JPH08229682A - 溶接ワイヤ送給装置及び溶接方法 - Google Patents

溶接ワイヤ送給装置及び溶接方法

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JPH08229682A
JPH08229682A JP3662295A JP3662295A JPH08229682A JP H08229682 A JPH08229682 A JP H08229682A JP 3662295 A JP3662295 A JP 3662295A JP 3662295 A JP3662295 A JP 3662295A JP H08229682 A JPH08229682 A JP H08229682A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スパッタの発生を抑制できる溶接ワイヤ送給
装置及び当該装置を使用した溶接方法。 【構成】 溶接トーチ3内部のトーチ基部19先端に可
動部材21を介してワイヤ供給ノズル16を同軸上に連
結し、溶接ワイヤ5をワイヤ供給ノズルの軸心部を通し
て、溶接トーチの先端チップ4から溶接部へ供給するよ
うにするとともに、ワイヤ供給ノズルの両側に鉄心17
を固着し、鉄心の周囲に配設した電磁コイル18へのパ
ルス状電圧印加により、鉄心に働く引力により、ワイヤ
供給ノズルをトーチ基部先端まわりに揺動させるように
した。ワイヤ供給ノズルの揺動で溶接トーチ内部を通過
する溶接ワイヤの通路長さが変動し、チップから溶接部
への供給速度を変動できる。溶接ワイヤの供給速度の変
動により溶接ワイヤ先端の溶滴は、小粒時に母材へ移行
し、スパッタの発生を少くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラー、船舶、橋
梁、鉄骨等の溶接に適用されるアーク溶接において、母
材に溶着する溶接ワイヤを溶接部に送給するための、溶
接ワイヤ送給装置、およびその溶接ワイヤ送給装置を使
用した溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスシールドアーク溶接等により
溶接を行う場合、図5に示すような溶接装置が使用され
ている。図において、01は溶接を行う母材、02は溶
接電源、03は溶接トーチ、04は溶接トーチのチッ
プ、05は溶接ワイヤ、06は溶接アーク、07はワイ
ヤ送給ローラ、08はワイヤ送給ローラ用駆動モータ、
09は巻きワイヤスプロール、011は溶接トーチ固定
用穴、012は溶接トーチ固定用穴011を介して溶接
トーチ03を固定している、図示していない簡易台車の
固定アーム、あるいは溶接ロボットのアーム、014は
溶接ワイヤ05を溶接トーチ03に供給するためのコン
ジットケーブルである。
【0003】このような溶接装置によって溶接を行う場
合、まず、溶接電源02に適切な電流を供給すると、溶
接ワイヤ05の先端には溶接アーク06が発生し、溶接
ワイヤ05の先端は溶融して、図6に示すように、溶滴
010が形成される。この際、溶接ワイヤ05は、溶滴
010が母材01側に移行する量だけ、駆動モータ08
を駆動源とする、ワイヤ送給ローラ07を回転させて送
給することで、溶接アーク06を安定して、母材01と
溶接ワイヤ05の先端の間で発生させる事ができる。
【0004】このように、従来行われている溶接では、
チップ04から溶接部への溶接ワイヤ05の送給速度
は、溶接中、常に一定速度になるようにしている。例え
ば、溶接ワイヤ05として、直径1.2mmのソリッドワ
イヤを使用し、溶接電圧を200から300アンペア、
シールドガスに炭酸ガスを用い25l/分供給した場合
には、溶接ワイヤ05の送給速度は、30から40m/
分の間の一定送給としている。
【0005】一方、溶接ワイヤ05の先端に形成される
溶滴010が母材01側へ移行する状況を観察すると、
図6に示す様な状況となっている。つまり、図6(a)
で溶滴が形成されはじめ、図6(b)、図6(c)と、
時間の経過とともに、溶滴010は成長していく。
【0006】図6から理解されるように、上述のように
ガスシールドに炭酸ガスを使用した溶接においては、溶
滴010が形成されはじめ、成長していく段階では、溶
接アーク06は、母材01表面と溶滴010の下面に発
生するため、溶滴010はアーク力によって上方へ押し
上げられ、なかなか母材01側へ移行することができ
ず、溶滴010の重量がアーク力に打ち勝つようになる
まで、すなわち図6(c)の様な状態になるまで成長す
る。また、母材01へ移行する際には、図6(d)に示
すように、大粒の溶滴010が飛行するような状態で移
行する。このような、溶滴010の移行では、大粒の溶
滴010が母材01側に形成されている溶融池013に
取り込まれれば溶融金属となり溶接に寄与するが、溶融
池013以外の箇所へ落ちるとスパッタとなり、溶接に
は寄与しないものとなる。
【0007】このように、特に、シールドガスに炭酸ガ
スを用いた、従来のガスシールドアーク溶接では、次の
ような不具合がある。 (1)溶接ワイヤ05の先端から母材01へ移行する溶
滴010が大粒となるため、溶滴010が溶融池013
以外の箇所に移行して、大粒のスパッタとなる場合があ
る。 (2)発生するスパッタが大きくなるため、母材01に
付着したスパッタの除去作業に時間を必要とするばかり
でなく、溶接ワイヤ05から溶接個所への溶着効率も低
下し、溶接ワイヤ05の消耗が大きくなるとともに、溶
接効率も低下することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の溶
接、特に炭酸ガスを用いたガスシールドアーク溶接、に
おける上述の不具合を解消するため、溶接ワイヤの先端
に形成される溶滴が、大粒に生長しない小粒の溶滴の状
態で母材に移行させ、スパッタの発生を抑制し、または
極力押さえることのできる溶接ワイヤ送給装置、および
その溶接ワイヤ送給装置を使用した溶接方法を提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の溶接
ワイヤ送給装置は次の手段とした。 ・外部から溶接トーチの内部へ導入され、溶接トーチの
内部に固定されたトーチ基部先端から溶接トーチの先端
のチップを通って、母材等の溶接部へ供給される溶接ワ
イヤを、軸心部に導通させるようにしたワイヤ供給ノズ
ルを、スプリング等からなる可動部材を介装させてトー
チ基部の先端に、トーチ基部と同軸状に取付けた。 ・周辺部に発生する磁場により引力が発生し、この引力
によりワイヤ供給ノズルをトーチ基部先端まわりに作動
させる1対の鉄心を、ワイヤ供給ノズルの両側部に対向
させて固着した。 ・パルス状の直流電圧が交互に印加され、1対の鉄心の
周囲に、交互に磁場を発生させる1対の電磁コイルを、
1対の鉄心のそれぞれの周囲に配設した。
【0010】また、本発明の溶接方法は、次の手段を採
用した。上述した1対の電磁コイルに、交互にパルス状
の直流電圧を印加して、電磁コイルの内部に配設した鉄
心の周囲に交互に磁場を作り、鉄心に交互に吸引力を発
生させ、その吸引力で鉄心を、トーチ基部先端からチッ
プへ供給される溶接ワイヤの通路と直交する方向に揺動
させることにより、鉄心を両側部に固着し、軸心部に溶
接ワイヤの通路を設けたワイヤ供給ノズルを、可動部材
を介装してワイヤ供給ノズルを同軸状に取付けたトーチ
基部先端まわりに揺動させるようにした。
【0011】このワイヤ供給ノズルの揺動により、外部
から溶接トーチの内部に導入され、トーチ基部から、ト
ーチ基部と可動部材を介して同軸状に連結されたワイヤ
供給ノズルを経由して、溶接トーチのチップから溶接個
所へ一定速度で供給される溶接ワイヤの溶接トーチ内の
通路長さが変動し、チップから溶接個所へ送り出される
溶接ワイヤの供給速度を変動させた溶接が行われる。
【0012】
【作用】本発明の溶接ワイヤ供給装置、および溶接方法
は、上述の手段により、1対の電磁コイルに交互に、パ
ルス状の直流電圧を印加させて磁場を発生させることに
より、各々の電磁コイルでかこまれた1対の鉄心に交互
に引力を作用させて、鉄心を両側に固着したワイヤ供給
ノズルを、上記直流電圧の印加のタイミングに合わせ
て、トーチ基部に同軸状にワイヤ供給ノズルを連結した
可動部を中心に揺動する。これにより、外部からトーチ
基部に導入され、トーチ内を通り、チップから溶接個所
へ一定の送給速度で供給されている、溶接ワイヤのトー
チ内の送給通路長さを変動させて、チップから溶接個所
へ供給される溶接ワイヤの送給速度を、一定速度から適
切な周期で、瞬間だけ高速送給することで、溶接ワイヤ
先端に形成される溶滴を母材側に短絡移行させて溶接を
行うことができる。
【0013】これにより、従来の溶接で不具合となって
いたスパッタの発生の少い溶接が可能になり、溶接ワイ
ヤの消耗を少くして、溶接効率を上げることができ、経
済的なメリットが得られると共に、スパッタ除去作業が
軽減され、作業効率を上げることができる。
【0014】また、飛散するスパッタによる母材側のダ
メージが少なくなり、塗装、下地処理の手直しを少くで
き、溶接以外の溶接作業に伴う作業能率を向上すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の溶接ワイヤ送給装置の一実施
例、およびこの装置を使用した溶接方法の実施態様につ
いて説明する。図1は、本発明の溶接ワイヤ送給装置の
1実施例としての、パルスワイヤ送給装置を示す構成
図、図2は、図1に示す実施例の作用を示す図、図3
は、図1に示す実施例を具えた、ガスシールドアーク溶
接装置の構成図、図4は、図1に示す実施例によるガス
シールドアーク溶接の作用を示す図である。
【0016】図1において、3は溶接トーチ、4は溶接
トーチのチップ、5は溶接ワイヤ、11は溶接トーチ固
定用穴で、図5に示した溶接装置において説明したもの
と同じものである。また、13は溶接トーチ3内にシー
ルドガスを供給するための供給ノズル、14は溶接ワイ
ヤ5を溶接トーチ3に供給するためのコンジットケーブ
ル、15はシールドガスを供給ノズル13から溶接トー
チ3内に吹き出すための穴、16はワイヤ供給ノズル、
17A、17Bはワイヤ供給ノズル16の両側に設置し
た磁性体の鉄心、18A、18Bは鉄心17A、17B
を挟むようにして包囲して、設置した電磁コイル、19
はトーチ基部、20は溶接トーチのチップ4を固定する
ための治具、21は供給ノズル16をトーチ基部19に
同軸状につなぐ可動部材として適用したスプリング、2
2A、22Bは電磁コイル18A、18Bに直流電圧を
印加するための直流電圧発生器、23は直流電圧発生器
22A、22Bに接続し、直流電圧発生器22A、22
Bからの電圧発生時期を調整するための電圧発生調整機
である。
【0017】また、図2において、図2(D)に示す、
波形パターンA及びBは、図1に示す直流電圧発生器2
2A、22Bのそれぞれから電磁コイル18A、18B
の各々に印加される電圧である。
【0018】さらに、図3において、1は溶接を行う母
材、2は溶接電源、6は溶接アーク、7はワイヤ送給ロ
ーラ、8はワイヤ送給ローラ用駆動モータ、9は溶接ワ
イヤ5巻き用ワイヤスプロール、12は溶接ロボットの
アームで、図5に示した溶接装置において説明したもの
と同じものである。
【0019】また、図4において、10はチップ4から
送り出される溶接ワイヤ5の先端に形成される溶滴、波
形パターンvは、溶接ワイヤ5送給速度を示し、波形パ
ターンA、Bは、図2(D)に示す電圧波形パターン
A、Bと同一のものである。
【0020】次に、このように構成された実施例の作用
について説明する。図1、図3に示す、直流電圧発生器
22A、22Bから、図2に示す波形パターンA、Bの
周期で、電磁コイル18A、18Bのそれぞれに直流電
圧を印加する。本実施例の場合、電磁コイル18A、1
8Bの定格電圧は24Vであるので、0Vと24Vを図
に示すパルスパターンで印加した。なお、波形パターン
A、Bそれぞれの周期は電圧発生調整機23で調整する
ことができる。
【0021】この直流電圧の印加により、電磁コイル1
8A、18Bには、電磁力が働き、鉄心17A、17B
には、電磁力が発生している電磁コイル側に引力が働く
ようになる。この引力の作用により、図2(A)に示す
ように、トーチ基部19と同軸状に取付けられているワ
イヤ供給ノズル16は、スプリング21を介装して連結
しているトーチ基部19先端を中心に、電磁力が働いて
いる電磁コイル18A、又は18B側に揺動される。図
2に示す波形パターンA、Bにより、図に示すように、
トーチ4先端から送り出される溶接ワイヤ5は一瞬のう
ちに飛び出るような現象を示す。
【0022】つまり、波形パターンAが印加される電磁
コイル18Aに24Vが印加された場合には、図2
(A)のように、ワイヤ供給ノズル16は電磁コイル1
8Aの側に揺動された状態となる。このとき、溶接ワイ
ヤ5はワイヤ供給ノズル16と溶接チップ固定治具20
の間で屈曲したような形になり、トーチ基部19先端と
チップ4の出口との間の溶接トーチ3内に形成される、
溶接ワイヤ5の通路長さが長くなる。
【0023】この状態から、電磁コイル18Aの直流電
圧が0Vとなり、これと同時に、今度は電磁コイル18
Bに直流電圧24Vが印加されると、図2(B)のよう
に、鉄心17Bの方に引力が発生して、ワイヤ供給ノズ
ル16は電磁コイル18Bの方へ揺動される。この際、
図2(A)に示す状態になっていた溶接ワイヤ5は、ワ
イヤ供給ノズル16がトーチ基部19と同軸状になり、
固定治具20との間で真っ直ぐなる図2(C)に状態が
瞬間的に形成され、図2(A)の状態で屈曲していた分
だけ、チップ4から、図2(C)に示すように、飛び出
る様に送給速度は一瞬だけ高速送給となる。さらに、図
2(B)の状態となると、今度は溶接ワイヤ5がチップ
4から引き込むようになる。
【0024】よって、このような作用を、周期的に繰り
替えることによって、溶接ワイヤ5は周期でパルス状に
高速送給することが可能となる。本実施例のパルスワイ
ヤ送給装置を消耗電極式ガスシールドアーク溶接に適用
すると、スパッタ発生の少ない溶接法が可能となる。
【0025】図4により、本実施例のパルスワイヤ送給
装置を消耗電極式ガスシールドアーク溶接に適用したこ
とで、スパッタ発生が少なくなる溶接ができることを説
明する。なお、図4に示す波形パターンA、Bは、図2
(D)に示すものと同じであり、溶接ワイヤ5の下端に
形成される溶滴10の移行状況と対比して示している。
また、波形パターンvは溶接ワイヤ5の送給速度を示し
ており、これも溶滴10の移行状況と対比して示してい
る。
【0026】前述したように、電磁コイル18A、18
Bへの波形パターンA、Bの印加電圧が変化する際に、
溶接ワイヤ5送給速度は一瞬だけ高速送給される。図4
の模式図で説明すると、図4(a)は溶滴が大きく成長
した状態である。従来の溶接における図6(c)に示す
状態に相当する。この状態において、溶接ワイヤ5を高
速送給すると、溶滴は、図4(b)に示すように、機械
的に母材側へ短絡移行することになる。その後、溶接ワ
イヤ5送給速度は一定となり、再び、図4(d)に示す
ように、溶滴10が成長して大きくなり、溶接ワイヤ5
をパルス送給すると、図4(b)と同じく溶滴10は、
図4(e)に示すように、機械的に母材側へ短絡移行す
ることになる。
【0027】例えば、溶接ワイヤ5径が直径1.2mmの
ソリッドワイヤを適用して溶接電圧を200から300
アンペア、シールドガスに炭酸ガスを用い25l/分供
給した場合には、溶接ワイヤ5の送給速度は30から4
0m/分の間で一定送給して、パルスワイヤ送給周期を
50から60Hzで行うようにした。この作用を繰り返す
ように、パルスワイヤ送給を周期的にする溶接を行うこ
とにより、スパッタの発生しない溶接法が可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明の溶接ワイヤ送給装置、及び溶接
方法によれば、特許請求の範囲に示す構成により、次の
効果が得られる。 (1)消耗電極を用いたガスシールドアーク溶接で、従
来から問題となっていたスパッタの発生を少くした溶接
が可能となった。これにより、溶接ワイヤの消耗が減り
経済的にメリットがあると共に、溶接効率を向上でき
る。 (2)また、母材等に付着したスパッタ除去作業が軽減
されることで作業効率も向上する。さらに、溶接を行う
母材側に塗装などの下地処理を施している場合には、飛
散するスパッタによりダメージを受けることの多い母材
側のダメージが少なくなり、塗装、下地処理の手直しが
少なくてすみ、溶接作業に付随する作業の低減が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶接ワイヤ送給装置の1実施例として
のパルスワイヤ送給装置を示す断面図、
【図2】図1に示す実施例の作用を示す図で、図2
(A)は電磁コイルの一方の側へワイヤ供給ノズルが移
動した断面図、図2(B)は電磁コイルの他方の側へワ
イヤ供給ノズルが移動した断面図、図2(C)は電磁コ
イルに電圧が印加されないとき、若しくは図2(A)か
ら図2(B)への移行途中を示す断面図、図2(D)は
電磁コイルに印加されるパルス波形を示す図、
【図3】図1に示す実施例を用いたガスシールドアーク
溶接装置の部分側面図、
【図4】図1に示す実施例を用いたガスシールドアーク
溶接の作用、および各作用時の溶接ワイヤの送給速度お
よびパルス波形を示す図、
【図5】従来のガスシールドアーク溶接装置の部分側面
図、
【図6】図5に使用した溶接トーチによる溶滴の、母材
への移行状況を示す図である。
【符号の説明】
1 母材 2 溶接電源 3 溶接トーチ 4 チップ 5 溶接ワイヤ 6 溶接アーク 7 ワイヤ送給ローラ 8 ワイヤ送給ローラ用駆動モータ 9 ワイヤスプロール 10 溶滴 11 溶接トーチ固定用穴 12 溶接ロボットのアーム 13 供給ノズル 14 コンジットケーブル 15 穴 16 ワイヤ供給ノズル 17A、17B 鉄心 18A、18B 電磁コイル 19 トーチ基部 20 固定治具 21 可動部としてのスプリング 22A、22B 直流電圧発生器 23 電圧発生調整機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接トーチの内部に固定されたトーチ基
    部先端に可動部材を介装して同軸状に取付けられ、外部
    から前記トーチ基部先端へ導入され、前記溶接トーチの
    先端に設けたチップから溶接部へ供給される、溶接ワイ
    ヤの通路が軸心部に設けられたワイヤ供給ノズルと、前
    記ワイヤ供給ノズルの両側にそれぞれ固着され、周囲に
    発生する磁場により前記ワイヤ供給ノズルを前記トーチ
    基部先端まわりに作動させる1対の鉄心と、前記鉄心の
    それぞれを包囲して設けられ、直流電圧が交互に印加さ
    れ、包囲した前記鉄心のそれぞれの周囲に磁場を交互に
    発生させる1対の電磁コイルを具えたことを特徴とする
    溶接ワイヤ送給装置。
  2. 【請求項2】 外部から、溶接トーチの内部に固定され
    た溶接機のトーチ基部先端へ導入され、前記溶接トーチ
    の先端に設けたチップから溶接部へ一定速度で供給され
    る、溶接ワイヤの通路を軸心部に設けたワイヤ供給ノズ
    ルを、前記トーチ基部先端に可動部材を介装して取付
    け、前記ワイヤ供給ノズルの両側に固着した1対の鉄心
    の周囲に、前記鉄心のそれぞれを包囲して配設された1
    対の電磁コイルで、交互に磁場を発生させ、前記鉄心
    に、交互に引力を生じさせ、前記ワイヤ供給ノズルを前
    記トーチ基部先端まわりに揺動させ、前記トーチ基部先
    端とチップの間の前記溶接ワイヤの通路長さを変動さ
    せ、前記チップから溶接部へ送り出される前記溶接ワイ
    ヤの速度を変動させて溶接するようにしたことを特徴と
    する溶接方法。
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