JPH08224938A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH08224938A JPH08224938A JP3235295A JP3235295A JPH08224938A JP H08224938 A JPH08224938 A JP H08224938A JP 3235295 A JP3235295 A JP 3235295A JP 3235295 A JP3235295 A JP 3235295A JP H08224938 A JPH08224938 A JP H08224938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording head
- recording
- flexible cable
- terminal
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録ヘッドと装置との端子面の電気的接続性
を向上させる。 【構成】 キャリッジ2に着脱自在に設けられる記録ヘ
ッドカートリッジには、複数の端子が配列されたヘッド
端子部が設けられる。キャリッジ2の、ヘッド端子部と
の対向面には、ヘッド端子部の各端子に対応する複数の
ディンプル304が配列されたフレキシブルケーブル3
が設けられ、フレキシブルケーブル3のケーブル端子部
3aとヘッド端子部とが接触することで、両者の電気的
接続がなされる。フレキシブルケーブル3は、上端部が
キャリッジ2に固定され、下端部が解放されている。ま
た、キャリッジ2へ記録ヘッドカートリッジを装着する
際は、端子とディンプル304とは、上端部から下端部
へ向かって徐々に接触される。
を向上させる。 【構成】 キャリッジ2に着脱自在に設けられる記録ヘ
ッドカートリッジには、複数の端子が配列されたヘッド
端子部が設けられる。キャリッジ2の、ヘッド端子部と
の対向面には、ヘッド端子部の各端子に対応する複数の
ディンプル304が配列されたフレキシブルケーブル3
が設けられ、フレキシブルケーブル3のケーブル端子部
3aとヘッド端子部とが接触することで、両者の電気的
接続がなされる。フレキシブルケーブル3は、上端部が
キャリッジ2に固定され、下端部が解放されている。ま
た、キャリッジ2へ記録ヘッドカートリッジを装着する
際は、端子とディンプル304とは、上端部から下端部
へ向かって徐々に接触される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録シートに記録を行
う記録装置に関する。
う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドを搭載したキャリッジが記録
シート上を走査して記録を行う記録装置において、特に
インクを記録シートに吐出して記録を行うインクジェッ
ト記録装置などでは、記録ヘッドとインクタンクとが一
体的に構成されたいわゆる記録ヘッドカートリッジを、
キャリッジに対して着脱自在に設けていることが多い。
この場合、操作者が記録ヘッドカートリッジをできるだ
け簡単でかつ間違いが少なく着脱できるような構造がと
られている。
シート上を走査して記録を行う記録装置において、特に
インクを記録シートに吐出して記録を行うインクジェッ
ト記録装置などでは、記録ヘッドとインクタンクとが一
体的に構成されたいわゆる記録ヘッドカートリッジを、
キャリッジに対して着脱自在に設けていることが多い。
この場合、操作者が記録ヘッドカートリッジをできるだ
け簡単でかつ間違いが少なく着脱できるような構造がと
られている。
【0003】記録ヘッドカートリッジの取り付けの際、
記録ヘッドカートリッジを所定の位置に確実に位置決め
すると同時に、記録ヘッドカートリッジに所定の信号あ
るいは電圧等を供給するために、記録ヘッドカートリッ
ジとキャリッジとを電気的に接続する必要がある。従
来、多く用いられている方法は、以下のとおりである。
すなわち、記録ヘッドカートリッジ側に、導体部を露出
した複数の端子部を設ける一方、キャリッジ側には、フ
レキシブルケーブル等に導体部を露出した出っ張り部
(以下、「ディンプル」と呼ぶ)を記録ヘッドカートリ
ッジの端子部に対向して設け、両者を接触させている。
接触圧は、ディンプルの背面に設けられたゴム部材を圧
縮して得るようにしている。上記のような記録ヘッドカ
ートリッジの端子部とディンプルとの接触を、以下、コ
ンタクトと呼ぶ。
記録ヘッドカートリッジを所定の位置に確実に位置決め
すると同時に、記録ヘッドカートリッジに所定の信号あ
るいは電圧等を供給するために、記録ヘッドカートリッ
ジとキャリッジとを電気的に接続する必要がある。従
来、多く用いられている方法は、以下のとおりである。
すなわち、記録ヘッドカートリッジ側に、導体部を露出
した複数の端子部を設ける一方、キャリッジ側には、フ
レキシブルケーブル等に導体部を露出した出っ張り部
(以下、「ディンプル」と呼ぶ)を記録ヘッドカートリ
ッジの端子部に対向して設け、両者を接触させている。
接触圧は、ディンプルの背面に設けられたゴム部材を圧
縮して得るようにしている。上記のような記録ヘッドカ
ートリッジの端子部とディンプルとの接触を、以下、コ
ンタクトと呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成で
は、記録ヘッドカートリッジのコンタクトは、各ディン
プルができるだけ同じ高さで形成されていなければ接触
圧の差が生じ、接触不良(コンタクト不良)を引き起こ
す原因となる。
は、記録ヘッドカートリッジのコンタクトは、各ディン
プルができるだけ同じ高さで形成されていなければ接触
圧の差が生じ、接触不良(コンタクト不良)を引き起こ
す原因となる。
【0005】しかしながら、現在多く採用されているよ
うなポリイミドやポリエステル等で形成されたフレキシ
ブルケーブルにディンプルを形成する技術は、進歩して
いるとはいえ、0.03mm程度の高さの差はできてし
まうのが現状である。この0.03mm程度のディンプ
ルの高さの差は、従来の記録ヘッドカートリッジの端子
部の形状および集積度であれば問題となるものではなか
った。ところが、最近では、記録装置の小型化が進み、
それに伴って記録ヘッドカートリッジも小型化が要求さ
れるようになり、従って、端子部も高密度化されてきて
いる。その結果、このような小型の記録ヘッドカートリ
ッジにおいて従来の構成でコンタクトを行った場合、コ
ンタクト不良が多発する事態が発生した。
うなポリイミドやポリエステル等で形成されたフレキシ
ブルケーブルにディンプルを形成する技術は、進歩して
いるとはいえ、0.03mm程度の高さの差はできてし
まうのが現状である。この0.03mm程度のディンプ
ルの高さの差は、従来の記録ヘッドカートリッジの端子
部の形状および集積度であれば問題となるものではなか
った。ところが、最近では、記録装置の小型化が進み、
それに伴って記録ヘッドカートリッジも小型化が要求さ
れるようになり、従って、端子部も高密度化されてきて
いる。その結果、このような小型の記録ヘッドカートリ
ッジにおいて従来の構成でコンタクトを行った場合、コ
ンタクト不良が多発する事態が発生した。
【0006】その原因として、上述したディンプルの高
さの差に加え、以下の原因がある。一つは、ディンプル
の形成されたフレキシブルケーブルのコンタクト面での
しわの発生である。これには、フレキシブルケーブルの
製造時に発生する熱歪等による製造上のものと、記録ヘ
ッドカートリッジをキャリッジに取り付ける際に発生す
るもの等がある。また、ヘッド端子部のレイアウト上の
形状による特有なフレキシブルケーブルのコンタクト面
の歪みがある。これは、記録ヘッドカートリッジに外部
から加える圧力のかけ方や、その他キャリッジの形状等
に影響されるものと考えられる。
さの差に加え、以下の原因がある。一つは、ディンプル
の形成されたフレキシブルケーブルのコンタクト面での
しわの発生である。これには、フレキシブルケーブルの
製造時に発生する熱歪等による製造上のものと、記録ヘ
ッドカートリッジをキャリッジに取り付ける際に発生す
るもの等がある。また、ヘッド端子部のレイアウト上の
形状による特有なフレキシブルケーブルのコンタクト面
の歪みがある。これは、記録ヘッドカートリッジに外部
から加える圧力のかけ方や、その他キャリッジの形状等
に影響されるものと考えられる。
【0007】以上のようなコンタクト不良を防止するた
め、例えば、ゴム部材のディンプルの面する側と反対側
の壁を盛り上げ、ゴムの変形量を一律に大きくし、接触
圧を大きくする方法が考えられる。しかし、このような
方法では、全体的な圧力が増大してしまうので、キャリ
ッジ等に余計な負荷がかかったり、あるいはヘッドカー
トリッジの正確な位置決めを損なう不具合が生じてしま
う。
め、例えば、ゴム部材のディンプルの面する側と反対側
の壁を盛り上げ、ゴムの変形量を一律に大きくし、接触
圧を大きくする方法が考えられる。しかし、このような
方法では、全体的な圧力が増大してしまうので、キャリ
ッジ等に余計な負荷がかかったり、あるいはヘッドカー
トリッジの正確な位置決めを損なう不具合が生じてしま
う。
【0008】そこで本発明は、上記不具合を解消し、記
録ヘッドと装置との端子面の電気的接続性を向上させる
記録装置を提供することを目的とする。
録ヘッドと装置との端子面の電気的接続性を向上させる
記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の記録装置は、外部からの記録信号に基づき記録
シートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在
に設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記
記録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッド
は複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前
記記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面と
の対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の
端子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブル
が設けられた記録装置において、前記フレキシブルケー
ブルは、前記記録ヘッドの端子面との対向面で、一端部
が固定され、かつ、他端部が解放されており、前記記録
ヘッドを装着する際、前記記録ヘッドの端子面は、前記
フレキシブルケーブルの一端部から他端部へ向かって前
記フレキシブルケーブルの端子面と接触されることを特
徴とする。
本発明の記録装置は、外部からの記録信号に基づき記録
シートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在
に設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記
記録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッド
は複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前
記記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面と
の対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の
端子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブル
が設けられた記録装置において、前記フレキシブルケー
ブルは、前記記録ヘッドの端子面との対向面で、一端部
が固定され、かつ、他端部が解放されており、前記記録
ヘッドを装着する際、前記記録ヘッドの端子面は、前記
フレキシブルケーブルの一端部から他端部へ向かって前
記フレキシブルケーブルの端子面と接触されることを特
徴とする。
【0010】また、外部からの記録信号に基づき記録シ
ートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に
設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記
録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは
複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前記
記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との
対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端
子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが
設けられ、さらに、前記フレキシブルケーブルの端子面
の前記フレキシブルケーブルの背面に、前記各端子の接
触圧を付与するゴム部材が配置された記録装置におい
て、前記ゴム部材が付与する接触圧が、前記各端子に応
じて異なっていることを特徴とするものであってもよ
い。
ートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に
設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記
録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは
複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前記
記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との
対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端
子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが
設けられ、さらに、前記フレキシブルケーブルの端子面
の前記フレキシブルケーブルの背面に、前記各端子の接
触圧を付与するゴム部材が配置された記録装置におい
て、前記ゴム部材が付与する接触圧が、前記各端子に応
じて異なっていることを特徴とするものであってもよ
い。
【0011】この場合、前記ゴム部材には前記各端子の
位置に対応した複数のボスが形成され、前記各ボスは、
前記接触圧を付与するための変形量が前記各端子に応じ
て異なっているものであってもよく、この手段として
は、前記各ボスの高さが前記各端子に応じて異なってい
るものや、前記ゴム部材を前記フレキシブルケーブルの
端子面との間で挟んで支持する部材の、前記ゴム部材側
の壁に、前記各端子の位置に対応する突起が形成されて
いるものとしてもよい。
位置に対応した複数のボスが形成され、前記各ボスは、
前記接触圧を付与するための変形量が前記各端子に応じ
て異なっているものであってもよく、この手段として
は、前記各ボスの高さが前記各端子に応じて異なってい
るものや、前記ゴム部材を前記フレキシブルケーブルの
端子面との間で挟んで支持する部材の、前記ゴム部材側
の壁に、前記各端子の位置に対応する突起が形成されて
いるものとしてもよい。
【0012】さらに、外部からの記録信号に基づき記録
シートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在
に設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記
記録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッド
は複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前
記記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面と
の対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の
端子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブル
が設けられた記録装置において、前記フレキシブルケー
ブルの各端子は前記フレキシブルケーブルのベースフィ
ルムに形成され、前記フレキシブルケーブルの、前記各
端子が形成された領域の周囲に前記ベースフィルムを保
護するカバーレイが形成されていることを特徴とするも
のであってもよく、この場合、前記フレキシブルケーブ
ルの、前記各端子が形成された領域の周囲に、さらにパ
ターン部が形成されたものであってもよい。
シートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在
に設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記
記録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッド
は複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前
記記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面と
の対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の
端子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブル
が設けられた記録装置において、前記フレキシブルケー
ブルの各端子は前記フレキシブルケーブルのベースフィ
ルムに形成され、前記フレキシブルケーブルの、前記各
端子が形成された領域の周囲に前記ベースフィルムを保
護するカバーレイが形成されていることを特徴とするも
のであってもよく、この場合、前記フレキシブルケーブ
ルの、前記各端子が形成された領域の周囲に、さらにパ
ターン部が形成されたものであってもよい。
【0013】また、外部からの記録信号に基づき記録シ
ートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に
設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記
録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは
複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前記
記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との
対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端
子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが
設けられた記録装置において、前記フレキシブルケーブ
ルの各端子は、それぞれ前記フレキシブルフィルムのベ
ースフィルムをドーム状に形成した複数のディンプル上
にそれぞれ形成された、前記各ディンプルの外径よりも
大きい導体からなり、前記ディンプルのドーム部の外形
dと前記導体の外径Dとの比が、1>d/D>0.6で
あることを特徴とするものであってもよい。
ートに記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に
設けられ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記
録ヘッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは
複数の端子が配列された端子面を有するとともに、前記
記録ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との
対向面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端
子が配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが
設けられた記録装置において、前記フレキシブルケーブ
ルの各端子は、それぞれ前記フレキシブルフィルムのベ
ースフィルムをドーム状に形成した複数のディンプル上
にそれぞれ形成された、前記各ディンプルの外径よりも
大きい導体からなり、前記ディンプルのドーム部の外形
dと前記導体の外径Dとの比が、1>d/D>0.6で
あることを特徴とするものであってもよい。
【0014】上述した記録装置の各発明において、前記
記録ヘッドは吐出口からインクを吐出することにより記
録を行うものであり、インクを吐出するために利用され
るエネルギー発生素子を有するものとしてもよいし、さ
らに、前記エネルギー発生素子は、インクに膜沸騰を生
じさせる熱エネルギーを発生する電気熱変換体であって
もよい。
記録ヘッドは吐出口からインクを吐出することにより記
録を行うものであり、インクを吐出するために利用され
るエネルギー発生素子を有するものとしてもよいし、さ
らに、前記エネルギー発生素子は、インクに膜沸騰を生
じさせる熱エネルギーを発生する電気熱変換体であって
もよい。
【0015】
【作用】上記のとおり構成された請求項1に記載の記録
装置では、フレキシブルケーブルは、記録ヘッドの端子
面との対向面で、一端部が固定され、かつ、他端部が解
放されており、記録ヘッドを装着する際、記録ヘッドの
端子面は、フレキシブルケーブルの一端部から他端部へ
向かってフレキシブルケーブルの端子面と接触されるの
で、フレキシブルケーブルの端子面にしわが発生して
も、そのしわは記録ヘッドの端子面によって矯正されな
がら記録ヘッドの端子とフレキシブルケーブルの端子と
のコンタクトが行われる。
装置では、フレキシブルケーブルは、記録ヘッドの端子
面との対向面で、一端部が固定され、かつ、他端部が解
放されており、記録ヘッドを装着する際、記録ヘッドの
端子面は、フレキシブルケーブルの一端部から他端部へ
向かってフレキシブルケーブルの端子面と接触されるの
で、フレキシブルケーブルの端子面にしわが発生して
も、そのしわは記録ヘッドの端子面によって矯正されな
がら記録ヘッドの端子とフレキシブルケーブルの端子と
のコンタクトが行われる。
【0016】請求項2〜5に記載の記録装置では、ゴム
部材が付与する接触圧が、各端子に応じて異なっている
ので、装置に固有の、コンタクトしににくい部分のみ接
触圧を上げることができ、接触圧の総圧上昇を極力抑え
ながらコンタクト性の悪い部分が改善される。このた
め、記録ヘッドと装置との接触部に余分な負荷がかかる
ことがなく、また、記録ヘッドの位置決め等にも不具合
は生じない。
部材が付与する接触圧が、各端子に応じて異なっている
ので、装置に固有の、コンタクトしににくい部分のみ接
触圧を上げることができ、接触圧の総圧上昇を極力抑え
ながらコンタクト性の悪い部分が改善される。このた
め、記録ヘッドと装置との接触部に余分な負荷がかかる
ことがなく、また、記録ヘッドの位置決め等にも不具合
は生じない。
【0017】請求項6、7に記載の記録装置では、フレ
キシブルケーブルの各端子が形成された領域にはカバー
レイが設けられていないため、フレキシブルケーブルの
製造時に発生する熱歪等が逃げやすくなり、フレキシブ
ルケーブルの端子面でのしわの発生が防止される。
キシブルケーブルの各端子が形成された領域にはカバー
レイが設けられていないため、フレキシブルケーブルの
製造時に発生する熱歪等が逃げやすくなり、フレキシブ
ルケーブルの端子面でのしわの発生が防止される。
【0018】請求項8に記載の記録装置では、ディンプ
ルのドーム上に形成された導体でフレキシブルケーブル
の端子を構成し、ディンプルのドーム部の外形dと導体
の外径Dとの比を、1>d/D>0.6としているの
で、ディンプルが形成された領域の可撓性をもたせディ
ンプルの高さの差を吸収しつつ、ドーム部のすわりもよ
なる。その結果、コンタクト性が改善される。
ルのドーム上に形成された導体でフレキシブルケーブル
の端子を構成し、ディンプルのドーム部の外形dと導体
の外径Dとの比を、1>d/D>0.6としているの
で、ディンプルが形成された領域の可撓性をもたせディ
ンプルの高さの差を吸収しつつ、ドーム部のすわりもよ
なる。その結果、コンタクト性が改善される。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について、インクジェ
ット機録装置を例に挙げて説明する。
ット機録装置を例に挙げて説明する。
【0020】(第1実施例)図1は、本発明の記録装置
の第1実施例の斜視図である。図1において、キャリッ
ジ2は、記録ヘッドとして記録ヘッドカートリッジ1を
着脱自在に搭載するものであり、フレーム4に両端部が
固定され互いに平行に配置されたガイドシャフト5およ
びガイドレール12に、記録媒体Pの搬送方向と直交
し、かつ、記録媒体Pの面に平行な方向に摺動自在に支
持される。また、キャリッジ2は、キャリッジ駆動モー
タ10の出力軸に固着された駆動プーリ13と、回転自
在に軸支された従動プーリ(不図示)との間に掛け回さ
れたキャリッジ駆動ベルト11の一部位に結合されてお
り、キャリッジ駆動モータ10を駆動することでキャリ
ッジ駆動ベルト11が回転し、キャリッジ2が上記方向
に往復移動する構成となっている。
の第1実施例の斜視図である。図1において、キャリッ
ジ2は、記録ヘッドとして記録ヘッドカートリッジ1を
着脱自在に搭載するものであり、フレーム4に両端部が
固定され互いに平行に配置されたガイドシャフト5およ
びガイドレール12に、記録媒体Pの搬送方向と直交
し、かつ、記録媒体Pの面に平行な方向に摺動自在に支
持される。また、キャリッジ2は、キャリッジ駆動モー
タ10の出力軸に固着された駆動プーリ13と、回転自
在に軸支された従動プーリ(不図示)との間に掛け回さ
れたキャリッジ駆動ベルト11の一部位に結合されてお
り、キャリッジ駆動モータ10を駆動することでキャリ
ッジ駆動ベルト11が回転し、キャリッジ2が上記方向
に往復移動する構成となっている。
【0021】記録ヘッドカートリッジ1は、インク吐出
用の電気信号である記録信号に基づいてインクを吐出す
るノズル部50(図6参照)と、モノカラーホルダ60
(図6および図7参照)とを有するインクタンクホルダ
であり、モノカラーホルダ60に、インクを収容するイ
ンクタンク30を着脱自在に保持する。ノズル部50は
記録ヘッドカートリッジ1の底部(図示下端部)に設け
られており、インクは図示下方に向かって吐出される。
ノズル部50への記録信号は、キャリッジ2に設けられ
たフレキシブルケーブル3を介して、このインクジェッ
ト記録装置の動作を制御する制御基板(不図示)から伝
送される。フレキシブルケーブル3は、キャリッジ2の
移動方向に沿って配され、キャリッジ2の移動に伴って
ループを形成する。記録ヘッドカートリッジ1およびキ
ャリッジ2については、後に詳しく説明する。
用の電気信号である記録信号に基づいてインクを吐出す
るノズル部50(図6参照)と、モノカラーホルダ60
(図6および図7参照)とを有するインクタンクホルダ
であり、モノカラーホルダ60に、インクを収容するイ
ンクタンク30を着脱自在に保持する。ノズル部50は
記録ヘッドカートリッジ1の底部(図示下端部)に設け
られており、インクは図示下方に向かって吐出される。
ノズル部50への記録信号は、キャリッジ2に設けられ
たフレキシブルケーブル3を介して、このインクジェッ
ト記録装置の動作を制御する制御基板(不図示)から伝
送される。フレキシブルケーブル3は、キャリッジ2の
移動方向に沿って配され、キャリッジ2の移動に伴って
ループを形成する。記録ヘッドカートリッジ1およびキ
ャリッジ2については、後に詳しく説明する。
【0022】一方、記録媒体Pは、両端部がフレーム4
に回転自在に支持された圧板8上に積載される。圧板8
は、付勢手段(不図示)によりピックアップローラ9に
向けて付勢されており、圧板8上に積載された記録媒体
Pは、ピックアップローラ9に押し付けられている。給
紙命令によってピックアップローラ9を回転させると、
ピックアップローラ9と記録媒体Pとの摩擦力により記
録媒体Pが送り出されるが、圧板8は従来の自動給紙装
置で用いられているような分離爪等の分離手段(不図
示)を有しており、この分離手段の作用により、最上位
置の記録媒体Pのみが1枚だけ送り出される。
に回転自在に支持された圧板8上に積載される。圧板8
は、付勢手段(不図示)によりピックアップローラ9に
向けて付勢されており、圧板8上に積載された記録媒体
Pは、ピックアップローラ9に押し付けられている。給
紙命令によってピックアップローラ9を回転させると、
ピックアップローラ9と記録媒体Pとの摩擦力により記
録媒体Pが送り出されるが、圧板8は従来の自動給紙装
置で用いられているような分離爪等の分離手段(不図
示)を有しており、この分離手段の作用により、最上位
置の記録媒体Pのみが1枚だけ送り出される。
【0023】ピックアップローラ9によって送り出され
た記録媒体Pは、フレーム4に両端部が支持された搬送
ローラ6、およびベース14に設けられたピンチローラ
7により挟持されながらキャリッジ2の下方に搬送され
る。記録媒体Pへは、この位置で記録が行われる。さら
に、記録媒体Pの搬送方向に対してキャリッジ2よりも
下流側には、排紙ローラ15および拍車16が対向配置
され、キャリッジ2の下方を通過した記録媒体Pは、こ
れら排紙ローラ15と拍車16とに挟持され、排紙され
る。上述したピックアップローラ9、搬送ローラ6およ
び排紙ローラ15の駆動は、紙送りモータ(不図示)を
駆動源として行われる。
た記録媒体Pは、フレーム4に両端部が支持された搬送
ローラ6、およびベース14に設けられたピンチローラ
7により挟持されながらキャリッジ2の下方に搬送され
る。記録媒体Pへは、この位置で記録が行われる。さら
に、記録媒体Pの搬送方向に対してキャリッジ2よりも
下流側には、排紙ローラ15および拍車16が対向配置
され、キャリッジ2の下方を通過した記録媒体Pは、こ
れら排紙ローラ15と拍車16とに挟持され、排紙され
る。上述したピックアップローラ9、搬送ローラ6およ
び排紙ローラ15の駆動は、紙送りモータ(不図示)を
駆動源として行われる。
【0024】なお、以下の説明では、記録媒体Pの搬送
方向に対して上流側を奥側、その面を背面といい、下流
側を手前側、その面を前面という。
方向に対して上流側を奥側、その面を背面といい、下流
側を手前側、その面を前面という。
【0025】図2に、図1に示したインクジェット記録
装置を筐体に収めた状態の斜視図を示す。図2に示すよ
うに、下ケース18と上ケース17とによって外装が構
成され、その内部に、図1に示したインクジェット記録
装置が収められている。
装置を筐体に収めた状態の斜視図を示す。図2に示すよ
うに、下ケース18と上ケース17とによって外装が構
成され、その内部に、図1に示したインクジェット記録
装置が収められている。
【0026】上ケース17の奥側部には、上ケース17
を覆うトップカバー19が開閉自在に設けられている。
上ケース17は、圧板8に対応する部位に開口部を有
し、トップカバー19を開くことで、トップカバー19
は記録媒体Pを圧板8上にセットするためのトレイとな
る。さらに上ケース17は、その中央部から前面にかけ
ても開口部を有し、この開口部から、記録ヘッドカート
リッジ1あるいはインクタンク30を着脱することがで
きる。そのため、記録ヘッドカートリッジ1あるいはイ
ンクタンク30の交換時には、所定の操作によりキャリ
ッジ2はその移動範囲の中央部に移動される。この記録
ヘッドカートリッジ1あるいはインクタンク30の交換
用の開口部の手前側には、この開口部の上面の一部およ
び前面を覆うヘッドカバー20が開閉自在に設けられて
おり、記録ヘッドカートリッジ1あるいはインクタンク
30を交換しないときにはヘッドカバー20を閉じ、記
録ヘッドカートリッジ1を保護する。
を覆うトップカバー19が開閉自在に設けられている。
上ケース17は、圧板8に対応する部位に開口部を有
し、トップカバー19を開くことで、トップカバー19
は記録媒体Pを圧板8上にセットするためのトレイとな
る。さらに上ケース17は、その中央部から前面にかけ
ても開口部を有し、この開口部から、記録ヘッドカート
リッジ1あるいはインクタンク30を着脱することがで
きる。そのため、記録ヘッドカートリッジ1あるいはイ
ンクタンク30の交換時には、所定の操作によりキャリ
ッジ2はその移動範囲の中央部に移動される。この記録
ヘッドカートリッジ1あるいはインクタンク30の交換
用の開口部の手前側には、この開口部の上面の一部およ
び前面を覆うヘッドカバー20が開閉自在に設けられて
おり、記録ヘッドカートリッジ1あるいはインクタンク
30を交換しないときにはヘッドカバー20を閉じ、記
録ヘッドカートリッジ1を保護する。
【0027】次に、キャリッジについて図3を参照して
説明する。図3は、図1に示したインクジェット記録装
置のキャリッジ2の斜視図である。
説明する。図3は、図1に示したインクジェット記録装
置のキャリッジ2の斜視図である。
【0028】キャリッジ2は全体的に枠型の形状をなし
ており、その中空部に、記録ヘッドカートリッジ1(図
1参照)が装着される。キャリッジ2の背面には2つの
軸受部2aが一体的に設けられており、これら各軸受部
2aにガイドシャフト5が挿通される。また、キャリッ
ジ2の前面には、2つの挟持部として、ガイドレール挟
持部2bとキャリッジ変形防止用ストッパ2cが一体的
に設けられている。ガイドレール挟持部2bはケーブル
押え21側に設けられ、キャリッジ変形防止用ストッパ
2cはヘッドガイド22側に設けられる。ガイドレール
挟持部2bおよびキャリッジ変形防止用ストッパ2c
は、それぞれ板状のガイドレール12を挟んで上下方向
に間隔をおいて突設された2つの部材で構成されるもの
である。このように、2つの軸受部2aと、ガイドレー
ル挟持部2bと、キャリッジ変形防止用ストッパ2cに
おいてキャリッジ2が支持されている。これにより、キ
ャリッジ2はベース14(図1参照)と平行になるよう
に支持され、キャリッジ2に装着された記録ヘッドカー
トリッジ1のノズル部50(図5参照)と記録媒体P
(図1参照)との距離がほぼ一定に保たれる。
ており、その中空部に、記録ヘッドカートリッジ1(図
1参照)が装着される。キャリッジ2の背面には2つの
軸受部2aが一体的に設けられており、これら各軸受部
2aにガイドシャフト5が挿通される。また、キャリッ
ジ2の前面には、2つの挟持部として、ガイドレール挟
持部2bとキャリッジ変形防止用ストッパ2cが一体的
に設けられている。ガイドレール挟持部2bはケーブル
押え21側に設けられ、キャリッジ変形防止用ストッパ
2cはヘッドガイド22側に設けられる。ガイドレール
挟持部2bおよびキャリッジ変形防止用ストッパ2c
は、それぞれ板状のガイドレール12を挟んで上下方向
に間隔をおいて突設された2つの部材で構成されるもの
である。このように、2つの軸受部2aと、ガイドレー
ル挟持部2bと、キャリッジ変形防止用ストッパ2cに
おいてキャリッジ2が支持されている。これにより、キ
ャリッジ2はベース14(図1参照)と平行になるよう
に支持され、キャリッジ2に装着された記録ヘッドカー
トリッジ1のノズル部50(図5参照)と記録媒体P
(図1参照)との距離がほぼ一定に保たれる。
【0029】ただし、キャリッジ変形防止用ストッパ2
cを構成する2つの部材の間隔は、ガイドレール挟持部
2bを構成する2つの部材の間隔よりも大きく、キャリ
ッジ2は、実質上はキャリッジ変形防止用ストッパ2c
を除く3点で支持されている。これは、キャリッジ2を
ベース14と平行に支持するためには、キャリッジ2の
摺動負荷を考慮すると、キャリッジ2を同一直線上に並
んでいない3点で支持すれば十分であるからであり、さ
らにキャリッジ変形防止用ストッパ2cを設けたのは、
キャリッジ2に記録ヘッドカートリッジ1を着脱する際
の、ガイドレール挟持部2bや各軸受部2aへ加わる荷
重によるキャリッジ2の不要な変位や変形を防止し、操
作上の不具合が生じるのを防止するためである。また、
キャリッジ変形防止用ストッパ2cをヘッドガイド22
側に設けたのは、後述するように、キャリッジ2へ記録
ヘッドカートリッジ1を着脱する際には、このヘッドガ
イド22に力が加わるからである。
cを構成する2つの部材の間隔は、ガイドレール挟持部
2bを構成する2つの部材の間隔よりも大きく、キャリ
ッジ2は、実質上はキャリッジ変形防止用ストッパ2c
を除く3点で支持されている。これは、キャリッジ2を
ベース14と平行に支持するためには、キャリッジ2の
摺動負荷を考慮すると、キャリッジ2を同一直線上に並
んでいない3点で支持すれば十分であるからであり、さ
らにキャリッジ変形防止用ストッパ2cを設けたのは、
キャリッジ2に記録ヘッドカートリッジ1を着脱する際
の、ガイドレール挟持部2bや各軸受部2aへ加わる荷
重によるキャリッジ2の不要な変位や変形を防止し、操
作上の不具合が生じるのを防止するためである。また、
キャリッジ変形防止用ストッパ2cをヘッドガイド22
側に設けたのは、後述するように、キャリッジ2へ記録
ヘッドカートリッジ1を着脱する際には、このヘッドガ
イド22に力が加わるからである。
【0030】フレキシブルケーブル3は所定の経路を引
き回され、その先端部に設けられた端子面であるケーブ
ル端子部3aがキャリッジ2の図示右側壁の内側に位置
するように、ケーブル押え21により固定されている。
ケーブル端子部3aは、キャリッジ2に記録ヘッドカー
トリッジ1を装着したとき、記録ヘッドカートリッジ1
のヘッド端子部53(図5参照)が当接するもので、ケ
ーブル端子部3aには複数の端子が配列されている。ケ
ーブル端子部3aとヘッド端子部53とが当接すること
により、記録ヘッドカートリッジ1との電気的接続がな
される。
き回され、その先端部に設けられた端子面であるケーブ
ル端子部3aがキャリッジ2の図示右側壁の内側に位置
するように、ケーブル押え21により固定されている。
ケーブル端子部3aは、キャリッジ2に記録ヘッドカー
トリッジ1を装着したとき、記録ヘッドカートリッジ1
のヘッド端子部53(図5参照)が当接するもので、ケ
ーブル端子部3aには複数の端子が配列されている。ケ
ーブル端子部3aとヘッド端子部53とが当接すること
により、記録ヘッドカートリッジ1との電気的接続がな
される。
【0031】ケーブル押え21は、ステンレス等の導電
性を有する板状の部材を折り曲げて形成したものであ
り、その上端部は、ケーブル端子部3aよりもキャリッ
ジ2の内側へ張り出した覆い部21aとなっている。ま
た、ケーブル押え21はその一部が、フレキシブルケー
ブル3のGNDパターンと接触している。すなわち、ケ
ーブル押え21はフレキシブルケーブル3を介して接地
されている。これは、操作者が記録ヘッドカートリッジ
1をキャリッジ2に着脱する際等に、操作者の指等に帯
びた静電気あるいは記録ヘッドカートリッジ1に蓄積さ
れた静電気等をケーブル押え21に放電させてGNDに
落すためであり、これにより上記静電気等のケーブル端
子部3aへの放電を防止し、このインクジェット記録装
置の制御基板へダメージを与えないようにしている。
性を有する板状の部材を折り曲げて形成したものであ
り、その上端部は、ケーブル端子部3aよりもキャリッ
ジ2の内側へ張り出した覆い部21aとなっている。ま
た、ケーブル押え21はその一部が、フレキシブルケー
ブル3のGNDパターンと接触している。すなわち、ケ
ーブル押え21はフレキシブルケーブル3を介して接地
されている。これは、操作者が記録ヘッドカートリッジ
1をキャリッジ2に着脱する際等に、操作者の指等に帯
びた静電気あるいは記録ヘッドカートリッジ1に蓄積さ
れた静電気等をケーブル押え21に放電させてGNDに
落すためであり、これにより上記静電気等のケーブル端
子部3aへの放電を防止し、このインクジェット記録装
置の制御基板へダメージを与えないようにしている。
【0032】また、ケーブル押え21に覆い部21aを
形成することによって、ケーブル端子部3aは覆い部2
1aの下方に位置することになり、ケーブル端子部3a
に操作者の指等が触れにくくなる。その結果、上述した
静電気等がケーブル押え21に放電し易くなり、さら
に、覆い部21aによりケーブル端子部3a自体の保護
がなされる。
形成することによって、ケーブル端子部3aは覆い部2
1aの下方に位置することになり、ケーブル端子部3a
に操作者の指等が触れにくくなる。その結果、上述した
静電気等がケーブル押え21に放電し易くなり、さら
に、覆い部21aによりケーブル端子部3a自体の保護
がなされる。
【0033】キャリッジ2の、ケーブル端子部3aが位
置している面には、2つのヘッド位置決め突起2d、2
eが一体的に設けられている。一方のヘッド位置決め突
起2dは角形で、ケーブル端子部3aよりも奥側に設け
られている。他方の位置決め突起2eは先端部が円錐形
状の丸形で、ケーブル端子部3aよりも手前側に設けら
れている。キャリッジ2に記録ヘッドカートリッジ1が
装着された状態では、後述するように、一方のヘッド位
置決め突起2dが記録ヘッドカートリッジ1のヘッド位
置決め切り欠き53a(図5参照)に嵌合するととも
に、他方の位置決め突起2eが記録ヘッドカートリッジ
1のヘッド位置決め穴53b(図5参照)に嵌合し、記
録ヘッドカートリッジ1のキャリッジ2に対する正確な
位置決めがなされる。以上の説明から明らかなように、
各ヘッド位置決め突起2d、2eでキャリッジ2の位置
決め手段が構成され、ヘッド位置決め切り欠き53aお
よびヘッド位置決め穴53bで記録ヘッドカートリッジ
1の位置決め手段が構成されている。
置している面には、2つのヘッド位置決め突起2d、2
eが一体的に設けられている。一方のヘッド位置決め突
起2dは角形で、ケーブル端子部3aよりも奥側に設け
られている。他方の位置決め突起2eは先端部が円錐形
状の丸形で、ケーブル端子部3aよりも手前側に設けら
れている。キャリッジ2に記録ヘッドカートリッジ1が
装着された状態では、後述するように、一方のヘッド位
置決め突起2dが記録ヘッドカートリッジ1のヘッド位
置決め切り欠き53a(図5参照)に嵌合するととも
に、他方の位置決め突起2eが記録ヘッドカートリッジ
1のヘッド位置決め穴53b(図5参照)に嵌合し、記
録ヘッドカートリッジ1のキャリッジ2に対する正確な
位置決めがなされる。以上の説明から明らかなように、
各ヘッド位置決め突起2d、2eでキャリッジ2の位置
決め手段が構成され、ヘッド位置決め切り欠き53aお
よびヘッド位置決め穴53bで記録ヘッドカートリッジ
1の位置決め手段が構成されている。
【0034】さらに、キャリッジ2の、ケーブル端子部
3aと対向する部位には、コンタクトバネ23が設けら
れ、その先端部には、樹脂で成形されたヘッドガイド2
2が固着されている。すなわちヘッドガイド22は、キ
ャリッジ2に弾性的に支持されている。ヘッドガイド2
2は、記録ヘッドカートリッジ1がキャリッジ2に装着
された状態では、後述するように、記録ヘッドカートリ
ッジ1のヘッド押圧部60b(図6参照)に嵌合し、コ
ンタクトバネ23のバネ力により記録ヘッドカートリッ
ジ1をケーブル端子部3aに向けてに付勢するものであ
り、ケーブル端子部3aとヘッドガイド22とを対向配
置することにより、ケーブル端子部3aとヘッド端子部
53との接触を確実なものとしている。また、ヘッドガ
イド22は、記録ヘッドカートリッジ1をキャリッジ2
に装着する際のガイドの役目もはたしている。
3aと対向する部位には、コンタクトバネ23が設けら
れ、その先端部には、樹脂で成形されたヘッドガイド2
2が固着されている。すなわちヘッドガイド22は、キ
ャリッジ2に弾性的に支持されている。ヘッドガイド2
2は、記録ヘッドカートリッジ1がキャリッジ2に装着
された状態では、後述するように、記録ヘッドカートリ
ッジ1のヘッド押圧部60b(図6参照)に嵌合し、コ
ンタクトバネ23のバネ力により記録ヘッドカートリッ
ジ1をケーブル端子部3aに向けてに付勢するものであ
り、ケーブル端子部3aとヘッドガイド22とを対向配
置することにより、ケーブル端子部3aとヘッド端子部
53との接触を確実なものとしている。また、ヘッドガ
イド22は、記録ヘッドカートリッジ1をキャリッジ2
に装着する際のガイドの役目もはたしている。
【0035】本実施例では、図4に示すように、コンタ
クトバネ23としてはダブルトーション型のねじりコイ
ルばねを用いており、2つのコイル部がキャリッジ2に
一体成形された支持棒に支持されるとともに、それぞれ
のコイル部から伸びた端部で、両端部がキャリッジ2に
支持された金属性の軸部材24を挟み込んでいる。これ
により、コンタクトバネ23に負荷が与えられたときに
キャリッジ2に加わる負荷が分散され、キャリッジ2の
変形が防止される。また、キャリッジ2に記録ヘッドカ
ートリッジ1を装着したとき、ケーブル端子部3aとヘ
ッド端子部53との接触をより確実にするために、コン
タクトバネ23による記録ヘッドカートリッジ1の押圧
力を2kgf程度とした。
クトバネ23としてはダブルトーション型のねじりコイ
ルばねを用いており、2つのコイル部がキャリッジ2に
一体成形された支持棒に支持されるとともに、それぞれ
のコイル部から伸びた端部で、両端部がキャリッジ2に
支持された金属性の軸部材24を挟み込んでいる。これ
により、コンタクトバネ23に負荷が与えられたときに
キャリッジ2に加わる負荷が分散され、キャリッジ2の
変形が防止される。また、キャリッジ2に記録ヘッドカ
ートリッジ1を装着したとき、ケーブル端子部3aとヘ
ッド端子部53との接触をより確実にするために、コン
タクトバネ23による記録ヘッドカートリッジ1の押圧
力を2kgf程度とした。
【0036】以上説明したように、ケーブル押え21に
覆い部21aを形成するとともに、ケーブル端子部3a
に対向する部位にヘッドガイド22を設けることによ
り、キャリッジ2に記録ヘッドカートリッジ1を装着す
る際には、記録ヘッドカートリッジ1のヘッド端子部5
3側の面を覆い部21aの下方にもぐり込ませ、覆い部
21aの先端部を支軸として記録ヘッドカートリッジ1
を回転させながら装着することになる。そのため、覆い
部21aが記録ヘッドカートリッジ1装着の際のガイド
となるとともに、少ないスペースで記録ヘッドカートリ
ッジ1を装着することができる。
覆い部21aを形成するとともに、ケーブル端子部3a
に対向する部位にヘッドガイド22を設けることによ
り、キャリッジ2に記録ヘッドカートリッジ1を装着す
る際には、記録ヘッドカートリッジ1のヘッド端子部5
3側の面を覆い部21aの下方にもぐり込ませ、覆い部
21aの先端部を支軸として記録ヘッドカートリッジ1
を回転させながら装着することになる。そのため、覆い
部21aが記録ヘッドカートリッジ1装着の際のガイド
となるとともに、少ないスペースで記録ヘッドカートリ
ッジ1を装着することができる。
【0037】次に、ケーブル端子部3aの取り付け部の
構造について詳細に説明する。図5に示すように、フレ
キシブルケーブル3の先端部には複数のディンプル30
4が形成されている。ディンプル304は、フレキシブ
ルケーブル3をドーム状に形成し、そのドーム部の上に
導体を形成したものでありおり、これらディンプル30
4がケーブル端子となっている。フレキシブルケーブル
3は、キャリッジ2に固定されるように、所定の折り曲
げ加工が施されている。
構造について詳細に説明する。図5に示すように、フレ
キシブルケーブル3の先端部には複数のディンプル30
4が形成されている。ディンプル304は、フレキシブ
ルケーブル3をドーム状に形成し、そのドーム部の上に
導体を形成したものでありおり、これらディンプル30
4がケーブル端子となっている。フレキシブルケーブル
3は、キャリッジ2に固定されるように、所定の折り曲
げ加工が施されている。
【0038】一方、キャリッジ2に形成された座面20
4上には、ゴム部材100が取り付けられ、フレキシブ
ルケーブル3のケーブル端子部3aは、このゴム部材1
00上に配置される。座面204には2本の位置決めボ
ス201、202が一体的に設けられ、各位置決めボス
201、202に対して、ゴム部材100の嵌合穴10
1および嵌合長穴102がそれぞれ嵌合し、ゴム部材1
00が位置決めされる。同様に、ケーブル端子部3a
も、フレキシブルケーブル3に形成された嵌合穴301
および嵌合長穴302がそれぞれ位置決めボス201、
202に嵌合し、位置決めされる。このように位置決め
されたケーブル端子部3aは、前述のように、その上に
ケーブル押え21(図3参照)が配設されて、キャリッ
ジ2に固定される。ケーブル押え21は、ケーブル端子
部3aを位置決めボス201、202付近で押え、固定
する。
4上には、ゴム部材100が取り付けられ、フレキシブ
ルケーブル3のケーブル端子部3aは、このゴム部材1
00上に配置される。座面204には2本の位置決めボ
ス201、202が一体的に設けられ、各位置決めボス
201、202に対して、ゴム部材100の嵌合穴10
1および嵌合長穴102がそれぞれ嵌合し、ゴム部材1
00が位置決めされる。同様に、ケーブル端子部3a
も、フレキシブルケーブル3に形成された嵌合穴301
および嵌合長穴302がそれぞれ位置決めボス201、
202に嵌合し、位置決めされる。このように位置決め
されたケーブル端子部3aは、前述のように、その上に
ケーブル押え21(図3参照)が配設されて、キャリッ
ジ2に固定される。ケーブル押え21は、ケーブル端子
部3aを位置決めボス201、202付近で押え、固定
する。
【0039】フレキシブルケーブル3の引っ掛け部30
3はキャリッジ2の穴部205に挿入される。穴部20
5は湾曲した形状となっており、これにより、引っ掛け
部303は穴部205を貫通した後、平らになり、穴部
205からは抜けにくくなる。しかし、引っ掛け部30
3は穴部205に対して固定されてはおらず、引っ掛け
部303が形成された側は、矢印A方向に移動可能とな
っている。すなわち、ケーブル端子部3aは、上端部は
ケーブル押え21で固定され、下端部は解放されてい
る。
3はキャリッジ2の穴部205に挿入される。穴部20
5は湾曲した形状となっており、これにより、引っ掛け
部303は穴部205を貫通した後、平らになり、穴部
205からは抜けにくくなる。しかし、引っ掛け部30
3は穴部205に対して固定されてはおらず、引っ掛け
部303が形成された側は、矢印A方向に移動可能とな
っている。すなわち、ケーブル端子部3aは、上端部は
ケーブル押え21で固定され、下端部は解放されてい
る。
【0040】また、ゴム部材100には、複数のボス1
03が形成されている。各ボス103の配置は、ケーブ
ル端子部3aのディンプル304の配置と一致してお
り、各ディンプル304には各々のボス103が個別に
接触している。
03が形成されている。各ボス103の配置は、ケーブ
ル端子部3aのディンプル304の配置と一致してお
り、各ディンプル304には各々のボス103が個別に
接触している。
【0041】次に、記録ヘッドカートリッジ1について
説明する。図6は図1に示したインクジェット記録装置
の記録ヘッドカートリッジ1を、ヘッド端子部53が見
える方向から見た斜視図であり、図7は図1に示したイ
ンクジェット記録装置の記録ヘッドカートリッジ1を、
ヘッド端子部53とは反対側の面が見える方向から見た
斜視図である。また、図8は図1に示したインクジェッ
ト記録装置の記録ヘッドカートリッジ1の底面図であ
り、図9は図8に示した記録ヘッドカートリッジ1のノ
ズル部50の要部拡大斜視図である。
説明する。図6は図1に示したインクジェット記録装置
の記録ヘッドカートリッジ1を、ヘッド端子部53が見
える方向から見た斜視図であり、図7は図1に示したイ
ンクジェット記録装置の記録ヘッドカートリッジ1を、
ヘッド端子部53とは反対側の面が見える方向から見た
斜視図である。また、図8は図1に示したインクジェッ
ト記録装置の記録ヘッドカートリッジ1の底面図であ
り、図9は図8に示した記録ヘッドカートリッジ1のノ
ズル部50の要部拡大斜視図である。
【0042】この記録ヘッドカートリッジ1はモノカラ
ー用のカートリッジであり、図6〜図8に示すように、
インクを吐出するノズル部50と、上面に開口部を有す
る箱状の形状をなすモノカラーホルダ60とが一体とな
ったもので、モノカラーホルダ60の内部に、モノカラ
ーのインクを収容するインクタンク30が着脱自在に装
着される。
ー用のカートリッジであり、図6〜図8に示すように、
インクを吐出するノズル部50と、上面に開口部を有す
る箱状の形状をなすモノカラーホルダ60とが一体とな
ったもので、モノカラーホルダ60の内部に、モノカラ
ーのインクを収容するインクタンク30が着脱自在に装
着される。
【0043】ノズル部50は、図9の拡大図に示すよう
に、アルミニウム等の金属板からなるベースプレート5
1に、複数の液路50dおよび共通液室50cを構成す
る溝が形成された溝付部材52を固着したものであり、
記録媒体P(図1参照)と対面する吐出口面50aに
は、各液路50dの開口端である複数の吐出口50bが
形成されている。各液路50dは所定のピッチで形成さ
れており、各液路50dに対応して、ベースプレート5
1上にはインク吐出用のエネルギーを発生するためのエ
ネルギー発生素子として電気熱変換体(発熱抵抗体な
ど)50eが配設されている。共通液室50cはインク
タンク30(図6参照)と連通しており、共通液室50
cにはインクタンク30からインクが供給される構成と
なっている。各電気熱変換体50eは、それぞれ配線
(不図示)を介して、図6に示した、記録ヘッドの端子
面としてのヘッド端子部53と電気的に接続されてい
る。
に、アルミニウム等の金属板からなるベースプレート5
1に、複数の液路50dおよび共通液室50cを構成す
る溝が形成された溝付部材52を固着したものであり、
記録媒体P(図1参照)と対面する吐出口面50aに
は、各液路50dの開口端である複数の吐出口50bが
形成されている。各液路50dは所定のピッチで形成さ
れており、各液路50dに対応して、ベースプレート5
1上にはインク吐出用のエネルギーを発生するためのエ
ネルギー発生素子として電気熱変換体(発熱抵抗体な
ど)50eが配設されている。共通液室50cはインク
タンク30(図6参照)と連通しており、共通液室50
cにはインクタンク30からインクが供給される構成と
なっている。各電気熱変換体50eは、それぞれ配線
(不図示)を介して、図6に示した、記録ヘッドの端子
面としてのヘッド端子部53と電気的に接続されてい
る。
【0044】ヘッド端子部53は、ケーブル端子部3a
の各端子に対応する複数の端子を備えたガラスエポキシ
等の電気基板であり、ベースプレート51に固着されて
いる。各電気熱変換体50eに接続される配線は、ワイ
ヤーボンディングによりヘッド端子部53に接続され
る。ヘッド端子部53の各端子の配置は、ケーブル端子
部3aの各ディンプル304(図5参照)の配置と一致
している。ここで、ヘッド端子部53の形状は記録装置
によって様々であるが、本実施例においては、ヘッド端
子部53は逆台形の形状としている。これは、ベースプ
レート51の面積をできるだけ大きくとってノズル部5
0の放熱を高路つ効率良く行う目的と、ベースプレート
51の強度を保つために最適な形状である。しかも、従
来の記録ヘッドカートリッジ1に比較して極めて小型で
あるため、端子の集積度は極めて高くなっている。
の各端子に対応する複数の端子を備えたガラスエポキシ
等の電気基板であり、ベースプレート51に固着されて
いる。各電気熱変換体50eに接続される配線は、ワイ
ヤーボンディングによりヘッド端子部53に接続され
る。ヘッド端子部53の各端子の配置は、ケーブル端子
部3aの各ディンプル304(図5参照)の配置と一致
している。ここで、ヘッド端子部53の形状は記録装置
によって様々であるが、本実施例においては、ヘッド端
子部53は逆台形の形状としている。これは、ベースプ
レート51の面積をできるだけ大きくとってノズル部5
0の放熱を高路つ効率良く行う目的と、ベースプレート
51の強度を保つために最適な形状である。しかも、従
来の記録ヘッドカートリッジ1に比較して極めて小型で
あるため、端子の集積度は極めて高くなっている。
【0045】また、ベースプレート51は図8に示すよ
うに、記録媒体Pの搬送方向に対して1〜4°傾けて取
り付けられており、したがって、各吐出口50bの列も
記録媒体Pの搬送方向に対して1〜4°傾いている。
うに、記録媒体Pの搬送方向に対して1〜4°傾けて取
り付けられており、したがって、各吐出口50bの列も
記録媒体Pの搬送方向に対して1〜4°傾いている。
【0046】インクタンク30から共通液室50cに供
給されて一時的に貯えられたインクは、毛管現象により
液路50dに侵入し、吐出口50bでメニスカスを形成
して液路50dを満たした状態を保つ。このとき、ヘッ
ド端子部53に伝送された記録信号に基づき電気熱変換
体50eが通電されて発熱すると、電気熱変換体50e
上のインクが急激に加熱されて膜沸騰して液路50d内
に気泡が発生し、この気泡の膨張により吐出口50bか
らインクが吐出される。ここでは、エネルギーを発生さ
せるエネルギー発生素子として、電気熱変換体50eを
示したが、これに限らず、瞬間的に吐出圧力を加える機
械的エネルギーを発生する圧電素子を用いてもよい。
給されて一時的に貯えられたインクは、毛管現象により
液路50dに侵入し、吐出口50bでメニスカスを形成
して液路50dを満たした状態を保つ。このとき、ヘッ
ド端子部53に伝送された記録信号に基づき電気熱変換
体50eが通電されて発熱すると、電気熱変換体50e
上のインクが急激に加熱されて膜沸騰して液路50d内
に気泡が発生し、この気泡の膨張により吐出口50bか
らインクが吐出される。ここでは、エネルギーを発生さ
せるエネルギー発生素子として、電気熱変換体50eを
示したが、これに限らず、瞬間的に吐出圧力を加える機
械的エネルギーを発生する圧電素子を用いてもよい。
【0047】このように、熱エネルギーを利用してイン
ク滴を吐出させる方式のインクジェット記録方式の記録
ヘッドは、吐出口50bを高密度に配列することができ
るため高解像度の記録をすることが可能である。その中
でも電気熱変換素子50eをエネルギー発生素子として
用いた記録ヘッドは、小型化も容易であり、かつ最近の
半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上性が著し
いIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用で
き、高密度実装化が容易で製造コストも安価なことか
ら、有利である。
ク滴を吐出させる方式のインクジェット記録方式の記録
ヘッドは、吐出口50bを高密度に配列することができ
るため高解像度の記録をすることが可能である。その中
でも電気熱変換素子50eをエネルギー発生素子として
用いた記録ヘッドは、小型化も容易であり、かつ最近の
半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上性が著し
いIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用で
き、高密度実装化が容易で製造コストも安価なことか
ら、有利である。
【0048】また、ベースプレート51には、キャリッ
ジ2の各ヘッド位置決め突起2d、2e(図3参照)の
位置に対応して、記録ヘッドカートリッジ1がキャリッ
ジ2に装着された際に、角形のヘッド位置決め突起2d
が嵌合するヘッド位置決め切り欠き53a、および丸形
のヘッド位置決め突起2eが嵌合するヘッド位置決め穴
53bが形成されている。
ジ2の各ヘッド位置決め突起2d、2e(図3参照)の
位置に対応して、記録ヘッドカートリッジ1がキャリッ
ジ2に装着された際に、角形のヘッド位置決め突起2d
が嵌合するヘッド位置決め切り欠き53a、および丸形
のヘッド位置決め突起2eが嵌合するヘッド位置決め穴
53bが形成されている。
【0049】ベースプレート51は、モノカラーホルダ
60の一端壁に、熱溶着や超音波溶着等により固着され
ている。モノカラーホルダ60の上面のベースプレート
51側の端部には段差部60aが形成されており、他の
部位よりも1段低くなっている。記録ヘッドカートリッ
ジ1をキャリッジ2に装着する際に、この段差部60a
の上面をケーブル押え21の覆い部21a(図3参照)
の下にもぐり込ませることによって、記録ヘッドカート
リッジ1のおおよその位置決めが容易に行える。
60の一端壁に、熱溶着や超音波溶着等により固着され
ている。モノカラーホルダ60の上面のベースプレート
51側の端部には段差部60aが形成されており、他の
部位よりも1段低くなっている。記録ヘッドカートリッ
ジ1をキャリッジ2に装着する際に、この段差部60a
の上面をケーブル押え21の覆い部21a(図3参照)
の下にもぐり込ませることによって、記録ヘッドカート
リッジ1のおおよその位置決めが容易に行える。
【0050】また、記録ヘッドカートリッジ1をキャリ
ッジ2に着脱するための機構として、モノカラーホルダ
60の、ベースプレート51とは反対側すなわち他端壁
側の外面には、キャリッジ2に装着された際にキャリッ
ジ2のヘッドガイド22(図3参照)に保持される固定
部であるヘッド押圧部60bと、キャリッジ2に対して
着脱するための操作部であるヘッド着脱操作部60cと
が形成されている。ヘッド押圧部60bは、モノカラー
ホルダ60のベースプレート51とは反対側の面の下端
から上端部にかけて傾斜状に形成された凹状の部分であ
る。ヘッド押圧部60bの上部は、さらにへこんだヘッ
ドガイド係合部64となっており、記録ヘッドカートリ
ッジ1がキャリッジ2に装着された状態では、キャリッ
ジ2のヘッドガイド22が、このヘッドガイド係合部6
4に係合される。ヘッドガイド係合部64にヘッドガイ
ド22が係合することにより、記録ヘッドカートリッジ
1はキャリッジ2に対して位置決めされ、固定される。
ヘッド着脱操作部60cは、記録ヘッドカートリッジ1
の手前側、すなわちヘッド押圧部60bが設けられた面
のヘッド押圧部60bから最も離れた領域の上端部に設
けられ、記録ヘッドカートリッジ1をキャリッジ2から
取り外す際に、操作者が指を引っ掛けて上方に引き上げ
ることによって、容易に取り外せるようにするためのも
のである。
ッジ2に着脱するための機構として、モノカラーホルダ
60の、ベースプレート51とは反対側すなわち他端壁
側の外面には、キャリッジ2に装着された際にキャリッ
ジ2のヘッドガイド22(図3参照)に保持される固定
部であるヘッド押圧部60bと、キャリッジ2に対して
着脱するための操作部であるヘッド着脱操作部60cと
が形成されている。ヘッド押圧部60bは、モノカラー
ホルダ60のベースプレート51とは反対側の面の下端
から上端部にかけて傾斜状に形成された凹状の部分であ
る。ヘッド押圧部60bの上部は、さらにへこんだヘッ
ドガイド係合部64となっており、記録ヘッドカートリ
ッジ1がキャリッジ2に装着された状態では、キャリッ
ジ2のヘッドガイド22が、このヘッドガイド係合部6
4に係合される。ヘッドガイド係合部64にヘッドガイ
ド22が係合することにより、記録ヘッドカートリッジ
1はキャリッジ2に対して位置決めされ、固定される。
ヘッド着脱操作部60cは、記録ヘッドカートリッジ1
の手前側、すなわちヘッド押圧部60bが設けられた面
のヘッド押圧部60bから最も離れた領域の上端部に設
けられ、記録ヘッドカートリッジ1をキャリッジ2から
取り外す際に、操作者が指を引っ掛けて上方に引き上げ
ることによって、容易に取り外せるようにするためのも
のである。
【0051】ここで、記録ヘッドカートリッジ1のキャ
リッジ2への着脱操作について説明する。
リッジ2への着脱操作について説明する。
【0052】記録ヘッドカートリッジ1をキャリッジ2
に装着する際は、まず図10に示すように、記録ヘッド
カートリッジ1のベースプレート51(図6参照)が設
けられた側を、キャリッジ2に設けられたケーブル押え
21の覆い部21aの下方にもぐり込ませながら、図示
矢印方向に斜めに挿入する。これにより、記録ヘッドカ
ートリッジ1の段差部60a(図6参照)の立面が覆い
部21aの端面に突き当たり、記録ヘッドカートリッジ
1のおおよその位置決めがなされる。
に装着する際は、まず図10に示すように、記録ヘッド
カートリッジ1のベースプレート51(図6参照)が設
けられた側を、キャリッジ2に設けられたケーブル押え
21の覆い部21aの下方にもぐり込ませながら、図示
矢印方向に斜めに挿入する。これにより、記録ヘッドカ
ートリッジ1の段差部60a(図6参照)の立面が覆い
部21aの端面に突き当たり、記録ヘッドカートリッジ
1のおおよその位置決めがなされる。
【0053】次いで、図11に示すように、記録ヘッド
カートリッジ1を下向きに押し込む。このとき、記録ヘ
ッドカートリッジ1のヘッド押圧部60b(図7参照)
の斜面がキャリッジ2のヘッドガイド22(図3参照)
にガイドされ、キャリッジ2の各ヘッド位置決め突起2
d、2eが記録ヘッドカートリッジ1のヘッド位置決め
切り欠き53aおよびヘッド位置決め穴53bに嵌合し
つつ、記録ヘッドカートリッジ1はキャリッジ2にスム
ーズに装着される。記録ヘッドカートリッジ1が完全に
装着されると、ヘッドガイド22はヘッドガイド係合部
64(図7参照)に係合し、記録ヘッドカートリッジ1
は固定される。また、ヘッドガイド22の押圧力によ
り、記録ヘッドカートリッジ1のヘッド端子部53がキ
ャリッジ2のケーブル端子部3aに押圧される。
カートリッジ1を下向きに押し込む。このとき、記録ヘ
ッドカートリッジ1のヘッド押圧部60b(図7参照)
の斜面がキャリッジ2のヘッドガイド22(図3参照)
にガイドされ、キャリッジ2の各ヘッド位置決め突起2
d、2eが記録ヘッドカートリッジ1のヘッド位置決め
切り欠き53aおよびヘッド位置決め穴53bに嵌合し
つつ、記録ヘッドカートリッジ1はキャリッジ2にスム
ーズに装着される。記録ヘッドカートリッジ1が完全に
装着されると、ヘッドガイド22はヘッドガイド係合部
64(図7参照)に係合し、記録ヘッドカートリッジ1
は固定される。また、ヘッドガイド22の押圧力によ
り、記録ヘッドカートリッジ1のヘッド端子部53がキ
ャリッジ2のケーブル端子部3aに押圧される。
【0054】このとき、図5に示したゴム部材100の
ボス103が、キャリッジ2の座面204とケーブル端
子部3aとの間で圧縮され、ケーブル端子部3aのディ
ンプル304をヘッド端子部53に押し付ける。これに
より、ヘッド端子部53とケーブル端子部4aとの電気
的接続がなされる。
ボス103が、キャリッジ2の座面204とケーブル端
子部3aとの間で圧縮され、ケーブル端子部3aのディ
ンプル304をヘッド端子部53に押し付ける。これに
より、ヘッド端子部53とケーブル端子部4aとの電気
的接続がなされる。
【0055】以上説明したように、記録ヘッドカートリ
ッジ1は、覆い部21aの先端部を支軸として回転させ
ながら装着されるため、記録ヘッドカートリッジ1のヘ
ッド端子部53(図6参照)とケーブル端子部3a(図
5参照)とは、互いに図6および図5における上部の端
子から接触し始める。すなわち、ケーブル端子部3a
は、固定された上端部から解放された下端部に向かって
徐々に端子の接触がなされるため、ケーブル端子部3a
にしわ等が発生した場合、このしわを解放された下端部
へ延ばしながら接触し、ケーブル端子部3aのしわによ
るコンタクト不良が激減される。
ッジ1は、覆い部21aの先端部を支軸として回転させ
ながら装着されるため、記録ヘッドカートリッジ1のヘ
ッド端子部53(図6参照)とケーブル端子部3a(図
5参照)とは、互いに図6および図5における上部の端
子から接触し始める。すなわち、ケーブル端子部3a
は、固定された上端部から解放された下端部に向かって
徐々に端子の接触がなされるため、ケーブル端子部3a
にしわ等が発生した場合、このしわを解放された下端部
へ延ばしながら接触し、ケーブル端子部3aのしわによ
るコンタクト不良が激減される。
【0056】記録ヘッドカートリッジ1をキャリッジ2
から取り外すときは、キャリッジ2のヘッド着脱操作部
60cを上向きに引き上げる。これにより、ヘッドガイ
ド22とヘッドガイド係合部64との係合が外れ、ヘッ
ド押圧部60bはヘッドガイド22の上に乗り上がる。
ヘッド押圧部60bがヘッドガイド22の上に乗り上が
ることにより記録ヘッドカートリッジ1はヘッド着脱操
作部60c側がキャリッジ2から突出して斜めの状態と
なる。そして、キャリッジ2から突出した部分を摘むこ
とにより、記録ヘッドカートリッジ1は、キャリッジ2
から容易に取り出される。
から取り外すときは、キャリッジ2のヘッド着脱操作部
60cを上向きに引き上げる。これにより、ヘッドガイ
ド22とヘッドガイド係合部64との係合が外れ、ヘッ
ド押圧部60bはヘッドガイド22の上に乗り上がる。
ヘッド押圧部60bがヘッドガイド22の上に乗り上が
ることにより記録ヘッドカートリッジ1はヘッド着脱操
作部60c側がキャリッジ2から突出して斜めの状態と
なる。そして、キャリッジ2から突出した部分を摘むこ
とにより、記録ヘッドカートリッジ1は、キャリッジ2
から容易に取り出される。
【0057】また、ヘッド押圧部60bが設けられてい
る面において、ヘッド着脱操作部60cは、ヘッド押圧
部60bから最も離れた位置に設けられているので、ヘ
ッド着脱操作部60cを引き上げ、ヘッドガイド係合部
64がヘッドガイド22から外れる際に作用するモーメ
ントが大きくなる。これにより、小さな力で記録ヘッド
カートリッジ1を取り外すことができ、記録ヘッドカー
トリッジ1を確実に保持しつつも、その着脱がより容易
になる。記録ヘッドカートリッジ1をより小さな力で取
り外すことができるようにするためには、記録ヘッドカ
ートリッジ1の、キャリッジ2の移動方向に平行な中心
線に対して、ヘッド押圧部60bを奥側に設け、かつ、
ヘッド着脱操作部60cを手前側の端部に設けることで
ある。
る面において、ヘッド着脱操作部60cは、ヘッド押圧
部60bから最も離れた位置に設けられているので、ヘ
ッド着脱操作部60cを引き上げ、ヘッドガイド係合部
64がヘッドガイド22から外れる際に作用するモーメ
ントが大きくなる。これにより、小さな力で記録ヘッド
カートリッジ1を取り外すことができ、記録ヘッドカー
トリッジ1を確実に保持しつつも、その着脱がより容易
になる。記録ヘッドカートリッジ1をより小さな力で取
り外すことができるようにするためには、記録ヘッドカ
ートリッジ1の、キャリッジ2の移動方向に平行な中心
線に対して、ヘッド押圧部60bを奥側に設け、かつ、
ヘッド着脱操作部60cを手前側の端部に設けることで
ある。
【0058】(第2実施例)図12は、本発明の記録装
置の第2実施例の、ケーブル端子部の取り付け図の構造
を説明するための分解斜視図である。
置の第2実施例の、ケーブル端子部の取り付け図の構造
を説明するための分解斜視図である。
【0059】本実施例では、キャリッジ402の座面4
24に突起426が設けられている点が、第1実施例と
異なる。突起426が設けられている位置は、フレキシ
ブルケーブル403のケーブル端子部403aの各ディ
ンプル434のうち、Bで示すディンプル434に対応
する位置である。その他の構成については第1実施例と
同様であるので、その説明は省略する。
24に突起426が設けられている点が、第1実施例と
異なる。突起426が設けられている位置は、フレキシ
ブルケーブル403のケーブル端子部403aの各ディ
ンプル434のうち、Bで示すディンプル434に対応
する位置である。その他の構成については第1実施例と
同様であるので、その説明は省略する。
【0060】ディンプル434が極めて高い集積度で配
置されている場合、そのうちの特定のディンプル434
のコンタクト性が悪化する場合がある。本実施例では、
Bで示すディンプル434が、それに該当する。これ
は、本実施例のような配置の場合、フレキシブルケーブ
ル403の折り曲げや、キャリッジ402の位置決めボ
ス421、422との嵌合等により、この部分にコンタ
クト面の歪みが発生してしまうためである。コンタクト
性が悪化するおそれのある箇所は、ディンプル434の
配置および集積度により固有のものである。
置されている場合、そのうちの特定のディンプル434
のコンタクト性が悪化する場合がある。本実施例では、
Bで示すディンプル434が、それに該当する。これ
は、本実施例のような配置の場合、フレキシブルケーブ
ル403の折り曲げや、キャリッジ402の位置決めボ
ス421、422との嵌合等により、この部分にコンタ
クト面の歪みが発生してしまうためである。コンタクト
性が悪化するおそれのある箇所は、ディンプル434の
配置および集積度により固有のものである。
【0061】そこで、本実施例のように座面424に突
起426を設けることにより、この突起426の高さ分
だけゴム部材410のボス413の圧縮量が大きくな
る。その結果、それだけヘッド端子へのディンプル43
4の圧接力を大きくでき、特にコンタクト性の悪いディ
ンプル434のみコンタクト性を向上させることができ
る。
起426を設けることにより、この突起426の高さ分
だけゴム部材410のボス413の圧縮量が大きくな
る。その結果、それだけヘッド端子へのディンプル43
4の圧接力を大きくでき、特にコンタクト性の悪いディ
ンプル434のみコンタクト性を向上させることができ
る。
【0062】コンタクト性を向上させるためには、座面
424の高さを全体的に高くする方法もあるが、この方
法では、コンタクト性のよいディンプル434の圧接力
も大きくなってしまい、無駄な力をキャリッジ402、
ディンプル434あるいは記録ヘッドカートリッジに与
えることになり、これらの変形等の不具合を引き起こす
おそれが生ずる。また、記録ヘッドカートリッジの位置
決めをゴム部材410の弾性力に抗して行う方式の場
合、記録ヘッドカートリッジの位置決めが不安定にな
り、これを防止するために記録ヘッドカートリッジを押
圧する力(例えば、図3に示したコンタクトバネ23の
力)を大きくしなければならず、さらにキャリッジ40
2等の変形のおそれがあり、悪循環となる。しかし、本
実施例のように、部分的に突起426を設けることで、
このような不具合は防止される。
424の高さを全体的に高くする方法もあるが、この方
法では、コンタクト性のよいディンプル434の圧接力
も大きくなってしまい、無駄な力をキャリッジ402、
ディンプル434あるいは記録ヘッドカートリッジに与
えることになり、これらの変形等の不具合を引き起こす
おそれが生ずる。また、記録ヘッドカートリッジの位置
決めをゴム部材410の弾性力に抗して行う方式の場
合、記録ヘッドカートリッジの位置決めが不安定にな
り、これを防止するために記録ヘッドカートリッジを押
圧する力(例えば、図3に示したコンタクトバネ23の
力)を大きくしなければならず、さらにキャリッジ40
2等の変形のおそれがあり、悪循環となる。しかし、本
実施例のように、部分的に突起426を設けることで、
このような不具合は防止される。
【0063】本実施例では、1つのディンプル434に
対してのみ突起426を設けた例を示したが、圧力上昇
の許容範囲内において、コンタクト性が比較的よい他の
部分にも突起を設け、コンタクト性のマージンを得るこ
ともできる。なお、突起としては、図示したようなボス
形状に限られず、ゴム部材410のボス413に対応し
た箇所に、任意形状の段差を設けたものとしてもよい。
対してのみ突起426を設けた例を示したが、圧力上昇
の許容範囲内において、コンタクト性が比較的よい他の
部分にも突起を設け、コンタクト性のマージンを得るこ
ともできる。なお、突起としては、図示したようなボス
形状に限られず、ゴム部材410のボス413に対応し
た箇所に、任意形状の段差を設けたものとしてもよい。
【0064】さらに、部分的に圧接力を強くする方法と
して、図13に示すように、ゴム部材510のボス51
3の高さを、その位置によって変化させる方法もある。
本実施例においては、周囲部のディンプル434(図1
2参照)が比較的コンタクト性が悪くなるため、図13
(b)に示すように周囲部のボス513の高さを、中央
部のボス513の高さよりも高くしている。このよう
に、ゴム部材510の形状によっても、上記不具合を防
止することができる。
して、図13に示すように、ゴム部材510のボス51
3の高さを、その位置によって変化させる方法もある。
本実施例においては、周囲部のディンプル434(図1
2参照)が比較的コンタクト性が悪くなるため、図13
(b)に示すように周囲部のボス513の高さを、中央
部のボス513の高さよりも高くしている。このよう
に、ゴム部材510の形状によっても、上記不具合を防
止することができる。
【0065】(第3実施例)本実施例では、フレキシブ
ルケーブルの構造を工夫することで、ケーブル端子部と
ヘッド端子部との電気的接続を向上させる例を示す。図
14は、本発明の記録装置の第3実施例のフレキシブル
ケーブルのケーブル端子部近傍の拡大平面図である。
ルケーブルの構造を工夫することで、ケーブル端子部と
ヘッド端子部との電気的接続を向上させる例を示す。図
14は、本発明の記録装置の第3実施例のフレキシブル
ケーブルのケーブル端子部近傍の拡大平面図である。
【0066】一般に、フレキシブルケーブル603の表
面には、フレキシブルケーブル603の補強の目的で、
カバーレイ636が設けられている。本実施例では、デ
ィンプル634が形成されている領域を、フレキシブル
ケーブル603のベースフィルム637のみとし、カバ
ーレイ636を、ディンプル634が形成されている領
域の周囲部に設けている。
面には、フレキシブルケーブル603の補強の目的で、
カバーレイ636が設けられている。本実施例では、デ
ィンプル634が形成されている領域を、フレキシブル
ケーブル603のベースフィルム637のみとし、カバ
ーレイ636を、ディンプル634が形成されている領
域の周囲部に設けている。
【0067】カバーレイ636を個々のディンプル63
4の周囲まで完全に覆うように設けると、フレキシブル
ケーブル603の剛性が増し、裏面からのゴム部材の圧
力をロスしてしまう。そこで、ディンプル634が形成
されている領域にはカバーレイ636を設けないように
することで、各ディンプル634がそれぞれ、できるだ
けヘッド端子にならい、良好なコンタクトが行われる。
また、ディンプル634の周囲部にカバーレイ636を
設けているのは、記録ヘッドカートリッジを装着した際
に、この部分に記録ヘッドカートリッジのベースプレー
ト等が接触し、ベースフィルム637が破れたりしない
ようにするためである。
4の周囲まで完全に覆うように設けると、フレキシブル
ケーブル603の剛性が増し、裏面からのゴム部材の圧
力をロスしてしまう。そこで、ディンプル634が形成
されている領域にはカバーレイ636を設けないように
することで、各ディンプル634がそれぞれ、できるだ
けヘッド端子にならい、良好なコンタクトが行われる。
また、ディンプル634の周囲部にカバーレイ636を
設けているのは、記録ヘッドカートリッジを装着した際
に、この部分に記録ヘッドカートリッジのベースプレー
ト等が接触し、ベースフィルム637が破れたりしない
ようにするためである。
【0068】また、個々のディンプル634の周囲を完
全に覆うようにカバーレイ636を設けると、例えばこ
の部分を製造するとき、カバーレイ636をベースフィ
ルム637に接着する工程においてベースフィルム63
7には高熱が与えられるが、このときのベースフィルム
637の歪みが、ディンプル634の周囲のカバーレイ
636によって解放されずに残留してしまうことがあっ
た。その結果、ケーブル端子部603aにしわが発生
し、コンタクト性の悪化を招いていた。そこで、ディン
プル634が形成されている領域をベースフィルム63
7のみとすることで、熱等によるベースフィルム637
の歪みが解放されて、ケーブル端子部603aでのしわ
の発生を効果的に防止することができる。
全に覆うようにカバーレイ636を設けると、例えばこ
の部分を製造するとき、カバーレイ636をベースフィ
ルム637に接着する工程においてベースフィルム63
7には高熱が与えられるが、このときのベースフィルム
637の歪みが、ディンプル634の周囲のカバーレイ
636によって解放されずに残留してしまうことがあっ
た。その結果、ケーブル端子部603aにしわが発生
し、コンタクト性の悪化を招いていた。そこで、ディン
プル634が形成されている領域をベースフィルム63
7のみとすることで、熱等によるベースフィルム637
の歪みが解放されて、ケーブル端子部603aでのしわ
の発生を効果的に防止することができる。
【0069】さらに、フレキシブルケーブル603の先
端部には、銅箔等からなるパターン部635を意識的に
設け、ケーブル端子部603aへの他の部分からの歪み
の侵入を抑えている。パターン部635は、ディンプル
634が形成された領域の周囲に設けてもよい。
端部には、銅箔等からなるパターン部635を意識的に
設け、ケーブル端子部603aへの他の部分からの歪み
の侵入を抑えている。パターン部635は、ディンプル
634が形成された領域の周囲に設けてもよい。
【0070】このように、ディンプル634が形成され
ている領域をベースフィルム637のみとしてその周囲
にカバーレイ636を設け、さらにパターン部635を
設けることにより、フレキシブルケーブル603の製造
時にケーブル端子部603aに発生する歪み等を効果的
に排除でき、ケーブル端子部603aでのしわの発生を
防止し、コンタクト性をより良好にすることができる。
ている領域をベースフィルム637のみとしてその周囲
にカバーレイ636を設け、さらにパターン部635を
設けることにより、フレキシブルケーブル603の製造
時にケーブル端子部603aに発生する歪み等を効果的
に排除でき、ケーブル端子部603aでのしわの発生を
防止し、コンタクト性をより良好にすることができる。
【0071】(第4実施例)本実施例は、第3実施例の
フレキシブルケーブルをさらに改良し、コンタクト性を
向上させたものであり、ディンプルに特徴をもたせてい
る。
フレキシブルケーブルをさらに改良し、コンタクト性を
向上させたものであり、ディンプルに特徴をもたせてい
る。
【0072】以下に、本実施例の特徴について図15を
参照して説明する。図15は、本発明の記録装置の第4
実施例における、ケーブル端子部のディンプルの断面図
である。図15に示すように、ディンプル734は、ベ
ースフィルム737をドーム状に形成した部分の表面を
包むように、導体として円形のメッキ電極738が形成
されたものである。このメッキ電極738がヘッド端子
と接触して電気的導通をとる。
参照して説明する。図15は、本発明の記録装置の第4
実施例における、ケーブル端子部のディンプルの断面図
である。図15に示すように、ディンプル734は、ベ
ースフィルム737をドーム状に形成した部分の表面を
包むように、導体として円形のメッキ電極738が形成
されたものである。このメッキ電極738がヘッド端子
と接触して電気的導通をとる。
【0073】メッキ電極738は、ディンプル734の
ドーム部の裾よりもさらに広がった平坦部を有してお
り、以下、この平坦部をランド738aとよぶ。また、
ランド738aの外径Dはディンプル734のドーム部
の外径dよりも大きい。これにより、ランド738aが
ディンプル734のドーム部を支え、ドーム部のすわり
が安定する。
ドーム部の裾よりもさらに広がった平坦部を有してお
り、以下、この平坦部をランド738aとよぶ。また、
ランド738aの外径Dはディンプル734のドーム部
の外径dよりも大きい。これにより、ランド738aが
ディンプル734のドーム部を支え、ドーム部のすわり
が安定する。
【0074】従って、ランド738aの外径Dはある程
度大きいほうが、ディンプル734のドーム部のすわり
が安定してよい。しかし、ランド738aはメッキ電極
738の一部でありフレキシブルケーブルのベースフィ
ルム737に対して非常に剛性が高いので、ランド73
8aの外径Dが大きすぎると、ケーブル端子部に対する
ランド738aの面積の比率が大きくなってディンプル
734のヘッド端子へのならいが損なわれ、コンタクト
性が低下してしまう。そこで、ディンプル734のドー
ム部のすわりが損なわれず、かつ、コンタクト性をも良
好な状態で確保できるように、ディンプル734のドー
ム部の外径dとランド738aの外径Dとの比d/Dを
設定するのが望ましい。このようなd/Dの値を実験に
よって求めたところ、1>d/D>0.6の範囲で非常
に良好な状態を示すことがわかった。この範囲でディン
プル734のドーム部の外径dとランド738aの外径
を設定することによって、非常に良好なコンタクト性を
得ることができる。
度大きいほうが、ディンプル734のドーム部のすわり
が安定してよい。しかし、ランド738aはメッキ電極
738の一部でありフレキシブルケーブルのベースフィ
ルム737に対して非常に剛性が高いので、ランド73
8aの外径Dが大きすぎると、ケーブル端子部に対する
ランド738aの面積の比率が大きくなってディンプル
734のヘッド端子へのならいが損なわれ、コンタクト
性が低下してしまう。そこで、ディンプル734のドー
ム部のすわりが損なわれず、かつ、コンタクト性をも良
好な状態で確保できるように、ディンプル734のドー
ム部の外径dとランド738aの外径Dとの比d/Dを
設定するのが望ましい。このようなd/Dの値を実験に
よって求めたところ、1>d/D>0.6の範囲で非常
に良好な状態を示すことがわかった。この範囲でディン
プル734のドーム部の外径dとランド738aの外径
を設定することによって、非常に良好なコンタクト性を
得ることができる。
【0075】なお、上述した各実施例においては、キャ
リッジにインクジェット記録ヘッドを搭載するプリンタ
を用いて本発明を説明したが、例えば、インクジェット
記録ヘッドとほぼ同一の外形を備えることで、このキャ
リッジにインクジェット記録ヘッドとコンパチブルに搭
載することのできるスキャナーユニットを備え、プラテ
ンに支持される原稿シートから画像情報を読み取ること
のできる情報処理装置であっても本発明の構成を好適に
用いることができる。
リッジにインクジェット記録ヘッドを搭載するプリンタ
を用いて本発明を説明したが、例えば、インクジェット
記録ヘッドとほぼ同一の外形を備えることで、このキャ
リッジにインクジェット記録ヘッドとコンパチブルに搭
載することのできるスキャナーユニットを備え、プラテ
ンに支持される原稿シートから画像情報を読み取ること
のできる情報処理装置であっても本発明の構成を好適に
用いることができる。
【0076】また、上述した各実施例では、インクを吐
出することによって記録を行うインクジェット記録装置
を例に挙げて説明したが、その他の方式の記録装置にお
いても、記録ヘッドが着脱自在に設けられ、記録ヘッド
が装着されることで、記録ヘッドの端子が記録装置側の
端子と電気的に接続される構造のものであれば、本発明
を適用することができる。
出することによって記録を行うインクジェット記録装置
を例に挙げて説明したが、その他の方式の記録装置にお
いても、記録ヘッドが着脱自在に設けられ、記録ヘッド
が装着されることで、記録ヘッドの端子が記録装置側の
端子と電気的に接続される構造のものであれば、本発明
を適用することができる。
【0077】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて、優れた効果をもたらすものである。
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて、優れた効果をもたらすものである。
【0078】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0079】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
【0080】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0081】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0082】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数個の記録ヘッドの組み合わせによってその長さを
満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドと
しての構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効
果を一層有効に発揮することができる。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数個の記録ヘッドの組み合わせによってその長さを
満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドと
しての構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効
果を一層有効に発揮することができる。
【0083】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0084】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0085】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0086】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであれば良い。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであれば良い。
【0087】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としても良い。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としても良い。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0088】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダと組み合せた複写装置、さらには
送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの
であってもよい。
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダと組み合せた複写装置、さらには
送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの
であってもよい。
【0089】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。
ているので、以下に記載する効果を奏する。
【0090】請求項1に記載の記録装置では、フレキシ
ブルケーブルは、記録ヘッドの端子面との対向面で、一
端部が固定され、かつ、他端部が解放されており、記録
ヘッドを装着する際、記録ヘッドの端子面は、フレキシ
ブルケーブルの一端部から他端部へ向かってフレキシブ
ルケーブルの端子面と接触されることにより、記録ヘッ
ドの装着によりフレキシブルケーブルのしわが矯正され
るので、記録ヘッドのコンタクト性を向上することがで
きる。
ブルケーブルは、記録ヘッドの端子面との対向面で、一
端部が固定され、かつ、他端部が解放されており、記録
ヘッドを装着する際、記録ヘッドの端子面は、フレキシ
ブルケーブルの一端部から他端部へ向かってフレキシブ
ルケーブルの端子面と接触されることにより、記録ヘッ
ドの装着によりフレキシブルケーブルのしわが矯正され
るので、記録ヘッドのコンタクト性を向上することがで
きる。
【0091】請求項2〜5に記載の記録装置では、ゴム
部材が付与する接触圧が、各端子に応じて異なっている
ので、装置に固有の、コンタクトしににくい部分のみ接
触圧を上げることができ、接触圧の総圧上昇を極力抑え
ながらコンタクト性の悪い部分を改善することができ
る。さらに、記録ヘッドと装置との接触部にかかる余分
な負荷、および記録ヘッドの位置決めの際の不具合を防
止することができる。
部材が付与する接触圧が、各端子に応じて異なっている
ので、装置に固有の、コンタクトしににくい部分のみ接
触圧を上げることができ、接触圧の総圧上昇を極力抑え
ながらコンタクト性の悪い部分を改善することができ
る。さらに、記録ヘッドと装置との接触部にかかる余分
な負荷、および記録ヘッドの位置決めの際の不具合を防
止することができる。
【0092】請求項6、7に記載の記録装置では、フレ
キシブルケーブルの各端子が形成された領域にはカバー
レイが設けられていないので、フレキシブルケーブルの
製造時での端子面でのしわの発生を防止することができ
る。
キシブルケーブルの各端子が形成された領域にはカバー
レイが設けられていないので、フレキシブルケーブルの
製造時での端子面でのしわの発生を防止することができ
る。
【0093】請求項8に記載の記録装置では、ディンプ
ルのドーム上に形成された導体でフレキシブルケーブル
の端子を構成し、ディンプルのドーム部の外形dと導体
の外径Dとの比を、1>d/D>0.6としているの
で、ディンプルが形成された領域の可撓性をもたせディ
ンプルの高さの差を吸収しつつドーム部のすわりもよく
して、コンタクト性を向上させることができる。
ルのドーム上に形成された導体でフレキシブルケーブル
の端子を構成し、ディンプルのドーム部の外形dと導体
の外径Dとの比を、1>d/D>0.6としているの
で、ディンプルが形成された領域の可撓性をもたせディ
ンプルの高さの差を吸収しつつドーム部のすわりもよく
して、コンタクト性を向上させることができる。
【図1】本発明の記録装置の第1実施例の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示した記録装置を筐体に収めた状態の斜
視図である。
視図である。
【図3】図1に示した記録装置のキャリッジの斜視図で
ある。
ある。
【図4】図3に示したキャリッジのヘッドガイド近傍の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図3に示したキャリッジの、ケーブル端子部の
取り付け構造を説明するための分解斜視図である。
取り付け構造を説明するための分解斜視図である。
【図6】図1に示した記録装置に装着されるモノカラー
用の記録ヘッドカートリッジを、インクタンクが装着さ
れた状態で、ヘッド端子部が見える方向から見た斜視図
である。
用の記録ヘッドカートリッジを、インクタンクが装着さ
れた状態で、ヘッド端子部が見える方向から見た斜視図
である。
【図7】図1に示した記録装置に装着されるモノカラー
用の記録ヘッドカートリッジを、インクタンクが装着さ
れた状態で、ヘッド端子部とは反対側の面が見える方向
から見た斜視図である。
用の記録ヘッドカートリッジを、インクタンクが装着さ
れた状態で、ヘッド端子部とは反対側の面が見える方向
から見た斜視図である。
【図8】図1に示した記録装置に装着されるモノカラー
用の記録ヘッドカートリッジの底面図である。
用の記録ヘッドカートリッジの底面図である。
【図9】図8に示した記録ヘッドカートリッジのノズル
部の拡大斜視図である。
部の拡大斜視図である。
【図10】図2に示したインクジェット記録装置におい
て、記録ヘッドカートリッジをキャリッジに装着する手
順の第1ステップを示す斜視図である。
て、記録ヘッドカートリッジをキャリッジに装着する手
順の第1ステップを示す斜視図である。
【図11】図2に示したインクジェット記録装置におい
て、記録ヘッドカートリッジをキャリッジに装着する手
順の第2ステップを示す斜視図である。
て、記録ヘッドカートリッジをキャリッジに装着する手
順の第2ステップを示す斜視図である。
【図12】本発明の記録装置の第2実施例の、ケーブル
端子部の取り付け構造を説明するための分解斜視図であ
る。
端子部の取り付け構造を説明するための分解斜視図であ
る。
【図13】ケーブル端子部のコンタクト性を向上させる
ためのゴム部材の他の例を示す図で、同図(a)はその
平面図、同図(b)はそのA−A線断面図である。
ためのゴム部材の他の例を示す図で、同図(a)はその
平面図、同図(b)はそのA−A線断面図である。
【図14】本発明の記録装置の第3実施例のフレキシブ
ルケーブルの、ケーブル端子部近傍の平面図である。
ルケーブルの、ケーブル端子部近傍の平面図である。
【図15】本発明の記録装置の第4実施例のディンプル
の断面図である。
の断面図である。
1 記録ヘッドカートリッジ 2、402 キャリッジ 2a 軸受部 2b ガイドレール挟持部 2c キャリッジ変形防止ストッパ 2d、2e ヘッド位置決め突起 3、403、603 フレキシブルケーブル 3a、403a、603a ケーブル端子部 4 フレーム 5 ガイドシャフト 6 搬送ローラ 7 ピンチローラ 8 圧板 9 ピックアップローラ 10 キャリッジ駆動モータ 11 キャリッジ駆動ベルト 12 ガイドレール 13 駆動プーリ 14 ベース 15 排紙ローラ 16 拍車 17 上ケース 18 下ケース 19 トップカバー 20 ヘッドカバー 21 ケーブル押え 21a 覆い部 22 ヘッドガイド 23 コンタクトバネ 24 軸部材 30 インクタンク 50 ノズル部 50a 吐出口面 50b 吐出口 50c 共通液室 50d 液路 50e 電気熱変換体 51 ベースプレート 52 溝付部材 53 ヘッド端子部 60 モノカラーホルダ 100、410、510 ゴム部材 101、301 嵌合穴 102、302 嵌合長穴 103、413、513 ボス 201、202、421、422 位置決めボス 204、424 座面 205 穴部 303 引っ掛け部 304、434、634、734 ディンプル 426 突起 635 パターン部 636 カバーレイ 637、737 ベースフィルム 738 メッキ電極 738a ランド P 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 武史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野島 隆司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木田 朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川上 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 仁志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 外部からの記録信号に基づき記録シート
に記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に設け
られ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記録ヘ
ッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは複数
の端子が配列された端子面を有するとともに、前記記録
ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との対向
面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端子が
配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが設け
られた記録装置において、 前記フレキシブルケーブルは、前記記録ヘッドの端子面
との対向面で、一端部が固定され、かつ、他端部が解放
されており、 前記記録ヘッドを装着する際、前記記録ヘッドの端子面
は、前記フレキシブルケーブルの一端部から他端部へ向
かって前記フレキシブルケーブルの端子面と接触される
ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 外部からの記録信号に基づき記録シート
に記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に設け
られ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記録ヘ
ッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは複数
の端子が配列された端子面を有するとともに、前記記録
ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との対向
面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端子が
配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが設け
られ、さらに、前記フレキシブルケーブルの端子面の前
記フレキシブルケーブルの背面に、前記各端子の接触圧
を付与するゴム部材が配置された記録装置において、 前記ゴム部材が付与する接触圧が、前記各端子に応じて
異なっていることを特徴とする記録装置。 - 【請求項3】 前記ゴム部材には前記各端子の位置に対
応した複数のボスが形成され、前記各ボスは、前記接触
圧を付与するための変形量が前記各端子に応じて異なっ
ている請求項2に記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記各ボスの高さが前記各端子に応じて
異なっている請求項3に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記ゴム部材を前記フレキシブルケーブ
ルの端子面との間で挟んで支持する部材の、前記ゴム部
材側の壁に、前記各端子の位置に対応する突起が形成さ
れている請求項3に記載の記録装置。 - 【請求項6】 外部からの記録信号に基づき記録シート
に記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に設け
られ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記録ヘ
ッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは複数
の端子が配列された端子面を有するとともに、前記記録
ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との対向
面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端子が
配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが設け
られた記録装置において、 前記フレキシブルケーブルの各端子は前記フレキシブル
ケーブルのベースフィルムに形成され、 前記フレキシブルケーブルの、前記各端子が形成された
領域の周囲に前記ベースフィルムを保護するカバーレイ
が形成されていることを特徴とする記録装置。 - 【請求項7】 前記フレキシブルケーブルの、前記各端
子が形成された領域の周囲に、さらにパターン部が形成
された請求項6に記載の記録装置。 - 【請求項8】 外部からの記録信号に基づき記録シート
に記録を行う記録ヘッドが所定の位置に着脱自在に設け
られ、前記記録ヘッドが装着された状態での前記記録ヘ
ッドの電気的接続を行うために、前記記録ヘッドは複数
の端子が配列された端子面を有するとともに、前記記録
ヘッドの装着位置での前記記録ヘッドの端子面との対向
面に、前記記録ヘッドの各端子と接触する複数の端子が
配列された端子面を有するフレキシブルケーブルが設け
られた記録装置において、 前記フレキシブルケーブルの各端子は、それぞれ前記フ
レキシブルフィルムのベースフィルムをドーム状に形成
した複数のディンプル上にそれぞれ形成された、前記各
ディンプルの外径よりも大きい導体からなり、 前記ディンプルのドーム部の外形dと前記導体の外径D
との比が、1>d/D>0.6であることを特徴とする
記録装置。 - 【請求項9】 前記記録ヘッドは吐出口からインクを吐
出することにより記録を行うものであり、インクを吐出
するために利用されるエネルギー発生素子を有する請求
項1ないし8のいずれか1項に記載の記録装置。 - 【請求項10】 前記エネルギー発生素子は、インクに
膜沸騰を生じさせる熱エネルギーを発生する電気熱変換
体である請求項9に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235295A JPH08224938A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235295A JPH08224938A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08224938A true JPH08224938A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12356575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3235295A Pending JPH08224938A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08224938A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289893A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Canon Inc | 液体吐出記録ヘッドおよびそれを備える液体吐出記録装置 |
| JP2013226658A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP3235295A patent/JPH08224938A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289893A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Canon Inc | 液体吐出記録ヘッドおよびそれを備える液体吐出記録装置 |
| JP2013226658A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
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