JPH08226318A - 排気ガス浄化用フィルター装置 - Google Patents

排気ガス浄化用フィルター装置

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JPH08226318A
JPH08226318A JP7056510A JP5651095A JPH08226318A JP H08226318 A JPH08226318 A JP H08226318A JP 7056510 A JP7056510 A JP 7056510A JP 5651095 A JP5651095 A JP 5651095A JP H08226318 A JPH08226318 A JP H08226318A
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JP
Japan
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filter
exhaust gas
inner pipe
exhaust
pipe
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Withdrawn
Application number
JP7056510A
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English (en)
Inventor
Katsumi Amada
克己 天田
Toru Awaya
亨 粟屋
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルター16の交換が容易で、全体を小型
軽量に構成できる排気ガス浄化用フィルター装置を提供
する。 【構成】 多数の通気孔12Aを形成したパイプ12に
ケース13を溶接して環状の空間を形成する。この空間
に環状一体型のフィルター16を格納する。フィルター
16の中間位置にバルブ15が配置される。排気微粒子
が出る期間はバルブ15を閉じてフィルター16に排気
微粒子を捕集させる。出ない期間はバルブが開かれ、排
気ガスがパイプ12を素通りする。装置全体が自動車の
テールパイプ11に取り付けてあり、プレート14を取
り外せば、フィルター16を容易に取り出せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ガス中の未燃焼の
排気微粒子を捕獲する排気ガス浄化用フィルター装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの排気ガス中に、未
燃焼の排気微粒子(パーティキュレート)が含まれる場
合がある。急な坂道を登る場合や急な加速を行った場合
等、高負荷運転時に排気微粒子が多くなり易い。排気微
粒子は、カーボン粉やタール物質で構成され、排気ガス
を黒い煙状に濁らせて排気ガス臭を高める。排気ガス浄
化用フィルター装置は、排気ガスを濾過部材に貫流させ
て未燃焼微粒子を漉し取る。濾過部材としては、使い捨
ての物と定期的に再生処理をして繰り返し使用できる物
とがある。後者には、耐熱金属やセラミックの繊維や発
泡組織、通気性のあるセラミック組織等が使用される、
【0003】濾過部材の定期的な再生を車両に装着した
まま行う形式の排気ガス浄化用フィルター装置には、加
熱と送風を行うための複雑な加熱装置や断熱構造が必要
となる。一方、使い捨ての濾過部材や外部で再生処理さ
れる濾過部材を使用する排気ガス浄化用フィルター装置
は、加熱装置や断熱構造が不要であるが、濾過部材を容
易に取り出し可能な構造を採用する必要がある。排気ガ
スを濾過部材に終始貫流させ続ける形式の排気ガス浄化
用フィルター装置では、濾過部材の圧損によって排気圧
力が高まり、エンジン効率が低下して燃比が下がる問題
がある。そこで、分岐構造やバルブ構造を設けて、排気
微粒子が出る期間だけ排気ガスを濾過部材に通す形式の
排気ガス浄化用フィルター装置が提案されている。
【0004】特定の期間だけ排気ガスを濾過部材に案内
する排気ガス浄化用フィルター装置は、例えば、実開平
2−12015号公報や特開平3−70808号公報に
示される。実開平2−12015号公報には、管壁に多
数の開口(貫通孔)を形成して、内側に排気ガスを貫流
させる内管部材(排気管)と、開口を通じて内管部材の
内側に連通する環状の空間を内管部材の周囲に形成する
外箱部材(プリマフラー)と、内管部材の開口を囲んで
環状の空間内に配置され、排気ガス中の微粒子を捕獲す
る濾過部材(トラップ)と、内管部材の内側の流路抵抗
を増大させることにより、排気ガスを開口を通じて濾過
部材へ案内可能なバルブ手段(排気流切り替え弁)とを
有する排気ガス浄化用フィルター装置が示される。特開
平3−70808号公報には、濾過部材の無い直通の第
1管路と、濾過部材を設けて排気微粒子を捕集する第2
管路面と、エンジンの排気ガスの流路を第1管路と第2
管路の間で切り替え可能なバルブ手段とを有する排気ガ
ス浄化用フィルター装置が示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開平2−12015
号公報に示される構造では、プリマフラーに排気ガス浄
化用フィルター装置を組み込んでいるから、濾過部材を
取り出す際には自動車の排気経路の途中を開く必要があ
る。触媒を用いて排気微粒子を燃焼させる形式であるか
ら、単純な漉し取り型に比較して取り出し時点の排気微
粒子蓄積量が少ないが、自動車の車体下に潜り込んでプ
リマフラーを開き、すすだらけの濾過部材を取り出す作
業は容易でない。また、自動車の排気経路の途中である
から排気ガスの漏れを防止する精密なシール構造が必要
となる、濾過部材の取り出しに際して、内管部材ごと濾
過部材を取り外すか、濾過部材を内管部材に沿って2分
割する必要がある、濾過部材の外側に浄化された排気ガ
スを集める環状の空間を設ける必要がある、濾過部材の
長さに比較して外箱部材の長さがかなり長くなる等の問
題もある。また、排気微粒子を燃焼させる構造であるか
ら、加熱機構や断熱構造も必要である。これらの問題が
複合的に作用して、排気ガス浄化用フィルター装置の構
造が複雑化、大型化し、取扱い操作や手順も複雑になっ
て保守点検に時間がかかる。
【0006】特開平3−70808号公報に示される構
造では、排気ガスを素通りさせる経路と濾過部材を設け
た経路が別々であるから、濾過部材の取り出しに際して
邪魔になる内管部材が無い。しかし、これ以外の問題点
については、実開平2−12015号公報に示される構
造と同じである。
【0007】本発明は、濾過部材の取り出しが容易でシ
ール構造等も簡略で済み、全体を小型軽量に構成できる
排気ガス浄化用フィルター装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、管壁
に多数の開口を形成して、内側に排気ガスを貫流させる
内管部材と、前記開口を通じて前記内管部材の内側に連
通する環状の空間を前記内管部材の周囲に形成する外箱
部材と、前記内管部材の前記開口を囲んで前記環状の空
間内に配置され、排気ガス中の微粒子を捕獲する濾過部
材と、前記内管部材の内側の流路抵抗を増大させること
により、排気ガスを前記開口を通じて前記濾過部材へ案
内可能なバルブ手段とを有し、かつ、前記内管部材が自
動車の排気経路の出口に配置されるものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記外箱部材は前記内管部材からつば状に立ち上が
った底面から内管部材と平行に側面を延ばして前記内管
部材の出口側に解放端を形成したケース部材と、前記ケ
ース部材の解放端側に取り外し可能に接続されて前記底
面の対向面を形成するプレート部材とを有し、前記濾過
部材は、前記内管部材を囲む環状一体型の形状を持ち、
前記プレート部材を取り外して前記ケース部材から前記
濾過部材を抜き取り可能としたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、前記バルブ手段は前記濾過部材の軸方向の中間位置
で前記環状の空間を貫通させた駆動軸によって前記内管
部材の内側で回動され、前記開口は前記バルブ手段の前
後に配置され、前記濾過部材は前記ケース部材へ着脱す
る際に前記駆動軸を逃がす切り込み溝を有するものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1の排気ガス浄化用フィルター装置で
は、実開平2−12015号公報に示される構造と同様
に、バルブ手段を開いて内管部材内の流路抵抗を減少さ
せた状態では内管部材を排気ガスが素通りする。一方、
バルブ手段を閉じて内管部材内の流路抵抗を増大させた
状態では、開口を通じて周囲の濾過部材に排気ガスが貫
流して、排気微粒子が捕集される。
【0012】しかし、捕集した排気微粒子をその場で燃
焼させたり、蓄積した微粒子を装置内に保持したまま加
熱して濾過部材を定期的に再生する形式でなく、排気ガ
スから漉し取られた排気微粒子は濾過部材内に単純に蓄
積される。つまり、使い捨ての濾過部材や外部で再生処
理される濾過部材が使用されており、定期的に、排気微
粒子を蓄積した濾過部材が装置から取り出されて、新品
や再生完了品に交換される。そして、装置全体が自動車
の排気経路の出口に接続されているから、排気経路の途
中を開くことなく濾過部材を交換できる。また、排気微
粒子を漉し取る排気ガスは、排気経路の途中よりも温度
と圧力の低い状態で取り扱われ、外部へ排気ガスが漏れ
た場合の問題も少ない。
【0013】請求項2の排気ガス浄化用フィルター装置
では、ケース部材からプレート部材を取り外すことによ
り外箱部材が開かれる。環状一体型の濾過部材は、内管
部材に沿ってスライドさせることにより、自動車の排気
経路とは反対側に抜き出される。
【0014】請求項3の排気ガス浄化用フィルター装置
では、バルブ手段を閉じると、切り込み溝のある上流側
(前側)の開口から排気ガスが濾過部材に流入する。濾
過部材を貫流して排気微粒子を漉し取られた排気ガス
は、プレート部材を取り付けた下流側(後側)の開口を
通じて内管部材内に戻される。従って、濾過部材を貫流
した排気ガスを集める体積を濾過部材の外側に確保する
必要が無く、排気ガスを内管部材内に戻す流路を濾過部
材の下流側に確保する必要も無い。ケース部材とプレー
ト部材と内管部材によって囲まれた容積を濾過部材の体
積にほぼ一致させることが可能である。
【0015】切り込み溝は、駆動軸を逃がして着脱に伴
う濾過部材のスライド移動を可能にする。切り込み溝
は、内管部材に対する濾過部材の締め付け力と摩擦力を
減少させて、濾過部材の滑らかなスライド移動を可能に
する。
【0016】
【実施例】実施例の排気ガス浄化用フィルター装置を図
1〜図4を参照して説明する。図1は実施例の排気ガス
浄化用フィルター装置の構造の説明図、図2は装置の動
作の説明図、図3は装置の取り付け状態の説明図、図4
は実施例の変形例の説明図である。図1中、(a)は分
解した状態の側面図、(b)は下流側から見た状態の正
面図、(c)はフィルターを抜き出した状態の斜視図で
ある。図2中。(a)は補集状態、(b)は素通し状態
である。図3中、(a)は乗用車の場合、(b)はトラ
ックの場合である。図4中、(a)は装置全体をテール
パイプに固定した変形、(b)は流路断面を長方形とし
た変形例である。
【0017】図1に示す実施例の排気ガス浄化用フィル
ター装置は、実開平2−12015号公報に示される構
造と異なり、装置全体がテールパイプ11(自動車の排
気経路の出口)に接続される。バルブ15(バルブ手
段)は、フィルター16(濾過部材)の軸方向の中間位
置でパイプ12(内管部材)内に配置される。フィルタ
ー16(濾過部材)は環状一体型で切り込み溝16Mを
持ち、ケース13(ケース部材)とプレート14(プレ
ート部材)で囲まれた空間に、ほぼ隙間無く挿入されて
いる。フィルター16(濾過部材)は、パイプ12(内
管部材)に沿ってプレート14(プレート部材)側に抜
き取られる。
【0018】図1の(a)に示すように、プレート14
をケース13から取り外してフィルター16が交換可能
となる。フィルター16は、細いセラミック繊維の不織
布を積層して構成され、ケース13内の空間にパイプ1
2を囲んでほぼ隙間無く挿入されている。プレート14
は、図1の(b)に示されるフランジ13Fのプレート
固定孔13Eに、ねじ14Nを挿入して締め付けること
によって、ケース13に固定される。
【0019】実施例の排気ガス浄化用フィルター装置
は、自動車の排気系の出口に装着される。装着に際して
は、図2の(a)、(b)に示されるように、自動車の
テールパイプ11をパイプ12に挿入し、クランプ12
Hを用いてパイプ12を外側から締め付ける。図1の
(a)に示すように、パイプ12には切り込み12Mが
形成してあり、締め付けによって縮径される。ケース1
3の軸方向長さのほぼ中央位置のパイプ12内にバタフ
ライ型のバルブ15が配置される。図1の(b)に示さ
れるように、バルブ15は、ケース13とパイプ12の
間の環状の空間を貫通する軸15Jに固定され、軸15
Jの軸端に設けたレバー15Aを回動して開閉される。
レバー15Aは、ロッド15Bを通じてアクチュエータ
15Cにより駆動される。アクチュエータ15Cは、図
示しないエンジンコントロールユニットによって制御さ
れる。エンジンコントロールユニットは、後述するよう
に、エンジンの駆動状態に応じてバルブ15を開閉す
る。
【0020】フィルター16の出し入れに際して軸15
Jを逃がすために、フィルター16の側面に溝16Mが
形成されている。図1の(b)に示されるパイプ12と
ケース13の間の環状の空間に図1の(a)のフィルタ
ー16が保持される。フィルター16は、パイプ12に
対しては緊密に接触する一方、ケース13に対しては緩
く保持されている。溝16Mは、フィルター16の上流
側(奥側)における締め付け力を弱め、フィルター16
をパイプ12に沿ってスライドさせる際の摩擦抵抗を軽
減している。
【0021】図示しないエンジンコントロールユニット
は、エンジン回転数とスロットル開度を検知して刻々の
エンジンの負荷状態を識別する。そして、通常の負荷状
態では排気微粒子がほとんど排出されないから、バルブ
15を開いて排気ガスを素通りさせる。しかし、高負荷
時、高加速時、登坂時、発進時には、排気微粒子がかな
り発生するから、バルブ15を閉じて排気微粒子をフィ
ルター16に捕集させる。
【0022】バルブ15が閉じられると、図2の(a)
に示されるように、テールパイプ11からパイプ12に
流れ込む排気ガスは、矢印で示すように、バルブ15よ
りも上流側の通気口12Aを通じてフィルター16に流
入してフィルター16を軸方向に貫流し、バルブ15よ
りも下流側の通気口12Aを通じて再びパイプ12内に
流れ込む。フィルター16の微細な組織は、排気ガスか
ら排気微粒子を漉し取って保持する。バルブ15が開か
れると、図2の(b)に示されるように、排気ガスは、
矢印で示すようにパイプ12内を素通りしてそのまま大
気中に排出される。
【0023】図2の(a)、(b)の状態を繰り返しな
がら、3エンジンの運転時間の経過に伴う排気微粒子の
蓄積量の増加によって、フィルター16の圧損が次第に
高まる。フィルター16交換時、図1の(c)に示され
るように、排気微粒子を大量に蓄積したフィルター16
がケース13から抜き出され、新品または再生品のフィ
ルター16が代わりに装着される。取り出されたフィル
ター16は、多数集められて電気ヒータやマイクロ波で
加熱される外部の焼却炉で処理される。使用済みフィル
ター16は、通気状態で排気微粒子を加熱して燃焼さ
せ、フィルター16から排気微粒子を除去することによ
り再生される。
【0024】実施例の排気ガス浄化用フィルター装置
は、図3に示される形式で自動車に取り付けられる。図
3の(a)の乗用車31では、メインマフラー32の下
流のテールパイプに排気ガス浄化用フィルター装置33
を装着する。排気ガス浄化用フィルター装置33におけ
るフィルターの交換は、自動車をジャッキアップするこ
となく、車体の後方から容易に実行できる。図3の
(b)のトラック36では、排気系の出口が車体の上部
に上方に向かって設けられている。この場合、メインマ
フラー37の下流の排気出口に排気ガス浄化用フィルタ
ー装置38が装着される。
【0025】実施例の排気ガス浄化用フィルター装置に
よれば、バルブ15の開閉操作によって排気微粒子の捕
集状態と排気ガスの素通し状態を自在に選択でき、エン
ジンの運転状態が排気微粒子を生成し易い状態でのみ捕
集するから、通常の運転状態でエンジンの効率を低下さ
せて燃費を悪化させる心配が無い。終始捕集状態とする
場合に比較してフィルター16の寿命(交換間隔)も延
長され、通常の運転状態におけるエンジン加速性能が向
上し、自動車の運転性も高まる。
【0026】また、フィルター16を外部に取り出して
再生処理するから、フィルター16を車体に装着した状
態で再生処理する装置や、排気ガスの浄化と並行して排
気微粒子を燃焼させる装置に比較して、フィルター16
の周囲に加熱構造や断熱構造が不要となる分、構造が簡
略となって装置全体が小型軽量となる。フィルター16
の交換に伴う開け閉めの作業工数も少ない。また、過熱
構造を持たず、排気微粒子の燃焼熱が発生せず、さら
に、装置が排気系の出口に装着されていて取り扱う排気
ガスの温度が比較的に低いため、フィルター16が熱衝
撃で破損したり、過熱破損する心配が無い。複雑な組織
構造を持つ小型低圧損のフィルターや耐熱性の低いフィ
ルターを使用しても長寿命を確保できる。
【0027】また、装置が排気系の末端に配置されるか
ら、フィルター16の交換に際して不自由な車体下に潜
り込んで排気系の途中を開く必要が無く、車体の後方等
から容易に作業してフィルター16を短時間で交換でき
る。また、本来そのまま排出されるべき段階の排気ガス
を処理するから、ケース13とプレート14の間のシー
ル構造が簡単で済み、排気ガスの圧力レベルが低いた
め、ケース13の厚みも薄くて済み、ねじ14Nの本数
も少なくて済む。これらによって、排気系の途中に装置
が配置される場合に比較して、装置がさらに軽量化さ
れ、フィルターの交換に伴う作業工数もさらに少なくな
る。
【0028】また、ケース13とプレート14で囲まれ
た容積内にほぼ隙間無くフィルター16を収納してお
り、フィルター16の周囲や下流側に空間を設ける必要
が無いから、実開平2−12015号公報に示される装
置に比較して、同じ大きさのフィルター16を用いても
装置全体を小型軽量に構成できる。また、前述したよう
に、プリマフラーという排気系の途中に装着するのでは
ないから、シール構造や耐圧構造が不要であり、加熱を
伴わないから断熱構造も不要である。従って、実開平2
−12015号公報に示される装置に比較して、装置が
さらに小型軽量となり、分解、組み立て、取り付け、取
り外しの作業も簡単である。
【0029】また、クランプ12Hを用いてテールパイ
プ11に接続され、装置全体の着脱が容易な構造である
から汎用性に富み、テールパイプ11の外径が所定範囲
にあれば、基本的にどのような車両にも装着可能であ
る。また、装置全体の取り付け取り外しが容易であるか
ら、汚れたフィルター16を取り出すことなく、装置全
体として交換もできる。市街地を走行する際に装着し、
郊外を走行する際に取り外すことも可能である。
【0030】また、フィルター16を除けば装置構造が
マフラーに類似し、フィルター16自体が抵抗となって
排気ガスの圧力変動をならし、フィルター16の材料が
吸音材として機能するから、捕集状態では消音効果が発
揮されて、排気音の騒音レベルが下がる。
【0031】なお、フィルター16は、金属やセラミッ
クを発泡させたスポンジ組織やセラミック焼結組織でも
よい。再生可能なものばかりでなく、紙等を利用した使
い捨てのものでもよい。
【0032】また、テールパイプ11に着脱可能に取り
付ける構造とせず、装置をテールパイプ11に取り外し
不能に固定してもよい。図4の(a)に示すように、テ
ールパイプ11の末端の管壁に多数の通気孔12Aを形
成してパーフォレート状に加工し、テールパイプ11に
ケース13を直接溶接する。すなわち、メインマフラー
18やテールパイプ11を含む自動車の排気系部品に排
気ガス浄化用フィルター装置を一体に組み込む。また、
図4の(a)に示されるように、フィルター16をプレ
ート14に固定しておき、フィルター16の交換に際し
て、フィルター16をプレート14ごと後方に引き出す
構成としてもよい。
【0033】また、実施例では、パイプ12とケース1
3を円形断面としているが、いずれも断面形状は、長
円、楕円、方形等としてもよい。バルブ15の平面形状
やフィルター16の断面形状は、パイプ12とケース1
3の断面形状に合わせて変更すればよい。例えば、図4
の(b)に示されるように、パイプ22とケース23の
断面形状を長方形とする。ケース23の末端にフランジ
23Fが配置され、フランジ23Fにプレート固定孔2
3Eが形成される。長方形断面のパイプ22の内側に配
置されるバルブ25は、平面形状が長方形である。
【0034】また、実施例では、図1の(a)に示すよ
うに、車体側に取り付けたアクチュェータ15Cがロッ
ド15Bからレバー15Aを介してバルブ15を駆動す
る構成としたが、バルブ15の駆動機構をケース13の
外壁面に取り付ける構成としてもよい。例えば、実開昭
62−18476号公報に示されるバルブ構造と駆動機
構を採用して、図4の(b)に示すように構成する。バ
ルブ25の駆動軸25Jを直接回転させるアクチュエー
タ25Cがケース23の外壁面に固定される。アクチュ
エータ25Cは、エンジンコントロールユニット27か
ら電力供給されてバルブ25を駆動する。
【0035】
【発明の効果】本発明の排気ガス浄化用フィルター装置
によれば、フィルターの交換に際して排気系の途中を開
かないで済み、交換作業が簡単である。排気系の末端に
配置されるから開閉部分の密封構造等も簡単で済み、全
体の構造が簡略化され、小型軽量低コストに製作でき
る。
【0036】ケース部材からプレート部材を取り外して
フィルターを抜き出す構造とした場合フィルター構造が
単純となり、交換も容易で短時間に実施できる。バルブ
手段を濾過部材の軸方向の中間位置に配置した場合、濾
過部材の周囲や下流側に空間が不要となり、装置全体を
ほぼ濾過部材程度の小型寸法に構成できる。また、濾過
部材に設けた切り込み溝によって、内管部材に沿った濾
過部材の出し入れも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の排気ガス浄化用フィルター装置の構造
の断面図である。
【図2】装置の動作の説明図である。
【図3】装置の取り付け状態の説明図である。
【図4】実施例の変形例の説明図である。
【符号の説明】
11 テールパイプ(排気系の出口) 12、22 パイプ(内管部材) 13、23 ケース(ケース部材、外箱部材) 14 プレート(プレート部材、外箱部材) 15、25 バルブ(バルブ手段) 16 フィルター(濾過部材) 12A 通気孔(開口) 12H クランプ 12M 切り込み 14N ねじ 15A レバー 15B ロッド 15C、25C アクチュエータ 15J,25J 軸 27 エンジンコントロールユニット 31 乗用車 32、37 メインマフラー 33、38 排気ガス浄化用フィルター装置 36 トラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管壁に多数の開口(12A)を形成し
    て、内側に排気ガスを貫流させる内管部材(12)と、 前記開口(12A)を通じて前記内管部材(12)の内
    側に連通する環状の空間を前記内管部材(12)の周囲
    に形成する外箱部材(13、14)と、 前記内管部材(12)の前記開口(12A)を囲んで前
    記環状の空間内に配置され、排気ガス中の微粒子を捕獲
    する濾過部材(16)と、 前記内管部材(12)の内側の流路抵抗を増大させるこ
    とにより、排気ガスを前記開口(12A)を通じて前記
    濾過部材(16)へ案内可能なバルブ手段(15)と、
    を有し、かつ、 前記内管部材(12)は、自動車の排気経路の出口(1
    1)に配置されることを特徴とする排気ガス浄化用フィ
    ルター装置。
  2. 【請求項2】 前記外箱部材(13、14)は、前記内
    管部材(12)からつば状に立ち上がった底面から内管
    部材(12)と平行に側面を延ばして前記内管部材(1
    2)の出口側に解放端を形成したケース部材(13)
    と、前記ケース部材(13)の解放端側に取り外し可能
    に接続されて前記底面の対向面を形成するプレート部材
    (14)とを有し、 前記濾過部材(16)は、前記内管部材(12)を囲む
    環状一体型の形状を持ち、 前記プレート部材(14)を取り外して前記ケース部材
    (13)から前記濾過部材(16)を抜き取り可能とし
    たことを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化用フィ
    ルター装置。
  3. 【請求項3】 前記バルブ手段(15)は、前記濾過部
    材(16)の軸方向の中間位置で前記環状の空間を貫通
    させた駆動軸(15J)によって前記内管部材の内側で
    回動され、 前記開口(12A)は、前記バルブ手段(15)の前後
    に配置され、 前記濾過部材(16)は、前記ケース部材(13)へ着
    脱する際に前記駆動軸(15J)を逃がす切り込み溝
    (16M)を有することを特徴とする請求項2記載の排
    気ガス浄化用フィルター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002256869A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のエンジン吸排気装置

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