JPH08225249A - 糸の巻取方法および糸の巻取装置 - Google Patents
糸の巻取方法および糸の巻取装置Info
- Publication number
- JPH08225249A JPH08225249A JP5333395A JP5333395A JPH08225249A JP H08225249 A JPH08225249 A JP H08225249A JP 5333395 A JP5333395 A JP 5333395A JP 5333395 A JP5333395 A JP 5333395A JP H08225249 A JPH08225249 A JP H08225249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- winding
- tension
- feeding
- force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H51/00—Forwarding filamentary material
- B65H51/20—Devices for temporarily storing filamentary material during forwarding, e.g. for buffer storage
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H59/00—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
- B65H59/38—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by regulating speed of driving mechanism of unwinding, paying-out, forwarding, winding, or depositing devices, e.g. automatically in response to variations in tension
- B65H59/384—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by regulating speed of driving mechanism of unwinding, paying-out, forwarding, winding, or depositing devices, e.g. automatically in response to variations in tension using electronic means
- B65H59/388—Regulating forwarding speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 解舒張力の変動を吸収するとともに巻取張力
を所望の一定値に保つことができる糸の巻取方法および
巻取装置を提供する。 【構成】 給糸からの糸を巻取力によって解舒して巻き
なおす糸の巻取方法であって、前記巻取力を補う方向に
糸を送り出しつつ解舒させ、解舒張力の変動を送り出し
時に吸収し、送り出し後の糸の張力がゼロ近くまで減少
するようにしたものである。また、装置としては、給糸
P1からの糸Yを巻取力によって解舒しつつ巻きなおす
巻取手段7を備えた糸の巻取装置Uであって、前記巻取
手段7の上流側に、前記巻取力を補う方向に糸を送り出
す送り出し手段21を設けたものである。
を所望の一定値に保つことができる糸の巻取方法および
巻取装置を提供する。 【構成】 給糸からの糸を巻取力によって解舒して巻き
なおす糸の巻取方法であって、前記巻取力を補う方向に
糸を送り出しつつ解舒させ、解舒張力の変動を送り出し
時に吸収し、送り出し後の糸の張力がゼロ近くまで減少
するようにしたものである。また、装置としては、給糸
P1からの糸Yを巻取力によって解舒しつつ巻きなおす
巻取手段7を備えた糸の巻取装置Uであって、前記巻取
手段7の上流側に、前記巻取力を補う方向に糸を送り出
す送り出し手段21を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給糸ボビンなどの給糸
から糸を巻きなおしてパッケージとする糸の巻取方法お
よび糸の巻取装置に関し、特に巻き返しの張力が適正に
保てるものに関する。
から糸を巻きなおしてパッケージとする糸の巻取方法お
よび糸の巻取装置に関し、特に巻き返しの張力が適正に
保てるものに関する。
【0002】
【従来の技術】リング精紡機などの精紡機で生産された
給糸ボビンなどの給糸は次工程の自動ワインダに供給さ
れて巻きおなされ、糸中の糸欠点が除去されつつ、所定
の糸量で所定の形状のパッケージに巻き返される。一個
のパッケージを得るのに通常数本〜数十本の給糸ボビン
が使われる。この自動ワインダは多数錘の巻取装置を並
列配置したものであり、図8により一つの巻取装置Uの
機器配置を説明する。
給糸ボビンなどの給糸は次工程の自動ワインダに供給さ
れて巻きおなされ、糸中の糸欠点が除去されつつ、所定
の糸量で所定の形状のパッケージに巻き返される。一個
のパッケージを得るのに通常数本〜数十本の給糸ボビン
が使われる。この自動ワインダは多数錘の巻取装置を並
列配置したものであり、図8により一つの巻取装置Uの
機器配置を説明する。
【0003】図8において、給糸ボビン1から解舒され
引き出された糸Yは、バルーンガイド2、糸の有無を検
出する光学的フィラー3、カッター4、手動調整のディ
スク型テンサー5、クリアラー6の如く糸欠点をチェッ
クして切断する糸欠点検出ヘッドを通り、綾振りドラム
7により回転するパッケージPに巻き取られる。このパ
ッケージPはその紙管8の両端においてクレードル9に
回転自在に支持される。また、クレードル9の右径側に
は、紙管8の大径端の径よりやや大きいフリクションロ
ーラ10が設けられ、パッケージPの巻き始めには、フ
リクションローラ10とドラム7が接触回転して糸Yを
巻取るようになっている。
引き出された糸Yは、バルーンガイド2、糸の有無を検
出する光学的フィラー3、カッター4、手動調整のディ
スク型テンサー5、クリアラー6の如く糸欠点をチェッ
クして切断する糸欠点検出ヘッドを通り、綾振りドラム
7により回転するパッケージPに巻き取られる。このパ
ッケージPはその紙管8の両端においてクレードル9に
回転自在に支持される。また、クレードル9の右径側に
は、紙管8の大径端の径よりやや大きいフリクションロ
ーラ10が設けられ、パッケージPの巻き始めには、フ
リクションローラ10とドラム7が接触回転して糸Yを
巻取るようになっている。
【0004】前記クリアラー6の糸信号はユニットコン
トローラ11に入力される。ユニットコントローラ11
は、スラブ、太糸、細糸などの糸欠点があった時、クリ
アラー6に内蔵されたカッターによりその糸を直ちに切
断する。その後にサクションマウス13をパッケージP
側に回動させ、同時にドラム7を逆回転させて上糸を捕
捉し糸欠点を除去し、サクションマウス13を図示の下
方に回動させて上糸を糸継装置15に案内する。また中
継パイプ14をフィラー3付近まで回動させ、フィラー
3まで通っている下糸を捕捉し、中継パイプ14を図示
の上方に回動させて下糸を糸継装置15に案内する。そ
して、糸継装置15で上糸と下糸を糸継ぎした後、綾振
りドラム7を回転させて巻取を再開するようになってい
る。
トローラ11に入力される。ユニットコントローラ11
は、スラブ、太糸、細糸などの糸欠点があった時、クリ
アラー6に内蔵されたカッターによりその糸を直ちに切
断する。その後にサクションマウス13をパッケージP
側に回動させ、同時にドラム7を逆回転させて上糸を捕
捉し糸欠点を除去し、サクションマウス13を図示の下
方に回動させて上糸を糸継装置15に案内する。また中
継パイプ14をフィラー3付近まで回動させ、フィラー
3まで通っている下糸を捕捉し、中継パイプ14を図示
の上方に回動させて下糸を糸継装置15に案内する。そ
して、糸継装置15で上糸と下糸を糸継ぎした後、綾振
りドラム7を回転させて巻取を再開するようになってい
る。
【0005】綾振りドラム7を駆動するモータ16はユ
ニットコントローラ11で制御され、ドラム7の回転は
ドラム回転センサ17で検出され、センサ17からのパ
ルス信号をユニットコントローラ11が計数・積算す
る。この積算値は、多数錘の巻取装置Uを統括制御する
制御装置18による設定値と比較され、所定の糸長のパ
ッケージになると、ドラム7を停止させ、グリーンラン
プ19が点灯し、玉揚装置による玉揚を待つ待機状態と
なる。
ニットコントローラ11で制御され、ドラム7の回転は
ドラム回転センサ17で検出され、センサ17からのパ
ルス信号をユニットコントローラ11が計数・積算す
る。この積算値は、多数錘の巻取装置Uを統括制御する
制御装置18による設定値と比較され、所定の糸長のパ
ッケージになると、ドラム7を停止させ、グリーンラン
プ19が点灯し、玉揚装置による玉揚を待つ待機状態と
なる。
【0006】前記フィラー3は糸無しを検出してユニッ
トコントローラ11に糸無し信号を出力するものであ
る。給糸ボビン1が全部解舒され空ボビンになると、フ
ィラー3が糸無し信号を出力すると共に、糸欠点を検出
するクリアラー6の糸信号も出力されなくなる。このよ
うに空ボビンが検知されると、ユニットコントローラ1
1は、ボビンチェンジの指令を出力し、空ボビンが排出
され新たな給糸ボビン1が巻取位置に供給される。この
新たな給糸ボビン1の口出しされた糸端はフィラー3付
近まで吹き上げられ、上述したサクションマウス13及
び中継パイプ14の作動により糸継装置15で糸継ぎさ
れる。そして、新たな給糸ボビン1の巻取が開始され
る。
トコントローラ11に糸無し信号を出力するものであ
る。給糸ボビン1が全部解舒され空ボビンになると、フ
ィラー3が糸無し信号を出力すると共に、糸欠点を検出
するクリアラー6の糸信号も出力されなくなる。このよ
うに空ボビンが検知されると、ユニットコントローラ1
1は、ボビンチェンジの指令を出力し、空ボビンが排出
され新たな給糸ボビン1が巻取位置に供給される。この
新たな給糸ボビン1の口出しされた糸端はフィラー3付
近まで吹き上げられ、上述したサクションマウス13及
び中継パイプ14の作動により糸継装置15で糸継ぎさ
れる。そして、新たな給糸ボビン1の巻取が開始され
る。
【0007】このような各巻取装置Uにおいて、通常数
本〜数十本の給糸ボビン1が糸欠点を除去されながら、
糸継ぎされ、一つの満パッケージが巻き形成される。と
ころで、給糸ボビン1からの解舒張力は一定ではなく変
動する。特に、三分玉と呼ばれる残り解舒量が約30%
となった時点から、給糸ボビン1の糸層からの平均離反
角度が小さくなり、糸同士の摩擦、糸と芯管の摩擦など
により、急激に解舒張力が増大する。そのため、多数本
の給糸ボビン1を糸継ぎすると、解舒張力の変動に応じ
たパッケージの硬度差やパッケージ側面の年輪状段差が
生じる。このような解舒張力の変動は給糸ボビン1に限
らず、コーン又はチーズ状の給糸パッケージにおいて
も、巻径の大小に基づく解舒張力変化を生じる。
本〜数十本の給糸ボビン1が糸欠点を除去されながら、
糸継ぎされ、一つの満パッケージが巻き形成される。と
ころで、給糸ボビン1からの解舒張力は一定ではなく変
動する。特に、三分玉と呼ばれる残り解舒量が約30%
となった時点から、給糸ボビン1の糸層からの平均離反
角度が小さくなり、糸同士の摩擦、糸と芯管の摩擦など
により、急激に解舒張力が増大する。そのため、多数本
の給糸ボビン1を糸継ぎすると、解舒張力の変動に応じ
たパッケージの硬度差やパッケージ側面の年輪状段差が
生じる。このような解舒張力の変動は給糸ボビン1に限
らず、コーン又はチーズ状の給糸パッケージにおいて
も、巻径の大小に基づく解舒張力変化を生じる。
【0008】このような解舒張力の変化をなくすため
に、張力検出装置で糸の解舒張力を監視し、調整可能な
テンサーで付加されているテンションを漸減して解舒張
力の増大と相殺する自動ワインダが提案されている。
に、張力検出装置で糸の解舒張力を監視し、調整可能な
テンサーで付加されているテンションを漸減して解舒張
力の増大と相殺する自動ワインダが提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、解舒張
力に加えてテンサーで張力を付加するとなると、巻取手
段の巻取力に応じて引っ張られる糸の合計張力(解舒張
力+テンサー付加張力)が大きくなるため、パッケージ
全体の硬度が上がりすぎて染色性に悪影響を与えたり、
糸切れが多発する原因になったりするという問題点があ
る。
力に加えてテンサーで張力を付加するとなると、巻取手
段の巻取力に応じて引っ張られる糸の合計張力(解舒張
力+テンサー付加張力)が大きくなるため、パッケージ
全体の硬度が上がりすぎて染色性に悪影響を与えたり、
糸切れが多発する原因になったりするという問題点があ
る。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、解舒張力の
変動を吸収するとともに巻取張力を所望の一定値に保つ
ことができる糸の巻取方法および巻取装置を提供すると
ころにある。
れたものであり、その目的とするところは、解舒張力の
変動を吸収するとともに巻取張力を所望の一定値に保つ
ことができる糸の巻取方法および巻取装置を提供すると
ころにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の糸の巻取方法は、給糸からの糸を巻取力によって解
舒して巻きなおす糸の巻取方法であって、前記巻取力を
補う方向に糸を送り出しつつ解舒させるものである。そ
して、前記の送り出し後の糸に所定の張力を付与しつつ
巻きなおすものが好ましい。また、前記の送り出しは、
糸をスリップさせながら行うものが好ましい。
明の糸の巻取方法は、給糸からの糸を巻取力によって解
舒して巻きなおす糸の巻取方法であって、前記巻取力を
補う方向に糸を送り出しつつ解舒させるものである。そ
して、前記の送り出し後の糸に所定の張力を付与しつつ
巻きなおすものが好ましい。また、前記の送り出しは、
糸をスリップさせながら行うものが好ましい。
【0012】そして、本発明の糸の巻取装置は、給糸か
らの糸を巻取力によって解舒しつつ巻きなおす巻取手段
を備えた糸の巻取装置であって、前記巻取手段の上流側
に、前記巻取力を補う方向に糸を送り出す送り出し手段
を設けたものである。また、前記送り出し手段と前記巻
取手段との間に、糸に所定の張力を付与するテンサーを
設けたものが好ましい。また、前記送り出し手段は、糸
をスリップさせながら送りだすものが好ましい。また、
前記送り出し手段は、前記巻取手段と同期して駆動され
るものが好ましい。さらに、前記送り出し手段は、作動
位置と退避位置とに切り換え可能であるものが好まし
い。
らの糸を巻取力によって解舒しつつ巻きなおす巻取手段
を備えた糸の巻取装置であって、前記巻取手段の上流側
に、前記巻取力を補う方向に糸を送り出す送り出し手段
を設けたものである。また、前記送り出し手段と前記巻
取手段との間に、糸に所定の張力を付与するテンサーを
設けたものが好ましい。また、前記送り出し手段は、糸
をスリップさせながら送りだすものが好ましい。また、
前記送り出し手段は、前記巻取手段と同期して駆動され
るものが好ましい。さらに、前記送り出し手段は、作動
位置と退避位置とに切り換え可能であるものが好まし
い。
【0013】
【作用】巻取手段の巻取力を補う方向に糸を送りだす
と、解舒張力の変動は送り出し時に吸収され、送り出し
後の糸の張力がゼロ近くまで減少させることができる。
そして、改めてテンサーで糸に所定の張力を付与する
と、一定且つ低張力の巻取となる。また、送り出しを糸
をスリップさせながら行うと、張力がゼロになって巻取
手段に至る糸が弛むことがない。また、糸の送り出しを
巻取と連動させると、巻取側の変動に追従して糸の送り
出しも変動し、送り出し後の糸の張力が変化しにくくな
る。また、送り出し手段が作動位置と退避位置とに切り
換え可能であると、糸継ぎ時などでの糸通しに送り出し
手段が邪魔にならない。
と、解舒張力の変動は送り出し時に吸収され、送り出し
後の糸の張力がゼロ近くまで減少させることができる。
そして、改めてテンサーで糸に所定の張力を付与する
と、一定且つ低張力の巻取となる。また、送り出しを糸
をスリップさせながら行うと、張力がゼロになって巻取
手段に至る糸が弛むことがない。また、糸の送り出しを
巻取と連動させると、巻取側の変動に追従して糸の送り
出しも変動し、送り出し後の糸の張力が変化しにくくな
る。また、送り出し手段が作動位置と退避位置とに切り
換え可能であると、糸継ぎ時などでの糸通しに送り出し
手段が邪魔にならない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の巻取装置の正面図、図2は
本発明の巻取装置の側面図である。まず、巻取装置の構
成を説明し、つぎに巻取方法を説明する。
て説明する。図1は本発明の巻取装置の正面図、図2は
本発明の巻取装置の側面図である。まず、巻取装置の構
成を説明し、つぎに巻取方法を説明する。
【0015】図1及び図2において、図8と同様の作動
をする部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
図示例では、チーズ状パッケージP1の給糸をソフトに
巻き返して同じくチーズ状パッケージP2とする場合を
示している。しかし、図2(c)のように図8と同じ給
糸ボビンの給糸の多数を糸継ぎしてコーン状パッケージ
とする場合にも適用でき、この場合には、図8のサクシ
ョンマウス13、中継パイプ14及び糸継装置15が同
様に設けられる。なお、図1及び図2の場合であって
も、最初の糸通しと糸掛けを自動で行う場合、糸端を所
定位置に導く中継パイプ14のような部材が適宜設けら
れる。
をする部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
図示例では、チーズ状パッケージP1の給糸をソフトに
巻き返して同じくチーズ状パッケージP2とする場合を
示している。しかし、図2(c)のように図8と同じ給
糸ボビンの給糸の多数を糸継ぎしてコーン状パッケージ
とする場合にも適用でき、この場合には、図8のサクシ
ョンマウス13、中継パイプ14及び糸継装置15が同
様に設けられる。なお、図1及び図2の場合であって
も、最初の糸通しと糸掛けを自動で行う場合、糸端を所
定位置に導く中継パイプ14のような部材が適宜設けら
れる。
【0016】図1において、図8のものと異なる点は、
巻取手段を構成する綾振りドラム7の下流側であって、
テンサー5の更に下流側に送り出し手段21を配設した
点にある。この送り出し手段21によって、チーズ状パ
ッケージP1から解舒される糸Yは引き出され下流のテ
ンサー5に送り出される。なお、符号3又は6で表示さ
れる部分は糸切れ検出用フィラー又はスラブキャッチャ
ー(クリアラー)のいずれかを示す。
巻取手段を構成する綾振りドラム7の下流側であって、
テンサー5の更に下流側に送り出し手段21を配設した
点にある。この送り出し手段21によって、チーズ状パ
ッケージP1から解舒される糸Yは引き出され下流のテ
ンサー5に送り出される。なお、符号3又は6で表示さ
れる部分は糸切れ検出用フィラー又はスラブキャッチャ
ー(クリアラー)のいずれかを示す。
【0017】送り出し手段21は、図2(a)に示され
るように、フィードローラ22と可動式ヤーンガイド2
3と固定のヤーンガイド24とからなっている。図2
(b)に示されるように、可動式ヤーンガイド23の2
個のガイド23a,23bが糸Yの吹き上げ経路から外
れた二点鎖線の退避位置から実線の作動位置まで円弧軌
跡aに沿って反転可能に構成されている。その結果、固
定のヤーンガイド24からの下流の糸Yがフィードロー
ラ22の外周に接触し、糸Yがフィードローラ22の外
周に接する距離は巻き付け角度θ(0〜180°)で決
まり反転の程度で可変である。
るように、フィードローラ22と可動式ヤーンガイド2
3と固定のヤーンガイド24とからなっている。図2
(b)に示されるように、可動式ヤーンガイド23の2
個のガイド23a,23bが糸Yの吹き上げ経路から外
れた二点鎖線の退避位置から実線の作動位置まで円弧軌
跡aに沿って反転可能に構成されている。その結果、固
定のヤーンガイド24からの下流の糸Yがフィードロー
ラ22の外周に接触し、糸Yがフィードローラ22の外
周に接する距離は巻き付け角度θ(0〜180°)で決
まり反転の程度で可変である。
【0018】図3に示されるように、フィードローラ2
2の外周は一対の板バネ部材22a,22bを交互に配
設し、板バネ部材22a,22b間に糸Yが入る波状に
蛇行する凹部22cが形成されている。この凹部22c
に沿って糸Yが波状に蛇行し、給糸から解舒される糸Y
に対する送り出し効果を確実なものとしている。ただ
し、フィードローラ22が糸Yをニップしているわけで
はないため、糸Yは波状の凹部22cに沿ってスリップ
し、下流側の巻取手段の巻取力に追従して糸を送りだす
ことができる。すなわち、送り出し手段21は巻取手段
としての綾振りドラム7の巻取力を補うものであって、
綾振りドラム7の巻取と解舒とを完全に切り離すもので
はない。
2の外周は一対の板バネ部材22a,22bを交互に配
設し、板バネ部材22a,22b間に糸Yが入る波状に
蛇行する凹部22cが形成されている。この凹部22c
に沿って糸Yが波状に蛇行し、給糸から解舒される糸Y
に対する送り出し効果を確実なものとしている。ただ
し、フィードローラ22が糸Yをニップしているわけで
はないため、糸Yは波状の凹部22cに沿ってスリップ
し、下流側の巻取手段の巻取力に追従して糸を送りだす
ことができる。すなわち、送り出し手段21は巻取手段
としての綾振りドラム7の巻取力を補うものであって、
綾振りドラム7の巻取と解舒とを完全に切り離すもので
はない。
【0019】図1に戻り、このフィードローラ22の綾
振りドラム(巻取手段)7と連動した駆動機構を説明す
る。フィードローラ22は回転自在に支持されたフィー
ドローラ軸25の一端に嵌入され、フィードローラ軸2
5の反ローラ側にプーリ26が嵌入されている。プーリ
26と、綾振りドラム7のドラム軸27に嵌入されたプ
ーリ28との間にベルト29が掛け渡されている。ま
た、ドラム軸27には多段式プーリ30が嵌入され、モ
ータ軸31に嵌入された多段式プーリ30との間にベル
ト33が掛け渡されている。すなわち、綾振りドラム7
とフィードローラ7は互いに速比は異なるものの共通の
ドラムモータ41で駆動される駆動機構になっている。
振りドラム(巻取手段)7と連動した駆動機構を説明す
る。フィードローラ22は回転自在に支持されたフィー
ドローラ軸25の一端に嵌入され、フィードローラ軸2
5の反ローラ側にプーリ26が嵌入されている。プーリ
26と、綾振りドラム7のドラム軸27に嵌入されたプ
ーリ28との間にベルト29が掛け渡されている。ま
た、ドラム軸27には多段式プーリ30が嵌入され、モ
ータ軸31に嵌入された多段式プーリ30との間にベル
ト33が掛け渡されている。すなわち、綾振りドラム7
とフィードローラ7は互いに速比は異なるものの共通の
ドラムモータ41で駆動される駆動機構になっている。
【0020】さらに、前述した可動式ヤーンガイド23
の反転機構を図4(a)に基づいて説明する。ヤーンガ
イド23はピニオン35に連結されて退避位置から所定
の作動位置まで反転可能であり、このピニオン35を駆
動するためのラックアーム36が噛み合い自在に設けら
れている。ラックアーム36は支点36aと作用点36
bを有し、作用点36aにロッドの伸縮速度によって移
動速度が可変のエアーシリンダ37が連結されている。
エアーシリンダ37のロッドが短縮状態であるとヤーン
ガイド23のガイド23a,23bが図4(a)の退避
状態にあり、エアーノズル38によって吹き上げられる
糸端Y1がバルーンガイド2を経て、フィードローラ2
2とガイド23a,23bとの間を通り抜けるようにな
っている。エアーシリンダ37のロッドが伸長状態であ
るとヤーンガイド23のガイド23a,23bが図4
(b)の作動位置まで反転し、固定のガイド24からの
糸Yがガイド23a,23bを経てフィードローラ22
の外周に接触させられる。図4(b)の作動位置は最大
作動位置を示し、フィードローラ22の外周に対する糸
の巻き付け角度は約180°となっている。但し、最大
値は180°に限定されることなく、ガイド23a,2
3bの数を増やし糸同士が干渉しない270°程度まで
巻き付け角度を確保することができる。
の反転機構を図4(a)に基づいて説明する。ヤーンガ
イド23はピニオン35に連結されて退避位置から所定
の作動位置まで反転可能であり、このピニオン35を駆
動するためのラックアーム36が噛み合い自在に設けら
れている。ラックアーム36は支点36aと作用点36
bを有し、作用点36aにロッドの伸縮速度によって移
動速度が可変のエアーシリンダ37が連結されている。
エアーシリンダ37のロッドが短縮状態であるとヤーン
ガイド23のガイド23a,23bが図4(a)の退避
状態にあり、エアーノズル38によって吹き上げられる
糸端Y1がバルーンガイド2を経て、フィードローラ2
2とガイド23a,23bとの間を通り抜けるようにな
っている。エアーシリンダ37のロッドが伸長状態であ
るとヤーンガイド23のガイド23a,23bが図4
(b)の作動位置まで反転し、固定のガイド24からの
糸Yがガイド23a,23bを経てフィードローラ22
の外周に接触させられる。図4(b)の作動位置は最大
作動位置を示し、フィードローラ22の外周に対する糸
の巻き付け角度は約180°となっている。但し、最大
値は180°に限定されることなく、ガイド23a,2
3bの数を増やし糸同士が干渉しない270°程度まで
巻き付け角度を確保することができる。
【0021】つぎに、上述した糸の巻取装置による糸の
巻取方法を以下に説明する。まず、巻取開始前の糸通し
を図4により説明する。図4(a)のように、送り出し
手段21において、エアーシリンダ37のロッドは短縮
状態にあって、ヤーンガイド23は図示の退避位置にあ
る。このとき、糸端を吸い込んで運ぶための中継パイプ
14が図示の位置まで進出している。そして、エアーノ
ズル38によってパッケージP1の紙管内に予め挿入さ
れた糸端Y1が垂直上方に吹き上げられる。吹き上げら
れた糸端Y1はヤーンガイド23を通過し、フィードロ
ーラ22とガイド23a,23bの間を経て中継パイプ
14に吸い込まれる。そして、中継パイプ14が反時計
方向に旋回して糸端を運び、糸掛け又は糸継ぎが行われ
る。
巻取方法を以下に説明する。まず、巻取開始前の糸通し
を図4により説明する。図4(a)のように、送り出し
手段21において、エアーシリンダ37のロッドは短縮
状態にあって、ヤーンガイド23は図示の退避位置にあ
る。このとき、糸端を吸い込んで運ぶための中継パイプ
14が図示の位置まで進出している。そして、エアーノ
ズル38によってパッケージP1の紙管内に予め挿入さ
れた糸端Y1が垂直上方に吹き上げられる。吹き上げら
れた糸端Y1はヤーンガイド23を通過し、フィードロ
ーラ22とガイド23a,23bの間を経て中継パイプ
14に吸い込まれる。そして、中継パイプ14が反時計
方向に旋回して糸端を運び、糸掛け又は糸継ぎが行われ
る。
【0022】そして、巻取が開始されるが、巻取スター
トから徐々にヤーンガイド23が作動位置まで反転する
ようになっている。図5において、綾振りドラムのスタ
ートはa点で一気に立ち上げられ巻取開始となるが、糸
速度はドラムに追従できず遅れてb点で完全な立ち上げ
となる。フィードローラへの巻き付け角度をa点で一気
に180°までにすると、フィードローラの送り出し抵
抗が大きすぎ糸切れが発生する。そこで、糸速度の立ち
上げと同様にフィードローラへの巻き付け角度を0°→
180°へと徐々に増大させ、糸切れを防止する。巻き
付け角度の時間増加割合はエアーシリンダ37へ供給さ
れる圧縮空気の絞りの程度によって調整可能である。
トから徐々にヤーンガイド23が作動位置まで反転する
ようになっている。図5において、綾振りドラムのスタ
ートはa点で一気に立ち上げられ巻取開始となるが、糸
速度はドラムに追従できず遅れてb点で完全な立ち上げ
となる。フィードローラへの巻き付け角度をa点で一気
に180°までにすると、フィードローラの送り出し抵
抗が大きすぎ糸切れが発生する。そこで、糸速度の立ち
上げと同様にフィードローラへの巻き付け角度を0°→
180°へと徐々に増大させ、糸切れを防止する。巻き
付け角度の時間増加割合はエアーシリンダ37へ供給さ
れる圧縮空気の絞りの程度によって調整可能である。
【0023】フィードローラ22への巻き付け角度が1
80°になると、図3の波状凹部22cの約半分に糸Y
が巻きかけられた状態になり、所定の送り出し力が発生
する。このフィードローラ22の外周の周速は綾振りド
ラム7による巻取速度の例えば1.5倍に設定されてお
り、0.5倍の速度差分だけ、フィードローラ22の凹
部22c内の糸をスリップさせつつ送り出しを行う。す
なわち、巻取手段としての綾振りドラム7による巻取力
で糸を巻き取るという基本を変えずに、綾振りドラム7
に至る巻取側の巻取張力とバルーンガイド7及びガイド
24に至る給糸側の解舒張力の連動を出来るだけ断ち切
るようにしたものである。すなわち、送り出し手段21
のフィードローラ22の巻き付け角度を最大近くにする
と、フィードローラ22から下流(位置的には上方)の
糸の張力を殆どゼロにすることができる。そのため、解
舒張力の変動や絶対値の増減の影響を断ち切るか又は問
題にならない程度まで減衰させることができる。そし
て、必要に応じて、送り出し手段21と巻取側の綾振り
ドラム7との間にテンサー5,5を配設し、このテンサ
ー5,5による張力付与の程度を調整して所望の巻取張
力を付与するようにしたものである。
80°になると、図3の波状凹部22cの約半分に糸Y
が巻きかけられた状態になり、所定の送り出し力が発生
する。このフィードローラ22の外周の周速は綾振りド
ラム7による巻取速度の例えば1.5倍に設定されてお
り、0.5倍の速度差分だけ、フィードローラ22の凹
部22c内の糸をスリップさせつつ送り出しを行う。す
なわち、巻取手段としての綾振りドラム7による巻取力
で糸を巻き取るという基本を変えずに、綾振りドラム7
に至る巻取側の巻取張力とバルーンガイド7及びガイド
24に至る給糸側の解舒張力の連動を出来るだけ断ち切
るようにしたものである。すなわち、送り出し手段21
のフィードローラ22の巻き付け角度を最大近くにする
と、フィードローラ22から下流(位置的には上方)の
糸の張力を殆どゼロにすることができる。そのため、解
舒張力の変動や絶対値の増減の影響を断ち切るか又は問
題にならない程度まで減衰させることができる。そし
て、必要に応じて、送り出し手段21と巻取側の綾振り
ドラム7との間にテンサー5,5を配設し、このテンサ
ー5,5による張力付与の程度を調整して所望の巻取張
力を付与するようにしたものである。
【0024】ところで、綾振りドラム7は一定速度が回
転しているわけではなく、リボン崩しのために速度変動
が意図的に与えられ、綾振りドラム7とパッケージP2
の間でスリップを生じさせている。そのため、フィード
ローラ22の回転が一定であると、綾振りドラム7の巻
取力が綾振りドラム7の速度変動に応じて変化すること
になる。しかし、図1及び図2に示されるように、綾振
りドラム7とフィードローラ22の駆動が連動している
ため、綾振りドラム7の速度変動があっても巻取力即ち
巻取張力の変動が生じないようになっている。
転しているわけではなく、リボン崩しのために速度変動
が意図的に与えられ、綾振りドラム7とパッケージP2
の間でスリップを生じさせている。そのため、フィード
ローラ22の回転が一定であると、綾振りドラム7の巻
取力が綾振りドラム7の速度変動に応じて変化すること
になる。しかし、図1及び図2に示されるように、綾振
りドラム7とフィードローラ22の駆動が連動している
ため、綾振りドラム7の速度変動があっても巻取力即ち
巻取張力の変動が生じないようになっている。
【0025】つぎに、具体的実験例を図6及び図7によ
り説明する。図1(c)の給糸ボビンを給糸に用い、糸
は綿糸Ne30を用い、巻取速度は1000m/分であ
り、フィードローラの巻き付け角は180という条件で
巻取テストを行った。そして、一本の給糸ボビンについ
て、図2のB点での解舒張力の変化を図6(c)に示
し、図2のA点での送り出し手段無しの巻取張力の変化
を図6(b)に示し、図2のA点での送り出し手段有り
の巻取張力の変化を図6(b)に示した。
り説明する。図1(c)の給糸ボビンを給糸に用い、糸
は綿糸Ne30を用い、巻取速度は1000m/分であ
り、フィードローラの巻き付け角は180という条件で
巻取テストを行った。そして、一本の給糸ボビンについ
て、図2のB点での解舒張力の変化を図6(c)に示
し、図2のA点での送り出し手段無しの巻取張力の変化
を図6(b)に示し、図2のA点での送り出し手段有り
の巻取張力の変化を図6(b)に示した。
【0026】送り出し手段無しの場合には、図6(c)
の解舒張力の変動が、テンサー5によって多少緩和され
るものの、殆ど同じ傾向の巻取張力の変動が生じてい
る。しかし、送り出し手段有りの場合には、図6(c)
の解舒張力の変動が、送り出し手段によって殆ど断ち切
られ、短い周期の変動幅が半分以下になり、平均巻取張
力は略一定になっている。すなわち、送り出し手段によ
って、巻取張力一定且つ低張力の巻取が可能であること
を示している。
の解舒張力の変動が、テンサー5によって多少緩和され
るものの、殆ど同じ傾向の巻取張力の変動が生じてい
る。しかし、送り出し手段有りの場合には、図6(c)
の解舒張力の変動が、送り出し手段によって殆ど断ち切
られ、短い周期の変動幅が半分以下になり、平均巻取張
力は略一定になっている。すなわち、送り出し手段によ
って、巻取張力一定且つ低張力の巻取が可能であること
を示している。
【0027】さらに、図7はこの送り出し手段の作動の
程度を確認したものである。フィードローラ22に対す
る巻き付け角度を0°,45°,90°,135°,1
80°と変化された場合の巻取張力の変化を給糸ボビン
の三分巻き時点において対比したものである。フィード
ローラ22に対する巻き付け角度が大きくなるほど、巻
取張力の変動幅の絶対値が小さくなるとともに、平均巻
取張力も小さくなっている。このことは、送り出し手段
の送り出し力又は引き取り力の巻取力を補う程度を調整
することで、巻取張力を低くしてソフト巻きが可能にな
るということを示している。
程度を確認したものである。フィードローラ22に対す
る巻き付け角度を0°,45°,90°,135°,1
80°と変化された場合の巻取張力の変化を給糸ボビン
の三分巻き時点において対比したものである。フィード
ローラ22に対する巻き付け角度が大きくなるほど、巻
取張力の変動幅の絶対値が小さくなるとともに、平均巻
取張力も小さくなっている。このことは、送り出し手段
の送り出し力又は引き取り力の巻取力を補う程度を調整
することで、巻取張力を低くしてソフト巻きが可能にな
るということを示している。
【0028】なお、図1(c)の給糸ボビンの給糸の場
合、解舒張力の変動と増大が大きいため、単なる固定の
バルーンガイドではなく、斜めのチェス部からの距離が
一定になるように紙管にかぶさって下降可能な解舒補助
装置を併せて用いることもできる。この解舒補助装置は
給糸ボビンから解舒される糸のバルーンを適切に規制し
て解舒張力の変動と増加を抑えるものである。このよう
に、解舒張力の変動を抑えるバルーン規制部材を併せ用
いることが好ましい。
合、解舒張力の変動と増大が大きいため、単なる固定の
バルーンガイドではなく、斜めのチェス部からの距離が
一定になるように紙管にかぶさって下降可能な解舒補助
装置を併せて用いることもできる。この解舒補助装置は
給糸ボビンから解舒される糸のバルーンを適切に規制し
て解舒張力の変動と増加を抑えるものである。このよう
に、解舒張力の変動を抑えるバルーン規制部材を併せ用
いることが好ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明の糸の巻取方法および巻取装置に
おいては、解舒張力の変動を送り出し時に吸収し、送り
出し後の糸の張力を減少させることができるので、一定
且つ所定値の張力の巻き返しが可能になる。
おいては、解舒張力の変動を送り出し時に吸収し、送り
出し後の糸の張力を減少させることができるので、一定
且つ所定値の張力の巻き返しが可能になる。
【0030】その結果、第1に、染色用のソフト巻きが
可能になる。すなわち、硬度変化が無く染色ムラが減少
すると共に、全体の巻き硬度が低下するため、染色性も
向上する。
可能になる。すなわち、硬度変化が無く染色ムラが減少
すると共に、全体の巻き硬度が低下するため、染色性も
向上する。
【0031】第2に、高速巻取による生産性の向上が可
能になる。すなわち、従来の高速巻取→高速解舒→高張
力→糸切れ多発の悪循環を断ち切り、高速巻取→高速解
舒→低張力→正常となって高速巻取が可能になる。
能になる。すなわち、従来の高速巻取→高速解舒→高張
力→糸切れ多発の悪循環を断ち切り、高速巻取→高速解
舒→低張力→正常となって高速巻取が可能になる。
【0032】第3に、パッケージの品質向上が可能にな
る。すなわち、パッケージを一定の張力で巻くことによ
り、巻かれた糸は同一張力以上の強力を有した糸とな
り、強く巻かれたために、その分強度を低く見積もって
強力基準を設定するという必要性がなくなる。更に年輪
等が減少して巻き形状も向上させることができる。
る。すなわち、パッケージを一定の張力で巻くことによ
り、巻かれた糸は同一張力以上の強力を有した糸とな
り、強く巻かれたために、その分強度を低く見積もって
強力基準を設定するという必要性がなくなる。更に年輪
等が減少して巻き形状も向上させることができる。
【図1】本発明の巻取装置の機器配置を示す正面図であ
る。
る。
【図2】本発明の巻取装置の機器配置を示す側面図であ
る。
る。
【図3】送り出し手段の構造図である。
【図4】送り出し手段の作動図である。
【図5】送り出し手段のタイムチャート図である。
【図6】本発明の巻取方法による巻取張力の変動を示す
グラフ図である。
グラフ図である。
【図7】送り出し程度が巻取張力に与える影響を示すグ
ラフ図である。
ラフ図である。
【図8】従来の巻取装置の機器配置を示す正面図であ
る。
る。
U 巻取装置 P1 パッケージ(給糸) 5 テンサー 7 綾振りドラム(巻取手段) 21 送り出し手段 22 フィードローラ 23 可動式ヤーンガイド 29 ベルト 37 エアーシリンダ 41 ドラムモータ
Claims (8)
- 【請求項1】 給糸からの糸を巻取力によって解舒して
巻きなおす糸の巻取方法であって、前記巻取力を補う方
向に糸を送り出しつつ解舒させることを特徴とする糸の
巻取方法。 - 【請求項2】 前記の送り出し後の糸に所定の張力を付
与しつつ巻きなおす請求項1記載の糸の巻取方法。 - 【請求項3】 前記の送り出しは、糸をスリップさせな
がら行うものである請求項1又は2記載の糸を巻取方
法。 - 【請求項4】 給糸からの糸を巻取力によって解舒しつ
つ巻きなおす巻取手段を備えた糸の巻取装置であって、
前記巻取手段の上流側に、前記巻取力を補う方向に糸を
送り出す送り出し手段を設けたことを特徴とする糸の巻
取装置。 - 【請求項5】 前記送り出し手段と前記巻取手段との間
に、糸に所定の張力を付与するテンサーを設けた請求項
4記載の糸の巻取装置。 - 【請求項6】 前記送り出し手段は、糸をスリップさせ
ながら送りだすものである請求項4記載の糸の巻取装
置。 - 【請求項7】 前記送り出し手段は、前記巻取手段と同
期して駆動されるものである請求項4記載の糸の巻取装
置。 - 【請求項8】 前記送り出し手段は、作動位置と退避位
置とに切り換え可能である請求項4記載の糸の巻取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5333395A JPH08225249A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 糸の巻取方法および糸の巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5333395A JPH08225249A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 糸の巻取方法および糸の巻取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225249A true JPH08225249A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12939822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5333395A Pending JPH08225249A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 糸の巻取方法および糸の巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08225249A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008531438A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 巻取機 |
| JP2010149977A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Murata Machinery Ltd | 糸巻取装置及び自動ワインダ |
| CN103508260A (zh) * | 2013-10-08 | 2014-01-15 | 吴江福茂纺织有限公司 | 一种纱线导纱装置 |
| KR20220021589A (ko) * | 2020-08-14 | 2022-02-22 | 하영욱 | 리사이클 원사 재생와인더 |
| KR20220022535A (ko) * | 2020-08-19 | 2022-02-28 | 하영욱 | 원사 와인딩장치 |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP5333395A patent/JPH08225249A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008531438A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 巻取機 |
| JP2010149977A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Murata Machinery Ltd | 糸巻取装置及び自動ワインダ |
| CN103508260A (zh) * | 2013-10-08 | 2014-01-15 | 吴江福茂纺织有限公司 | 一种纱线导纱装置 |
| KR20220021589A (ko) * | 2020-08-14 | 2022-02-22 | 하영욱 | 리사이클 원사 재생와인더 |
| KR20220022535A (ko) * | 2020-08-19 | 2022-02-28 | 하영욱 | 원사 와인딩장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2216432B1 (en) | Yarn processing method and spinning machine | |
| US5499772A (en) | Winding operation control method and apparatus for automatic winder | |
| EP2169096A1 (en) | Spinning machine | |
| JP5190703B2 (ja) | 糸巻取装置及び自動ワインダ | |
| CN101469469A (zh) | 纱线松弛消除装置及具备纱线松弛消除装置的纺纱机械 | |
| EP2075358A2 (en) | Spinning machine | |
| EP2105399A2 (en) | Yarn Winding Device and Yarn Winding Method | |
| CN102574655B (zh) | 纱线卷绕装置 | |
| CN102249120B (zh) | 制造管纱的方法 | |
| JP2010089908A (ja) | 糸弛み取り装置及びこれを備える繊維機械 | |
| EP2977493B1 (en) | Spinning machine and spinning method | |
| JP7463063B2 (ja) | リング紡績コップの巻成状態に影響を及ぼすための方法もしくは装置 | |
| JPH0542262U (ja) | 自動ワインダの巻取ユニツト | |
| CN115676509A (zh) | 用于操作绕纱机的工位的方法以及绕纱机 | |
| JP2006124179A (ja) | 自動綾巻機の巻取り部における糸引き出しを最適化するための装置 | |
| JP3765304B2 (ja) | 紡績機 | |
| EP2700601A2 (en) | Yarn winding unit and yarn winding machine | |
| JP3888318B2 (ja) | 紡績機 | |
| JP2007284196A (ja) | 自動ワインダー | |
| JP3726715B2 (ja) | 自動ワインダのテンション制御装置 | |
| US5161749A (en) | Device for correcting the variation in tension of the thread as it unwinds in a spooler | |
| JP4082250B2 (ja) | 紡績機の糸弛み取り装置 | |
| JP2505139B2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2936948B2 (ja) | 自動ワインダのテンション制御装置 | |
| JP2012096867A (ja) | 糸貯留引き出し装置及び糸巻取機 |