JPH0822717A - 電気絶縁組成物 - Google Patents
電気絶縁組成物Info
- Publication number
- JPH0822717A JPH0822717A JP6176026A JP17602694A JPH0822717A JP H0822717 A JPH0822717 A JP H0822717A JP 6176026 A JP6176026 A JP 6176026A JP 17602694 A JP17602694 A JP 17602694A JP H0822717 A JPH0822717 A JP H0822717A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- propylene
- ethylene
- crosslinked polyethylene
- fine powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電線・ケーブルなどの被覆材とし
て用いて有用な電気絶縁組成物を提供することを目的と
するものである。 【構成】 本発明は、エチレン・プロピレン・ジェン3
元共重合体(EPDM)100重量部と架橋ポリエチレ
ン(XLPE)の微粉末10〜30重量部とからなる電
気絶縁組成物にあり、この結果、上記両樹脂との間に明
確な境界ができ難く、当該境界の存在に起因する欠点が
解消される。特に、境界のない一体化された組成物とし
て、優れた水の侵入防止効果が期待できる。両樹脂間の
多元的な構造の実現により、機械的な強度の向上も得ら
れる。さらにまた、添加された架橋ポリエチレンの優れ
た熱的特性によって、組成物自体の熱的特性の改善が図
られる。
て用いて有用な電気絶縁組成物を提供することを目的と
するものである。 【構成】 本発明は、エチレン・プロピレン・ジェン3
元共重合体(EPDM)100重量部と架橋ポリエチレ
ン(XLPE)の微粉末10〜30重量部とからなる電
気絶縁組成物にあり、この結果、上記両樹脂との間に明
確な境界ができ難く、当該境界の存在に起因する欠点が
解消される。特に、境界のない一体化された組成物とし
て、優れた水の侵入防止効果が期待できる。両樹脂間の
多元的な構造の実現により、機械的な強度の向上も得ら
れる。さらにまた、添加された架橋ポリエチレンの優れ
た熱的特性によって、組成物自体の熱的特性の改善が図
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線・ケーブルなどの
被覆材として用いて有用な電気絶縁組成物に関するもの
である。
被覆材として用いて有用な電気絶縁組成物に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電線やケーブルの被覆材に用いた
とき、耐オゾン性、耐候性、耐熱性などに優れた特性を
有するものとして、エチレン・プロピレン・ジェン3元
共重合体(EPDM)がある。この樹脂の使用にあたっ
ては、補強剤として、炭酸カルシウムなどの充填剤を添
加している。
とき、耐オゾン性、耐候性、耐熱性などに優れた特性を
有するものとして、エチレン・プロピレン・ジェン3元
共重合体(EPDM)がある。この樹脂の使用にあたっ
ては、補強剤として、炭酸カルシウムなどの充填剤を添
加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にエチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体に炭酸カ
ルシウムなどの充填剤を添加した場合、両者は組成物中
にあって、それぞれ独立して存在し、このため、両者間
の間には明確な界面が生じているものと考えられてい
る。
にエチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体に炭酸カ
ルシウムなどの充填剤を添加した場合、両者は組成物中
にあって、それぞれ独立して存在し、このため、両者間
の間には明確な界面が生じているものと考えられてい
る。
【0004】このような界面の存在によって、エチレン
・プロピレン・ジェン3元共重合体はそれ自体優れた特
性があるにもかかわらず、次のような欠点があった。 (1)当該界面によって樹脂の一体性が損なわれ易いた
め、強度の低下が避けられなかった。(2)また、当該
界面部分では両者の分離や離間が生じ易いため水分など
が侵入があって、電気特性の低下が避けられなかった。
・プロピレン・ジェン3元共重合体はそれ自体優れた特
性があるにもかかわらず、次のような欠点があった。 (1)当該界面によって樹脂の一体性が損なわれ易いた
め、強度の低下が避けられなかった。(2)また、当該
界面部分では両者の分離や離間が生じ易いため水分など
が侵入があって、電気特性の低下が避けられなかった。
【0005】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、充填剤として、エチレン・プロピレン
・ジェン3元共重合体に対して、相性がよく、その充填
によっても明確な界面が形成されない物質を添加するこ
とによって、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合
体の特性の低下を招くことなく、さらには、添加した充
填剤との相乗作用によって、特性の改善も図った電気絶
縁組成物を提供せんとするものである。
なされたもので、充填剤として、エチレン・プロピレン
・ジェン3元共重合体に対して、相性がよく、その充填
によっても明確な界面が形成されない物質を添加するこ
とによって、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合
体の特性の低下を招くことなく、さらには、添加した充
填剤との相乗作用によって、特性の改善も図った電気絶
縁組成物を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】かゝる本発
明は、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体(E
PDM)100重量部と架橋ポリエチレン(XLPE)
の微粉末10〜30重量部とからなる電気絶縁組成物に
ある。
明は、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体(E
PDM)100重量部と架橋ポリエチレン(XLPE)
の微粉末10〜30重量部とからなる電気絶縁組成物に
ある。
【0007】つまり、架橋ポリエチレンの微粉末の場合
には、従来の炭酸カルシウムなどの充填剤に対して、次
のような作用が期待できる。 (1)先ず、架橋ポリエチレンの微粉末の添加されたエ
チレン・プロピレン・ジェン3元共重合体の組成物を架
橋させた際、当該エチレン・プロピレン・ジェン3元共
重合体と架橋ポリエチレンの微粉末との間にも化学的な
結合が期待できるため、両樹脂との間に明確な境界がで
き難くなる。このため、当該境界の存在による従来のよ
うな欠点が解消される。特に、境界のない一体化された
組成物として、優れた水の侵入防止効果が期待できる。 (2)また、上記化学的な結合による、多元的な構造の
実現により、機械的な強度の向上も得られる。 (3)さらにまた、添加された架橋ポリエチレンの熱的
特性がエチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体のそ
れよりもすぐれているため、当該架橋ポリエチレンの微
粉末の添加によって、熱的特性の改善が図られる。
には、従来の炭酸カルシウムなどの充填剤に対して、次
のような作用が期待できる。 (1)先ず、架橋ポリエチレンの微粉末の添加されたエ
チレン・プロピレン・ジェン3元共重合体の組成物を架
橋させた際、当該エチレン・プロピレン・ジェン3元共
重合体と架橋ポリエチレンの微粉末との間にも化学的な
結合が期待できるため、両樹脂との間に明確な境界がで
き難くなる。このため、当該境界の存在による従来のよ
うな欠点が解消される。特に、境界のない一体化された
組成物として、優れた水の侵入防止効果が期待できる。 (2)また、上記化学的な結合による、多元的な構造の
実現により、機械的な強度の向上も得られる。 (3)さらにまた、添加された架橋ポリエチレンの熱的
特性がエチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体のそ
れよりもすぐれているため、当該架橋ポリエチレンの微
粉末の添加によって、熱的特性の改善が図られる。
【0008】このような作用を有する架橋ポリエチレン
の微粉末の大きさとしては、平均粒径が300μm以下
が好ましい。つまり、300μmを越えるような大きさ
になると、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体
との馴染みが悪くなり、化学的結合が阻害されるように
なって、機械的強度が低下するようになるからである。
また、その添加量を、10〜30重量部としたのは、1
0重量部未満では、上述したような十分な微粉末添加の
効果が現れず、また、逆に30重量部を越えるようにな
ると、ベース樹脂であるエチレン・プロピレン・ジェン
3元共重合体に対する相対量が多くなり、化学的係合に
寄与しない独立した形の架橋ポリエチレンの微粉末が存
在するようになるからと考えられる。
の微粉末の大きさとしては、平均粒径が300μm以下
が好ましい。つまり、300μmを越えるような大きさ
になると、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体
との馴染みが悪くなり、化学的結合が阻害されるように
なって、機械的強度が低下するようになるからである。
また、その添加量を、10〜30重量部としたのは、1
0重量部未満では、上述したような十分な微粉末添加の
効果が現れず、また、逆に30重量部を越えるようにな
ると、ベース樹脂であるエチレン・プロピレン・ジェン
3元共重合体に対する相対量が多くなり、化学的係合に
寄与しない独立した形の架橋ポリエチレンの微粉末が存
在するようになるからと考えられる。
【0009】なお、本発明の組成物においては、上記架
橋ポリエチレンの微粉末の他に、必要に応じてその他の
添加剤、例えば顔料、老化防止剤、加工助剤、安定剤な
どを適宜配合することもできる。もちろん、ベース樹脂
のエチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体の架橋に
あたっては、架橋剤、例えばジクミルパオキシド(DC
P)を添加し、また、必要に応じて架橋助剤なども添加
することができる。
橋ポリエチレンの微粉末の他に、必要に応じてその他の
添加剤、例えば顔料、老化防止剤、加工助剤、安定剤な
どを適宜配合することもできる。もちろん、ベース樹脂
のエチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体の架橋に
あたっては、架橋剤、例えばジクミルパオキシド(DC
P)を添加し、また、必要に応じて架橋助剤なども添加
することができる。
【0010】
【実施例】表1に示した配合に基づいて、本発明に係る
電気絶縁組成物(実施例1〜3)と本発明条件を欠く組
成物(比較例1〜4)を製造し、これら各電気絶縁組成
物について、引張り強度、伸び、浸水後の電気特性、及
び熱特性の各試験を行った。その結果も、同表に併記し
た。
電気絶縁組成物(実施例1〜3)と本発明条件を欠く組
成物(比較例1〜4)を製造し、これら各電気絶縁組成
物について、引張り強度、伸び、浸水後の電気特性、及
び熱特性の各試験を行った。その結果も、同表に併記し
た。
【0011】なお、ここで、引張り強度試験は、オート
グラフを用い、試料は3号ダンベル、引張り速度=20
0mm/min、温度=25℃により行った。伸びの試
験は、引張り強度試験と同じ方法で行った。浸水後の電
気特性試験は、シェーリングブリンジにより行った。さ
らに、熱特性の試験は、加熱変形試験機により行った。
グラフを用い、試料は3号ダンベル、引張り速度=20
0mm/min、温度=25℃により行った。伸びの試
験は、引張り強度試験と同じ方法で行った。浸水後の電
気特性試験は、シェーリングブリンジにより行った。さ
らに、熱特性の試験は、加熱変形試験機により行った。
【0012】
【表1】
【0013】この表1から、本発明に係る電気絶縁組成
物(実施例1〜3)の場合、伸びについては、従来の炭
酸カルシウムを充填剤とした場合(比較例4)とほぼ同
様の特性が得られる一方、引張り強度については、10
〜20%程度の強度の向上が見られた。特に、浸水後の
電気特性(tanδ)については、従来の炭酸カルシウ
ムを充填剤とした場合(比較例4)に比較して、大幅に
改善されていることが判る。また、熱特性についても、
改善されていることが判る。
物(実施例1〜3)の場合、伸びについては、従来の炭
酸カルシウムを充填剤とした場合(比較例4)とほぼ同
様の特性が得られる一方、引張り強度については、10
〜20%程度の強度の向上が見られた。特に、浸水後の
電気特性(tanδ)については、従来の炭酸カルシウ
ムを充填剤とした場合(比較例4)に比較して、大幅に
改善されていることが判る。また、熱特性についても、
改善されていることが判る。
【0014】これに対して、従来の炭酸カルシウムを充
填剤とした比較例4の場合、浸水後の電気特性の低下が
著しいことが判る。また、架橋ポリエチレンの微粉末を
用いる場合でも、その添加量が少ない場合(比較例1)
や多すぎる場合(比較例2)、さらには、その平均粒径
が大きすぎる場合にも、伸びや引張り強度が低下した
り、あるいは浸水後の電気特性の低下がかなりあること
が判る。
填剤とした比較例4の場合、浸水後の電気特性の低下が
著しいことが判る。また、架橋ポリエチレンの微粉末を
用いる場合でも、その添加量が少ない場合(比較例1)
や多すぎる場合(比較例2)、さらには、その平均粒径
が大きすぎる場合にも、伸びや引張り強度が低下した
り、あるいは浸水後の電気特性の低下がかなりあること
が判る。
【0015】
【発明の効果】このように本発明に係る電気絶縁組成物
は、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体(EP
DM)100重量部と架橋ポリエチレン(XLPE)の
微粉末10〜30重量部とからなるため、両樹脂との間
に明確な境界ができ難くく、当該境界の存在による従来
のような欠点が解消される。特に、境界のない一体化さ
れた組成物として、優れた水の侵入防止効果が期待でき
る。また、上記化学的な結合による、多元的な構造の実
現により、機械的な強度の向上も得られる。さらにま
た、添加された架橋ポリエチレンの熱的特性がエチレン
・プロピレン・ジェン3元共重合体のそれよりも優れて
いるため、当該架橋ポリエチレンの微粉末の添加によっ
て、熱的特性の改善が図られる。
は、エチレン・プロピレン・ジェン3元共重合体(EP
DM)100重量部と架橋ポリエチレン(XLPE)の
微粉末10〜30重量部とからなるため、両樹脂との間
に明確な境界ができ難くく、当該境界の存在による従来
のような欠点が解消される。特に、境界のない一体化さ
れた組成物として、優れた水の侵入防止効果が期待でき
る。また、上記化学的な結合による、多元的な構造の実
現により、機械的な強度の向上も得られる。さらにま
た、添加された架橋ポリエチレンの熱的特性がエチレン
・プロピレン・ジェン3元共重合体のそれよりも優れて
いるため、当該架橋ポリエチレンの微粉末の添加によっ
て、熱的特性の改善が図られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:04)
Claims (2)
- 【請求項1】 エチレン・プロピレン・ジェン3元共重
合体(EPDM)100重量部と架橋ポリエチレン(X
LPE)の微粉末10〜30重量部とからなることを特
徴とする電気絶縁組成物。 - 【請求項2】 前記架橋ポリエチレン(XLPE)の微
粉末の平均粒径が300μm以下であることを特徴とす
る請求項1記載の電気絶縁組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176026A JPH0822717A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 電気絶縁組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176026A JPH0822717A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 電気絶縁組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0822717A true JPH0822717A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16006434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176026A Pending JPH0822717A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 電気絶縁組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822717A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008108355A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Swcc Showa Cable Systems Co., Ltd. | 絶縁用樹脂組成物およびこれを用いた電線・ケーブル |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP6176026A patent/JPH0822717A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008108355A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Swcc Showa Cable Systems Co., Ltd. | 絶縁用樹脂組成物およびこれを用いた電線・ケーブル |
| JPWO2008108355A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2010-06-17 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 絶縁用樹脂組成物およびこれを用いた電線・ケーブル |
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