JPH08232015A - 高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法 - Google Patents
高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法Info
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- JPH08232015A JPH08232015A JP6208695A JP6208695A JPH08232015A JP H08232015 A JPH08232015 A JP H08232015A JP 6208695 A JP6208695 A JP 6208695A JP 6208695 A JP6208695 A JP 6208695A JP H08232015 A JPH08232015 A JP H08232015A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 最終製品において優れた靭性を有し、かつ熱
間押出し後の製品に表面しわのない高Crフェライト系
ステンレス鋼材の製造方法を提供する。 【構成】 重量%にて、Cr:25.0〜31.0%、
Mo:0.5〜5.0%、Ni:4.0%以下、C:
0.010%以下、N:0.020%以下を含有する
か、または更にNb:1.0%以下を含有する高Crフ
ェライト系ステンレス鋼素材を熱間塑性加工する際の最
終パスにおいて、800〜900℃で10分以上加熱保
持した後、引き続き加工率20%以上の鍛造または圧延
を施す。また、前記加工熱処理に引き続いて溶体化処理
及び/または押出し加工を施す。
間押出し後の製品に表面しわのない高Crフェライト系
ステンレス鋼材の製造方法を提供する。 【構成】 重量%にて、Cr:25.0〜31.0%、
Mo:0.5〜5.0%、Ni:4.0%以下、C:
0.010%以下、N:0.020%以下を含有する
か、または更にNb:1.0%以下を含有する高Crフ
ェライト系ステンレス鋼素材を熱間塑性加工する際の最
終パスにおいて、800〜900℃で10分以上加熱保
持した後、引き続き加工率20%以上の鍛造または圧延
を施す。また、前記加工熱処理に引き続いて溶体化処理
及び/または押出し加工を施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最終製品において優れ
た靭性を有し、かつ熱間押出し後の製品に表面しわのな
い高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法に関す
る。
た靭性を有し、かつ熱間押出し後の製品に表面しわのな
い高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高耐食性フェライト系ステンレス鋼とし
ては、C及びNの含有量をできるだけ低減した高純度高
Crフェライト系ステンレス鋼が開発され、一般に普及
している。例えば、石油化学プラント、発電所の熱交換
器、公害防止関係プラント等で使用されている外、近年
は建築外壁材、半導体製造装置材料としても注目されて
いる。
ては、C及びNの含有量をできるだけ低減した高純度高
Crフェライト系ステンレス鋼が開発され、一般に普及
している。例えば、石油化学プラント、発電所の熱交換
器、公害防止関係プラント等で使用されている外、近年
は建築外壁材、半導体製造装置材料としても注目されて
いる。
【0003】一般に、フェライト系ステンレス鋼は、8
00〜900℃の温度範囲に加熱保持すると、σ相やχ
相等のFe、Cr、Moを主成分とする金属間化合物が
析出し靭性が低下する。また、450〜550℃の温度
範囲に加熱保持すると、475℃脆性として知られる脆
化現象を示す。このため、かかる材料は、1000℃以
上の高温で溶体化処理を施した後、急冷して使用され
る。
00〜900℃の温度範囲に加熱保持すると、σ相やχ
相等のFe、Cr、Moを主成分とする金属間化合物が
析出し靭性が低下する。また、450〜550℃の温度
範囲に加熱保持すると、475℃脆性として知られる脆
化現象を示す。このため、かかる材料は、1000℃以
上の高温で溶体化処理を施した後、急冷して使用され
る。
【0004】ところが、フェライト系ステンレス鋼はオ
ーステナイト系ステンレス鋼に比べ粒成長が速いため、
得られる材料は、例えばASTM GS No.<2の
粗粒となり、引き続き行なわれる熱間加工あるいは冷間
加工での表面しわの発生原因となる。この結果、表面し
わの手入れ工数が増大し、歩留が低下する。
ーステナイト系ステンレス鋼に比べ粒成長が速いため、
得られる材料は、例えばASTM GS No.<2の
粗粒となり、引き続き行なわれる熱間加工あるいは冷間
加工での表面しわの発生原因となる。この結果、表面し
わの手入れ工数が増大し、歩留が低下する。
【0005】前記欠点を除き靭性を改善するため、従来
から種々の提案がなされている。例えば、特公昭57−
38655号公報には、高純度高Crフェライト系ステ
ンレス鋼板のリジング防止のための加工熱処理条件が開
示され、また特公昭58−19725号公報には、高純
度高Crフェライト系ステンレス鋼板の靭性改善のため
の加工熱処理条件が示されている。これらは、いずれも
均一な完全再結晶組織を得ることを目的とし、以下の2
条件を満足するように熱間圧延条件と熱処理温度が制限
されている。
から種々の提案がなされている。例えば、特公昭57−
38655号公報には、高純度高Crフェライト系ステ
ンレス鋼板のリジング防止のための加工熱処理条件が開
示され、また特公昭58−19725号公報には、高純
度高Crフェライト系ステンレス鋼板の靭性改善のため
の加工熱処理条件が示されている。これらは、いずれも
均一な完全再結晶組織を得ることを目的とし、以下の2
条件を満足するように熱間圧延条件と熱処理温度が制限
されている。
【0006】(1) 加工した材料内に、多数の潜在再
結晶核生成点がランダムに作られるための熱間圧延温度
とその圧下率。 (2) 潜在再結晶核の大部分が同時に駆動するのに十
分であるが、再結晶粒同志が接触した時点でその成長を
停止する程度の熱エネルギーを供給するための中間焼鈍
条件。
結晶核生成点がランダムに作られるための熱間圧延温度
とその圧下率。 (2) 潜在再結晶核の大部分が同時に駆動するのに十
分であるが、再結晶粒同志が接触した時点でその成長を
停止する程度の熱エネルギーを供給するための中間焼鈍
条件。
【0007】一方、Alloy 718で代表されるN
i基合金では、例えば“Proc.Superallo
ys 718,625 and Various De
rivatives(1991) P.913”に示さ
れるような、δ相析出域で同相のピンニング効果を利用
した鍛造による細粒化が報告されている。しかし、フェ
ライト系ステンレス鋼については、高温脆化や熱応力割
れの懸念から、こうした試みは行なわれなかった。
i基合金では、例えば“Proc.Superallo
ys 718,625 and Various De
rivatives(1991) P.913”に示さ
れるような、δ相析出域で同相のピンニング効果を利用
した鍛造による細粒化が報告されている。しかし、フェ
ライト系ステンレス鋼については、高温脆化や熱応力割
れの懸念から、こうした試みは行なわれなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記特公昭57−38
655号公報及び特公昭58−19725号公報に記載
された発明は、板材の圧延において、潜在再結晶核なる
光学顕微鏡等で直接確認できないものの制御を前提とし
ており、鋼管や棒鋼のように連続的な加工熱処理ができ
ないバルク形状のものには適用し難い。
655号公報及び特公昭58−19725号公報に記載
された発明は、板材の圧延において、潜在再結晶核なる
光学顕微鏡等で直接確認できないものの制御を前提とし
ており、鋼管や棒鋼のように連続的な加工熱処理ができ
ないバルク形状のものには適用し難い。
【0009】この発明は、前記の現状に鑑み、鋼管や棒
鋼のように連続的な加工熱処理ができないバルク形状の
ものにも容易に適用でき、最終製品において優れた靭性
を有し、かつ熱間押出し後の製品に表面しわのない高C
rフェライト系ステンレス鋼材の製造方法を提供するも
のである。
鋼のように連続的な加工熱処理ができないバルク形状の
ものにも容易に適用でき、最終製品において優れた靭性
を有し、かつ熱間押出し後の製品に表面しわのない高C
rフェライト系ステンレス鋼材の製造方法を提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明者は、高Crフェライト系ステンレス鋼の金
属間化合物の析出条件と細粒化のための加工熱処理条件
について鋭意研究を行なった。その結果、析出させるた
めの成分範囲及び加工前の熱処理条件、その析出物を利
用して細粒化するための加工条件、更にその細粒組織を
維持するための最終熱処理条件を見出した。
め、本発明者は、高Crフェライト系ステンレス鋼の金
属間化合物の析出条件と細粒化のための加工熱処理条件
について鋭意研究を行なった。その結果、析出させるた
めの成分範囲及び加工前の熱処理条件、その析出物を利
用して細粒化するための加工条件、更にその細粒組織を
維持するための最終熱処理条件を見出した。
【0011】更に詳細に説明すれば、χ相と呼ばれるF
e、Cr、Moを主成分とする金属間化合物を析出させ
る目的のため、Cr、Moが必須成分であること。ま
た、図1に示す当該成分のTTT線図を作製して検討し
た結果、熱間加工の最終パス前には、この相を析出させ
るため、800〜900℃の中間加熱が必要なことが判
明した。更に、十分な靭性を有する製品を得るには、χ
相は固溶させるが、同時に粗粒化を阻止する目的で最終
熱処理条件を決定した。以上の知見に基づいて、本願発
明は次のように完成された。
e、Cr、Moを主成分とする金属間化合物を析出させ
る目的のため、Cr、Moが必須成分であること。ま
た、図1に示す当該成分のTTT線図を作製して検討し
た結果、熱間加工の最終パス前には、この相を析出させ
るため、800〜900℃の中間加熱が必要なことが判
明した。更に、十分な靭性を有する製品を得るには、χ
相は固溶させるが、同時に粗粒化を阻止する目的で最終
熱処理条件を決定した。以上の知見に基づいて、本願発
明は次のように完成された。
【0012】(1) 重量%にて、Cr:25.0〜3
1.0%、Mo:0.5〜5.0%、Ni:4.0%以
下、C:0.010%以下、N:0.020%以下を含
有する高Crフェライト系ステンレス鋼素材を熱間加工
する際の最終パスにおいて、800〜900℃で10分
以上加熱保持した後、引き続き加工率20%以上の鍛造
または圧延を施すことを特徴とする高Crフェライト系
ステンレス鋼材の製造方法。
1.0%、Mo:0.5〜5.0%、Ni:4.0%以
下、C:0.010%以下、N:0.020%以下を含
有する高Crフェライト系ステンレス鋼素材を熱間加工
する際の最終パスにおいて、800〜900℃で10分
以上加熱保持した後、引き続き加工率20%以上の鍛造
または圧延を施すことを特徴とする高Crフェライト系
ステンレス鋼材の製造方法。
【0013】(2) 800〜900℃で10分以上加
熱保持した後、引き続き800〜950℃に再加熱し
て、加工率20%以上の鍛造または圧延を施すことを特
徴とする前記(1)項に記載の高Crフェライト系ステ
ンレス鋼材の製造方法。
熱保持した後、引き続き800〜950℃に再加熱し
て、加工率20%以上の鍛造または圧延を施すことを特
徴とする前記(1)項に記載の高Crフェライト系ステ
ンレス鋼材の製造方法。
【0014】(3) 800〜900℃で10分以上加
熱保持した後、引き続き加工率20%以上の鍛造または
圧延を行なう際に、鋼素材温度が700℃に下降したと
き800〜950℃に再加熱して鍛造または圧延を継続
して仕上げることを特徴とする前記(1)項に記載の高
Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法。
熱保持した後、引き続き加工率20%以上の鍛造または
圧延を行なう際に、鋼素材温度が700℃に下降したと
き800〜950℃に再加熱して鍛造または圧延を継続
して仕上げることを特徴とする前記(1)項に記載の高
Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法。
【0015】(4) 高Crフェライト系ステンレス鋼
素材が前記化学成分のほかにNb:1.0%以下を含有
することを特徴とする前記(1)項、(2)項及び
(3)項に記載の高Crフェライト系ステンレス鋼材の
製造方法。
素材が前記化学成分のほかにNb:1.0%以下を含有
することを特徴とする前記(1)項、(2)項及び
(3)項に記載の高Crフェライト系ステンレス鋼材の
製造方法。
【0016】(5) 前記最終パスにおいて、加工率2
0%以上の鍛造または圧延を施した後、900〜105
0℃で1〜30分間加熱保持して冷却することを特徴と
する前記(1)項、(2)項、(3)項及び(4)項に
記載の高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法。
0%以上の鍛造または圧延を施した後、900〜105
0℃で1〜30分間加熱保持して冷却することを特徴と
する前記(1)項、(2)項、(3)項及び(4)項に
記載の高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法。
【0017】(6) 前記最終パスにおいて、加工率2
0%以上の鍛造または圧延を施した後、900〜105
0℃で1〜30分間加熱保持して押出し比3以上で熱間
押出し加工を施して冷却することを特徴とする前記
(1)項、(2)項、(3)項及び(4)項に記載の高
Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法。
0%以上の鍛造または圧延を施した後、900〜105
0℃で1〜30分間加熱保持して押出し比3以上で熱間
押出し加工を施して冷却することを特徴とする前記
(1)項、(2)項、(3)項及び(4)項に記載の高
Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法。
【0018】
【作用】本発明の加工熱処理ヒートパターンは、図2に
示すように、請求項1に対応する(A)、請求項2に対
応する(B)、請求項3に対応する(C)の3パターン
に分けられる。その際の加熱温度aは800〜900℃
で保持時間は10分以上である。この温度設定は、図1
に示す高Crフェライト系ステンレス鋼のTTT線図に
示すように、χ相析出範囲に加熱しχ相析出状態で熱間
加工するために決められるのである。そのためには、T
TT線図より800〜900℃の温度範囲に10分以上
加熱保持する必要のあることがわかる。そして、保持時
間は120分を超えて長く保持しても析出効果は飽和し
て変わりないから120分を上限として、それ以下の時
間範囲に保持することが望ましい。このχ相析出状態で
熱間加工するのは、χ相のピンニング効果による結晶粒
の粗大化防止を利用するためである。
示すように、請求項1に対応する(A)、請求項2に対
応する(B)、請求項3に対応する(C)の3パターン
に分けられる。その際の加熱温度aは800〜900℃
で保持時間は10分以上である。この温度設定は、図1
に示す高Crフェライト系ステンレス鋼のTTT線図に
示すように、χ相析出範囲に加熱しχ相析出状態で熱間
加工するために決められるのである。そのためには、T
TT線図より800〜900℃の温度範囲に10分以上
加熱保持する必要のあることがわかる。そして、保持時
間は120分を超えて長く保持しても析出効果は飽和し
て変わりないから120分を上限として、それ以下の時
間範囲に保持することが望ましい。このχ相析出状態で
熱間加工するのは、χ相のピンニング効果による結晶粒
の粗大化防止を利用するためである。
【0019】前記加熱によりχ相析出状態となった鋼素
材は、引き続き鍛造や圧延の熱間加工を施されるが、そ
の加工は最低700℃で仕上げられるようにする。ま
た、大型素材では加熱温度aに加熱し、更に800〜9
50℃の温度範囲bで均熱した後熱間加工を施す。そし
て、図2(A)の加工熱処理パターンでは仕上げられな
い場合には、(C)に示すように、鋼素材温度が700
℃近く(符号cで示す)まで降下したとき、加工途中で
再加熱して800〜950℃の温度範囲b′で均熱して
加工を継続し700℃に降下する間に仕上げる。
材は、引き続き鍛造や圧延の熱間加工を施されるが、そ
の加工は最低700℃で仕上げられるようにする。ま
た、大型素材では加熱温度aに加熱し、更に800〜9
50℃の温度範囲bで均熱した後熱間加工を施す。そし
て、図2(A)の加工熱処理パターンでは仕上げられな
い場合には、(C)に示すように、鋼素材温度が700
℃近く(符号cで示す)まで降下したとき、加工途中で
再加熱して800〜950℃の温度範囲b′で均熱して
加工を継続し700℃に降下する間に仕上げる。
【0020】前記3パターンの加工熱処理により得られ
る鋼材は、いずれも半製品であり、図3(A)、
(B)、(C)に示すように、それぞれの加工熱処理に
引き続いて950〜1050℃の温度範囲eで1〜30
分加熱保持する溶体化処理を施して、バルブ、ノズル等
の部品に機械加工して仕上げる。なお、前記は加工終了
温度cから溶体化処理温度範囲eに再加熱した場合を示
したが、物によっては加工熱処理を終わった後、一旦常
温まで冷却しておき、溶体化処理は後日単独に行なうこ
ともある。また、図4(A)、(B)、(C)に示すよ
うに、それぞれの加工熱処理を終わった後、再加熱して
950〜1050℃の温度範囲e′で1〜30分加熱保
持し押出し比3以上で押出し加工して、鋼管や棒鋼に仕
上げる。なお、前記は加工熱処理を終わった後、一旦常
温まで冷却しておき、押出し加工温度範囲e′に再加熱
した場合を示したが、加工終了温度cから引き続き押出
し加工温度範囲e′に再加熱して押出し加工することも
できる。また、溶体化処理後の冷却f及び押出し加工後
の冷却f′は、水焼き入れや噴霧冷却等により冷却速度
200℃/分以上で急冷することが望ましい。
る鋼材は、いずれも半製品であり、図3(A)、
(B)、(C)に示すように、それぞれの加工熱処理に
引き続いて950〜1050℃の温度範囲eで1〜30
分加熱保持する溶体化処理を施して、バルブ、ノズル等
の部品に機械加工して仕上げる。なお、前記は加工終了
温度cから溶体化処理温度範囲eに再加熱した場合を示
したが、物によっては加工熱処理を終わった後、一旦常
温まで冷却しておき、溶体化処理は後日単独に行なうこ
ともある。また、図4(A)、(B)、(C)に示すよ
うに、それぞれの加工熱処理を終わった後、再加熱して
950〜1050℃の温度範囲e′で1〜30分加熱保
持し押出し比3以上で押出し加工して、鋼管や棒鋼に仕
上げる。なお、前記は加工熱処理を終わった後、一旦常
温まで冷却しておき、押出し加工温度範囲e′に再加熱
した場合を示したが、加工終了温度cから引き続き押出
し加工温度範囲e′に再加熱して押出し加工することも
できる。また、溶体化処理後の冷却f及び押出し加工後
の冷却f′は、水焼き入れや噴霧冷却等により冷却速度
200℃/分以上で急冷することが望ましい。
【0021】高純度高Crフェライト系ステンレス鋼を
前記のごとく、加工熱処理することにより、優れた靭性
を有する鋼材を得ることができ、また熱間押出し製品は
表面しわのない高品質のものが得られる。
前記のごとく、加工熱処理することにより、優れた靭性
を有する鋼材を得ることができ、また熱間押出し製品は
表面しわのない高品質のものが得られる。
【0022】次に、本発明の対象鋼の化学成分を限定し
た理由について説明する。Crは、安定な不働態被膜を
形成し、耐食性の向上に極めて有効であり、またχ相析
出の必須元素である。これらの特性を十分に付与するに
は、25%以上の含有が必要である。しかし、31%を
超えると、475℃脆性やσ相脆性等の高Cr鋼特有の
脆化現象が起こりやすくなるため、その含有量は25〜
31%の範囲に限定した。
た理由について説明する。Crは、安定な不働態被膜を
形成し、耐食性の向上に極めて有効であり、またχ相析
出の必須元素である。これらの特性を十分に付与するに
は、25%以上の含有が必要である。しかし、31%を
超えると、475℃脆性やσ相脆性等の高Cr鋼特有の
脆化現象が起こりやすくなるため、その含有量は25〜
31%の範囲に限定した。
【0023】Moは、耐食性、特に耐孔食性、耐隙間腐
食性の改善に顕著な効果を有し、またχ相析出の必須元
素である。これらの効果が十分に得られるためには0.
5%以上の含有が必要である。しかし、5.0%を超え
ると、加工性や機械的性質を害するので、その含有量は
0.5〜5.0%の範囲に限定した。
食性の改善に顕著な効果を有し、またχ相析出の必須元
素である。これらの効果が十分に得られるためには0.
5%以上の含有が必要である。しかし、5.0%を超え
ると、加工性や機械的性質を害するので、その含有量は
0.5〜5.0%の範囲に限定した。
【0024】Niは、靭性の向上とH2SO4やHCl等
の強酸に対する耐食性の向上に有効であり、最大4.0
%の含有で十分な効果が得られ、4.0%を超えると応
力腐食割れ感受性を高め、かつσ相等の脆化相の析出を
促進するため、その含有量は4.0%以下に限定した。
の強酸に対する耐食性の向上に有効であり、最大4.0
%の含有で十分な効果が得られ、4.0%を超えると応
力腐食割れ感受性を高め、かつσ相等の脆化相の析出を
促進するため、その含有量は4.0%以下に限定した。
【0025】C、Nは、その固溶量が高Crフェライト
系ステンレス鋼では極めて小さく、Cr、Mo等の炭化
物、窒化物あるいは炭窒化物が粒界上に形成されやす
い。この粒界析出物により、鋼の機械的性質特に低温靭
性が劣化するばかりでなく、これらの析出物の周りでは
Cr、Mo等の濃度が低下し、耐食性も劣化する。かか
る点を考慮し、更にCはNよりも一層有害であることよ
り、Cは0.010%以下、Nは0.020%以下に限
定した。
系ステンレス鋼では極めて小さく、Cr、Mo等の炭化
物、窒化物あるいは炭窒化物が粒界上に形成されやす
い。この粒界析出物により、鋼の機械的性質特に低温靭
性が劣化するばかりでなく、これらの析出物の周りでは
Cr、Mo等の濃度が低下し、耐食性も劣化する。かか
る点を考慮し、更にCはNよりも一層有害であることよ
り、Cは0.010%以下、Nは0.020%以下に限
定した。
【0026】Nbは、その含有により耐食性と靭性に有
害なC、Nを固定し、その結果特性が改善される。しか
し、過剰な添加は、Nbの鋼中への固溶により靭性の劣
化を招くため、その含有量は1.0%以下に限定した。
なお、Nbと同様の作用・効果を有するTi、Ta、A
l、V等を添加含有させることもできる。
害なC、Nを固定し、その結果特性が改善される。しか
し、過剰な添加は、Nbの鋼中への固溶により靭性の劣
化を招くため、その含有量は1.0%以下に限定した。
なお、Nbと同様の作用・効果を有するTi、Ta、A
l、V等を添加含有させることもできる。
【0027】前記成分以外の主成分はFeで、他に不可
避的不純物を含む。しかし、本発明は、χ相析出域での
熱間加工による細粒化を目的とするものであり、この目
的を阻害しない限り、その他の成分元素を添加含有する
ことができる。
避的不純物を含む。しかし、本発明は、χ相析出域での
熱間加工による細粒化を目的とするものであり、この目
的を阻害しない限り、その他の成分元素を添加含有する
ことができる。
【0028】また、加工熱処理条件を限定した理由につ
いて説明する。熱間加工、すなわち鍛造あるいは圧延に
おける最終パスの前にχ相を主とする析出物を析出させ
るため、800〜900℃で10分以上望ましくは12
0分以下の範囲で加熱する。図1に示す高Crフェライ
ト系ステンレス鋼のTTT線図からわかるように、加熱
温度が800℃未満あるいは900℃を超えると、析出
時間が長くなり実用的ではない。また、加熱時間が10
分未満では、χ相の析出量が不十分で細粒化の効果が小
さく、逆に120分を超えると効果が飽和し不経済であ
る。この加熱条件では、炭化物等も同時に析出するが、
その析出固溶挙動はχ相にほぼ等しく細粒化にも寄与す
る。これら析出相のピンニング効果を十分に利用するに
は、最終加工前の面積率で20%以上の析出相が存在す
ることが必要である。
いて説明する。熱間加工、すなわち鍛造あるいは圧延に
おける最終パスの前にχ相を主とする析出物を析出させ
るため、800〜900℃で10分以上望ましくは12
0分以下の範囲で加熱する。図1に示す高Crフェライ
ト系ステンレス鋼のTTT線図からわかるように、加熱
温度が800℃未満あるいは900℃を超えると、析出
時間が長くなり実用的ではない。また、加熱時間が10
分未満では、χ相の析出量が不十分で細粒化の効果が小
さく、逆に120分を超えると効果が飽和し不経済であ
る。この加熱条件では、炭化物等も同時に析出するが、
その析出固溶挙動はχ相にほぼ等しく細粒化にも寄与す
る。これら析出相のピンニング効果を十分に利用するに
は、最終加工前の面積率で20%以上の析出相が存在す
ることが必要である。
【0029】熱間加工における最終パスでは、析出相の
ピンニング効果を利用するため、χ相の析出温度範囲を
中心に加工する。そして、加工時の温度が700℃未満
では変形効率が悪く、かつ割れる恐れがあるから700
℃を加工温度の下限とする。また、950℃を超えると
χ相析出物の固溶が始まり十分なピンニング効果が得ら
れないため、950℃を加工温度の上限とした。なお、
被加工材の肉厚全体を十分に細粒化するため、最終パス
における断面減少率は20%以上とすることが望まし
い。
ピンニング効果を利用するため、χ相の析出温度範囲を
中心に加工する。そして、加工時の温度が700℃未満
では変形効率が悪く、かつ割れる恐れがあるから700
℃を加工温度の下限とする。また、950℃を超えると
χ相析出物の固溶が始まり十分なピンニング効果が得ら
れないため、950℃を加工温度の上限とした。なお、
被加工材の肉厚全体を十分に細粒化するため、最終パス
における断面減少率は20%以上とすることが望まし
い。
【0030】前記図2(A)〜(C)に示す加工熱処理
されたままでは、未固溶析出物が残存し、十分な靭性が
得られないため、図3(A)〜(C)に示す溶体化処理
を施す。この溶体化処理の条件としては、完全固溶と粗
粒化防止の観点から加熱温度950〜1050℃、保持
時間1〜30分とした。この条件で得られる粒度は、A
STM GS、No.≧2を目標とした。なお、溶体化
処理後の冷却速度fは、χ相等の再析出防止と475℃
脆化防止の点から200℃/分以上が望ましい。この冷
却速度は、例えば水焼き入れや噴霧冷却等により実現さ
れる。
されたままでは、未固溶析出物が残存し、十分な靭性が
得られないため、図3(A)〜(C)に示す溶体化処理
を施す。この溶体化処理の条件としては、完全固溶と粗
粒化防止の観点から加熱温度950〜1050℃、保持
時間1〜30分とした。この条件で得られる粒度は、A
STM GS、No.≧2を目標とした。なお、溶体化
処理後の冷却速度fは、χ相等の再析出防止と475℃
脆化防止の点から200℃/分以上が望ましい。この冷
却速度は、例えば水焼き入れや噴霧冷却等により実現さ
れる。
【0031】本発明の実施により鍛造あるいは圧延を施
して得られた鋼材を、熱間押出しに供すると、表面しわ
のない高品位の製品に仕上げることができる。そのため
には、加工条件としてχ相等の析出物の完全固溶と粗粒
化阻止の観点から加熱温度950〜1050℃、保持時
間1〜30分とした。この条件で得られる粒度は、AS
TM GS、No.≧5を目標とした。なお、溶体化処
理後の冷却速度f′は、χ相等の再析出防止と475℃
脆化防止の点から200℃/分以上が望ましい。
して得られた鋼材を、熱間押出しに供すると、表面しわ
のない高品位の製品に仕上げることができる。そのため
には、加工条件としてχ相等の析出物の完全固溶と粗粒
化阻止の観点から加熱温度950〜1050℃、保持時
間1〜30分とした。この条件で得られる粒度は、AS
TM GS、No.≧5を目標とした。なお、溶体化処
理後の冷却速度f′は、χ相等の再析出防止と475℃
脆化防止の点から200℃/分以上が望ましい。
【0032】
【実施例】本発明の実施例として、表1に示す高Crフ
ェライト系ステンレス鋼の供試材1(Nb非含有鋼)及
び供試材2(Nb含有鋼)を、それぞれ1トン真空誘導
溶解炉で溶製し、400■鋼塊に鋳造した。該鋼塊を1
050℃に加熱し、通常の条件で鍛造(3パス)し21
0■とした。そして、表2に示す条件で最終鍛造を行な
い175■(加工率31%)とした。
ェライト系ステンレス鋼の供試材1(Nb非含有鋼)及
び供試材2(Nb含有鋼)を、それぞれ1トン真空誘導
溶解炉で溶製し、400■鋼塊に鋳造した。該鋼塊を1
050℃に加熱し、通常の条件で鍛造(3パス)し21
0■とした。そして、表2に示す条件で最終鍛造を行な
い175■(加工率31%)とした。
【0033】
【表1】
【0034】前記175■鍛造品から174■×68t
のビレットを切削加工し、試料No.9、16以外は9
80℃×5分の条件で溶体化処理を行なった。また、1
000℃×5分加熱条件で加熱し、50■×10t(押
出し比18)で押出し加工を行なった後直ちに噴霧冷却
した。また、試料No.9は比較のため溶体化処理温度
e及び押出し加熱温度e′はいずれも1100℃で処理
し、試料No.16は溶体化処理温度e900℃で行な
い、押出し加工はしなかった。
のビレットを切削加工し、試料No.9、16以外は9
80℃×5分の条件で溶体化処理を行なった。また、1
000℃×5分加熱条件で加熱し、50■×10t(押
出し比18)で押出し加工を行なった後直ちに噴霧冷却
した。また、試料No.9は比較のため溶体化処理温度
e及び押出し加熱温度e′はいずれも1100℃で処理
し、試料No.16は溶体化処理温度e900℃で行な
い、押出し加工はしなかった。
【0035】
【表2】
【0036】前記各試料から試験片を切り出し、粒度判
定及びシャルピー衝撃試験と表面しわの観察判定を行な
った。前記シャルピー衝撃試験はJIS3号1/2サイ
ズ試験片で0℃で行なった。また、表面しわは、押出し
鋼管の外表面を0.1mm外削し、そのときのしわ残り
の有無で評価した。これら試験結果を前記表2に示す。
定及びシャルピー衝撃試験と表面しわの観察判定を行な
った。前記シャルピー衝撃試験はJIS3号1/2サイ
ズ試験片で0℃で行なった。また、表面しわは、押出し
鋼管の外表面を0.1mm外削し、そのときのしわ残り
の有無で評価した。これら試験結果を前記表2に示す。
【0037】前記試料の内No.1、4、7、10、1
2、14は本発明の実施例であり、その他の試料は加工
熱処理時の加熱温度、均熱時の加熱温度及び熱間加工時
の仕上温度の内いずれかが本発明で限定している温度範
囲からはずれたものである。その試験結果から、加熱温
度が本発明で限定している温度範囲からはずれて加工熱
処理したNo.2、5、6、8、11、13、15は、
いずれも組織が粗粒化しており、靭性も不十分である。
また、加工仕上げ温度cが低い試料No.3は、鍛造中
に割れが発生し、以降の試験を中止した。これに対し前
記本発明の実施例はいずれも細粒化されており、優れた
靭性が付与されていることがわかる。
2、14は本発明の実施例であり、その他の試料は加工
熱処理時の加熱温度、均熱時の加熱温度及び熱間加工時
の仕上温度の内いずれかが本発明で限定している温度範
囲からはずれたものである。その試験結果から、加熱温
度が本発明で限定している温度範囲からはずれて加工熱
処理したNo.2、5、6、8、11、13、15は、
いずれも組織が粗粒化しており、靭性も不十分である。
また、加工仕上げ温度cが低い試料No.3は、鍛造中
に割れが発生し、以降の試験を中止した。これに対し前
記本発明の実施例はいずれも細粒化されており、優れた
靭性が付与されていることがわかる。
【0038】また、表面しわ観察試験の結果、本発明の
実施例はいずれも表面しわが皆無で高品位の鋼管が得ら
れたに対し、その他の試料では全て表面しわが発生して
いた。なお、試料No.9は溶体化処理温度および押出
し加工温度がいずれも高すぎる場合であるが、その結果
靭性が低く、かつ表面しわも発生していた。また、試料
No.16は溶体化処理温度が低い場合であるが、靭性
が他のものに比べ著しく劣っていた。
実施例はいずれも表面しわが皆無で高品位の鋼管が得ら
れたに対し、その他の試料では全て表面しわが発生して
いた。なお、試料No.9は溶体化処理温度および押出
し加工温度がいずれも高すぎる場合であるが、その結果
靭性が低く、かつ表面しわも発生していた。また、試料
No.16は溶体化処理温度が低い場合であるが、靭性
が他のものに比べ著しく劣っていた。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、溶体化処理後の高C
rフェライト系ステンレス鋼の鋼材は優れた靭性のもの
が得られ、また押出し加工後の鋼管や棒鋼は表面しわの
ない高品位のものが製造できる。
rフェライト系ステンレス鋼の鋼材は優れた靭性のもの
が得られ、また押出し加工後の鋼管や棒鋼は表面しわの
ない高品位のものが製造できる。
【図1】実施例の供試材1のTTT線図である。
【図2】本発明の加工熱処理のヒートパターンを示す線
図であり、(A)は請求項1の場合、(B)は請求項2
の場合、(C)は請求項3の場合である。
図であり、(A)は請求項1の場合、(B)は請求項2
の場合、(C)は請求項3の場合である。
【図3】請求項5に該当する場合の加工熱処理に引き続
いて溶体化処理を行なう場合のヒートパターンを示す線
図であり、(A)は請求項1のパターンに溶体化処理を
加えた場合、(B)は請求項2のパターンに溶体化処理
を加えた場合、(C)は請求項3のパターンに溶体化処
理を加えた場合である。
いて溶体化処理を行なう場合のヒートパターンを示す線
図であり、(A)は請求項1のパターンに溶体化処理を
加えた場合、(B)は請求項2のパターンに溶体化処理
を加えた場合、(C)は請求項3のパターンに溶体化処
理を加えた場合である。
【図4】請求項6に該当する場合の加工熱処理に引き続
いて押出し加工を行なう場合のヒートパターンを示す線
図であり、(A)は請求項1のパターンに押出し加工を
加えた場合、(B)は請求項2のパターンに押出し加工
を加えた場合、(C)は請求項3のパターンに押出し加
工を加えた場合である。
いて押出し加工を行なう場合のヒートパターンを示す線
図であり、(A)は請求項1のパターンに押出し加工を
加えた場合、(B)は請求項2のパターンに押出し加工
を加えた場合、(C)は請求項3のパターンに押出し加
工を加えた場合である。
a 加工熱処理の加熱温度範囲 b、b′ 均熱処理の温度範囲 c 熱間加工の下限温度 d 冷却 e 溶体化処理時の加熱温度範囲 e′ 押出し加工時の加熱温度範囲 f、f′ 冷却
Claims (6)
- 【請求項1】 重量%にて、Cr:25.0〜31.0
%、Mo:0.5〜5.0%、Ni:4.0%以下、
C:0.010%以下、N:0.020%以下を含有す
る高Crフェライト系ステンレス鋼素材を熱間加工する
際の最終パスにおいて、800〜900℃で10分以上
加熱保持した後、引き続き加工率20%以上の鍛造また
は圧延を施すことを特徴とする高Crフェライト系ステ
ンレス鋼材の製造方法。 - 【請求項2】 800〜900℃で10分以上加熱保持
した後、引き続き800〜950℃に再加熱して、加工
率20%以上の鍛造または圧延を施すことを特徴とする
請求項1記載の高Crフェライト系ステンレス鋼材の製
造方法。 - 【請求項3】 800〜900℃で10分以上加熱保持
した後、引き続き加工率20%以上の鍛造または圧延を
行なう際に、加工途中で鋼素材温度が700℃に下降し
たとき800〜950℃に再加熱し熱間加工を継続して
仕上げることを特徴とする請求項1記載の高Crフェラ
イト系ステンレス鋼材の製造方法。 - 【請求項4】 高Crフェライト系ステンレス鋼素材が
前記化学成分のほかにNb:1.0%以下を含有するこ
とを特徴とする請求項1、2、3記載の高Crフェライ
ト系ステンレス鋼材の製造方法。 - 【請求項5】 前記最終パスにおいて、加工率20%以
上の鍛造または圧延を施した後、900〜1050℃で
1〜30分間加熱保持して冷却することを特徴とする請
求項1、2、3、4記載の高Crフェライト系ステンレ
ス鋼材の製造方法。 - 【請求項6】 前記最終パスにおいて、加工率20%以
上の鍛造または圧延を施した後、900〜1050℃で
1〜30分間加熱保持して押出し比3以上で熱間押出し
加工を施して冷却することを特徴とする請求項1、2、
3、4記載の高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208695A JPH08232015A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208695A JPH08232015A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232015A true JPH08232015A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13189905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6208695A Pending JPH08232015A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 高Crフェライト系ステンレス鋼材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232015A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010053811A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Maruyasu Industries Co Ltd | 排気ガス熱交換器 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP6208695A patent/JPH08232015A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010053811A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Maruyasu Industries Co Ltd | 排気ガス熱交換器 |
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