JPH08228452A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPH08228452A
JPH08228452A JP3352995A JP3352995A JPH08228452A JP H08228452 A JPH08228452 A JP H08228452A JP 3352995 A JP3352995 A JP 3352995A JP 3352995 A JP3352995 A JP 3352995A JP H08228452 A JPH08228452 A JP H08228452A
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fan
bearing bracket
bearing
fan casing
shaft
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JP3352995A
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Yoshifumi Nakahama
敬文 中濱
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 同じ設計の電機間や組換えの前後で振動値に
差異を生じることのないようにすることと、ファンケー
シング内からの空気流による機内への水や潤滑油の浸入
を防ぐ。 【構成】 冷却用のファン43のボス部47を軸受ブラ
ケット37近傍まで延ばして設け、この部分47aを、
回転軸36に対し隙間嵌めとすると共に、軸受ブラケッ
ト37に対しても微小な距離を置いて対向させることに
より、水切りカラーを不要ならしめるようにし、ラビリ
ンスカラー,軸受止め,油切カラーを不要ならしめる。
又、ファンケーシングの軸貫通孔周りの圧力を高めるよ
うにしたほか、ファンケーシングのボス部貫通孔から排
出された空気が軸受ブラケットの軸貫通孔に当たらない
ようにもした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転軸の端部に冷却用の
ファンを具えた回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動機や発電機といった回転
電機においては、図18に示すように、回転軸1の端部
に冷却用のファン2を具えたものが供されている。この
ものの場合、回転軸1は軸受3を介して軸受ブラケット
4により支承されており、その軸受ブラケット4外に位
置する回転軸1の端部に冷却用のファン2が取付けられ
ている。
【0003】又、このものの場合、ファン2側の軸受3
部分において、回転軸1には、軸受3のずれ止めをする
軸受止め5と、軸受3の余分な潤滑油(グリース)を排
出するための油切カラー6、及び外部からの水の浸入を
防止するための水切カラー7が取付けられており、更
に、図示はしないが軸受ブラケット4の軸貫通部分の密
封度を高めるためのラビリンスカラーが取付けられてい
る。
【0004】一方、図19に示す回転電機においては、
同様に軸受ブラケット14外に位置する回転軸11の端
部に冷却用の外ファン12が取付けられ、この外ファン
12を囲繞するファンケーシング15が熱交換器16に
接続されている。又、機内には内ファン17が設けら
れ、これも回転軸11に取付けられている。更に、回転
子鉄心18及び固定子鉄心19にはそれぞれ通風ダクト
20,21が設けられている。
【0005】この構成で、外ファン12の回転により、
機外の空気が実線矢印で示すようにファンケーシング1
5から熱交換器16のチューブ状の機外空気通路16a
を通され、機外に排出される。又、内ファン17の回転
と回転子鉄心18の回転とにより、機内の空気が破線矢
印で示すように回転子鉄心18の通風ダクト20から固
定子鉄心19の通風ダクト21を通され、更に、熱交換
器16の機外空気通路16a外を通る機内空気通路16
bを通されて、機内に戻される。この循環により、回転
子導体22,固定子鉄心19,固定子巻線23で発生し
た熱は、機内空気に放出され、熱交換器16で機外空気
に放出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の回転電機の中で
も、図18に示すものでは、回転軸1を支持する軸受3
の近傍で、回転軸1に軸受止め5,油切カラー6,水切
カラー7,及びラビリンスカラーを取付けるため、これ
らの締めしろにより、回転軸1の曲げモードの固有振動
数が変化してしまう。特に、電機全体の軽量化のため、
回転軸1は必要最小限の強度に抑えることが多く、回転
軸1の固有振動数は定格運転時の加振周波数の近くに設
定されることが多い。しかるに、上記の理由から、運転
時の加振周波数の近くで同じ設計の電機でも、固有振動
数が異なり、振動値に差異が生じるという問題があっ
た。又、軸受3を取換えるときなど、カラー類を再取付
けするため、前より締めしろが小さくなり、固有振動数
が変化して、振動値が前と異なってしまうという問題が
あった。
【0007】又、図19に示すものでは、外ファン12
によって機外から吸入された機外空気が熱交換器16の
機外空気通路16aを通る際、かなりの抵抗があるた
め、その上流側のファンケーシング15の内部は圧力が
かなり高くなる。それゆえ、ファンケーシング15の軸
貫通孔24からも空気が排出され、この空気流は軸受ブ
ラケット14の軸貫通孔25に至り、圧力を加える。こ
のとき、軸受ブラケット14の軸貫通孔25に水滴が付
着していれば、その水滴が機内に押込まれて浸入する
し、油潤滑の場合には、軸受ブラケット14の軸貫通孔
25に潤滑油が付着しているので、それが機内へ押込ま
れて浸入する。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、第1に、同じ設計の電機間
や組換えの前後で振動値に差異を生じることのない回転
電機を提供し、第2に、ファンケーシング内からの空気
流による機内への水や潤滑油の浸入を生じることのない
回転電機を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の回転電機においては、第1に、回転軸を軸
受を介して軸受ブラケットにより支承し、その軸受ブラ
ケット外に位置する回転軸の端部に冷却用のファンをボ
ス部により取付けたものにあって、そのファンのボス部
を軸受ブラケット近傍まで延ばして設け、この部分を、
回転軸に対し隙間嵌めとすると共に、軸受ブラケットに
対しても微小な距離を置いて対向させたことを特徴とす
る。
【0010】この場合、ファンのボス部の延長部分の端
面部とこれが対向する軸受ブラケットには、交互に複数
の円周方向溝を設けると良い。又、ファンのボス部の延
長部分の端面部を軸受に当接させるのも良く、ファンの
ボス部の延長部分の端部に軸受ブラケットの潤滑油排出
口に対応するつば部を設けるのも良い。
【0011】本発明の回転電機においては、第2に、回
転軸を軸受を介して軸受ブラケットにより支承し、その
軸受ブラケット外に位置する回転軸の端部に冷却用のフ
ァンをボス部により取付け、そのファンを囲繞するファ
ンケーシングを熱交換器に接続したものにあって、上記
ファンのボス部のファンケーシング側部分に半径方向に
延びる溝を設け、この溝をファンケーシングに対しほゞ
溝深さの距離を置いて対向させたことを特徴とする。
【0012】この場合、ファンのボス部のファンケーシ
ング側部分には、反回転方向側へ傾斜して半径方向に延
びる溝を設け、この溝をファンケーシングに対しほゞ溝
深さの距離を置いて対向させても良く、それらの溝に加
えて、ファンの主板のファンケーシング側部分にバラン
スウェイトを取付けるのも良い。
【0013】又、ファンケーシングに軸受ブラケットの
軸貫通孔より径大な孔を形成し、この孔にファンのボス
部を貫通させるのも良く、ファンのボス部をファンケー
シングと軸受ブラケットとの中間位置まで延ばして設
け、この部分の端部にファンケーシングのボス部貫通孔
より径大なつば部を設けるのも良い。
【0014】
【作用】上記第1の手段によれば、ファンのボス部の延
長部分が水切カラーとして機能する。よって、水切カラ
ーが不要となり、又、ファンのボス部の延長部分自体、
回転軸との間に隙間を有していて回転軸に締め圧を及ぼ
すことがない。その場合、特に、ファンのボス部の延長
部分の端面部とこれが対向する軸受ブラケットに交互に
複数の円周方向溝を設けたものでは、その複数の円周方
向溝がラビリンス溝として機能し、よって、ラビリンス
カラーが不要となる。
【0015】又、ファンのボス部の延長部分の端面部を
軸受に当接させたものでは、そのファンのボス部の延長
部分が軸受止めとして機能し、よって、軸受止めが不要
となる。更に、ファンのボス部の延長部分の端部に軸受
ブラケットの潤滑油排出口に対応するつば部を設けたも
のでは、そのつば部が油切カラーとして機能し、よっ
て、油切カラーが不要となる。
【0016】一方、第2の手段によれば、ファンのボス
部のファンケーシング側部分に設けた溝で空気流が生成
され、これによって、ファンケーシングの軸貫通孔周り
の圧力が高められる。その場合、特に、ファンのボス部
のファンケーシング側部分に、反回転方向側へ傾斜して
半径方向に延びる溝を設け、この溝をファンケーシング
に対しほゞ溝深さの距離を置いて対向させたものでは、
その溝でより強力な空気流が生成され、それによって、
ファンケーシングの軸貫通孔周りの圧力が一層高められ
る。
【0017】更に、それらの場合、ファンの主板のファ
ンケーシング側部分にバランスウェイトを取付けたもの
では、そのバランスウェイトによっても空気流が生成さ
れ、それによって、ファンケーシングの軸貫通孔周りの
圧力が一層高められる。又、ファンケーシングに軸受ブ
ラケットの軸貫通孔より径大な孔を形成し、この孔にフ
ァンのボス部を貫通させたものでは、ファンケーシング
のボス部貫通孔から排出された空気が、軸受ブラケット
の軸貫通孔より外側で軸受ブラケットに当たるようにな
る。
【0018】そして、ファンのボス部をファンケーシン
グと軸受ブラケットとの中間位置まで延ばして設け、こ
の部分の端部にファンケーシングのボス部貫通孔より径
大なつば部を設けたものでは、ファンケーシングの軸貫
通孔から排出された空気が、そのつば部にガイドされ
て、軸受ブラケットの軸貫通孔より外側で軸受ブラケッ
トに当たるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1を参
照して説明する。図において、31は固定子枠を示して
おり、固定子巻線32を装設した固定子鉄心33を内周
部に固着している。固定子鉄心33の内部には、回転子
導体34を装設した回転子鉄心35を配設しており、こ
の回転子鉄心35の中心部に貫着した回転軸36の両端
部を、上記固定子枠31の両端部に固着した軸受ブラケ
ット37,38によりそれぞれ軸受39,40を介して
支承している。
【0020】上記軸受39,40のうち、軸受39に対
しては、回転軸36に軸受39のずれ止めをする軸受止
め41と、軸受39の余分な潤滑油(グリース)を排出
するための油切カラー42とを取付けている。更に、軸
受ブラケット37外に位置する回転軸36の一端部には
冷却用のファン43を取付けている。
【0021】ファン43は、詳細には、円形の主板44
の一方側(図中左側)の面の周囲部に多数の羽根45を
設けると共に、この羽根45の全部の端縁部に共通して
リング状の側板46を設け、他方、主板44の中心部に
羽根45とは反対側に延びる円柱状のボス部47を設け
て成るもので、このボス部47を前記回転軸36に嵌着
して取付けている。更に又、ボス部47はその回転軸3
6に嵌着した部分から軸受ブラケット37近傍まで延ば
して設けており、この延長部分47aを回転軸36に対
して隙間嵌めとしている。又、ボス部47の延長部分4
7aの先端部は軸受ブラケット37に対し微小な隙間を
置いて対向させている。なお、ファン43の外方には、
ファン43を囲繞してこのファン43が生起した風を前
記固定子枠31の外周面部にガイドするファンケーシン
グ48を設けている。
【0022】さて、上述のごとく構成したものの場合、
ファン43のボス部47の延長部分47aは回転軸36
に対し隙間嵌めで、回転軸36との間に隙間を有してい
るから、回転軸36に締め圧を及ぼすことがない。この
構成で、そのファン43のボス部47の延長部分47a
の先端部は軸受ブラケット37に対し微小な隙間を置い
て対向することにより、付着した水を回転により振り切
る水切カラーとして機能する。よって、このものの場
合、水切カラーが別途不要となり、又、上述のようにフ
ァン43のボス部47の延長部分47a自体、回転軸3
6に締め圧を及ぼすことがないので、回転軸36の曲げ
モードの固有振動数に変化を与えず、同じ設計の電機間
で振動値に差異を生じることをなくし得、且つ、組換え
の前後で振動値に差異を生じることもなくし得る。
【0023】以上に対して、図2は本発明の第2実施例
を示すもので、回転軸36に対し隙間嵌めとしたファン
43のボス部47の延長部分47aの先端面部とこれが
対向する軸受ブラケット37とに交互に複数の円周方向
溝49を設けたものを示している。このものでは、その
複数の円周方向溝49が軸受ブラケット37の軸貫通部
分の密封度を高めるラビリンス溝として機能するから、
ラビリンスカラーが別途不要となる。又、この場合もフ
ァン43のボス部47の延長部分47aは、回転軸36
に対し隙間嵌めで、回転軸36に締め圧を及ぼすことが
ないので、回転軸36の曲げモードの固有振動数に変化
を与えず、同じ設計の電機間で振動値に差異を生じるこ
とをなくし得、且つ、組換えの前後で振動値に差異を生
じることもなくし得る。
【0024】図3は本発明の第3実施例を示すもので、
回転軸36に対し隙間嵌めとしたファン43のボス部4
7の延長部分47b(上述の延長部分47aより外径が
小さい)の先端面部を軸受39に当接させたものを示し
ている。このものでは、そのファン43のボス部47の
延長部分47bが軸受39のずれ止めをする軸受止めと
して機能するから、軸受止めが別途不要となる。更に、
この場合もファン43のボス部47の延長部分47b
は、回転軸36に対し隙間嵌めで、回転軸36に締め圧
を及ぼすことがないので、回転軸36の曲げモードの固
有振動数に変化を与えず、同じ設計の電機間で振動値に
差異を生じることをなくし得、且つ、組換えの前後で振
動値に差異を生じることもなくし得る。
【0025】図4は本発明の第4実施例を示すもので、
上記ファン43のボス部47の延長部分47bの先端部
に軸受ブラケット37の潤滑油排出口50に対応するつ
ば部51を設けたものを示している。このものでは、そ
のつば部51が軸受39の余分な潤滑油(グリース)を
回転により振り切る油切カラーとして機能するから、油
切カラーが別途不要となる。更に、この場合もファン4
3のボス部47の延長部分47bは、回転軸36に対し
隙間嵌めで、回転軸36に締め圧を及ぼすことがないの
で、回転軸36の曲げモードの固有振動数に変化を与え
ず、同じ設計の電機間で振動値に差異を生じることをな
くし得、且つ、組換えの前後で振動値に差異を生じるこ
ともなくし得る。
【0026】図5は本発明の第5実施例を示すもので、
上記ファン43のボス部47の延長部分47bにつば部
52を設けて、これを軸受ブラケット37に対し微小な
隙間を置いて対向させると共に、延長部分47bの先端
面部を軸受39に当接させたものを示している。このも
のでは、その延長部分47bがつば部52で水切カラー
として機能すると共に、更にその先方の部分で軸受止め
として機能するから、水切カラー及び軸受止めが別途不
要となる。更に、この場合もファン43のボス部47の
延長部分47bは、回転軸36に対し隙間嵌めで、回転
軸36に締め圧を及ぼすことがないので、回転軸36の
曲げモードの固有振動数に変化を与えず、同じ設計の電
機間で振動値に差異を生じることをなくし得、且つ、組
換えの前後で振動値に差異を生じることもなくし得る。
【0027】図6は本発明の第6実施例を示すもので、
上記ファン43のボス部47の延長部分47bにつば部
53を設けて、これと軸受ブラケット37とに交互に複
数の円周方向溝54を設けると共に、延長部分47bの
先端面部を軸受39に当接させたものを示している。こ
のものでは、その複数の円周方向溝54がラビリンス溝
として機能すると共に、更にその先方の部分で軸受止め
として機能するから、ラビリンスカラー及び軸受止めが
別途不要となる。更に、この場合もファン43のボス部
47の延長部分47bは、回転軸36に対し隙間嵌め
で、回転軸36に締め圧を及ぼすことがないので、回転
軸36の曲げモードの固有振動数に変化を与えず、同じ
設計の電機間で振動値に差異を生じることをなくし得、
且つ、組換えの前後で振動値に差異を生じることもなく
し得る。
【0028】図7は本発明の第7実施例を示すもので、
上記ファン43のボス部47の延長部分47bに軸受ブ
ラケット37の潤滑油排出口50に対応するつば部55
を設けると共に、延長部分47bの先端面部を軸受39
に当接させたものを示している。このものでは、そのつ
ば部55が油切カラーとして機能すると共に、更にその
先方の部分で軸受止めとして機能するから、油切カラー
及び軸受止めが別途不要となる。更に、この場合もファ
ン43のボス部47の延長部分47bは、回転軸36に
対し隙間嵌めで、回転軸36に締め圧を及ぼすことがな
いので、回転軸36の曲げモードの固有振動数に変化を
与えず、同じ設計の電機間で振動値に差異を生じること
をなくし得、且つ、組換えの前後で振動値に差異を生じ
ることもなくし得る。
【0029】図8及び図9は本発明の第8実施例を示す
もので、このものの場合、固定子枠61の内周部に配設
した固定子鉄心62と、この固定子鉄心62の内部に配
設した回転子鉄心63には、それぞれ通風ダクト64,
65を設けている。又、回転軸66を軸受67を介して
支承した軸受ブラケット68外において、回転軸66の
端部には冷却用の外ファン69をボス部70により取付
け、この外ファン69を囲繞するファンケーシング71
を固定子枠61外に設けた熱交換器72に接続してい
る。更に、機内には内ファン73を設け、これも回転軸
66に取付けている。
【0030】そして、外ファン69のボス部70のファ
ンケーシング71側部分である先端面部には、半径方向
に延びる溝74を複数設け、この溝74をファンケーシ
ング71に対しほゞ溝74深さの距離を置いて対向させ
ている。
【0031】この構成で、外ファン69の回転により、
機外の空気が実線矢印で示すようにファンケーシング7
1から熱交換器72のチューブ状の機外空気通路72a
を通され、機外に排出される。又、内ファン73の回転
と回転子鉄心63の回転とにより、機内の空気が破線矢
印で示すように回転子鉄心63の通風ダクト65から固
定子鉄心62の通風ダクト64を通され、更に、熱交換
器72の機外空気通路72a外を通る機内空気通路72
bを通されて、機内に戻される。この循環により、回転
子導体75,固定子鉄心62,固定子巻線76で発生し
た熱は、機内空気に放出され、熱交換器72で機外空気
に放出される。
【0032】この場合、外ファン69によって機外から
吸入された機外空気が熱交換器72の機外空気通路72
aを通る際、かなりの抵抗があるため、その上流側のフ
ァンケーシング71の内部は圧力がかなり高くなる。し
かし、それに対して、外ファン69のボス部70のファ
ンケーシング71側部分に設けた溝74は、回転により
ファンケーシング71の軸貫通孔77部分から吸気して
周囲に吐気する空気流を生成し、これによって、ファン
ケーシング71の軸貫通孔77周りの圧力が高められ
る。このため、ファンケーシング71の軸貫通孔77か
ら軸受ブラケット68の軸貫通孔78側へ空気が排出さ
れることがなくなり、それの圧力による軸受ブラケット
68の軸貫通孔78から機内への水の浸入並びに潤滑油
の浸入の問題をなくすことができる。
【0033】図10及び図11は本発明の第9実施例を
示すもので、上記外ファン69のボス部70のファンケ
ーシング側部分に、反回転方向側(図11に示す矢印R
とは反対側)へ傾斜して半径方向に延びる溝79を設
け、この溝79をファンケーシング71に対しほゞ溝7
9深さの距離を置いて対向させたものを示している。こ
のものでは、その反回転方向側へ傾斜した溝79でより
強力な空気流が生成され、それによって、ファンケーシ
ング71の軸貫通孔77周りの圧力が一層高められるか
ら、ファンケーシング71の軸貫通孔77から軸受ブラ
ケット68の軸貫通孔78側へ空気が排出されることが
一段となくなって、それの圧力による軸受ブラケット6
8の軸貫通孔78から機内への水の浸入並びに潤滑油の
浸入の問題を更に確実になくすことができる。
【0034】図12及び図13は本発明の第10実施例
を示すもので、外ファン69のボス部70のファンケー
シング側部分に、半径方向に延びる溝74を設け、この
溝74をファンケーシング71に対しほゞ溝74深さの
距離を置いて対向させると共に、ファン69の主板80
のファンケーシング71側部分にバランスウェイト取付
座81を複数例えば4箇所設け、これにバランスウェイ
ト82を選択的に取付けたものを示している。
【0035】このものでは、溝74でファンケーシング
71の軸貫通孔77部分から吸気して周囲に吐気する空
気流が生成されると共に、取付けたバランスウェイト8
2によっても同方向の空気流が生成され、それらによっ
て、ファンケーシングの軸貫通孔周りの圧力が一層高め
られるから、ファンケーシング71の軸貫通孔77から
軸受ブラケット68の軸貫通孔78側へ空気が排出され
ることが一段となくなって、それの圧力による軸受ブラ
ケット68の軸貫通孔78から機内への水の浸入並びに
潤滑油の浸入の問題を更に確実になくすことができる。
【0036】図14及び図15は本発明の第11実施例
を示すもので、外ファン69のボス部70のファンケー
シング側部分に、反回転方向側(図16に示す矢印Rと
は反対側)へ傾斜して半径方向に延びる溝79を設け、
この溝79をファンケーシング71に対しほゞ溝79深
さの距離を置いて対向させると共に、ファン69の主板
80のファンケーシング71側部分にバランスウェイト
取付座81を複数例えば4箇所設け、これにバランスウ
ェイト82を選択的に取付けたものを示している。
【0037】このものでは、溝79でファンケーシング
71の軸貫通孔77部分から吸気して周囲に吐気する空
気流が強力に生成されると共に、取付けたバランスウェ
イト82によっても同方向の空気流が生成され、それら
によって、ファンケーシングの軸貫通孔周りの圧力が更
に高められるから、ファンケーシング71の軸貫通孔7
7から軸受ブラケット68の軸貫通孔78側へ空気が排
出されることも更になくなって、それの圧力による軸受
ブラケット68の軸貫通孔78から機内への水の浸入並
びに潤滑油の浸入の問題を一層確実になくすことができ
る。
【0038】図16は本発明の第12実施例を示すもの
で、ファンケーシング71に軸受ブラケット68の軸貫
通孔78より径大な孔83を形成し、この孔83にファ
ン69のボス部70の延長部分70aを貫通させたもの
を示している。このものでは、ファンケーシング71の
ボス部貫通孔83から排出された空気が、軸受ブラケッ
ト68の軸貫通孔78より外側で軸受ブラケット68に
当たり、軸受ブラケット68の軸貫通孔78には当たら
なくなるから、その当たりによる軸受ブラケット68の
軸貫通孔78から機内への水の浸入並びに潤滑油の浸入
の問題をなくすことができる。
【0039】図17は本発明の第13実施例を示すもの
で、ファン69のボス部70を、ファンケーシング71
の孔83を貫通して軸受ブラケット68との中間位置に
存するところまで延ばして設け、この延長部分70aの
端部にファンケーシング71のより径大なつば部84を
設けたものを示している。このものでは、ファンケーシ
ング71の孔83から排出された空気が、そのつば部8
4にガイドされて、軸受ブラケット68の軸貫通孔78
より外側で軸受ブラケット68に当たり、軸受ブラケッ
ト68の軸貫通孔78には当たらなくなるから、その当
たりによる軸受ブラケット68の軸貫通孔78から機内
への水の浸入並びに潤滑油の浸入の問題をなくすことが
できる。
【0040】なお、この場合も、ファン69の主板80
のファンケーシング71側部分にはバランスウェイト取
付座81を複数例えば4箇所設けて、これにバランスウ
ェイト82を選択的に取付けており、これによって生成
する空気流により、軸受ブラケット68の軸貫通孔78
から機内への水の浸入並びに潤滑油の浸入の問題を一層
確実になくすことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の回転電機は以上説明したとおり
のもので、下記の効果を奏する。第1に、回転軸を軸受
を介して軸受ブラケットにより支承し、その軸受ブラケ
ット外に位置する回転軸の端部に冷却用のファンをボス
部により取付けたものにおいて、そのファンのボス部を
軸受ブラケット近傍まで延ばして設け、この部分を、回
転軸に対し隙間嵌めとすると共に、軸受ブラケットに対
しても微小な距離を置いて対向させたことにより、水切
カラーを不要ならしめ得ると共に、ファンのボス部の延
長部分自体が回転軸に締め圧を及ぼすことのないように
し得て、回転軸の曲げモードの固有振動数に変化を与え
ず、同じ設計の電機間や組換えの前後で振動値に差異を
生じることをなくすことができる。
【0042】第2に、上記ファンのボス部の延長部分の
端面部とこれが対向する軸受ブラケットに交互に複数の
円周方向溝を設けたことにより、ラビリンスカラーを不
要ならしめ得ると共に、上述同様、ファンのボス部の延
長部分自体が回転軸に締め圧を及ぼすことのないように
し得て、回転軸の曲げモードの固有振動数に変化を与え
ず、同じ設計の電機間や組換えの前後で振動値に差異を
生じることをなくすことができる。
【0043】第3に、上記ファンのボス部の延長部分の
端面部を軸受に当接させたことにより、軸受止めを不要
ならしめ得ると共に、上述同様、ファンのボス部の延長
部分自体が回転軸に締め圧を及ぼすことのないようにし
得て、回転軸の曲げモードの固有振動数に変化を与え
ず、同じ設計の電機間や組換えの前後で振動値に差異を
生じることをなくすことができる。
【0044】第4に、上記ファンのボス部の延長部分の
端部に軸受ブラケットの潤滑油排出口に対応するつば部
を設けたことにより、油切カラーを不要ならしめ得ると
共に、上述同様、ファンのボス部の延長部分自体が回転
軸に締め圧を及ぼすことのないようにし得て、回転軸の
曲げモードの固有振動数に変化を与えず、同じ設計の電
機間や組換えの前後で振動値に差異を生じることをなく
すことができる。
【0045】第5に、回転軸を軸受を介して軸受ブラケ
ットにより支承し、その軸受ブラケット外に位置する回
転軸の端部に冷却用のファンをボス部により取付け、そ
のファンを囲繞するファンケーシングを熱交換器に接続
したものにおいて、上記ファンのボス部のファンケーシ
ング側部分に半径方向に延びる溝を設け、この溝をファ
ンケーシングに対しほゞ溝深さの距離を置いて対向させ
たことにより、その溝で生成する空気流にてファンケー
シングの軸貫通孔周りの圧力を高めることができ、冷却
用のファンによるファンケーシング内からの空気流によ
る機内への水や潤滑油の浸入の問題をなくすことができ
る。
【0046】第6に、上記ファンのボス部のファンケー
シング側部分に、反回転方向側へ傾斜して半径方向に延
びる溝を設け、この溝をファンケーシングに対しほゞ溝
深さの距離を置いて対向させたことにより、その溝で生
成するより強力な空気流にてファンケーシングの軸貫通
孔周りの圧力を一層高めることができて、冷却用のファ
ンによるファンケーシング内からの空気流による機内へ
の水や潤滑油の浸入の問題を更に確実になくすことがで
きる。
【0047】第7に、上記各溝に加えて、ファンケーシ
ング側部分にバランスウェイトを取付けたことにより、
そのバランスウェイトによっても生成する空気流にてフ
ァンケーシングの軸貫通孔周りの圧力を更に高めること
ができて、それの圧力による軸受ブラケットの軸貫通孔
から機内への水の浸入並びに潤滑油の浸入の問題を一層
確実になくすことができる。
【0048】第8に、記ファンケーシングに軸受ブラケ
ットの軸貫通孔より径大な孔を形成し、この孔にファン
のボス部を貫通させたことにより、ファンケーシングの
ボス部貫通孔から排出された空気を、軸受ブラケットの
軸貫通孔より外側で軸受ブラケットに当たるようにでき
て、その当たりによる軸受ブラケットの軸貫通孔から機
内への水の浸入並びに潤滑油の浸入の問題をなくすこと
ができる。
【0049】第9に、上記ファンのボス部をファンケー
シングと軸受ブラケットとの中間位置まで延ばして設
け、この部分の端部にファンケーシングのボス部貫通孔
より径大なつば部を設けたことにより、ファンケーシン
グの軸貫通孔から排出された空気を、そのつば部により
ガイドして、軸受ブラケットの軸貫通孔より外側で軸受
ブラケットに当たるようにできて、その当たりによる軸
受ブラケットの軸貫通孔から機内への水の浸入並びに潤
滑油の浸入の問題をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す片半部の縦断側面図
【図2】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図3】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図9】図8のA−A線に沿う断面図
【図10】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図11】図10のB−B線に沿う断面図
【図12】本発明の第10実施例を示す図1相当図
【図13】図12のC−C線に沿う断面図
【図14】本発明の第11実施例を示す図1相当図
【図15】図14のD−D線に沿う断面図
【図16】本発明の第12実施例を示す図1相当図
【図17】本発明の第13実施例を示す図1相当図
【図18】従来例を示す図1相当図
【図19】異なる従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
36は回転軸、37は軸受ブラケット、39は軸受、4
3はファン、47はボス部、47a,47bはボス部の
延長部分、49は溝、50は潤滑油排出口、51はつば
部、つば部52、つば部53、54は溝、55はつば
部、66は回転軸、67は軸受、68は軸受ブラケッ
ト、69は外ファン(ファン)、70はボス部、70a
は延長部分、71はファンケーシング、72は熱交換
器、74は溝、78は軸貫通孔、79は溝、80は主
板、81はバランスウェイト取付座、82はバランスウ
ェイト、83は孔、84はつば部を示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付けたものにお
    いて、そのファンのボス部を軸受ブラケット近傍まで延
    ばして設け、この部分を、回転軸に対し隙間嵌めとする
    と共に、軸受ブラケットに対しても微小な距離を置いて
    対向させたことを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付けたものにお
    いて、そのファンのボス部を軸受ブラケット近傍まで延
    ばして設け、この部分を回転軸に対し隙間嵌めとすると
    共に、その端面部とこれが対向する軸受ブラケットとに
    交互に複数の円周方向溝を設けたことを特徴とする回転
    電機。
  3. 【請求項3】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付けたものにお
    いて、そのファンのボス部を軸受ブラケット近傍まで延
    ばして設け、この部分を回転軸に対し隙間嵌めとすると
    共に、その端面部を軸受に当接させたことを特徴とする
    回転電機。
  4. 【請求項4】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付けたものにお
    いて、そのファンのボス部を軸受ブラケット近傍まで延
    ばして設け、この部分を回転軸に対し隙間嵌めとすると
    共に、その端部に軸受ブラケットの潤滑油排出口に対応
    するつば部を設けたことを特徴とする回転電機。
  5. 【請求項5】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付け、そのファ
    ンを囲繞するファンケーシングを熱交換器に接続したも
    のにおいて、前記ファンのボス部のファンケーシング側
    部分に半径方向に延びる溝を設け、この溝をファンケー
    シングに対しほゞ溝深さの距離を置いて対向させたこと
    を特徴とする回転電機。
  6. 【請求項6】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付け、そのファ
    ンを囲繞するファンケーシングを熱交換器に接続したも
    のにおいて、前記ファンのボス部のファンケーシング側
    部分に反回転方向側へ傾斜して半径方向に延びる溝を設
    け、この溝をファンケーシングに対しほゞ溝深さの距離
    を置いて対向させたことを特徴とする回転電機。
  7. 【請求項7】 ファンの主板のファンケーシング側部分
    にバランスウェイトを取付けたことを特徴とする請求項
    5又は6記載の回転電機。
  8. 【請求項8】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付け、そのファ
    ンを囲繞するファンケーシングを熱交換器に接続したも
    のにおいて、そのファンケーシングに軸受ブラケットの
    軸貫通孔より径大な孔を形成し、この孔に前記ファンの
    ボス部を貫通させたことを特徴とする回転電機。
  9. 【請求項9】 回転軸を軸受を介して軸受ブラケットに
    より支承し、その軸受ブラケット外に位置する回転軸の
    端部に冷却用のファンをボス部により取付け、そのファ
    ンを囲繞するファンケーシングを熱交換器に接続したも
    のにおいて、前記ファンのボス部をファンケーシングと
    軸受ブラケットとの中間位置まで延ばして設け、この部
    分の端部にファンケーシングのボス部貫通孔より径大な
    つば部を設けたことを特徴とする回転電機。
JP3352995A 1995-02-22 1995-02-22 回転電機 Pending JPH08228452A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010114990A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Toshiba Corp 電動機
CN101847901A (zh) * 2010-06-24 2010-09-29 四川宏华石油设备有限公司 一种用于电机冷却装置的出风罩
KR20110086440A (ko) * 2010-01-22 2011-07-28 엘지전자 주식회사 모터 및 이를 포함하는 가전장치
JP2014030310A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Shimizu Corp 電動モータ

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