JPH0822969A - 基板の貼り合わせ方法 - Google Patents

基板の貼り合わせ方法

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JPH0822969A
JPH0822969A JP15554194A JP15554194A JPH0822969A JP H0822969 A JPH0822969 A JP H0822969A JP 15554194 A JP15554194 A JP 15554194A JP 15554194 A JP15554194 A JP 15554194A JP H0822969 A JPH0822969 A JP H0822969A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は基板を補強した貼り合わせ基板の製
造方法に関し、加熱した上部基準面と弾力性板状体を載
置した加熱していない下部基準面との間に貼り合わせ基
板を挟持・加圧することにより、全面が均一な貼り合わ
せ構造を得ることを目的としている。 【構成】 支持基板23上に接着材22により基板1を
接着させて貼り合わせ基板を形成した後、前記貼り合わ
せ基板を基板貼り合わせ装置の加熱をしない側の基準面
である下部基準面28aに弾力性板状体25を介して載
置し、予め所定温度に昇温させて予備加熱した上部基準
面28bに前記貼り合わせ基板を当接させて前記接着材
22を溶解させ、次いで、前記貼り合わせ基板を加圧し
て過剰接着材31を接着面から基板1の外周に放出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板を薄層化する研削
工程の前処理工程である、基板を支持基板に貼り付ける
基板の貼り合わせ方法、即ち、研削マウント工程に関す
るものであり、基板、特に、半導体デバイスウェハ基板
を支持基板に貼り付ける研削マウント工程に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体基板を高精度に研削するために
は、全体が均一になるように半導体基板を支持基板に貼
り合わせて固定するマウント方法が必要であり、従来、
その様なマウントを行う方法として、図3に示すように
フレキシブルな支持基板を用いる方法と、図4に示すよ
うに硬質の支持基板を用いる方法(特開昭62─909
44号)とがあった。
【0003】図3の場合は、半導体素子を形成したウェ
ハである半導体デバイスウェハ基板1と支持基板となる
裏面に接着材がついたフレキシブルな研削保護シート2
を重ね合わせて研削保護シート貼り合わせローラ3,4
の噛み合わせ部分に送り込み、研削保護シート貼り合わ
せローラ3,4で押圧することにより半導体デバイスウ
ェハ基板1の半導体素子を形成した側の面を研削保護シ
ート2の接着面に当接して貼り合わせていた。
【0004】また、図4の場合は、貼り合わせ装置は基
台17上に断熱材層14aを介して設けたアルミ鋳込ヒ
ータ13a、及び、支柱18により基台17に固定した
延在部19に挿入された押圧機構により作動する昇降軸
16、この昇降軸16の先端に断熱材層14bを介して
取り付けたアルミ鋳込ヒータ13b及び耐熱性のクッシ
ョン材からなる押圧体15から構成される。
【0005】このヒータ13a上にワックスにより多数
の半導体ウェハ11を接着した接着プレート12を載置
し、昇降軸16を降下させて約190℃で約90秒間高
温加熱加圧し、次いで約90℃で約90秒間低温加熱す
ることによりワックス膜の上面と下面との間に温度勾配
が生じないようにしてワックスの最終膜厚を一定にして
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
従来技術においては、半導体デバイスウェハ基板1がシ
ート状のフレキシブルな支持基板である研削保護シート
2に保持されているため、半導体デバイスウェハ基板1
を20〜30μmの厚みに研削した後の処理工程におけ
る取扱の際に破損が生じ易いという欠点があった。
【0007】また、半導体デバイスウェハ基板1と研削
保護シート2の間の密着面にゴミや気泡が混入し全体を
均一に貼り合わせることが困難になるという問題も生じ
ていた。
【0008】一方、図4の従来技術(特開昭62─90
944号)においては、押圧の際に基準面となるヒータ
13a, 13bが熱膨張係数の大きなアルミで構成され
ているため基準面の熱歪みが大きく、且つ、上下の基準
面が加熱されるため熱歪みがより大きくなりワックスの
最終膜厚を均一にすることが困難であった。
【0009】また、この場合は、クッション材からなる
押圧体15が加熱面である上部ヒータ13bに固定され
ているため、長期間の使用によって押圧体15が熱によ
って劣化し、均一な押圧が困難になるという欠点があっ
た。さらに、支持基板12が不透明であるため簡単にそ
の接着状態を確認することが困難であり、作業性に問題
があった。
【0010】したがって、本発明は、基板貼り合わせ装
置の状態とは関係なく全体が均一に貼り合わされた研削
マウント構造を製造することを目的とすると共に、取扱
い時に基板の破損を防止することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持基板上
(図1の23)に接着材(図1の22)により基板(図
1の1)を接着させて貼り合わせ基板を形成した後、前
記貼り合わせ基板を基板貼り合わせ装置の加熱をしない
側の基準面である下部基準面(図1の28a)に弾力性
板状体(図1の25)を介して載置し、予め所定温度に
昇温させて予備加熱した上部基準面(図1の28b)に
前記貼り合わせ基板を当接させて前記接着材(図1の2
2)を溶解させ、次いで、前記貼り合わせ基板を加圧し
て過剰接着材(図1の31)を接着面から放出する工程
を有することを特徴とするものである。
【0012】また、この場合に、上下の基準面(図1の
28a,28b)を構成する押圧体(図1の27a,2
7b)としてセラミックスを用い、弾力性板状体(図1
の25)として円錐台状のシリコンゴム等の弾力性樹脂
を用い、支持基板(図1の23)としてガラス基板を用
い、接着材(図1の22)としては予め脱泡処理したワ
ックスを用い、更に、弾力性板状体(図1の25)と基
板(図1の1)との間にパラフィン紙等の剥離用シート
状部材(図1の24)を介在させておくことが望まし
い。
【0013】
【作用】本発明では、基準面を構成する押圧体の一方の
みを加熱することにより熱歪を少なくして基準面の平坦
度を高精度に保つものであり、弾力性板状体を他方の加
熱されない側の基準面上に載置することにより熱による
劣化をなくすと共に、経時的な劣化に際しても弾力性板
状体が基準面に固着されていないので、常に劣化してい
ない新しい弾力性板状体を用いることにより均一な押圧
が得られる。
【0014】そして、最終的な加圧の前に、予め所定温
度に昇温させて予備加熱した上部基準面に貼り合わせ基
板を当接させて接着材を溶解させることにより、接着材
の上面と下面との間に温度勾配が生じないようにして均
一な押圧が得られる。
【0015】また、押圧体としてセラミックスを用いる
とセラミックスの熱膨張係数が低いので熱による歪が少
なく平坦度の高い基準面が得られ、弾力性板状体として
円錐台状のシリコンゴム等の弾力性樹脂を用いると、所
謂「枚葉式」処理の場合により均一性の高い押圧が得ら
れる。
【0016】さらに、支持基板がガラス基板であるた
め、研削工程あるいはその後の処理工程における取扱時
の破損が少なくなり、且つ、研削工程の前に気泡の含有
状態等の接着状態を目視により簡単に確認することがで
きる。
【0017】また、接着材(図1の22)として予め脱
泡処理したワックスを用いると、気泡がほとんど存在し
ないため均一で安定した膜厚が得られ、さらに、弾力性
板状体と半導体基板との間にパラフィン紙等の剥離用シ
ート状部材を介在させておくと押圧を解除した際に、上
部基準面に自然吸着している貼り合わせ基板に引張力を
加えることなく弾力性板状体との分離ができるので、完
全に固化されていない状態のワックスに不要な力が加わ
らず、膜厚を均一に保つことができる。
【0018】
【実施例】図1は、図2に示す基板貼り合わせ装置を用
いた本発明の実施例の製造工程を工程順に示したもので
ある。
【0019】先ず、清浄な雰囲気中でガラス基板等の透
明な硬質支持基板23上に脱泡処理したワックス22を
用いてSi半導体デバイスウェハ基板1の素子を形成し
た側の面を接着して貼り合わせ基板を形成する。この場
合の脱泡処理は、板状体でワックスに圧力を加えながら
回転させ、遠心力を利用してワックス内の気泡を半径方
向に押し出すものである。
【0020】次いで、基板貼り合わせ装置のサンプル台
となるセラミックス等の熱膨張係数の低い材料で構成さ
れ且つ下部基準面28aの平坦度が約1μmの下部押圧
体27a上に円錐台状のシリコンゴム等の弾力性樹脂か
らなる弾力性板状体25を載置し、パラフィン紙等の剥
離用シート状部材24を介して貼り合わせ基板を弾力性
板状体25上に設置する。〔図1(A)〕
【0021】基板貼り合わせ装置の上部基準面28bを
構成する上部押圧体27bをマイクロコンピュータを備
えた制御系30で温度制御される加熱用ヒータ26によ
って予め80〜90℃に昇温しておき、制御系30によ
り制御されるエアーシリンダ29を駆動して下部基準面
28aを押し上げて貼り合わせ基板を上部基準面28b
に軽く接触させ、この状態で5分間放置することにより
予備加熱し、ワックス22を均一に溶解させる。〔図1
(B)〕
【0022】次いで、この加熱状態を保ったままでエア
ーシリンダ29により下部基準面28aを更に上昇さ
せ、制御系30により圧力及び移動量を制御しながら5
〜10分間貼り合わせ基板を加圧することにより過剰な
ワックス31を半導体デバイスウェハ基板1の外周に押
し出す。〔図1(C)〕
【0023】この場合、下部押圧体27aの表面にダイ
ヤルゲージを固定しておき、ダイヤルゲージの先端を上
部基準面28bに接触させることによりその移動量を測
定することが望ましい。
【0024】その後、エアーシリンダ29を制御して加
圧を解除するとともに下部基準面28aを降下させる。
この場合、貼り合わせ基板は上部基準面28bとの当接
部が真空状態になっているため自然吸着して上部基準面
28bに保持されている。〔図1(D)〕
【0025】次いで、貼り合わせ基板を上部基準面28
bから滑らして取り出し、室温まで降温し、パラフィン
紙等の剥離用シート状部材24を剥離したのち過剰ワッ
クス31を除去し、研削工程に送り出す。
【0026】なお、エアーシリンダ29は、基板貼り合
わせ装置の支持柱21に取り付けられた扉20が閉まっ
ているときのみ作動するものであり、また、貼り合わせ
基板を下部基準面28aに設置する場合には、その前に
上下の基準面28a,28bを清浄にクリーニングする
必要がある。
【0027】また、上記実施例においては特段の限定は
していないが、半導体デバイスウェハ基板を一枚ずつ処
理する所謂「枚葉式」の処理の場合には、頂面の径が半
導体デバイスウェハ基板の径より小さな円錐台状の弾力
性板状体を用いるとその効果が顕著であった。
【0028】さらに、上記実施例においては三次元半導
体集積回路を構成する半導体デバイスウェハ基板につい
て説明したが、この様なSi半導体デバイスウェハ基板
に限られるものではなく、素子を形成する前のSiウェ
ハも対象とするものであり、さらに、GaAs等の化合
物半導体ウェハも対象とするものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば全
体が均一に貼り合わされた貼り合わせ基板を得ることが
でき、研削工程における研削精度を向上することがで
き、また、支持基板が研削保護シートに比べて硬質であ
るため研削後の薄層半導体ウェハの破損が少なくハンド
リングが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である半導体デバイスウェハ基
板の貼り合わせ工程を示す工程図である。
【図2】本発明の実施例に用いる基板貼り合わせ装置の
断面図である。
【図3】従来の研削保護シートを用いた基板貼り合わせ
工程を示す図である。
【図4】従来の硬質の支持基板を用いた基板貼り合わせ
工程を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体デバイスウェハ基板 2 研削保護シート 3 研削保護シート貼り合わせローラ 4 研削保護シート貼り合わせローラ 11 半導体ウェハ 12 接着プレート(支持基板) 13a 下部アルミ鋳込ヒータ 13b 上部アルミ鋳込ヒータ 14a 断熱材層 14b 断熱材層 15 押圧体 16 昇降軸 17 基台 18 支柱 19 延在部 20 扉 21 支持柱 22 ワックス 23 透明支持基板 24 パラフィン紙 25 弾力性樹脂 26 加熱用ヒータ 27a 下部押圧体(サンプル台) 27b 上部押圧体 28a 下部基準面 28b 上部基準面 29 押し上げ機構( エアーシリンダ) 30 制御系 31 過剰ワックス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板上に接着材により基板を接着さ
    せて貼り合わせ基板を形成する工程、前記貼り合わせ基
    板を基板貼り合わせ装置の下部基準面に弾力性板状体を
    介して載置する工程、予め所定温度に昇温させて予備加
    熱した上部基準面に前記貼り合わせ基板を当接させて前
    記接着材を溶解させる工程、更に前記貼り合わせ基板を
    加圧して過剰接着材を接着面から放出する工程を有する
    ことを特徴とする基板の貼り合わせ方法。
  2. 【請求項2】 上記上下の基準面を構成する押圧体がセ
    ラミックスからなることを特徴とする請求項1記載の基
    板の貼り合わせ方法。
  3. 【請求項3】 上記支持基板がガラス基板であることを
    特徴とする請求項1記載の基板の貼り合わせ方法。
  4. 【請求項4】 上記弾力性板状体が円錐台状の弾力性樹
    脂であることを特徴とする請求項1記載の基板の貼り合
    わせ方法。
  5. 【請求項5】 上記弾力性樹脂がシリコンゴムであるこ
    とを特徴とする請求項4記載の基板の貼り合わせ方法。
  6. 【請求項6】 上記弾力性板状体と上記基板との間に剥
    離用シート状部材を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の基板の貼り合わせ方法。
  7. 【請求項7】 上記剥離用シート状部材がパラフィン紙
    であることを特徴とする請求項6記載の基板の貼り合わ
    せ方法。
  8. 【請求項8】 上記接着材が脱泡処理されたワックスで
    あることを特徴とする請求項1記載の基板の貼り合わせ
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6548648B1 (en) 1999-07-14 2003-04-15 Orient Chemical Industries, Ltd. Process for preparing a monoazo metal complex salt compound for charge control agent and toner for developing electrostatic images

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6548648B1 (en) 1999-07-14 2003-04-15 Orient Chemical Industries, Ltd. Process for preparing a monoazo metal complex salt compound for charge control agent and toner for developing electrostatic images

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