JPH08230714A - トラックのキャブ - Google Patents
トラックのキャブInfo
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- JPH08230714A JPH08230714A JP7064944A JP6494495A JPH08230714A JP H08230714 A JPH08230714 A JP H08230714A JP 7064944 A JP7064944 A JP 7064944A JP 6494495 A JP6494495 A JP 6494495A JP H08230714 A JPH08230714 A JP H08230714A
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- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 3
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックパネルに固着された補強用のガセット
のサイズと板厚を小さくしても、所定の剛性を維持でき
るトラックのキャブを提案する。 【構成】 クォータピラー6を構成するクォータインナ
パネル10とクォータアウタパネル11の内側に配置さ
れてこれらのパネル10,11に固着されたクォータパ
ネル補強板13の、キャブ幅方向Wに延びる部分13c
に、キャブ幅方向に延びるガセット14のキャブ幅方向
外端部14dをスポット溶接して両者を一体に固着す
る。
のサイズと板厚を小さくしても、所定の剛性を維持でき
るトラックのキャブを提案する。 【構成】 クォータピラー6を構成するクォータインナ
パネル10とクォータアウタパネル11の内側に配置さ
れてこれらのパネル10,11に固着されたクォータパ
ネル補強板13の、キャブ幅方向Wに延びる部分13c
に、キャブ幅方向に延びるガセット14のキャブ幅方向
外端部14dをスポット溶接して両者を一体に固着す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室後部のバックパネ
ルと、このバックパネルのキャブ幅方向端部に固着され
たクォータピラーとを有するトラックのキャブに関する
ものである。
ルと、このバックパネルのキャブ幅方向端部に固着され
たクォータピラーとを有するトラックのキャブに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】トラックのキャブは、これに加えられる
外力によって、当該キャブが大きく変形しないように所
定の剛性を備えている必要がある。このため従来より、
キャブのクォータピラーを構成するクォータインナパネ
ルとクォータアウタパネルによって形成された空間内に
クォータピラー補強板を配置し、その補強板をクォータ
インナパネルとクォータアウタパネルとに固着してクォ
ータピラーを補強し、またバックパネルのキャブ幅方向
端部とクォータインナパネルとにガセットを固着してバ
ックパネルを補強するなどの構成を採用し、しかもキャ
ブを構成する各要素の板厚を充分に大きく設定し、その
剛性を高めている。ところが、このようにキャブの各要
素の板厚を大きくすると、キャブの全重量が増大し、し
かもそのコストが上昇する欠点を免れない。従って、キ
ャブを設計する際、充分なキャブの剛性を確保すると共
に、その各要素の板厚をできる限り薄く設定し、そのコ
ストと重量の低減を図ることが重要である。
外力によって、当該キャブが大きく変形しないように所
定の剛性を備えている必要がある。このため従来より、
キャブのクォータピラーを構成するクォータインナパネ
ルとクォータアウタパネルによって形成された空間内に
クォータピラー補強板を配置し、その補強板をクォータ
インナパネルとクォータアウタパネルとに固着してクォ
ータピラーを補強し、またバックパネルのキャブ幅方向
端部とクォータインナパネルとにガセットを固着してバ
ックパネルを補強するなどの構成を採用し、しかもキャ
ブを構成する各要素の板厚を充分に大きく設定し、その
剛性を高めている。ところが、このようにキャブの各要
素の板厚を大きくすると、キャブの全重量が増大し、し
かもそのコストが上昇する欠点を免れない。従って、キ
ャブを設計する際、充分なキャブの剛性を確保すると共
に、その各要素の板厚をできる限り薄く設定し、そのコ
ストと重量の低減を図ることが重要である。
【0003】本発明者は、このような観点からキャブを
構成する各要素の剛性とその板厚との関連につき、各種
の実験を繰り返しながらその詳細を検討した。その結
果、次に示す新規な事実を明らかにすることができた。
構成する各要素の剛性とその板厚との関連につき、各種
の実験を繰り返しながらその詳細を検討した。その結
果、次に示す新規な事実を明らかにすることができた。
【0004】従来のキャブにおいては、上述したガセッ
トのキャブ幅方向外端部が、クォータインナパネルの車
室側内面に沿ってキャブの前後方向に延び、同じくキャ
ブの前後方向に延びるクォータインナパネル部分にスポ
ット溶接によって固着されている。本発明者はこのよう
なキャブに関して各種検討を加えたところ、キャブに対
して外力が加えられ、クォータピラーに対し上下方向の
圧縮荷重が及ぼされると、クォータピラーが車室外側へ
突出する向きに曲げ変形し、これによってガセットのキ
ャブ幅方向外端部とクォータインナパネルのスポット溶
接個所に、剥離荷重が作用することが明らかとなった。
トのキャブ幅方向外端部が、クォータインナパネルの車
室側内面に沿ってキャブの前後方向に延び、同じくキャ
ブの前後方向に延びるクォータインナパネル部分にスポ
ット溶接によって固着されている。本発明者はこのよう
なキャブに関して各種検討を加えたところ、キャブに対
して外力が加えられ、クォータピラーに対し上下方向の
圧縮荷重が及ぼされると、クォータピラーが車室外側へ
突出する向きに曲げ変形し、これによってガセットのキ
ャブ幅方向外端部とクォータインナパネルのスポット溶
接個所に、剥離荷重が作用することが明らかとなった。
【0005】よく知られているように、スポット溶接個
所は、これに加えられたせん断荷重に対しては大きな強
度を示すが、剥離荷重が作用すると、その強度は比較的
弱いものとなる。
所は、これに加えられたせん断荷重に対しては大きな強
度を示すが、剥離荷重が作用すると、その強度は比較的
弱いものとなる。
【0006】このため、上述のようにガセットのキャブ
幅方向外端部とクォータインナパネルとのスポット溶接
個所に剥離荷重が作用すると、その溶接個所が離脱しや
すくなる。これに対し従来は、このような事実を特に考
慮することなく、画一的に、ガセットのサイズとその板
厚を大きく設定し、かかるガセットとクォータインナパ
ネルとのスポット溶接個所の数を増やし、両者の結合強
度を高め、その溶接個所の離脱を阻止していた。ところ
が、キャブを構成する各要素は一般に単位体積当りの重
量が大なる鋼板より成るので、大サイズのガセットを使
用すれば、それだけキャブの重量が増大し、かつその製
造コストが上昇する。しかもその溶接個所を増やせば、
それだけ製造工程数が増大し、これによってもキャブの
コストが上昇する欠点を免れない。
幅方向外端部とクォータインナパネルとのスポット溶接
個所に剥離荷重が作用すると、その溶接個所が離脱しや
すくなる。これに対し従来は、このような事実を特に考
慮することなく、画一的に、ガセットのサイズとその板
厚を大きく設定し、かかるガセットとクォータインナパ
ネルとのスポット溶接個所の数を増やし、両者の結合強
度を高め、その溶接個所の離脱を阻止していた。ところ
が、キャブを構成する各要素は一般に単位体積当りの重
量が大なる鋼板より成るので、大サイズのガセットを使
用すれば、それだけキャブの重量が増大し、かつその製
造コストが上昇する。しかもその溶接個所を増やせば、
それだけ製造工程数が増大し、これによってもキャブの
コストが上昇する欠点を免れない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであって、その目的とす
るところは、バックパネルに固着されるガセットの板厚
とサイズを小型化し、かつキャブの要素に対するガセッ
トのスポット溶接個所の数を従来より少なくしても、所
定の剛性を確保できるトラックのキャブを提供すること
にある。
規な認識に基づきなされたものであって、その目的とす
るところは、バックパネルに固着されるガセットの板厚
とサイズを小型化し、かつキャブの要素に対するガセッ
トのスポット溶接個所の数を従来より少なくしても、所
定の剛性を確保できるトラックのキャブを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、車室の後部に位置するバックパネルと、該
バックパネルのキャブ幅方向端部に固着されてキャブの
ほぼ上下方向に延びるクォータインナパネルと、該クォ
ータインナパネルの車室外側に位置し、かつキャブのほ
ぼ上下方向に延びていて、クォータインナパネルとバッ
クパネルとに固着され、当該クォータインナパネルと共
にクォータピラーを構成するクォータアウタパネルと、
クォータインナパネルとクォータアウタパネルとによっ
て形成された空間内に配置されていると共に、クォータ
インナパネルとクォータアウタパネルに固着され、かつ
キャブのほぼ上下方向に延びるクォータピラー補強板
と、車室後部に形成された窓開口の下部近傍に位置する
バックパネル部分のキャブ幅方向端部に固着されたガセ
ットとを具備するトラックのキャブにおいて、前記ガセ
ットのキャブ幅方向外端部がほぼキャブ幅方向に延びて
いると共に、当該外端部が、前記クォータピラー補強板
のほぼキャブ幅方向に延びる部分にスポット溶接によっ
て固着されていることを特徴とするトラックのキャブを
提案する。
成するため、車室の後部に位置するバックパネルと、該
バックパネルのキャブ幅方向端部に固着されてキャブの
ほぼ上下方向に延びるクォータインナパネルと、該クォ
ータインナパネルの車室外側に位置し、かつキャブのほ
ぼ上下方向に延びていて、クォータインナパネルとバッ
クパネルとに固着され、当該クォータインナパネルと共
にクォータピラーを構成するクォータアウタパネルと、
クォータインナパネルとクォータアウタパネルとによっ
て形成された空間内に配置されていると共に、クォータ
インナパネルとクォータアウタパネルに固着され、かつ
キャブのほぼ上下方向に延びるクォータピラー補強板
と、車室後部に形成された窓開口の下部近傍に位置する
バックパネル部分のキャブ幅方向端部に固着されたガセ
ットとを具備するトラックのキャブにおいて、前記ガセ
ットのキャブ幅方向外端部がほぼキャブ幅方向に延びて
いると共に、当該外端部が、前記クォータピラー補強板
のほぼキャブ幅方向に延びる部分にスポット溶接によっ
て固着されていることを特徴とするトラックのキャブを
提案する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明し、併せて前述の従来の欠点を図面に即してより具
体的に明らかにする。
説明し、併せて前述の従来の欠点を図面に即してより具
体的に明らかにする。
【0010】図1は、窓ガラスなどの艤装品やドアが未
だ装着されていないトラックのキャブ1をその斜め後方
から見たときの斜視図であり、図2は図1に符号IIで示
した部分をキャブ1の車室内側から見たときの部分斜視
図である。これらの図において、矢印Zは完成したトラ
ックの前進方向、矢印Wはそのキャブ1の幅方向、また
矢印Yはキャブ1の上下方向を示している。
だ装着されていないトラックのキャブ1をその斜め後方
から見たときの斜視図であり、図2は図1に符号IIで示
した部分をキャブ1の車室内側から見たときの部分斜視
図である。これらの図において、矢印Zは完成したトラ
ックの前進方向、矢印Wはそのキャブ1の幅方向、また
矢印Yはキャブ1の上下方向を示している。
【0011】ここで、本明細書における「前」又は
「後」は、トラックの前進方向Zを基準としたものであ
り、同じく「左」又は「右」は、キャブ1の幅方向Wに
おける「左右」を意味する。図示したキャブ1は、その
トラックの前進方向Zに見て左右対称に構成されてお
り、よって以下の説明においては、左右の構成のうち、
主として右側の構成を明らかにすることにする。
「後」は、トラックの前進方向Zを基準としたものであ
り、同じく「左」又は「右」は、キャブ1の幅方向Wに
おける「左右」を意味する。図示したキャブ1は、その
トラックの前進方向Zに見て左右対称に構成されてお
り、よって以下の説明においては、左右の構成のうち、
主として右側の構成を明らかにすることにする。
【0012】図1及び図2に示したキャブ1は、車室上
部の天井板を構成するルーフパネル2と、車室の後部に
位置するバックパネル3と、キャブ1の床板を構成する
フロアパネル4と、車室前部の左右に位置するフロント
ピラー5と、車室後部の左右に位置するクォータピラー
6とを有している。キャブ1の車室後部には、図示して
いないバックウィンドガラスが嵌着固定される窓開口8
が形成され、またフロントピラー5とクォータピラー6
などによって区画される左右のドア開口9には、図示し
ていないドアがそれぞれ装着される。図示したキャブ1
の場合には、バックパネル3の上端縁7と、左右のクォ
ータピラー6などによって窓開口8が区画されている
が、バックパネル3をルーフパネル2の側へ上方へ大き
く延ばし、そのバックパネルに窓開口を形成した形式の
キャブにも本発明を適用できる。
部の天井板を構成するルーフパネル2と、車室の後部に
位置するバックパネル3と、キャブ1の床板を構成する
フロアパネル4と、車室前部の左右に位置するフロント
ピラー5と、車室後部の左右に位置するクォータピラー
6とを有している。キャブ1の車室後部には、図示して
いないバックウィンドガラスが嵌着固定される窓開口8
が形成され、またフロントピラー5とクォータピラー6
などによって区画される左右のドア開口9には、図示し
ていないドアがそれぞれ装着される。図示したキャブ1
の場合には、バックパネル3の上端縁7と、左右のクォ
ータピラー6などによって窓開口8が区画されている
が、バックパネル3をルーフパネル2の側へ上方へ大き
く延ばし、そのバックパネルに窓開口を形成した形式の
キャブにも本発明を適用できる。
【0013】ここで、図3はバックパネル3の上端縁7
よりも上方のクォータピラー部分を図1のIII−III線に
沿って切断した水平断面図であり、図4はバックパネル
3の上端縁7よりも下方のクォータピラー部分を図1の
IV−IV線に沿って切断した水平断面図である。
よりも上方のクォータピラー部分を図1のIII−III線に
沿って切断した水平断面図であり、図4はバックパネル
3の上端縁7よりも下方のクォータピラー部分を図1の
IV−IV線に沿って切断した水平断面図である。
【0014】図2乃至図4に示すように、クォータピラ
ー6は、キャブ1のほぼ上下方向に延びるクォータイン
ナパネル10と、このパネル10の車室外側に位置し、
かつキャブ1のほぼ上下方向Yに延びているクォータア
ウタパネル11とを有していて、クォータインナパネル
10は、そのキャブ後方側端部10aが、図4に示すよ
うにバックパネル3のキャブ幅方向端部3aにスポット
溶接によって固着されている。またクォータアウタパネ
ル11も、そのキャブ後方側端部11aが、図3及び図
4に示すように、クォータインナパネル10のキャブ後
方側端部10aと、バックパネル3のキャブ幅方向端部
3aとにスポット溶接によって固着されている。かかる
クォータアウタパネル11は、クォータインナパネル1
0と共にクォータピラー6を構成している。
ー6は、キャブ1のほぼ上下方向に延びるクォータイン
ナパネル10と、このパネル10の車室外側に位置し、
かつキャブ1のほぼ上下方向Yに延びているクォータア
ウタパネル11とを有していて、クォータインナパネル
10は、そのキャブ後方側端部10aが、図4に示すよ
うにバックパネル3のキャブ幅方向端部3aにスポット
溶接によって固着されている。またクォータアウタパネ
ル11も、そのキャブ後方側端部11aが、図3及び図
4に示すように、クォータインナパネル10のキャブ後
方側端部10aと、バックパネル3のキャブ幅方向端部
3aとにスポット溶接によって固着されている。かかる
クォータアウタパネル11は、クォータインナパネル1
0と共にクォータピラー6を構成している。
【0015】一方、図1のV−V線断面図である図5及
び図2に示すように、窓開口8の下部近傍のバックパネ
ル部分、図示した例ではバックパネル3の上部の車室内
側面に、キャブ1の幅方向Wに延びるバックパネル補強
板12が固着され、このバックパネル補強板12は、そ
の上下のフランジ部12b,12cがバックパネル3に
密着し、これらのフランジ部12b,12cがバックパ
ネル3にスポット溶接されている。かかるバックパネル
補強板12はバックパネル3と協働してトンネル状の閉
断面を構成する。このようにキャブ1は、そのバックパ
ネル3を補強するバックパネル補強板12を有してい
る。
び図2に示すように、窓開口8の下部近傍のバックパネ
ル部分、図示した例ではバックパネル3の上部の車室内
側面に、キャブ1の幅方向Wに延びるバックパネル補強
板12が固着され、このバックパネル補強板12は、そ
の上下のフランジ部12b,12cがバックパネル3に
密着し、これらのフランジ部12b,12cがバックパ
ネル3にスポット溶接されている。かかるバックパネル
補強板12はバックパネル3と協働してトンネル状の閉
断面を構成する。このようにキャブ1は、そのバックパ
ネル3を補強するバックパネル補強板12を有してい
る。
【0016】ここで、図6はバックパネル補強板12が
位置する高さレベルで、クォータピラー6を切断した、
図1のVI−VI線断面図であるが、この図と、図2乃至図
4とに示すように、キャブ1はクォータピラー補強板1
3を有し、かかる補強板13はクォータインナパネル1
0とクォータアウタパネル11とによって形成された空
間内に配置されてキャブ1のほぼ上下方向Yに延びてい
る。このクォータピラー補強板13のキャブ前方側端部
13bは、クォータインナパネル10とクォータアウタ
パネル11のキャブ前方側端部10b,11bに挟ま
れ、これらにスポット溶接によって一体に固着されてい
る。
位置する高さレベルで、クォータピラー6を切断した、
図1のVI−VI線断面図であるが、この図と、図2乃至図
4とに示すように、キャブ1はクォータピラー補強板1
3を有し、かかる補強板13はクォータインナパネル1
0とクォータアウタパネル11とによって形成された空
間内に配置されてキャブ1のほぼ上下方向Yに延びてい
る。このクォータピラー補強板13のキャブ前方側端部
13bは、クォータインナパネル10とクォータアウタ
パネル11のキャブ前方側端部10b,11bに挟ま
れ、これらにスポット溶接によって一体に固着されてい
る。
【0017】また、図2、図5及び図6に示すように、
図示したキャブ1はガセット14を有しており、かかる
ガセット14は、キャブ1の車室後部に形成された窓開
口8の下部近傍に位置するバックパネル部分のキャブ幅
方向端部における車室内側面にスポット溶接によって固
着されている。本例では、バックパネル3の上部であっ
て、そのバックパネル3のキャブ幅方向端部にガセット
14がスポット溶接によって固着されている。すなわ
ち、ガセット14は、図2及び図5に示すようにバック
パネル補強板12を覆うように位置し、その上下のフラ
ンジ部14a,14bが、バックパネル3とバックパネ
ル補強板12とにスポット溶接されている。バックパネ
ル補強板12は、その剛性を高めるべく、上下のフラン
ジ部12b,12c以外の部分12dがバックパネル3
から離間しており、同様にガセット14も、その上下の
フランジ部14a,14b以外の部分14cがバックパ
ネル補強板12の部分12dから離間している。
図示したキャブ1はガセット14を有しており、かかる
ガセット14は、キャブ1の車室後部に形成された窓開
口8の下部近傍に位置するバックパネル部分のキャブ幅
方向端部における車室内側面にスポット溶接によって固
着されている。本例では、バックパネル3の上部であっ
て、そのバックパネル3のキャブ幅方向端部にガセット
14がスポット溶接によって固着されている。すなわ
ち、ガセット14は、図2及び図5に示すようにバック
パネル補強板12を覆うように位置し、その上下のフラ
ンジ部14a,14bが、バックパネル3とバックパネ
ル補強板12とにスポット溶接されている。バックパネ
ル補強板12は、その剛性を高めるべく、上下のフラン
ジ部12b,12c以外の部分12dがバックパネル3
から離間しており、同様にガセット14も、その上下の
フランジ部14a,14b以外の部分14cがバックパ
ネル補強板12の部分12dから離間している。
【0018】図6から判るように、クォータピラー補強
板13のキャブ後方側端部13aのうち、バックパネル
補強板12のキャブ幅方向端部12aに対向して隣接す
る部分は、クォータアウタパネル11から離間し、ガセ
ット14に後述する態様でスポット溶接によって固着さ
れている。このように、ガセット14はクォータピラー
補強板13にもスポット溶接によって固着されているの
である。これに対して、図3及び図4に示すように、ク
ォータピラー補強板13のキャブ後方側端部13aのう
ち、バックパネル補強板12のキャブ幅方向端部12a
(図6)に対向して隣接する部分よりも上方及び下方の
部分は、クォータインナパネル10とクォータアウタパ
ネル11のキャブ後方側端部10a,11aに挟まれ、
これらにスポット溶接によって一体に固着されている。
このように、クォータピラー補強板13は、そのキャブ
前方側端部13bだけでなく、そのキャブ後方側端部1
3aも、クォータインナパネル10とクォータアウタパ
ネル11とに固着されているのである。
板13のキャブ後方側端部13aのうち、バックパネル
補強板12のキャブ幅方向端部12aに対向して隣接す
る部分は、クォータアウタパネル11から離間し、ガセ
ット14に後述する態様でスポット溶接によって固着さ
れている。このように、ガセット14はクォータピラー
補強板13にもスポット溶接によって固着されているの
である。これに対して、図3及び図4に示すように、ク
ォータピラー補強板13のキャブ後方側端部13aのう
ち、バックパネル補強板12のキャブ幅方向端部12a
(図6)に対向して隣接する部分よりも上方及び下方の
部分は、クォータインナパネル10とクォータアウタパ
ネル11のキャブ後方側端部10a,11aに挟まれ、
これらにスポット溶接によって一体に固着されている。
このように、クォータピラー補強板13は、そのキャブ
前方側端部13bだけでなく、そのキャブ後方側端部1
3aも、クォータインナパネル10とクォータアウタパ
ネル11とに固着されているのである。
【0019】上述のように、図示したキャブ1は、その
クォータピラー6がその内部のクォータピラー補強板1
3によって補強され、しかもバックパネル3とクォータ
ピラー補強板13には、ガセット14が固着され、さら
にバックパネル3がバックパネル補強板12によって補
強されているので、キャブ1の剛性を確実に高めること
ができる。上述したキャブ1の各構成要素は、例えば鋼
板によって構成されている。
クォータピラー6がその内部のクォータピラー補強板1
3によって補強され、しかもバックパネル3とクォータ
ピラー補強板13には、ガセット14が固着され、さら
にバックパネル3がバックパネル補強板12によって補
強されているので、キャブ1の剛性を確実に高めること
ができる。上述したキャブ1の各構成要素は、例えば鋼
板によって構成されている。
【0020】ここで、本例の特徴とするところは、図6
に示すように、前述のガセット14のキャブ幅方向外端
部14dがほぼキャブ幅方向Wに延びていると共に、そ
の外端部14dが、クォータピラー補強板13のほぼキ
ャブ幅方向Wに延びる部分13cに、図6にX印を付し
て示した如くスポット溶接によって固着されている点に
ある。この例では、クォータピラー補強板13のキャブ
後方側端部13aを含めた後方部分13cがほぼキャブ
1の幅方向Wに延びていて、この部分13cにガセット
14のキャブ幅方向外端部14dがスポット溶接されて
いる。また本例では図6に示した×印から明らかなよう
に、ガセット14が、クォータインナパネル10に対し
ても、スポット溶接によって固着され、さらに、このガ
セット14をクォータアウタパネル11に対してスポッ
ト溶接することもできる。このように、本例ではガセッ
ト14がクォータピラー6に固着されているが、ガセッ
ト14をクォータピラー6に対してスポット溶接によっ
て固着しなくともよい。前述のようにキャブ1は左右対
称に構成されており、従ってキャブ1の左側に設けられ
た図示していないガセットも、同様に左側のクォータピ
ラー補強板とクォータインナパネルにスポット溶接され
ている。
に示すように、前述のガセット14のキャブ幅方向外端
部14dがほぼキャブ幅方向Wに延びていると共に、そ
の外端部14dが、クォータピラー補強板13のほぼキ
ャブ幅方向Wに延びる部分13cに、図6にX印を付し
て示した如くスポット溶接によって固着されている点に
ある。この例では、クォータピラー補強板13のキャブ
後方側端部13aを含めた後方部分13cがほぼキャブ
1の幅方向Wに延びていて、この部分13cにガセット
14のキャブ幅方向外端部14dがスポット溶接されて
いる。また本例では図6に示した×印から明らかなよう
に、ガセット14が、クォータインナパネル10に対し
ても、スポット溶接によって固着され、さらに、このガ
セット14をクォータアウタパネル11に対してスポッ
ト溶接することもできる。このように、本例ではガセッ
ト14がクォータピラー6に固着されているが、ガセッ
ト14をクォータピラー6に対してスポット溶接によっ
て固着しなくともよい。前述のようにキャブ1は左右対
称に構成されており、従ってキャブ1の左側に設けられ
た図示していないガセットも、同様に左側のクォータピ
ラー補強板とクォータインナパネルにスポット溶接され
ている。
【0021】ここで、上述した構成の利点を明らかにす
るため、先に簡単に説明した従来のキャブの構造とその
欠点をより具体的に明らかにする。図9及び図10は、
従来のキャブの構造を示す図2と図6にそれぞれ相当す
る図である。図9及び図10に示したガセット14は、
そのキャブ幅方向外端部14dが、クォータインナパネ
ル10の車室側内面に沿ってキャブ1の前後方向に延
び、かかる外端部14dが、図9及び図10に×印を付
して示したように、クォータインナパネル10にスポッ
ト溶接によって固着されている。他の構成は図2及び図
6に示したキャブと実質的に変りはない。
るため、先に簡単に説明した従来のキャブの構造とその
欠点をより具体的に明らかにする。図9及び図10は、
従来のキャブの構造を示す図2と図6にそれぞれ相当す
る図である。図9及び図10に示したガセット14は、
そのキャブ幅方向外端部14dが、クォータインナパネ
ル10の車室側内面に沿ってキャブ1の前後方向に延
び、かかる外端部14dが、図9及び図10に×印を付
して示したように、クォータインナパネル10にスポッ
ト溶接によって固着されている。他の構成は図2及び図
6に示したキャブと実質的に変りはない。
【0022】図9及び図10に示したキャブ1がトラッ
クとして完成した後、そのキャブ1に対して外力が加え
られ、そのクォータピラー6に対し上下方向の圧縮荷重
が及ぼされると、先にも説明したように、クォータピラ
ー6は、その上下方向中間部が図10に矢印Aで示す如
く車室外側へ突出する向きに曲げ変形する。これに対
し、ガセット14はクォータインナパネル10に固着さ
れてはいるが、バックパネル3にも強固に固着されてい
るので、クォータピラー6が車室外側へ曲げ変形したと
き、このクォータピラー6と共に車室外側へ変位するこ
とに対して抵抗する。このため、キャブ1の前後方向に
延びるガセット14のキャブ幅方向外端部14dとクォ
ータインナパネル10のスポット溶接個所には剥離荷重
が作用する。このとき、スポット溶接個所は、前述のよ
うに、剥離荷重に対する強度が比較的弱いため、ガセッ
ト14のキャブ幅方向外端部14dとクォータインナパ
ネル10のスポット溶接個所は、ここに加えられた剥離
荷重によって離脱しやすくなる。
クとして完成した後、そのキャブ1に対して外力が加え
られ、そのクォータピラー6に対し上下方向の圧縮荷重
が及ぼされると、先にも説明したように、クォータピラ
ー6は、その上下方向中間部が図10に矢印Aで示す如
く車室外側へ突出する向きに曲げ変形する。これに対
し、ガセット14はクォータインナパネル10に固着さ
れてはいるが、バックパネル3にも強固に固着されてい
るので、クォータピラー6が車室外側へ曲げ変形したと
き、このクォータピラー6と共に車室外側へ変位するこ
とに対して抵抗する。このため、キャブ1の前後方向に
延びるガセット14のキャブ幅方向外端部14dとクォ
ータインナパネル10のスポット溶接個所には剥離荷重
が作用する。このとき、スポット溶接個所は、前述のよ
うに、剥離荷重に対する強度が比較的弱いため、ガセッ
ト14のキャブ幅方向外端部14dとクォータインナパ
ネル10のスポット溶接個所は、ここに加えられた剥離
荷重によって離脱しやすくなる。
【0023】ここで、図11に示すように、2枚の鋼板
20,21をスポット溶接機の電極チップ22,23で
挟み、これらの鋼板20,21をスポット溶接したと
き、その各鋼板の表面方向Pの荷重がせん断荷重であ
り、これに直交する方向の荷重Qが剥離荷重である。ス
ポット溶接個所は、かかる剥離荷重Qに対する結合強度
が比較的弱いのである。
20,21をスポット溶接機の電極チップ22,23で
挟み、これらの鋼板20,21をスポット溶接したと
き、その各鋼板の表面方向Pの荷重がせん断荷重であ
り、これに直交する方向の荷重Qが剥離荷重である。ス
ポット溶接個所は、かかる剥離荷重Qに対する結合強度
が比較的弱いのである。
【0024】従来は、上述した事実を特に考慮すること
なく、図9に示すようにガセット14のサイズとその板
厚を大きく設定し、かつそのガセット14とクォータイ
ンナパネル10とのスポット溶接個所の数を増大し、そ
の結合強度を高めることによって両者の離脱を阻止して
いたのであるが、これによってキャブの重量が増大し、
かつそのコストが上昇する欠点を免れなかったのであ
る。
なく、図9に示すようにガセット14のサイズとその板
厚を大きく設定し、かつそのガセット14とクォータイ
ンナパネル10とのスポット溶接個所の数を増大し、そ
の結合強度を高めることによって両者の離脱を阻止して
いたのであるが、これによってキャブの重量が増大し、
かつそのコストが上昇する欠点を免れなかったのであ
る。
【0025】これに対し、図1乃至図6に示したキャブ
1においては、前述のように、ガセット14のキャブ幅
方向外端部14dが、キャブ幅方向Wに延び、しかもそ
の外端部14dが、クォータピラー補強板13のほぼキ
ャブ幅方向に延びる部分13cにスポット溶接されてい
るので、クォータピラー6に対してその長手方向に圧縮
荷重が作用し、そのクォータピラー6の上下方向中間部
が車室外側へ突出するように、当該ピラー6が曲げ変形
しても、ガセット14とクォータピラー補強板13との
スポット溶接個所には、せん断荷重が作用するものの、
剥離荷重はほとんど作用しない。このため、そのスポッ
ト溶接個所は大きな強度を示し、これにより、ガセット
14のサイズとその板厚を従来より小さくし、しかもそ
のスポット溶接の打点数を少なくしても、大きな結合強
度と剛性を得ることができ、キャブ1に所定の大きな剛
性を与えることができる。しかも、強度の大なる補強部
材としてのガセット14とクォータピラー補強板13と
が直に固着されているので、そのキャブ1の強度ないし
は剛性は従来よりも格段と大きくなる。また本例では、
ガセット14がクォータインナパネル10にもスポット
溶接によって固着されているので、キャブ1の剛性を一
層高めることができる。ガセット14を、クォータアウ
タパネル11又は両パネル10,11にスポット溶接し
たときも同様である。このようにしてキャブ1の剛性と
強度を高く維持しながら、そのキャブ1の重量とそのコ
ストを支障なく低減することができるのである。
1においては、前述のように、ガセット14のキャブ幅
方向外端部14dが、キャブ幅方向Wに延び、しかもそ
の外端部14dが、クォータピラー補強板13のほぼキ
ャブ幅方向に延びる部分13cにスポット溶接されてい
るので、クォータピラー6に対してその長手方向に圧縮
荷重が作用し、そのクォータピラー6の上下方向中間部
が車室外側へ突出するように、当該ピラー6が曲げ変形
しても、ガセット14とクォータピラー補強板13との
スポット溶接個所には、せん断荷重が作用するものの、
剥離荷重はほとんど作用しない。このため、そのスポッ
ト溶接個所は大きな強度を示し、これにより、ガセット
14のサイズとその板厚を従来より小さくし、しかもそ
のスポット溶接の打点数を少なくしても、大きな結合強
度と剛性を得ることができ、キャブ1に所定の大きな剛
性を与えることができる。しかも、強度の大なる補強部
材としてのガセット14とクォータピラー補強板13と
が直に固着されているので、そのキャブ1の強度ないし
は剛性は従来よりも格段と大きくなる。また本例では、
ガセット14がクォータインナパネル10にもスポット
溶接によって固着されているので、キャブ1の剛性を一
層高めることができる。ガセット14を、クォータアウ
タパネル11又は両パネル10,11にスポット溶接し
たときも同様である。このようにしてキャブ1の剛性と
強度を高く維持しながら、そのキャブ1の重量とそのコ
ストを支障なく低減することができるのである。
【0026】ところで、完成したトラックのキャブ1内
には、その車室内の乗員用のシートベルトが装備され、
かかるシートベルトのウェビングを係留するためのアン
カ(図示せず)が設けられる。かかるアンカは、図7及
び図8に示すように、クォータピラー補強板13にスポ
ット溶接されたアンカパッチ15によって保持される。
すなわち、図7に示すように、このアンカパッチ15
は、その両基端部15a,15bが、クォータピラー補
強板13の車室内側面にスポット溶接によって固着さ
れ、かかるアンカパッチ15の車室外側の面に、このパ
ッチ15とクォータインナパネル10に形成された取付
孔16に整合したウェルドナット17が予め固着されて
いて、かかるナット17にシートベルトのアンカが螺着
されて固定される。
には、その車室内の乗員用のシートベルトが装備され、
かかるシートベルトのウェビングを係留するためのアン
カ(図示せず)が設けられる。かかるアンカは、図7及
び図8に示すように、クォータピラー補強板13にスポ
ット溶接されたアンカパッチ15によって保持される。
すなわち、図7に示すように、このアンカパッチ15
は、その両基端部15a,15bが、クォータピラー補
強板13の車室内側面にスポット溶接によって固着さ
れ、かかるアンカパッチ15の車室外側の面に、このパ
ッチ15とクォータインナパネル10に形成された取付
孔16に整合したウェルドナット17が予め固着されて
いて、かかるナット17にシートベルトのアンカが螺着
されて固定される。
【0027】上述したアンカパッチ15に関する構成
は、図9及び図10に示した従来のキャブにおいても全
く同様に採用されている。ところが、図9及び図10に
示した従来のキャブにおいては、先にも説明したよう
に、ガセット14のキャブ幅方向外端部14dが専らク
ォータインナパネル10だけにスポット溶接されている
ので、そのキャブ1の製造工程が複雑なものとならざる
を得なかった。すなわち、キャブ1を製造する際、先
ず、図10に示したクォータインナパネル10とガセ
ット14とをスポット溶接によって固着して第1の組立
体を構成し、他方、図10に示したクォータピラー補
強板13にアンカパッチ(図7)15をスポット溶接し
てもう1つの第2の組立体を構成する。しかる後、こ
れらの第1及び第2の組立体を互いにスポット溶接によ
って固着し、第3の組立体を得る。次に、この第3の
組立体と図10に示したクォータアウタパネル11を組
付け、これらをスポット溶接して第4の組立体を得る。
全く同様にしてキャブの左側用の第4の組立体も製造す
る。引き続き、この両方の第4の組立体を、図10に
示したバックパネル3とバックパネル補強板12をスポ
ット溶接して得た第5の組立体にスポット溶接によって
組付けて一体化する。このように、キャブ後部の片側だ
けの組付けに5つの工程を必要とする。
は、図9及び図10に示した従来のキャブにおいても全
く同様に採用されている。ところが、図9及び図10に
示した従来のキャブにおいては、先にも説明したよう
に、ガセット14のキャブ幅方向外端部14dが専らク
ォータインナパネル10だけにスポット溶接されている
ので、そのキャブ1の製造工程が複雑なものとならざる
を得なかった。すなわち、キャブ1を製造する際、先
ず、図10に示したクォータインナパネル10とガセ
ット14とをスポット溶接によって固着して第1の組立
体を構成し、他方、図10に示したクォータピラー補
強板13にアンカパッチ(図7)15をスポット溶接し
てもう1つの第2の組立体を構成する。しかる後、こ
れらの第1及び第2の組立体を互いにスポット溶接によ
って固着し、第3の組立体を得る。次に、この第3の
組立体と図10に示したクォータアウタパネル11を組
付け、これらをスポット溶接して第4の組立体を得る。
全く同様にしてキャブの左側用の第4の組立体も製造す
る。引き続き、この両方の第4の組立体を、図10に
示したバックパネル3とバックパネル補強板12をスポ
ット溶接して得た第5の組立体にスポット溶接によって
組付けて一体化する。このように、キャブ後部の片側だ
けの組付けに5つの工程を必要とする。
【0028】これに対して、図1乃至図7に示したキャ
ブにおいては、図8に示すように、先ずクォータピラ
ー補強板13に、ガセット14のキャブ幅方向外端部1
4dをスポット溶接すると共に、アンカパッチ15をス
ポット溶接して、第1の組立体を得る。アンカパッチ1
5もガセット14もクォータピラー補強板13に固着さ
れるので、これらを一工程でクォータピラー補強板13
にスポット溶接できるのである。次に、クォータイン
ナパネル10を上記第1の組立体にスポット溶接によっ
て固着し、第2の組立体を得、引き続きこの第2の組
立体をクォータアウタパネル11にスポット溶接して第
3の組立体を得る。キャブの左側用の第3の組立体も同
様にして構成する。次いで、これらの第3の組立体
を、図6に示したバックパネル3とバックパネル補強板
12をスポット溶接して得た第4の組立体にスポット溶
接によって一体に組付ける。
ブにおいては、図8に示すように、先ずクォータピラ
ー補強板13に、ガセット14のキャブ幅方向外端部1
4dをスポット溶接すると共に、アンカパッチ15をス
ポット溶接して、第1の組立体を得る。アンカパッチ1
5もガセット14もクォータピラー補強板13に固着さ
れるので、これらを一工程でクォータピラー補強板13
にスポット溶接できるのである。次に、クォータイン
ナパネル10を上記第1の組立体にスポット溶接によっ
て固着し、第2の組立体を得、引き続きこの第2の組
立体をクォータアウタパネル11にスポット溶接して第
3の組立体を得る。キャブの左側用の第3の組立体も同
様にして構成する。次いで、これらの第3の組立体
を、図6に示したバックパネル3とバックパネル補強板
12をスポット溶接して得た第4の組立体にスポット溶
接によって一体に組付ける。
【0029】このように、クォータピラー補強板13に
ガセット14とアンカパッチ15を共にスポット溶接す
るので、その両者の溶接を、キャブの片側につき1工程
(左右合せて2工程)で行うことができ、従来よりも1
作業工程(合計で2工程)少なくすることができる。こ
のように、図示したキャブによれば、その製造工程を簡
素化できる利点も得られるのである。
ガセット14とアンカパッチ15を共にスポット溶接す
るので、その両者の溶接を、キャブの片側につき1工程
(左右合せて2工程)で行うことができ、従来よりも1
作業工程(合計で2工程)少なくすることができる。こ
のように、図示したキャブによれば、その製造工程を簡
素化できる利点も得られるのである。
【0030】本発明は、図示した形態以外の各種形態の
トラック、例えばダブルキャブ型トラックのキャブにも
適用でき、また図に示したバックパネル補強板12を省
略したキャブにも広く適用できるものである。
トラック、例えばダブルキャブ型トラックのキャブにも
適用でき、また図に示したバックパネル補強板12を省
略したキャブにも広く適用できるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ガセットのキャブ幅方
向外端部をキャブの幅方向に延ばし、その外端部を、ク
ォータピラー補強板のほぼキャブ幅方向に延びる部分に
スポット溶接によって固着したので、クォータピラーに
対してその長手方向に圧縦荷重が加わったとき、ガセッ
トとクォータピラー補強板とのスポット溶接個所にせん
断荷重が作用する。このため、ガセットのサイズと板厚
を従来よりも小さく設定し、しかもガセットとクォータ
ピラー補強板とのスポット溶接個所の数を少なくして
も、その両者の結合強度を充分に確保でき、キャブの剛
性を高く維持することができる。また、補強部材として
のクォータピラー補強板とガセットとを互いに固着する
ので、キャブの剛性をより一層高めることができる。こ
れにより、キャブの重量とそのコストを低減することが
できる。
向外端部をキャブの幅方向に延ばし、その外端部を、ク
ォータピラー補強板のほぼキャブ幅方向に延びる部分に
スポット溶接によって固着したので、クォータピラーに
対してその長手方向に圧縦荷重が加わったとき、ガセッ
トとクォータピラー補強板とのスポット溶接個所にせん
断荷重が作用する。このため、ガセットのサイズと板厚
を従来よりも小さく設定し、しかもガセットとクォータ
ピラー補強板とのスポット溶接個所の数を少なくして
も、その両者の結合強度を充分に確保でき、キャブの剛
性を高く維持することができる。また、補強部材として
のクォータピラー補強板とガセットとを互いに固着する
ので、キャブの剛性をより一層高めることができる。こ
れにより、キャブの重量とそのコストを低減することが
できる。
【図1】本発明一実施例のキャブの外観斜視図である。
【図2】図1に示したキャブを車室内側から見たときの
部分断面斜視図である。
部分断面斜視図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1のV−V線拡大断面図である。
【図6】図1のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】図2のVII−VII線拡大断面図である。
【図8】キャブの各構成要素の組付手順を説明する斜視
図である。
図である。
【図9】従来のキャブの一例を示す、図2と同様な斜視
図である。
図である。
【図10】図9に示した従来のキャブにおける、図6と
同様な断面図である。
同様な断面図である。
【図11】スポット溶接個所のせん断荷重と剥離荷重を
説明する図である。
説明する図である。
1 キャブ 3 バックパネル 3a 幅方向端部 6 クォータピラー 8 窓開口 10 クォータインナパネル 11 クォータアウタパネル 13 クォータピラー補強板 13c 部分 14 ガセット 14d キャブ幅方向外端部 W キャブ幅方向 Y 上下方向
Claims (1)
- 【請求項1】 車室の後部に位置するバックパネルと、
該バックパネルのキャブ幅方向端部に固着されてキャブ
のほぼ上下方向に延びるクォータインナパネルと、該ク
ォータインナパネルの車室外側に位置し、かつキャブの
ほぼ上下方向に延びていて、クォータインナパネルとバ
ックパネルとに固着され、当該クォータインナパネルと
共にクォータピラーを構成するクォータアウタパネル
と、クォータインナパネルとクォータアウタパネルとに
よって形成された空間内に配置されていると共に、クォ
ータインナパネルとクォータアウタパネルに固着され、
かつキャブのほぼ上下方向に延びるクォータピラー補強
板と、車室後部に形成された窓開口の下部近傍に位置す
るバックパネル部分のキャブ幅方向端部に固着されたガ
セットとを具備するトラックのキャブにおいて、 前記ガセットのキャブ幅方向外端部がほぼキャブ幅方向
に延びていると共に、当該外端部が、前記クォータピラ
ー補強板のほぼキャブ幅方向に延びる部分にスポット溶
接によって固着されていることを特徴とするトラックの
キャブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06494495A JP3423100B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | トラックのキャブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06494495A JP3423100B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | トラックのキャブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08230714A true JPH08230714A (ja) | 1996-09-10 |
| JP3423100B2 JP3423100B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=13272664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06494495A Expired - Fee Related JP3423100B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | トラックのキャブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3423100B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002102641A1 (fr) * | 2001-06-15 | 2002-12-27 | Peugeot Citroen Automobiles | Vehicule automobile tri-corps |
| JP2007062695A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ピラー上部構造 |
| JP2007084023A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Toyota Motor Corp | ピックアップトラックのピラー構造 |
| JP2010255245A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Caterpillar Japan Ltd | 建設機械におけるキャブ用の補強材 |
| CN102267497A (zh) * | 2011-02-28 | 2011-12-07 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种微型货车车身立柱结构 |
| WO2023145122A1 (ja) * | 2022-01-28 | 2023-08-03 | いすゞ自動車株式会社 | キャブのバックパネル構造及び左右のバックパネルの製造方法 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP06494495A patent/JP3423100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2023145122A1 (ja) * | 2022-01-28 | 2023-08-03 | いすゞ自動車株式会社 | キャブのバックパネル構造及び左右のバックパネルの製造方法 |
| JP2023110701A (ja) * | 2022-01-28 | 2023-08-09 | いすゞ自動車株式会社 | キャブのバックパネル構造及び左右のバックパネルの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3423100B2 (ja) | 2003-07-07 |
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