JPH08229084A - アーム駆動制御装置 - Google Patents
アーム駆動制御装置Info
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- JPH08229084A JPH08229084A JP7040306A JP4030695A JPH08229084A JP H08229084 A JPH08229084 A JP H08229084A JP 7040306 A JP7040306 A JP 7040306A JP 4030695 A JP4030695 A JP 4030695A JP H08229084 A JPH08229084 A JP H08229084A
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Abstract
より、使用者等の肉体的負担を軽減することができるア
ーム駆動制御装置を提供する。 【構成】比較処理器5Abには、左・右角度センサで検
出された回転軸74C,Dの回転角θ1,θ2による長従動
リンク2Adの先端位置x=l1cosθ1+l2cos
θ2及びy=l1sinθ1+l2sinθ2が入力される
一方、介助者による長従動リンク先端84とカバー3
との最小距離L1先端84と歩行面4Aとの最小距離
L2先端84の歩行面4Aからの最大高さL3が入力さ
れ、この可動範囲x≧α+L1かつ−β+L2≦y≦−β
+L3内をx,yが満たしている場合は、サーボ制御処理
器5Acで正常時のサーボ処理が行われ、回転機構2B
の左・右回転指示部76A,76Bにモータ駆動指令値
を出力する。満たしていない場合は回転機構2Bの左・
右回転指示部76A,76Bへ停止指令が出力される。
Description
ームによって使用者を保持する歩行訓練装置や歩行補助
装置に係わり、特に、その介助アームの駆動を制御する
アーム駆動制御装置に関する。
て脚力が著しく衰えた人が増えている。また、病気や事
故によって歩行機能に障害を生じた人も増えている。こ
のような人達に対するリハビリテーションの主要な方法
として、歩行訓練がある。従来、歩行訓練装置に関する
公知技術としては、例えば以下のものがある。 実開平2−42625号公報 この公知技術は、所定の吊り上げ力で吊り上げられるリ
ング状部材を使用者(この場合、被訓練者)の両側に配
置し、このリング状部材に紐を介して連結された浮き輪
状の空気袋により棒状部材の吊り上げ力を被訓練者に与
えるものである。これにより、被訓練者の疲労を抑えつ
つ長時間の訓練を可能とする。
知技術においては、所定の長さの歩行路を確保する必要
があることから設置容積が大型化するという問題があっ
た。上記問題を解決するため、本件出願人は、特願平5
−277031号(出願日:平成5年11月5日)にお
いて、被訓練者の歩道をなす環状ベルト、この環状ベル
トの駆動手段及び速度検出手段、及びこの速度検出手段
で検出されたベルト速度をもとに駆動手段を制御する速
度制御手段を備えた歩行面装置と;環状ベルト上にある
被訓練者の身体を支える介助アーム、この介助アームの
姿勢を変化させる駆動手段、及び被訓練者が介助アーム
に印加している応力を測る応力測定手段を備えた介助装
置と;歩行面装置及び介助装置の制御を行う統括制御装
置とを有する歩行訓練装置を提案した。しかし、上記し
た歩行訓練装置においては、駆動手段で介助アームの姿
勢を変化させる際に、その駆動制御に関しなんら制限を
設けておらず、介助者の誤操作や装置の故障による誤動
作が発生した場合に対する配慮が十分でないという課題
があった。
に、駆動されるアームを備えたものとして産業用ロボッ
トがあり、これに関する公知技術として、例えば以下の
ものがある。 特開平3−55195号公報 この公知技術は、出力基準値生成回路が、アームを駆動
するモータ駆動部の出力基準値を全自動モード時で運転
する場合に比して低く設定し、異常検出回路がこの出力
基準値とモータ駆動部から入力された駆動出力とを比較
し、出力基準値以上の駆動力(又は速度)を検出した場
合には制御回路若しくはモータ駆動部を停止するもので
ある。これにより、使用者(この場合、作業者)がロボ
ットの可動範囲内でロボットの手先を持って直接動かし
ながら教示を行うダイレクトティーチ時において、異常
の発生を速やかに検出し作業者の安全を確保する。
(又は速度)の大きさを監視し、そのアーム先端の外力
(又は速度)が予め設定した値以上になった場合には、
制御装置が強制的にロボットの動きを抑制するものであ
る。これにより、上記同様、ダイレクトティーチ時に
おいて、異常の発生を速やかに検出し作業者の安全を確
保する。
作・誤動作時に配慮する観点から、上記産業ロボットに
関する公知技術及びを歩行訓練装置における介助ア
ームの駆動に適用することが考えられる。しかしなが
ら、このような適用を行った場合、以下の問題を生じ
る。すなわち、公知技術ではアームの駆動力及び速
度、公知技術ではアーム先端の力及び速度によって異
常を検知しており、アーム先端の位置そのものには特に
配慮がなされていない。
に適用した場合、介助者の誤操作時や装置故障により介
助アームが誤動作した時に、被訓練者や介助者等が、介
助アームと装置の介助アーム以外の部位の間、若しく
は、介助アームと装置周辺物の間の狭い空間で無理な体
勢や不自然な姿勢を強いられる場合がある。また、介助
者の誤操作や装置の故障によって介助アームが上方へ誤
動作し、介助アームに保持されている被訓練者の身体が
浮き上がって不自然な体勢となる場合がある。そして、
それらの人がその体勢・姿勢でいるまま、介助アームの
力・速度等の異常が検知されて介助アームの動作が停止
すると、その体勢・姿勢が長時間続いて疲労し肉体的負
担が大きくなる。特に、歩行訓練装置の被訓練者は、自
らが介助アームに保持されていて容易に介助アームから
離れることができないので、その負担は大きい。
自力歩行を補助するための歩行補助装置に備えられる介
助アームに関しても、同様の問題がある。
定の可動範囲を設定しその範囲外へのアームの移動を制
限することにより、使用者等の肉体的負担を軽減するこ
とができるアーム駆動制御装置を提供することである。
に、本発明によれば、使用者の身体を支えるアームを駆
動する駆動手段を制御するアーム駆動制御装置におい
て、前記アームの先端の位置を検出する検出手段と、該
アームが動き得る制限領域を設定する領域設定手段と、
前記検出手段による検出結果と前記領域設定手段による
制限領域設定とに従って前記駆動手段の動作を制限し、
前記制限領域内でのみ前記アームの動作を可能とする制
限制御手段と、を有することを特徴とするアーム駆動制
御装置が提供される。
いて、前記アームは、被訓練者の歩道をなす環状ベルト
を有する歩行訓練装置に備えられた被訓練者介助用の介
助アームであり、前記領域設定手段は、前記介助アーム
の先端と該介助アームを支持するアーム支持手段との距
離が第1の所定値以上となるように制限領域を設定する
ことを特徴とするアーム駆動制御装置が提供される。
において、前記アームは、被訓練者の歩道をなす環状ベ
ルトを備えた歩行訓練装置に備えられた被訓練者介助用
の介助アームであり、前記領域設定手段は、前記介助ア
ームの先端と前記環状ベルトとの距離が第2の所定値以
上となるように制限領域を設定することを特徴とするア
ーム駆動制御装置が提供される。
置において、前記第1及び第2の所定値は、それぞれ、
前記被訓練者及び介助者の身体が占める空間の厚みより
大きい値であることを特徴とするアーム駆動制御装置が
提供される。
において、前記アームは、被訓練者の歩道をなす環状ベ
ルトを備えた歩行訓練装置に備えられた被訓練者介助用
の介助アームであり、前記領域設定手段は、前記介助ア
ームの先端の前記環状ベルトからの高さが、第3の所定
値以下となるように制限領域を設定することを特徴とす
るアーム駆動制御装置が提供される。
置において、前記第3の所定値は、前記被訓練者の身長
に応じて決定される固有値であることを特徴とするアー
ム駆動制御装置が提供される。
において、複数の前記被訓練者に関する前記固有値を、
書き込み・読み出し可能に管理保管する情報バンクをさ
らに有することを特徴とするアーム駆動制御装置が提供
される。
置において、前記アームは、被補助者の歩行を補助しつ
つ走行する歩行補助装置に備えられた被補助者保持用の
保持アームであり、前記領域設定手段は、前記保持アー
ムの先端と前記歩行補助装置が設置されている部屋の壁
面との距離が第4の所定値以下となるように制限領域を
設定することを特徴とするアーム駆動制御装置が提供さ
れる。
において、前記移動体の移動に合わせて該移動体と前記
壁面との距離をリアルタイムで計測し、対応する信号を
出力するセンサをさらに有し、前記領域設定手段は、前
記センサからの信号が入力されこの信号の値に応じて制
限領域を設定することを特徴とするアーム駆動制御装置
が提供される。
置において、前記アームは、被補助者が押すことで走行
する移動体を備えた歩行補助装置に備えられた被補助者
保持用の保持アームであり、前記領域設定手段は、前記
保持アームの先端と前記歩行補助装置が設置されている
部屋の床面との距離が第5の所定値以上となるように制
限領域を設定することを特徴とするアーム駆動制御装置
が提供される。
において、前記第4及び第5の所定値は、それぞれ、前
記被補助者の身体が占める空間の厚みより大きい値であ
ることを特徴とするアーム駆動制御装置が提供される。
置において、前記アームは、被補助者の歩行を補助しつ
つ走行する歩行補助装置に備えられた被補助者保持用の
保持アームであり、前記領域設定手段は、前記保持アー
ムの先端の該歩行補助装置が設置されている部屋の床面
からの高さが、第6の所定値以下となるように制限領域
を設定することを特徴とするアーム駆動制御装置が提供
される。
において、前記第6の所定値は、前記被補助者の身長に
応じて決定される値であることを特徴とするアーム駆動
制御装置が提供される。
置において、複数の前記被補助者に関する前記固有値
を、書き込み・読み出し可能に管理保管する情報バンク
をさらに有することを特徴とするアーム駆動制御装置が
提供される。
において、前記制限制御手段は、前記アームが前記制限
領域内にあるかどうかを判定する判定手段と、この判定
手段でアームが制限領域外にあると判定されたときに
は、前記駆動手段の動作を停止する駆動停止手段と、を
備えていることを特徴とするアーム駆動制御装置が提供
される。
置において、前記駆動停止手段は、前記駆動手段の電力
供給を遮断する遮断手段であることを特徴とするアーム
駆動制御装置が提供される。
において、前記制限制御手段は、前記アームが前記制限
領域内にあるかどうかを判定する判定手段と、この判定
手段でアームが制限領域外にあると判定されたときに
は、アームを制限領域内に戻す方向へ駆動するための復
帰駆動信号を前記駆動手段に出力する復帰駆動手段と、
を備えていることを特徴とする制御装置が提供される。
置において、前記制限制御手段は、前記アームが前記制
限領域内にあるかどうかを判定する判定手段と、この判
定手段でアームが制限領域外にあると判定されたときに
は、アームをその位置で停止させるための停止位置信号
を前記駆動手段に出力する停止位置指令手段とを備えて
いることを特徴とする制御装置が提供される。
において、前記判定手段でアームが制限領域外にあると
判定されたときには、前記使用者に警告を行う警告手段
をさらに有することを特徴とするアーム駆動制御装置が
提供される。
ば歩行訓練装置に適用した場合を考えると、まず、訓練
の介助を行う介助者が、訓練メニューや介助方法等を選
択するときに同時に領域設定手段で介助アームが動き得
る制限領域を設定する。このときの領域設定方法として
は、介助アーム先端が、歩行訓練装置の介助アーム以外
の部分(例えば、介助アームを支持するアーム支持手
段、被訓練者の歩道をなす環状ベルト等)と所定距離以
上離れるように設定する方法、あるいは介助アーム先端
の高さ(例えば、環状ベルトからの高さ)を被訓練者の
身長に対応した所定値以下となるように設定する方法、
等がある。このような領域設定が終了した後、車椅子中
の被訓練者に介助アーム先端を近づけて介助アームと被
訓練者とを一体化させる。その後、介助アームを上方へ
動かし被訓練者を車椅子から引き上げて訓練位置まで誘
導し、歩行訓練を開始する。訓練中の介助アームは、鉛
直上方への一定の力と歩行方向への力とを被訓練者に対
して作用させ、これによって被訓練者は適正な抵抗を受
けつつ歩行訓練を行うことができる。この訓練前〜訓練
中における一連の介助アームの全動作中を通じ、介助ア
ーム先端の位置が検出手段によって検出されており、こ
の検出手段による検出結果と領域設定手段による制限領
域設定とに従い、制限制御手段によって上記した制限領
域内でのみ介助アームの動作を可能とする領域制限制御
が行われている。これにより、たとえ介助者が誤操作し
たり、あるいは故障により介助アームが誤動作した場合
であっても、介助アームは制限領域外において動作する
ことはない。よって例えば、介助アーム先端がアーム支
持手段や環状ベルトに接近し過ぎて、被訓練者や介助者
が介助アーム先端とアーム支持手段・環状ベルトとの間
の狭い空間で無理な体勢・不自然な姿勢となったり、介
助アーム先端が上方へ移動し過ぎて、被訓練者の身体が
浮いて不自然な体勢となったりすることが防止され、被
訓練者・介助者の肉体的な負担を軽減することができ
る。
を考えると、まず、補助されつつ歩行を行おうとする被
補助者が、動作モード等を選択するときに領域設定手段
で保持アームが動き得る制限領域を設定する。このとき
の領域設定方法としては、保持アーム先端が歩行補助装
置外の周辺部材(例えば、歩行補助装置が設置してある
部屋の床面・壁面等)と所定距離以上離れるように設定
する方法、あるいは保持アーム先端の高さ(例えば、歩
行補助装置が設置してある部屋の床面からの高さ)を被
補助者の身長に対応した所定値以下となるように設定す
る方法、等がある。このような領域設定が終了した後、
被補助者は保持アーム先端を把持しつつ歩行を開始す
る。歩行中の保持アームは、鉛直上方への一定の力と歩
行方向への力とを被補助者に対して作用させており、こ
れによって被補助者は体重のうちの一部を適正な割合で
補助されつつ自身の脚力で歩行することができる。この
補助前〜補助中における一連の保持アームの全動作中を
通じ、保持アーム先端の位置が検出手段によって検出さ
れており、この検出手段による検出結果と領域設定手段
による制限領域設定とに従い、制限制御手段によって上
記した制限領域内でのみ保持アームの動作を可能とする
領域制限制御が行われている。これにより、たとえ被補
助者が誤操作したり、あるいは故障により保持アームが
誤動作した場合であっても、保持アームは制限領域外に
おいて動作することはない。よって例えば、保持アーム
先端が部屋の壁面や床面に接近し過ぎて、被補助者が保
持アーム先端と壁面・床面との間の狭い空間で無理な体
勢・不自然な姿勢となったり、保持アーム先端が上方へ
移動し過ぎて、被補助者の身体が浮いて不自然な体勢と
なることが防止され、被補助者の肉体的な負担を軽減す
ることができる。
設定手段で、介助アームの先端とアーム支持手段との距
離が第1の所定値以上となるように制限領域を設定する
ことにより、たとえ介助者が誤操作したり、あるいは故
障により介助アームが誤動作した場合であっても、介助
アーム先端がアーム支持手段に接近し過ぎて被訓練者や
介助者が介助アーム先端とアーム支持手段との間の狭い
空間で無理な体勢・不自然な姿勢となることが防止され
る。さらに、歩行訓練装置に適用する場合、領域設定手
段で、介助アームの先端と環状ベルトとの距離が第2の
所定値以上となるように制限領域を設定することによ
り、たとえ介助者が誤操作したり、あるいは故障により
介助アームが誤動作した場合であっても、介助アーム先
端が環状ベルトに接近し過ぎて被訓練者や介助者が介助
アーム先端と環状ベルトとの間の狭い空間で無理な体勢
・不自然な姿勢となることが防止される。また、第1及
び第2の所定値は、それぞれ、被訓練者及び介助者の身
体が占める空間の厚みより大きい値であることにより、
狭小空間による肉体的な負担を確実に軽減することがで
きる。さらに、歩行訓練装置に適用する場合、領域設定
手段で、介助アームの先端の環状ベルトからの高さが、
第3の所定値以下となるように制限領域を設定すること
により、たとえ介助者が誤操作したり、あるいは故障に
より介助アームが誤動作した場合であっても、介助アー
ム先端が上方へ移動し過ぎて被訓練者の身体が浮き不自
然な体勢となることが防止される。また、歩行訓練装置
に適用する場合、第3の所定値を、被訓練者の身長に応
じて決定される固有値とすることにより、被訓練者の体
型に応じて、適切に肉体的な負担を軽減することができ
る。さらに、複数の被訓練者に関する固有値を、情報バ
ンクに書き込み・読み出し可能に管理保管することによ
り、被訓練者の体型に応じたアーム駆動制御が容易に行
える。また、歩行補助装置に適用する場合、領域設定手
段で、保持アームの先端と歩行補助装置が設置されてい
る部屋の壁面との距離が第4の所定値以下となるように
制限領域を設定することにより、たとえ被補助者が誤操
作したり、あるいは故障により保持アームが誤動作した
場合であっても、保持アーム先端が壁面に接近し過ぎて
被補助者が保持アーム先端と壁面との間の狭い空間で無
理な体勢・不自然な姿勢となることが防止される。さら
に、歩行補助装置に適用する場合、センサによって移動
体の移動に合わせて移動体と壁面との距離をリアルタイ
ムで計測するとともに対応する信号を出力し、領域設定
手段が、このセンサからの信号の値に応じて制限領域を
設定することにより、被補助者が歩行するに伴って動く
移動体の位置に応じ、リアルタイムで制限領域を随時修
正することができる。また、歩行補助装置に適用する場
合、領域設定手段で、保持アームの先端と歩行補助装置
が設置されている部屋の床面との距離が第5の所定値以
上となるように制限領域を設定することにより、たとえ
被補助者が誤操作したり、あるいは故障により保持アー
ムが誤動作した場合であっても、保持アーム先端が床面
に接近し過ぎて被補助者が保持アーム先端と床面との間
の狭い空間で無理な体勢・不自然な姿勢となることが防
止される。さらに、第4及び第5の所定値を、それぞ
れ、被補助者の身体が占める空間の厚みより大きい値と
することにより、狭小空間による肉体的な負担を確実に
軽減することができる。また、歩行補助装置に適用する
場合、領域設定手段で、保持アームの先端の歩行補助装
置が設置されている部屋の床面からの高さが、第6の所
定値以下となるように制限領域を設定することにより、
たとえ被補助者が誤操作したり、あるいは故障により保
持アームが誤動作した場合であっても、保持アーム先端
が上方へ移動し過ぎて被補助者の身体が浮き不自然な体
勢となることが防止される。さらに、第6の所定値が、
被補助者の身長に応じて決定される値であることによ
り、被補助者の体型に応じて、適切に肉体的な負担を軽
減することができる。また、複数の被補助者に関する固
有値を、情報バンクに書き込み・読み出し可能に管理保
管することにより、被補助者の体型に応じたアーム駆動
制御が容易に行える。さらに、制限制御手段において、
判定手段でアームが制限領域内にあるかどうかを判定
し、この判定手段でアームが制限領域外にあると判定さ
れたときには、駆動停止手段で駆動手段の動作を停止す
る、すなわち例えば、駆動手段に駆動停止信号を出力す
るか、あるいは駆動手段の電力供給を遮断する等によ
り、制限領域内でのみアームの動作を可能とする手段を
実現することができる。また、判定手段でアームが制限
領域外にあると判定されたときには、復帰駆動手段で、
アームを制限領域内に戻す方向へ駆動するための復帰駆
動信号を駆動手段に出力することにより、制限領域内で
のみアームの動作を可能とする手段を実現することがで
きる。さらに、判定手段でアームが制限領域外にあると
判定されたときには、停止位置指令手段で、アームをそ
の位置で停止させるための停止位置信号を駆動手段に出
力することにより、制限領域内でのみアームの動作を可
能とする手段を実現することができる。また、判定手段
でアームが制限領域外にあると判定されたときには、警
告手段で使用者に警告を行うことにより、使用者に注意
を喚起することができる。
説明する。本発明の第1の実施例を図2〜図11により
説明する。本実施例は、本発明を、歩行機能障害者の歩
行訓練を行う歩行訓練装置に適用した場合の実施例であ
る。本実施例の対象となる歩行訓練装置1の全体構成を
示す概念図を図2に示す。図2において、歩行訓練装置
1は、可動リンク機構2A、回転機構2B、保持機構2
F(後述)を備え、被訓練者Uの身体を支えて被訓練者
の姿勢の矯正と負荷軽減を図る介助アーム装置2と、回
転機構2Bを被うとともに介助アーム装置2を支持する
カバー3と、床面または地上に固定され、例えば環状ベ
ルトから構成される歩行面4Aを備えた歩行面装置4
と、CRT50、計算機51、及びキーボード(マウス
含む)52によって構成され、介助アーム装置2及び歩
行面装置4を制御する制御装置5とを有する。なお、こ
の歩行訓練装置1の操作は主として図示しない介助者が
行い、またこの介助者は必要に応じて被訓練者Uの訓練
の介助を行う。
3に示す。図3において、歩行面装置4は、被訓練者U
の左・右の足に対応した2本の歩行面4A(すなわち左
歩行面4AL及び右歩行面4AR)と、これら左・右歩行
面4AL,4ARの回転にともない、これら左・右歩行面
4AL,4ARの速度を検出する左歩行面速度検出手段7
0A及び右歩行面速度検出手段70Bと、これら左・右
歩行面4AL,4ARの移動距離を検出する左歩行面距離
検出手段及び71A及び右歩行面距離検出手段71B
と、左歩行面4AL及び右歩行面4ARをそれぞれ駆動す
る左歩行面駆動手段69A及び右歩行面駆動手段69B
とを有する。
装置5の歩行面制御部5Bによって制御される。すなわ
ち、歩行面制御部5Bは、被訓練者Uが左・右歩行面4
AL,4ARを後方に蹴って歩行する際に左・右歩行面速
度検出手段70A,70Bによって検出される速度を基
にして、被訓練者Uの両足に適正な粘性抵抗を与えるよ
うにして駆動速度を計算し、この駆動速度を左・右歩行
面4AL,4ARに与える。このような歩行面制御部5B
による制御内容を表すブロック図を図4に示す。図4に
おいて、歩行面制御部5Bによる制御は左・右両側で同
一のシステム構成となっており、あらかじめ歩行面制御
部5B内に設定された速度目標Voと歩行面速度検出手
段70A(又は70B)から検出された速度情報V
A(又はVB)との差に、あらかじめ歩行面制御部5Bに
設定された速度ゲインKを乗算し、この結果すなわちK
(VA−V)(又はK(VB−V))を最終的な指令値として
左・右歩行面駆動手段69A,Bに出力する。なお、速
度目標VA,VB及び速度ゲインKは、図示しない入力手
段や制御装置5の他の部分からの指示によって変更可能
に構成してもよい。これにより、被訓練者Uの速度に応
じた適正な粘性抵抗力を被訓練者Uの足に加えることに
なる。
していてもよい。
を図1に示す。介助アーム装置2を支持するカバー3
は、歩行面装置4の歩行面4Aの前方上面に据え付け固
定されている。可動リンク機構2Aを動かす回転機構2
Bは、このカバー3の上部に収納され、かつ被訓練者U
の歩行方向(図1中右方向)と鉛直方向とがなす平面
(以下適宜、矢状面という)に関し、左右対象の構造と
なっている。ここで、右とは図1の紙面手前側、左とは
図1の紙面奥側を指す。
面図である図5に示す。図5において、回転機構2B
は、互いに独立して回転する右側回転軸74C及び左側
回転軸74Dとを有する。右側回転軸74Cの右側端部
には回転駆動軸74A、左側回転軸74Dの左側端部に
は回転駆動軸74Bが設けられている。この回転駆動軸
74A,74Bは例えばプーリであり、回転指示部76
A,76Bの指令に応じて回転する。すなわち回転指示
部76A,76Bがクラッチ機構である場合には、プー
リである回転駆動軸74A,74Bは例えばベルトを介
して駆動される。
A(後述)の一部を構成する、図示しない左・右角度セ
ンサ、左・右角速度センサ、及び左・右トルクセンサが
設けられている。これらの取り付け部位は、回転軸74
C,D、回転駆動軸74A,Bのいずれでもよい。
から構成されており、縦駆動リンク2Aa、横駆動リン
ク2Ab、短従動リンク2Ac、長従動リンク2Adを
備えている。これら各リンク2Aa〜dは形状的・構造
的に類似したものであり、それぞれ略平行面辺形をな
す。これらのうち、長従動リンク2Adを例にとってさ
らなる詳細構造を図6に示す。図6において、長従動リ
ンク2Adは、互いに対向する「へ」の字型の2つの腕
79a,79bを有し、その端部は部材79c,79dで
固定されている。さらに腕79aと腕79bは、中間部
どうしが部材79eで溶接連結されている。なお、他の
リンク、すなわち縦駆動リンク2Aa、横駆動リンク2
Ab、短従動リンク2Acも、構造はほぼ同様である。
動リンク2Abは、それぞれ右側回転軸74C及び左側
回転軸74Dに連結しており、右側回転軸74Cの回転
にしたがって縦駆動リンク2Aaは図1中の矢印のよう
に上下動し、左側回転軸74Dの回転にしたがって横駆
動リンク2Abは図1中の矢印のように横移動する。す
なわち、回転駆動軸74A,74Bの回転可能角度は、
縦駆動リンク2Aa及び横駆動リンク2Abを矢印のよ
うに動かすような限定された角度範囲である。縦駆動リ
ンク2Aaの回転軸74Cから反対側(図示右側)の端
部と短従動リンク2Acの下側の端部とは回転可能な節
2Cで連結され、短従動リンク2Acの上側の端部と長
従動リンク2Adの被訓練者Uから反対側(図示右側)
の端部とは回転可能な節2Dで連結されている。また、
長従動リンク2Adの部材79eの中央部分は、回転可
能な節2Eを介し横駆動リンク2Abの回転軸74dか
ら反対側の端部に連結され、長従動リンク2Adの被訓
練者U側の端部には保持機構2Fが設けられている。
る把持部82と、把持部82と長従動リンク2Adとを
連結する支持部81と、支持部81に設けられた応力セ
ンサ81Aとを備えている。応力センサ81Aは、X軸
方向(図1中左方向)、Y軸方向(図1中上方向)、Z
軸方向(図1において紙面に向かって手前から奥方向)
の応力と各軸まわりのモーメントを測定する機能を有
し、把持部82を介し被訓練者Uと介助アーム装置2と
の間に作用する力を測定する。また、把持部82はアタ
ッチメント型であって種々の形式が準備されており、支
持部81に自在に取り付けて用いられる。この把持部8
2近傍の詳細構造を表す側面図を図7に示す。図7にお
いて、把持部82は、被訓練者Uの肩部を支えるための
肩部保持部材82Aと、肩部保持部材82Aの位置を被
訓練者Uの身長・肩幅に合わせるための調整機構82B
とからなる。把持部82の動作領域は矢状面内にあるの
で、介助アーム装置2は把持部82を介して被訓練者U
に矢状面内で力を及ぼすことになる。よって回転軸74
C及び74Dを回転させ被訓練者Uが把持部82へ加え
る力(外力)の反力となるように介助アーム装置2を動
作させることにより、把持部82において被訓練者Uか
らの力と可動リンク機構2Aからの力とが平衡すること
となる。
のアーム制御部5Aによって制御される。本実施例の要
部であるこのアーム制御部5Aによる制御内容を表すブ
ロック図を図8に示す。図8に示すアーム制御部5A内
において、まず、前述した左・右角度センサによって検
出された回転機構2Bの回転軸74C,D(又は回転駆
動軸74A,B)の回転角度θ1,θ2が、先端位置算出器
5Aaに入力される。先端位置算出器5Aaは、入力さ
れた回転角度θ1,θ2から、保持機構2Fが取り付けら
れる長従動リンク2Adの先端位置を算出する。この算
出方法を図9により説明する。図9は、介助アーム装置
2の可動リンク機構2Aと、回転機構2Bの回転軸位置
を原点とする基準座標系との関係を簡略化して示したも
のである。図9において、長従動リンク2Aaの節2E
から先端側の長さをl1、横駆動リンク2Abの長さを
l2とすると、長従動リンク2Adの先端位置84のx
座標及びy座標は、以下のように表されることになる。
bへ送られる。
助者によって介助アーム装置2の可動範囲の設定値がキ
ーボード52を介して入力される。この設定入力方法を
図1により説明する。すなわち、介助者は、介助アーム
装置2の可動範囲の設定値として、 長従動リンク2Adの先端84とカバー3との間の距
離の最小値L1(被訓練者及び介助者の身体が占める空
間の厚みより大きい値、例えばL1=300mm) 長従動リンク2Adの先端84と歩行面4Aとの間の
距離の最小値L2(被訓練者及び介助者の身体が占める
空間の厚みより大きい値、例えばL2=300mm) 長従動リンク2Adの先端84の歩行面4Aからの高
さの最大値L3(被訓練者Uの身長に応じて決定する
値、例えばL3=1100mm) の3つを設定する。なお、これらの操作は、装置を使用
する毎に行っても良いし、一度設定した値を記憶してお
き、操作者が変更しないかぎりその値を使用しても良
い。
前述した基準座標系で表すと、以下のようになる。
は、基準座標原点からカバー3までのx軸方向の距離を
αとして、 xmin = α+L1 = α+300 は、基準座標原点から歩行面4Aまでのy軸方向の距
離をβとして、 ymin = −β+L2 = −β+300 は、基準座標原点から歩行面4Aまでのy軸方向の距
離をβとして、 ymax = −β+L3 = −β+1100 なおこのymaxは被訓練者Uによって変化する値なの
で、操作者が訓練を行う毎に入力するか、情報バンクを
設け、被訓練者個人情報として書き込み・読み出し可能
に管理保管しても良い。これにより、被訓練者の体型に
応じた介助アーム装置2の駆動制御を容易に行うことが
できる。
Adの先端84の可動範囲は、 x ≧ α+300 …(3) かつ、 −β+300 ≦ y ≦ −β+1100 …(4) となり、図1中斜線で示した領域が設定した可動範囲と
なる。
より算出されたxが(3)式の条件を満たしているかど
うか、及び(2)式により算出されたyが(4)式の条
件を満たしているかどうか比較を行う。
の条件をすべて満たしている場合は、比較処理器5Ab
はサーボ制御処理器5Acへ正常状態を通知する。サー
ボ制御処理器5Acでは、正常時のサーボ処理を行い、
回転機構2Bの左・右回転指示部76A,76Bにモー
タ駆動指令値を出力する。
御の詳細を表すブロック図を図10に示す。図10にお
いて、まず、長従動リンク2Adの先端に発生させる力
Fを、応力目標値とする。そして、この目標値Fを基に
して変換行列乗算器101で左・右回転駆動軸74A,
74Bへのトルク目標値Toを算出する。すなわち、変
換行列乗算器101において、左・右回転駆動軸74
A,74Bの角度と各リンク2Aa〜dの長さから求め
られるヤコビアン行列の転置Tf(変換行列)を応力目
標値Fに乗じてトルク目標値Toとする。求められたト
ルク目標値Toは減算器102及び加算器104へと送
られる。この加算器104へ向かう流れは、いわゆるフ
ィードフォワード制御に該当する。減算器102は、ト
ルク目標値Toと前述した左・右トルクセンサとの応答
Tとの偏差To−Tを求め、トルクフィードバックゲイ
ン乗算器103へと送る。トルクフィードバックゲイン
乗算器103は、予め設定されたトルクフィードバック
ゲインKtを偏差To−Tに乗じて操作量X1を算出し、
加算器104へ送る。このときの減算器102及びフィ
ードバックゲイン乗算器103がいわゆるフィードバッ
ク制御系を構成する。加算器104は、変換行列乗算器
101からのトルク目標値Toと、フィードバックゲイ
ン乗算器103の操作量X1との和を求め、結果を減算
器106へ送る。
サからの応答ωに対して、速度ゲイン105において予
め設定された速度フィードバックゲインKvが乗じられ
ており、その結果が操作量X2として減算器106へ送
られている。そして、減算器106では、加算器104
からのTo+X1と、速度ゲイン105からのX2との差
を操作量信号X3として回転機構2Bの左・右回転指示
部76A,76Bに送信する。回転指示部76A,Bは、
この操作量信号X3に基づき左・右回転駆動軸74A,7
4Bを回転制御し、これによって、保持機構2Fには、
被訓練者Uに作用する力が与えられる。
助アーム装置2の動作の制御により回転軸74Cが回転
し、この回転軸74Cの回転角度にしたがって縦駆動リ
ンク2Aaが上下動し、そしてこの動きに連動して短従
動リンク2Acが上下動する。同様に介助アーム装置2
の動作の制御により回転軸74Dが回転し、回転軸74
Dの回転角度にしたがって横駆動リンク2Abが横移動
する。この結果、長従動リンク2Adは、横駆動リンク
2Ab及び短従動リンク2Acの動きに追従して動く。
このような動作挙動の例を図11(a)〜(d)に示
す。図11(a)は初期姿勢を表している。この状態か
ら、右側回転軸74Cに固定された横駆動リンク2Aa
が回転せず、左側回転軸74Dに固定された縦駆動リン
ク2Abのみが回転すると、図11(b)に示すように
主として長従動リンク2Adが横方向へスライドする動
きのみを示す。なお図では長従動リンク2Adに取り付
けられた保持機構2Fの支持部81が被訓練者U側(図
中左側)へ突き出る動きを示しているが、逆方向へもス
ライド可能であることはいうまでもない。一方、図11
(a)の初期姿勢状態から、左側回転軸74Dに固定さ
れた縦駆動リンク2Abが回転せず、右側回転軸74C
に固定された横駆動リンク2Aaのみが回転すると、図
11(c)に示すように支持部81が主として上下方向
へ動く。そしてさらに、図11(d)に示すように、縦
駆動リンク2Ab及び横駆動リンク2Acを同時に動か
すと、矢状面内のかなり広い範囲で支持部81を動かす
ことができる。よって、保持機構2Fを広範囲に動かす
ことができる。
いて、x及びyが、(3)式(4)式の3つの条件のう
ちいずれか1つでも満たしていないことが判明した場合
は、比較処理器5Abは、サーボ制御処理器5Acへ異
常状態を通知すると共に、回転機構2Bの左・右回転指
示部76A,76Bへ停止指令を出力する。この結果サ
ーボ制御処理器5Acは比較処理器5Abから正常状態
の通知が来るまで待機し、また左・右回転指示部76
A,76Bは、それぞれ左・右回転駆動軸74A,Bの駆
動を停止する。なおこの時、比較処理器5Abが左・右
回転駆動軸74A,Bへの電力供給を遮断する構成にし
ても良い。この場合、比較処理器5Abは、駆動手段の
電力供給を遮断する遮断手段をも構成する。
動開始から終了まで一定時間間隔で繰返し行う。
て、回転機構2Bに設けられた図示しない角度センサと
先端位置算出器5Aaとが、アームの先端の位置を検出
する検出手段を構成し、キーボード52がアームが動き
得る制御領域を設定する領域設定手段を構成し、比較処
理器5Abがアームが制限領域内にあるかどうかを判定
する判定手段を構成し、左・右回転指示部76A,76
Bが駆動手段の動作を停止する駆動停止手段を構成す
る。
は、まず、訓練の介助を行う介助者が、訓練メニューや
介助方法等を選択するときに同時にアーム制御部5Aの
キーボード52を介して介助アーム装置2の長従動リン
ク2Adの先端84が動き得る可動範囲を、例えばx≧
α+300かつ−β+300≦y≦−β+1100と設
定する。このような範囲設定が終了した後、(a)車椅子
中の被訓練者Uに介助アーム装置2の長従動リンク2A
d先端を近づけて被訓練者Uを保持機構2Fと一体化さ
せる。その後、(b)長従動リンク2Adを上方へ動かし
被訓練者Uを車椅子から引き上げて訓練位置まで誘導
し、(c)歩行面4Aを駆動させるとともに長従動リンク
2Adに所定の反力を与え歩行訓練を開始する。なおこ
れら(a)(b)(c)の手順における長従動リンク2Adの移
動は、被訓練者U又は介助者が手で軽く動かすとこれに
回転機構2Bによる長従動リンク2Ad等の動きが追従
する構成でもよいし、介助者が制御装置5のキーボード
52等によって長従動リンク2Ad等の動きを操作して
もよい。そして訓練中の介助アーム装置2は、鉛直上方
への一定の力と歩行方向への力とを被訓練者Uに対して
作用させ、これによって被訓練者Uは適正な抵抗を受け
つつ歩行訓練を行う。この訓練前〜訓練中における一連
の介助アーム装置2の全動作中を通じて、角度センサか
らの入力信号に基づき、アーム制御部5Aの先端位置算
出器5Aaにおいて長従動リンク2Adの先端84の位
置が検出されており、この先端位置算出器5Aaによる
算出結果と、可動範囲であるx≧α+300かつ−β+
300≦y≦−β+1100とが比較処理器5Abで比
較され、この範囲内にあればサーボ制御処理器5Acで
通常の制御を行い、範囲内になければ左・右回転指示部
76A,76Bを介して、右回転駆動軸74A,Bの駆動
を停止する。すなわち、上記した可動範囲内でのみ動作
可能とする制限制御が行われる。これにより、たとえ介
助者が誤操作したり、あるいは故障により介助アームが
誤動作し、被訓練者Uを保持する保持機構2Fがカバー
3や歩行面4Aに接近し過ぎて、被訓練者Uや介助者が
保持機構2F・長従動リンク2Adとカバー3・歩行面
4Aとの間の狭い空間で無理な体勢・不自然な姿勢とな
ったり、保持機構2Fが上方へ移動し過ぎて、被訓練者
Uの身体が浮いて不自然な体勢となったりすることが防
止され、被訓練者U・介助者の肉体的な負担を軽減する
ことができる。
処理器5Abにおいて、x及びyが、(3)式(4)式
の3つの条件のうちいずれか1つでも満たしていないこ
とが判明した場合は、回転機構2Bの左・右回転指示部
76A,76Bへ停止指令を出力したが、これに限られ
ず、例えば下記の2つの変形例が考えられる。 (i)復帰指令を出す構成 例えば、比較処理器5Abからの指令を受け復帰制御を
行う復帰制御処理器を別途設けるものである。すなわ
ち、比較処理器5Abにおいて、x及びyが、(3)式
(4)式の3つの条件のうちいずれか1つでも満たして
いないことが判明した場合は、比較処理器5Abは、長
従動リンク2Adの先端84の位置指令値xref,yref
として、 x<xminの場合、 xref=xmin+a,yref=y
(例えばa=5mm) y<yminの場合、 xref=x,yref=ymin+b
(例えばb=5mm) y>ymaxの場合、 xref=x,yref=ymax−c
(例えばc=5mm) を復帰制御処理器に出力する。復帰制御処理器では、上
記の位置指令値xref,yrefに基づき、下記の2つの
式、すなわち、 θ2ref=tan-1{(√(r2−d2))/d}+tan-1(yref/xref}…( I) 但し、r=√(xref 2+yref 2) d=(xref 2+yref 2−l1 2+l2 2)/2l2 θ1ref=tan-1((yref−l2sinθ2ref)/(xref−l2cosθ2ref)) …(II) によって回転機構2Bの左・右回転駆動74A,Bの回
転角度θ1ref,θ2refを算出し、左・右回転指示部76
A,76Bにこの角度θ1ref,θ2refに対応するモータ駆
動指令値を出力する。これに応じて左・右回転指示部7
6A,76Bが左・右回転駆動軸74A,74Bを駆動さ
せるので、長従動リンク2Adの先端84が可動範囲内
に復帰する。なお、このとき復帰制御処理器は、復帰駆
動信号を駆動信号に出力する復帰駆動手段を構成する。
また、復帰制御処理器を新たに設けず、サーボ制御処理
器5Acにこの機能を持たせてもよい。
行う停止制御処理器を別途設けるものである。すなわ
ち、比較処理器5Abにおいて、x及びyが、(3)式
(4)式の3つの条件のうちいずれか1つでも満たして
いないことが判明した場合は、比較処理器5Abは、左
・右回転駆動軸74A,Bの回転角度位置指令値
θ1ref,θ2refとして、左・右角度センサによって検出
された回転角度θ1,θ2を停止制御処理器に出力する。
1ref,θ2refに基づき、左・右回転指示部76A,76
Bにこの角度θ1ref,θ2refに対応するモータ駆動指令
値を出力する。これに応じて左・右回転指示部76A,
76Bは左・右回転駆動軸74A,74Bの駆動を現在
位置に停止させる。
ムを停止させるための停止位置信号を出力する停止位置
指令手段を構成する。また、停止制御処理器を新たに設
けず、サーボ制御処理器5Acにこの機能を持たせても
よい。
する。本実施例も、本発明を歩行訓練装置に適用した場
合の実施例である。本実施例の対象となる歩行訓練装置
が第1の実施例の歩行訓練装置1と異なる点は、制御装
置5のアーム制御部5Aに、長従動リンク2Adの先端
84が可動範囲外にあると判定された場合にそのことを
被訓練者U・介助者に警告する介助アーム状態警告器1
5を設けたことである。介助アーム状態警告器15は、
ランプまたはブザーまたは、ディスプレイの表示など、
被訓練者U・介助者に可動範囲を超えたことを知らせる
ことができる機器によって構成されており、この介助ア
ーム状態警告器15の動作中には、介助者等が長従動リ
ンク2Adの先端84を可動範囲内に戻す方向へ操作を
行うまで、介助アーム装置2は待機状態となるように構
成される。
同様である。
の効果を得る。
より説明する。本実施例は、本発明を、比較的軽微な歩
行障害を生じた者の自力歩行を補助する歩行補助装置に
適用した場合の実施例である。本実施例の対象となる歩
行補助装置320の全体構成を示す概念図を図13に示
す。図13において、歩行補助装置320は、移動機構
327と、この移動機構327に設けられた支柱354
と、この支柱354の上端に設けられた保持アーム装置
306とを有する。
た駆動輪328と、駆動輪328の近傍に設けられそれ
らを駆動する駆動モータ362と、前方に設けられた従
動輪329と、これらの動作を制御する移動機構制御装
置365と、後述する距離センサ336Aとを有してい
る。また、この移動機構制御装置365の近傍には、後
述する距離センサ366aを備え、保持アーム装置30
6を制御する保持アーム制御装置366と、距離センサ
366A及び後述する角度センサ・角速度センサを制御
するセンサ制御装置367と、電源装置368等が設け
られており、これらはいずれも移動機構327、支柱3
54等ともにカバー369によって被われている。移動
機構327の駆動輪328及び従動輪329は、車輪と
して図示してあるが、脚・キャタピラ・その他の方式で
もよい。駆動輪328は、駆動モータ362から図示し
ない変速機構・ベルト等によって動力が伝達されてお
り、左・右2つの駆動輪328の駆動速度の差や駆動方
向の違いによって操舵方向を決定する方式で信地旋回な
ど小さな回転半径を実現する構成としている。また従動
輪329はキャスタータイプのものが1つ設けられてお
り車輪の向きは駆動輪328によって操舵方向に自由に
向く構成である。また移動機構制御装置365による移
動機構327の制御は、保持アーム321の根元に配置
された作用力検出器374により検出された前方向の力
が利用される。すなわち、並進用駆動モータ324及び
回転用駆動モータ325,364により可動アーム32
2の姿勢が変化すると、これによって保持アーム321
の位置が(図13の紙面内で)2次元的に変化する。保
持アーム321の位置変化は被補助者Vとの相対位置変
化となり、それにより被補助者Vから保持アーム321
への作用力が変化し、作用力検出器374により検出さ
れる。検出された移動方向への作用力は移動機構制御装
置365に入力され、移動機構制御装置365は被補助
者Vが進みたいとしている方向と作用力とを演算し、そ
の作用力があらかじめ図示しない記憶装置に記憶されて
いる目標値と常に等しくなるように駆動輪328の駆動
力を制御する。この目標値は、例えば作用力の20%と
設定し記憶しておけば、常に前方向移動力の20%が歩
行補助装置320により補助される一方、残りの移動力
は被補助者V自らの力で発生させて移動を行うことで、
移動補助が実現される。
ダ307と、可動アームホルダ307の内部に内蔵され
た並進用駆動モータ324と、両端にストッパ310及
び使用者である被補助者Vの身体を支える保持アーム3
21を備えた可動アーム322と、保持アーム321の
付け根部分に設けられた作用力検出器324と、保持ア
ーム321の近傍で被補助者Vが腕をかけたときに手が
届く範囲に設けられ、被補助者Vの意思を伝えるととも
に装置の状態を被補助者Vに示す操作盤312と、回転
軸323を中心に可動アーム322を回転するために設
けられ、支柱354の上部と可動アームホルダ307を
斜めに支持する回転用駆動モータ325,364とを有
している。また各駆動モータ324,325,364に
は、保持アーム制御装置の一部を構成し、各駆動モータ
324,325,364による角度及び角速度を検出する
図示しない角度センサ及び角速度センサがそれぞれ設け
られている。
ム制御装置366によって制御される。本実施例の要部
であるこの保持アーム制御装置366による制御内容を
表すブロック図を図14に示す。図14に示す保持アー
ム制御装置366内において、まず、前述した角度セン
サによって検出された各駆動モータ324,325,36
4の回転軸の回転角度が、先端位置算出器366aに入
力される。先端位置算出器366aは、入力された回転
角度から、保持アーム321が取り付けられる可動アー
ム322の先端位置を算出する。この算出方法を図15
により説明する。図15は、保持アーム装置306の可
動アーム322と、回転軸323の位置を原点とする基
準座標系との関係を簡略化して示したものである。図1
5において、可動アーム322の回転軸323から先端
側の長さをd、水平方向となす角をθ3とすると、可動
アーム322の先端位置314のx座標及びy座標は、
以下のように表されることになる。
の各駆動モータ324,325,364の3つの回転角度
から角度θ3及び並進距離dを算出し、このθ3及びdを
用いて上記(11)(12)式からx,y座標を算出し
て、比較処理器366bへ送る。
6bには、保持アーム制御装置366に備えられた入力
手段(例えば操作盤312に設けられていてもよい)を
介し、被補助者によって可動アーム322の可動範囲の
設定値が入力されている。この設定入力方法を図16に
より説明する。図16は、図15で示した基準座標上に
おける歩行補助装置320と可動範囲の設定値との関係
を示した概念図である。図16において、被補助者は、
保持アーム装置306の可動範囲の設定値として、 可動アーム322の先端314と障害物(例えば歩行
補助装置320が設置される壁面341)との間の距離
の最大値T1(被訓練者及び介助者の身体が占める空間
の厚みより大きい値、例えばT1=300mm) 可動アーム322の先端314と歩行補助装置320
が設置される床面340との間の距離の最小値T2(被
補助者の身体が占める空間の厚みより大きい値、例えば
T2=300mm) 可動アーム322の先端314の床面340からの高
さの最大値T3(被補助者Vの身長に応じて決定する
値、例えばT3=1100mm) の3つを設定する。なお、これらの操作は、装置を使用
する毎に行っても良いし、一度設定した値を記憶してお
き、操作者が変更しないかぎりその値を使用しても良
い。
前述した基準座標系で表すと、以下のようになる。
は、基準座標原点から距離センサ336Aまでのx軸方
向の距離をγ、距離センサ336Aが検出した障害物ま
での距離をxsensorとして、 xmax = γ+xsensor−T1 = γ+xsensor−3
00 なお、xsensorの値は時々刻々変化するものであり、図
14に示すように、距離センサ336Aがリアルタイム
で計測して比較処理器366bに入力する。
y軸方向の距離をβとして、 ymin = −β+T2 = −β+300 は、基準座標原点から床面4Aまでのy軸方向の距離
をβとして、 ymax = −β+T3 = −β+1100 なおこのymaxは被補助者Vによって変化する値なの
で、歩行補助を行う毎に入力するか、情報バンクを設
け、被補助者個人情報として書き込み・読み出し可能に
管理保管しても良い。これにより、被補助者の体型に応
じた保持アーム装置306の駆動制御を容易に行うこと
ができる。
2の先端314の可動範囲は、 x ≧ γ+xsensor−300 …(13) かつ、 −β+300 ≦ y ≦ −β+1100 …(14) となり、図16中斜線で示した領域が設定した可動範囲
となる。
(11)式により算出されたxが(13)式の条件を満
たしているかどうか、及び(12)式により算出された
yが(14)式の条件を満たしているかどうか比較を行
う。
すべて満たしている場合は、比較処理器366bはサー
ボ制御処理器366cへ正常状態を通知する。サーボ制
御処理器366cでは、正常時のサーボ処理を行い、駆
動モータ324,325,364に対応するモータ駆動指
令値を出力する。
制御の詳細を表すブロック図を図17に示す。サーボ制
御処理器366cにおける駆動モータ324,325,3
64の制御は、保持アーム321の付け根に設けた作用
力検出器374で検出された下方向の力を利用して行わ
れ、3つの駆動モータ324,325,364に関し互い
にほぼ同様に以下のようにして行われる。すなわち、図
17において、保持アーム321への作用力は、作用力
検出器374で検出され、変換器345に入力される。
変換器345では、入力された作用力を、駆動モータ3
24,325,364への指令値と同じ物理量(例えば駆
動トルク)をもつ制御量346に変換する。変換された
制御量346は、減算器355へと送られる。一方この
とき、被保持者Vを支持する支持力の目標値があらかじ
め図示しない記憶装置に記憶されており、この目標値が
同様に変換器342に入力され、駆動モータ324,3
25,364への指令値343となる。そしてこの指令
値343は、減算器355及び加算器357へ送られ
る。なお加算器357へと向かう流れがいわゆるフィー
ドフォワード制御である。減算器355においては、変
換器342から入力された指令値343と変換器345
から入力された制御量346との偏差347が求めら
れ、この偏差347が制御ゲイン348へと送られる。
制御ゲイン乗算器348においては、入力された偏差3
47にフィードバックゲインKtを乗じて操作量が求め
られ、この操作量が加算器357に送られる。なお減算
器355及び制御ゲイン乗算器348がいわゆるフィー
ドバック制御系を構成する。
らの指令値343と制御ゲイン乗算器348からの操作
量とが加算されて駆動モータ目標値349となり、減算
器356へ送られる。
駆動モータ324,325,364で検出された角速度3
50は、速度ゲイン乗算器351に入力され、あらかじ
め設定されている速度フィードバックゲインKvが乗じ
られる。そしてこのKvを乗じた結果が操作量として減
算器356へ送られる。
らの駆動モータ目標値349と速度ゲイン乗算器351
からの操作量との偏差を求め、これを駆動モータ制御量
偏差352として各駆動モータ324,325,364へ
送られる。
06からの作用力が常に一定に被補助者Vに作用し、常
に一定の支持力で被補助者Vを保持する制御が実現でき
る。また、記憶装置内の目標値を適宜変更することで、
被補助者Vの障害の度合いに応じた適切な補助を実現す
ることができる。
において、x及びyが、(13)式(14)式の3つの
条件のうちいずれか1つでも満たしていないことが判明
した場合は、第1の実施例同様、比較処理器366b
は、サーボ制御処理器366cへ異常状態を通知すると
共に、駆動モータ324,325,364へ停止指令を出
力する。この結果サーボ制御処理器366cは比較処理
器366bから正常状態の通知が来るまで待機し、また
駆動モータ324,325,364は駆動を停止する。な
おこの時、比較処理器366bが駆動モータ324,3
25,364への電力供給を遮断する構成にしても良
い。
動開始から終了まで一定時間間隔で繰返し行う。
において、駆動モータ324,325,364に設けられ
た図示しない角度センサと、先端位置算出器366aと
が、アームの先端の位置を検出する検出手段を構成し、
T1,T2,T3を設定入力する入力手段が、アームが動き
得る制御領域を設定する領域設定手段を構成し、比較処
理器366bが制限領域内でのみアームの動作を可能と
する制限制御手段を構成する。
は、まず、補助されつつ歩行を行うことする被補助者V
が、動作モード等を選択するときに同時に入力手段を介
して可動アーム322の先端314が動き得る可動範囲
を、例えばx≧γ+xsensor−300かつ−β+300
≦y≦−β+1100と設定する。このような範囲設定
が終了した後、被補助者Vは保持アーム321を把持し
つつ歩行を開始する。なお可動アーム322の姿勢変更
動作は、被補助者Vが手で軽く動かすとこれに駆動モー
タ324,325,364による動きが追従する構成でも
よいし、保持アーム制御装置366に備えられた図示し
ない入力手段等によって可動アーム322が操作される
構成でもよい。そして歩行補助中の保持アーム装置30
6は、鉛直上方への一定の力と歩行方向への力を被補助
者Vに対して作用させており、これによって被補助者V
は体重のうちの一部を適正な割合で補助されつつ自身の
脚力で歩行することができる。この補助前〜補助中にお
ける一連の保持アーム装置306の全動作中を通じて、
角度センサからの入力信号に基づき、保持アーム制御装
置366の先端位置算出器366aにおいて可動アーム
322の先端314の位置が検出されており、この先端
位置算出器366aによる算出結果と、可動範囲である
x≦γ+xsensor−300かつ−β+300≦y≦−β
+1100とが比較処理器366bで比較され、この範
囲内にあればサーボ制御処理器366cで通常の制御を
行い、範囲内になければ駆動モータ324,325,36
4の駆動を停止する。すなわち、上記した可動範囲内で
のみ動作可能とする制限制御が行われている。これによ
り、たとえ被補助者が誤操作したり、あるいは故障によ
り可動アーム322が誤動作し、被補助者Vを保持する
保持アーム321が床面340や壁面341に接近し過
ぎて、被補助者Vが保持アーム321と床面340・壁
面341との間の狭い空間で無理な体勢・不自然な姿勢
となったり、保持アーム321が上方へ移動し過ぎて、
被補助者Vの身体が浮いて不自然な体勢となったりする
ことが防止され、被補助者Vの肉体的な負担を軽減する
ことができる。
処理器366bにおいて、x及びyが、(13)式(1
4)式の3つの条件のうちいずれか1つでも満たしてい
ないことが判明した場合は、駆動モータ324,325,
364へ停止指令を出力したが、これに限られず、第1
の実施例同様、例えば下記の2つの変形例が考えられ
る。 (i)復帰指令を出す構成 例えば、比較処理器366bからの指令を受け復帰制御
を行う復帰制御処理器を別途設けるものである。すなわ
ち、比較処理器366bにおいて、x及びyが、(1
3)式(14)式の3つの条件のうちいずれか1つでも
満たしていないことが判明した場合は、比較処理器36
6bは、可動アーム322の先端314の位置指令値x
ref,yrefとして、 x>xmaxの場合、 xref=xmax−a,yref=y
(例えばa=5mm) y<yminの場合、 xref=x,yref=ymin+b
(例えばb=5mm) y>ymaxの場合、 xref=x,yref=ymax−c
(例えばc=5mm) を復帰制御処理器に出力する。復帰制御処理器では、上
記の位置指令値xref,yrefに基づき、対応する可動ア
ーム322の回転角度の指令値θref及び並進距離の指
令値drefを算出し、各駆動モータ324,325,36
4にこのθref及びdrefに対応するモータ駆動指令値を
出力する。これにより、可動アーム322の先端314
が可動範囲内に復帰する。なお、この場合、比較処理器
366bは制限制御手段のうち、アームが制限領域内に
あるかどうかを判定する判定手段のみを構成し、復帰制
御処理器が復帰駆動信号を出力する復帰駆動手段を構成
することとなる。また、復帰制御処理器を設けず、サー
ボ制御処理器366cにこの機能を持たせてもよい。
を行う停止制御処理器を別途設けるものである。すなわ
ち、比較処理器366bにおいて、x及びyが、(1
3)式(14)式の3つの条件のうちいずれか1つでも
満たしていないことが判明した場合は、比較処理器36
6bは、各駆動モータ324,325,364の位置指令
値θref,drefとして、角度センサによって検出された
回転角度θ,dを出力する。
ref,drefに基づき、各駆動モータ324,325,36
4にこのθref及びdrefに対応するモータ駆動指令値を
出力する。これに応じて各駆動モータ324,325,3
64は現在位置に停止する。なお、この場合、比較処理
器366bは制限制御手段のうち、アームが制限領域内
にあるかどうかを判定する判定手段のみを構成し、停止
制御処理器がアームを停止させる信号を出力する停止位
置指令手段を構成することとなる。また、停止制御処理
器を設けず、サーボ制御処理器366cにこの機能を持
たせてもよい。
の実施例と同様、可動アーム322の先端314が可動
範囲外にあると判定された場合、そのことを被訓練者V
に警告する保持アーム状態警告器を設けてもよく、この
場合も同様の効果を得る。
中を通じ、検出手段による検出結果と領域設定手段によ
る制限領域設定とに従って、制限制御手段で領域制限制
御が行われるので、たとえ使用者等が誤操作したり、あ
るいは故障によりアームが誤動作した場合であっても、
アームは制限領域外において動作することはない。よっ
て、アーム先端が例えばアーム支持手段・環状ベルト・
設置された部屋の壁面・床面に接近し過ぎて使用者等が
狭い空間で無理な体勢・不自然な姿勢となったり、アー
ム先端が上方へ移動し過ぎて使用者の身体が浮いて不自
然な体勢となったりすることが防止される。よって、使
用者等の肉体的な負担を軽減することができる。
置の介助アーム装置の詳細構造を表す側面図である。
示す概念図である。
装置の詳細構造を示す概念図である。
部による制御内容を表すブロック図である。
である。
面図である。
傍の詳細構造を表す側面図である。
である。
の回転軸位置を原点とする基準座標系との関係を簡略化
して示した説明図である。
ーボ制御の詳細を表すブロック図である。
である。
よる制御内容を表すブロック図である。
装置の全体構成を示す概念図である。
保持アーム制御装置による制御内容を表すブロック図で
ある。
置を原点とする基準座標系との関係を簡略化して示した
説明図である。
装置と可動範囲の設定値との関係を示した概念図であ
る。
サーボ制御の詳細を表すブロック図である。
置) 366A 距離センサ(センサ) 366a 先端位置算出器 366b 比較処理器(制限制御手段) 369 カバー L1 長従動リンクの先端とカバーとの間の距離
の最小値(第1の所定値) L2 長従動リンクの先端と歩行面との間の距離
の最小値(第2の所定値) L3 長従動リンクの先端の歩行面からの高さの
最大値(第3の所定値) T1 可動アームの先端と壁面との間の距離の最
大値(第4の所定値) T2 可動アームの先端と歩行補助装置が設置さ
れる床面との間の距離の最小値(第5の所定値) T3 可動アームの先端の床面からの高さの最大
値(第6の所定値) U 被訓練者 V 被補助者
Claims (19)
- 【請求項1】 使用者の身体を支えるアームを駆動する
駆動手段を制御するアーム駆動制御装置において、 前記アームの先端の位置を検出する検出手段と、 該アームが動き得る制限領域を設定する領域設定手段
と、 前記検出手段による検出結果と前記領域設定手段による
制限領域設定とに従って前記駆動手段の動作を制限し、
前記制限領域内でのみ前記アームの動作を可能とする制
限制御手段と、 を有することを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のアーム駆動制御装置にお
いて、前記アームは、被訓練者の歩道をなす環状ベルト
を有する歩行訓練装置に備えられた被訓練者介助用の介
助アームであり、前記領域設定手段は、前記介助アーム
の先端と該介助アームを支持するアーム支持手段との距
離が第1の所定値以上となるように制限領域を設定する
ことを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のアーム駆動制御装置にお
いて、前記アームは、被訓練者の歩道をなす環状ベルト
を備えた歩行訓練装置に備えられた被訓練者介助用の介
助アームであり、前記領域設定手段は、前記介助アーム
の先端と前記環状ベルトとの距離が第2の所定値以上と
なるように制限領域を設定することを特徴とするアーム
駆動制御装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載のアーム駆動制御装
置において、前記第1及び第2の所定値は、それぞれ、
前記被訓練者及び介助者の身体が占める空間の厚みより
大きい値であることを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のアーム駆動制御装置にお
いて、前記アームは、被訓練者の歩道をなす環状ベルト
を備えた歩行訓練装置に備えられた被訓練者介助用の介
助アームであり、前記領域設定手段は、前記介助アーム
の先端の前記環状ベルトからの高さが、第3の所定値以
下となるように制限領域を設定することを特徴とするア
ーム駆動制御装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のアーム駆動制御装置にお
いて、前記第3の所定値は、前記被訓練者の身長に応じ
て決定される固有値であることを特徴とするアーム駆動
制御装置。 - 【請求項7】 請求項6記載のアーム駆動制御装置にお
いて、複数の前記被訓練者に関する前記固有値を、書き
込み・読み出し可能に管理保管する情報バンクをさらに
有することを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項8】 請求項1記載のアーム駆動制御装置にお
いて、前記アームは、被補助者の歩行を補助しつつ走行
する歩行補助装置に備えられた被補助者保持用の保持ア
ームであり、前記領域設定手段は、前記保持アームの先
端と前記歩行補助装置が設置されている部屋の壁面との
距離が第4の所定値以下となるように制限領域を設定す
ることを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項9】 請求項8記載のアーム駆動制御装置にお
いて、前記移動体の移動に合わせて該移動体と前記壁面
との距離をリアルタイムで計測し、対応する信号を出力
するセンサをさらに有し、前記領域設定手段は、前記セ
ンサからの信号が入力されこの信号の値に応じて制限領
域を設定することを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項10】 請求項1記載のアーム駆動制御装置に
おいて、前記アームは、被補助者が押すことで走行する
移動体を備えた歩行補助装置に備えられた被補助者保持
用の保持アームであり、前記領域設定手段は、前記保持
アームの先端と前記歩行補助装置が設置されている部屋
の床面との距離が第5の所定値以上となるように制限領
域を設定することを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項11】 請求項8又は10記載のアーム駆動制
御装置において、前記第4及び第5の所定値は、それぞ
れ、前記被補助者の身体が占める空間の厚みより大きい
値であることを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項12】 請求項1記載のアーム駆動制御装置に
おいて、前記アームは、被補助者の歩行を補助しつつ走
行する歩行補助装置に備えられた被補助者保持用の保持
アームであり、前記領域設定手段は、前記保持アームの
先端の該歩行補助装置が設置されている部屋の床面から
の高さが、第6の所定値以下となるように制限領域を設
定することを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項13】 請求項12記載のアーム駆動制御装置
において、前記第6の所定値は、前記被補助者の身長に
応じて決定される値であることを特徴とするアーム駆動
制御装置。 - 【請求項14】 請求項13記載のアーム駆動制御装置
において、複数の前記被補助者に関する前記固有値を、
書き込み・読み出し可能に管理保管する情報バンクをさ
らに有することを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項15】 請求項1記載のアーム駆動制御装置に
おいて、前記制限制御手段は、前記アームが前記制限領
域内にあるかどうかを判定する判定手段と、この判定手
段でアームが制限領域外にあると判定されたときには、
前記駆動手段の動作を停止する駆動停止手段と、を備え
ていることを特徴とするアーム駆動制御装置。 - 【請求項16】 請求項15記載のアーム駆動制御装置
において、前記駆動停止手段は、前記駆動手段の電力供
給を遮断する遮断手段であることを特徴とするアーム駆
動制御装置。 - 【請求項17】 請求項1記載のアーム駆動制御装置に
おいて、前記制限制御手段は、前記アームが前記制限領
域内にあるかどうかを判定する判定手段と、この判定手
段でアームが制限領域外にあると判定されたときには、
アームを制限領域内に戻す方向へ駆動するための復帰駆
動信号を前記駆動手段に出力する復帰駆動手段と、を備
えていることを特徴とする制御装置。 - 【請求項18】 請求項1記載のアーム駆動制御装置に
おいて、前記制限制御手段は、前記アームが前記制限領
域内にあるかどうかを判定する判定手段と、この判定手
段でアームが制限領域外にあると判定されたときには、
アームをその位置で停止させるための停止位置信号を前
記駆動手段に出力する停止位置指令手段とを備えている
ことを特徴とする制御装置。 - 【請求項19】 請求項15,17,18のいずれか1
項記載のアーム駆動制御装置において、前記判定手段で
アームが制限領域外にあると判定されたときには、前記
使用者に警告を行う警告手段をさらに有することを特徴
とするアーム駆動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04030695A JP3710511B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | アーム駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04030695A JP3710511B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | アーム駆動制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229084A true JPH08229084A (ja) | 1996-09-10 |
| JP3710511B2 JP3710511B2 (ja) | 2005-10-26 |
Family
ID=12576942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04030695A Expired - Fee Related JP3710511B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | アーム駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3710511B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008067849A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Univ Of Electro-Communications | 歩行器及び歩行器の制御方法 |
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| JPH0245053A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-15 | Kenji Iijima | 歩行訓練装置 |
| JPH0356458U (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-30 | ||
| JPH0455336U (ja) * | 1990-09-20 | 1992-05-12 | ||
| JPH05115518A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-14 | C C S:Kk | 歩行訓練装置 |
| JPH0615658U (ja) * | 1992-08-04 | 1994-03-01 | オージー技研株式会社 | 免荷歩行訓練装置 |
| JPH06210024A (ja) * | 1993-01-21 | 1994-08-02 | Hitachi Ltd | 歩行訓練機 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP04030695A patent/JP3710511B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2008067849A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Univ Of Electro-Communications | 歩行器及び歩行器の制御方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3710511B2 (ja) | 2005-10-26 |
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