JPH08224513A - 動力散布機 - Google Patents

動力散布機

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JPH08224513A
JPH08224513A JP3347595A JP3347595A JPH08224513A JP H08224513 A JPH08224513 A JP H08224513A JP 3347595 A JP3347595 A JP 3347595A JP 3347595 A JP3347595 A JP 3347595A JP H08224513 A JPH08224513 A JP H08224513A
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wheels
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Yukio Kawarazuka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機体部分の全高及び重心位置を低くできて良好
な安定性が得られ、原動機の動力を送風機駆動用と走行
用とに必要に応じて適宜に分配して利用でき、基体に連
結されたハンドルに原動機や送風機等の振動が伝わり難
くされた動力散布機を提供すること。 【構成】車輪17,19を備えた基体11に、散布物が
貯留される貯留タンク70と、該貯留タンク70内の前
記散布物を散布するための搬送風を生成する送風機20
と、該送風機20の駆動源となる原動機30とが搭載さ
れる。前記送風機20におけるファン25の回転軸24
が鉛直線に沿うように立てられて配置される。前記原動
機30の動力が前記送風機及び前記車輪19にそれぞれ
ベルト37,38を介して伝達されるとともに、その動
力伝達を必要に応じて選択的に断接すべく前記ベルト3
7,38にそれぞれベルトテンションクラッチ40,5
0が添設される。前記基体11と前記送風機20等の間
に防振部材27,27,─が介装される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畦畔等を走行しながら
農薬、肥料、種子等の粉粒状や液状の散布物の散布作業
を行うようにされた動力散布機に関する。
【0002】
【従来の技術】水田の防除、施肥等に使用される動力散
布機としては、従来、背負い式のものが一般的である
が、この背負い式の動力散布機は、貯留タンク、送風機
及び原動機等の機体部分だけでも相当重いのに、それに
加えて前記貯留タンクに貯留された散布すべき農薬、肥
料、種子等の重量も付加されるので、それを背負って足
場の悪い畦畔や圃場を歩行しながら散布作業を行うこと
は極めて重労働となり、最近における農業従事者の高齢
化等を考慮すると、貯留タンク、送風機及び原動機等を
台車に搭載して走行させながら散布作業を行えるように
なすことが望まれる。
【0003】このような要望に応えるべく、例えば、実
公平4−50929号公報にも見られるように、車輪を
備えた基体(台車)に、散布物が貯留される貯留タンク
と、該貯留タンク内の前記散布物を散布するための搬送
風を生成する遠心式送風機と、該送風機の駆動源となる
原動機としてのエンジンと、を搭載するとともに、押動
ハンドルを設け、前記台車を前記押動ハンドルを押して
走行させながら前記エンジンにより前記送風機を駆動
し、この送風機に連結された噴管等の散布器具を介して
散布作業を行うようにされた走行式動力散布機が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
如き従来の走行式動力散布機にあっては、次のような改
善すべき課題があった。 比較的重量の大きな遠心式送風機が、そのファンの回
転軸を水平方向に向けて横向きに配置され、その回転軸
にエンジンのクランクシャフトが直結されるとともに、
前記送風機の上方に貯留タンクが配置された、背負い式
の状態そのままで台車に搭載されているため、機体部分
(貯留タンク、エンジン、送風機等からなる部分)の全
高が高くなるとともに重心位置も高くなって安定性が悪
くなり、凹凸の大きな畦畔等の不整地を走行させる際
に、機体を制御しにくく転倒し易い。
【0005】不整地を手押し式で走行させるには、背
負い式程ではないにしても大きな労力を要するととも
に、走行安定性や操作性に劣るので、自走式にすること
が望まれるが、台車走行用に別途に原動機を搭載するこ
とは、コスト、重量、及びスペースの点で不利であり、
搭載されている単一の原動機の動力を比較的簡単な構成
のもとで送風機駆動用と走行用とに必要に応じて適宜に
分配して利用できるようになすことが望まれる。
【0006】基体に連結されたハンドルに原動機や送
風機等の振動が伝わると、操作性が悪くなるとともに疲
れやすくなるので、これを解消できる方策を講じること
が望まれる。かかる点に鑑み本発明の目的は、上記した
問題を解消した動力散布機、具体的には、機体部分の全
高及び重心位置を低くできて良好な安定性が得られ、ま
た、原動機の動力を送風機駆動用と走行用とに必要に応
じて適宜に分配して利用でき、さらに、基体に連結され
たハンドルに原動機や送風機等の振動が伝わり難くされ
た動力散布機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る動力散布機は、車輪を備えた基体に、
散布物が貯留される貯留タンクと、該貯留タンク内の前
記散布物を散布するための搬送風を生成する送風機と、
該送風機の駆動源となる原動機と、が搭載されてなる基
本構成を有し、前記送風機におけるファンの回転軸が鉛
直に配置されていることを特徴としている。
【0008】本発明の好ましい実施態様としては、
(1)前記原動機の動力を前記送風機及び車輪にそれぞ
れベルトを介して伝達するとともに、その動力伝達を必
要に応じて選択的に断接すべく前記ベルトにそれぞれベ
ルトテンションクラッチを添設したもの、(2)前記基
体にハンドルを連結し、かつ、前記基体と前記送風機及
び前記原動機との間に防振部材を介装したもの、が挙げ
られる。
【0009】また、本発明の動力散布機の他の一つは、
前記基本構成に加えて、前記送風機の吐出口に噴管が連
結され、この噴管の先端部に、多数の散布口が一直線上
に並ぶように形成されるとともに末端部が閉塞された可
撓性を有するホースが連結される継手が回動自在に連結
され、この継手の外周に円弧状の歯車が設けられるとと
もに、前記噴管の先端部に前記歯車に噛合するピニオン
が固定されたモーターが取り付けられていることを特徴
としている。
【0010】
【作用】前述の如くの構成とされた本発明に係る動力散
布機においては、ファンの回転軸が鉛直線に沿うように
立てられて、前記送風機が背負い式のものの状態とは異
なり寝かせられた状態で配置されているので、機体部分
の全高及び全体の重心位置を低くすることが可能とな
り、凹凸の大きな畦畔等の不整地を走行させる際に転倒
し難くできる。
【0011】また、原動機の動力がベルトを介して送風
機と車輪とに分配するとともに、その動力伝達をベルト
テンションクラッチを介して必要に応じて選択的に断接
するようにしたことにより、単一の原動機の動力を有効
に利用できて媒体を自走させながら散布作業を行え、か
つ、コスト、重量、スペースの増大が抑えられるととも
に、散布作業に要する労力を軽減できる。この場合、例
えば、作業現場に行くまでは、原動機の動力を車輪にの
み伝達し、送風機を停止させておくこともでき、それに
より、散布作業を行っていない走行時には騒音及び燃料
消費量を軽減できる。
【0012】さらに、基体にハンドルを連結し、かつ、
前記基体と前記送風機及び前記原動機との間に防振部材
を介装することにより、ハンドルに原動機や送風機等の
振動が伝わり難くなり、良好な操作性が得られるととも
に疲れ難くできる。一方、送風機の吐出口に噴管を連結
し、この噴管の先端部に、散布ホースが連結される継手
を回動自在に連結し、この継手の外周に円弧状の歯車を
設けるとともに、前記噴管の先端部に前記歯車に噛合す
るピニオンが固定されたモーターを取り付け、前記モー
ターの動作を制御するスイッチ類を前記ハンドルのグリ
ップ近傍等に配置して操作するようになせば、走行させ
ながら手元で前記散布ホースの回動、言い換えれば、風
向き等に応じて粉粒体の吹き出し方向を任意に変更する
ことができ、一人で能率良く散布作業を行える。
【0013】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係る動力散布
機の一実施例を示す側面図、平面図、正面図である。図
示例の動力散布機10は、粉粒状の散布物の散布作業に
適したものの一例であり、枠形のフレーム12、それに
梯子状に横架された2本の横メンバー14,14、及び
それらの上に載設された受け板15からなる基体11の
前端部及び後端部に、畦畔上を安定走行できるようにそ
れぞれ空気入りタイヤからなる前輪17とゴムラグ付き
の広幅円筒状の後輪19とが回転自在に軸架されてい
る。前記前輪17及び後輪19の後方側にはスクレーパ
ー(土除去板)18,18が配設されている。また、前
記基体11の前端部上には前記基体IIの直進操向操作を
容易にするラインマーカ29が立設されている。
【0014】そして、前記基体11上には、4個のゴム
等のクッション材からなる防振部材27,27,27,
27を介して遠心式の送風機20が、そのファン25の
回転軸24が鉛直線に沿うように立てられた状態、言い
換えればバーチカル形式で配置されている。この送風機
20の、その上面に吸気口20Aを備えたファンボリュ
ートケース22における前記基体11の前側の中央部上
には、散布すべき農薬、肥料、種子等の散布物が貯留さ
れる貯留タンク70の接続部72が連結支持されてお
り、この貯留タンク70内の散布物は図示しないシャッ
ターが開かれると下方に落下せしめられて、前記送風機
20により生成される搬送風に乗って、前記ファンボリ
ュートケース22の終端の吹出口22aに連結される後
述する噴管85や噴頭99を介して外部に散布される。
【0015】また、前記送風機20の前記ファンボリュ
ートケース22における前記基体11の後側の中央部上
面には、前記送風機20及び前記後輪19の兼用駆動源
となる小型空冷二サイクルガソリンエンジン30が筒状
の支持取付部28に、そのクランクシャフト32を前記
ファン25の回転軸24と同様に、鉛直線に沿うように
立てた状態で固定保持されていて、機体全体としての重
心点を前記後輪19側へ寄せて、走行安定性を高めてい
る。
【0016】さらに、前記基体11の後部両側には左右
一対のハンドル61A,61Bの基端取付部67が固定
板68を介して取り付けられている。前記ハンドル61
A,61Bの上端部にはグリップ62A,62Bが設け
られるとともに、クラッチ操作レバー63A,63Bが
設けられている。前記エンジン30の動力は、必要に応
じて、前記クランクシャフト32に固定された大径駆動
プーリー33、Vベルト37、及び従動プーリー35を
介して前記ファン25の回転軸24に伝達されるととも
に、前記クランクシャフト32に固定された小径駆動プ
ーリー34、Vベルト38、従動プーリー36、中継シ
ャフト39、ユニバーサルジョイント39A、減速機4
5、小径スプロケットホイール46、チェーン47、大
径スプロケットホイール48を介し、適宜減速されて前
記後輪19に伝達される。
【0017】ここでは、前記両Vベルト37、38によ
る前記エンジン30の動力伝達を必要に応じて断接し得
るようにすべく、前記両Vベルト37,38は、それぞ
れ対の前記送風機20側の前記プーリー33と35の間
及び前記後輪19側の前記プーリー34と36との間に
緩く掛け回された弛緩状態(非伝達状態)と、後述する
ベルトテンションクラッチ40,50により動力伝達に
適したテンションが与えられる緊張状態(伝達可能状
態)とを選択的にとることができるようにされている。
【0018】図2に示す如く、前記送風機20側の前記
Vベルト37に添設されたベルトテンションクラッチ4
0は、その一端部に前記Vベルト37に圧接せしめられ
るテンションローラ43が取着された揺動レバー41を
有している。この揺動レバー41の中央部は固定部(こ
こでは前記送風機20の上面)に植立されたピン42に
より揺動可能に軸支されるとともに、その他端部がボー
デンケーブル64Aを介して前記左側のクラッチ操作レ
バー63Aに接続されており、さらに、前記テンション
ローラ43が前記Vベルト37から離間する方向に図示
しないバネにより常時付勢されている。従って、前記ク
ラッチ操作レバー63Aが作業者の手で握持されていな
いときには、前記揺動レバー41がバネの付勢力により
所定位置に保持されているので、前記テンションローラ
43が前記Vベルト38から離間して前記ベルトテンシ
ョンクラッチ40が遮断(非伝達)状態をとり、このと
きには前記Vベルト37が弛緩状態とされるので、前記
送風機20への動力の伝達は行われない。それに対し、
前記クラッチ操作レバー63Aを握り締めると、前記揺
動レバー41がバネの付勢力に抗して揺動し、前記Vベ
ルト37側に倒れ込む接続(伝達可能)状態をとり、前
記Vベルト37が緊張状態にされてそれによる動力の伝
達が行われる。それにより、前記送風機20のファン2
5が回転せしめられて散布用の搬送風が生成される。
【0019】一方、前記後輪19側の前記Vベルト38
に添設されたベルトテンションクラッチ50も、前記送
風機20側の前記クラッチ40と同様に、その一端部に
前記Vベルト38に圧接せしめられるテンションローラ
53が取着された揺動レバー51を有している。この揺
動レバー51の中央部は固定部に植立されたピン52に
より揺動可能に軸支されるとともに、その他端部がボー
デンケーブル64Bを介して前記右側のクラッチ操作レ
バー63Bに接続されており、さらに、前記テンション
ローラ53が前記Vベルト38から離間する方向に図示
しないバネにより常時付勢されている。従って、前記ク
ラッチ操作レバー63Bが作業者の手で握持されていな
いときには、前記揺動レバー51がバネの付勢力により
所定位置に保持されているので、前記テンションローラ
53が前記Vベルト38から離間して前記ベルトテンシ
ョンクラッチ50が遮断(非伝達)状態をとり、このと
きには前記Vベルト38が弛緩状態とされるので、前記
後輪19側への動力の伝達は行われない。それに対し、
前記クラッチ操作レバー63Bを握り締めると、前記揺
動レバー51がバネの付勢力に抗して揺動し、前記Vベ
ルト38側に倒れ込む接続(伝達可能)状態をとり、前
記Vベルト38が緊張状態にされてそれによる動力の伝
達が行われる。その結果、前記エンジン30の動力が前
記後輪19に伝達されて前記基体IIが駆動走行せしめら
れる。本実施例では、前記クラッチ操作レバー63A、
63Bから手を放せば、作業がただちに中断されるの
で、安全である。
【0020】上記構成に加えて本実施例においては、前
記送風機20におけるファンボリュートケース22の終
端部を形成する前記吐出口22aに長さ調整可能に立ち
上げられた噴管85が連結され、図4〜図7をも参照す
ればよくわかるように、前記噴管85の先端部に、多数
の散布口92a,92a,─(図7参照)が一直線上に
並ぶように形成されるとともに、末端部が閉塞された可
撓性を有する薄肉ビニールホース92が緊締金具101
で連結される継手90が回動自在に連結され、この継手
90の外周に円弧状の歯車91が固定されるとともに、
前記噴管85の先端部に前記歯車91に噛合するピニオ
ン88が固定された直流モーター87がブラケット86
を介して取り付け固定されている。
【0021】また、前記継手90の外周部には、該継手
90内に配置された、前記ホース92の前記散布口92
a,92a,─からの吐風圧を調整するための風圧調整
板94を回動させるための直流モーター95が取付台9
6を介して取り付け固定されている。 以上の如くの構
成とされた本実施例の動力散布機10においては、送風
機20におけるファン25の回転軸24が鉛直線に沿う
ように立てられて、前記送風機20が寝かせられた状態
で配置されているので、機体部分(前記送風機20,エ
ンジン30,貯留タンク70等からなる部分)の全高及
び全体の重心位置を低くすることが可能となり、凹凸の
大きな畦畔等の不整地を走行させる際の安定性を向上せ
しめ、転倒し難くできる。
【0022】また、エンジン30の動力がVベルト3
7,38を介して送風機20と後輪19とに分配すると
ともに、その動力伝達をベルトテンションクラッチ4
0,50により必要に応じて選択的に断接するようにし
たことにより、単一のエンジン30の動力を有効に利用
して自走させながら散布作業を行え、かつ、コスト、重
量、スペースの増大が抑えられるとともに、散布作業に
要する労力を軽減できる。この場合、例えば、作業現場
に行くまでは、右側のクラッチ操作レバー63Bのみを
握持して、エンジン30の動力を後輪にのみ伝達し、左
側のクラッチ操作レバー63Aは解放状態にして送風機
20を停止させておくこともでき、それにより、散布作
業を行っていない走行時には騒音及び燃料消費量を軽減
できる。
【0023】さらに、基体11にハンドル61A,61
Bを連結し、かつ、前記基体11と前記送風機20及び
前記エンジン30との間に防振部材27,27,─を介
装することにより、ハンドル61A,61Bにエンジン
30や送風機20等の振動が伝わり難くなり、良好な操
作性が得られるとともに疲れ難くできる。
【0024】一方、送風機20の吐出口22aに噴管8
5を連結し、この噴管85の先端部に、散布ホース92
が連結される継手90を回動自在に連結し、この継手9
0の外周に円弧状の歯車91を設けるとともに、前記噴
管85の先端部に前記歯車91に噛合するピニオン88
が固定された直流モーター87を取り付け、さらに、継
手90の外周部に、該継手90内に配置された風圧調整
板94を回動させるための直流モーター95を取り付
け、前記両モーター87,95へ図示しないバッテリか
らの電力を供給する通電ケーブル103,104を前記
ハンドル61A,61B側に引き回し、前記両モーター
87,95の動作を制御する図示しないスイッチ類を前
記ハンドルのグリップ62A,62B近傍等に配置して
操作するようになせば、基体IIを走行させながら手元で
散布ホース92の回動、言い換えれば、風向き等に応じ
て粉粒体の吹き出し方向を任意に変更する等ができると
ともに、散布ホース92の散布口92a,92a,─か
らの吐風圧、言い換えれば、図7において一点鎖線で示
される如くの、散布ホース92の浮き上がり量を調整す
ることができ、一人で能率良く散布作業を行える。
【0025】なお、送風機20の吐出口22aには前記
立ち上がり噴管85に代えて、図3において一点鎖線で
示される如くの流し散布用畦畔噴頭99等の、他の散布
器具を装着することもできる。以上、本発明の一実施例
について説明したが、本発明は、前記実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の
精神を逸脱することなく、設計において種々の変更がで
きるものである。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による動力散布機は、機体部分の全高及び重心位置を
低くできて良好な走行安定性を得ることができるととも
に、原動機の動力を送風機駆動用と走行用とに必要に応
じて適宜に分配して利用でき、さらに、基体に連結され
たハンドルに原動機や送風機等の振動が伝わり難くでき
るといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動力散布機の一実施例を示す側面
図。
【図2】図1に示される動力散布機の平面図。
【図3】図1に示される動力散布機の正面図。
【図4】図1に示される動力散布機に連結された噴管の
上端部付近を示す部分切欠拡大斜視図。
【図5】図1に示される動力散布機に連結された噴管の
上端部付近を示す側面中央断面図。
【図6】図1に示される動力散布機に連結された噴管の
上端部付近を示す正面縦断面図。
【図7】図1に示される動力散布機の噴管に接続された
散布用ホースの動作説明に供される図。
【符号の説明】
10 動力散布機 11 基体 17 前輪 19 後輪 20 送風機 22a 吐出口 24 回転軸 25 ファン 27 防振部材 30 原動機 37,38 Vベルト 40,50 ベルトテンションクラッチ 61A,61B ハンドル 70 貯留タンク 85 噴管 87 モーター 88 ピニオン 90 継手 91 歯車 92 散布ホース 92a 散布口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪17,19を備えた基体11に、散
    布物が貯留される貯留タンク70と、該貯留タンク70
    内の前記散布物を散布するための搬送風を生成する送風
    機20と、該送風機20の駆動源となる原動機30とが
    搭載され、前記送風機20におけるファン25の回転軸
    24が鉛直に配置されていることを特徴とする動力散布
    機。
  2. 【請求項2】 前記原動機30の動力が前記送風機20
    及び前記車輪19にそれぞれベルト37,38を介して
    伝達されるとともに、その動力伝達を必要に応じて選択
    的に断接すべく前記ベルト37,38にそれぞれベルト
    テンションクラッチ40,50が添設されていることを
    特徴とする請求項1記載の動力散布機。
  3. 【請求項3】 前記基体11にハンドル61A,61B
    が連結され、かつ、前記基体11と前記送風機20及び
    前記原動機30との間に防振部材27,27,─が介装
    されていることを特徴とする請求項1又は2記載の動力
    散布機。
  4. 【請求項4】 車輪17,19を備えた基体11に、散
    布物が貯留される貯留タンク70と、該貯留タンク70
    内の前記散布物を散布するための搬送風を生成する送風
    機20と、該送風機20の駆動源となる原動機30と、
    が搭載され、 前記送風機20の吐出口22aに噴管85が連結され、
    この噴管85の先端部に、多数の散布口92a,92
    a,─が一直線上に並ぶように形成されるとともに末端
    部が閉塞された可撓性を有するホース92が連結される
    継手90が回動自在に連結され、この継手90の外周に
    円弧状の歯車91が設けられるとともに、前記噴管85
    の先端部に前記歯車91に噛合するピニオン88が固定
    されたモーター87が取り付けられていることを特徴と
    する動力散布機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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