JPH08226726A - 空気湿度調節装置、空気調和装置、除湿式乾燥機、除湿機、及びその方法 - Google Patents
空気湿度調節装置、空気調和装置、除湿式乾燥機、除湿機、及びその方法Info
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- JPH08226726A JPH08226726A JP7029842A JP2984295A JPH08226726A JP H08226726 A JPH08226726 A JP H08226726A JP 7029842 A JP7029842 A JP 7029842A JP 2984295 A JP2984295 A JP 2984295A JP H08226726 A JPH08226726 A JP H08226726A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】水素吸蔵合金による連続的な除湿が可能な除湿
機又は乾燥機の提供。 【構成】水素吸蔵合金3aは水素が吸蔵されており、水素
吸蔵合金3bは水素が放出されている。三方コック2aは熱交換
器4a側に、また三方コック2bは熱交換器4b側に開いている。
三方コック2aを熱交換器4b側に、三方コック2bは熱交換器4a側
にほぼ同時に開く。水素吸蔵合金3aは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。空気流路5a内の空気をこの冷熱によ
り冷却除湿し、ファン6aにて移動させる。水素吸蔵合金3bは
水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放出する。この熱で、空
気流路5b内の空気を加熱し、ファン6bで移動させる。この反
応が終了し、再び三方コック2aを熱交換器4a側に、三方コック2b
を熱交換器4b側に開く。水素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、
又水素吸蔵合金3bは水素を放出する。空気流路5a内の空
気を加熱し、ファン6aにて移動させ、空気流路5b内の空気を
冷却除湿し、ファン6bにて移動させる。この反応が終了した
ときが初期状態と同じとなる。
機又は乾燥機の提供。 【構成】水素吸蔵合金3aは水素が吸蔵されており、水素
吸蔵合金3bは水素が放出されている。三方コック2aは熱交換
器4a側に、また三方コック2bは熱交換器4b側に開いている。
三方コック2aを熱交換器4b側に、三方コック2bは熱交換器4a側
にほぼ同時に開く。水素吸蔵合金3aは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。空気流路5a内の空気をこの冷熱によ
り冷却除湿し、ファン6aにて移動させる。水素吸蔵合金3bは
水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放出する。この熱で、空
気流路5b内の空気を加熱し、ファン6bで移動させる。この反
応が終了し、再び三方コック2aを熱交換器4a側に、三方コック2b
を熱交換器4b側に開く。水素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、
又水素吸蔵合金3bは水素を放出する。空気流路5a内の空
気を加熱し、ファン6aにて移動させ、空気流路5b内の空気を
冷却除湿し、ファン6bにて移動させる。この反応が終了した
ときが初期状態と同じとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素吸蔵合金の水素吸
蔵および放出時の反応熱を利用した空気湿度調節装置、
空気調和装置、除湿式乾燥機、除湿機、及びその方法に
関するものである。
蔵および放出時の反応熱を利用した空気湿度調節装置、
空気調和装置、除湿式乾燥機、除湿機、及びその方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水素吸蔵合金を利用した除湿機と
しては、車両等に搭載するものがある。これは、エンジ
ン排熱を利用することでエンジン動力を消費せずに除湿
を行うものである。(特開平5−215439号公報) 即ち、このような除湿機の除湿方法としては、図4に示
すように、まず初期状態では水素吸蔵合金11に水素が
吸収されていて、水素吸蔵合金12は水素解離状態であ
る。そして、これら2種類の水素吸蔵合金11,12
は、同一温度条件で異なる圧力を示す異種の水素吸蔵合
金である。
しては、車両等に搭載するものがある。これは、エンジ
ン排熱を利用することでエンジン動力を消費せずに除湿
を行うものである。(特開平5−215439号公報) 即ち、このような除湿機の除湿方法としては、図4に示
すように、まず初期状態では水素吸蔵合金11に水素が
吸収されていて、水素吸蔵合金12は水素解離状態であ
る。そして、これら2種類の水素吸蔵合金11,12
は、同一温度条件で異なる圧力を示す異種の水素吸蔵合
金である。
【0003】この状態でバルブ15を開けると、水素ガ
スは圧力差によって第1の容器13内の水素吸蔵合金1
1から第2の容器14内の水素吸蔵合金12へ移動す
る。この時、水素吸蔵合金11は吸熱反応を生じるた
め、第1の容器13の表面温度が低下して結露する。即
ち、第1の容器13の周囲の空気が除湿される。
スは圧力差によって第1の容器13内の水素吸蔵合金1
1から第2の容器14内の水素吸蔵合金12へ移動す
る。この時、水素吸蔵合金11は吸熱反応を生じるた
め、第1の容器13の表面温度が低下して結露する。即
ち、第1の容器13の周囲の空気が除湿される。
【0004】一方、水素吸蔵合金12は発熱反応をする
ため、除湿の際に同時に冷却された空気を容器14に送
り、その発熱を利用して除湿空気をもとの温度に戻すも
のである。
ため、除湿の際に同時に冷却された空気を容器14に送
り、その発熱を利用して除湿空気をもとの温度に戻すも
のである。
【0005】その後、圧力差がなくなり水素が合金12
へ完全に移動し終わると、上記反応は停止する。
へ完全に移動し終わると、上記反応は停止する。
【0006】一旦、反応が停止すると、除湿運転も停止
するため、この除湿運転を再開するためには、再び初期
状態に戻す必要がある。
するため、この除湿運転を再開するためには、再び初期
状態に戻す必要がある。
【0007】そのためこの場合、バルブ15を閉めて容
器14にエンジン排熱を供給し、かつ容器13に外気を
供給する。これにより、容器14内部の水素吸蔵合金1
2の温度が上記の発熱反応温度より高い温度に上昇する
に伴い、容器14内部の圧力が上昇して、容器13内部
の圧力より高圧となるようにする。
器14にエンジン排熱を供給し、かつ容器13に外気を
供給する。これにより、容器14内部の水素吸蔵合金1
2の温度が上記の発熱反応温度より高い温度に上昇する
に伴い、容器14内部の圧力が上昇して、容器13内部
の圧力より高圧となるようにする。
【0008】このような状態から、バルブ15を開ける
と、上記高低圧差により、水素が、今度は合金12から
合金11へ移動して、再び初期状態に戻るのである。こ
のように、再び初期状態に戻す間は、当然に除湿運転
は、行われ得ない。
と、上記高低圧差により、水素が、今度は合金12から
合金11へ移動して、再び初期状態に戻るのである。こ
のように、再び初期状態に戻す間は、当然に除湿運転
は、行われ得ない。
【0009】これら一連の動作を繰り返すことにより、
間欠的な除湿運転を行なうというものである。
間欠的な除湿運転を行なうというものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな方法では、初期状態に戻すためにエンジン等による
排熱が不可欠であり、またバッチ式であり間欠運転しか
できないという問題があった。
うな方法では、初期状態に戻すためにエンジン等による
排熱が不可欠であり、またバッチ式であり間欠運転しか
できないという問題があった。
【0011】したがって、一般家庭の室内を除湿した
り、衣類乾燥機に応用することは非常に困難であるとい
った課題も有していた。
り、衣類乾燥機に応用することは非常に困難であるとい
った課題も有していた。
【0012】そこで、本発明は、従来の水素吸蔵合金を
利用した除湿機及び除湿方法のこのような課題を解決す
ることを目的とするものである。
利用した除湿機及び除湿方法のこのような課題を解決す
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、所
定の水素吸蔵合金と、その水素吸蔵合金を内蔵し、空気
との熱交換を行なう熱交換手段と、高圧の水素を有する
高圧系と前記熱交換手段との連通を制御する第1開閉手
段と、前記高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系と
前記熱交換手段との連通を制御する第2開閉手段とを備
え、前記第1及び第2開閉手段の開閉を制御することに
より、前記水素吸蔵合金が前記高圧の水素を吸蔵する場
合の発熱反応及び/又は、前記低圧系へ吸蔵された水素
を放出する場合の吸熱反応を利用し、空気中の湿度を調
節する空気湿度調節装置である。
定の水素吸蔵合金と、その水素吸蔵合金を内蔵し、空気
との熱交換を行なう熱交換手段と、高圧の水素を有する
高圧系と前記熱交換手段との連通を制御する第1開閉手
段と、前記高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系と
前記熱交換手段との連通を制御する第2開閉手段とを備
え、前記第1及び第2開閉手段の開閉を制御することに
より、前記水素吸蔵合金が前記高圧の水素を吸蔵する場
合の発熱反応及び/又は、前記低圧系へ吸蔵された水素
を放出する場合の吸熱反応を利用し、空気中の湿度を調
節する空気湿度調節装置である。
【0014】請求項2の本発明は、上記水素吸蔵合金
は、別個に反応が可能な複数の水素吸蔵合金を有し、前
記熱交換手段は、前記各々の水素吸蔵合金に対応した熱
交換手段を複数有し、前記開閉制御は、前記複数の熱交
換手段を利用して、実質上連続的に前記空気中の湿度を
調節するようになされている空気湿度調節装置である。
は、別個に反応が可能な複数の水素吸蔵合金を有し、前
記熱交換手段は、前記各々の水素吸蔵合金に対応した熱
交換手段を複数有し、前記開閉制御は、前記複数の熱交
換手段を利用して、実質上連続的に前記空気中の湿度を
調節するようになされている空気湿度調節装置である。
【0015】請求項3の本発明は、所定の複数の水素吸
蔵合金と、その水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換
を行なう複数の熱交換手段と、高圧の水素を有する高圧
系と前記複数の熱交換手段との連通を制御する第1開閉
手段と、前記高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系
と前記複数の熱交換手段との連通を制御する第2開閉手
段とを備え、前記水素吸蔵合金が前記高圧の水素を吸蔵
する場合の発熱反応及び/又は、前記低圧系へ吸蔵され
た水素を放出する場合の吸熱反応を利用することにより
空気を加熱及び/又は冷却・除湿して、実質上連続的に
空気調和を行なうようになされた空気調和装置である。
蔵合金と、その水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換
を行なう複数の熱交換手段と、高圧の水素を有する高圧
系と前記複数の熱交換手段との連通を制御する第1開閉
手段と、前記高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系
と前記複数の熱交換手段との連通を制御する第2開閉手
段とを備え、前記水素吸蔵合金が前記高圧の水素を吸蔵
する場合の発熱反応及び/又は、前記低圧系へ吸蔵され
た水素を放出する場合の吸熱反応を利用することにより
空気を加熱及び/又は冷却・除湿して、実質上連続的に
空気調和を行なうようになされた空気調和装置である。
【0016】請求項4の本発明は、例えば、同種の水素
吸蔵合金を内蔵し、高圧水素パイプラインまたは高圧水
素貯蔵器と、低圧水素パイプラインまたは低圧水素貯蔵
器につながった熱交換器を少なくとも2個備える。そし
て一方の熱交換器内の水素吸蔵合金が水素を吸蔵してい
る状態にある時、その水素を低圧水素パイプラインまた
は低圧水素貯蔵器に放出し、その際の吸熱反応熱により
空気流路内に送風されてくる空気を冷却除湿する。少な
くとももう片方の熱交換器内の水素吸蔵合金が高圧水素
パイプラインまたは高圧水素貯蔵器から高圧水素を吸蔵
し、その際の発熱反応熱により空気流路内に送風されて
くる空気を加熱する。その反応が終了した後、それぞれ
の熱交換器において逆の動作を行う。この動作を繰り返
し、それぞれの熱交換器において吸熱反応および発熱反
応を交互に行わしめて、連続的に冷却除湿及び加熱を行
う除湿方法である。
吸蔵合金を内蔵し、高圧水素パイプラインまたは高圧水
素貯蔵器と、低圧水素パイプラインまたは低圧水素貯蔵
器につながった熱交換器を少なくとも2個備える。そし
て一方の熱交換器内の水素吸蔵合金が水素を吸蔵してい
る状態にある時、その水素を低圧水素パイプラインまた
は低圧水素貯蔵器に放出し、その際の吸熱反応熱により
空気流路内に送風されてくる空気を冷却除湿する。少な
くとももう片方の熱交換器内の水素吸蔵合金が高圧水素
パイプラインまたは高圧水素貯蔵器から高圧水素を吸蔵
し、その際の発熱反応熱により空気流路内に送風されて
くる空気を加熱する。その反応が終了した後、それぞれ
の熱交換器において逆の動作を行う。この動作を繰り返
し、それぞれの熱交換器において吸熱反応および発熱反
応を交互に行わしめて、連続的に冷却除湿及び加熱を行
う除湿方法である。
【0017】請求項5の本発明は、外部からの空気を、
水素を放出している水素吸蔵合金を内蔵している熱交換
器により冷却除湿し、前記冷却除湿された空気を、水素
を吸蔵している水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器に送る
ことにより加熱し、前記外部に放出する除湿方法であ
る。
水素を放出している水素吸蔵合金を内蔵している熱交換
器により冷却除湿し、前記冷却除湿された空気を、水素
を吸蔵している水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器に送る
ことにより加熱し、前記外部に放出する除湿方法であ
る。
【0018】請求項6の本発明は、水素を吸蔵している
水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器により加熱された空気
を乾燥室に送り、前記乾燥室からの湿った空気を、水素
を放出している水素吸蔵合金を内蔵している熱交換器に
より冷却除湿し、前記冷却除湿した空気を前記水素を吸
蔵している水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器に送ること
により、空気を循環させて乾燥させる除湿方法である。
水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器により加熱された空気
を乾燥室に送り、前記乾燥室からの湿った空気を、水素
を放出している水素吸蔵合金を内蔵している熱交換器に
より冷却除湿し、前記冷却除湿した空気を前記水素を吸
蔵している水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器に送ること
により、空気を循環させて乾燥させる除湿方法である。
【0019】請求項7の本発明は、例えば、空気流路内
におかれた水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器を少なくと
も2個具備し、この熱交換器はそれぞれバルブを介して
高圧水素パイプラインまたは高圧水素貯蔵器と、そして
低圧水素パイプラインまたは低圧水素貯蔵器に接続され
ており、この空気流路は、相互に接続する空気流路およ
び、外気導入排出口とから空気流路系を形成し、この系
に流路切換機構および空気移動機構を備える除湿機であ
る。
におかれた水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器を少なくと
も2個具備し、この熱交換器はそれぞれバルブを介して
高圧水素パイプラインまたは高圧水素貯蔵器と、そして
低圧水素パイプラインまたは低圧水素貯蔵器に接続され
ており、この空気流路は、相互に接続する空気流路およ
び、外気導入排出口とから空気流路系を形成し、この系
に流路切換機構および空気移動機構を備える除湿機であ
る。
【0020】請求項8の本発明は、例えば、空気流路内
におかれた水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器を少なくと
も2個具備し、この熱交換器はそれぞれバルブを介して
高圧水素パイプラインまたは高圧水素貯蔵器と、そして
低圧水素パイプラインまたは低圧水素貯蔵器に接続され
ており、この空気流路は、それぞれを相互に接続する空
気流路および乾燥室とから空気循環路を形成し、この系
に空気循環路流路切換機構および空気移動機構を備えて
いる除湿式乾燥機である。
におかれた水素吸蔵合金を内蔵した熱交換器を少なくと
も2個具備し、この熱交換器はそれぞれバルブを介して
高圧水素パイプラインまたは高圧水素貯蔵器と、そして
低圧水素パイプラインまたは低圧水素貯蔵器に接続され
ており、この空気流路は、それぞれを相互に接続する空
気流路および乾燥室とから空気循環路を形成し、この系
に空気循環路流路切換機構および空気移動機構を備えて
いる除湿式乾燥機である。
【0021】
【作用】請求項1の本発明では、熱交換手段が、所定の
水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行ない、第1
開閉手段が、高圧の水素を有する高圧系と前記熱交換手
段との連通を制御し、第2開閉手段が 前記高圧の水素
より低圧の水素を有する低圧系と前記熱交換手段との連
通を制御する。そして、前記第1及び第2開閉手段の開
閉が制御されることにより、前記水素吸蔵合金が前記高
圧の水素を吸蔵する場合の発熱反応及び/又は、前記低
圧系へ吸蔵された水素を放出する場合の吸熱反応を利用
し、空気中の湿度を調節する。
水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行ない、第1
開閉手段が、高圧の水素を有する高圧系と前記熱交換手
段との連通を制御し、第2開閉手段が 前記高圧の水素
より低圧の水素を有する低圧系と前記熱交換手段との連
通を制御する。そして、前記第1及び第2開閉手段の開
閉が制御されることにより、前記水素吸蔵合金が前記高
圧の水素を吸蔵する場合の発熱反応及び/又は、前記低
圧系へ吸蔵された水素を放出する場合の吸熱反応を利用
し、空気中の湿度を調節する。
【0022】請求項3の本発明では、複数の熱交換手段
が、水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行ない、
第1開閉手段が、高圧の水素を有する高圧系と前記複数
の熱交換手段との連通を制御し、第2開閉手段が、前記
高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系と前記複数の
熱交換手段との連通を制御する。そして、前記水素吸蔵
合金が前記高圧の水素を吸蔵する場合の発熱反応及び/
又は、前記低圧系へ吸蔵された水素を放出する場合の吸
熱反応を利用することにより空気を加熱及び/又は冷却
・除湿して、実質上連続的に空気調和を行なう。
が、水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行ない、
第1開閉手段が、高圧の水素を有する高圧系と前記複数
の熱交換手段との連通を制御し、第2開閉手段が、前記
高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系と前記複数の
熱交換手段との連通を制御する。そして、前記水素吸蔵
合金が前記高圧の水素を吸蔵する場合の発熱反応及び/
又は、前記低圧系へ吸蔵された水素を放出する場合の吸
熱反応を利用することにより空気を加熱及び/又は冷却
・除湿して、実質上連続的に空気調和を行なう。
【0023】請求項4の本発明では、例えば、水素吸蔵
合金が低圧水素を放出するときの吸熱反応を利用して空
気中の湿気を結露することによって空気中の除湿を行
う。また水素吸蔵合金が高圧水素を吸蔵するときの吸熱
反応を利用して空気を加熱する。これらの反応が終了し
たのち、それぞれ逆の反応をさせ、連続的に除湿および
加熱をする。
合金が低圧水素を放出するときの吸熱反応を利用して空
気中の湿気を結露することによって空気中の除湿を行
う。また水素吸蔵合金が高圧水素を吸蔵するときの吸熱
反応を利用して空気を加熱する。これらの反応が終了し
たのち、それぞれ逆の反応をさせ、連続的に除湿および
加熱をする。
【0024】請求項7の本発明では、例えば、外気を導
入し、水素吸蔵合金が低圧水素を放出するときの吸熱反
応を利用して空気中の湿気を結露することによって空気
中の除湿を行う。この低温低湿の空気をもう一つの熱交
換器に運び、水素吸蔵合金が高圧水素を吸蔵するときの
吸熱反応を利用して空気を加熱しもとの温度に戻してか
ら外気に放出する。この作用により、たとえば室内の温
度を下げることなく除湿ができる。それぞれの水素吸蔵
合金の反応が終了したら、空気の流れを逆にし、またそ
れぞれの水素吸蔵合金の反応も逆にして、連続的に除湿
を行う。
入し、水素吸蔵合金が低圧水素を放出するときの吸熱反
応を利用して空気中の湿気を結露することによって空気
中の除湿を行う。この低温低湿の空気をもう一つの熱交
換器に運び、水素吸蔵合金が高圧水素を吸蔵するときの
吸熱反応を利用して空気を加熱しもとの温度に戻してか
ら外気に放出する。この作用により、たとえば室内の温
度を下げることなく除湿ができる。それぞれの水素吸蔵
合金の反応が終了したら、空気の流れを逆にし、またそ
れぞれの水素吸蔵合金の反応も逆にして、連続的に除湿
を行う。
【0025】請求項8の本発明では、例えば、水素吸蔵
合金が高圧水素を吸蔵するときの吸熱反応を利用して空
気を加熱する。この高温の空気を乾燥室に送り、例えば
衣類等の水分を取り除く。高温、多湿となった空気をも
う一つの熱交換器に運び、水素吸蔵合金が低圧水素を放
出するときの吸熱反応を利用して空気中の湿気を結露す
ることによって空気中の除湿を行う。この低湿の空気を
最初の熱交換器に循環させて連続して乾燥させる。それ
ぞれの水素吸蔵合金の反応が終了したら、空気の流れを
逆にし、またそれぞれの水素吸蔵合金の反応も逆にし
て、連続的に乾燥を行う。
合金が高圧水素を吸蔵するときの吸熱反応を利用して空
気を加熱する。この高温の空気を乾燥室に送り、例えば
衣類等の水分を取り除く。高温、多湿となった空気をも
う一つの熱交換器に運び、水素吸蔵合金が低圧水素を放
出するときの吸熱反応を利用して空気中の湿気を結露す
ることによって空気中の除湿を行う。この低湿の空気を
最初の熱交換器に循環させて連続して乾燥させる。それ
ぞれの水素吸蔵合金の反応が終了したら、空気の流れを
逆にし、またそれぞれの水素吸蔵合金の反応も逆にし
て、連続的に乾燥を行う。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施例としての空
気湿度調節装置の概念を示す構成図であり、同図を参照
しながら本実施例の構成を説明する。
気湿度調節装置の概念を示す構成図であり、同図を参照
しながら本実施例の構成を説明する。
【0028】同図において、高圧パイプライン1aは圧
力が10kgf/cm2Gの水素が流れており、低圧パイプライ
ン1bは圧力が1kgf/cm2Gの水素が流れている。これら
の水素パイプライン1a,bは、それぞれ三方コック2
a,bを介し、水素吸蔵合金3a,bを内蔵した熱交換
器4a,bにつながっている。熱交換器4a,bはそれ
ぞれ空気流路6a,b内に置かれている。空気流路6
a,bには空気移動機構としてファン6a,bが内蔵さ
れている。ここで、高圧パイプライン1aは、本発明の
高圧の水素を有する高圧系に対応し、低圧パイプライン
1bは、本発明の低圧の水素を有する低圧系に対応す
る。又、三方コック2aは、本発明の第1開閉手段に、
三方コック2bは、本発明の第2開閉手段に、各々対応
する。
力が10kgf/cm2Gの水素が流れており、低圧パイプライ
ン1bは圧力が1kgf/cm2Gの水素が流れている。これら
の水素パイプライン1a,bは、それぞれ三方コック2
a,bを介し、水素吸蔵合金3a,bを内蔵した熱交換
器4a,bにつながっている。熱交換器4a,bはそれ
ぞれ空気流路6a,b内に置かれている。空気流路6
a,bには空気移動機構としてファン6a,bが内蔵さ
れている。ここで、高圧パイプライン1aは、本発明の
高圧の水素を有する高圧系に対応し、低圧パイプライン
1bは、本発明の低圧の水素を有する低圧系に対応す
る。又、三方コック2aは、本発明の第1開閉手段に、
三方コック2bは、本発明の第2開閉手段に、各々対応
する。
【0029】水素吸蔵合金3a,bとしてはTi0.7Zr0.3
Mn1.8Cr0.2を使用する。この合金は10kgf/cm2Gにおい
て水素を吸蔵したときに、45℃で水素化熱を放出す
る。また、1kgf/cm2Gにおいて水素を放出して5℃の冷
熱を出力する。
Mn1.8Cr0.2を使用する。この合金は10kgf/cm2Gにおい
て水素を吸蔵したときに、45℃で水素化熱を放出す
る。また、1kgf/cm2Gにおいて水素を放出して5℃の冷
熱を出力する。
【0030】なお、水素吸蔵合金はさまざまな種類があ
り、上記の条件をほぼ満足するような合金、例えばミッ
シュメタル−ニッケル系合金等でもかまわない。又、水
素吸蔵合金3a,3bは、異種の水素吸蔵合金であって
ももちろんよい。
り、上記の条件をほぼ満足するような合金、例えばミッ
シュメタル−ニッケル系合金等でもかまわない。又、水
素吸蔵合金3a,3bは、異種の水素吸蔵合金であって
ももちろんよい。
【0031】以上のような構成において、次に本実施例
の動作を説明しながら、本発明の除湿方法の一例を同時
に述べる。
の動作を説明しながら、本発明の除湿方法の一例を同時
に述べる。
【0032】即ち、初期状態では、水素吸蔵合金3aは
水素が吸蔵されており、水素吸蔵合金3bは水素が放出
されている状態である。三方コック2aは熱交換器4a
側に、また三方コック2bは熱交換器4b側に開いてい
る。したがって、熱交換器4a内の水素圧力は10kgf/
cm2Gであり、熱交換器4b内の水素圧力は1kgf/cm2Gで
ある。
水素が吸蔵されており、水素吸蔵合金3bは水素が放出
されている状態である。三方コック2aは熱交換器4a
側に、また三方コック2bは熱交換器4b側に開いてい
る。したがって、熱交換器4a内の水素圧力は10kgf/
cm2Gであり、熱交換器4b内の水素圧力は1kgf/cm2Gで
ある。
【0033】次に、三方コック2aを熱交換器4b側
に、また三方コック2bは熱交換器4a側にほぼ同時に
開く。そうすると瞬時に、熱交換器4a内の水素圧力は
1kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力は10kg
f/cm2Gになる。水素吸蔵合金3aは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。空気流路5a内の空気をこの冷熱に
より冷却除湿し、ファン6aにて移動させる。一方、水
素吸蔵合金3bは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。この熱により、空気流路5b内の空気を加熱
し、ファン6bにて移動させる。
に、また三方コック2bは熱交換器4a側にほぼ同時に
開く。そうすると瞬時に、熱交換器4a内の水素圧力は
1kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力は10kg
f/cm2Gになる。水素吸蔵合金3aは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。空気流路5a内の空気をこの冷熱に
より冷却除湿し、ファン6aにて移動させる。一方、水
素吸蔵合金3bは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。この熱により、空気流路5b内の空気を加熱
し、ファン6bにて移動させる。
【0034】この反応が終了すれば、再び三方コック2
aを熱交換器4a側に、また三方コック2bを熱交換器
4b側に開く。そうすると、また熱交換器4a内の水素
圧力は10kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力
は1kgf/cm2Gになる。したがって、さきほどとは逆に水
素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。また水素吸蔵合金3bは水素を放出して5℃の
冷熱を出力する。これにより、今度は空気流路5a内の
空気を加熱し、ファン6aにて移動させ、空気流路5b
内の空気をこの冷熱により冷却除湿し、ファン6bにて
移動させる。この反応が終了したときが初期状態と同じ
となる。
aを熱交換器4a側に、また三方コック2bを熱交換器
4b側に開く。そうすると、また熱交換器4a内の水素
圧力は10kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力
は1kgf/cm2Gになる。したがって、さきほどとは逆に水
素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。また水素吸蔵合金3bは水素を放出して5℃の
冷熱を出力する。これにより、今度は空気流路5a内の
空気を加熱し、ファン6aにて移動させ、空気流路5b
内の空気をこの冷熱により冷却除湿し、ファン6bにて
移動させる。この反応が終了したときが初期状態と同じ
となる。
【0035】尚、上記三方コック2a,2bの切り替え
の時期を適切に行えるようにするために、上記各反応の
状況を検知する反応検知手段(図示省略)を利用する。
この反応検知手段は、水素吸蔵合金3a,3bによる発
熱反応及び吸熱反応の際の、水素吸蔵合金自体の温度変
化に着目して、それらの温度変化を検知することによ
り、上記各反応が完了したかどうか等を知り、上記目的
を達成するためのものである。この反応検知手段は、上
記温度変化に代えて、熱交換器4a,4b内部の水素ガ
スの圧力変化を検知するものであってももちろんよい。
の時期を適切に行えるようにするために、上記各反応の
状況を検知する反応検知手段(図示省略)を利用する。
この反応検知手段は、水素吸蔵合金3a,3bによる発
熱反応及び吸熱反応の際の、水素吸蔵合金自体の温度変
化に着目して、それらの温度変化を検知することによ
り、上記各反応が完了したかどうか等を知り、上記目的
を達成するためのものである。この反応検知手段は、上
記温度変化に代えて、熱交換器4a,4b内部の水素ガ
スの圧力変化を検知するものであってももちろんよい。
【0036】このようにして、上記一連の動作を繰り返
すことにより、外部から熱を供給することなく、しかも
連続的に冷却除湿及び加熱を行うことが出来る。
すことにより、外部から熱を供給することなく、しかも
連続的に冷却除湿及び加熱を行うことが出来る。
【0037】次に、本発明の第2の実施例について詳細
に述べる。
に述べる。
【0038】図2は、本発明の第2の実施例の除湿機の
概念図である。図1と同じ符号は、同種の機能を有する
物を示す。
概念図である。図1と同じ符号は、同種の機能を有する
物を示す。
【0039】図2では、図1においてそれぞれ独立して
いた空気流路5a,bが空気流路5cにより相互に接続
されている。また、空気流路5a,bには外気導入排出
口7a,bが備わっている。
いた空気流路5a,bが空気流路5cにより相互に接続
されている。また、空気流路5a,bには外気導入排出
口7a,bが備わっている。
【0040】以上の構成において、次に、本実施例の動
作を説明する。
作を説明する。
【0041】即ち、初期状態では、第1の実施例と同じ
く、水素吸蔵合金3aは水素が吸蔵されており、水素吸
蔵合金3bは水素が放出されている状態である。三方コ
ック2aは熱交換器4a側に、また三方コック2bは熱
交換器4b側に開いている。したがって、熱交換器4a
内の水素圧力は10kgf/cm2Gであり、熱交換器4b内の
水素圧力は1kgf/cm2Gである。
く、水素吸蔵合金3aは水素が吸蔵されており、水素吸
蔵合金3bは水素が放出されている状態である。三方コ
ック2aは熱交換器4a側に、また三方コック2bは熱
交換器4b側に開いている。したがって、熱交換器4a
内の水素圧力は10kgf/cm2Gであり、熱交換器4b内の
水素圧力は1kgf/cm2Gである。
【0042】次に、三方コック2aを熱交換器4b側
に、また三方コック2bは熱交換器4a側にほぼ同時に
開く。そうすると瞬時に、熱交換器4a内の水素圧力は
1kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力は10kg
f/cm2Gになる。水素吸蔵合金3aは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。空気流路5a内に外気導入排出口7
aから外気を導入し、この冷熱により冷却除湿する。こ
の冷却除湿した空気を空気流路5c内のファン6cにて
空気流路5bに移動させる。一方、水素吸蔵合金3bは
水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放出する。この熱に
より、空気流路5b内の空気を加熱し、ほぼ外気温に戻
し、外気導入排出口7bから外気に放出する。
に、また三方コック2bは熱交換器4a側にほぼ同時に
開く。そうすると瞬時に、熱交換器4a内の水素圧力は
1kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力は10kg
f/cm2Gになる。水素吸蔵合金3aは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。空気流路5a内に外気導入排出口7
aから外気を導入し、この冷熱により冷却除湿する。こ
の冷却除湿した空気を空気流路5c内のファン6cにて
空気流路5bに移動させる。一方、水素吸蔵合金3bは
水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放出する。この熱に
より、空気流路5b内の空気を加熱し、ほぼ外気温に戻
し、外気導入排出口7bから外気に放出する。
【0043】この反応が終了すれば、再び三方コック2
aを熱交換器4a側に、また三方コック2bを熱交換器
4b側に開く。そうすると、また熱交換器4a内の水素
圧力は10kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力
は1kgf/cm2Gになる。したがって、さきほどとは逆に水
素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。また、水素吸蔵合金3bは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。この時、今度は、全てのファン6
a,b,cを逆転させ、空気流路5b内に外気導入排出
口7bから外気を導入し、冷却除湿する。この冷却除湿
した空気を空気流路5c内のファン6cにて空気流路5
aに移動させる。空気流路5a内の空気を加熱し、ほぼ
外気温に戻し、外気導入排出口7aから外気に放出す
る。この反応が終了したときが初期状態と同じとなる。
aを熱交換器4a側に、また三方コック2bを熱交換器
4b側に開く。そうすると、また熱交換器4a内の水素
圧力は10kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力
は1kgf/cm2Gになる。したがって、さきほどとは逆に水
素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。また、水素吸蔵合金3bは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。この時、今度は、全てのファン6
a,b,cを逆転させ、空気流路5b内に外気導入排出
口7bから外気を導入し、冷却除湿する。この冷却除湿
した空気を空気流路5c内のファン6cにて空気流路5
aに移動させる。空気流路5a内の空気を加熱し、ほぼ
外気温に戻し、外気導入排出口7aから外気に放出す
る。この反応が終了したときが初期状態と同じとなる。
【0044】従って、上記一連の動作を繰り返すことに
より、外部から熱を供給することなく、しかも連続的に
室内等の除湿を行うことが出来る。
より、外部から熱を供給することなく、しかも連続的に
室内等の除湿を行うことが出来る。
【0045】なお、本実施例においては、ファンを逆転
させることで空気流路を切り換えたが、それぞれ個別の
空気流路を形成し、バルブ等で切り換えても良い。ま
た、この時、冷却除湿の側の熱交換効率を下げて、空気
の加熱を相対的に強くすれば暖房に応用でき、逆に、空
気加熱の熱交換効率を下げて、冷却を相対的に強くすれ
ば冷房に応用できる。従って、このような構成によれ
ば、空気調和装置として冷房、暖房、あるいは除湿運転
も可能となる。
させることで空気流路を切り換えたが、それぞれ個別の
空気流路を形成し、バルブ等で切り換えても良い。ま
た、この時、冷却除湿の側の熱交換効率を下げて、空気
の加熱を相対的に強くすれば暖房に応用でき、逆に、空
気加熱の熱交換効率を下げて、冷却を相対的に強くすれ
ば冷房に応用できる。従って、このような構成によれ
ば、空気調和装置として冷房、暖房、あるいは除湿運転
も可能となる。
【0046】次に、本発明の第3の実施例について詳細
に述べる。
に述べる。
【0047】図3は、本発明の第3の実施例の乾燥機の
概念図である。図1,2と同じ符号は、同種の機能を有
する物を示す。
概念図である。図1,2と同じ符号は、同種の機能を有
する物を示す。
【0048】図3では、図2において、それぞれ外気導
入排出口7a,bによって外気に開放されていた空気流
路5a,bが乾燥室8に接続されて空気循環路9を形成
している。
入排出口7a,bによって外気に開放されていた空気流
路5a,bが乾燥室8に接続されて空気循環路9を形成
している。
【0049】以上の構成において、次に本実施例の動作
を説明する。
を説明する。
【0050】即ち、初期状態では、第1の実施例と同じ
く、水素吸蔵合金3aは水素が吸蔵されており、水素吸
蔵合金3bは水素が放出されている状態である。三方コ
ック2aは熱交換器4a側に、また三方コック2bは熱
交換器4b側に開いている。したがって、熱交換器4a
内の水素圧力は10kgf/cm2Gであり、熱交換器4b内の
水素圧力は1kgf/cm2Gである。
く、水素吸蔵合金3aは水素が吸蔵されており、水素吸
蔵合金3bは水素が放出されている状態である。三方コ
ック2aは熱交換器4a側に、また三方コック2bは熱
交換器4b側に開いている。したがって、熱交換器4a
内の水素圧力は10kgf/cm2Gであり、熱交換器4b内の
水素圧力は1kgf/cm2Gである。
【0051】次に、三方コック2aを熱交換器4b側
に、また三方コック2bは熱交換器4a側にほぼ同時に
開く。そうすると瞬時に、熱交換器4a内の水素圧力は
1kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力は10kg
f/cm2Gになる。水素吸蔵合金3bは水素を吸蔵し、45
℃で水素化熱を放出し、一方、水素吸蔵合金3aは水素
を放出して5℃の冷熱を出力する。まず、45℃の水素
化熱により、空気流路5b内の空気を加熱する。この高
温の空気を、ファン6bにより乾燥室8に送る。乾燥室
8内では、例えば、衣類等の水分を取り除く。高温、多
湿となった空気を、空気流路5a内に導入し、5℃の冷
熱により冷却除湿する。この冷却除湿した空気を空気流
路5c内のファン6cにて空気流路5bに移動させ、循
環させる。
に、また三方コック2bは熱交換器4a側にほぼ同時に
開く。そうすると瞬時に、熱交換器4a内の水素圧力は
1kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力は10kg
f/cm2Gになる。水素吸蔵合金3bは水素を吸蔵し、45
℃で水素化熱を放出し、一方、水素吸蔵合金3aは水素
を放出して5℃の冷熱を出力する。まず、45℃の水素
化熱により、空気流路5b内の空気を加熱する。この高
温の空気を、ファン6bにより乾燥室8に送る。乾燥室
8内では、例えば、衣類等の水分を取り除く。高温、多
湿となった空気を、空気流路5a内に導入し、5℃の冷
熱により冷却除湿する。この冷却除湿した空気を空気流
路5c内のファン6cにて空気流路5bに移動させ、循
環させる。
【0052】この反応が終了すれば、再び三方コック2
aを熱交換器4a側に、また三方コック2bを熱交換器
4b側に開く。そうすると、また熱交換器4a内の水素
圧力は10kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力
は1kgf/cm2Gになる。したがって、さきほどとは逆に水
素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。また、水素吸蔵合金3bは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。この時、今度は、全てのファン6
a,b,cを逆転させ、空気流路5a内の空気を加熱
し、乾燥室8に送り、衣類等の水分を吸収した多湿な空
気を空気流路5b内に冷却除湿する。この冷却除湿した
空気を空気流路5c内のファン6cにて空気流路5aに
移動させ、循環させる。この反応が終了したときが初期
状態と同じとなる。
aを熱交換器4a側に、また三方コック2bを熱交換器
4b側に開く。そうすると、また熱交換器4a内の水素
圧力は10kgf/cm2Gになり、熱交換器4b内の水素圧力
は1kgf/cm2Gになる。したがって、さきほどとは逆に水
素吸蔵合金3aは水素を吸蔵し、45℃で水素化熱を放
出する。また、水素吸蔵合金3bは水素を放出して5℃
の冷熱を出力する。この時、今度は、全てのファン6
a,b,cを逆転させ、空気流路5a内の空気を加熱
し、乾燥室8に送り、衣類等の水分を吸収した多湿な空
気を空気流路5b内に冷却除湿する。この冷却除湿した
空気を空気流路5c内のファン6cにて空気流路5aに
移動させ、循環させる。この反応が終了したときが初期
状態と同じとなる。
【0053】従って、上記一連の動作を繰り返すことに
より、外部から熱を供給することなく、しかも連続的に
衣類等の乾燥を行うことが出来る。
より、外部から熱を供給することなく、しかも連続的に
衣類等の乾燥を行うことが出来る。
【0054】なお、本実施例においては、ファンを逆転
させることで空気流路を切り換えたが、それぞれ個別の
空気流路を形成し、バルブ等で切り換えても良い。ま
た、衣類だけでなく、食品、木材等その他の乾燥に使え
るのはもちろんである。
させることで空気流路を切り換えたが、それぞれ個別の
空気流路を形成し、バルブ等で切り換えても良い。ま
た、衣類だけでなく、食品、木材等その他の乾燥に使え
るのはもちろんである。
【0055】又、上記実施例では、水素吸蔵合金を2つ
使用する場合について説明したが、これに限らず例え
ば、1つであってもよい。
使用する場合について説明したが、これに限らず例え
ば、1つであってもよい。
【0056】即ち、この場合、1つの水素吸蔵合金と、
その水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行なう熱
交換手段と、高圧の水素を有する高圧系と前記熱交換手
段との連通を制御する第1開閉手段と、前記高圧の水素
より低圧の水素を有する低圧系と前記熱交換手段との連
通を制御する第2開閉手段とを備え、前記第1及び第2
開閉手段の開閉を制御することにより、前記水素吸蔵合
金が前記高圧の水素を吸蔵する場合の発熱反応及び/又
は、前記低圧系へ吸蔵された水素を放出する場合の吸熱
反応を利用し、空気中の湿度を調節する構成とすること
により、間欠的であるが、外部から熱を供給することな
く湿度調節が行える。
その水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行なう熱
交換手段と、高圧の水素を有する高圧系と前記熱交換手
段との連通を制御する第1開閉手段と、前記高圧の水素
より低圧の水素を有する低圧系と前記熱交換手段との連
通を制御する第2開閉手段とを備え、前記第1及び第2
開閉手段の開閉を制御することにより、前記水素吸蔵合
金が前記高圧の水素を吸蔵する場合の発熱反応及び/又
は、前記低圧系へ吸蔵された水素を放出する場合の吸熱
反応を利用し、空気中の湿度を調節する構成とすること
により、間欠的であるが、外部から熱を供給することな
く湿度調節が行える。
【0057】しかも、このような構成による空気湿度調
節装置は、高価な水素吸蔵合金が1つあればよく、その
ために構造的にも簡素化出来て、従来に比べて全体とし
てのコストが低減出来るといった効果を発揮するもので
ある。
節装置は、高価な水素吸蔵合金が1つあればよく、その
ために構造的にも簡素化出来て、従来に比べて全体とし
てのコストが低減出来るといった効果を発揮するもので
ある。
【0058】又、上記実施例では本発明の高圧系が高圧
パイプラインであり、本発明の低圧系が低圧パイプライ
ンである場合について説明したが、これに限らず例え
ば、前者として高圧水素貯蔵器を、又、後者として低圧
水素貯蔵器等を用いる場合であってももちろんよい。
パイプラインであり、本発明の低圧系が低圧パイプライ
ンである場合について説明したが、これに限らず例え
ば、前者として高圧水素貯蔵器を、又、後者として低圧
水素貯蔵器等を用いる場合であってももちろんよい。
【0059】又、上記実施例では本発明の高圧系及び低
圧系が、各々一定圧力を維持する場合について説明した
が、これに限らず例えば、低圧系の水素圧力の方が、高
圧系の水素圧力より低圧であるという相対的な圧力関係
を維持するものであれば各々の系が一定圧力を維持する
か否かは問わない。
圧系が、各々一定圧力を維持する場合について説明した
が、これに限らず例えば、低圧系の水素圧力の方が、高
圧系の水素圧力より低圧であるという相対的な圧力関係
を維持するものであれば各々の系が一定圧力を維持する
か否かは問わない。
【0060】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、外部からの加熱を必要としないといった長所を
有する。
発明は、外部からの加熱を必要としないといった長所を
有する。
【0061】即ち、具体的には、エンジン等の排熱やヒ
ーター等による加熱が無くても連続的に除湿ができる。
また、一般家庭の室内用除湿機や、乾燥機を容易に提供
できる。
ーター等による加熱が無くても連続的に除湿ができる。
また、一般家庭の室内用除湿機や、乾燥機を容易に提供
できる。
【0062】さらに、電動設備としてはファンを回す分
だけなので、電力のピークカット等にも役立ち、現在の
エネルギー問題や環境問題を解決する手助けとなるもの
である。
だけなので、電力のピークカット等にも役立ち、現在の
エネルギー問題や環境問題を解決する手助けとなるもの
である。
【図1】本発明の第1の実施例の除湿方法の基本装置の
概念図である。
概念図である。
【図2】本発明の第2の実施例の除湿機の概念図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施例の乾燥機の概念図であ
る。
る。
【図4】従来例の除湿機の概念図である。
1a 高圧パイプライン 2a 三方コック 3a 水素吸蔵合金 4a 熱交換器 5a 空気流路 6a ファン 7a 外気導入排出口 8 乾燥室
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の水素吸蔵合金と、 その水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行なう熱
交換手段と、 高圧の水素を有する高圧系と前記熱交換手段との連通を
制御する第1開閉手段と、 前記高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系と前記熱
交換手段との連通を制御する第2開閉手段とを備え、 前記第1及び第2開閉手段の開閉を制御することによ
り、前記水素吸蔵合金が前記高圧の水素を吸蔵する場合
の発熱反応及び/又は、前記低圧系へ吸蔵された水素を
放出する場合の吸熱反応を利用し、空気中の湿度を調節
することを特徴とする空気湿度調節装置。 - 【請求項2】 水素吸蔵合金は、別個に反応が可能な複
数の水素吸蔵合金を有し、 前記熱交換手段は、前記各々の水素吸蔵合金に対応した
熱交換手段を複数有し、 前記開閉制御は、前記複数の熱交換手段を利用して、実
質上連続的に前記空気中の湿度を調節するようになされ
ていることを特徴とする請求項1記載の空気湿度調節装
置。 - 【請求項3】 所定の複数の水素吸蔵合金と、 その水素吸蔵合金を内蔵し、空気との熱交換を行なう複
数の熱交換手段と、 高圧の水素を有する高圧系と前記複数の熱交換手段との
連通を制御する第1開閉手段と、 前記高圧の水素より低圧の水素を有する低圧系と前記複
数の熱交換手段との連通を制御する第2開閉手段とを備
え、 前記水素吸蔵合金が前記高圧の水素を吸蔵する場合の発
熱反応及び/又は、前記低圧系へ吸蔵された水素を放出
する場合の吸熱反応を利用することにより空気を加熱及
び/又は冷却・除湿して、実質上連続的に空気調和を行
なうようになされたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項4】 所定の水素吸蔵合金を内蔵し、所定の空
気流路内におかれた少なくとも2つの熱交換器を備え、
それら複数の熱交換器はそれぞれバルブを介して高圧水
素パイプラインまたは高圧水素貯蔵器と、低圧水素パイ
プラインまたは低圧水素貯蔵器とにつながっているシス
テムを用いる方法であって、 前記複数の熱交換器の内、一方の熱交換器内の水素吸蔵
合金が水素を吸蔵しており、前記吸蔵水素を前記低圧水
素パイプラインまたは低圧水素貯蔵器に放出し、その際
の吸熱反応熱により空気流路内に送風されてくる空気を
冷却除湿し、前記複数の熱交換器の内、片方の熱交換器
内の水素吸蔵合金が前記高圧水素パイプラインまたは高
圧水素貯蔵器から高圧水素を吸蔵し、その際の発熱反応
熱により空気流路内に送風されてくる空気を加熱し、そ
の後、それぞれの熱交換器において吸熱反応および発熱
反応を交互に行わしめて、実質上連続的に冷却除湿及び
加熱を行うことを特徴とする除湿方法。 - 【請求項5】 外部からの空気を、水素を放出している
水素吸蔵合金を内蔵している熱交換器により冷却除湿
し、前記冷却除湿された空気を、水素を吸蔵している水
素吸蔵合金を内蔵した熱交換器に送ることにより加熱
し、前記外部に放出することを特徴とする請求項4記載
の除湿方法。 - 【請求項6】 水素を吸蔵している水素吸蔵合金を内蔵
した熱交換器により加熱された空気を乾燥室に送り、前
記乾燥室からの湿った空気を、水素を放出している水素
吸蔵合金を内蔵している熱交換器により冷却除湿し、前
記冷却除湿した空気を前記水素を吸蔵している水素吸蔵
合金を内蔵した熱交換器に送ることにより、空気を循環
させて乾燥させることを特徴とする請求項4記載の除湿
方法。 - 【請求項7】 所定の水素吸蔵合金を内蔵し、所定の空
気流路内におかれた少なくとも2つの熱交換器と、それ
ら複数の熱交換器とバルブを介して接続された高圧水素
パイプラインまたは高圧水素貯蔵器と、それら複数の熱
交換器と他のバルブを介して接続された低圧水素パイプ
ラインまたは低圧水素貯蔵器とを具備し、前記熱交換器
を有する前記空気流路は、前記空気流路の相互に接続す
る空気流路および、外気導入排出口とから空気流路系を
形成し、前記空気流路系には空気流路切換機構および空
気移動機構を備えていることを特徴とする除湿機。 - 【請求項8】 所定の水素吸蔵合金を内蔵し、所定の空
気流路内におかれた少なくとも2つの熱交換器と、それ
ら複数の熱交換器とバルブを介して接続された高圧水素
パイプラインまたは高圧水素貯蔵器と、それら複数の熱
交換器と他のバルブを介して接続された低圧水素パイプ
ラインまたは低圧水素貯蔵器とを具備し、前記熱交換器
を有する前記空気流路は、前記空気流路のそれぞれを相
互に接続する空気流路および前記空気流路のそれぞれと
接続された乾燥室とから空気循環路を形成し、前記空気
循環路には空気循環路流路切換機構および空気移動機構
を備えていることを特徴とする除湿式乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029842A JPH08226726A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 空気湿度調節装置、空気調和装置、除湿式乾燥機、除湿機、及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029842A JPH08226726A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 空気湿度調節装置、空気調和装置、除湿式乾燥機、除湿機、及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08226726A true JPH08226726A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12287266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7029842A Pending JPH08226726A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 空気湿度調節装置、空気調和装置、除湿式乾燥機、除湿機、及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08226726A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006258335A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Japan Steel Works Ltd:The | 熱授受装置 |
| CN1299086C (zh) * | 2001-11-19 | 2007-02-07 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 蓄氢合金空调装置 |
| JP2015227745A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社豊田中央研究所 | 水素吸蔵型ヒートポンプ及び水素吸蔵型ヒートポンプシステム |
| CN107642849A (zh) * | 2016-07-21 | 2018-01-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调系统及用于控制空调系统的方法 |
| CN108571832A (zh) * | 2017-03-09 | 2018-09-25 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种除湿机 |
| CN109654614A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-04-19 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于除湿的装置及其控制方法 |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP7029842A patent/JPH08226726A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN107642848A (zh) * | 2016-07-21 | 2018-01-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 电化学空调系统 |
| CN108571832A (zh) * | 2017-03-09 | 2018-09-25 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种除湿机 |
| CN109654614A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-04-19 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于除湿的装置及其控制方法 |
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