JPH08232112A - 連続的に湿式紡糸されたエラスタン・フイラメントの洗滌装置および洗滌方法 - Google Patents
連続的に湿式紡糸されたエラスタン・フイラメントの洗滌装置および洗滌方法Info
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- JPH08232112A JPH08232112A JP7348287A JP34828795A JPH08232112A JP H08232112 A JPH08232112 A JP H08232112A JP 7348287 A JP7348287 A JP 7348287A JP 34828795 A JP34828795 A JP 34828795A JP H08232112 A JPH08232112 A JP H08232112A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/58—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湿式紡糸法でつくられたエラスタン・フィラ
メントを連続的に製造するための新規洗滌装置を提供す
る。 【解決手段】 湿式紡糸装置の沈澱浴(1)の上方に抜
き取り装置(10)および洗滌装置(11)を順次配置
する。
メントを連続的に製造するための新規洗滌装置を提供す
る。 【解決手段】 湿式紡糸装置の沈澱浴(1)の上方に抜
き取り装置(10)および洗滌装置(11)を順次配置
する。
Description
【0001】本発明は湿式紡糸法でつくられるエラスタ
ン・フィラメントを連続的に製造するための洗滌装置に
関する。エラスタン・フィラメントは主として乾式−お
よび湿式紡糸法で紡糸される。乾式紡糸法においては紡
糸溶媒、例えばジメチルアセトアミドは紡糸シャフト中
に高温ガスを通しシャフトの温度を高くすることにより
殆ど完全に除去することができるが、湿式紡糸法では水
で洗滌した後乾燥および固定を行って紡糸溶媒を除去し
なければならない。一般に紡糸溶媒の大部分をフィラメ
ントから除去するためには、いわゆるフィラメント合糸
工程(Fadenscharverfahren)にお
いて方向変換ローラを備えた多数の洗滌浴とフィラメン
トを案内するピンが紡糸浴の下手で必要とされている。
このようないわゆる抽出浴は溶媒の除去を良好に行うた
めに大部分の場合向流をなして操作される(F.Fou
rne,Chemie−fasern/Textili
ndustrie,44/96,1944年巻、394
頁参照)。
ン・フィラメントを連続的に製造するための洗滌装置に
関する。エラスタン・フィラメントは主として乾式−お
よび湿式紡糸法で紡糸される。乾式紡糸法においては紡
糸溶媒、例えばジメチルアセトアミドは紡糸シャフト中
に高温ガスを通しシャフトの温度を高くすることにより
殆ど完全に除去することができるが、湿式紡糸法では水
で洗滌した後乾燥および固定を行って紡糸溶媒を除去し
なければならない。一般に紡糸溶媒の大部分をフィラメ
ントから除去するためには、いわゆるフィラメント合糸
工程(Fadenscharverfahren)にお
いて方向変換ローラを備えた多数の洗滌浴とフィラメン
トを案内するピンが紡糸浴の下手で必要とされている。
このようないわゆる抽出浴は溶媒の除去を良好に行うた
めに大部分の場合向流をなして操作される(F.Fou
rne,Chemie−fasern/Textili
ndustrie,44/96,1944年巻、394
頁参照)。
【0002】ドイツ特許公開明細書第1 660 14
1号A1の4頁の冒頭に記載されているように、一般に
多数の抽出浴が使用され、その数は種々の因子に依存し
ている。このような因子の例としてはフィラメント中の
溶媒の所望の残留含量、浴の温度および紡糸速度が含ま
れる。
1号A1の4頁の冒頭に記載されているように、一般に
多数の抽出浴が使用され、その数は種々の因子に依存し
ている。このような因子の例としてはフィラメント中の
溶媒の所望の残留含量、浴の温度および紡糸速度が含ま
れる。
【0003】公知の他の湿式紡糸法においては、ローラ
を備えた洗滌浴中においてローラの上でフィラメントを
多数回巻き付けることにより洗滌が行われる。この方法
は米国特許第3 529 689号第4欄実施例1に記
載されているが、やはり工業的な重要性をもっている。
すべての公知の洗滌方法の目的は、沈澱浴からフィラメ
ントと一緒に持ち出される溶媒の量を低く抑え、紡糸溶
媒の洗滌効果を高くすることである。例えば米国特許明
細書2 786 737号には、下方から上方へと向け
て酢酸セルロースの紡糸を行う場合の利点が述べられて
いる。フィラメントは容易に巻き取られ、フィラメント
の走行距離は短くなり、溶媒の損失は減少する。本発明
の目的はエラスタン・フィラメントを湿式紡糸する際の
洗滌工程に適した洗滌装置を提供することであり、この
装置によって、公知の洗滌装置に比べ溶媒の量および持
ち出される液の量が著しく減少し、洗滌浴中における紡
糸溶液の洗滌効果が著しく改善される。上記の経済的な
利点の他に、溶媒の大部分を直接溶媒回収段階へ供給す
ることが出来るため環境的な利点も期待される。
を備えた洗滌浴中においてローラの上でフィラメントを
多数回巻き付けることにより洗滌が行われる。この方法
は米国特許第3 529 689号第4欄実施例1に記
載されているが、やはり工業的な重要性をもっている。
すべての公知の洗滌方法の目的は、沈澱浴からフィラメ
ントと一緒に持ち出される溶媒の量を低く抑え、紡糸溶
媒の洗滌効果を高くすることである。例えば米国特許明
細書2 786 737号には、下方から上方へと向け
て酢酸セルロースの紡糸を行う場合の利点が述べられて
いる。フィラメントは容易に巻き取られ、フィラメント
の走行距離は短くなり、溶媒の損失は減少する。本発明
の目的はエラスタン・フィラメントを湿式紡糸する際の
洗滌工程に適した洗滌装置を提供することであり、この
装置によって、公知の洗滌装置に比べ溶媒の量および持
ち出される液の量が著しく減少し、洗滌浴中における紡
糸溶液の洗滌効果が著しく改善される。上記の経済的な
利点の他に、溶媒の大部分を直接溶媒回収段階へ供給す
ることが出来るため環境的な利点も期待される。
【0004】さらに他の重要な点は紡糸および洗滌工程
におけるエラスタン・フィラメントの挙動である。フィ
ラメントを固定する前に全体的な連続工程において水分
および残留溶媒含量を減少させることが出来ない場合に
は、既に米国特許明細書2786 737号で指摘され
ているように、固定工程において巻取りの欠陥および切
断が著しく起こる。
におけるエラスタン・フィラメントの挙動である。フィ
ラメントを固定する前に全体的な連続工程において水分
および残留溶媒含量を減少させることが出来ない場合に
は、既に米国特許明細書2786 737号で指摘され
ているように、固定工程において巻取りの欠陥および切
断が著しく起こる。
【0005】本発明においては洗滌工程において洗滌部
分の詳細な構造に関する新規特徴を多数同時に組み合わ
せることによりフィラメントの走行態様が著しく改善さ
れ、湿式紡糸されたフィラメントの残留溶媒含量は驚く
べきことには従来法に比べ30%以上、好ましくは50
%以上も減少することが見出だされた。
分の詳細な構造に関する新規特徴を多数同時に組み合わ
せることによりフィラメントの走行態様が著しく改善さ
れ、湿式紡糸されたフィラメントの残留溶媒含量は驚く
べきことには従来法に比べ30%以上、好ましくは50
%以上も減少することが見出だされた。
【0006】本発明は湿式紡糸装置、洗滌区域、および
後処理区域から成り、方向変更ローラ、絞りローラおよ
びスクラッパーから成る少なくとも1個の剥ぎ取り装
置、および洗滌ローラ、洗滌バットおよび他の絞りロー
ラから成る洗滌装置を含み、該剥ぎ取り装置および洗滌
装置は湿式紡糸装置の沈澱浴の上方に順次配置され、沈
澱浴を離れるエラスタン・フィラメントは該剥ぎ取り装
置を介して洗滌装置へと供給された後さらに後処理区域
へと供給されることを特徴とする連続湿式紡糸装置の一
部となるエラスタン・フィラメント洗滌装置に関する。
後処理区域から成り、方向変更ローラ、絞りローラおよ
びスクラッパーから成る少なくとも1個の剥ぎ取り装
置、および洗滌ローラ、洗滌バットおよび他の絞りロー
ラから成る洗滌装置を含み、該剥ぎ取り装置および洗滌
装置は湿式紡糸装置の沈澱浴の上方に順次配置され、沈
澱浴を離れるエラスタン・フィラメントは該剥ぎ取り装
置を介して洗滌装置へと供給された後さらに後処理区域
へと供給されることを特徴とする連続湿式紡糸装置の一
部となるエラスタン・フィラメント洗滌装置に関する。
【0007】従来法で知られているように方向変換ロー
ラを浴の液の中に浸漬する代わりに、沈澱浴の端の所で
沈澱浴の液の直ぐ上方に方向変換ローラを取り付けるこ
とにより、エラスタン・フィラメントと一緒に持ち出さ
れた沈澱浴の液および溶媒は沈澱浴の方へ流して戻すよ
うにする。この工程は方向変換ローラの上にあるエラス
タンのフィラメントの束(Fadenschar)から
余分な水を除去する絞りローラによって著しく助けられ
る。方向変換ローラ上にあるスクラッパーも方向変換ロ
ーラ上に完全な液膜が形成されるのを防止する。このよ
うな構造により新しく紡糸されたエラスタン・フィラメ
ントの水分および紡糸溶媒の含量は既に著しく減少して
いるが、洗滌浴の上部の洗滌ローラへ圧し付けられてい
る他の絞りローラによってさらに減少する。絞りローラ
の幅は、上方の洗滌ローラを離れ後処理区域の方向に、
例えば固定装置の方へとフィラメントだけが絞りローラ
によって絞られるように設計されていることが好まし
い。両方の絞りローラは好ましくはショアかたさが60
〜80のゴム材料から成っている。
ラを浴の液の中に浸漬する代わりに、沈澱浴の端の所で
沈澱浴の液の直ぐ上方に方向変換ローラを取り付けるこ
とにより、エラスタン・フィラメントと一緒に持ち出さ
れた沈澱浴の液および溶媒は沈澱浴の方へ流して戻すよ
うにする。この工程は方向変換ローラの上にあるエラス
タンのフィラメントの束(Fadenschar)から
余分な水を除去する絞りローラによって著しく助けられ
る。方向変換ローラ上にあるスクラッパーも方向変換ロ
ーラ上に完全な液膜が形成されるのを防止する。このよ
うな構造により新しく紡糸されたエラスタン・フィラメ
ントの水分および紡糸溶媒の含量は既に著しく減少して
いるが、洗滌浴の上部の洗滌ローラへ圧し付けられてい
る他の絞りローラによってさらに減少する。絞りローラ
の幅は、上方の洗滌ローラを離れ後処理区域の方向に、
例えば固定装置の方へとフィラメントだけが絞りローラ
によって絞られるように設計されていることが好まし
い。両方の絞りローラは好ましくはショアかたさが60
〜80のゴム材料から成っている。
【0008】本発明の他の好適な形は特許請求の範囲に
記載されている。
記載されている。
【0009】絞りローラがない場合には、100m/分
またはそれ以上という好適な速い引き出し速度で長期間
に亙り連続操作を行うことは不可能である。何故ならば
水分および残留溶媒含量が多すぎるため以後の固定工程
において後処理区域の所でフィラメントが絶えず切断す
るからである。いわゆる「踊るフィラメントの束」およ
びエラスタン・フィラメントの走行誤動作はこのような
状態で観測される。本発明の一特定の具体化例において
は、上方の絞りローラはそれが上方の洗滌ローラの長さ
全体に亙り該洗滌ローラに圧し付けられるように設計す
ることができる。しかしこのような細長い形の絞りロー
ラは紡糸速度が最高約80m/分においてだけ使用する
ことができる。これに対し、洗滌浴を離れ固定工程の方
向へ向かうフィラメントだけを圧し付けるように設計さ
れた幅をもつ絞りローラは普遍的に使用できる。
またはそれ以上という好適な速い引き出し速度で長期間
に亙り連続操作を行うことは不可能である。何故ならば
水分および残留溶媒含量が多すぎるため以後の固定工程
において後処理区域の所でフィラメントが絶えず切断す
るからである。いわゆる「踊るフィラメントの束」およ
びエラスタン・フィラメントの走行誤動作はこのような
状態で観測される。本発明の一特定の具体化例において
は、上方の絞りローラはそれが上方の洗滌ローラの長さ
全体に亙り該洗滌ローラに圧し付けられるように設計す
ることができる。しかしこのような細長い形の絞りロー
ラは紡糸速度が最高約80m/分においてだけ使用する
ことができる。これに対し、洗滌浴を離れ固定工程の方
向へ向かうフィラメントだけを圧し付けるように設計さ
れた幅をもつ絞りローラは普遍的に使用できる。
【0010】上記の4つのすべての構造的特徴を備えた
場合に限り、このような特徴をんたない紡糸および洗滌
公知に比べ、良好な連続走行特性、並びに後処理区域へ
と走行するエラスタン・フィラメントに対し驚く可きほ
ど高い洗滌効果とが得られ、残留溶媒含量を少なくとも
30%、好ましくは50%以上低下させることが出来
る。
場合に限り、このような特徴をんたない紡糸および洗滌
公知に比べ、良好な連続走行特性、並びに後処理区域へ
と走行するエラスタン・フィラメントに対し驚く可きほ
ど高い洗滌効果とが得られ、残留溶媒含量を少なくとも
30%、好ましくは50%以上低下させることが出来
る。
【0011】絞りローラを使用することは特に効果的で
あることが判った。
あることが判った。
【0012】本発明はまた新しく湿式紡糸したエラスタ
ン・フィラメントを少なくとも50m/分の引き出し速
度で引き出し、剥ぎ取り装置上において沈澱浴から持ち
出された接着した水を実質的に除去し、この際剥ぎ取ら
れた水を沈澱浴へと流して戻し、次の少なくとも一対の
洗滌ローラ、洗滌バットおよび他の絞りローラから成る
洗滌装置において温度少なくとも90℃で洗滌液に複数
回浸漬することにより少なくとも30%の紡糸溶媒を除
去することを特徴とする本発明の装置を使用して連続的
湿式紡糸法によりエラスタン・フィラメントを洗滌する
方法に関する。以下に添付図面を参照して本発明を詳細
に説明する。
ン・フィラメントを少なくとも50m/分の引き出し速
度で引き出し、剥ぎ取り装置上において沈澱浴から持ち
出された接着した水を実質的に除去し、この際剥ぎ取ら
れた水を沈澱浴へと流して戻し、次の少なくとも一対の
洗滌ローラ、洗滌バットおよび他の絞りローラから成る
洗滌装置において温度少なくとも90℃で洗滌液に複数
回浸漬することにより少なくとも30%の紡糸溶媒を除
去することを特徴とする本発明の装置を使用して連続的
湿式紡糸法によりエラスタン・フィラメントを洗滌する
方法に関する。以下に添付図面を参照して本発明を詳細
に説明する。
【0013】下記実施例により本発明を例示する。これ
らの実施例は本発明を限定するものではない。特記しな
い限りすべての割合は重量による。
らの実施例は本発明を限定するものではない。特記しな
い限りすべての割合は重量による。
【0014】実施例 1 予め130℃において約10分間0.8%のジエチルア
ミンで処理された70℃における紡糸粘度が21Pa.
sのドイツ特許公開明細書第42 22 772号実施
例7により製造された30%エラスタン紡糸溶液を、6
0個のオリフィスをもつ紡糸口金から20%のジメチル
アセトアミド(DMAC)を含む沈澱浴の中へ紡糸す
る。沈澱浴の液13の上方に取り付けられた方向変換ロ
ーラ3を介して52m/分の速度でフィラメントを引き
出し、これを一緒にし、絞りローラ4で圧え、ゴムのス
クラッパー5で方向変換ローラ3上の液膜を除去する。
次いで対応する滞在時間が約5.9秒になるように撚り
がかかった繊維12を2個の洗滌ローラ6および8の周
りに6回巻き付けることにより洗滌浴9中で洗滌する。
フィラメントの配置操作が完了した所で、洗滌ローラを
離れ後処理の方向へ、特に固定工程の方へと向かうフィ
ラメントだけをに圧力をかけるように上方の洗滌ローラ
6に圧し付けられた上方の絞りローラ7が配置されてい
る。幅5cmの絞りローラ7の接触圧力は10Nであ
る。洗滌浴の温度は94℃であった。両方の絞りローラ
4および7のショアかたさは70であり、ローラの幅1
cm当たり2Nの接触圧力をかける。この接触圧力は反
対錘を変えることにより調節することができる。エラス
タンの固体分に関しタイター545dtexの撚りがか
かったフィラメントの水分含量は約74%、残留DMA
C含量は約12.9%であった。数日間に亙り完璧な連
続的湿式法を迅速に且つ信頼性をもって操作することが
できた。
ミンで処理された70℃における紡糸粘度が21Pa.
sのドイツ特許公開明細書第42 22 772号実施
例7により製造された30%エラスタン紡糸溶液を、6
0個のオリフィスをもつ紡糸口金から20%のジメチル
アセトアミド(DMAC)を含む沈澱浴の中へ紡糸す
る。沈澱浴の液13の上方に取り付けられた方向変換ロ
ーラ3を介して52m/分の速度でフィラメントを引き
出し、これを一緒にし、絞りローラ4で圧え、ゴムのス
クラッパー5で方向変換ローラ3上の液膜を除去する。
次いで対応する滞在時間が約5.9秒になるように撚り
がかかった繊維12を2個の洗滌ローラ6および8の周
りに6回巻き付けることにより洗滌浴9中で洗滌する。
フィラメントの配置操作が完了した所で、洗滌ローラを
離れ後処理の方向へ、特に固定工程の方へと向かうフィ
ラメントだけをに圧力をかけるように上方の洗滌ローラ
6に圧し付けられた上方の絞りローラ7が配置されてい
る。幅5cmの絞りローラ7の接触圧力は10Nであ
る。洗滌浴の温度は94℃であった。両方の絞りローラ
4および7のショアかたさは70であり、ローラの幅1
cm当たり2Nの接触圧力をかける。この接触圧力は反
対錘を変えることにより調節することができる。エラス
タンの固体分に関しタイター545dtexの撚りがか
かったフィラメントの水分含量は約74%、残留DMA
C含量は約12.9%であった。数日間に亙り完璧な連
続的湿式法を迅速に且つ信頼性をもって操作することが
できた。
【0015】実施例 2(対照例) 実施例1のエラスタン紡糸溶液を上記方法で紡糸した
が、方向変換ローラ3は沈澱浴1の表面にちょうど接触
させ、ゴム・スクラッパー5および絞りローラ4および
7は省略した。実施例1記載の方法で撚りのかかったフ
ィラメントを洗滌し、このフィラメントのタイター、水
分含量および残留DMAC含量を決定した。タイターは
548dtex、水分含量は107%、残留DMAC含
量は18.7%であった。フィラメントの走行動作は誤
動作を伴った。固定区域においていわゆる「踊るフィラ
メントの束」が観測された。引き出し速度が比較的速い
場合、長期間に亙る連続操作は不可能であった。撚りの
かかったフィラメントを沈積させた直後の固定区域にお
いてフィラメントの切断が高い頻度で起こった。
が、方向変換ローラ3は沈澱浴1の表面にちょうど接触
させ、ゴム・スクラッパー5および絞りローラ4および
7は省略した。実施例1記載の方法で撚りのかかったフ
ィラメントを洗滌し、このフィラメントのタイター、水
分含量および残留DMAC含量を決定した。タイターは
548dtex、水分含量は107%、残留DMAC含
量は18.7%であった。フィラメントの走行動作は誤
動作を伴った。固定区域においていわゆる「踊るフィラ
メントの束」が観測された。引き出し速度が比較的速い
場合、長期間に亙る連続操作は不可能であった。撚りの
かかったフィラメントを沈積させた直後の固定区域にお
いてフィラメントの切断が高い頻度で起こった。
【0016】図2は洗滌温度95℃におけるタイター5
50dtexのエラスタン・フィラメントの残留DMA
C含量を洗滌浴中における種々の滞在時間の関数として
プロットしたグラフである。滞在時間は洗滌ローラの周
りにエラスタン・フィラメントを巻き付ける回数によっ
て調節することができる。図2aは従来法による通常の
方法に関するものであり、図2bは本発明方法に関する
ものである。エラスタン・フィラメントの残留DMAC
含量は固体分に関する値である。図2から判るように、
エラスタン・フィラメントの残留DMAC含量は本発明
の基準によれば残留時間に依存して30%以上減少させ
ることができる。例えば洗滌浴中の滞在時間が15.秒
の時、550dtexのエラスタン・フィラメントの残
留DMAC含量は本発明の洗滌部分を使用しない場合1
2.65%であるが、本発明洗滌部分を使用した場合に
は僅かに5.8%であった。
50dtexのエラスタン・フィラメントの残留DMA
C含量を洗滌浴中における種々の滞在時間の関数として
プロットしたグラフである。滞在時間は洗滌ローラの周
りにエラスタン・フィラメントを巻き付ける回数によっ
て調節することができる。図2aは従来法による通常の
方法に関するものであり、図2bは本発明方法に関する
ものである。エラスタン・フィラメントの残留DMAC
含量は固体分に関する値である。図2から判るように、
エラスタン・フィラメントの残留DMAC含量は本発明
の基準によれば残留時間に依存して30%以上減少させ
ることができる。例えば洗滌浴中の滞在時間が15.秒
の時、550dtexのエラスタン・フィラメントの残
留DMAC含量は本発明の洗滌部分を使用しない場合1
2.65%であるが、本発明洗滌部分を使用した場合に
は僅かに5.8%であった。
【0017】勿論洗滌後のエラスタン・フィラメントに
おいて各タイターに特有な異なった残留DMAC含量が
見出だされている。これは異なった工程パラメータ(異
なった沈澱浴濃度、異なった引き出し速度等)によるも
のである。例えばタイターが160dtexのフィラメ
ントは、タイターが550dtex(実施例1)に対し
て用いられる20%DMACの沈澱浴を用いるよりも、
12%DMACを含む沈澱浴からの方が良好な紡糸を行
うことができる。図3dはタイター160のエラスタン
・フィラメントの残留DMAC含量を、図3cはタイタ
ー550のエラスタン・フィラメントの残留DMAC含
量を本発明の洗滌部分を使用して洗滌温度91℃におけ
る異なった洗滌時間に対して示したものである。極めて
一般的に言えることはタイターが粗い程洗滌後のエラス
タン・フィラメントの残留溶媒含量は高い。
おいて各タイターに特有な異なった残留DMAC含量が
見出だされている。これは異なった工程パラメータ(異
なった沈澱浴濃度、異なった引き出し速度等)によるも
のである。例えばタイターが160dtexのフィラメ
ントは、タイターが550dtex(実施例1)に対し
て用いられる20%DMACの沈澱浴を用いるよりも、
12%DMACを含む沈澱浴からの方が良好な紡糸を行
うことができる。図3dはタイター160のエラスタン
・フィラメントの残留DMAC含量を、図3cはタイタ
ー550のエラスタン・フィラメントの残留DMAC含
量を本発明の洗滌部分を使用して洗滌温度91℃におけ
る異なった洗滌時間に対して示したものである。極めて
一般的に言えることはタイターが粗い程洗滌後のエラス
タン・フィラメントの残留溶媒含量は高い。
【0018】しかし本発明方法はタイターに無関係であ
り、本発明方法は湿式紡糸法に使用されるタイターの全
範囲に亙り、好ましくは20〜2500dtexまたは
それ以上に亙り用いることができる。
り、本発明方法は湿式紡糸法に使用されるタイターの全
範囲に亙り、好ましくは20〜2500dtexまたは
それ以上に亙り用いることができる。
【図1】本発明の洗滌装置の模式図である。
【図2】通常の湿式紡糸法および本発明による湿式紡糸
法でつくられたエラスタン・フィラメントの残留溶媒
(ジメチルアセトアミド)含量を秒単位の滞在時間の関
数としてプロットしたグラフである。
法でつくられたエラスタン・フィラメントの残留溶媒
(ジメチルアセトアミド)含量を秒単位の滞在時間の関
数としてプロットしたグラフである。
【図3】本発明方法により処理された2種のエラスタン
・フィラメントの残留溶媒(DMAC)含量を滞在時間
の関数としてプロットしたグラフである。
・フィラメントの残留溶媒(DMAC)含量を滞在時間
の関数としてプロットしたグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テイロ・ゼーム ドイツ40591デユツセルドルフ・ツエルジ ウスベーク18 (72)発明者 ボルフガング・アンダーヘツゲン ドイツ41539ドルマゲン・クナイプシユト ラーセ17 (72)発明者 トニ・ヘルベルツ ドイツ41540ドルマゲン・ハウプトシユト ラーセ79 (72)発明者 ジノ・アントリニ イタリア・ベルガモ・アイ−24919ソリソ レ・ビアデイババソリ5
Claims (5)
- 【請求項1】 湿式紡糸装置、洗滌区域、および後処理
区域から成り、方向変更ローラ3、絞りローラ4および
スクラッパー5から成る少なくとも1個の剥ぎ取り装置
10、および洗滌ローラ6、8、洗滌バット9および他
の絞りローラ7から成る洗滌装置11を含み、該剥ぎ取
り装置10および洗滌装置11は湿式紡糸装置の沈澱浴
1の上方に順次配置され、沈澱浴を離れるエラスタン・
フィラメント12は該剥ぎ取り装置10を介して洗滌装
置11へと供給された後さらに後処理区域へと供給され
ることを特徴とする連続湿式紡糸装置の一部となるエラ
スタン・フィラメント洗滌装置。 - 【請求項2】 洗滌浴9の上部のローラ6の上の絞りロ
ーラ7は洗滌ローラを離れて後処理区域へと向かうエラ
スタン・フィラメント束の幅だけを覆っていることを特
徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 絞りローラ4および7のショアかたさは
60〜80であり、絞りローラ4および7の接触圧力は
ローラの幅1cm当たり少なくとも1.5Nであること
を特徴とする請求項1および2記載の装置。 - 【請求項4】 エラスタン・フィラメントに対する紡糸
溶液はジメチルアセトアミドであることを特徴とする請
求項1〜3記載の方法。 - 【請求項5】 新しく湿式紡糸したエラスタン・フィラ
メントを少なくとも50m/分の引き出し速度で引き出
し、剥ぎ取り装置10上において沈澱浴から持ち出され
た接着した水を実質的に除去し、この際剥ぎ取られた水
を沈澱浴へと流して戻し、次の少なくとも一対の洗滌ロ
ーラ6、8、洗滌バット9および他の絞りローラ7から
成る洗滌装置11において温度少なくとも90℃で洗滌
液に複数回浸漬することにより少なくとも30%の紡糸
溶媒を除去することを特徴とする請求項1記載の装置を
使用して連続的湿式紡糸法によりエラスタン・フィラメ
ントを洗滌する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4446340.5 | 1994-12-23 | ||
| DE4446340A DE4446340C1 (de) | 1994-12-23 | 1994-12-23 | Vorrichtung und Verfahren zum Waschen von kontinuierlich naßgesponnenen Elastanfäden |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232112A true JPH08232112A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=6536945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7348287A Pending JPH08232112A (ja) | 1994-12-23 | 1995-12-19 | 連続的に湿式紡糸されたエラスタン・フイラメントの洗滌装置および洗滌方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5813068A (ja) |
| JP (1) | JPH08232112A (ja) |
| DE (1) | DE4446340C1 (ja) |
| IT (1) | IT1277963B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
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|---|---|---|---|---|
| DE19715584C2 (de) * | 1997-04-15 | 2001-09-27 | Bayer Faser Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung von Elastanfäden |
| DE102009052953A1 (de) | 2009-11-12 | 2011-05-19 | Fleissner Gmbh | Vorrichtung zum Waschen von gesponnenen Filamenten |
| CN103628151B (zh) * | 2013-12-02 | 2016-02-10 | 宜宾丝丽雅股份有限公司 | 一种荧光增白扁平丝生产工艺 |
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| US2115132A (en) * | 1934-05-31 | 1938-04-26 | Du Pont | Manufacture of nonfibrous sheets and films |
| GB451944A (en) * | 1936-02-13 | 1936-08-12 | Ig Farbenindustrie Ag | Improvements relating to the treatment of bundles of artificial fibres |
| DE767434C (de) * | 1938-10-04 | 1952-08-07 | Spinnstofffabrik Zehlendorf A | Verfahren zum Herstellen von kuenstlichen Faeden mit besonders hoher Nassfestigkeit nach dem Viskoseverfahren |
| US2271932A (en) * | 1941-01-25 | 1942-02-03 | Transparent Package Company | Casing, method and apparatus for preparing same |
| US2558732A (en) * | 1947-09-04 | 1951-07-03 | American Cyanamid Co | Method of producing staple fiber from polymers and copolymers of acrylonitrile |
| US2788256A (en) * | 1952-06-02 | 1957-04-09 | American Viscose Corp | Method of spinning filamentary strands |
| US2979767A (en) * | 1956-06-12 | 1961-04-18 | American Viscose Corp | Filament film spinning and processing machine |
| BE624034A (ja) * | 1962-11-14 | |||
| US3434913A (en) * | 1964-12-28 | 1969-03-25 | Fmc Corp | Viscose rayon fiber and method of making same |
| US3526689A (en) * | 1968-04-03 | 1970-09-01 | Union Carbide Corp | Fused multifilament round spandex yarn |
| US3620775A (en) * | 1968-08-12 | 1971-11-16 | Tee Pak Inc | Edible collagen casing |
| SU499671A1 (ru) * | 1974-05-22 | 1976-01-15 | Всесоюзный Заочный Электротехнический Институт Связи | Фототиристорный оптрон |
| JPS6027496B2 (ja) * | 1977-10-19 | 1985-06-29 | 南国パルプ工業株式会社 | ケ−シング用セロフアンの製法 |
| SU661098A1 (ru) * | 1977-12-23 | 1979-05-05 | Предприятие П/Я А-3681 | Устройство дл подъема шторных ворот |
-
1994
- 1994-12-23 DE DE4446340A patent/DE4446340C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-12-15 US US08/572,991 patent/US5813068A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-19 JP JP7348287A patent/JPH08232112A/ja active Pending
- 1995-12-22 IT IT95RM000848A patent/IT1277963B1/it active IP Right Grant
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ITRM950848A1 (it) | 1997-06-22 |
| ITRM950848A0 (ja) | 1995-12-22 |
| IT1277963B1 (it) | 1997-11-12 |
| DE4446340C1 (de) | 1996-05-02 |
| US5813068A (en) | 1998-09-29 |
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
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| A02 | Decision of refusal |
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