JPH082282A - アクセルペダル装置 - Google Patents

アクセルペダル装置

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Publication number
JPH082282A
JPH082282A JP14458794A JP14458794A JPH082282A JP H082282 A JPH082282 A JP H082282A JP 14458794 A JP14458794 A JP 14458794A JP 14458794 A JP14458794 A JP 14458794A JP H082282 A JPH082282 A JP H082282A
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JP
Japan
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pedal
accelerator
lever
accelerator pedal
vibration
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Pending
Application number
JP14458794A
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English (en)
Inventor
Akihiko Hasegawa
昭彦 長谷川
Shinichi Maruyama
新一 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型化せずに簡単な構造で防振効果が得られ
るアクセルペダル装置を提供する。 【構成】 中間部が車体側の軸9に回動自在に支持され
ると共に、上端部がエンジン側に連結されたレバー3
と、ペダル踏面部1aおよび該ペダル踏面部1aから伸
びたペダルアーム1bとからなり、ペダルアーム1bの
端部がレバー3の所定の支持ロッド3aで回動自在に支
持されたペダル1と、レバー3とペダル1との間に介設
され、略支持ロッド3a回りでペダル1をレバー3に対
して離れる方向へ付勢するコイルスプリング5とからな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のアクセルペダル
装置に係り、特にアクセルペダルの振動を低減する構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクセルペダル装置としては、例
えば実開昭60−8139号公報に開示された図23に
示すものがある。図において,アクセルペダル1をその
下端部にて支持するアクセルレバー3は、中間部の軸9
が車体側に回動自在に支持され、上端部がアクセルワイ
ヤ7を介してエンジン側の図示しないスロットルバルブ
に連結され、エンジンの出力を制御している。このよう
な装置では、エンジン側の振動によってアクセルレバー
3が例えば軸9、あるいはその近傍を中心にして回転振
動する。従って、ペダル1は振動の中心から大きく離れ
ることになってその振動変位は大きく、不快な振動がペ
ダル1を介して運転者の足に伝わる。このため、この第
1の従来例は、アクセルペダル1をペダル本体1dとア
クセルレバー3側の部材1eとに分け、両者間に防振ラ
バー4を介在させて運転者の足に伝わる振動の低減を図
っている。
【0003】また、同様にペダルの振動低減を図ったも
のに、図24に示すようなものがある。この第2従来例
では、アクセルレバー3とエンジン側との連結は上記第
1従来例と同じであるが、アクセルレバー3の下端部に
質量3cを付加し、重量増加によりアクセルペダル1の
振動を低減している。また、この質量3cの付加に伴い
アクセルペダル装置の重心位置が下方に移動し、振動に
よる回動の中心11の位置をペダル1に近付けてその振
動変位を小さくし、伝達される不快な振動の低減を図っ
ている。
【0004】さらに、上記のように振動低減を主目的と
したものではないが、ペダル操作時の運転者のフィーリ
ング向上を図ったものとして、例えば実開平2−847
29号公報に開示された図25に示すアクセルペダル装
置がある。この第3従来例は、アクセルペダル1の後端
部が長穴1fの部分でアクセルレバー3の下端に回転自
在に支持され、アクセルペダル1の先端がリンク1gを
介してアクセルレバー3に支持されている。またリンク
1gはアクセルレバー3に対し、スプリング1hによっ
て付勢されている。そしてアクセルペダル1を踏み込ん
でアクセルレバー3を回動させると、それに伴ってアク
セルペダル1が長穴1f、リンク1g、スプリング1h
の作用によりアクセルレバー3に対して相対回転し、踏
込み操作時に足の裏をアクセルペダル1にフィットさせ
ることができる。
【0005】また、同じく操作時のフィーリング向上を
図ったものとして、図26に示すものがある。この第4
従来例は、アクセルペダル1をアクセルレバー3の支持
軸3aに回動自在に支持すると共に、この支持軸3aに
てアクセルペダル1をアクセルレバー3に対して付勢す
る捩りばね(図示せず)を介設している。そして、踏込
時にアクセルペダル1の踏面部1aが運転者の足の裏に
あわせて若干の抵抗感をもって回動できるようにし、ア
クセルペダル1へのフィット感を得るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来のアクセルペダル装置にあっては、第3、第4従来
例はもちろんのこと、第1、第2従来例の振動低減を図
った装置にあっても、十分な振動低減効果は得られてい
なかった。
【0007】まず、上記第1従来例(図23)では、ア
クセルペダル1の取付部位がアクセルレバー3の振動変
位の大きな、且つ振動を直接的に受ける箇所となってい
る。このため、十分な防振効果を得るには大型の防振ラ
バー4が必要となる。
【0008】また、防振ラバー4は、その厚みがある程
度ないと、スロットルバルブが開き始めるのに必要な初
期荷重、すなわちアクセルペダル操作時の初期操作力を
受けたときに既に底づき(全圧縮)してばね定数が所定
以上に高くなってしまい、防振効果が得られない恐れが
ある。また、防振効果が得られるように、初期荷重分の
変形量を余計に設定すると防振ラバー4がさらに大型化
し、実現性に乏しかった。
【0009】上記第2従来例(図24)では、質量3c
の付加により振動変位は低減されるものの、アクセルペ
ダル1がアクセルレバー3の下端部にてアクセルレバー
3の振動を直接的に受けるように支持されているため満
足できる防振効果を得るためには大きな質量付加を要
し、やはり大型化し実現性に乏しかった。
【0010】上記第3従来例(図25)では、リンク機
構の採用により運転者の操作時フィーリングは向上する
ものの、やはりアクセルペダル1が振動変位の大きなア
クセルレバー3下端部にて振動を直接的に受けるように
支持されているため防振上の効果は見込めなかった。
【0011】上記第4従来例(図26)では、アクセル
ペダル1のフィット感を得ることはできるが、第3従来
例と同様に、アクセルペダル1が振動変位の大きなアク
セルレバー3下端部に、振動を直接的に受けるように支
持されているため防振効果は得られなかった。
【0012】そこでこの発明は、大型化せずに簡単な構
造で防振効果が得られるアクセルペダル装置の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、中間部が車体側の支持部に所定
範囲回動自在に支持されると共に、上端部がエンジン側
に連結されたアクセルレバーと、ペダル踏面部および該
ペダル踏面部から伸びたペダル取付部からなり、ペダル
取付部の端部が前記アクセルレバーの所定の支持点で該
アクセルレバーに所定範囲回動自在に支持されたアクセ
ルペダルと、前記アクセルレバーとペダル取付部との間
に介設され、前記ペダル取付部をアクセルレバーに対し
て離れる方向へ回動付勢する防振部材とからなることを
特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載のアクセ
ルペダル装置であって、前記アクセルペダルは、ペダル
取付部の端部がペダル踏面部よりも前記アクセルレバー
の支持部寄りの支持点で該アクセルレバーに回動自在に
支持されたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、請求項1、又は請求項
2に記載のアクセルペダル装置であって、前記防振部材
のばね定数を、ペダル踏面部の力点および前記支持点間
の距離Lとアクセルペダルの有効質量mと防振対象周波
数fとから表される値2(πf)2 mL2 を下回る範囲
に設定したことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項1、請求項2、
又は請求項3のいずれかに記載のアクセルペダル装置で
あって、前記アクセルペダルの支持される支持点が、ア
クセルレバーの振動に基く回動の中心、またはその近傍
にあることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の
いずれかに記載のアクセルペダル装置であって、前記ア
クセルレバーの下端部に質量を付加したことを特徴とす
る。
【0018】請求項6の発明は、請求項5記載のアクセ
ルペダル装置であって、前記アクセルペダル又はアクセ
ルレバーの一方に断面矩形枠状のストッパを設け、該ス
トッパに他方側を嵌合させ、アクセルレバーの下端部と
アクセルペダルとをアクセルペダルの回動方向へ相対動
可能に、且つこれと直交する方向への相対動を規制する
ことを特徴とする。
【0019】請求項7の発明は、請求項1〜請求項6の
いずれかに記載のアクセルペダル装置であって、前記防
振部材の取付時付勢力は、エンジン側のスロットルバル
ブが開き始めるときに防振部材が受ける力を上回ること
を特徴とする。
【0020】請求項8の発明は、請求項1〜請求項7の
いずれかに記載のアクセルペダル装置であって、前記ペ
ダル取付部は、前記アクセルレバーの両側に配置された
一対のペダルアームからなり、該ペダルアームの上端部
が前記アクセルレバーに固着された支持ロッドに回動自
在に支持され、下端部に前記ペダル踏面部が取付けられ
たことを特徴とする。
【0021】請求項9の発明は、請求項1〜請求項8の
いずれかに記載のアクセルペダル装置であって、前記ペ
ダル踏面部は、前記ペダル取付部に対し所定範囲回動自
在に支持されたことを特徴とする。
【0022】請求項10の発明は、請求項1〜請求項7
のいずれかに記載のアクセルペダル装置であって、前記
ペダル取付部は、前記アクセルレバーの手前側に配置さ
れた一本のペダルアームでなり、該ペダルアームの上端
部に設けた軸支部を前記アクセルレバーに固着された支
持ロッドに回動自在に支持すると共に、下端部に設けた
軸に前記ペダル踏面部を所定範囲回動自在に支持し、且
つペダル踏面部とペダルアームとの間にペダル踏面部を
回動方向へ付勢する付勢部材を設けたことを特徴とす
る。
【0023】請求項11の発明は、請求項8又は請求項
10に記載のアクセルペダル装置であって、前記防振部
材は、端部に一対の足を有するコイルスプリングであ
り、該足の一方が前記アクセルレバーに係止され、同他
方が前記ペダルアームに係止されたことを特徴とする。
【0024】請求項12の発明は、請求項1〜請求項1
0に記載のアクセルペダル装置であって、前記防振部材
は、板ばねであり、該板ばねの一端が前記ペダル取付部
側でペダル踏面部の端部に一体に形成され、他端が前記
アクセルレバーに当接することを特徴とする。
【0025】
【作用】請求項1の発明によれば、アクセルレバーの振
動はペダル取付部がアクセルレバーに対して支持点回り
に相対回転し、且つこの相対回転を防振部材が緩衝する
から、アクセルペダルへの振動伝達は著しく抑制され
る。
【0026】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の作用に加え、ペダル取付部の端部がペダル踏面部より
もアクセルレバーの支持部寄りの支持点、つまり振動変
位の小さい側で支持されることになるので、アクセルペ
ダルそのものが振動変位の大きいアクセルレバー下端部
側に位置しても、ペダル取付部を経てペダル踏面部側に
入力される振動レベルそのものが低減される。さらに、
この支持点にてアクセルペダルとアクセルレバー間に防
振部材が介設されているので、アクセルペダルを小さな
防振部材で防振することができる。
【0027】請求項3の発明によれば、請求項1、又は
請求項2の発明の作用に加え、防振部材のばね定数を、
アクセルペダル踏込みの力点とペダル支持点間の距離L
とアクセルペダルの有効質量mと防振対象周波数fとか
ら表される値2(πf)2 mL2 よりも小さい範囲に設
定したので、アクセルペダルの系の共振周波数が防振し
ようとする周波数域よりも小さい側に外れることとなり
大幅に振動レベルが低減する。
【0028】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3のいずれかの発明の作用に加え、アクセルペダルの
支持される支持点が、アクセルレバーの振動に基く回動
の中心、またはその近傍にあるので、ペダル踏面部に入
力される振動レベルそのものが低減される。
【0029】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4のいずれかの発明の作用に加え、アクセルレバーの
下端部に質量を付加しているので、レバー全体の振動レ
ベルが低減されると共に、質量付加によりレバーの振動
の回動中心が下端側に移動するので、ペダル取付部の長
さを長くしなくてもペダル取付部の支持を振動の回動中
心又はその近傍で行うことができる。
【0030】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
の作用に加え、アクセルペダルとアクセルレバーとのい
ずれかに設けられたストッパに他方側を嵌合させている
ことにより、アクセルペダルの回動方向と直交する方向
の変動ならびに振動が低減される。
【0031】請求項7の発明によれば、請求項1〜請求
項6のいずれかの発明の作用に加え、防振部材の取付時
付勢力が、エンジン側のスロットルバルブが開き始める
ときに受ける力を上回るので、アクセルペダルを踏込ん
でもスロットルバルブが開き始めないというペダルの無
効操作量を必要以上に大きくすることなく、エンジン回
転数を上昇させることができる。
【0032】請求項8の発明によれば、請求項1〜請求
項7のいずれかの発明の作用に加え、ペダル取付部がア
クセルレバーの両側に配置された一対のペダルアームか
らなり、該ペダルアームの上端部が前記アクセルレバー
に固着された支持ロッドに回動自在に支持され、下端部
に前記ペダル踏面部が取付けられ、アクセルペダルの支
持を確実に行うことができる。
【0033】請求項9の発明によれば、請求項1〜請求
項8の発明の作用に加え、ペダル踏面部がペダル取付部
に対し回動自在に支持されているので、ペダル踏面部は
運転者の足の姿勢に倣って回動する。
【0034】請求項10の発明によれば、請求項1〜請
求項7のいずれかの発明の作用に加え、ペダル取付部が
アクセルレバーの手前側に配置された一本のペダルアー
ムでなり、該ペダルアームの上端部に設けた軸支部を前
記支持ロッドに回動自在に支持され、アクセルペダルの
支持を確実に行うことができる。一方、該ペダルアーム
の下端部に設けた軸に前記ペダル踏面部を回動自在に支
持し、且つペダル踏面部とペダルアームとの間にペダル
踏面部を回動方向へ付勢する付勢部材を設けているの
で、この付勢を受けつつペダル踏面部は運転者の足の姿
勢に倣って回動する。
【0035】請求項11の発明によれば、請求項8又は
請求項10の発明の作用に加え、防振部材としてコイル
スプリングを用い、それの一方の足をアクセルレバーに
係止し、他方の足をペダルアームに係止しているので、
アクセルレバーからペダル踏面部へ伝達される振動をコ
イルスプリングで低減することができる。
【0036】請求項12の発明によれば、請求項1〜請
求項10の発明の作用に加え、板ばねを防振部材として
用い、アクセルレバーからペダル踏面部へ伝達される振
動を板ばねで低減することができる。
【0037】
【実施例】以下この発明の実施例を説明する。なお、前
記従来例と同様の部材には同一符号を付して説明する。
【0038】〔第1実施例〕図1〜図10は第1実施例
に係るアクセルペダル装置を示している。まず、構成を
図1〜図3により説明する。
【0039】図1は側面を示す。図2は図1のA部の拡
大図であり、図3はA部を図2の矢印B方向(裏側)か
ら見た背面図である。
【0040】このアクセルペダル装置は、ペダル(アク
セルペダル)1とレバー(アクセルレバー)3とコイル
スプリング(防振部材)5とから構成されている。
【0041】前記レバー3は、中間部に固着された軸9
が車体側のメンバ8に取付けられた支持部としてのペダ
ルブラケット12に回動自在に支持されている。そして
レバー3の上端はアクセルワイヤ7を介してエンジン側
のスロットルバルブ(図示省略)に連結されている。ま
たペダルブラケット12の下側において、レバー3には
支持ロッド3aが固着されている。支持ロッド3aはレ
バー3の振動に基く回動中心11の近傍に設けられてペ
ダル1を支持し、レバー3の下端部は支持ロッド3a部
からさらに下方に延びている。この支持ロッド3aの中
心点がペダル1がレバー3に支持する支持点となる。な
お、支持ロッド3aを回動中心11に設けることができ
るのは勿論である。
【0042】前記ペダル1は、ペダル踏面部1aとペダ
ルアーム(ペダル取付部)1bとからなる。ペダルアー
ム1bは板状を呈し、レバー3の両側に一対配置されて
いる。両ペダルアーム1bの上端部1jは、前記支持ロ
ッド3aに回動自在に吊下げ支持され、同下端部1k
は、レバー3に沿うよう斜めにカットされている。一
方、ペダル踏面部1aは若干湾曲形成され、ペダルアー
ム1bの下端部1kに固定され,確実に支持されてい
る。こうして、ペダルアーム1bはペダル踏面部1aか
ら伸びてペダルブラケット12寄りで、且つレバー3の
振動に基く回動中心11の近傍の支持ロッド3aに回動
自在に支持されている。また、ペダル1下端の裏側には
ストッパ1cが設けられ、ペダル1の踏込みによりスト
ッパ1cがレバー3の下端に当接し、所定の回動範囲が
規制される。
【0043】前記コイルスプリング5は、図3に示すよ
うに、コイル部5aと一対の足5b,5cとからなって
いる。コイル部5aは支持ロッド3aに外挿され、一方
の足5bはレバー3に、他方の足5cはペダル踏面部1
aにそれぞれ係止されて、レバー3とペダル踏面部1a
との間に介設されている。そしてコイルスプリング5は
ペダルアーム1bをレバー3に対し離れる方向へ付勢し
ている。
【0044】前記コイルスプリング5のばね定数は、ペ
ダル踏面部1aの力点および支持ロッド3a間の距離L
(後述)とアクセルペダルの有効質量m(後述)と防振
対象周波数f(後述)とから表される値2(πf)2
2 を下回る範囲に設定されている。
【0045】なお、前記レバー3には支持ロッド3a近
傍でストッパ3bが設けられ、このストッパ3bにペダ
ル踏面部1a上端が当接することにより取付時の開き角
すなわち所定の回動範囲が規制されている。
【0046】つぎに、このように構成されたアクセルペ
ダル装置の作用を図4〜図10により説明する。ここ
で、上記従来例の説明と若干重複するが、本願発明の作
用効果を明確にするため装置の振動現象から説明する。
【0047】まず、図4は防振対策前のアクセルペダル
装置を示している。この図4において、エンジン側の振
動はアクセルワイヤ7を通じてレバー3の上端に伝わ
る。レバー3単体は、振動の問題となる周波数領域では
剛体として扱うことが可能であるが、軸9の車体側への
支持部は剛体として扱うほどの剛性支持にはなっていな
い。このために、レバー3は軸9よりも若干下方に位置
する重心寄り又は重心位置の回動中心11を中心に回動
運動する振動となる。従って、レバー3上の振動レベル
はこの回動中心11から離れた部位ほど大きくなる。す
なわち、図4に示すアクセルペダル装置では、レバー3
下端部のペダル1の振動変位(振動レベル)が二点鎖線
で示すように大きなものとなる。また図5に示すよう
に、ペダル1とレバー3との間に防振ラバー4を用いる
場合も、その装着場所は前述のようにレバー3の下端部
に限定される。このため、ペダル1への振動入力点は、
踏込みの力点10と一致し、振動入力が直接行われ、且
つ入力振動レベルの大きな部分で防振することになっ
て、防振ラバー4を用いても十分な防振効果を得るには
上記のように無理がある。
【0048】これに対しこの発明の第1実施例(図1〜
図3)では、レバー3からペダル踏面部1aへ直線的に
振動が伝達されることはなく、レバー3からの振動はペ
ダル取付部1bの支持ロッド3a回りの相対回転として
吸収され、この相対回転をコイルスプリング5が緩衝す
る。このためペダル踏面部1aへの振動伝達は著しく抑
制される。また図6に示すように、ペダル1をレバー3
の下端部に固定せずに、回動中心11に近い支持ロッド
3aに回動自在に取付けているため、支持ロッド3aか
らペダル取付部1bに入力される振動レベルそのものが
低減される。なお、振動レベルが低減されるということ
は、コイルスプリング5の小型化を図ることができるこ
とにつながるものである。
【0049】ここで、コイルスプリング5のばね定数の
設定による防振作用をさらに説明する。この場合、第1
実施例のペダル1とレバー3とコイルスプリング5とか
ら構成される振動系と等価な図7に示す振動系により説
明する。図中,Lはペダル1の支持点である支持ロッド
3aとペダル踏込みの力点10間の距離(図6参照)、
mは運転者の足の裏側の質量とペダル1の質量とからな
る有効質量、kθはコイルスプリング5の捩じりばね定
数である。この振動系での共振周波数f0 はf0 =(1/
2π)×(kθ/mL2 1/2 で表され、またこのときの
防振対象周波数fはf=21/2 ×f0 となる。すなわ
ち、前記のようにコイルスプリング5のばね定数を2
(πf)2 mL2 を下回るように設定することで、系の
共振周波数を防振対象周波数fより小さくし、防振域か
ら外すことができるのである。
【0050】図8はこの振動系での防振効果を示す。図
8の縦軸はコンプライアンス(振動の変位と加振力の
比)を、横軸は振動周波数を示す。ペダル支持ロッド3
aを系の回動中心11に近づけた場合(実線)は近づけ
ない場合(破線)に比べコンプライアンスが共振点を含
めて下がり、防振対象域(図中の斜線域)は広がる。い
ずれにしても系のコンプライアンスは、防振周波数f以
上では一定レベルQを確実に下回っており確実な防振を
達成することができた。こうして、ペダル1の振動変位
は、前述の図4に二点鎖線で示したペダル装置の振動変
位と比べ、図9では二点鎖線がペダル踏面部1aでほと
んど現れない程度に防振することができる。
【0051】図10に、一例として上記のL,m等に数
値を設定して求めた振動低減効果を示す。ここでは、L
は一般に25〜135mm程度、人間の足の裏側の質量
は一般に50〜100g程度であり、ペダル1は大体2
0〜50g程度であるので、これらを合算して一例とし
てmを70〜150gとした。また人間の足の裏側の感
覚は45Hz以上で鋭敏になっているので、防振周波数
fは一例として45Hzとした。そしてこれらの値から
得られるコイルスプリング5の捩じりばね定数kθを用
いた。図10の縦軸はペダル1の加速度振動レベルであ
り、横軸はエンジン回転数を示す。前記図4のアクセル
ペダル(図10では従来例として二点鎖線のレベルで示
す)に比べ、図中実線のレベルで示すように大幅に振動
レベルが低減した。
【0052】要するに、第1実施例によれば、上記のよ
うにペダル1を、レバー3のペダル支持ロッド3aまわ
りに回動自在に支持すると共にコイルスプリング5を介
在させた小型で簡単な低コストの構造において、ペダル
踏面部1aには直接的な振動入力はない。しかも、この
実施例では、支持ロッド3aの位置を、レバーの回動振
動の中心11に近づけたので、ペダル1に入力される振
動レベルそのものが低減される。そして、コイルスプリ
ング5の捩じりばね定数を前記範囲に設定したので、こ
れによっても大幅に振動レベルが低減される。
【0053】なお、ペダル1を最大に踏み込んだとき
は、ペダル1が支持ロッド3aを中心に回動しストッパ
1cがレバー3に当接することになる。このストッパ1
cはレバー3側に設けることもできる。また、前記のよ
うにペダル1とレバー3との取付時の開き角規制用のス
トッパ3bをレバー3に設けているが、これをペダル1
側に設けることもできる。ペダル踏面部1aは、その上
下端に板ばねを取付けてアーチ状とし、この両板ばねを
レバー3側に摺動可能に取付けることにより、同一目的
を達成することもできる。この場合、板ばね自体がペダ
ル取付部となる。
【0054】〔第2実施例〕つぎに第2実施例を図11
〜図13により説明する。図11は第2実施例の側面を
示す。図12は図11の矢印B方向(裏側)から見た背
面図である。図13は図12のC−C断面図である。
【0055】第2実施例の構成は、上記第1実施例(図
1)とほぼ同様であるので、相違点を主に説明する。
【0056】図11、図12に示すように、レバー(ア
クセルレバー)3にはその下端部に質量3cを付加して
ある。また、図11〜図13に示すように、ペダル(ア
クセルペダル)1には下端裏側に断面矩形枠状の別体の
ストッパ1cが固定されている。このストッパ1cは、
ペダル1とレバー3との取付時の開き角規制とペダル踏
込み時の回動角規制との兼用のストッパである。そして
レバー3の質量3c部は上記ストッパ1cの開口1dに
内挿されている。こうして、ペダル踏込み時にはレバー
3の質量3c部がストッパ1cの壁1eに当接して回動
角が規制され、踏込み解除時には図13示の状態に戻っ
て取付時の開き角が規制される。
【0057】つぎに、作用を説明する。この第2実施例
では、上記第1実施例の作用に加えて、つぎのような作
用がある。すなわち、レバー3の下端部に質量3cを設
けているので、この質量付加によりアクセルペダル装置
全体の振動レベルが低減される。さらに、この質量付加
により装置の振動の回動中心11が下方に移動し、ペダ
ル1の支持点である支持ロッド3aと回動中心11との
距離が上記第1実施例よりもさらに小さくなり、ペダル
1に入力される振動レベルがさらに低減される。その結
果、ペダル1の振動レベルは劇的に低減される。
【0058】また、図13に示すように、ストッパ1c
が質量3cを両側から挟み込みガイドする構造であるの
で、これによりペダル1の支持ロッド3aまわりの回動
方向以外の方向の変形、ならびに振動が低減される。
【0059】従って、この実施例では、より一層の振動
低減を図ることができる。なお、上記ストッパ1cは、
ペダル1と一体に形成してもよく、その場合さらに構造
の簡素化とコスト低減が達成できる。また、ストッパ1
cをレバー3側に設け、ペダル1側の一部を矩形枠内に
挿入させても同様な作用、効果が得られる。
【0060】〔第3実施例〕つぎに第3実施例を図14
〜図16により説明する。第3実施例の構成は上記第1
実施例と同じである。第1実施例との相違点はコイルス
プリング5の取付時荷重である初期捩じり荷重にあるの
で、この相違点について説明する。
【0061】図14はコイルスプリング(防振部材)5
の取付状態を示す。上記第1実施例ではコイルスプリン
グ5の初期捩じり荷重(付勢力)は任意に設定された
が、第3実施例ではこの初期捩じり荷重はエンジン側の
スロットルバルブが開き始めるときにコイルスプリング
5が受ける力を上回る荷重に設定してある。すなわちコ
イルスプリング5は、図示のように、自由状態から角度
θだけ捩じられて、初期捩じり荷重kθ×θを受けて取
付けられている。
【0062】つぎに、作用を説明する。まず、ここで図
15によりアクセルペダル系全体の作動を説明する。図
15において、運転者がペダル(アクセルペダル)1を
踏み込むとレバー(アクセルレバー)3は軸9まわりに
回動する。レバー3の上端にはアクセルワイヤ7の一端
が固定され、アクセルワイヤ7の他端はスロットルバル
ブ開閉用のスロットルドラム13に固定されている。そ
してスロットルドラム13は内臓されたばねにより常時
スロットルバルブを閉じるように付勢されている。従っ
てペダル1の踏み込みによりワイヤ7に張力が作用して
も、図16に示すように、その張力がバルブ開き始めの
付勢力、つまりドラム初期捩じり荷重に相当する張力T
1 を越えるまではバルブは開かない。
【0063】一方、ペダル1の防振支持は、ペダル1が
レバー3のストッパ3bから離れた瞬間から始まり(図
14参照)、ペダル1下端のストッパ1cがレバー3に
当接するまで継続する(図2参照)。
【0064】この場合、前記張力T1 によりコイルスプ
リング5に与えられる初期捩じり荷重がスロットルバル
ブの開き始めのときにコイルスプリング5に作用する力
よりも小さいと、スロットルバルブが開き始める以前か
らコイルスプリング5による防振作用が始まってしまい
無駄であり、またペダル無効操作量の増大を招く。
【0065】これに対し第3実施例では、コイルスプリ
ング5装着時の初期捩じり荷重をスロットルバルブ開き
始めのときにコイルスプリング5に働く力を上回るよう
に設定してあるので、エンジン回転数が上昇し、防振対
象周波数の回転数に達したときに防振効果があらわれ
る。
【0066】こうして、第3実施例によれば、上記第1
実施例の作用に加え、ペダル1の無効操作量を抑制しつ
つエンジン出力を制御することができる。
【0067】〔第4実施例〕つぎに第4実施例を図1
7、図18により説明する。図17は第4実施例の側面
を示す。図18はペダル部を図17の矢印B方向(裏
側)から見た背面図である。
【0068】第4実施例の構成は、上記第2実施例(図
11〜13)とほぼ同様であるので、相違点を主に説明
する。
【0069】図18に示すように、レバー(アクセルレ
バー)3の下部は屈曲形成され、この屈曲形成によって
支持ロッド3aを一体に形成したものである。また、ペ
ダル1には、ペダルアーム1b側でペダル踏面部1aの
端部に板ばね(防振部材)1fが一体に形成されてい
る。そして、この板ばね1fが上記第2実施例における
コイルスプリング5に代ってペダル1を防振支持してい
る。
【0070】また、上記第2実施例ではコイルスプリン
グ5の取付時の初期捩じり荷重は任意に設定されたが、
第4実施例では上記第3実施例と同様に、板ばね1fの
装着時の荷重はスロットルバルブが開き始めのときに受
ける力を上回るように設定してある。
【0071】つぎに、作用を説明する。第4実施例で
は、上記第2実施例の振動レベル低減作用に加えて、上
記第3実施例と同様の作用が得られる。
【0072】さらに、図17のようにペダル踏面部1a
と一体に板ばね1fを形成し、また図18のようにレバ
ー3自体の屈曲により支持ロッド3aを形成しているの
で、大幅な部品点数の削減と同時にコスト低減が達成で
きる。
【0073】〔第5実施例〕つぎに第5実施例を図1
9、図20により説明する。図19は第5実施例の側面
を示す。図20はペダル部を図19の矢印B方向(裏
側)から見た背面図である。
【0074】第5実施例は、上記第1実施例(図1〜図
3)とほぼ同様であるので、相違点を主に説明する。
【0075】ペダル(アクセルペダル)1はペダル踏面
部1aとペダルアーム(ペダル取付部)1bとから構成
されている。ペダルアーム1bは一枚の板状を呈して、
レバー(アクセルレバー)3の手前側に配置されてい
る。ペダルアーム1bの上端部1jには一対の軸支部1
mが設けられ、この軸支部1mが支持ロッド3aに支持
されている。ペダルアーム1bの下端部1kには軸1g
が設けられている。前記ペダル踏面部1aには、その背
面に一対の支持壁1mが設けられ、この支持壁1mが前
記軸1gに回動自在に支持されている。ペダルアーム1
bとペダル踏面部1aとの間には、捩じり荷重を与えら
れた状態で他のコイルスプリング(付勢部材、図示せ
ず)が装着されている。この他のコイルスプリングの捩
じりばね定数は、ペダルアーム1bとレバー3との間の
コイルスプリング5のそれよりもはるかに小さく設定さ
れている。こうして、ペダル1はいわゆるチルト式ペダ
ルとなっている。
【0076】なお、レバー3の上下部にはストッパ3
b,3dが設けられている。
【0077】つぎに、作用を説明する。第5実施例で
は、上記第1実施例の作用に加えて、つぎのような作用
が得られる。すなわち、前記のようなコイルスプリング
5及び他のコイルスプリングのばね定数、捩じり荷重の
設定により、運転者の踏込む靴の裏側に沿うようにペダ
ル踏面部1aが軸1gまわりに容易に回動でき、ペダル
1が回動しない構造の場合におけるペダル操作時のペダ
ル角度変化に起因する違和感が、この実施例では低減さ
れる。
【0078】さらに、チルト式ペダルとなっているの
で、運転者の足ののせ方の如何に拘らずペダル1の力点
10は軸1g上の定点となり、ペダル1の支持ロッド3
aから力点10までの距離が一定となるためアクセルペ
ダル装置の設計が容易になり、低コストで所定の操作特
性、防振特性が精度良く得られる。
【0079】〔第6実施例〕つぎに第6実施例を図2
1、図22により説明する。図21は第6実施例の構成
を示す。図22は図21の矢印B方向(裏側)から見た
背面図である。
【0080】第6実施例は、上記第5実施例(図19,
20)の構成とほぼ同じであり、相違点はレバー3の下
端部に質量3cを付加してある点である。
【0081】このため、第6実施例では、上記第5実施
例の作用に加えて、つぎのような作用がある。まず、質
量3cを付加した効果によりアクセルペダル装置全体の
振動レベルが低減される。同時に振動の回動中心11が
下方に移動することにより、回動中心11とペダルアー
ム1bの支持軸(支持点)3aとの距離が上記第5実施
例の場合よりもさらに小さくなり、ペダル(アクセルペ
ダル)1に入力される振動レベルがより低減される。そ
の結果ペダル1の振動レベルが劇的に低減される。
【0082】〔第7実施例〕つぎに第7実施例を説明す
る。第7実施例の基本的な構成は上記第5実施例(図1
9,20)と同じであり、図示はしない。第5実施例と
の相違点はコイルスプリング(防振部材)5の初期捩じ
り荷重にあるので、相違点について説明する。
【0083】上記第5実施例ではコイルスプリング5の
取付時の初期捩じり荷重は任意に設定されたが、第7実
施例ではこの初期捩じり荷重はスロットルバルブが開き
始めるときの付勢力を上回るように設定してある。その
結果、第5実施例の作用に加えて無効操作量を必要以上
に大きくしないで防振効果が得られるという上記第3実
施例と同様の作用が得られる。
【0084】〔第8実施例〕つぎに第8実施例を説明す
る。第8実施例の構成は上記第6実施例(図21,2
2)と同じであり、図示はしない。第6実施例との相違
点はコイルスプリング5の初期捩じり荷重にあるので、
相違点について説明する。
【0085】上記第6実施例ではコイルスプリング5の
取付時の初期捩じり荷重は任意に設定されたが、第8実
施例ではこの初期捩じり荷重はスロットルバルブが開き
始めるときに受ける力を上回るように設定してある。そ
の結果、第6実施例の作用に加えて無効操作量を必要以
上に大きくしないで防振効果が得られるという上記第3
実施例と同様の作用が得られる。
【0086】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、アクセルレバーの振動はペダル取付
部がアクセルレバーに対して支持点回りに相対回転し、
且つこの相対回転を防振部材が緩衝するから、アクセル
ペダルへの振動伝達は著しく抑制される。従って、アク
セルペダルの操作に違和感がなく、長時間の運転でも疲
労感を抑制することができる。
【0087】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加え、ペダル取付部の端部がペダル踏面部
よりもアクセルレバーの支持部寄りの支持点、つまり振
動変位の小さい側で支持されることになるので、ペダル
取付部を経てペダル踏面部側に入力される振動レベルそ
のものが低減される。さらに、この支持点にてアクセル
ペダルとアクセルレバー間に防振部材が介設されている
ので、アクセルペダルを小さな防振部材で防振すること
ができる。
【0088】請求項3の発明によれば、請求項1、また
は請求項2の発明による効果に加え、防振部材のばね定
数を、アクセルペダル踏込みの力点とペダル支持点間の
距離Lとアクセルペダルの有効質量mと防振対象周波数
fとから表される値2(πf)2 mL2 よりも小さい範
囲に設定したので、アクセルペダルの系の共振周波数が
防振しようとする周波数域よりも小さい側に外れること
となり大幅に振動レベルが低減される。
【0089】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3のいずれかの発明による効果に加え、アクセルペダ
ルの支持される支持点が、アクセルレバーの振動に基く
回動の中心、またはその近傍にあるので、ペダル踏面部
に入力される振動レベルそのものが低減され、結果とし
て防振効果がさらに向上する。
【0090】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4のいずれかの発明による効果に加え、アクセルレバ
ーの下端部に質量を付加しているので、レバー全体の振
動レベルが低減されると共に、質量付加によりレバーの
振動の回動中心が下端側に移動するので、ペダル取付部
の長さを長くしなくてもペダル取付部の支持を振動の回
動中心又はその近傍で行うことができ、ペダル踏面部に
入力される振動レベルが劇的に低減される。
【0091】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
による効果に加え、アクセルペダルとアクセルレバーと
のいずれかに設けられたストッパに他方側を嵌合させて
いることにより、アクセルペダルの回動方向と直交する
方向の変動ならびに振動が低減される。
【0092】請求項7の発明によれば、請求項1〜請求
項6のいずれかの発明による効果に加え、防振部材の取
付時付勢力が、エンジン側のスロットルバルブが開き始
めるときに受ける力を上回るので、アクセルペダルを踏
込んでもスロットルバルブが開き始めないというペダル
の無効操作量を必要以上に大きくすることなく、エンジ
ン回転数を上昇させることができる。
【0093】請求項8の発明によれば、請求項1〜請求
項7のいずれかの発明による効果に加え、ペダル取付部
がアクセルレバーの両側に配置された一対のペダルアー
ムからなり、該ペダルアームの上端部が前記アクセルレ
バーに固着された支持ロッドに回動自在に支持され、下
端部に前記ペダル踏面部が取付けられているので、アク
セルペダルの支持を確実に行うことができる。
【0094】請求項9の発明によれば、請求項1〜請求
項8の発明による効果に加え、ペダル踏面部がペダル取
付部に対し回動自在に支持されているので、ペダル踏面
部は運転者の足の姿勢に倣って回動するので、踏込み操
作時のフィーリングが向上する。
【0095】請求項10の発明によれば、請求項1〜請
求項7のいずれかの発明による効果に加え、ペダル取付
部がアクセルレバーの手前側に配置された一本のペダル
アームでなり、該ペダルアームの上端部に設けた軸支部
を前記支持ロッドに回動自在に支持され、アクセルペダ
ルの支持を確実に行うことができると共に、該ペダルア
ームの下端部に設けた軸に前記ペダル踏面部を回動自在
に支持し、且つペダル踏面部とペダルアームとの間にペ
ダル踏面部を回動方向へ付勢する付勢部材を設けている
ので、この付勢を受けつつペダル踏面部は運転者の足の
姿勢に倣って回動することにより、踏込み操作時のフィ
ーリングが向上する。
【0096】請求項11の発明によれば、請求項8又は
請求項10の発明による効果に加え、防振部材としてコ
イルスプリングを用い、それの一方の足をアクセルレバ
ーに係止し、他方の足をペダルアームに係止しているの
で、アクセルレバーからペダル踏面部へ伝達される振動
が低減される。
【0097】請求項12の発明によれば、請求項1〜請
求項10の発明による効果に加え、ペダル踏面部と一体
に形成された板ばねを防振部材として用い、その先端を
アクセルレバーに当接させているので、大幅な部品点数
の削減と同時にコスト低減が達成でき、アクセルレバー
からペダル踏面部へ伝達される振動が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の側面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】図1のA部の背面図である。
【図4】第1実施例の説明図である。
【図5】第1実施例の説明図である。
【図6】第1実施例の説明図である。
【図7】第1実施例の説明図である。
【図8】第1実施例の説明図である。
【図9】第1実施例の説明図である。
【図10】第1実施例の説明図である。
【図11】第2実施例の側面図である。
【図12】図11のペダル部の背面図である。
【図13】図12のC−C断面図である。
【図14】第3実施例の説明図である。
【図15】アクセルペダル系全体の作動説明図である。
【図16】第3実施例の説明図である。
【図17】第4実施例の側面図である。
【図18】図17のペダル部の背面図である。
【図19】第5実施例の側面図である。
【図20】図19のペダル部の背面図である。
【図21】第6実施例の側面図である。
【図22】図21のペダル部の背面図である。
【図23】(a)は第1従来例の全体を示す構成図であ
り、(b)は要部拡大図である。
【図24】第2従来例の構成を示す図である。
【図25】第3従来例の構成を示す図である。
【図26】第4従来例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ペダル(アクセルペダル) 1a ペダル踏面部 1b ペダルアーム(ペダル取付部) 1c ストッパ 1f 板ばね(防振部材) 3 レバー(アクセルレバー) 3a 支持ロッド(支持点) 3b,3d ストッパ 3c 質量 5 コイルスプリング(防振部材) 5a コイル部 7 アクセルワイヤ 9 軸(支持部) 10 力点 11 回動中心

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部が車体側の支持部に所定範囲回動
    自在に支持されると共に、上端部がエンジン側に連結さ
    れたアクセルレバーと、 ペダル踏面部および該ペダル踏面部から伸びたペダル取
    付部からなり、ペダル取付部の端部が前記アクセルレバ
    ーの所定の支持点で該アクセルレバーに所定範囲回動自
    在に支持されたアクセルペダルと、 前記アクセルレバーとペダル取付部との間に介設され、
    前記ペダル取付部をアクセルレバーに対して離れる方向
    へ回動付勢する防振部材とからなるアクセルペダル装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアクセルペダル装置であ
    って、 前記アクセルペダルは、ペダル取付部の端部がペダル踏
    面部よりも前記アクセルレバーの支持部寄りの支持点で
    該アクセルレバーに回動自在に支持されたことを特徴と
    するアクセルペダル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2記載のアクセル
    ペダル装置であって、 前記防振部材のばね定数を、ペダル踏面部の力点および
    前記支持点間の距離Lとアクセルペダルの有効質量mと
    防振対象周波数fとから表される値2(πf)2 mL2
    を下回る範囲に設定したことを特徴とするアクセルペダ
    ル装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2,又は請求項3のい
    ずれかに記載のアクセルペダル装置であって、 前記アクセルペダルの支持される支持点が、アクセルレ
    バーの振動に基く回動の中心、またはその近傍にあるこ
    とを特徴とするアクセルペダル装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    アクセルペダル装置であって、 前記アクセルレバーの下端部に質量を付加したことを特
    徴とするアクセルペダル装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のアクセルペダル装置であ
    って、 前記アクセルペダル又はアクセルレバーの一方に断面矩
    形枠状のストッパを設け、該ストッパに他方側を嵌合さ
    せ、アクセルレバーの下端部とアクセルペダルとをアク
    セルペダルの回動方向へ相対動可能に、且つこれと直交
    する方向への相対動を規制することを特徴とするアクセ
    ルペダル装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    アクセルペダル装置であって、 前記防振部材の取付時付勢力は、エンジン側のスロット
    ルバルブが開き始めるときに防振部材が受ける力を上回
    ることを特徴とするアクセルペダル装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    アクセルペダル装置であって、 前記ペダル取付部は、前記アクセルレバーの両側に配置
    された一対のペダルアームからなり、該ペダルアームの
    上端部が前記アクセルレバーに固着された支持ロッドに
    回動自在に支持され、下端部に前記ペダル踏面部が取付
    けられたことを特徴とするアクセルペダル装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の
    アクセルペダル装置であって、 前記ペダル踏面部は、前記ペダル取付部に対し所定範囲
    回動自在に支持されたことを特徴とするアクセルペダル
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載
    のアクセルペダル装置であって、 前記ペダル取付部は、前記アクセルレバーの手前側に配
    置された一本のペダルアームでなり、該ペダルアームの
    上端部に設けた軸支部を前記アクセルレバーに固着され
    た支持ロッドに回動自在に支持すると共に、下端部に設
    けた軸に前記ペダル踏面部を所定範囲回動自在に支持
    し、且つペダル踏面部とペダルアームとの間にペダル踏
    面部を回動方向へ付勢する付勢部材を設けたことを特徴
    とするアクセルペダル装置。
  11. 【請求項11】 請求項8又は請求項10に記載のアク
    セルペダル装置であって、 前記防振部材は、端部に一対の足を有するコイルスプリ
    ングであり、該足の一方が前記アクセルレバーに係止さ
    れ、同他方が前記ペダルアームに係止されたことを特徴
    とするアクセルペダル装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項10に記載のアクセ
    ルペダル装置であって、 前記防振部材は、板ばねであり、該板ばねの一端が前記
    ペダル取付部側でペダル踏面部の端部に一体に形成さ
    れ、他端が前記アクセルレバーに当接することを特徴と
    するアクセルペダル装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016531037A (ja) * 2013-07-23 2016-10-06 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 弾性結合されたアクチュエータを備えた自動車用ハプティックアクセルペダル並びに当該ハプティックアクセルペダルを閉ループ制御する方法および閉ループ制御ユニット
JP2022138811A (ja) * 2021-03-11 2022-09-26 株式会社 英田エンジニアリング アクセルペダル誤操作解消機構

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JP2022138811A (ja) * 2021-03-11 2022-09-26 株式会社 英田エンジニアリング アクセルペダル誤操作解消機構

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