JPH08226944A - 多機能接地抵抗測定装置 - Google Patents

多機能接地抵抗測定装置

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JPH08226944A
JPH08226944A JP3413795A JP3413795A JPH08226944A JP H08226944 A JPH08226944 A JP H08226944A JP 3413795 A JP3413795 A JP 3413795A JP 3413795 A JP3413795 A JP 3413795A JP H08226944 A JPH08226944 A JP H08226944A
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JP
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ground
current
voltage
electrode
auxiliary electrode
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Application number
JP3413795A
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English (en)
Inventor
Osamu Ishida
修 石田
Hitoshi Toda
仁志 戸田
Kazuhiro Yahagi
一廣 矢作
Tatsuo Oda
達夫 小田
Satoshi Genma
敏 玄間
Kazuo Nakamura
和夫 中村
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YUA TEC KK
Tohoku Electric Power Co Inc
Nippon Chiko Co Ltd
Original Assignee
YUA TEC KK
Tohoku Electric Power Co Inc
Nippon Chiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホスト側の端末として使用する接地抵抗測定
装置の測定精度を向上させ、かつ測定されたデータを伝
送によりホスト側に通信でき、またホスト側から通信に
より種々の指令データを受信することができるような接
地抵抗測定装置を得ること。 【構成】 C極端子とE極端子との間に電圧を印加した
状態でこの間に流れる電流と、E極とP極間の電圧を入
力抵抗が高い測定手段で測定してこれらの測定値から接
地抵抗を演算する。この測定において、E極とP極間に
電圧を印加して、電流が流れない時にP極が未接地状態
であることを確認する。電圧測定手段の入力側に減衰器
を挿脱自在に設けて、手動切替なしで測定レンジを広げ
る。測定結果はホストコンピュータなどの外部の装置に
伝送することができるし、またホストから測定操作手順
などの指令を受け入れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能を有する接地抵
抗測定装置に関し、特に接地抵抗を測定できるばかりで
なく、測定結果を伝送できる通信機能を備えた多機能接
地抵抗測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配電設備には、安全を確保するため接地
設備を設けることが義務づけられているものがある。現
在接地抵抗の測定は接地抵抗の測定原理を最も忠実に守
った電圧降下法を用いており、変電所などの大規模接地
体の接地抵抗測定にも用いられている。
【0003】一方、送配電関係の事業体では、配電部門
の重要な業務の一つである接地抵抗測定業務の測定計画
から、接地管理まで行なうことができる接地抵抗測定シ
ステムを開発し現在試験的に実施している。該システム
では、該事業体の下部組織である出先機関に対して接地
設備の接地抵抗測定の期日、場所などの諸事項を書面で
依頼し、出先機関で得られた測定データを書面で事業体
に報告させ、集められた測定データは事業体でホストコ
ンピュータに入力し整理し、これらデータは次の測定計
画の策定や、接地設備の管理計画に使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記電圧降下法を用い
た接地抵抗の測定では、電圧補助極の抵抗による誤差、
大地の浮遊電位による障害、接地極の電位が電流補助極
の電位分布に影響される、電位補助極が接地極の電位分
布に影響される、電位補助リード線と電位補助リード線
間の結合による誘起電圧による誤差などの原因から、測
定結果に大きな誤差が含まれる。このようなことを勘案
して、接地抵抗の測定に当たって法規的に種々の測定誤
差範囲が設定されているが、その測定に当たって誤差を
最小限に止めることが好ましい。
【0005】また、上記接地抵抗測定システムでは、出
先機関が接地抵抗測定で収集したデータを書面で事業体
に報告しており、出先機関に対する指令も書面で行なわ
れているので、システム全体の作業効率が悪いし、収集
する測定データの精度が悪いと品質の良いシステムの運
用が不可能である。
【0006】本発明は、上述のような従来の欠点を改善
しようとするものであり、その目的は、ホスト側の端末
として使用する接地抵抗測定装置の測定精度を向上さ
せ、かつ測定されたデータを伝送によりホスト側に通信
でき、またホスト側から通信により種々の指令データを
受信することができるような接地抵抗測定装置を得るこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、接地電極Eと電流補助電極Cと電
位補助電極Pとを設け、接地電極Eと電流補助電極Cと
の間に電流を流した時の該電流と電位補助電極Pと接地
電極E間の電位から接地電極の抵抗値を測定する接地抵
抗測定装置において、電流補助電極Cと接地電極E間及
び電位補助電極Pと接地電極E間に電圧を印加する電源
手段と、該電圧手段から電流補助電極Cと接地電極E間
及び電位補助電極Pと接地電極E間に電圧を切替て印加
する切替手段と、電流補助電極Cと接地電極E間に電圧
を印加している時に電位補助電極Pと接地電極Eの電位
を測定し、かつ電位補助電極Pと接地電極E間の抵抗値
よりも大きな入力抵抗を具備した電圧測定手段と、電位
補助電極Pと接地電極E間に電圧を印加している時にこ
れら2つの電極間に流れる電流を検知し、電位補助電極
Pと接地電極E間の抵抗値よりも大きな入力抵抗を具備
した電流測定手段とを具備し、電位補助電極Pと接地電
極E間に電圧を印加してこれら2つの電極間に流れる電
流を検知している時に、前記電流測定手段が所定の電流
値よりも小さい電流値を測定した時に警報を発する警報
手段を具備することを特徴とする多機能接地抵抗測定装
置が提供される。
【0008】また、接地電極Eと電流補助電極Cと電位
補助電極Pとを設け、接地電極Eと電流補助電極Cとの
間に電流を流した時の該電流と電位補助電極Pと接地電
極E間の電位から接地電極の抵抗値を測定する接地抵抗
測定装置において、電流補助電極Cと接地電極E間及び
電位補助電極Pと接地電極E間に電圧を印加する電源手
段と、該電圧手段から電流補助電極Cと接地電極E間及
び電位補助電極Pと接地電極E間に電圧を切替て印加す
る切替手段と、電流補助電極Cと接地電極E間に電圧を
印加している時に電位補助電極Pと接地電極Eの電位を
測定し、かつ電位補助電極Pと接地電極E間の抵抗値よ
りも大きな入力抵抗を具備した電圧測定手段と、電位補
助電極Pと接地電極E間に電圧を印加している時にこれ
ら2つの電極間に流れる電流を検知し、電位補助電極P
と接地電極E間の抵抗値よりも大きな入力抵抗を具備し
た電流測定手段と、上記測定操作順序を指令する操作指
令手段と、測定結果を外部装置に送出できるインターフ
ェース回路と、を具備し、電位補助電極Pと接地電極E
間に電圧を印加してこれら2つの電極間に流れる電流を
検知している時に、前記電流測定手段が所定の電流値よ
りも小さい電流値を測定した時に警報を発する警報手段
を具備することを特徴とする多機能接地抵抗測定装置も
提供される。
【0009】
【作用】C極端子とE極端子との間に電圧を印加した状
態でこの間に流れる電流と、E極とP極間の電圧を入力
抵抗が高い測定手段で測定してこれらの測定値から接地
抵抗を演算する。この測定において、E極とP極間に電
圧を印加して、電流が流れない時にP極が未接地状態で
あることを確認する。電圧測定手段の入力側に減衰器を
挿脱自在に設けて、手動切替なしで測定レンジを広げ
る。測定結果はホストコンピュータなどの外部の装置に
伝送することができるし、またホストから測定操作手順
などの指令を受け入れることができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について、図面を用いて詳
細に説明する。図1は、本発明に係る多機能接地抵抗測
定装置のブロック図である。図1に示すように、該多機
能接地抵抗測定装置は、接地抵抗測定部Aとデータ処理
部Bとを具備する。接地抵抗測定部Aは電位検出回路1
0、電流検出回路20、電流発生回路30からなる。接
地抵抗測定部Aには、被測定接地電極を接続するE極端
子、電位補助極を接続するP極端子、電流補助極を接続
するC極端子を備えている。なお、図1において、RE
、RP 、RC はそれぞれ被測定抵抗、電圧補助極の抵
抗、電流補助極の抵抗を示す。
【0011】電流発生回路30には内蔵型のバッテリ3
1が備えられ、方形波発振器33はバッテリ31からの
電力の供給を受けて約470〜480Hzで最大値60
V、最大電流80mAの方形波を発生する。この方形波
は定電流制御回路35で定電流化されてE極端子、C極
端子間に印加される。この電圧印加による通電電流は電
流検出抵抗RD(10Ω)間の電圧として検出される。
【0012】電流検出回路20は、ローパスフィルタ2
2とハイパスフィルタ24によるバンドパスフィルタに
より通電電流の信号成分だけを選択し、増幅器26によ
り、後に述べるデータ処理部Bの入口に設けられている
A/D変換器の入力電圧にまで増幅された後、更に実効
値演算器28により交流電圧から直流電圧に変換した
後、該A/D変換器に入力される。
【0013】電圧検出回路10は、通電電流により得ら
れたP極端子とE極端子間の電圧を測定する。減衰器1
1は、過大な電圧による接地抵抗測定装置の損傷を防ぐ
とともに、接地抵抗が大きい場合の電圧を測定するため
に設置されており、測定においては最初に減衰器11を
通過した電圧を測定し、その電圧を10倍してもオーバ
ースケールなしで測定が可能であれば減衰器11なしで
再度測定を行なう。
【0014】P極端子、E極端子間から得られる電圧
は、ローパスフィルタ12により通電電流によって発生
した信号成分よりも高い周波数の信号が除去され、地電
圧除去フィルタ13とハイパスフィルタ14により信号
成分よりも低い周波数と地電圧の周波数の信号が除去さ
れる。なお、地電圧除去フィルターは、特に商用電源か
ら漏れるハム成分の雑音を除去するもので、入力信号か
らハム成分が除かれると、S/N比が飛躍的に向上して
電圧測定の精度が向上する。
【0015】なお測定手順の説明は後に述べるが、この
測定手順の内のプレ測定の段階で行なわれる地電圧測定
では、地電圧除去フィルタ13とハイパスフィルタ14
を使用しない。この選択は、切替スイッチ15により行
なう。ローパスフィルタ12を通過した電圧は、通電の
信号成分だけが選択され、必要によりこの信号を増幅器
16により10倍にまで増幅し、更に実効値演算器17
により交流電圧から直流電圧に変換した後、該A/D変
換器に入力される。
【0016】データ処理部Bは、コンピュータ構成のも
のであり、前記電流測定部Aから出力されるアナログの
信号をデータ処理部Bで取り入れることができるデジタ
ル信号に変換するA/Dコンバータ51がバスラインB
Lに対して接続されている。バスラインBLには、この
他CPU、演算結果などのデータや実効プログラムなど
を記憶しておくRAMメモリ52、指令その他に使用す
る数値や文字を入力するキーボード53、OSや接地抵
抗測定を実行するためのプログラムなどを記憶している
ROMメモリ54、データ処理で得られたデータをフロ
ッピーディスクに記憶させたり、またフロッピーディス
クに記憶されているプログラムやデータを読み込むため
のフロッピーディスクドライバ55、漢字データの変換
に使用するデータを記憶している漢字ROM56、接地
抵抗測定システムにおけるホスト側コンピュータに対す
るデータの送出、また該コンピュータからのデータの受
け入れに使用されるRSー232Cインターフェイス5
7、付随機構であるカレンダ時計58、外部プリンタを
接続するためのプリンタインターフェイス60、LCD
表示器61がそれぞれ有機的に接続されている。62は
接地抵抗測定部Aの各部分の動作をデータ処理部Bから
送るためのインターフェース回路であり、接地抵抗測定
部Aの各部分の動作はデータ処理部Bからの指令で行な
われる。
【0017】これを更に詳しく説明すると、接地抵抗測
定部Aだけでなく、データ処理部Bの動作指令は、RO
Mメモリ54、及びRAMメモリ52上にあるプログラ
ムにしたがってCPUが行なう。なお、RAMメモリ5
2上にある測定プログラムはフロッピーディスクからフ
ロッピーディスクドライバ55を通して読み込むことが
できる。本発明にかかる多機能接地抵抗測定装置の操作
は、キーボード53上のキーの押圧により行ない、測定
結果その他のデータはLCD表示器61に表示される。
RAMメモリ52は電源を切ってもメモリ用のバックア
ップ用電池で記憶内容がメモリ内に保持されており、ま
たカレンダ時計58はバックアップ用の電池により電源
を切った状態でも動作を行なっており、測定した日時を
RAMメモリ52に記録することができる。RS−23
2Cインターフェイス57は外部コンピュータへのデー
タ転送、及び外部のプリンタに接続してデータの出力を
行なうことができる。
【0018】次に、接地抵抗の測定について概略を述べ
る。まず、接地体の接地抵抗とは、該接地体に接地電流
Iアンペアが流れ込むと接地体の電位が流入前と比較し
てEボルトだけ上昇したとすると、E/Iオームをその
接地体の接地抵抗という。つまり、接地抵抗を測定する
ことは接地体の電位上昇を測定することであり、また接
地体の接地抵抗を正確に測定することは接地体の電位を
正確に測定することである。
【0019】接地体の抵抗を測定する方法は従来から種
々考案されているが、今日最も多く使用されている測定
方法は電圧降下法である。図1に示す本発明に係る装置
はこの電圧降下法を使用しており、E極端子に電流を流
して、この電極端子の電圧上昇を測定している。この種
の接地抵抗測定に際して、補助電極であるP極の位置に
よって接地抵抗即ちE極端子の測定電位に誤差が生じ
る。
【0020】地表面に置いたE極、C極一対の電極に電
圧を印加した場合の電位分布を図2に示す。即ち、両電
極付近では急激な変化を示す部分があり、中間部ではあ
まり電位が急激に変化せず、平坦な部分を生じる。した
がって、この電位傾斜が平坦で変化の少ない部分に補助
電極であるP極を設けて、P極端子とE極端子間の電位
差及びP極端子とC極端子間の電位差を測定し、それぞ
れVE,VCとすると電極E、Cのそれぞれの接地抵抗
RE 、RC は、次の式で求められる。 RE =VE/I・・・・・・・(1) RC =VC/I・・・・・・・(2) このうち、RE が測定しようとするE電極の接地抵抗で
ある。
【0021】上記のような接地抵抗の測定において、接
地抵抗測定回路に流れる電流量は、接地抵抗値RE に電
流補助極の抵抗値RC を加えた値に反比例するため、接
地規模の極めて小さい電流補助極の接地抵抗RC は、ア
スファルト舗装上や乾燥した砂地、凍結地盤では異常に
高くなり、電流補助極に微小電流しか流すことができな
いために、ブリッジの平衡がとりにくく接地抵抗の測定
が不可能となることがある。このため、接地抵抗の正確
な測定に当たっては、電流補助極であるC電極の接地抵
抗地を小さなものにする必要があり、実質的には5KΩ
以下にすることが望ましい。また、電位補助極であるP
電極の接地抵抗値が大きい(例えば10kΩ以上のよう
な場合)時、電位検出回路10の入力インピーダンスが
低いと正確な接地体電位を測定することができない。こ
のため本発明において電位検出回路10の入力インピー
ダンスを例えばP電極の接地抵抗値の100倍以上の値
にしている。
【0022】次に本発明の一実施例の接地抵抗の測定動
作を図3を用いて説明する。データ処理部Bのキーボー
ド53に備えられている抵抗値測定実行キーを押圧する
と(S1)、接地抵抗測定部Aの先頭に設けられている
切替スイッチT1がa側に切り変わって、図4に示す接
続回路となると同時に、切替スイッチT3がb側に切り
変わり、切替スイッチT2,T4はb側に切り変わる。
この状態でC極端子ーE極端子間に電圧を印加しないま
ま、P極端子−E極端子間の電圧を減衰器11を使用し
て測定する(S4)。このプレ測定動作では、地電圧除
去フィルター13は使用しない(S2、S3)。この測
定の結果、測定した地電圧が11V以上であれば、ステ
ップS5に進んでエラーメッセージが、LCD表示器6
1に表示される。取消キーを押せば測定動作は中止され
る(S1’)。また、地電圧が11V未満であれば、ス
テップS6に進む。
【0023】次に、ステップS6で、C極端子とE極端
子との間に最大60ボルトの電圧を印加し、C極端子と
E極端子との間の通電電流を測定する(S7)。この測
定により得られた電流値は、切替スイッチT2をa側に
切替てデータ処理部Bに取込まれ、メモリ52に一旦記
憶される。この時、通電電流が8ミリアンペア以下であ
れば「C極補助抵抗過大」のエラーメッセージがLCD
表示器61に表示されることになる(S8)。この測定
動作と共に、P極端子とE極端子間の電圧を測定し、切
替スイッチT2をb側に切替てデータ処理部Bに取込ま
れ、メモリ52に一旦記憶される(S9)。
【0024】この通電電位測定動作において(S1
0)、切替スイッチT3をb側に切替ておき、減衰器1
1を通した値を求め、その値が9.8ボルト以下であれ
ば、切替スイッチT3をa側に切替て減衰器なしで通電
電位を再度測定し(S11、S12、S13)、この値
を新値としてメモリ52に記憶されている電圧値を新し
い値に書き換える。なお、この測定において、電圧値が
0.98V以下の時には、切替スイッチT4をa側に切
替て増幅器16により該電圧を増幅して更にその電圧を
測定し(S14,S15,S16)、その測定電圧が4
ミリボルト以下であれば、データ処理部Bでこれを検知
し、「P極補助抵抗過大」のエラーメッセージをLCD
表示器61に表示する。上記ステップS10に戻って、
測定電圧が102.3ボルト以上であれば、「入力電圧
過大」のエラーメッセージをLCD表示器61に表示す
る(S18)。
【0025】上記の第1段階の測定動作が終了し、電
位、電流測定ともにエラーメッセージが表示されない時
には次に述べる第2段階の測定動作に移る。この第2段
階の測定動作では、切替スイッチT1をb側に切替て、
図5に示す接続回路を構成した後、P極端子とE極端子
との間に60ボルトの電圧を印加し(S19)、電位回
路側の導通を確認する(S20)。この測定動作におい
て、通電電流が5mA以下で、導通が殆ど認められない
時には、「P極補助抵抗過大」のエラーメッセージをL
CD表示器61に表示する(S21)。
【0026】このような電位回路の導通確認が必要な理
由として、電位測定において入力インピーダンスが大き
い時、P極が未接地状態でも電圧は測定される。しかし
この値はP極とE極との間の電圧を正確に測定したこと
にはならず、したがって、P極の接地状態を確認する必
要があるためである。また第1段階(接地測定)後に第
2段階の測定回路を設けた理由は、大地はチャージ性が
高い土質が多く、先に導通確認を行なうと各電極の残留
電荷により、接地測定値に誤差が含まれることを懸念し
たためである。
【0027】上記第1及び第2の測定段階でいずれもエ
ラーメッセージが発せられない時、CPUはメモリ52
内に記憶されている通過電流I及びP極端子とE極端子
間の電位差VEを読み出し、上記(1)式を用いて、電
極Eの接地抵抗REを求め、メモリにこれら演算値を記
憶するとともに、LCD表示器61にこれらの値を表示
する(S22)。
【0028】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、第1の測定段階と第2測定段階とをを入れ替え
て接地抵抗を測定するなど、本発明の主旨の範囲内で種
々の変形や応用が可能であり、これらの変形や応用を本
発明の範囲から排除するものではない。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
入力抵抗が被測定抵抗値よりも大幅に大きい入力抵抗値
を持つ電流及び電圧測定手段を有しており、かつP−E
間の導通を確認する手段とを具備しているので、電位補
助電極の未接地状態を発見することができる。そのた
め、接地抵抗を正確に測定することができる。また、電
圧測定手段の入力側には減衰器を切替自在に設けている
ので、手動切替手段を用いる事無く測定レンジの広い接
地抵抗測定装置を得ることができるし、また、電圧測定
手段には地電圧除去フィルターが設けられているので、
得られる測定値の中に含まれるハム成分が除かれ、正確
な測定値が得られる。更に、測定操作順序を指令する操
作指令手段と、測定結果を外部装置に送出できるインタ
ーフェース回路とを具備しているので、測定操作順序を
外部から自由に設定でき、測定の自由度が広がると共
に、ホスト側から測定操作を自由に指令することがで
き、かつ、測定結果などのデータをホスト側に送出する
ことができるため、接地抵抗測定システムの運用を円滑
かつ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】地表面に置いたE極ーC極間に電圧を印加した
場合の電位分布である。
【図3】本発明の動作を説明するためのフロー図であ
る。
【図4】C極とE極間に電圧を印加した時の回路図であ
る。
【図5】E極とP極間に電圧を印加した時の回路図であ
る。
【符号の説明】
A・・・・・・・接地抵抗測定部 B・・・・・・・データ処理部 T1・・・・・・切替スイッチ T2・・・・・・切替スイッチ T3・・・・・・切替スイッチ T4・・・・・・切替スイッチ RD・・・・・・電流検出抵抗 BL・・・・・・バスライン 10・・・・・・電位検出回路 11・・・・・・減衰器 12・・・・・・ローパスフィルタ 13・・・・・・地電圧除去フィルタ 14・・・・・・ハイパスフィルタ 15・・・・・・切替スイッチ 16・・・・・・増幅器 17・・・・・・実効値演算器 18・・・・・・切替スイッチ 20・・・・・・電流検出回路 22・・・・・・ローパスフィルタ 24・・・・・・ハイパスフィルタ 26・・・・・・増幅器 28・・・・・・実効値演算器 30・・・・・・電流発生回路 31・・・・・・バッテリ 33・・・・・・方形波発振器 35・・・・・・定電流制御回路 51・・・・・・A/Dコンバータ 52・・・・・・RAMメモリ 53・・・・・・キーボード 54・・・・・・ROMメモリ 55・・・・・・フロッピーディスクドライバ 56・・・・・・漢字ROM 57・・・・・・RS−232Cインターフェイス 58・・・・・・カレンダ時計 59・・・・・・アーステスタ入力インターフェイス 60・・・・・・プリンタインターフェイス 61・・・・・・LCD表示器 62・・・・・・インターフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 仁志 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目7番1号 東北電力株式会社内 (72)発明者 矢作 一廣 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目7番1号 東北電力株式会社内 (72)発明者 小田 達夫 宮城県仙台市宮城野区榴岡四丁目1番1号 株式会社ユアテック内 (72)発明者 玄間 敏 埼玉県川口市江戸袋二丁目1番2号 日本 地工株式会社内 (72)発明者 中村 和夫 埼玉県川口市江戸袋二丁目1番2号 日本 地工株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面と接続して互いに間隔をあけて配置さ
    れた接地電極Eと電流補助電極Cとこれら電極間の接地
    電流通路に設けられた電位補助電極Pとを有し、接地電
    極Eと電流補助電極Cとの間に電流を流した時の該電流
    と電位補助電極Pと接地電極E間の電位から接地電極の
    抵抗値を測定する接地抵抗測定装置において、 電流補助電極Cと接地電極E間及び電位補助電極Pと接
    地電極E間に電圧を印加する電源手段と、 該電圧手段から電流補助電極Cと接地電極E間及び電位
    補助電極Pと接地電極E間に電圧を切替て印加する切替
    手段と、 電流補助電極Cと接地電極E間に電圧を印加している時
    に電位補助電極Pと接地電極Eの電位を測定し、かつ電
    位補助電極Pと接地電極E間の抵抗値よりも大きな入力
    抵抗を具備した電圧測定手段と、電位補助電極Pと接地
    電極E間に電圧を印加している時にこれら2つの電極間
    に流れる電流を検知し、電位補助電極Pと接地電極E間
    の抵抗値よりも大きな入力抵抗を具備した電流測定手段
    と、を具備し、電位補助電極Pと接地電極E間に電圧を
    印加してこれら2つの電極間に流れる電流を検知してい
    る時に、前記電流測定手段が所定の電流値よりも小さい
    電流値を測定した時に警報を発する警報手段を具備して
    いることを特徴とする多機能接地抵抗測定装置。
  2. 【請求項2】地面と接続して互いに間隔をあけて配置さ
    れた接地電極Eと電流補助電極Cとこれら電極間の接地
    電流通路に設けられた電位補助電極Pとを有し、接地電
    極Eと電流補助電極Cとの間に電流を流した時の該電流
    と電位補助電極Pと接地電極E間の電位から接地電極の
    抵抗値を測定する接地抵抗測定装置において、 電流補助電極Cと接地電極E間及び電位補助電極Pと接
    地電極E間に電圧を印加する電源手段と、 該電圧手段から電流補助電極Cと接地電極E間及び電位
    補助電極Pと接地電極E間に電圧を切替て印加する切替
    手段と、 電流補助電極Cと接地電極E間に電圧を印加している時
    に電位補助電極Pと接地電極Eの電位を測定し、かつ電
    位補助電極Pと接地電極E間の抵抗値よりも大きな入力
    抵抗を具備した電圧測定手段と、 電位補助電極Pと接地電極E間に電圧を印加している時
    にこれら2つの電極間に流れる電流を検知し、電位補助
    電極Pと接地電極E間の抵抗値よりも大きな入力抵抗を
    具備した電流測定手段と、 上記測定操作順序を指令する操作指令手段と、 測定結果を外部装置に送出できるインターフェース回路
    と、を具備し、電位補助電極Pと接地電極E間に電圧を
    印加してこれら2つの電極間に流れる電流を検知してい
    る時に、前記電流測定手段が所定の電流値よりも小さい
    電流値を測定した時に警報を発する警報手段を具備して
    いることを特徴とする多機能接地抵抗測定装置。
  3. 【請求項3】前記電圧測定手段は、いずれの電極にも電
    圧を印加しない時の電位補助電極Pと接地電極Eの地電
    圧を測定する手段を具備していることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の多機能接地抵抗測定装置。
  4. 【請求項4】前記電圧測定手段が所定値よりも大きい地
    電圧を測定した時に警報を発する警報手段を具備してい
    ることを特徴とする請求項3に記載の多機能接地抵抗測
    定装置。
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