JPH0822444B2 - 熱間仕上圧延機の絞り込み防止装置 - Google Patents
熱間仕上圧延機の絞り込み防止装置Info
- Publication number
- JPH0822444B2 JPH0822444B2 JP3327763A JP32776391A JPH0822444B2 JP H0822444 B2 JPH0822444 B2 JP H0822444B2 JP 3327763 A JP3327763 A JP 3327763A JP 32776391 A JP32776391 A JP 32776391A JP H0822444 B2 JPH0822444 B2 JP H0822444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling mill
- rolled material
- finish rolling
- hot finish
- vertical roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱間仕上圧延機を通
る圧延材に発生する蛇行に起因する絞り込みを有利に防
止し得る装置に関する。
る圧延材に発生する蛇行に起因する絞り込みを有利に防
止し得る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間仕上圧延機の入側においては、圧延
材後端部に張力が付与されていないために蛇行が大きく
なるのが通例で、これは仕上圧延入側における圧延材先
端部についても同様である。このようにして発生する蛇
行は、ときには圧延機に対する圧延材の二重噛み込みを
引き起こすことにもなる。すなわち、圧延材の側面がサ
イドガイドに強く接触し、板厚が薄い場合には座屈し2
枚重なりとなってロールに噛み込まれ、いわゆる絞り込
み現象を起こし、ロールを損傷する原因となる。
材後端部に張力が付与されていないために蛇行が大きく
なるのが通例で、これは仕上圧延入側における圧延材先
端部についても同様である。このようにして発生する蛇
行は、ときには圧延機に対する圧延材の二重噛み込みを
引き起こすことにもなる。すなわち、圧延材の側面がサ
イドガイドに強く接触し、板厚が薄い場合には座屈し2
枚重なりとなってロールに噛み込まれ、いわゆる絞り込
み現象を起こし、ロールを損傷する原因となる。
【0003】このような絞り込み現象を防止する方法と
しては、特公昭59−16527 号公報に開示の荷重差方式
や、特開昭51−17465 号公報に開示のセンサ方式による
蛇行制御が知られている。また、特開昭60−83704 号公
報には、圧延材の先、後端部の平面形状が左右非対称で
あるときには蛇行制御を解除し、圧延材に凸の板クラウ
ンを付与する制御を行って蛇行を抑制し、絞り込みを防
止することが開示されている。さらに特公昭59−16528
号公報には、圧延機のスタンド間のサイドガイドに加わ
る力を、その操作側及び駆動側でそれぞれ測定し、圧延
材の面内曲げモーメントを求め、この曲げモーメントが
ある限界をこえたときに片圧下制御を行って蛇行を制御
する方法が開示されている。
しては、特公昭59−16527 号公報に開示の荷重差方式
や、特開昭51−17465 号公報に開示のセンサ方式による
蛇行制御が知られている。また、特開昭60−83704 号公
報には、圧延材の先、後端部の平面形状が左右非対称で
あるときには蛇行制御を解除し、圧延材に凸の板クラウ
ンを付与する制御を行って蛇行を抑制し、絞り込みを防
止することが開示されている。さらに特公昭59−16528
号公報には、圧延機のスタンド間のサイドガイドに加わ
る力を、その操作側及び駆動側でそれぞれ測定し、圧延
材の面内曲げモーメントを求め、この曲げモーメントが
ある限界をこえたときに片圧下制御を行って蛇行を制御
する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の荷重差方式やセ
ンサ方式による蛇行制御は、圧延材の先、後端部の平面
形状が左右非対称の場合に正確な蛇行量を検知すること
ができず、また、圧延材の先、後端部の平面形状が左右
非対称であるときに凸の板クラウンを付与する手法は、
平面形状を短時間で認識することができず、絞り込みを
防止するのは難しい。さらに圧延材の面内曲げモーメン
トを求める方法は、圧延材とガイドとの接触位置を特定
できないため、圧延材の座屈発生限界を容易に知ること
ができず、絞り込みを防止するのは困難である。そこで
この発明は、絞り込みを容易に防止できる装置について
提供することを目的とする。
ンサ方式による蛇行制御は、圧延材の先、後端部の平面
形状が左右非対称の場合に正確な蛇行量を検知すること
ができず、また、圧延材の先、後端部の平面形状が左右
非対称であるときに凸の板クラウンを付与する手法は、
平面形状を短時間で認識することができず、絞り込みを
防止するのは難しい。さらに圧延材の面内曲げモーメン
トを求める方法は、圧延材とガイドとの接触位置を特定
できないため、圧延材の座屈発生限界を容易に知ること
ができず、絞り込みを防止するのは困難である。そこで
この発明は、絞り込みを容易に防止できる装置について
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱間仕上圧
延機のスタンドの入側で、該スタンドの操作側および駆
動側に配置した1対のサイドガイドにそれぞれ竪ローラ
ーを設け、各竪ローラーにおける圧延材通過時に加わる
力を測定する測定器と、少なくともいずれか一方の竪ロ
ーラーでの測定値が所定値を超えたときに後段スタンド
の圧下を開放する制御を司る演算制御器とをそなえてな
る熱間仕上圧延機の絞り込み防止装置である。
延機のスタンドの入側で、該スタンドの操作側および駆
動側に配置した1対のサイドガイドにそれぞれ竪ローラ
ーを設け、各竪ローラーにおける圧延材通過時に加わる
力を測定する測定器と、少なくともいずれか一方の竪ロ
ーラーでの測定値が所定値を超えたときに後段スタンド
の圧下を開放する制御を司る演算制御器とをそなえてな
る熱間仕上圧延機の絞り込み防止装置である。
【0006】また、測定器は、竪ローラーの回転軸に歪
ゲージを装着してなることが、実施に当たり有利であ
る。
ゲージを装着してなることが、実施に当たり有利であ
る。
【0007】
【作用】次に、圧延機の各スタンドを出た圧延材の通過
時にサイドガイドに加わる力を測定することにより、絞
り込みを防止し得る根拠について詳しく述べる。図1に
示すように、熱間仕上圧延機のスタンド1入側で、蛇行
する圧延材2をサイドガイド3によって強制的に抑える
と、圧延材2はサイドガイド3の竪ローラー4による拘
束力Pを受ける。この拘束力Pは、竪ローラー4に装着
する、例えば歪みゲージにて測定可能である。
時にサイドガイドに加わる力を測定することにより、絞
り込みを防止し得る根拠について詳しく述べる。図1に
示すように、熱間仕上圧延機のスタンド1入側で、蛇行
する圧延材2をサイドガイド3によって強制的に抑える
と、圧延材2はサイドガイド3の竪ローラー4による拘
束力Pを受ける。この拘束力Pは、竪ローラー4に装着
する、例えば歪みゲージにて測定可能である。
【0008】一方、絞り込みの指標となる、圧延材2に
座屈の発生が懸念されない最大の荷重、すなわち座屈発
生限界荷重Pk は次式(1) で与えられる。
座屈の発生が懸念されない最大の荷重、すなわち座屈発
生限界荷重Pk は次式(1) で与えられる。
【0009】
【数1】 Pk =K・π2 ・E・h1 3/{12(1−ν2 )b}------(1) 但し E :ヤング率 ν :ポアソン比 h1 :入側板厚 b :板幅 L :スタンドのロール中心と竪ローラー間の距離
【0010】上記式(1) において、Kは上記板幅b及び
距離Lの関数であり、例えば図2から求めることができ
る。さらに図1に示したような、サイドガイドに竪ロー
ラーを組み込んだ圧延機においては、圧延材とサイドガ
イドとの接触は1点であるため、式(1) 中のLは定数で
与えられ、板幅bによってKの値を容易に得ることがで
きる。
距離Lの関数であり、例えば図2から求めることができ
る。さらに図1に示したような、サイドガイドに竪ロー
ラーを組み込んだ圧延機においては、圧延材とサイドガ
イドとの接触は1点であるため、式(1) 中のLは定数で
与えられ、板幅bによってKの値を容易に得ることがで
きる。
【0011】そこでこの発明の装置では、竪ローラーで
の荷重、つまり拘束力Pを測定し、上記座屈発生限界荷
重Pk と比較することとした。すなわちP>Pk のとき
に絞り込みが発生するため、Pを実測してPk と比較す
ることにより、絞り込みの予知が可能である。
の荷重、つまり拘束力Pを測定し、上記座屈発生限界荷
重Pk と比較することとした。すなわちP>Pk のとき
に絞り込みが発生するため、Pを実測してPk と比較す
ることにより、絞り込みの予知が可能である。
【0012】例えばPの実測データを図3に示すよう
に、圧延材の尻抜け時のA時点においてP>Pk となる
ことが判明し、従って、この時点で後段スタンドでの圧
下を開放する制御を行えばよいわけである。これは全て
の圧延機に適用可能であるが、油圧圧下制御方式の圧延
機の場合に好適である。
に、圧延材の尻抜け時のA時点においてP>Pk となる
ことが判明し、従って、この時点で後段スタンドでの圧
下を開放する制御を行えばよいわけである。これは全て
の圧延機に適用可能であるが、油圧圧下制御方式の圧延
機の場合に好適である。
【0013】
【実施例】図4に、この発明に従う絞り込み装置を示
す。すなわち、図1に示した圧延機スタンド1の操作側
OPおよび駆動側DRのサイドガイドの竪ローラー3に接続
した歪ゲージ5a,5b にて、該各スタンドの操作側および
駆動側の竪ローラーに加わる荷重POPおよびPDRをそれ
ぞれ測定し、次いで各測定値をアンプ6a,6b を介して、
診断CPU7へ入力し、ここでPOP及びPDRと予め圧延
材単位で入力しておいた座屈発生限界荷重Pk と比較す
る。そして、POP>αPk および/またはPDR>αPk
のときに、診断CPU7から後段スタンドの油圧圧下制
御盤8に圧下を開放する指令を出力する。ここでαは、
圧延材の鋼種、板幅、板厚または圧延機の剛性差などに
起因した誤差を見込むための安全係数である。
す。すなわち、図1に示した圧延機スタンド1の操作側
OPおよび駆動側DRのサイドガイドの竪ローラー3に接続
した歪ゲージ5a,5b にて、該各スタンドの操作側および
駆動側の竪ローラーに加わる荷重POPおよびPDRをそれ
ぞれ測定し、次いで各測定値をアンプ6a,6b を介して、
診断CPU7へ入力し、ここでPOP及びPDRと予め圧延
材単位で入力しておいた座屈発生限界荷重Pk と比較す
る。そして、POP>αPk および/またはPDR>αPk
のときに、診断CPU7から後段スタンドの油圧圧下制
御盤8に圧下を開放する指令を出力する。ここでαは、
圧延材の鋼種、板幅、板厚または圧延機の剛性差などに
起因した誤差を見込むための安全係数である。
【0014】また、歪ゲージ5a(5b)は、図5に示すよ
うに、竪ローラー4の中心軸9に張り付けて装着し、次
式(2) にて換算し、荷重Pを求めた。これによって、回
転体である竪ローラーに加わる荷重の測定が可能となっ
た。
うに、竪ローラー4の中心軸9に張り付けて装着し、次
式(2) にて換算し、荷重Pを求めた。これによって、回
転体である竪ローラーに加わる荷重の測定が可能となっ
た。
【0015】
【数2】 P=(2・E・Z/a)・ε ………(2) 但し E:中心軸のヤング率 Z:歪ゲージ張り付け部の断面係数 ε:測定された歪値
【0016】なお、この発明に従う装置は、荷重Pの実
測に基づいてその後の圧下を開放するものであるが、荷
重Pの実測に基づいてその後の圧延機の左右圧下荷重制
御などを行って蛇行を制御する装置として用いることも
できる。
測に基づいてその後の圧下を開放するものであるが、荷
重Pの実測に基づいてその後の圧延機の左右圧下荷重制
御などを行って蛇行を制御する装置として用いることも
できる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、絞り込みの発生を予
知して、その発生を防止し得るため、絞り込みによる圧
延の休止を回避でき、熱間圧延の安定化に大きく寄与す
る。
知して、その発生を防止し得るため、絞り込みによる圧
延の休止を回避でき、熱間圧延の安定化に大きく寄与す
る。
【図1】圧延機での通板状態を示す模式図である。
【図2】定数Kを得るためのグラフである。
【図3】荷重Pの実測データを示すグラフである。
【図4】この発明の装置を示す模式図である。
【図5】歪ゲージの装着を示す模式図である。
1 スタンド 2 圧延材 3 サイドガイド 4 竪ローラー 5a 歪ゲージ 5b 歪ゲージ 6a アンプ 6b アンプ 7 診断CPU 8 油圧圧下制御盤
Claims (2)
- 【請求項1】 熱間仕上圧延機のスタンドの入側で、該
スタンドの操作側および駆動側に配置した1対のサイド
ガイドにそれぞれ竪ローラーを設け、各竪ローラーにお
ける圧延材通過時に加わる力を測定する測定器と、少な
くともいずれか一方の竪ローラーでの測定値が所定値を
超えたときに後段スタンドの圧下を開放する制御を司る
演算制御器とをそなえてなる熱間仕上圧延機の絞り込み
防止装置。 - 【請求項2】 測定器は、竪ローラーの回転軸に歪ゲー
ジを装着してなる請求項1に記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3327763A JPH0822444B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 熱間仕上圧延機の絞り込み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3327763A JPH0822444B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 熱間仕上圧延機の絞り込み防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161907A JPH05161907A (ja) | 1993-06-29 |
| JPH0822444B2 true JPH0822444B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=18202718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3327763A Expired - Lifetime JPH0822444B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 熱間仕上圧延機の絞り込み防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822444B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5937682B2 (ja) | 2011-08-15 | 2016-06-22 | アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | モータポンプユニット |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3327763A patent/JPH0822444B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5937682B2 (ja) | 2011-08-15 | 2016-06-22 | アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | モータポンプユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05161907A (ja) | 1993-06-29 |
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