特徴とする超音波モ
    ータ。
JP7030681A 1995-02-20 1995-02-20 超音波モータ Pending JPH08223947A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8286330B2 (en) * 2009-05-08 2012-10-16 Canon Kabushiki Kaisha Method of producing a vibrating body for a vibration wave drive device
KR101716424B1 (ko) * 2015-10-06 2017-03-14 국방과학연구소 초음파모터 원리를 이용한 스피리컬 모터
JP2022171658A (ja) * 2017-10-18 2022-11-11 株式会社ニコン レンズ鏡筒および撮像装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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