JPH08224258A - 骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部材 - Google Patents
骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部材Info
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- JPH08224258A JPH08224258A JP7035589A JP3558995A JPH08224258A JP H08224258 A JPH08224258 A JP H08224258A JP 7035589 A JP7035589 A JP 7035589A JP 3558995 A JP3558995 A JP 3558995A JP H08224258 A JPH08224258 A JP H08224258A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 埋植窩形成治具(例えば、ハンドピースに
装着したドリル)を用いて骨に、骨内インプラントを埋
植する埋植窩を形成する際に障害とならないので、埋植
窩形成治具による所望の埋植窩形成を可能とする埋植
窩形成治具や手などが触れても埋植窩形成の支障となら
ず、目標の方向とは異なる方向に埋植窩を形成すること
がないので、正確な埋植窩の形成を可能とする埋植窩
形成治具による埋植窩形成の操作性をよくする、という
利点を有する骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部
材を提供すること。 【構成】 一部または全体が弾性体であり、骨内インプ
ラントを埋植する埋植窩の形成方向を指示する埋植窩形
成方向指示部5と、該指示部5と係合する第1係合部3
及び前記埋植窩と係合する第2係合部1’を有する本体
1とを、少なくとも含む骨内インプラントの埋植窩形成
方向指示部材。
装着したドリル)を用いて骨に、骨内インプラントを埋
植する埋植窩を形成する際に障害とならないので、埋植
窩形成治具による所望の埋植窩形成を可能とする埋植
窩形成治具や手などが触れても埋植窩形成の支障となら
ず、目標の方向とは異なる方向に埋植窩を形成すること
がないので、正確な埋植窩の形成を可能とする埋植窩
形成治具による埋植窩形成の操作性をよくする、という
利点を有する骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部
材を提供すること。 【構成】 一部または全体が弾性体であり、骨内インプ
ラントを埋植する埋植窩の形成方向を指示する埋植窩形
成方向指示部5と、該指示部5と係合する第1係合部3
及び前記埋植窩と係合する第2係合部1’を有する本体
1とを、少なくとも含む骨内インプラントの埋植窩形成
方向指示部材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、骨内インプラントの埋
植窩を形成するときに、埋植窩形成方向のガイドとなる
埋植窩形成方向指示部材に関するものである。
植窩を形成するときに、埋植窩形成方向のガイドとなる
埋植窩形成方向指示部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、歯科分野で使用されている骨内イ
ンプラント(以下インプラントと略称する場合がある)
には、シリンダータイプとブレードタイプの2種類があ
る。このうち、円筒状の外観形状を有するシリンダータ
イプのインプラントには、大きく分類して、円柱状、円
錐状およびネジ(テーパネジも含む)の3種類がある。
また、ブレードタイプのインプラントは、板状の外観形
状を有している。
ンプラント(以下インプラントと略称する場合がある)
には、シリンダータイプとブレードタイプの2種類があ
る。このうち、円筒状の外観形状を有するシリンダータ
イプのインプラントには、大きく分類して、円柱状、円
錐状およびネジ(テーパネジも含む)の3種類がある。
また、ブレードタイプのインプラントは、板状の外観形
状を有している。
【0003】また、患者の顎骨形態にあわせてサイズ等
を選択できるように、シリンダータイプでは多種類の長
さや直径が、ブレードタイプでは多種類の板形状が用意
されている。このようなインプラントを埋植する際に
は、まず患者の顎骨形態にあった適切なインプラントの
サイズや本数を選択する。そして、そのインプラントと
同一の形状またはそれに近い形状の埋植窩を骨に形成し
た後、該埋植窩にインプラントを圧入したり、ネジ込む
ことによりインプラントが埋植される。
を選択できるように、シリンダータイプでは多種類の長
さや直径が、ブレードタイプでは多種類の板形状が用意
されている。このようなインプラントを埋植する際に
は、まず患者の顎骨形態にあった適切なインプラントの
サイズや本数を選択する。そして、そのインプラントと
同一の形状またはそれに近い形状の埋植窩を骨に形成し
た後、該埋植窩にインプラントを圧入したり、ネジ込む
ことによりインプラントが埋植される。
【0004】埋植するインプラントの本数は、患者の欠
損部位によって1本から複数本と様々であるが、一般に
2本以上のインプラントを埋植することが多い。このよ
うに、骨に形成した埋植窩にインプラントを埋植して行
うインプラント治療が成功するか否かは、インプラント
を埋植する方向が正しいか否かにかかっている。
損部位によって1本から複数本と様々であるが、一般に
2本以上のインプラントを埋植することが多い。このよ
うに、骨に形成した埋植窩にインプラントを埋植して行
うインプラント治療が成功するか否かは、インプラント
を埋植する方向が正しいか否かにかかっている。
【0005】即ち、インプラントに作用する力(咬合力
等)の方向と、インプラントの中心軸の方向(インプラ
ントの埋植方向)と、を可能な限り一致させることが望
ましい。これらの方向のずれが大きいほど、インプラン
トにかかる側方力(転覆力)が大きくなって局所的な応
力集中を招き、その結果、骨とインプラントとの結合が
消失する(インプラント治療が失敗する)ことが多くな
るからである。
等)の方向と、インプラントの中心軸の方向(インプラ
ントの埋植方向)と、を可能な限り一致させることが望
ましい。これらの方向のずれが大きいほど、インプラン
トにかかる側方力(転覆力)が大きくなって局所的な応
力集中を招き、その結果、骨とインプラントとの結合が
消失する(インプラント治療が失敗する)ことが多くな
るからである。
【0006】また、インプラントに作用する力(咬合力
等)を埋植した全インプラントに均等に分散させるため
に、各々のインプラントを可能な限り平行に埋植するこ
とが好ましい。埋植する各インプラントの平行度が悪い
程、特定のインプラントにかかる側方力(転覆力)が大
きくなって局所的な応力集中を招き、その結果、骨とイ
ンプラントとの結合が消失する(インプラント治療が失
敗する)ことが多くなるからである。
等)を埋植した全インプラントに均等に分散させるため
に、各々のインプラントを可能な限り平行に埋植するこ
とが好ましい。埋植する各インプラントの平行度が悪い
程、特定のインプラントにかかる側方力(転覆力)が大
きくなって局所的な応力集中を招き、その結果、骨とイ
ンプラントとの結合が消失する(インプラント治療が失
敗する)ことが多くなるからである。
【0007】そこで従来は、例えば、複数の埋植窩にイ
ンプラントをそれぞれ埋植する場合に、インプラントに
作用する力(咬合力等)の方向を考慮しながら、まず第
一の埋植窩を形成した後、その埋植窩に金属棒を立てて
埋植方向が正しいか否かを確認する。次に、第二の埋植
窩を形成するときは、第一の埋植窩に金属棒を立てたま
まにしておき、口腔内に露出している金属棒の端部を目
安にして、第一の埋植窩と平行になるように第二の埋植
窩を形成する。そして、この操作を順次繰り返して埋植
本数分の埋植窩を形成していた。
ンプラントをそれぞれ埋植する場合に、インプラントに
作用する力(咬合力等)の方向を考慮しながら、まず第
一の埋植窩を形成した後、その埋植窩に金属棒を立てて
埋植方向が正しいか否かを確認する。次に、第二の埋植
窩を形成するときは、第一の埋植窩に金属棒を立てたま
まにしておき、口腔内に露出している金属棒の端部を目
安にして、第一の埋植窩と平行になるように第二の埋植
窩を形成する。そして、この操作を順次繰り返して埋植
本数分の埋植窩を形成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、ただでさえ狭い患者の口腔内空間を更に狭くす
ることになる。その結果、ハンドピースに装着したドリ
ルで骨に別の埋植窩を形成しようとしたとき、隣接する
埋植窩に立ててある金属棒が埋植窩形成の障害となっ
て、埋植窩を形成できないという問題点や、金属棒にド
リル、ハンドピース、手などが触れて、目標の方向とは
異なる方向に埋植窩を形成することがあるという問題点
があった。
法では、ただでさえ狭い患者の口腔内空間を更に狭くす
ることになる。その結果、ハンドピースに装着したドリ
ルで骨に別の埋植窩を形成しようとしたとき、隣接する
埋植窩に立ててある金属棒が埋植窩形成の障害となっ
て、埋植窩を形成できないという問題点や、金属棒にド
リル、ハンドピース、手などが触れて、目標の方向とは
異なる方向に埋植窩を形成することがあるという問題点
があった。
【0009】また、かかる問題点を回避するために、金
属棒を目安にして埋植窩を形成する方向の見当をつけた
あと、金属棒を抜き取って埋植窩を形成する場合には、
操作性が非常に悪いという問題点があった。本発明は、
かかる問題点に鑑みてなされたものであり、埋植窩形
成治具(例えば、ハンドピースに装着したドリル)を用
いて骨に、骨内インプラントを埋植する埋植窩を形成す
る際に障害とならないので、埋植窩形成治具による所望
の埋植窩形成を可能とする埋植窩形成治具や手などが
触れても埋植窩形成の支障とならず、目標の方向とは異
なる方向に埋植窩を形成することがないので、正確な埋
植窩の形成を可能とする埋植窩形成治具による埋植窩
形成の操作性をよくする、という利点を有する骨内イン
プラントの埋植窩形成方向指示部材を提供することを目
的としている。
属棒を目安にして埋植窩を形成する方向の見当をつけた
あと、金属棒を抜き取って埋植窩を形成する場合には、
操作性が非常に悪いという問題点があった。本発明は、
かかる問題点に鑑みてなされたものであり、埋植窩形
成治具(例えば、ハンドピースに装着したドリル)を用
いて骨に、骨内インプラントを埋植する埋植窩を形成す
る際に障害とならないので、埋植窩形成治具による所望
の埋植窩形成を可能とする埋植窩形成治具や手などが
触れても埋植窩形成の支障とならず、目標の方向とは異
なる方向に埋植窩を形成することがないので、正確な埋
植窩の形成を可能とする埋植窩形成治具による埋植窩
形成の操作性をよくする、という利点を有する骨内イン
プラントの埋植窩形成方向指示部材を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は第一
に、「一部または全体が弾性体であり、骨内インプラン
トを埋植する埋植窩の形成方向を指示する埋植窩形成方
向指示部と、該指示部と係合する第1係合部及び前記埋
植窩と係合する第2係合部を有する本体とを、少なくと
も含む骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部材(請
求項1)」を提供する。
に、「一部または全体が弾性体であり、骨内インプラン
トを埋植する埋植窩の形成方向を指示する埋植窩形成方
向指示部と、該指示部と係合する第1係合部及び前記埋
植窩と係合する第2係合部を有する本体とを、少なくと
も含む骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部材(請
求項1)」を提供する。
【0011】また、本発明は第二に、「前記弾性体をシ
リコンゴムとしたことを特徴とする請求項1記載の埋植
窩形成方向指示部材(請求項2)」を提供する。また、
本発明は第三に、「前記本体の材料をチタンまたはチタ
ン合金としたことを特徴とする請求項1または2記載の
埋植窩形成方向指示部材(請求項3)」を提供する。
リコンゴムとしたことを特徴とする請求項1記載の埋植
窩形成方向指示部材(請求項2)」を提供する。また、
本発明は第三に、「前記本体の材料をチタンまたはチタ
ン合金としたことを特徴とする請求項1または2記載の
埋植窩形成方向指示部材(請求項3)」を提供する。
【0012】また、本発明は第四に、「前記本体に前記
埋植窩の直径よりも大きい外寸を有する部分を設けたこ
とを特徴とする請求項1〜3記載の埋植窩形成方向指示
部材(請求項4)」を提供する。
埋植窩の直径よりも大きい外寸を有する部分を設けたこ
とを特徴とする請求項1〜3記載の埋植窩形成方向指示
部材(請求項4)」を提供する。
【0013】
【作用】本発明の埋植窩形成方向指示部材において、骨
内インプラントの埋植窩(骨内インプラントを埋植する
孔)を形成する方向を指示する(即ち、既に形成した別
の埋植窩から少なくとも、その一部が指示方向に突出し
ている)埋植窩形成方向指示部5は、その一部または全
体が弾性体である。
内インプラントの埋植窩(骨内インプラントを埋植する
孔)を形成する方向を指示する(即ち、既に形成した別
の埋植窩から少なくとも、その一部が指示方向に突出し
ている)埋植窩形成方向指示部5は、その一部または全
体が弾性体である。
【0014】そのため、埋植窩形成治具(例えば、ハン
ドピースに装着したドリル)を用いて骨に埋植窩を形成
する際に、隣接する埋植窩(既に形成した別の埋植窩)
に立てた(埋植窩に本体1の第2係合部1’を差し込ん
だ)埋植窩形成方向指示部材の埋植窩形成方向指示部5
に埋植窩形成治具や手などがぶつかったとしても、該指
示部5が弾性体であることから該指示部5が容易に変形
するので、埋植窩の形成方向が不都合な方向にずれるこ
とがない。従って最初の目標通りの方向に埋植窩を形成
することができる。
ドピースに装着したドリル)を用いて骨に埋植窩を形成
する際に、隣接する埋植窩(既に形成した別の埋植窩)
に立てた(埋植窩に本体1の第2係合部1’を差し込ん
だ)埋植窩形成方向指示部材の埋植窩形成方向指示部5
に埋植窩形成治具や手などがぶつかったとしても、該指
示部5が弾性体であることから該指示部5が容易に変形
するので、埋植窩の形成方向が不都合な方向にずれるこ
とがない。従って最初の目標通りの方向に埋植窩を形成
することができる。
【0015】また、埋植窩形成途中で埋植窩形成治具や
手などが埋植窩形成方向指示部5にぶつかることや埋植
窩形成方向指示部5が所望の埋植窩形成の障害となるこ
とが予め予想されるときは、埋植窩形成方向を確定した
後に、手指で埋植窩形成方向指示部5を邪魔にならない
方向に押し曲げれば、所望の埋植窩を形成することがで
きる。
手などが埋植窩形成方向指示部5にぶつかることや埋植
窩形成方向指示部5が所望の埋植窩形成の障害となるこ
とが予め予想されるときは、埋植窩形成方向を確定した
後に、手指で埋植窩形成方向指示部5を邪魔にならない
方向に押し曲げれば、所望の埋植窩を形成することがで
きる。
【0016】前記弾性体は衛生面を考慮すると、交換可
能または使い捨て可能であることが好ましい。また、使
用時に口腔内環境に適合させるため、切断により長さを
容易に調節できることが好ましい。材質としてはゴム状
弾性体であれば、シリコンゴム、ウレタンゴム、オレフ
ィンゴム、フッ素ゴム、天然ゴム等、特に限定されるも
のではないが、歯科医が滅菌をして使用することと、安
価で入手が容易であること等を考慮すると、シリコンゴ
ムが好ましい(請求項2)。
能または使い捨て可能であることが好ましい。また、使
用時に口腔内環境に適合させるため、切断により長さを
容易に調節できることが好ましい。材質としてはゴム状
弾性体であれば、シリコンゴム、ウレタンゴム、オレフ
ィンゴム、フッ素ゴム、天然ゴム等、特に限定されるも
のではないが、歯科医が滅菌をして使用することと、安
価で入手が容易であること等を考慮すると、シリコンゴ
ムが好ましい(請求項2)。
【0017】前記本体1の材質は金属、セラミックス、
ポリマー等、特に限定されるものではないが、生体親和
性に優れ、インプラント材料として広範に使用されてい
るチタン(チタンまたはチタン合金)が好ましい(請求
項3)。前記本体1に前記埋植窩の直径よりも大きい外
寸を有する部分2を設けることにより(請求項4)、埋
植窩に本体の第2係合部1’を差し込んだとき、埋植窩
上端で埋植窩の直径よりも大きい外寸を有する部分2が
引っかかるので、必要以上に本体1(または埋植窩形成
方向指示部材)が埋植窩へ落ち込むことを防止できる。
なお、第2係合部1’は、本体1のうち、埋植窩の直径
よりも外寸(外径)が大きい部分2よりも下側の部分を
いう。
ポリマー等、特に限定されるものではないが、生体親和
性に優れ、インプラント材料として広範に使用されてい
るチタン(チタンまたはチタン合金)が好ましい(請求
項3)。前記本体1に前記埋植窩の直径よりも大きい外
寸を有する部分2を設けることにより(請求項4)、埋
植窩に本体の第2係合部1’を差し込んだとき、埋植窩
上端で埋植窩の直径よりも大きい外寸を有する部分2が
引っかかるので、必要以上に本体1(または埋植窩形成
方向指示部材)が埋植窩へ落ち込むことを防止できる。
なお、第2係合部1’は、本体1のうち、埋植窩の直径
よりも外寸(外径)が大きい部分2よりも下側の部分を
いう。
【0018】従って、インプラントの長さが数種類もあ
るときに、各インプラントの長さに応じた本体の長さ
(埋植窩に差し込まれる本体の長さ)をそれぞれ有する
埋植窩形成方向指示部材を何種類も用意する必要がなく
なる。例えば、いちばん短いインプラントの長さに合わ
せて適切な長さに前記第2係合部1’の長さを決めれば
それより長いインプラントにも使用可能となる。
るときに、各インプラントの長さに応じた本体の長さ
(埋植窩に差し込まれる本体の長さ)をそれぞれ有する
埋植窩形成方向指示部材を何種類も用意する必要がなく
なる。例えば、いちばん短いインプラントの長さに合わ
せて適切な長さに前記第2係合部1’の長さを決めれば
それより長いインプラントにも使用可能となる。
【0019】埋植窩に差し込む(係合させる)本体の第
2係合部1’の形状は、特に限定されるものではない
が、係合の安定性と埋植窩形成方向指示部材による方向
指示の正確さを考慮すると、埋植窩と同一(または略同
一)形状か、或いは埋植窩と嵌合する形状が好ましい。
例えば、シリンダータイプのインプラントでは、埋植窩
は円筒形状であるため、本体の第2係合部の形状は、円
筒に嵌合する円柱形状であることが好ましい。
2係合部1’の形状は、特に限定されるものではない
が、係合の安定性と埋植窩形成方向指示部材による方向
指示の正確さを考慮すると、埋植窩と同一(または略同
一)形状か、或いは埋植窩と嵌合する形状が好ましい。
例えば、シリンダータイプのインプラントでは、埋植窩
は円筒形状であるため、本体の第2係合部の形状は、円
筒に嵌合する円柱形状であることが好ましい。
【0020】埋植窩形成方向指示部5と係合する本体の
第1係合部の形状は、特に限定されるものではないが
(例えば、突起部3または窪み部4)、埋植窩形成方向
指示部5の本体1への装着の容易さ、装着後の外れ難さ
という点を考慮すると、突起形状が好ましい(図1参
照)。埋植窩形成方向指示部5の外観形状は、特に限定
されるものではないが、埋植方向の視認性を考慮する
と、中心軸に対して回転対称である円筒形状(図1参
照)または円柱形状(図2参照)が、どの方向から見て
も同じ形態となるので好ましい。
第1係合部の形状は、特に限定されるものではないが
(例えば、突起部3または窪み部4)、埋植窩形成方向
指示部5の本体1への装着の容易さ、装着後の外れ難さ
という点を考慮すると、突起形状が好ましい(図1参
照)。埋植窩形成方向指示部5の外観形状は、特に限定
されるものではないが、埋植方向の視認性を考慮する
と、中心軸に対して回転対称である円筒形状(図1参
照)または円柱形状(図2参照)が、どの方向から見て
も同じ形態となるので好ましい。
【0021】以下、実施例により本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0022】
【実施例1】実施例1を図1を参照して説明する。図1
は本実施例の埋植窩形成方向指示部材の概略断面図であ
る。本実施例の埋植窩形成方向指示部材は、弾性体であ
るシリコンゴムチューブ(円筒形状)からなる埋植窩形
成方向指示部5と、該指示部5と係合(本実施例では嵌
合)する第1係合部である突起部3、埋植窩に差し込ま
れる第2係合部(円柱形状)1’、及び埋植窩の直径よ
りも外寸(外径)が大きい部分2を有する純チタン製の
本体1と、からなる。なお、第2係合部1’は、本体1
のうち、埋植窩の直径よりも外寸(外径)が大きい部分
2よりも下側の部分をいう。
は本実施例の埋植窩形成方向指示部材の概略断面図であ
る。本実施例の埋植窩形成方向指示部材は、弾性体であ
るシリコンゴムチューブ(円筒形状)からなる埋植窩形
成方向指示部5と、該指示部5と係合(本実施例では嵌
合)する第1係合部である突起部3、埋植窩に差し込ま
れる第2係合部(円柱形状)1’、及び埋植窩の直径よ
りも外寸(外径)が大きい部分2を有する純チタン製の
本体1と、からなる。なお、第2係合部1’は、本体1
のうち、埋植窩の直径よりも外寸(外径)が大きい部分
2よりも下側の部分をいう。
【0023】本実施例の埋植窩形成方向指示部材を顎模
型およびフェースマスクを装着したマネキンを用いたイ
ンプラントの埋植実験に使用したところ、埋植窩形成方
向指示部材を差し込んだ埋植窩に隣接する部分に、埋植
窩形成治具(例えば、ハンドピースに装着したドリル)
を用いて別の埋植窩を穿孔するとき、埋植窩から突出し
た埋植窩形成方向指示部5が弾性体であることから、穿
孔作業の邪魔になる場合でも指示部5を簡単に押し曲げ
ることができた。
型およびフェースマスクを装着したマネキンを用いたイ
ンプラントの埋植実験に使用したところ、埋植窩形成方
向指示部材を差し込んだ埋植窩に隣接する部分に、埋植
窩形成治具(例えば、ハンドピースに装着したドリル)
を用いて別の埋植窩を穿孔するとき、埋植窩から突出し
た埋植窩形成方向指示部5が弾性体であることから、穿
孔作業の邪魔になる場合でも指示部5を簡単に押し曲げ
ることができた。
【0024】また、穿孔作業中に、埋植窩形成治具や手
などが埋植窩形成方向指示部5にあたっても指示部5が
容易に曲がるので、穿孔作業になんら支障がなく、埋植
方向の平行性が非常に優れた所望の埋植窩を穿孔するこ
とができた。
などが埋植窩形成方向指示部5にあたっても指示部5が
容易に曲がるので、穿孔作業になんら支障がなく、埋植
方向の平行性が非常に優れた所望の埋植窩を穿孔するこ
とができた。
【0025】
【実施例2】図2は本実施例の埋植窩形成方向指示部材
の概略断面図である。本実施例の埋植窩形成方向指示部
材は、本体1の第1係合部を窪み部(円筒状)4とし、
埋植窩形成方向指示部5を棒状(円柱状)の弾性体(シ
リコンゴム製)とした他は、実施例1と同一である。
の概略断面図である。本実施例の埋植窩形成方向指示部
材は、本体1の第1係合部を窪み部(円筒状)4とし、
埋植窩形成方向指示部5を棒状(円柱状)の弾性体(シ
リコンゴム製)とした他は、実施例1と同一である。
【0026】本実施例の埋植窩形成方向指示部材を顎模
型およびフェースマスクを装着したマネキンを用いたイ
ンプラントの埋植実験に使用したところ、本埋植窩形成
方向指示部材を差し込んだ埋植窩に隣接する部分に、埋
植窩形成治具(例えば、ハンドピースに装着したドリ
ル)を用いて別の埋植窩を穿孔するとき、埋植窩から突
出した埋植窩形成方向指示部5が弾性体であることか
ら、穿孔作業の邪魔になる場合でも指示部5を簡単に押
し曲げることができた。
型およびフェースマスクを装着したマネキンを用いたイ
ンプラントの埋植実験に使用したところ、本埋植窩形成
方向指示部材を差し込んだ埋植窩に隣接する部分に、埋
植窩形成治具(例えば、ハンドピースに装着したドリ
ル)を用いて別の埋植窩を穿孔するとき、埋植窩から突
出した埋植窩形成方向指示部5が弾性体であることか
ら、穿孔作業の邪魔になる場合でも指示部5を簡単に押
し曲げることができた。
【0027】また、穿孔作業中に、埋植窩形成治具や手
などが埋植窩形成方向指示部5にあたっても指示部5が
容易に曲がるので、穿孔作業になんら支障がなく、埋植
方向の平行性が非常に優れた所望の埋植窩を穿孔するこ
とができた。
などが埋植窩形成方向指示部5にあたっても指示部5が
容易に曲がるので、穿孔作業になんら支障がなく、埋植
方向の平行性が非常に優れた所望の埋植窩を穿孔するこ
とができた。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の埋植窩形成方向
指示部材は、埋植窩形成治具(例えば、ハンドピース
に装着したドリル)を用いて骨に、骨内インプラントを
埋植する埋植窩を形成する際に障害とならないので、埋
植窩形成治具による所望の埋植窩形成を可能とする埋
植窩形成治具や手などが触れても埋植窩形成の支障とな
らず、目標の方向とは異なる方向に埋植窩を形成するこ
とがないので、正確な埋植窩の形成を可能とする埋植
窩形成治具による埋植窩形成の操作性をよくする、とい
う利点を有する。
指示部材は、埋植窩形成治具(例えば、ハンドピース
に装着したドリル)を用いて骨に、骨内インプラントを
埋植する埋植窩を形成する際に障害とならないので、埋
植窩形成治具による所望の埋植窩形成を可能とする埋
植窩形成治具や手などが触れても埋植窩形成の支障とな
らず、目標の方向とは異なる方向に埋植窩を形成するこ
とがないので、正確な埋植窩の形成を可能とする埋植
窩形成治具による埋植窩形成の操作性をよくする、とい
う利点を有する。
【0029】その結果、インプラントの埋植窩を正確
に、操作性よく形成することができるので、埋植時のト
ラブルもなくなり、インプラントは確実に顎骨に固定さ
れ、インプラント手術が成功する。
に、操作性よく形成することができるので、埋植時のト
ラブルもなくなり、インプラントは確実に顎骨に固定さ
れ、インプラント手術が成功する。
【図1】は、実施例1の埋植窩形成方向指示部材の概略
断面図である。
断面図である。
【図2】は、実施例2の埋植窩形成方向指示部材の概略
断面図である。
断面図である。
1 埋植窩形成方向指示部材の本体 1’本体の第2係合部 2 本体のうち、埋植窩の直径よりも大きい外寸を有す
る部分 3 突起部(本体の第1係合部の一例) 4 窪み部(本体の第1係合部の一例) 5 埋植窩形成方向指示部 以 上
る部分 3 突起部(本体の第1係合部の一例) 4 窪み部(本体の第1係合部の一例) 5 埋植窩形成方向指示部 以 上
Claims (4)
- 【請求項1】 一部または全体が弾性体であり、骨内イ
ンプラントを埋植する埋植窩の形成方向を指示する埋植
窩形成方向指示部と、該指示部と係合する第1係合部及
び前記埋植窩と係合する第2係合部を有する本体とを、
少なくとも含む骨内インプラントの埋植窩形成方向指示
部材。 - 【請求項2】 前記弾性体をシリコンゴムとしたことを
特徴とする請求項1記載の埋植窩形成方向指示部材。 - 【請求項3】 前記本体の材料をチタンまたはチタン合
金としたことを特徴とする請求項1または2記載の埋植
窩形成方向指示部材。 - 【請求項4】 前記本体に前記埋植窩の直径よりも大き
い外寸を有する部分を設けたことを特徴とする請求項1
〜3記載の埋植窩形成方向指示部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7035589A JPH08224258A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7035589A JPH08224258A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08224258A true JPH08224258A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12445982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7035589A Pending JPH08224258A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 骨内インプラントの埋植窩形成方向指示部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08224258A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112807120A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-05-18 | 南方医科大学口腔医院 | 牙尖交错位下修复导向为基准的种植体窝洞测量杆及方法 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7035589A patent/JPH08224258A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112807120A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-05-18 | 南方医科大学口腔医院 | 牙尖交错位下修复导向为基准的种植体窝洞测量杆及方法 |
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