JPH08225502A - β−アミノエノンの製造方法 - Google Patents
β−アミノエノンの製造方法Info
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- JPH08225502A JPH08225502A JP11166495A JP11166495A JPH08225502A JP H08225502 A JPH08225502 A JP H08225502A JP 11166495 A JP11166495 A JP 11166495A JP 11166495 A JP11166495 A JP 11166495A JP H08225502 A JPH08225502 A JP H08225502A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式(3)
で示されるα,βー不飽和ケトンをO−アルキルヒドロ
キシルアミンまたはその塩と反応させてβーアルコキシ
アミノケトンを得、次いでこれに塩基を作用させること
を特徴とする一般式(1) で示されるβーアミノエノンの製造方法。 【効果】 本発明の方法によれば、βーアルコキシアミ
ノケトンから容易に、効率よくβーアミノエノンを製造
することができ、また、その原料であるβーアルコキシ
アミノケトンは入手が容易なα,βー不飽和ケトンにO
−アルキルヒドロキシルアミンを付加させることによっ
て容易に、高収率で製造できるため、本発明は医農薬中
間体として有用なβーアミノエノンを工業的に入手容易
な原料化合物から、簡便な操作で製造する方法として非
常に有用である。
キシルアミンまたはその塩と反応させてβーアルコキシ
アミノケトンを得、次いでこれに塩基を作用させること
を特徴とする一般式(1) で示されるβーアミノエノンの製造方法。 【効果】 本発明の方法によれば、βーアルコキシアミ
ノケトンから容易に、効率よくβーアミノエノンを製造
することができ、また、その原料であるβーアルコキシ
アミノケトンは入手が容易なα,βー不飽和ケトンにO
−アルキルヒドロキシルアミンを付加させることによっ
て容易に、高収率で製造できるため、本発明は医農薬中
間体として有用なβーアミノエノンを工業的に入手容易
な原料化合物から、簡便な操作で製造する方法として非
常に有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、β−アミノエノンの製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】βーアミノエノンはピリミジン誘導体、
ピロール誘導体など様々な複素環化合物へ誘導可能であ
るとともに、その極めてユニークな反応性から医農薬中
間体の基幹原料として重要な化合物である。[J. Chem.
Soc. Rev. 6, 277(1977),Synth.Commun. 17, 1309(19
87), Heterocycles 31, 1049(1990)] その合成法としては1,3−ジケトンから合成する方法
が最も一般的であるが、非対称1,3−ジケトンの場
合、アミン類と縮合する際の位置選択性が問題となるな
ど対象化合物が極めて限定される。〔J. Chem. Soc. Re
v. 6, 277 (1977),Synthesis 898(1994) 〕 イミンアニオンとエステルの縮合による方法も知られて
いるが、塩基としてリチウムジイソプロピルアミドが必
要であり、工業的な実用化が困難であることや、イミン
の安定性から窒素上が無置換のβーアミノエノンは合成
困難であるなどの問題点を有する。〔Synthesis 895 (1
990)〕 また、パラジウム触媒の存在下、α,βー不飽和カルボ
ニル化合物とアニリン類のカップリング反応も知られて
いるが、アニリン類はアニリンとN−メチルアニリンに
限定され、ケトン化合物では1例しか報告例がないなど
一般性に欠けるという問題がある。〔J. Org. Chem. 4
6, 2561(1981)〕 一方、βーアルコキシアミノケトンを塩基で処理した反
応例はすでに公知であるが、その生成物はαーアミノケ
トンまたはアジリジンケトンでありβーアミノケトンが
得られた例は報告されていない。〔J. Am. Chem. Soc.
61, 3494 (1939),73, 1044 (1951), Liebigs Ann. Che
m. 120 (1974)〕
ピロール誘導体など様々な複素環化合物へ誘導可能であ
るとともに、その極めてユニークな反応性から医農薬中
間体の基幹原料として重要な化合物である。[J. Chem.
Soc. Rev. 6, 277(1977),Synth.Commun. 17, 1309(19
87), Heterocycles 31, 1049(1990)] その合成法としては1,3−ジケトンから合成する方法
が最も一般的であるが、非対称1,3−ジケトンの場
合、アミン類と縮合する際の位置選択性が問題となるな
ど対象化合物が極めて限定される。〔J. Chem. Soc. Re
v. 6, 277 (1977),Synthesis 898(1994) 〕 イミンアニオンとエステルの縮合による方法も知られて
いるが、塩基としてリチウムジイソプロピルアミドが必
要であり、工業的な実用化が困難であることや、イミン
の安定性から窒素上が無置換のβーアミノエノンは合成
困難であるなどの問題点を有する。〔Synthesis 895 (1
990)〕 また、パラジウム触媒の存在下、α,βー不飽和カルボ
ニル化合物とアニリン類のカップリング反応も知られて
いるが、アニリン類はアニリンとN−メチルアニリンに
限定され、ケトン化合物では1例しか報告例がないなど
一般性に欠けるという問題がある。〔J. Org. Chem. 4
6, 2561(1981)〕 一方、βーアルコキシアミノケトンを塩基で処理した反
応例はすでに公知であるが、その生成物はαーアミノケ
トンまたはアジリジンケトンでありβーアミノケトンが
得られた例は報告されていない。〔J. Am. Chem. Soc.
61, 3494 (1939),73, 1044 (1951), Liebigs Ann. Che
m. 120 (1974)〕
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者は、操作も容易で、汎用性の高いβーアミノエ
ノンの製造方法について検討の結果、特定された構造の
βーアルコキシアミノケトンに、特定の溶媒中、特定の
塩基を作用させることによりβーアミノエノンが得ら
れ、また該βーアルコキシアミノケトンは入手が容易な
α,βー不飽和ケトンにO−アルキルヒドロキシルアミ
ンを付加させることによって容易に得られることを見い
出し、本発明に至った。
本発明者は、操作も容易で、汎用性の高いβーアミノエ
ノンの製造方法について検討の結果、特定された構造の
βーアルコキシアミノケトンに、特定の溶媒中、特定の
塩基を作用させることによりβーアミノエノンが得ら
れ、また該βーアルコキシアミノケトンは入手が容易な
α,βー不飽和ケトンにO−アルキルヒドロキシルアミ
ンを付加させることによって容易に得られることを見い
出し、本発明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(2) (式中、R1 、R2 は同一または相異なってアリール基
または置換アリール基を示し、R3 は水素原子、随時ハ
ロゲンもしくは炭素数1〜6のアルコキシル基もしくは
アリールオキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜1
0の直鎖もしくは分枝状のアルキル基、アリール基また
は置換アリール基を、R4 は炭素数1〜6の直鎖もしく
は分枝状のアルキル基またはアラルキル基を、R5 は水
素原子、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝状のアルキル
基、シクロアルキル基またはアラルキル基をそれぞれ示
す。)で示されるβーアルコキシアミノケトンに、非プ
ロトン性極性溶媒またはエーテル系溶媒中、カリウム−
t−ブトキシドまたはナトリウム−t−ブトキシドを作
用させることを特徴とする一般式(1) (式中、R1 、R2 、R3 およびR5 は前記と同じ意味
を有する。)で示されるβーアミノエノンの製造方法を
提供するものであり、また、本発明はこの反応の原料で
ある一般式(2)で示されるβーアルコキシアミノケト
ンを、一般式(3) (式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同じ意味を有す
る。)で示されるα,βー不飽和ケトンと、一般式
(4) (式中、R4 およびR5 は前記と同じ意味を有する。)
で示されるO−アルキルヒドロキシルアミンまたはその
塩とを反応させて製造する方法を提供するものである。
または置換アリール基を示し、R3 は水素原子、随時ハ
ロゲンもしくは炭素数1〜6のアルコキシル基もしくは
アリールオキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜1
0の直鎖もしくは分枝状のアルキル基、アリール基また
は置換アリール基を、R4 は炭素数1〜6の直鎖もしく
は分枝状のアルキル基またはアラルキル基を、R5 は水
素原子、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝状のアルキル
基、シクロアルキル基またはアラルキル基をそれぞれ示
す。)で示されるβーアルコキシアミノケトンに、非プ
ロトン性極性溶媒またはエーテル系溶媒中、カリウム−
t−ブトキシドまたはナトリウム−t−ブトキシドを作
用させることを特徴とする一般式(1) (式中、R1 、R2 、R3 およびR5 は前記と同じ意味
を有する。)で示されるβーアミノエノンの製造方法を
提供するものであり、また、本発明はこの反応の原料で
ある一般式(2)で示されるβーアルコキシアミノケト
ンを、一般式(3) (式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同じ意味を有す
る。)で示されるα,βー不飽和ケトンと、一般式
(4) (式中、R4 およびR5 は前記と同じ意味を有する。)
で示されるO−アルキルヒドロキシルアミンまたはその
塩とを反応させて製造する方法を提供するものである。
【0005】ここで、前記各一般式で示される各置換基
において、アリールとは反応を阻害しない種々の置換基
を有していてもよいフェニル、ナフチル、アントリルな
どの単環もしくは多環式芳香族炭素環またはフリル、ピ
ロリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジ
ル、イミダゾリル、トリアゾリル、キノリル、プリニル
などの単環もしくは多環式芳香族複素環を意味するもの
である。
において、アリールとは反応を阻害しない種々の置換基
を有していてもよいフェニル、ナフチル、アントリルな
どの単環もしくは多環式芳香族炭素環またはフリル、ピ
ロリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジ
ル、イミダゾリル、トリアゾリル、キノリル、プリニル
などの単環もしくは多環式芳香族複素環を意味するもの
である。
【0006】本発明において、出発原料として用いられ
る一般式(3)で示されるα,βー不飽和ケトンは、例
えば対応するアルデヒドとケトンの縮合反応などにより
極めて容易に合成することができ、具体的にはチャルコ
ン、1ーフェニルー3ー(o−トリル)ー2ープロペン
ー1ーオン、1ーフェニルー3ー(m−トリル)ー2ー
プロペンー1ーオン、1ーフェニルー3ー(p−トリ
ル)ー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーメトキシフ
ェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、3
ー(3ーメトキシフェニル)ー1ーフェニルー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(4ーメトキシフェニル)ー1ー
フェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ークロロ
フェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、
3ー(3ークロロフェニル)ー1ーフェニルー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(4ークロロフェニル)ー1ーフ
ェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーブロモフ
ェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、3
ー(3ーブロモフェニル)ー1ーフェニルー2ープロペ
ンー1ーオン、3ー(4ーブロモフェニル)ー1ーフェ
ニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーヨードフェ
ニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー
(3ーヨードフェニル)ー1ーフェニルー2ープロペン
ー1ーオン、3ー(4ーヨードフェニル)ー1ーフェニ
ルー2ープロペンー1ーオン、3ー(3ーtーブチルフ
ェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、3
ー(3、4ージエチルフェニル)ー1ーフェニルー2ー
プロペンー1ーオン、3ー(3、4ーメチレンジオキシ
フェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、
3ー(3ーニトロフェニル)ー1ーフェニルー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(3ーシアノフェニル)ー1ーフ
ェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(3ーメチルチ
オフェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオ
ン、1ー(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニルー2
ープロペンー1ーオン、1ー(3ークロロフェニル)ー
2ーエチルー3ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、
1ー(3ージメチルアミノフェニル)ー2,3ージフェ
ニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーナフチル)
ー1ー(p−トリル)ー2ープロペンー1ーオン、3ー
(2ーフリル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオ
ン、1ー(4ークロロフェニル)ー3ー(2ーピロリ
ル)ー2ープロペンー1ーオン、1ー(3ーブロモフェ
ニル)ー3ー(5ーメチルー2ーチエニル)ー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(2ーキノリル)ー1ー(p−ト
リル)ー2ープロペンー1ーオン、1ーフェニルー3ー
(2ーチアゾリル)ー2ープロペンー1ーオン、1ー
(2ーフリル)ー3ー(2ーピリジル)ー2ープロペン
ー1ーオン、3ー(2ーオキサゾリル)ー1ー(2ーナ
フチル)ー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーイミダ
ゾリル)ー1ー(2ーチエニル)ー2ープロペンー1ー
オン、1ーフェニルー3ー(1,2,4ートリアゾルー
3ーイル)ー2ープロペンー1ーオン、1ーフェニルー
3ー(8ープリニル)ー2ープロペンー1ーオンなどが
例示されるが、これらに限定はされない。
る一般式(3)で示されるα,βー不飽和ケトンは、例
えば対応するアルデヒドとケトンの縮合反応などにより
極めて容易に合成することができ、具体的にはチャルコ
ン、1ーフェニルー3ー(o−トリル)ー2ープロペン
ー1ーオン、1ーフェニルー3ー(m−トリル)ー2ー
プロペンー1ーオン、1ーフェニルー3ー(p−トリ
ル)ー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーメトキシフ
ェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、3
ー(3ーメトキシフェニル)ー1ーフェニルー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(4ーメトキシフェニル)ー1ー
フェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ークロロ
フェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、
3ー(3ークロロフェニル)ー1ーフェニルー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(4ークロロフェニル)ー1ーフ
ェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーブロモフ
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ー(3ーブロモフェニル)ー1ーフェニルー2ープロペ
ンー1ーオン、3ー(4ーブロモフェニル)ー1ーフェ
ニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーヨードフェ
ニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー
(3ーヨードフェニル)ー1ーフェニルー2ープロペン
ー1ーオン、3ー(4ーヨードフェニル)ー1ーフェニ
ルー2ープロペンー1ーオン、3ー(3ーtーブチルフ
ェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、3
ー(3、4ージエチルフェニル)ー1ーフェニルー2ー
プロペンー1ーオン、3ー(3、4ーメチレンジオキシ
フェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、
3ー(3ーニトロフェニル)ー1ーフェニルー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(3ーシアノフェニル)ー1ーフ
ェニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(3ーメチルチ
オフェニル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオ
ン、1ー(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニルー2
ープロペンー1ーオン、1ー(3ークロロフェニル)ー
2ーエチルー3ーフェニルー2ープロペンー1ーオン、
1ー(3ージメチルアミノフェニル)ー2,3ージフェ
ニルー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーナフチル)
ー1ー(p−トリル)ー2ープロペンー1ーオン、3ー
(2ーフリル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオ
ン、1ー(4ークロロフェニル)ー3ー(2ーピロリ
ル)ー2ープロペンー1ーオン、1ー(3ーブロモフェ
ニル)ー3ー(5ーメチルー2ーチエニル)ー2ープロ
ペンー1ーオン、3ー(2ーキノリル)ー1ー(p−ト
リル)ー2ープロペンー1ーオン、1ーフェニルー3ー
(2ーチアゾリル)ー2ープロペンー1ーオン、1ー
(2ーフリル)ー3ー(2ーピリジル)ー2ープロペン
ー1ーオン、3ー(2ーオキサゾリル)ー1ー(2ーナ
フチル)ー2ープロペンー1ーオン、3ー(2ーイミダ
ゾリル)ー1ー(2ーチエニル)ー2ープロペンー1ー
オン、1ーフェニルー3ー(1,2,4ートリアゾルー
3ーイル)ー2ープロペンー1ーオン、1ーフェニルー
3ー(8ープリニル)ー2ープロペンー1ーオンなどが
例示されるが、これらに限定はされない。
【0007】また、他の出発原料である一般式(4)で
示されるO−アルキルヒドロキシルアミンとしては、例
えばO−メチルヒドロキシルアミン、O−エチルヒドロ
キシルアミン、O−t−ブチルヒドロキシルアミン、O
−ベンジルヒドロキシルアミン、N,O−ジメチルヒド
ロキシルアミン、N−シクロヘキシル−O−メチルヒド
ロキシルアミン、N−ベンジル−O−メチルヒドロキシ
ルアミンなどが挙げられるが、中でもO−メチルヒドロ
キシルアミンが好適である。かかるO−アルキルヒドロ
キシルアミンはその塩、たとえば塩酸塩、硫酸塩などの
無機酸塩としても使用することできるが、できればその
まま使用することが望ましい。
示されるO−アルキルヒドロキシルアミンとしては、例
えばO−メチルヒドロキシルアミン、O−エチルヒドロ
キシルアミン、O−t−ブチルヒドロキシルアミン、O
−ベンジルヒドロキシルアミン、N,O−ジメチルヒド
ロキシルアミン、N−シクロヘキシル−O−メチルヒド
ロキシルアミン、N−ベンジル−O−メチルヒドロキシ
ルアミンなどが挙げられるが、中でもO−メチルヒドロ
キシルアミンが好適である。かかるO−アルキルヒドロ
キシルアミンはその塩、たとえば塩酸塩、硫酸塩などの
無機酸塩としても使用することできるが、できればその
まま使用することが望ましい。
【0008】α,βー不飽和ケトンとO−アルキルヒド
ロキシルアミンとの反応は、溶媒中または無溶媒下、単
に両原料化合物を混合するだけでよく、反応温度は、通
常0〜150℃の範囲であり、好ましくは20〜80℃
の範囲である。この反応におけるO−アルキルヒドロキ
シルアミンの使用量はα,βー不飽和ケトンに対して通
常0.5〜10モル倍、好ましくは1〜5モル倍であ
る。
ロキシルアミンとの反応は、溶媒中または無溶媒下、単
に両原料化合物を混合するだけでよく、反応温度は、通
常0〜150℃の範囲であり、好ましくは20〜80℃
の範囲である。この反応におけるO−アルキルヒドロキ
シルアミンの使用量はα,βー不飽和ケトンに対して通
常0.5〜10モル倍、好ましくは1〜5モル倍であ
る。
【0009】溶媒を使用する場合、その溶媒は反応に不
活性であれば特に制限されないが、一般的にはメタノー
ル、エタノール、i−プロパノール、n−ブタノール、
t−ブタノールなどのアルコール系溶媒、N,N−ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロ
トン性極性溶媒、ジエチルエーテル、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフランなど
のエーテル系溶媒、ジクロロメタン、1、2ージクロロ
エタン、クロロベンゼンなどのハロゲン系溶媒、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒、
ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒が使用
され、これらはそれぞれの単独あるいは2種以上の混合
溶媒として用いられる。
活性であれば特に制限されないが、一般的にはメタノー
ル、エタノール、i−プロパノール、n−ブタノール、
t−ブタノールなどのアルコール系溶媒、N,N−ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロ
トン性極性溶媒、ジエチルエーテル、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフランなど
のエーテル系溶媒、ジクロロメタン、1、2ージクロロ
エタン、クロロベンゼンなどのハロゲン系溶媒、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒、
ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒が使用
され、これらはそれぞれの単独あるいは2種以上の混合
溶媒として用いられる。
【0010】かかる反応により、使用する各反応原料に
対応した一般式(2)で示されるβーアルコキシアミノ
ケトンを極めて容易に、高収率で得ることができ、この
βーアルコキシアミノケトンを特定の溶媒中、特定の塩
基で処理することによって効率よく目的とする一般式
(1)で示されるβーアミノエノンを得ることができる
が、この反応において溶媒と塩基の選択は極めて重要で
あり、その組み合わせが適当でない場合には、主生成物
として目的とするβーアミノエノンが得られないことが
ある。
対応した一般式(2)で示されるβーアルコキシアミノ
ケトンを極めて容易に、高収率で得ることができ、この
βーアルコキシアミノケトンを特定の溶媒中、特定の塩
基で処理することによって効率よく目的とする一般式
(1)で示されるβーアミノエノンを得ることができる
が、この反応において溶媒と塩基の選択は極めて重要で
あり、その組み合わせが適当でない場合には、主生成物
として目的とするβーアミノエノンが得られないことが
ある。
【0011】この反応における塩基としてはカリウムー
t−ブトキシドまたはナトリウム−t−ブトキシドが使
用され、その使用量は、βーアルコキシアミノケトンに
対して通常0.1〜6モル倍、好ましくは2〜5モル倍
である。
t−ブトキシドまたはナトリウム−t−ブトキシドが使
用され、その使用量は、βーアルコキシアミノケトンに
対して通常0.1〜6モル倍、好ましくは2〜5モル倍
である。
【0012】溶媒としてはN,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、N−メチル−2−ピロリドン、スルホ
ランなどの非プロトン性極性溶媒、テトラヒドロフラ
ン、2ーメチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロピラ
ン、1,4−ジオキサン、ジメチルエーテル、ジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル、ジーtーブチルエ
ーテル、tーブチルメチルエーテル、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテルなど
のエーテル系溶媒が使用され、これらはそれぞれの単独
または2種以上の混合溶媒として使用される。溶媒の使
用量は、通常、原料であるβーアルコキシアミノケトン
に対して1〜200重量倍である。
ド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、N−メチル−2−ピロリドン、スルホ
ランなどの非プロトン性極性溶媒、テトラヒドロフラ
ン、2ーメチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロピラ
ン、1,4−ジオキサン、ジメチルエーテル、ジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル、ジーtーブチルエ
ーテル、tーブチルメチルエーテル、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテルなど
のエーテル系溶媒が使用され、これらはそれぞれの単独
または2種以上の混合溶媒として使用される。溶媒の使
用量は、通常、原料であるβーアルコキシアミノケトン
に対して1〜200重量倍である。
【0013】この反応における反応温度は、通常−40
〜100℃、好ましくは0〜50℃の範囲である。かか
る反応によりβーアミノエノンを効率よく得ることがで
き、反応終了後の反応混合物から通常の手段、例えば蒸
留、抽出、再結晶あるいは各種クロマトグラフィーなど
の操作により容易に目的化合物を単離、精製することが
できる。
〜100℃、好ましくは0〜50℃の範囲である。かか
る反応によりβーアミノエノンを効率よく得ることがで
き、反応終了後の反応混合物から通常の手段、例えば蒸
留、抽出、再結晶あるいは各種クロマトグラフィーなど
の操作により容易に目的化合物を単離、精製することが
できる。
【0014】
【発明の効果】本発明の方法によれば、βーアルコキシ
アミノケトンから容易に、効率よくβーアミノエノンを
製造することができ、また、その原料であるβーアルコ
キシアミノケトンは入手が容易なα,βー不飽和ケトン
にO−アルキルヒドロキシルアミンを付加させることに
よって容易に、高収率で製造できるため、本発明は医農
薬中間体として有用なβーアミノエノンを工業的に入手
容易な原料化合物から、簡便な操作で製造する方法とし
て非常に有用である。
アミノケトンから容易に、効率よくβーアミノエノンを
製造することができ、また、その原料であるβーアルコ
キシアミノケトンは入手が容易なα,βー不飽和ケトン
にO−アルキルヒドロキシルアミンを付加させることに
よって容易に、高収率で製造できるため、本発明は医農
薬中間体として有用なβーアミノエノンを工業的に入手
容易な原料化合物から、簡便な操作で製造する方法とし
て非常に有用である。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明がこれによって限定されるものではな
い。
明するが、本発明がこれによって限定されるものではな
い。
【0016】実施例1 チャルコン3.12g(15ミリモル)とO−メチルヒ
ドロキシルアミン1.55g(33ミリモル)をエタノ
ール15mlに溶解し、4時間加熱還流した。反応後、
溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留去し、
3ー(N−メトキシアミノ)ー1,3ージフェニルー1
ープロパノンを収率99%で得た。得られた3ー(N−
メトキシアミノ)ー1,3ージフェニルー1ープロパノ
ンの分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.29(dd, 1H, J=5.28Hz, 17.16Hz), 3.40(s, 3H), 3.
50(dd, 1H, J=7.92Hz, 17.16Hz), 4.68(dd, 1H, J=5.28
Hz, 7.92Hz), 6.17(br.s, 1H), 7.24-7.54(m, 8H), 7.9
0-7.94(m, 2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ42.59, 60.99, 62.16, 127.51, 127.64, 128.00, 12
8.45, 128.54, 133.15, 136.77, 140.99, 198.29 マススペクトル(FD-MS) m/z 255(M+) この3ー(N−メトキシアミノ)ー1,3ージフェニル
ー1ープロパノン1.02g(4ミリモル)をN,N−
ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、カリウム−t−
ブトキシド0.99g(8.8ミリモル)を含むN,N
−ジメチルホルムアミド7ml溶液に25℃で滴下し
た。滴下終了後、25℃で10分間撹拌した後、飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え、次いで塩化メチレン抽出
を行なった。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去し、生成物をシリカゲル薄層クロマ
トグラフィー(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/
5)で単離、精製して3ーアミノー1,3ージフェニル
ー2ープロペンー1ーオンを収率55%で得た。得られ
た3ーアミノー1,3ージフェニルー2ープロペンー1
ーオンの分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ5.71(br.s, 1H), 6.12(s, 1H), 7.37-7.49(m, 6H),7.
59-7.63(m, 2H), 7.91-7.95 (m, 2H), 10.40(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ91.63, 126.27, 127.08, 128.16, 128.86, 130.57, 1
30.89, 137.36, 140.23,162.96, 189.94 マススペクトル(EI-MS) m/z 223(M+), 222, 146, 117, 103, 91, 77, 65, 51,
39
ドロキシルアミン1.55g(33ミリモル)をエタノ
ール15mlに溶解し、4時間加熱還流した。反応後、
溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留去し、
3ー(N−メトキシアミノ)ー1,3ージフェニルー1
ープロパノンを収率99%で得た。得られた3ー(N−
メトキシアミノ)ー1,3ージフェニルー1ープロパノ
ンの分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.29(dd, 1H, J=5.28Hz, 17.16Hz), 3.40(s, 3H), 3.
50(dd, 1H, J=7.92Hz, 17.16Hz), 4.68(dd, 1H, J=5.28
Hz, 7.92Hz), 6.17(br.s, 1H), 7.24-7.54(m, 8H), 7.9
0-7.94(m, 2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ42.59, 60.99, 62.16, 127.51, 127.64, 128.00, 12
8.45, 128.54, 133.15, 136.77, 140.99, 198.29 マススペクトル(FD-MS) m/z 255(M+) この3ー(N−メトキシアミノ)ー1,3ージフェニル
ー1ープロパノン1.02g(4ミリモル)をN,N−
ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、カリウム−t−
ブトキシド0.99g(8.8ミリモル)を含むN,N
−ジメチルホルムアミド7ml溶液に25℃で滴下し
た。滴下終了後、25℃で10分間撹拌した後、飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え、次いで塩化メチレン抽出
を行なった。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去し、生成物をシリカゲル薄層クロマ
トグラフィー(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/
5)で単離、精製して3ーアミノー1,3ージフェニル
ー2ープロペンー1ーオンを収率55%で得た。得られ
た3ーアミノー1,3ージフェニルー2ープロペンー1
ーオンの分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ5.71(br.s, 1H), 6.12(s, 1H), 7.37-7.49(m, 6H),7.
59-7.63(m, 2H), 7.91-7.95 (m, 2H), 10.40(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ91.63, 126.27, 127.08, 128.16, 128.86, 130.57, 1
30.89, 137.36, 140.23,162.96, 189.94 マススペクトル(EI-MS) m/z 223(M+), 222, 146, 117, 103, 91, 77, 65, 51,
39
【0017】実施例2 実施例1において、カリウム−t−ブトキシドの代わり
にナトリウム−t−ブトキシドを用いる以外は実施例1
に準拠して実施することにより、3ーアミノー1,3ー
ジフェニルー2ープロペンー1ーオンを収率50%で得
た。
にナトリウム−t−ブトキシドを用いる以外は実施例1
に準拠して実施することにより、3ーアミノー1,3ー
ジフェニルー2ープロペンー1ーオンを収率50%で得
た。
【0018】実施例3 溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミドに代えてテト
ラヒドロフランを使用する以外は実施例1と同様に、反
応、後処理、単離、精製を行ない、3ーアミノー1,3
ージフェニルー2ープロペンー1ーオンを収率83%で
得た。
ラヒドロフランを使用する以外は実施例1と同様に、反
応、後処理、単離、精製を行ない、3ーアミノー1,3
ージフェニルー2ープロペンー1ーオンを収率83%で
得た。
【0019】実施例4 溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミドに代えて1,
4−ジオキサンを使用する以外は実施例1と同様に、反
応、後処理、単離、精製を行ない、3ーアミノー1,3
ージフェニルー2ープロペンー1ーオンを収率59%で
得た。
4−ジオキサンを使用する以外は実施例1と同様に、反
応、後処理、単離、精製を行ない、3ーアミノー1,3
ージフェニルー2ープロペンー1ーオンを収率59%で
得た。
【0020】実施例5 チャルコン832mg(4ミリモル)とN,O−ジメチ
ルヒドロキシルアミン537mg(8.8ミリモル)を
エタノール5mlに溶解し、4時間加熱還流した。反応
後、溶媒と過剰のN,O−ジメチルヒドロキシルアミン
を留去し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー
(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精
製して3ー(N−メトキシーN−メチルアミノ)ー1,
3ージフェニルー1ープロパノンを収率99%で得た。
得られた3ー(N−メトキシーN−メチルアミノ)ー
1,3ージフェニルー1ープロパノンの分析値は以下の
とおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ2.41(s, 3H), 3.26(dd, 1H, J=6.60Hz, 16.16Hz), 3.
43(s, 3H), 3.79(dd, 1H, J=6.60Hz, 16.16Hz), 4.34
(t, 1H, J=6.60Hz), 7.23-7.55(m, 8H), 7.90-7.94(m,
2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ42.14, 42.93, 59.91, 69.09, 127.46, 127.71, 127.
89, 128.18, 128.34, 132.60, 137.22, 139.95, 197.91 マススペクトル(FD-MS) m/z 269(M+) この3ー(N−メトキシ−N−メチルアミノ)ー1,3
ージフェニルー1ープロパノン269mg(1ミリモ
ル)をN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、
カリウム−t−ブトキシド246mg(2.2ミリモ
ル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3ml溶液に
25℃で滴下した。滴下終了後、50℃で7時間撹拌し
た後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、次いで塩化
メチレン抽出を行なった。得られた有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物をシリカゲ
ル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル/ヘキ
サン=1/5)で単離、精製して3ー(N−メチルアミ
ノ)ー1,3ージフェニルー2ープロペンー1ーオンを
収率64%で得た。得られた3ー(N−メチルアミノ)
ー1,3ージフェニルー2ープロペンー1ーオンの分析
値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ2.88(d, 3H, J=5.61Hz), 5.77(s, 1H), 7.34-7.45(m,
8H), 7.86-7.89(m, 2H), 11.33(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ31.31, 93.19, 126.85, 127.55, 128.03, 128.39, 12
9.36, 130.46, 135.20,140.22, 167.49, 188.16 マススペクトル(EI-MS) m/z 236(M+-1), 221, 207, 194, 180, 159, 132, 118,
103, 91, 77, 69, 51
ルヒドロキシルアミン537mg(8.8ミリモル)を
エタノール5mlに溶解し、4時間加熱還流した。反応
後、溶媒と過剰のN,O−ジメチルヒドロキシルアミン
を留去し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー
(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精
製して3ー(N−メトキシーN−メチルアミノ)ー1,
3ージフェニルー1ープロパノンを収率99%で得た。
得られた3ー(N−メトキシーN−メチルアミノ)ー
1,3ージフェニルー1ープロパノンの分析値は以下の
とおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ2.41(s, 3H), 3.26(dd, 1H, J=6.60Hz, 16.16Hz), 3.
43(s, 3H), 3.79(dd, 1H, J=6.60Hz, 16.16Hz), 4.34
(t, 1H, J=6.60Hz), 7.23-7.55(m, 8H), 7.90-7.94(m,
2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ42.14, 42.93, 59.91, 69.09, 127.46, 127.71, 127.
89, 128.18, 128.34, 132.60, 137.22, 139.95, 197.91 マススペクトル(FD-MS) m/z 269(M+) この3ー(N−メトキシ−N−メチルアミノ)ー1,3
ージフェニルー1ープロパノン269mg(1ミリモ
ル)をN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、
カリウム−t−ブトキシド246mg(2.2ミリモ
ル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3ml溶液に
25℃で滴下した。滴下終了後、50℃で7時間撹拌し
た後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、次いで塩化
メチレン抽出を行なった。得られた有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物をシリカゲ
ル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル/ヘキ
サン=1/5)で単離、精製して3ー(N−メチルアミ
ノ)ー1,3ージフェニルー2ープロペンー1ーオンを
収率64%で得た。得られた3ー(N−メチルアミノ)
ー1,3ージフェニルー2ープロペンー1ーオンの分析
値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ2.88(d, 3H, J=5.61Hz), 5.77(s, 1H), 7.34-7.45(m,
8H), 7.86-7.89(m, 2H), 11.33(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ31.31, 93.19, 126.85, 127.55, 128.03, 128.39, 12
9.36, 130.46, 135.20,140.22, 167.49, 188.16 マススペクトル(EI-MS) m/z 236(M+-1), 221, 207, 194, 180, 159, 132, 118,
103, 91, 77, 69, 51
【0021】実施例6 3ー(2ーフリル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1
ーオン480mg(2.42ミリモル)とO−メチルヒ
ドロキシルアミン500mg(10.6ミリモル)をエ
タノール5mlに溶解し、4時間加熱還流した。反応
後、溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留去
し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開
液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して
3ー(2ーフリル)ー3ー(N−メトキシアミノ)ー1
ーフェニルー1ープロパノンを収率90%で得た。得ら
れた3ー(2ーフリル)ー3ー(N−メトキシアミノ)
ー1ーフェニルー1ープロパノンの分析値は以下のとお
りであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.40 (dd, 1H, J=5.61Hz, 18.81Hz), 3.42 (s, 3H),
3.63 (dd, 1H, J=7.59Hz, 18.81Hz), 4.77 (dd, 1H, J=
5.61Hz, 7.59Hz), 6.15 (br.s, 1H), 6.32 (m, 2H), 7.
37-7.59 (m, 4H), 7.97 (m, 2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ39.16, 54.54, 62.18, 107.28, 110.26, 128.03, 12
8.57, 133.24, 136.68, 141.80, 153.67, 197.79 マススペクトル(FD-MS) m/z 245(M+) この3ー(2ーフリル)ー3ー(N−メトキシアミノ)
ー1ーフェニルー1ープロパノン245mg(1ミリモ
ル)をN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、
カリウム−t−ブトキシド246mg(2.2ミリモ
ル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3ml溶液に
25℃で滴下した。滴下終了後、25℃で30分間撹拌
した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、次いで塩
化メチレン抽出を行なった。得られた有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物をシリカ
ゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル/ヘ
キサン=1/5)で単離、精製して3ーアミノー3ー
(2ーフリル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオ
ンを収率82%で得た。得られた3ーアミノー3ー(2
ーフリル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオンの
分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 500MHz) δ 5.90(br.s, 1H), 6.29(s, 1H), 6.51(dd, 1H, J=1.6
8Hz,3.52Hz), 6.95(dd,1H, J=0.51Hz, 3.52Hz), 7.42-
7.46(m, 3H), 7.52(dd, 1H, J=0.51Hz, 1.68Hz),7.93
(m, 2H), 10.20(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 500MHz) δ88.16, 110.81, 112.24, 127.02, 128.20, 130.93, 1
40.22, 144.33, 148.90,150.69, 190.13 マススペクトル(EI-MS) m/z 213(M+), 196, 184, 159, 156, 136, 130, 105,
93, 77, 65, 51, 39
ーオン480mg(2.42ミリモル)とO−メチルヒ
ドロキシルアミン500mg(10.6ミリモル)をエ
タノール5mlに溶解し、4時間加熱還流した。反応
後、溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留去
し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開
液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して
3ー(2ーフリル)ー3ー(N−メトキシアミノ)ー1
ーフェニルー1ープロパノンを収率90%で得た。得ら
れた3ー(2ーフリル)ー3ー(N−メトキシアミノ)
ー1ーフェニルー1ープロパノンの分析値は以下のとお
りであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.40 (dd, 1H, J=5.61Hz, 18.81Hz), 3.42 (s, 3H),
3.63 (dd, 1H, J=7.59Hz, 18.81Hz), 4.77 (dd, 1H, J=
5.61Hz, 7.59Hz), 6.15 (br.s, 1H), 6.32 (m, 2H), 7.
37-7.59 (m, 4H), 7.97 (m, 2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ39.16, 54.54, 62.18, 107.28, 110.26, 128.03, 12
8.57, 133.24, 136.68, 141.80, 153.67, 197.79 マススペクトル(FD-MS) m/z 245(M+) この3ー(2ーフリル)ー3ー(N−メトキシアミノ)
ー1ーフェニルー1ープロパノン245mg(1ミリモ
ル)をN,N−ジメチルホルムアミド2mlに溶解し、
カリウム−t−ブトキシド246mg(2.2ミリモ
ル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3ml溶液に
25℃で滴下した。滴下終了後、25℃で30分間撹拌
した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、次いで塩
化メチレン抽出を行なった。得られた有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物をシリカ
ゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル/ヘ
キサン=1/5)で単離、精製して3ーアミノー3ー
(2ーフリル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオ
ンを収率82%で得た。得られた3ーアミノー3ー(2
ーフリル)ー1ーフェニルー2ープロペンー1ーオンの
分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 500MHz) δ 5.90(br.s, 1H), 6.29(s, 1H), 6.51(dd, 1H, J=1.6
8Hz,3.52Hz), 6.95(dd,1H, J=0.51Hz, 3.52Hz), 7.42-
7.46(m, 3H), 7.52(dd, 1H, J=0.51Hz, 1.68Hz),7.93
(m, 2H), 10.20(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 500MHz) δ88.16, 110.81, 112.24, 127.02, 128.20, 130.93, 1
40.22, 144.33, 148.90,150.69, 190.13 マススペクトル(EI-MS) m/z 213(M+), 196, 184, 159, 156, 136, 130, 105,
93, 77, 65, 51, 39
【0022】実施例7 1ー(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニルー2ープ
ロペンー1ーオン715mg(3ミリモル)とO−メチ
ルヒドロキシルアミン500mg(10.6ミリモル)
をエタノール5mlに溶解し、2時間加熱還流した。反
応後、溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留
去し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展
開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精製し
て3ー(N−メトキシアミノ)ー1ー(4ーメトキシフ
ェニル)ー3ーフェニルー1ープロパノンを収率99%
で得た。得られた3ー(N−メトキシアミノ)ー1ー
(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニルー1ープロパ
ノンの分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.22(dd, 1H, J=4.95Hz, 17.16Hz), 3.39(s, 3H), 3.
44(dd, 1H, J=8.25Hz, 17.16Hz), 3.82(s, 3H), 4.64(d
d, 1H, J=4.95Hz, 8.25Hz), 6.23(br.s, 1H), 6.89 (m,
2H), 7.25-7.44(m, 5H), 7.90(m, 2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ42.09, 55.28, 60.97, 62.03, 113.56, 127.44, 128.
30, 129.74, 130.23, 141.22, 163.47, 196.66 マススペクトル(FD-MS) m/z 285(M+) この3ー(N−メトキシアミノ)ー1ー(4ーメトキシ
フェニル)ー3ーフェニルー1ープロパノン285mg
(1ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド2ml
に溶解し、カリウム−t−ブトキシド246mg(2.
2ミリモル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3m
l溶液に25℃で滴下した。滴下終了後、25℃で15
分間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
次いで塩化メチレン抽出を行なった。得られた有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物
をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して3ーアミノ
ー1ー(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニルー2ー
プロペンー1ーオンを収率63%で得た。得られた3ー
アミノー1ー(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニル
ー2ープロペンー1ーオンの分析値は以下のとおりであ
った。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.83(s, 3H), 5.51(br.s, 1H), 6.10(s, 1H), 6.92
(m, 2H), 7.39-7.63(m, 5H), 7.93(m, 2H), 10.32(br.
s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ55.26, 91.36, 113.39, 126.27, 128.88, 129.08, 13
0.48, 132.94, 137.70,161.92, 162.34, 189.06 マススペクトル(FD-MS) m/z 253(M+)
ロペンー1ーオン715mg(3ミリモル)とO−メチ
ルヒドロキシルアミン500mg(10.6ミリモル)
をエタノール5mlに溶解し、2時間加熱還流した。反
応後、溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留
去し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展
開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精製し
て3ー(N−メトキシアミノ)ー1ー(4ーメトキシフ
ェニル)ー3ーフェニルー1ープロパノンを収率99%
で得た。得られた3ー(N−メトキシアミノ)ー1ー
(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニルー1ープロパ
ノンの分析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.22(dd, 1H, J=4.95Hz, 17.16Hz), 3.39(s, 3H), 3.
44(dd, 1H, J=8.25Hz, 17.16Hz), 3.82(s, 3H), 4.64(d
d, 1H, J=4.95Hz, 8.25Hz), 6.23(br.s, 1H), 6.89 (m,
2H), 7.25-7.44(m, 5H), 7.90(m, 2H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ42.09, 55.28, 60.97, 62.03, 113.56, 127.44, 128.
30, 129.74, 130.23, 141.22, 163.47, 196.66 マススペクトル(FD-MS) m/z 285(M+) この3ー(N−メトキシアミノ)ー1ー(4ーメトキシ
フェニル)ー3ーフェニルー1ープロパノン285mg
(1ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド2ml
に溶解し、カリウム−t−ブトキシド246mg(2.
2ミリモル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3m
l溶液に25℃で滴下した。滴下終了後、25℃で15
分間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
次いで塩化メチレン抽出を行なった。得られた有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物
をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して3ーアミノ
ー1ー(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニルー2ー
プロペンー1ーオンを収率63%で得た。得られた3ー
アミノー1ー(4ーメトキシフェニル)ー3ーフェニル
ー2ープロペンー1ーオンの分析値は以下のとおりであ
った。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.83(s, 3H), 5.51(br.s, 1H), 6.10(s, 1H), 6.92
(m, 2H), 7.39-7.63(m, 5H), 7.93(m, 2H), 10.32(br.
s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ55.26, 91.36, 113.39, 126.27, 128.88, 129.08, 13
0.48, 132.94, 137.70,161.92, 162.34, 189.06 マススペクトル(FD-MS) m/z 253(M+)
【0023】実施例8 3ー(3ーニトロフェニル)ー1ーフェニルー2ープロ
ペンー1ーオン759mg(3ミリモル)とO−メチル
ヒドロキシルアミン310mg(6.6ミリモル)をエ
タノール5mlに溶解し、30分間加熱還流した。反応
後、溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留去
し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開
液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して
3ー(N−メトキシアミノ)ー3ー(3ーニトロフェニ
ル)ー1ーフェニルー1ープロパノンを収率99%で得
た。得られた3ー(N−メトキシアミノ)ー3ー(3ー
ニトロフェニル)ー1ーフェニルー1ープロパノンの分
析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.33 (dd, 1H, J=5.27Hz, 17.49Hz), 3.41(s, 3H),
3.53(dd, 1H, J=8.24Hz,17.49Hz), 4.78(dd, 1H, J=5.2
7Hz, 8.24Hz), 6.30(br.s, 1H), 7.43-7.60(m, 4H), 7.
80(m, 1H), 7.93(m, 2H), 8.14(m, 1H), 8.35(m, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ41.98, 60.07, 62.21, 122.44, 122.55, 127.98, 12
8.64, 129.27, 133.53, 134.00, 136.32, 143.68, 148.
33, 197.43 マススペクトル(FD-MS) m/z 300(M+) この3ー(N−メトキシアミノ)ー3ー(3ーニトロフ
ェニル)ー1ーフェニルー1ープロパノン300mg
(1ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド2ml
に溶解し、カリウム−t−ブトキシド246mg(2.
2ミリモル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3m
l溶液に25℃で滴下した。滴下終了後、25℃で10
分間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
次いで塩化メチレン抽出を行なった。得られた有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物
をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して3ーアミノ
ー3ー(3ーニトロフェニル)ー1ーフェニルー2ープ
ロペンー1ーオンを収率36%で得た。得られた3ーア
ミノー3ー(3ーニトロフェニル)ー1ーフェニルー2
ープロペンー1ーオンの分析値は以下のとおりであっ
た。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ5.82(br.s, 1H), 6.12(s, 1H), 7.39-7.51(m, 3H),
7.62(t, 1H, J=7.92Hz),7.88-7.97(m, 3H), 8.29(m, 1
H), 8.46(m, 1H), 10.30(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ92.45, 121.49, 125.00, 127.13, 128.30, 130.06, 1
31.38, 132.29, 139.12,139.64, 148.36, 159.89, 190.
42 マススペクトル(FD-MS) m/z 268(M+)
ペンー1ーオン759mg(3ミリモル)とO−メチル
ヒドロキシルアミン310mg(6.6ミリモル)をエ
タノール5mlに溶解し、30分間加熱還流した。反応
後、溶媒と過剰のO−メチルヒドロキシルアミンを留去
し、生成物をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開
液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して
3ー(N−メトキシアミノ)ー3ー(3ーニトロフェニ
ル)ー1ーフェニルー1ープロパノンを収率99%で得
た。得られた3ー(N−メトキシアミノ)ー3ー(3ー
ニトロフェニル)ー1ーフェニルー1ープロパノンの分
析値は以下のとおりであった。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ3.33 (dd, 1H, J=5.27Hz, 17.49Hz), 3.41(s, 3H),
3.53(dd, 1H, J=8.24Hz,17.49Hz), 4.78(dd, 1H, J=5.2
7Hz, 8.24Hz), 6.30(br.s, 1H), 7.43-7.60(m, 4H), 7.
80(m, 1H), 7.93(m, 2H), 8.14(m, 1H), 8.35(m, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ41.98, 60.07, 62.21, 122.44, 122.55, 127.98, 12
8.64, 129.27, 133.53, 134.00, 136.32, 143.68, 148.
33, 197.43 マススペクトル(FD-MS) m/z 300(M+) この3ー(N−メトキシアミノ)ー3ー(3ーニトロフ
ェニル)ー1ーフェニルー1ープロパノン300mg
(1ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド2ml
に溶解し、カリウム−t−ブトキシド246mg(2.
2ミリモル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド3m
l溶液に25℃で滴下した。滴下終了後、25℃で10
分間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
次いで塩化メチレン抽出を行なった。得られた有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、生成物
をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/5)で単離、精製して3ーアミノ
ー3ー(3ーニトロフェニル)ー1ーフェニルー2ープ
ロペンー1ーオンを収率36%で得た。得られた3ーア
ミノー3ー(3ーニトロフェニル)ー1ーフェニルー2
ープロペンー1ーオンの分析値は以下のとおりであっ
た。1 H NMRスペクトル(CDCl3, 270MHz) δ5.82(br.s, 1H), 6.12(s, 1H), 7.39-7.51(m, 3H),
7.62(t, 1H, J=7.92Hz),7.88-7.97(m, 3H), 8.29(m, 1
H), 8.46(m, 1H), 10.30(br.s, 1H)13 C NMR スペクトル(CDCl3, 270MHz) δ92.45, 121.49, 125.00, 127.13, 128.30, 130.06, 1
31.38, 132.29, 139.12,139.64, 148.36, 159.89, 190.
42 マススペクトル(FD-MS) m/z 268(M+)
Claims (9)
- 【請求項1】一般式(2) (式中、R1 、R2 は同一または相異なってアリール基
または置換アリール基を示し、R3 は水素原子、随時ハ
ロゲンもしくは炭素数1〜6のアルコキシル基もしくは
アリールオキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜1
0の直鎖もしくは分枝状のアルキル基、アリール基また
は置換アリール基を、R4 は炭素数1〜6の直鎖もしく
は分枝状のアルキル基またはアラルキル基を、R5 は水
素原子、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝状のアルキル
基、シクロアルキル基またはアラルキル基をそれぞれ示
す。)で示されるβーアルコキシアミノケトンに、非プ
ロトン性極性溶媒またはエーテル系溶媒中、カリウム−
t−ブトキシドまたはナトリウム−t−ブトキシドを作
用させることを特徴とする一般式(1) (式中、R1 、R2 、R3 およびR5 は前記と同じ意味
を有する。)で示されるβーアミノエノンの製造方法。 - 【請求項2】一般式(3) (式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同じ意味を有す
る。)で示されるα,βー不飽和ケトンを、一般式
(4) (式中、R4 およびR5 は前記と同じ意味を有する。)
で示されるO−アルキルヒドロキシルアミンまたはその
塩と反応させて、前記一般式(2)で示されるβーアル
コキシアミノケトンを得、次いで非プロトン性極性溶媒
またはエーテル系溶媒中、カリウム−t−ブトキシドま
たはナトリウム−t−ブトキシドを作用させることを特
徴とする前記一般式(1)で示されるβーアミノエノン
の製造方法。 - 【請求項3】O−アルキルヒドロキシルアミンが、O−
メチルヒドロキシルアミン、O−エチルヒドロキシルア
ミン、O−t−ブチルヒドロキシルアミン、O−ベンジ
ルヒドロキシルアミンまたはN,O−ジメチルヒドロキ
シルアミンである請求項2に記載のβ−アミノエノンの
製造方法。 - 【請求項4】O−アルキルヒドロキシルアミンの塩が無
機酸塩である請求項2に記載のβ−アミノエノンの製造
方法。 - 【請求項5】無機酸塩が塩酸塩である請求項4に記載の
β−アミノエノンの製造方法。 - 【請求項6】非プロトン性極性溶媒がN,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノン、N−メチル−2−ピロリド
ンまたはスルホランである請求項1および2に記載のβ
−アミノエノンの製造方法。 - 【請求項7】エーテル系溶媒がテトラヒドロフラン、2
ーメチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、
1,4−ジオキサン、ジメチルエーテル、ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、ジーtーブチルエーテ
ル、tーブチルメチルエーテル、エチレングリコールジ
メチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ルまたはトリエチレングリコールジメチルエーテルであ
る請求項1および2に記載のβ−アミノエノンの製造方
法。 - 【請求項8】O−アルキルヒドロキシルアミンまたはそ
の塩の使用量が、α,βー不飽和ケトンに対して0.5
〜10モル倍である請求項2に記載のβ−アミノエノン
の製造方法。 - 【請求項9】塩基の使用量が、βーアルコキシアミノケ
トンに対して0.1〜6モル倍である請求項1および2
に記載のβ−アミノエノンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166495A JPH08225502A (ja) | 1994-12-22 | 1995-05-10 | β−アミノエノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-319959 | 1994-12-22 | ||
| JP31995994 | 1994-12-22 | ||
| JP11166495A JPH08225502A (ja) | 1994-12-22 | 1995-05-10 | β−アミノエノンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225502A true JPH08225502A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=26451007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11166495A Withdrawn JPH08225502A (ja) | 1994-12-22 | 1995-05-10 | β−アミノエノンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08225502A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6730136B2 (en) * | 2001-10-01 | 2004-05-04 | Eveready Battery Company, Inc. | Direct addition of beta-aminoenones in organic electrolytes of nonaqueous cells employing solid cathodes |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP11166495A patent/JPH08225502A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6730136B2 (en) * | 2001-10-01 | 2004-05-04 | Eveready Battery Company, Inc. | Direct addition of beta-aminoenones in organic electrolytes of nonaqueous cells employing solid cathodes |
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|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20051226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |