JPH08224109A - フック式靴閉鎖具 - Google Patents

フック式靴閉鎖具

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JPH08224109A
JPH08224109A JP7273973A JP27397395A JPH08224109A JP H08224109 A JPH08224109 A JP H08224109A JP 7273973 A JP7273973 A JP 7273973A JP 27397395 A JP27397395 A JP 27397395A JP H08224109 A JPH08224109 A JP H08224109A
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buckle
hook
elastic return
hooking
closure
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JP7273973A
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Louis Benoit
ベノア ルイ
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Salomon SAS
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Salomon SAS
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    • A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
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    • A43B3/0036—Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design
    • A43B3/0052—X-shaped or cross-shaped
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A43—FOOTWEAR
    • A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/14—Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
    • A43C11/1406—Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
    • A43C11/142—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack
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    • Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
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    • Y10T24/1412—Bale and package ties, hose clamps with tighteners
    • Y10T24/1418—Self-locking [dead center or snap action]
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】靴のシェルに当接した位置に弾性戻し手段を含
むスポーツ靴用の単純化したフック式閉鎖具。 【解決手段】フック式閉鎖具1は少なくとも1の部材、
すなわち開放型バックルの形をした柔軟な金属製ワイヤ
ーで作られ、その側方分岐部16、17は値Xだけ異な
る長さを有し、この分岐部の湾曲した両端部18、19
は、その一方の端部が取り付けられる台座5のような他
の部材上に設けられる、対応する孔内で固定されるよう
になる。部材3の湾曲した両端部18、19が値Xだけ
ずれるため、この部材の枢動によって分岐部16、17
に或る種の変形が生じ、このレバー部材3が弛められる
と直ぐに、両端部は自動的にその初期位置に戻り、それ
により弾性戻し機能を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、靴の胴部とシェルの締付けを調
節するための靴用閉鎖具、さらに具体的には、スキー靴
や登山靴のような剛性または半剛性シェルを有する靴に
使用される、いわゆる「フック式」と呼ばれる閉鎖具に
関する。
【0002】これらのフック式閉鎖具は、通常、一方で
は軸によって台座と一体のバックルを支える引張レバー
(levier-tendeur porte-boucle)と、他方ではレバー
のバックル用引掛け部材(すなわち、フック)から成
り、そのいずれもがあるいは胴部またはシェルに直接
に、あるいはストラップまたはフラップの先端部に固定
できるようになっている。開閉操作が非常に簡単で、か
つ締付けが強力なため、これらフック式閉鎖具は殆どあ
らゆるシェル型スキー靴に普及している。このように幅
広く利用されているため、これらのフック式閉鎖具は改
良が重ねられており、またその内のあるものは、とりわ
け微/粗調整手段、シェルにぴったりとくっつく位置へ
の戻し手段、およびコンスタント・レバーアームを用い
る操作用引張レバー等の改良を付与されている。
【0003】このように改良されたフック式閉鎖具は、
例えば、イタリア特許第186291号および米国特許
第4,051,611号各明細書に記載されている。こ
れらの明細書は、引張レバー、引掛け用バックル、前述
の引張レバーとバックルの間に配置されるタイロッド、
タイロッドと引張レバーの間で相互作用する戻しバネ、
靴のシェルの対応するストラップに固定される台座、前
述の台座の引張レバーを一体連結する連結軸および引張
レバーのタイロッド等をシェルのストラップ上に含む閉
鎖具について記載している。ラックに類似の引掛け用部
材が閉鎖用フックを構成し、またシェルのもう一方のス
トラップ上に枢動可能に固定されているので、レバーを
閉じると、バックルによってフックに印加される締付け
応力はそれらを一線整列させる。この閉鎖具の場合、タ
イロッドは、ネジ/ナット連結により互いに組み付けら
れた2の部材から成り、タイロッドの有効長を微調整す
るようになっている。したがって、締付けのため粗調整
は引掛け用部材の「刻み目」を利用して行い、また微調
整はタイロッドを構成する2の部材をねじ締めすること
により行う。
【0004】このようなフック式閉鎖具は、一方では引
張レバーアームの長さを変更しないで締め付け力を正確
に調整することができ、また他方ではレバーに設けられ
た戻しばねによって引張レバーが開くと、引張レバーは
そのタイロッドと引掛け用バックルと一緒に常にかつ自
動的にシェルに接して保護のための押圧位置に戻るよう
になっているので、申し分のないものである。
【0005】しかしながら、これらの閉鎖具は一つの靴
に幾つも取付ける必要があるので、複雑で、したがって
高くつく。このため、米国特許第4,051,611号
明細書に記載されているように、より大型の部材を使用
することにより、閉鎖部材の数を少なくするという可能
性が提示された。しかしながら、この解決方法は、公知
の先行技術によるバックルでは締付け応力の方向に向き
をそろえることができないので、フックと各閉鎖用バッ
クル間の一線整列をこれまで以上に高精度としなければ
ならず、したがって満足できるものとは言えない。実
際、米国特許第4,051,611号明細書に記載の閉
鎖具の構成要素を大きくし、かつフックあるいは引掛け
用部材を枢動可能にシェルに固定することは、引掛け用
部材の枢動固定手段自体の面積が拡大されていないの
で、解決されるのは一線整列の問題だけであって、靴の
シェルのより大きな部分に対する、閉鎖具による各部材
の負荷の配分の問題についてではない。引張レバーのキ
ャップの固定手段についても、枢動する・しないを問わ
ず、同様のことが言える。
【0006】イタリア特許第1054289号明細書に
記載されている閉鎖具のように、もっと簡単な別の閉鎖
具も勿論あるが、この場合、上述した改良の大部分(と
りわけ微調整や、靴のシェルに当接する押圧位置への弾
性復帰)は存在しない。実際、この種の閉鎖具におい
て、スチールワイヤー製の引張レバーは刻み目が付けら
れた台座に直接引掛け固定されるとともにヒンジ連結さ
れ、かつ2の側方巻き込み部は、「ラック」型フックの
刻み目の1と噛合するようになる引掛け用バックルの連
結用水平部を構成する。
【0007】したがって、この種の閉鎖具は単純かつ低
価格であるが、シェルに当接して押圧位置へ復帰する
等、ほとんどすべての公知のバックル式閉鎖具で成功を
博している改良措置は設けられていない。
【0008】本発明の目的は、靴に取り付ける閉鎖具の
数を減らしたり、あるいは既得の改良措置(とりわけ、
シェルに当接して保護用の押圧位置に閉鎖具を自動復帰
させる改良)を排除することによってではなく、該閉鎖
具の構造自体を簡略化することによって、靴に取り付け
る閉鎖具のコストを大幅に低減することである。
【0009】本発明のもう1つの目的は、閉鎖具の簡略
化された構造を利用して、少なくとも部分的に該閉鎖具
を目立たないようにする外装部材やケーシングに閉鎖具
を取り付けるか、あるいは該閉鎖具を固定する靴のシェ
ルに対してできるだけ一体化される特殊な断面形状を閉
鎖具に付与することである。この配置構成はまた、閉鎖
具の簡略化された基本構造から、靴の寸法にあわせて閉
鎖具の寸法を案出できるようにする。
【0010】本発明によれば、シェルを有する靴のため
のフック式閉鎖具は、一方では操作装置(操作用組立
体)を、また他方では引掛け用部材(すなわちフック)
を含み、この操作装置は靴のシェルに当接した位置に弾
性戻し手段を設けられ、かつ引張レバー、引掛け用バッ
クル、および台座の少なくとも3の部材から成り、この
引張レバーは台座に、またバックルは引張レバーに、ヒ
ンジ連結部を介して連結され、該バックルは中間タイロ
ッドによって担持できるようになっており、さらにこの
引掛け用部材はバックルを構成する部材と共働するため
のものである。引張レバーとバックルを構成する部材の
少なくとも1は開放型バックルの形をした金属ワイヤー
から作られ、その分岐部の両端は湾曲して、該部材が取
り付けられる部材とヒンジ連結部を介して連結を確実に
する。金属ワイヤー製のこの部材は製造が簡単で、した
がって安価である。しかも、湾曲したその両端部は回転
軸を使用する従来のヒンジ連結部の代わりをするので、
この部材を含む閉鎖具の構造はさらに簡略になる。その
うえ、金属ワイヤー製部材の簡略化された構造のため
に、外装部材を容易に案出して該部材に適合させ、少な
くとも部分的にその構造を見えなくするか、あるいは該
金属ワイヤー製の部材を含む閉鎖具をそれが取り付けら
れるべき型式の靴と調和させるようにすることができ
る。
【0011】上で定義したフック式閉鎖具の特徴とする
ところは、弾性戻し手段が開放型バックルの形で作られ
る諸要素の1に統合され、柔軟な金属ワイヤー製のこの
手段は2の分岐部を有し、湾曲して長手方向に位置がず
れたその両端部は、同じ値で位置がずれ、かつ他の部材
上に設けられる対応する孔に固定され、それにより開放
型バックルの形をした部材とこの部材を取り付ける別の
部材との間にヒンジ連結部による結合部を、また、それ
らの部材をその初期取付位置(例えばシェルに当接した
位置)に維持し、かつ復帰させる手段を同時に構成し、
その結果、唯一の部材で上述の2の部材が行う少なくと
も2の機能(この内の1つはシェルに当接した位置に弾
性復帰を行う機能)の代わりをすることにある。
【0012】本発明の一実施態様によると、湾曲した両
端部は、これらを含むフック式閉鎖具の部材の2の分岐
部が同じ長さではないので、長手方向にずれている。
【0013】別の一実施態様によると、湾曲した両端部
の少なくとも一方が、分岐部を担持するフック式閉鎖具
の部材の分岐部の長手方向軸に対して直角(90゜)で
はない角度で折れ曲がっているため、長手方向にずれて
いる。つまり、湾曲した端部は分岐部の長手方向軸に対
して垂直ではない。補足的に言うと、この湾曲した端部
に対応し、かつ別の部材に作られる孔は、フック式閉鎖
具の部材の初期取付位置(例えば、靴のシェルに当接し
た位置)で、上記端部の屈曲方向と同じ方向に、同じ値
だけ位置がずれている。
【0014】一変形実施態様によると、長手方向に位置
がずれた湾曲した両端部を含むフック式閉鎖具の部材
は、長さの異なる2の分岐部と、湾曲した端部を担持す
る分岐部の長手方向軸に対して90゜ではない角度で湾
曲した少なくとも1の端部を同時に有する。
【0015】一実施態様において、開放型バックルの形
をした部材は引張レバーであり、また弾性戻し手段を構
成するバックルの分岐部の湾曲した両端部は台座に設け
た対応する孔内に固定される。この場合、弾性戻し手段
は引張レバーとその台座間で相互に作用する。
【0016】他の実施態様において、位置がすれた両端
部を有する開放型バックルの形で得られるのは引掛け用
バックルであり、この両端部は弾性戻し手段を構成す
る。位置のずれた両端部は、台座上でそのヒンジ連結部
から離れた位置に設けられる引張レバーの対応する孔内
に固定される。このとき、該弾性戻し手段は引掛け用バ
ックルと引張レバー間で相互に作用する。
【0017】より複雑なフック式閉鎖具(例えば、引掛
け用バックルと引張レバーの間に中間タイロッドを含む
閉鎖具)の場合には、このタイロッド自体を柔軟な金属
ワイヤーで開放型バックルの形に製作して、長さの異な
る2の分岐部を設けてもよい。その場合、湾曲した両端
部は引張レバーの対応する孔内に固定されるようにな
り、レバーに対してタイロッドを引き戻す手段(つま
り、レバーに対してバックルを引き戻す手段)を構成す
る。
【0018】フック式閉鎖具の幾つかの実施態様を例と
して示す添付の概略図を参照して以下に行う説明を読む
ことにより、本発明をさらによく理解することができよ
う。
【0019】図1aと図2は、活動位置にある「ナック
ル継手」型のフック式閉鎖具1を示す。この位置におい
て、引掛け用バックル4と引張レバー3から構成され、
台座5に取り付けられた操作装置2がシェルのフラップ
6に押し付けられ、かつバックル4は、その先端部9を
介してシェルの他のフラップ7に固定された引掛け用部
材8(すなわち、フック)に取り付けられる。引張レバ
ー3によって生じる引張効果により、2のフラップ6と
7は、選択した締付け位置で矢印6’と7’で示される
ように互いに接近し、かつこの位置で間隔をおいて維持
され、引張レバー3は、ナックル継手の釣合点を超える
とすぐ、フラップ6に対して定着するようになる。この
釣合点は、台座5の上の引張レバー3のヒンジ連結部1
1と一線整列して引掛け用バックル4の2の端部9と1
0の位置により画定される。もちろん、この端部9は引
掛け用部材8の歯部14の1と噛合するものとする。実
際、フック8の刻み目14の1と噛合した引掛け用バッ
クル4の両端部9と10を通る面12がヒンジ連結部1
1の下方を通過するとすぐに、引張レバー3は、フラッ
プ6と7が離れる際の反作用により、フラップ6に当接
するよう付勢されるが、反対に、面12がヒンジ連結部
11の上方を通過するとすぐに、この引張レバー3は初
期位置に戻る上記フラップ6と7の弾性によって開こう
とする。
【0020】これとは逆に、フック式閉鎖具1が不活動
位置にあるとき(図3)、引掛け用バックル4の端部9
は自由になっているので、ナックル継手はもはや機能し
ない。したがって、この位置において、フラップの弾性
は引張レバー3の位置に対してもはや何の影響も及ぼさ
ないが、この引張レバー3は、弾性戻し手段がないと、
靴のシェルの外面でぶらぶらする状態になるので、簡単
に破損したり、引っ掛かったりすることがある。本発明
は、この不便さをフック式閉鎖具の構成部材にばねや補
助部材を付加することによってではなく、上記部材の1
にこの戻し機能を統合することによって解決しようとす
るものである。この例において、この補足的機能が付加
されるのは引張レバー3である。この目的のために、引
張レバーは柔軟な金属のワイヤーから作られ、かつ一般
に開放型バックルの形状をしており、その2の側方分岐
部16、17は値Xだけ長さが異なり、それぞれの湾曲
した端部18、19は各分岐部16、17の長さに応じ
て同様に位置がずれている台座5内に形成された対応す
る孔18’、19’に固定されるようになる。
【0021】したがって、引張レバー3のヒンジ連結部
11となる端部18と19の位置をずらすという措置に
より、該レバー3の枢動が枢軸の働きをする該端部1
8、19から、その側方分岐部16、17の一方から他
方に対してある一定の弾性変形を生じ、この弾性変形は
該分岐部16、17が描く円形軌道16’、17’の相
違から生ずる。レバー3の構成材料が柔軟なため、この
レバーの分岐部16、17はレバー3を手で開くとき弾
性的に変形して、図3に示すように、引掛け用バックル
4をフック8から解放し、かつレバー3を緩めるとすぐ
に、レバーを自動的に靴のシェルあるいはフラップ6に
ぴったりくっつく位置に戻す。
【0022】このことから明らかなように、引張レバー
3の構成材料に付与された柔軟性に対する該引張レバー
3の戻し応力および遊隙の可能性は、該レバー3の両分
岐部16と17間の長さのずれの値Xと相関関係にあ
る。つまり、「ずれ」の値Xが大きければ大きいほど戻
し力も大きくなる。これに対し、遊隙が生じる可能性は
減少する。反対に、ずれの値Xが小さいと、戻し力は相
対的に小さくなるが、遊隙が生じる可能性は大きくな
る。したがって、この「ずれ」のパラメータXを利用し
て、所望の用途に合わせて閉鎖具を構成するのが容易と
なる。引張レバー3が場合により反転したり、あるいは
非常に高く持ち上がって、湾曲した端部18、19が孔
18’、19’の外へ抜けないようにするため、ストッ
パー21(例えば、2のタブ)が台座5の上に設けら
れ、それにより遊隙を制限するようになっている。
【0023】同様に、湾曲した端部18、19は、図1
bに示すように、例えば、台座3上に、また端部18、
19間に、スペイサー22を固定することにより、これ
ら湾曲した端部が外れないようにする手段を用いて、台
座3上に堅固に保持することができる。このようにすれ
ば、湾曲した端部18、19は、引張レバー3が高く上
がり過ぎても、もはやそれぞれの固定孔18’、19’
から外れることはない。
【0024】この実施例において、フック式閉鎖具1
は、最大限簡略化される。このために、引張レバー3を
構成する開放型バックルの側方分岐部16、17は、引
掛け用バックル4の端部10の連結用段部の役目をする
2の巻き込み部20を含む。
【0025】別の実施態様において、図4に示されるよ
うに、引張レバー25の弾性戻し機能を付与されている
のはフック式閉鎖具23の引掛け用バックル24であ
る。この目的のために、引掛け用バックル24は柔軟な
金属ワイヤーで作られ、かつ側方分岐部26と27の長
さが異なる開放型バックルの形状を呈する。その湾曲し
た端部28と29は値Xだけ位置がずれていて、引張レ
バー25に形成される対応する孔28’と29’内に固
定されるようになっている。この引張レバーは、湾曲し
た端部32が同一軸上にあるU字形状をした金属ピン3
1で実現される連結部によってその台座30に一体連結
され、この金属ピンはレバー25の本体25’内に保持
される。レバー25の弾性戻し機能は、この種の構造の
場合、端部28と29の初期位置(つまり、そのほぼ平
面33の位置)に戻ると、靴のシェルに再び支承され、
かつその反作用により、こんどは引張レバー25をシェ
ルのフラップ6に押し付ける引掛け用バックル24によ
って行われる。このようにして、弾性戻し手段は引掛け
用バックル24と引張レバー25間で相互に作用する。
引掛け用バックル24の湾曲した端部28と29が孔2
8’、29’から外れるのを防ぐために、伸長不可能な
リング状をしたブレース34が上記バックル24上にス
ライド取り付けされ、分岐部26と27を取り囲む。
【0026】中間タイロッドが引掛け用バックルを引張
レバーに接続する場合には、この引張レバーをシェルに
ぴったりとくっつく位置に弾性的に戻す機能をこのタイ
ロッドに付与することができる。このことを図5の例で
示す。この例では、フック式閉鎖具35は引張レバー3
8と、タイロッド36と、引掛け用バックル37のよう
な複数の部材を有し、それぞれの部材はヒンジ連結部な
らびに引張レバー38によって互いにその台座39に連
結される。このタイロッド36は開放型バックルの形状
をしており、その2の側方分岐部40、41は値Xだけ
長さが異なり、その湾曲した端部42、43は引張レバ
ー38を形成する金属ワイヤーの巻き込み部44によっ
て構成された対応する孔42’と43’内に固定される
ようになっている。もちろん、この巻き込み部44は湾
曲した端部42、43がずれている値Xと同じ値だけ位
置がずれている。レバー38の弾性戻し機能は、上述の
図4の場合のようにして(すなわち、靴のシェルにバッ
クル37を押し付けるタイロッド40の支承のための反
作用によって)実現される。
【0027】図12から図15までに示す、また別の実
施態様によれば、弾性戻し機能は、一方では、フック式
閉鎖具60、70の部材62、72の湾曲した端部6
4、74の内少なくとも1の折曲げ部分に対して、また
他方では、湾曲した端部が挿入され、かつ該閉鎖具の別
の部材61、71に形成される対応する台座63、73
の孔64’、74’に対して与えられる特定の方向付け
によって実現される。図示のように、この方向付けは、
湾曲した端部の折曲げ部分を担持する分岐部65、75
の長手方向軸65’、75’に対して垂直でない角度
(つまり、直角(90゜)ではない角度)で、しかもフッ
ク式閉鎖具の対象となる部材62、72の回転軸に対し
ても垂直でない角度で、該湾曲した端部の折曲げ部分を
配置する。実際、この方向付けは、湾曲した端部64、
74の位置を、その折り目66、76からその端部6
7、77まで、値Xだけ長手方向にずらすことになる。
この配置構成から、このように折り曲げられた端部6
4、74を中心とする部材62、72の全回転付勢力
は、撓みや捩れに際し、折れ曲り区域で、この端部に弾
性変形を生じさせるために或る程度の応力を必要とする
ことになる。したがって、応力が中断すると直ぐ、例え
ば靴のシェルにぴったりとくっつく初期取付位置(すな
わち、フック式閉鎖具60、70が取り付けられるフラ
ップ6または7)に、部材62、72を引き戻すための
戻しエネルギーを供給する。
【0028】この湾曲した端部64、74の折曲げ部分
は、図12から図14までの実施態様に示すように、部
材62が取り付けられる別の部材61の「外側」ハーフ
・バックルを形成する該部材62の分岐部65から出て
いるか、あるいは逆に図15に示すように、別の部材7
1に「内側」ハーフ・バックルを形成する部材72の分
岐部75から出ていてもよいことが明らかである。
【0029】図1から図15を参照して上述した実施例
は、あるいは2の分岐部16−17、26−27、40
−41の長さが異なるため、あるいは2の分岐部65、
75の少なくとも1が湾曲した端部64、74を担持す
る分岐部65、75の長手方向軸65’、75’に対し
て垂直でない角度に沿って該端部を有するため、エネル
ギー付与手段を設けた部材3、4、24、25、36、
37、38、62、72が値Xだけ位置をずらした端部
を有する構造を示している。同様に、エネルギー付加手
段を設けた部材の湾曲した端部が長さの異なる分岐部を
この分岐部の長手方向軸に対して垂直でない角度に沿っ
て方向付けられた湾曲した端部と組み合わせることによ
り、値Xだけ位置をずらした構造を実現することもでき
る。
【0030】柔軟な金属製バックルの端部の位置をずら
すことによって得られ、かつタイロッド36あるいは引
張レバー3の引掛け用バックル4、24の箇所に実現す
ることができる弾性戻し機能は、図1から図5の例を参
照して上に述べたように、複雑なものであるか否かを問
わず、別のフック式閉鎖具にも適用できることはもちろ
んである。例えば、図6、図7および図8がそのような
適用方法を示している。
【0031】図6において、ローレット48で作動させ
る微調整スライダー47を備えた引張レバー45を含む
フック式閉鎖具46には、弾性戻し機能が付与された引
掛け用バックル24を装備してもよい。
【0032】図7において、フック式閉鎖具50は、タ
イロッド36に接続されるバックル51を有し、このタ
イロッドはねじ52とナット53から成る一組の部材を
介して弾性戻し手段を構成し、引き伸ばし長さを微調整
することができる。
【0033】図8において、バックル式閉鎖具55は引
掛け用バックル51を位置付けるために微調整可能なね
じ52とナット53から成る一組の部材を含むが、この
構造の場合、所定位置への戻し機能を保証するのは台座
5に接続された引張レバー3である。
【0034】柔軟な金属ワイヤーで特別に製作したバッ
クル式閉鎖具の構成部材に弾性戻し機能を統合すること
から得られるメリットは、バックル式閉鎖具を取り付け
るべき靴の型式に適合したプロフィール、外観あるいは
形状を靴に付与するよう被覆できることであり、この外
装により戻し機能を付与された上記部材の構造を少なく
とも部分的に隠すことができる。
【0035】つまり、図9から図14に示すように、図
5で説明したバックル式閉鎖具35のタイロッド40に
柔軟な素材でできた覆い57を取り付けることを考えて
もよいし、あるいはまた、図10に示すように、例えば
結合された輪郭形状の弾性ピンチで保持されるキャップ
58を取り付けることを考えてもよい。同様に、図11
では、弾性戻し機能を付与された引掛け用バックル24
をその全長に亙って部分的に再複製(surmoulee)する
ことができ、この再複製59は、バックルの分岐部2
6、27の湾曲した端部28、29の保持手段の役目を
することができる。
【0036】さらに、上記の再複製および/または外装
は、その構成材料がヒンジ連結部の機能を妨げないよう
十分に柔軟/可撓であれば、該ヒンジ連結部によって互
いに連結されたバックル式閉鎖具の2の構成部材にまで
広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は靴のシェル上に固定された、ナックル
継手型のフック式閉鎖具の斜視図であり、この閉鎖具に
は引張レバーとその台座間で相互に作用する、本発明の
弾性戻し手段が設けられる。(b)はフック式閉鎖具の
分岐部の湾曲を孔に固定するための手段を示す要部断面
図である。
【図2】閉鎖具が作動位置にあるときの弾性戻し手段の
機能を示す図1aのフック式閉鎖具の立面図である。
【図3】閉鎖具が開位置にあるときの弾性戻し手段の機
能を示す図1aのフック式閉鎖具の立面図である。
【図4】引掛け用バックルに弾性戻し手段を設けた、別
のナックル継手型のフック式閉鎖具を示す斜視図であ
る。
【図5】弾性戻し手段を備えたタイロッドによって引張
レバーに接続される、引掛け用バックルの他の実施態様
を示す斜視図である。
【図6】図5のバックルのように、弾性戻し手段を備え
た引掛け用バックルが取り付けられた微調整システムを
含む、ナックル継手型のフック式閉鎖具の斜視図であ
る。
【図7】微調整可能なバックルのタイロッドを含み、か
つレバーとバックル間で相互に作用する戻し手段を備え
たナックル継手型のフック式閉鎖具を示す斜視図であ
る。
【図8】微調整可能なバックルのタイロッドを含む別の
ナックル継手型のフック式閉鎖具を示す分解斜視図であ
り、この閉鎖具においては、戻し手段は引張レバーに統
合されて、この引張レバーとその台座間で相互に作用す
るようになっている。
【図9】本発明によるフック式閉鎖具に外装部材を取り
付ける態様を示す斜視図である。
【図10】本発明によるフック式閉鎖具に外装部材を取
り付ける態様を示す斜視図である。
【図11】本発明によるフック式閉鎖具に外装部材を取
り付ける態様を示す斜視図である。
【図12】バックルなどのフック式閉鎖具の構成要素に
適用される、同じく本発明による弾性戻し手段のまた別
の実施態様を示す閉鎖具の部分劈開上面図である。
【図13】側面図である。
【図14】バックルが高い位置にある図12のA−A線
に沿って見た断面図である。
【図15】バックルの別の実施態様を示す上面図であ
る。
【符号の説明】
1、23、35、46、50、55、60、70 フッ
ク式閉鎖具 3、25、38 引張部材 4、24、37 引掛け用バックル 5、30、39、63、73 台座 8 引掛け部材 16、17、26、27、40、41、65、75 側
方分岐部 18、19、28、29、42、43、64、74 湾
曲した端部 18’、19’、28’、29’、42’、43’、6
4’、74’ 孔 22 スペイサー 36 タイロッド 47 微調整スライダー 51、55 バックル 57、58、59 外装部材 61,62,71,72 (閉鎖具の)部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方では操作用組立体を、また他方では
    引掛け用部材(8)を含み、 前記操作用組立体は靴のシェルに当接した位置に弾性戻
    し手段を備え、該組立体は複数の部材(3、4、24、
    25、36、37、38、61、62、71、72)か
    らなり、そのうち引張レバー(3、25、38、61、
    71)と、引掛け用バックル(4、24、37、62、
    72)と、台座(5、30、39、63、73)とはヒ
    ンジ連結部を介して互いに接続され、また前記引掛け用
    部材はバックル(4、24、37、62、72)と共働
    するためのものであり、前記諸部材(3、4、24、2
    5、36、37、38、61、62、71、72)の少
    なくとも1は開放型バックルの形をした金属ワイヤーで
    作られ、その分岐部(16、17、26、27、40、
    41、65、75)の両端(18、19、28、29、
    42、43、64、74)は湾曲して、一方の部材がそ
    の上に取り付けられる他方の部材(3、4、24、2
    5、37、38、61、71)とヒンジ連結部を介して
    連結を確実にする、シェルを有する靴のフック式閉鎖具
    (1、23、35、46、50、55、60、70)に
    おいて、 前記弾性戻し手段が開放型バックルの形に作られる諸部
    材(3、4、24、25、36、37、38、61、6
    2、71、72)の1に組み込まれ、柔軟な金属ワイヤ
    ー製の該手段は2の分岐部(16、17、26、27、
    40、41、65、75)を有し、その湾曲した両端部
    (18、19、28、29、42、43、64、74)
    の少なくとも1は値Xだけ位置がずれて、かつ同じ値X
    だけ位置がずれるとともに他の部材上に形成される対応
    する孔(18’、19’、28’、29’、42’、4
    3’、64’、74’)内に固定され、これにより前記
    2の部材間のヒンジ連結部による連結、およびそれら2
    の部材の弾性戻し機能を保証することを特徴とするフッ
    ク式閉鎖具。
  2. 【請求項2】 前記2の分岐部(16、17、26、2
    7、40、41)が、値Xだけずれた異なる長さを有す
    ることを特徴とする請求項1によるフック式閉鎖具。
  3. 【請求項3】 前記湾曲した端部(64、74)の少な
    くとも1が、フック式閉鎖部(60、70)の部材(6
    1、62、71、72)の分岐部(65、75)の長手
    方向軸に対して直角(90゜)ではない角度で折れ曲が
    ることにより値Xだけ長手方向にずれることを特徴とす
    る請求項1または2によるフック式閉鎖具。
  4. 【請求項4】 前記引張レバー(3)が、前記台座
    (5)の対応する孔(18’、19’)内に固定され
    る、位置をずらしたその両端部(18、19)を有する
    開放型バックルの形に作られ、それにより該引張レバー
    (3)と該台座(5)の間で相互に作用する弾性戻し手
    段を構成することを特徴とする請求項1、2または3に
    よるフック式閉鎖具。
  5. 【請求項5】 前記引掛け用バックル(24)が、位置
    をずらしたその両端部(28、29)を有する開放型バ
    ックルの形に作られること;および前記両端部が前記引
    張レバー(25)の対応する孔(28’、29’)内に
    固定され、それにより該引掛け用バックル(24)と該
    引張レバー(25)の間で相互に作用する弾性戻し手段
    を構成することを特徴とする請求項1、2または3によ
    るフック式閉鎖具。
  6. 【請求項6】 前記引掛け用バックル(37、51)
    が、前記引張レバー(38、50)の対応する孔(4
    2’、43’)内に固定される、位置をずらしたその湾
    曲した両端部(42、43)を有する開放型バックルの
    形で実現される中間タイロッド(36)により担持さ
    れ、それにより該引掛け用バックル(37、51)と該
    引張レバー(38、50)の間で相互に作用する弾性戻
    し手段を構成することを特徴とする請求項1、2または
    3によるフック式閉鎖具。
  7. 【請求項7】 前記引掛け用バックル(24)が微調整
    型スライダーにより構成される中間タイロッド(47)
    によって担持され、前記引掛け用バックル(24)が、
    位置をずらしたその湾曲した両端部(28、29)を有
    する開放型バックルの形に作られること;および前記湾
    曲した両端部が前記タイロッド(47)の対応する孔
    (28’、29’)内に固定され、それにより該引掛け
    用バックル(24)が該バックルと前記タイロッド(4
    7)の間で相互に作用する弾性戻し手段を組み込むこと
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1によるフッ
    ク式閉鎖具。
  8. 【請求項8】 前記弾性戻し手段を構成する少なくとも
    1の部材(3、24、36)が、柔軟な金属製ワイヤー
    からなる構造を少なくとも部分的に覆う外装部材(5
    7、58、59)を受け入れることを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれか1によるフック式閉鎖具。
  9. 【請求項9】 前記弾性戻し手段を構成する部材(3、
    24、36)の湾曲した両端部(18、19、28、2
    9、42、43)が、前記外装部材(57、58、5
    9)によりその固定用の孔(18’、19’、28’、
    29’、42’、43’)内に保持されることを特徴と
    する請求項8によるフック式閉鎖具。
  10. 【請求項10】 ストッパー(21)が前記引張レバー
    (3)の可能な遊隙を制限することを特徴とする請求項
    1ないし9のいずれか1によるフック式閉鎖具。
  11. 【請求項11】 前記弾性戻し手段を構成する部材
    (3)の湾曲した両端部(18、19)が、スペイサー
    (22)により前記台座(5)内で固定用の孔(1
    8’、19’)に保持されることを特徴とする請求項1
    ないし8のいずれか1によるフック式閉鎖具。
JP7273973A 1994-11-02 1995-10-23 フック式靴閉鎖具 Withdrawn JPH08224109A (ja)

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