JPH08232148A - 厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物の製造方法 - Google Patents
厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物の製造方法Info
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- JPH08232148A JPH08232148A JP7040296A JP4029695A JPH08232148A JP H08232148 A JPH08232148 A JP H08232148A JP 7040296 A JP7040296 A JP 7040296A JP 4029695 A JP4029695 A JP 4029695A JP H08232148 A JPH08232148 A JP H08232148A
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ひとつのウエブを用い、厚み方向に
構成の異なる熱成形用マット状物を製造できる製造方法
を提供する。 【構成】本発明は、厚み方向に構成の異なるマット状物
の製造方法において、幅方向Wに構成の異なる一枚のウ
エブ1aを形成する第1工程と、前記ウエブ1aをその
長手方向に繰り返し往復移動させて折り返すことにより
往移動折り返し領域S1と復移動折り返し領域S2とを
連続して形成するとともに、前記往移動折り返し領域S
1と前記復移動折り返し領域S2とを前記ウエブ1aの
幅方向Wに移動しつつ交互に積み重ねた複数の斜積層を
形成し斜積ウエブ1bとする第2工程と、前記斜積ウエ
ブ1bを圧縮またはニードルパンチを施し、厚み方向に
構成の異なる熱成形用マット状物を形成する第3工程
と、よりなることを特徴とする。
構成の異なる熱成形用マット状物を製造できる製造方法
を提供する。 【構成】本発明は、厚み方向に構成の異なるマット状物
の製造方法において、幅方向Wに構成の異なる一枚のウ
エブ1aを形成する第1工程と、前記ウエブ1aをその
長手方向に繰り返し往復移動させて折り返すことにより
往移動折り返し領域S1と復移動折り返し領域S2とを
連続して形成するとともに、前記往移動折り返し領域S
1と前記復移動折り返し領域S2とを前記ウエブ1aの
幅方向Wに移動しつつ交互に積み重ねた複数の斜積層を
形成し斜積ウエブ1bとする第2工程と、前記斜積ウエ
ブ1bを圧縮またはニードルパンチを施し、厚み方向に
構成の異なる熱成形用マット状物を形成する第3工程
と、よりなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車等の内
装材、特に車室内の天井材等として用いられる熱成形用
マット状物(繊維集積体)の製造方法に関する。
装材、特に車室内の天井材等として用いられる熱成形用
マット状物(繊維集積体)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車室内の天井材等としての熱成形
用マット状物を得るため、種々の製造方法が知られてい
る。 (1)例えば、無機繊維と熱可塑性繊維を混綿したもの
をカード機により開繊してウエブを形成し、同ウエブを
所定枚数積層することにより積層体を得た後、あるいは
予め別々に製造された構成の異なる数種類のウエブを所
定枚数積層することにより積層体を得た後、前記各積層
体にニードルパンチを施して各繊維を交絡することによ
りマット状物を得ている。そしてこのマット状物を加熱
することで、熱可塑性繊維を溶融させることにより、無
機繊維を固着させてボード状物としている。
用マット状物を得るため、種々の製造方法が知られてい
る。 (1)例えば、無機繊維と熱可塑性繊維を混綿したもの
をカード機により開繊してウエブを形成し、同ウエブを
所定枚数積層することにより積層体を得た後、あるいは
予め別々に製造された構成の異なる数種類のウエブを所
定枚数積層することにより積層体を得た後、前記各積層
体にニードルパンチを施して各繊維を交絡することによ
りマット状物を得ている。そしてこのマット状物を加熱
することで、熱可塑性繊維を溶融させることにより、無
機繊維を固着させてボード状物としている。
【0003】ボード状物は、加熱および加圧により所定
形状の前記天井材として賦形される。ところが、前記天
井材の軽量化を目的として、予めボード状物の単位面積
当たりの重量を減らすと、賦形された後の天井材は車体
に組付ける場合に必要とする強度が得られない。 (2)このため、ボード状物の単位面積当たりの重量を
減らしても、前記強度を保持できるように、その補強手
段として前記マット状物の両面に熱可塑性フィルムを貼
り合わせた後、これを加熱して一体化したサンドイッチ
構造のボード状物とすることにより、賦形された後の天
井材の軽量化および強化を達成させることが行われてい
る。
形状の前記天井材として賦形される。ところが、前記天
井材の軽量化を目的として、予めボード状物の単位面積
当たりの重量を減らすと、賦形された後の天井材は車体
に組付ける場合に必要とする強度が得られない。 (2)このため、ボード状物の単位面積当たりの重量を
減らしても、前記強度を保持できるように、その補強手
段として前記マット状物の両面に熱可塑性フィルムを貼
り合わせた後、これを加熱して一体化したサンドイッチ
構造のボード状物とすることにより、賦形された後の天
井材の軽量化および強化を達成させることが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1)項に記載の従来のボード状物は、予め構成の異な
る数種類のマット状物を別々に製造する工程と、前記各
マット状物を積層する工程を必要とするため、工程を簡
略化できない。さらに、前記(2)項に記載の従来のサ
ンドイッチ構造のボード状物は、予め製造されたマット
状物の両面に、それぞれ熱可塑性フィルムを一体的に貼
り合わせたり、接合したりする工程を必要とするため、
この分、製造コストが高くなるという不都合を発生させ
る。
(1)項に記載の従来のボード状物は、予め構成の異な
る数種類のマット状物を別々に製造する工程と、前記各
マット状物を積層する工程を必要とするため、工程を簡
略化できない。さらに、前記(2)項に記載の従来のサ
ンドイッチ構造のボード状物は、予め製造されたマット
状物の両面に、それぞれ熱可塑性フィルムを一体的に貼
り合わせたり、接合したりする工程を必要とするため、
この分、製造コストが高くなるという不都合を発生させ
る。
【0005】本発明は、予め別々に製造されたウエブあ
るいは構成の異なる数種類のマット状物などを積層する
工程や、予め製造されたマット状物の両面に熱可塑性フ
ィルムをサンドイッチ状に一体化する工程などを用いず
に、ひとつのウエブにより天井材の軽量化および強化を
可能とした厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物
の製造方法を提供することを目的とする。
るいは構成の異なる数種類のマット状物などを積層する
工程や、予め製造されたマット状物の両面に熱可塑性フ
ィルムをサンドイッチ状に一体化する工程などを用いず
に、ひとつのウエブにより天井材の軽量化および強化を
可能とした厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物
の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記従来の
不具合に鑑み、研究の結果、幅方向に材料構成を異にす
る複数の領域を形成した一枚のウエブを用い、前記幅方
向の同じ材料構成の領域同士を積み重ねて積層すること
により、厚み方向に材料構成を異にする複数の層をもつ
熱成形用マット状物を製造できることを見出し、発明を
完成した。
不具合に鑑み、研究の結果、幅方向に材料構成を異にす
る複数の領域を形成した一枚のウエブを用い、前記幅方
向の同じ材料構成の領域同士を積み重ねて積層すること
により、厚み方向に材料構成を異にする複数の層をもつ
熱成形用マット状物を製造できることを見出し、発明を
完成した。
【0007】本発明は、厚み方向に構成の異なるマット
状物の製造方法において、幅方向に構成の異なる一枚の
ウエブを形成する第1工程と、前記ウエブをその長手方
向に繰り返し往復移動させて折り返すことにより往移動
折り返し領域と復移動折り返し領域とを連続して形成す
るとともに、前記往移動折り返し領域と前記復移動折り
返し領域とを前記ウエブの幅方向に移動しつつ交互に積
み重ねた複数の斜積層を形成し斜積ウエブとする第2工
程と、前記斜積ウエブを圧縮またはニードルパンチを施
し、厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物を形成
する第3工程と、よりなることを特徴とする。
状物の製造方法において、幅方向に構成の異なる一枚の
ウエブを形成する第1工程と、前記ウエブをその長手方
向に繰り返し往復移動させて折り返すことにより往移動
折り返し領域と復移動折り返し領域とを連続して形成す
るとともに、前記往移動折り返し領域と前記復移動折り
返し領域とを前記ウエブの幅方向に移動しつつ交互に積
み重ねた複数の斜積層を形成し斜積ウエブとする第2工
程と、前記斜積ウエブを圧縮またはニードルパンチを施
し、厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物を形成
する第3工程と、よりなることを特徴とする。
【0008】厚み方向に構成の異なるとの意味は、マッ
ト状物の厚み方向の全領域を、例えば、同ー材料を密度
を異にした複数の分布領域により形成する場合や、異種
材料を密度を同じにした複数の分布領域により形成する
場合や、複数の異種材料を配合比を異にした複数の分布
領域により形成する場合などを含む。幅方向に構成の異
なるとの意味は、一枚のウエブの幅方向の全領域におい
て、同じ種類の材料を密度を異にした複数の分布領域と
する場合や、異なる種類の材料を密度を同じにした複数
の分布領域とする場合や、複数の異種材料を配合比を異
にした複数の分布領域により形成する場合などを含む。
ト状物の厚み方向の全領域を、例えば、同ー材料を密度
を異にした複数の分布領域により形成する場合や、異種
材料を密度を同じにした複数の分布領域により形成する
場合や、複数の異種材料を配合比を異にした複数の分布
領域により形成する場合などを含む。幅方向に構成の異
なるとの意味は、一枚のウエブの幅方向の全領域におい
て、同じ種類の材料を密度を異にした複数の分布領域と
する場合や、異なる種類の材料を密度を同じにした複数
の分布領域とする場合や、複数の異種材料を配合比を異
にした複数の分布領域により形成する場合などを含む。
【0009】
【作用および効果】本発明の製造方法によれば、第1工
程、第2工程、第3工程を順次、実施することにより、
厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物が形成され
る。すなわち、第1工程では、幅方向に構成の異なる一
枚の長尺状のウエブを形成する。
程、第2工程、第3工程を順次、実施することにより、
厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物が形成され
る。すなわち、第1工程では、幅方向に構成の異なる一
枚の長尺状のウエブを形成する。
【0010】第2工程では、前記ウエブをその長手方向
に繰り返し往復移動させて折り返すことにより往移動折
り返し領域と復移動折り返し領域とを連続して形成する
とともに、前記往移動折り返し領域と前記復移動折り返
し領域とを前記ウエブの幅方向に移動しつつ交互に積み
重ねた複数の斜積層を形成し斜積ウエブとする。この斜
積ウエブの各斜積層は、第1工程で得られた幅方向に構
成の異なる一枚の長尺状のウエブを折り返すことによっ
て形成されたものであるため、斜積ウエブの厚み方向
に、構成の同じ領域同士が積み重ねられたものとなる。
に繰り返し往復移動させて折り返すことにより往移動折
り返し領域と復移動折り返し領域とを連続して形成する
とともに、前記往移動折り返し領域と前記復移動折り返
し領域とを前記ウエブの幅方向に移動しつつ交互に積み
重ねた複数の斜積層を形成し斜積ウエブとする。この斜
積ウエブの各斜積層は、第1工程で得られた幅方向に構
成の異なる一枚の長尺状のウエブを折り返すことによっ
て形成されたものであるため、斜積ウエブの厚み方向
に、構成の同じ領域同士が積み重ねられたものとなる。
【0011】このため、前記第1工程で形成されたウエ
ブが、例えば、所定の幅で長手方向に伸びる中央帯状部
を形成するひとつの領域の構成と、中央帯状部の両側に
形成され所定の幅で長手方向に伸びるー端側帯状部およ
び他端側帯状部を形成する2つの領域の構成とを異にす
る場合、これに対応して前記斜積ウエブは、厚み方向の
中央領域と、その両側の一面側および他面側の2つの領
域とで構成を異にするものとなる。
ブが、例えば、所定の幅で長手方向に伸びる中央帯状部
を形成するひとつの領域の構成と、中央帯状部の両側に
形成され所定の幅で長手方向に伸びるー端側帯状部およ
び他端側帯状部を形成する2つの領域の構成とを異にす
る場合、これに対応して前記斜積ウエブは、厚み方向の
中央領域と、その両側の一面側および他面側の2つの領
域とで構成を異にするものとなる。
【0012】第3工程では、第2工程で形成された複数
の斜積層よりなる斜積ウエブを、圧縮またはニードルパ
ンチを施す。すると、前記斜積ウエブの斜積層は一体的
に接合する。そして厚み方向に構成の異なる熱成形用マ
ット状物が形成される。すなわち、得られた熱成形用マ
ット状物は、厚み方向の各領域の構成を、第1工程で形
成されたウエブの幅方向の各領域の構成に対応したもの
となる。
の斜積層よりなる斜積ウエブを、圧縮またはニードルパ
ンチを施す。すると、前記斜積ウエブの斜積層は一体的
に接合する。そして厚み方向に構成の異なる熱成形用マ
ット状物が形成される。すなわち、得られた熱成形用マ
ット状物は、厚み方向の各領域の構成を、第1工程で形
成されたウエブの幅方向の各領域の構成に対応したもの
となる。
【0013】従って、本発明の製造方法によれば、前記
従来の製造方法のように、予め別々に製造されたウエブ
あるいは数種類のマット状物などを積層する工程や、予
め製造されたマット状物の両面に熱可塑性フィルムをサ
ンドイッチ状に一体化する工程などを用いずに、ひとつ
のウエブで積層構造のマット状物を形成することがで
き、かつ天井材の軽量化および強化することのできる厚
み方向に構成の異なる熱成形用マット状物を製造でき
る。
従来の製造方法のように、予め別々に製造されたウエブ
あるいは数種類のマット状物などを積層する工程や、予
め製造されたマット状物の両面に熱可塑性フィルムをサ
ンドイッチ状に一体化する工程などを用いずに、ひとつ
のウエブで積層構造のマット状物を形成することがで
き、かつ天井材の軽量化および強化することのできる厚
み方向に構成の異なる熱成形用マット状物を製造でき
る。
【0014】このため、本発明の製造方法は、前記従来
の製造工程を省くことができ、製造工程の簡略化を図る
ことができる。
の製造工程を省くことができ、製造工程の簡略化を図る
ことができる。
【0015】
【実施例】本発明の厚み方向に構成の異なる熱成形用マ
ット状物の製造方法(以下、製造方法と称す)の実施例
を図1〜図7に基づいて説明する。実施例の製造方法
は、第1工程と、第2工程と、第3工程と、を順に実施
することによって、図7に示す熱成形用マット状物1を
製造するものである。
ット状物の製造方法(以下、製造方法と称す)の実施例
を図1〜図7に基づいて説明する。実施例の製造方法
は、第1工程と、第2工程と、第3工程と、を順に実施
することによって、図7に示す熱成形用マット状物1を
製造するものである。
【0016】熱成形用マット状物1は、厚み方向に積層
された3層のサンドイッチ状構造のもので、有機繊維を
主体とする一面側層11および他面側層13と、一面側
層11と他面側層13との間の無機繊維を主体とする中
間層12と、よりなる。実施例の製造方法の各工程を実
施するため図1に示される製造ラインRが用いられる。
この製造ラインRには、ウエブ製造装置2、積層機5、
ニードルパンチ装置8などが設置されている。
された3層のサンドイッチ状構造のもので、有機繊維を
主体とする一面側層11および他面側層13と、一面側
層11と他面側層13との間の無機繊維を主体とする中
間層12と、よりなる。実施例の製造方法の各工程を実
施するため図1に示される製造ラインRが用いられる。
この製造ラインRには、ウエブ製造装置2、積層機5、
ニードルパンチ装置8などが設置されている。
【0017】ウエブ製造装置2は、ホッパ3と、紡績用
カード機4とをもつ。ホッパ3は、2つの仕切り30、
30により製造ラインRの幅W方向の直線上に3つに区
分され、前記幅W方向においてその一端側領域として区
分された第1供給部31と、中央領域として区分された
第2供給部32と、他端側領域として区分された第3供
給部33とを備え、図2に示す断面構造を備えた容量方
式のものである。ホッパ3の直下には、紡績用カード機
4に至る搬送コンベア34が設置されている。
カード機4とをもつ。ホッパ3は、2つの仕切り30、
30により製造ラインRの幅W方向の直線上に3つに区
分され、前記幅W方向においてその一端側領域として区
分された第1供給部31と、中央領域として区分された
第2供給部32と、他端側領域として区分された第3供
給部33とを備え、図2に示す断面構造を備えた容量方
式のものである。ホッパ3の直下には、紡績用カード機
4に至る搬送コンベア34が設置されている。
【0018】前記ホッパ3の第1供給部31、第2供給
部32、第3供給部33は、図2に示されるように、そ
れぞれ所定の容積の空間36を取り囲む周壁部35と、
空間36内に設置され、後で述べる有機繊維リッチ混綿
10a(図1に示す第1供給部31と第3供給部33に
投入される)あるいは無機繊維リッチ混綿11a(図1
に示す第2供給部32に投入される)を水平方向に搬送
する水平搬送コンベア37と、水平搬送コンベア37の
搬送方向の前方に向かって斜め上方向に傾斜する上昇搬
送コンベア38と、上昇搬送コンベア38の前方側端部
の直下に設置され、有機繊維リッチ混綿10aあるいは
無機繊維リッチ混綿11aを計量し前記搬送コンベア3
4上に供給する容量式計量部39と、よりなる。
部32、第3供給部33は、図2に示されるように、そ
れぞれ所定の容積の空間36を取り囲む周壁部35と、
空間36内に設置され、後で述べる有機繊維リッチ混綿
10a(図1に示す第1供給部31と第3供給部33に
投入される)あるいは無機繊維リッチ混綿11a(図1
に示す第2供給部32に投入される)を水平方向に搬送
する水平搬送コンベア37と、水平搬送コンベア37の
搬送方向の前方に向かって斜め上方向に傾斜する上昇搬
送コンベア38と、上昇搬送コンベア38の前方側端部
の直下に設置され、有機繊維リッチ混綿10aあるいは
無機繊維リッチ混綿11aを計量し前記搬送コンベア3
4上に供給する容量式計量部39と、よりなる。
【0019】この容量式計量部39は、搬送コンベア3
4上に供給する有機繊維リッチ混綿10aあるいは無機
繊維リッチ混綿11aの量を自由に設定できる。紡績用
カード機4は、ホッパ3の直下の搬送コンベア34の延
長線上でその搬送方向P1と直交する方向に回転軸を順
にそれぞれ配設した上下一対の送り出し用(供給)ロー
ラ40、40と、3つの開繊ローラ41、42、43
と、押さえ案内部材44とをもつ。開繊ローラ43およ
び押さえ案内部材44の前方側には、積層機5に至る搬
送コンベア45が配設されている。
4上に供給する有機繊維リッチ混綿10aあるいは無機
繊維リッチ混綿11aの量を自由に設定できる。紡績用
カード機4は、ホッパ3の直下の搬送コンベア34の延
長線上でその搬送方向P1と直交する方向に回転軸を順
にそれぞれ配設した上下一対の送り出し用(供給)ロー
ラ40、40と、3つの開繊ローラ41、42、43
と、押さえ案内部材44とをもつ。開繊ローラ43およ
び押さえ案内部材44の前方側には、積層機5に至る搬
送コンベア45が配設されている。
【0020】積層機5は、積層作動部6と、積層作動部
6の直下に設置された搬送コンベア7をもつ。積層作動
部6は、搬送コンベア45により搬送方向P1に沿って
搬送されてきた一枚のウエブ1aを下向きに垂直方向Y
1に送りだすとともに、垂直位置にあるウエブ1aをそ
の一面側および他面側に繰り返し往復移動して折り畳
み、搬送コンベア7上に積層するもので、前記垂直位置
にあるウエブ1aを介してそれぞれ対向する位置に設置
された一対の第1搬送コンベア6aと、第2搬送コンベ
ア6bとよりなる。
6の直下に設置された搬送コンベア7をもつ。積層作動
部6は、搬送コンベア45により搬送方向P1に沿って
搬送されてきた一枚のウエブ1aを下向きに垂直方向Y
1に送りだすとともに、垂直位置にあるウエブ1aをそ
の一面側および他面側に繰り返し往復移動して折り畳
み、搬送コンベア7上に積層するもので、前記垂直位置
にあるウエブ1aを介してそれぞれ対向する位置に設置
された一対の第1搬送コンベア6aと、第2搬送コンベ
ア6bとよりなる。
【0021】第1搬送コンベア6aは、図4に示される
ように、前記搬送コンベア45とほぼ水平位置に所定間
隔を隔てて平行に設置された2つの上方定位置ローラ6
0a、61aと、上方定位置ローラ60a、61aより
下位置に所定間隔を隔てて平行に設置された下方定位置
ローラ62aおよび水平位置で正逆方向(矢印X1、X
2参照)に繰り返し、往復移動可能に設置された下方水
平移動ローラ63aと、上方定位置ローラ60aと61
aとの間でかつ上方定位置60aと下方定位置62aと
の間に設置された2つの小径ガイドローラ64aと65
aと、小径ガイドローラ64aと65aの間に設置され
水平位置で正逆方向(矢印X1、X2参照)に繰り返
し、往復移動可能に設置された中間水平移動ローラ66
aと、各ローラ60a〜65aを周回するようにそれら
に張設されたエンドレスベルト67aと、よりなる。エ
ンドレスベルト67aは、図2、4で時計方向に回転
(右回転)するように設定されている。
ように、前記搬送コンベア45とほぼ水平位置に所定間
隔を隔てて平行に設置された2つの上方定位置ローラ6
0a、61aと、上方定位置ローラ60a、61aより
下位置に所定間隔を隔てて平行に設置された下方定位置
ローラ62aおよび水平位置で正逆方向(矢印X1、X
2参照)に繰り返し、往復移動可能に設置された下方水
平移動ローラ63aと、上方定位置ローラ60aと61
aとの間でかつ上方定位置60aと下方定位置62aと
の間に設置された2つの小径ガイドローラ64aと65
aと、小径ガイドローラ64aと65aの間に設置され
水平位置で正逆方向(矢印X1、X2参照)に繰り返
し、往復移動可能に設置された中間水平移動ローラ66
aと、各ローラ60a〜65aを周回するようにそれら
に張設されたエンドレスベルト67aと、よりなる。エ
ンドレスベルト67aは、図2、4で時計方向に回転
(右回転)するように設定されている。
【0022】前記下方水平移動ローラ63aと中間水平
移動ローラ66aとは、その一方が正方向(矢印X1参
照)に移動するとき、その移動量と同じ移動量で他方が
逆方向(矢印X2参照)に移動するように設定されてい
る。このため、エンドレスベルト67aは、全長および
張力を常に一定に保持できる。第2搬送コンベア6b
は、図4に示されるように、前記搬送コンベア45とほ
ぼ水平位置に所定間隔を隔てて平行に設置された2つの
上方定位置ローラ60b、61bと、上方定位置ローラ
60b、61bより下位置に所定間隔を隔てて平行に設
置された下方定位置ローラ62bおよび水平位置で正逆
方向(矢印X1、X2参照)に繰り返し、往復移動可能
に設置された下方水平移動ローラ63bと、上方定位置
ローラ60bと61bとの間でかつ上方定位置60bと
下方定位置62bとの間に設置された2つの小径ガイド
ローラ64bと65bと、小径ガイドローラ64bと6
5bの間に設置され水平位置で正逆方向(矢印X1、X
2参照)に繰り返し、往復移動可能に設置された中間水
平移動ローラ66bと、各ローラ60b〜65bを周回
するようにそれらに張設されたエンドレスベルト67b
と、よりなる。エンドレスベルト67bは、図2、4で
反時計方向に回転(左回転)するように設定されてい
る。
移動ローラ66aとは、その一方が正方向(矢印X1参
照)に移動するとき、その移動量と同じ移動量で他方が
逆方向(矢印X2参照)に移動するように設定されてい
る。このため、エンドレスベルト67aは、全長および
張力を常に一定に保持できる。第2搬送コンベア6b
は、図4に示されるように、前記搬送コンベア45とほ
ぼ水平位置に所定間隔を隔てて平行に設置された2つの
上方定位置ローラ60b、61bと、上方定位置ローラ
60b、61bより下位置に所定間隔を隔てて平行に設
置された下方定位置ローラ62bおよび水平位置で正逆
方向(矢印X1、X2参照)に繰り返し、往復移動可能
に設置された下方水平移動ローラ63bと、上方定位置
ローラ60bと61bとの間でかつ上方定位置60bと
下方定位置62bとの間に設置された2つの小径ガイド
ローラ64bと65bと、小径ガイドローラ64bと6
5bの間に設置され水平位置で正逆方向(矢印X1、X
2参照)に繰り返し、往復移動可能に設置された中間水
平移動ローラ66bと、各ローラ60b〜65bを周回
するようにそれらに張設されたエンドレスベルト67b
と、よりなる。エンドレスベルト67bは、図2、4で
反時計方向に回転(左回転)するように設定されてい
る。
【0023】前記下方水平移動ローラ63bと中間水平
移動ローラ66bとは、その一方が正方向(矢印X1参
照)に移動するとき、その移動量と同じ移動量で他方が
逆方向(矢印X2参照)に移動するように設定されてい
る。このため、エンドレスベルト67bは、全長および
張力を常に一定に保持できる。なお、前記エンドレスベ
ルト67aと67bの回転速度は、互いに同じで、種々
の値に設定できる。
移動ローラ66bとは、その一方が正方向(矢印X1参
照)に移動するとき、その移動量と同じ移動量で他方が
逆方向(矢印X2参照)に移動するように設定されてい
る。このため、エンドレスベルト67bは、全長および
張力を常に一定に保持できる。なお、前記エンドレスベ
ルト67aと67bの回転速度は、互いに同じで、種々
の値に設定できる。
【0024】また、それぞれ所定の間隔を隔てて対向す
る第1搬送コンベア6aと第2搬送コンベア6bとは、
下方水平移動ローラ63aと63bおよび中間水平移動
ローラ66aと66bが正逆方向(矢印X1、X2参
照)のいずれか一方への移動時に、同じ方向に同じ移動
量で移動するため、下方水平移動ローラ63aと63b
の間隔および中間水平移動ローラ66aと66bの間隔
をほぼ一定に保持できるように配慮されている。
る第1搬送コンベア6aと第2搬送コンベア6bとは、
下方水平移動ローラ63aと63bおよび中間水平移動
ローラ66aと66bが正逆方向(矢印X1、X2参
照)のいずれか一方への移動時に、同じ方向に同じ移動
量で移動するため、下方水平移動ローラ63aと63b
の間隔および中間水平移動ローラ66aと66bの間隔
をほぼ一定に保持できるように配慮されている。
【0025】積層作動部6は、互いに対向する第1搬送
コンベア6aと第2搬送コンベア6bとを水平位置で所
定間隔を隔てることによって、一枚のウエブ1aの搬送
方向P1より下方へ垂直に案内する定位置導入口6cが
上方に形成され、水平位置で正逆方向(矢印X1、X2
参照)に往復移動する導出口6eが下方に形成される。
コンベア6aと第2搬送コンベア6bとを水平位置で所
定間隔を隔てることによって、一枚のウエブ1aの搬送
方向P1より下方へ垂直に案内する定位置導入口6cが
上方に形成され、水平位置で正逆方向(矢印X1、X2
参照)に往復移動する導出口6eが下方に形成される。
【0026】搬送コンベア7は、図1および図5に示さ
れるように前記積層作動部6の直下で前記搬送コンベア
45により搬送されてきた一枚のウエブ1aの搬送方向
P1と直交する搬送方向P2に沿って配設されている。
また搬送コンベア7は、図6に示されるように右側が下
った(積層作動部6より遠ざかるに従って下方向に傾斜
した)配置とすることが、一枚のウエブ1aより斜積ウ
エブ1bを製造し易く、かつ好ましい。
れるように前記積層作動部6の直下で前記搬送コンベア
45により搬送されてきた一枚のウエブ1aの搬送方向
P1と直交する搬送方向P2に沿って配設されている。
また搬送コンベア7は、図6に示されるように右側が下
った(積層作動部6より遠ざかるに従って下方向に傾斜
した)配置とすることが、一枚のウエブ1aより斜積ウ
エブ1bを製造し易く、かつ好ましい。
【0027】前記各製造工程を実施するに先立ち、予
め、搬送コンベア45、第1搬送コンベア6a、第2搬
送コンベア6b、搬送コンベア7の回転速度は、所定の
値に設定される。また、第1搬送コンベア6aの下方水
平移動ローラ63a、中間水平移動ローラ66aと、第
2搬送コンベア6bの下方水平移動ローラ63b、中間
水平移動ローラ66bの往復移動速度も所定の値に設定
される。
め、搬送コンベア45、第1搬送コンベア6a、第2搬
送コンベア6b、搬送コンベア7の回転速度は、所定の
値に設定される。また、第1搬送コンベア6aの下方水
平移動ローラ63a、中間水平移動ローラ66aと、第
2搬送コンベア6bの下方水平移動ローラ63b、中間
水平移動ローラ66bの往復移動速度も所定の値に設定
される。
【0028】なお、前記各回転速度および移動速度は、
例えばコンピュータにより厳密に調整、制御できるよう
になっている。ニードルパンチ装置8が用いられる。実
施例の製造方法によれば、第1工程、第2工程、第3工
程を順次、実施される。そして、第1工程では、予めホ
ッパ3の第1供給部31と第3供給部33に有機繊維リ
ッチ混綿10aが投入される。
例えばコンピュータにより厳密に調整、制御できるよう
になっている。ニードルパンチ装置8が用いられる。実
施例の製造方法によれば、第1工程、第2工程、第3工
程を順次、実施される。そして、第1工程では、予めホ
ッパ3の第1供給部31と第3供給部33に有機繊維リ
ッチ混綿10aが投入される。
【0029】第2供給部32に無機繊維リッチ混綿11
aが投入される。また第1供給部31と第3供給部33
および第2供給部32から、それぞれ図2で示されるよ
うに、それぞれの容量式計量部39で計量された所定量
の有機繊維リッチ混綿10aおよび無機繊維リッチ混綿
11aが供給され、かつ搬送コンベア34上に、その幅
W方向(図1参照)の一端側領域W1と他端側領域W3
および中間領域W2にそれぞれ供給され、カード機4に
搬送される。
aが投入される。また第1供給部31と第3供給部33
および第2供給部32から、それぞれ図2で示されるよ
うに、それぞれの容量式計量部39で計量された所定量
の有機繊維リッチ混綿10aおよび無機繊維リッチ混綿
11aが供給され、かつ搬送コンベア34上に、その幅
W方向(図1参照)の一端側領域W1と他端側領域W3
および中間領域W2にそれぞれ供給され、カード機4に
搬送される。
【0030】引き続きカード機4では、幅W方向の一端
側領域W1、中間領域W2、他端側領域W3の順に有機
繊維リッチ混綿10a、無機繊維リッチ混綿11a、有
機繊維リッチ混綿10aの順に配置された一枚の長尺状
(厚み1mm〜3mm、幅500mm〜3000mmで
連続した長さ)のウエブ1aが形成される。このウエブ
1aは、搬送コンベア45により積層作動部6に搬入さ
れる(図1参照)。
側領域W1、中間領域W2、他端側領域W3の順に有機
繊維リッチ混綿10a、無機繊維リッチ混綿11a、有
機繊維リッチ混綿10aの順に配置された一枚の長尺状
(厚み1mm〜3mm、幅500mm〜3000mmで
連続した長さ)のウエブ1aが形成される。このウエブ
1aは、搬送コンベア45により積層作動部6に搬入さ
れる(図1参照)。
【0031】なお、前記第1工程では、図2に示される
容量式ホッパ3を用いたが、前記ホッパ3の容量式計量
部39の代わりに、図3に示される容積式計量部39a
をもつホッパ3Aを用いることもできる。第2工程で
は、前記第1工程で形成され搬送コンベア45により搬
送されてきた一枚のウエブ1aは、積層作動部6の互い
に対向する第1搬送コンベア6aと、第2搬送コンベア
6bとによって、それらの間の定位置導入口6cより導
入し、前記搬送方向P1より垂直方向Y1に移動する。
容量式ホッパ3を用いたが、前記ホッパ3の容量式計量
部39の代わりに、図3に示される容積式計量部39a
をもつホッパ3Aを用いることもできる。第2工程で
は、前記第1工程で形成され搬送コンベア45により搬
送されてきた一枚のウエブ1aは、積層作動部6の互い
に対向する第1搬送コンベア6aと、第2搬送コンベア
6bとによって、それらの間の定位置導入口6cより導
入し、前記搬送方向P1より垂直方向Y1に移動する。
【0032】すなわち、定位置導入口6cより導入した
ウエブ1aは、エンドレスベルト67aおよび67bと
を介し第1搬送コンベア6aの上方定位置ローラ61a
と、第2搬送コンベア6bの上方定位置ローラ61bと
に挟持され垂直方向Y1に搬送される。引き続きウエブ
1aは、第1搬送コンベア6aの中間水平移動ローラ6
6aと第2搬送コンベア6bの中間水平移動ローラ66
bとに挟持され水平に正方向(矢印X1参照)および逆
方向(矢印X2参照)に往復移動され、さらに第1搬送
コンベア6aの下方水平移動ローラ63aと第1搬送コ
ンベア6bの下方水平移動ローラ63bとに挟持され、
水平に逆方向(矢印X2参照)および正方向(矢印X1
参照)に往復移動する導出口6eに案内される。
ウエブ1aは、エンドレスベルト67aおよび67bと
を介し第1搬送コンベア6aの上方定位置ローラ61a
と、第2搬送コンベア6bの上方定位置ローラ61bと
に挟持され垂直方向Y1に搬送される。引き続きウエブ
1aは、第1搬送コンベア6aの中間水平移動ローラ6
6aと第2搬送コンベア6bの中間水平移動ローラ66
bとに挟持され水平に正方向(矢印X1参照)および逆
方向(矢印X2参照)に往復移動され、さらに第1搬送
コンベア6aの下方水平移動ローラ63aと第1搬送コ
ンベア6bの下方水平移動ローラ63bとに挟持され、
水平に逆方向(矢印X2参照)および正方向(矢印X1
参照)に往復移動する導出口6eに案内される。
【0033】そしてウエブ1aは、図5に示されるよう
に導出口6eにより搬送コンベア7上に、その幅方向7
Wの一端側71および他端側72に同往復移動させられ
て、往移動折り返し領域S1と復移動折り返し領域S2
として交互に形成され、かつ繰り返し折り畳まれながら
搬送方向P2に移動する。このためウエブ1aは、搬送
コンベア7上に往移動折り返し領域S1と復移動折り返
し領域S2として折り畳まれ、その搬送方向P2に移動
し、かつ搬送方向P2に対して上向きに傾斜した状態で
交互に積み重ねられた斜積層を次々に連続して形成した
斜積ウエブ1bとなる。
に導出口6eにより搬送コンベア7上に、その幅方向7
Wの一端側71および他端側72に同往復移動させられ
て、往移動折り返し領域S1と復移動折り返し領域S2
として交互に形成され、かつ繰り返し折り畳まれながら
搬送方向P2に移動する。このためウエブ1aは、搬送
コンベア7上に往移動折り返し領域S1と復移動折り返
し領域S2として折り畳まれ、その搬送方向P2に移動
し、かつ搬送方向P2に対して上向きに傾斜した状態で
交互に積み重ねられた斜積層を次々に連続して形成した
斜積ウエブ1bとなる。
【0034】なお、斜積ウエブ1bを形成する往移動折
り返し領域S1と復移動折り返し領域S2とよりなる斜
積層の傾斜角度は約2〜8度で、斜積される厚みは約1
00mmである。斜積された多数の往移動折り返し領域
S1と復移動折り返し領域S2とは、図6に示されるよ
うに、ウエブ1aの幅W方向にそれぞれ一端側領域W1
同士、中間領域W2同士、他端側領域W3同士が斜めに
積み重ねられ、それぞれ一端側層11a、中間層12
a、他端側層13aとして形成される(図6参照)。
り返し領域S1と復移動折り返し領域S2とよりなる斜
積層の傾斜角度は約2〜8度で、斜積される厚みは約1
00mmである。斜積された多数の往移動折り返し領域
S1と復移動折り返し領域S2とは、図6に示されるよ
うに、ウエブ1aの幅W方向にそれぞれ一端側領域W1
同士、中間領域W2同士、他端側領域W3同士が斜めに
積み重ねられ、それぞれ一端側層11a、中間層12
a、他端側層13aとして形成される(図6参照)。
【0035】第3工程では、第2工程で形成された斜積
ウエブ1bは、図1に示すニードルパンチ装置8により
ニードルパンチが施される。すると、斜積ウエブ1bの
多数の往移動折り返し領域S1と復移動折り返し領域S
2を構成する各繊維が3次元的に絡まり接合し、かつ一
体化する。これによって図7に示すように、厚みt方向
に積層された有機繊維を主体とする一面側層11および
他面側層13と、一面側層11と他面側層13との間の
無機繊維を主体とする中間層12との3層よりなるサン
ドイッチ状構造の熱成形用マット状物1を製造できる。
ウエブ1bは、図1に示すニードルパンチ装置8により
ニードルパンチが施される。すると、斜積ウエブ1bの
多数の往移動折り返し領域S1と復移動折り返し領域S
2を構成する各繊維が3次元的に絡まり接合し、かつ一
体化する。これによって図7に示すように、厚みt方向
に積層された有機繊維を主体とする一面側層11および
他面側層13と、一面側層11と他面側層13との間の
無機繊維を主体とする中間層12との3層よりなるサン
ドイッチ状構造の熱成形用マット状物1を製造できる。
【0036】前記一面側層11の厚みt1は約1〜2m
m、中間層12の厚みt2は約2〜6mm、一面側層1
1の厚みt3は約1〜2mmである。なお、第3工程で
は、第2工程で形成された斜積ウエブ1bに対し、ニー
ドルパンチ装置8によりニードルパンチを施した場合を
示したが、これに限定されるものではなく、前記ニード
ルパンチを施す代わりに、例えば加熱成形機あるいは加
熱ローラなど用い、加熱した状態で加圧圧縮し、有機繊
維の一部あるいは結着剤などを溶融し、無機繊維、有機
繊維などを結着した後、所定の厚さに拡厚することによ
り前記サンドイッチ状構造の熱成形用マット状物1を製
造することもできる。
m、中間層12の厚みt2は約2〜6mm、一面側層1
1の厚みt3は約1〜2mmである。なお、第3工程で
は、第2工程で形成された斜積ウエブ1bに対し、ニー
ドルパンチ装置8によりニードルパンチを施した場合を
示したが、これに限定されるものではなく、前記ニード
ルパンチを施す代わりに、例えば加熱成形機あるいは加
熱ローラなど用い、加熱した状態で加圧圧縮し、有機繊
維の一部あるいは結着剤などを溶融し、無機繊維、有機
繊維などを結着した後、所定の厚さに拡厚することによ
り前記サンドイッチ状構造の熱成形用マット状物1を製
造することもできる。
【0037】従って、実施例の製造方法によれば、前記
従来の製造方法のように、予め別々に製造されたウエブ
あるいは数種類のマット状物などを積層する工程や、予
め製造されたマット状物の両面に熱可塑性フィルムをサ
ンドイッチ状に一体化する工程などを用いずに、ひとつ
のウエブ1aにより天井材の軽量化および強化すること
のできる厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物1
を製造できる。
従来の製造方法のように、予め別々に製造されたウエブ
あるいは数種類のマット状物などを積層する工程や、予
め製造されたマット状物の両面に熱可塑性フィルムをサ
ンドイッチ状に一体化する工程などを用いずに、ひとつ
のウエブ1aにより天井材の軽量化および強化すること
のできる厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物1
を製造できる。
【0038】このため、実施例の製造方法は、前記従来
の製造工程を省くことができ、製造工程の簡略化を図る
ことができる。
の製造工程を省くことができ、製造工程の簡略化を図る
ことができる。
【図1】実施例の製造方法を実施する場合に用いる製造
ラインの要部を示す斜視図である。
ラインの要部を示す斜視図である。
【図2】図1における製造ラインでの第1工程で用いる
ホッパを断面して示す断面図である。
ホッパを断面して示す断面図である。
【図3】図1における製造ラインでの第1工程で用いる
ホッパの他の例を断面して示す断面図である。
ホッパの他の例を断面して示す断面図である。
【図4】図1における製造ラインでの第2工程で用いる
積層機の積層作動部を斜視して示す斜視拡大図である。
積層機の積層作動部を斜視して示す斜視拡大図である。
【図5】図1における製造ラインでの第2工程で用いる
積層機の積層作動部の一部および搬送コンベアとによ
り、ウエブが斜積されつつある状態を斜視して示す斜視
図である。
積層機の積層作動部の一部および搬送コンベアとによ
り、ウエブが斜積されつつある状態を斜視して示す斜視
図である。
【図6】図5における概略断面を矢印A方向位置より見
た場合を示す断面図である。
た場合を示す断面図である。
【図7】実施例の製造方法で得られた厚み方向に構成の
異なる熱成形用マット状物を断面して示す断面図であ
る。
異なる熱成形用マット状物を断面して示す断面図であ
る。
1…熱成形用マット状物 1a…ウエブ 1b
…斜積ウエブ 10a…有機繊維リッチ混綿 11a…無機繊維リッ
チ混綿 11…一面側層 12…中間層 1
3…他面側層 2…ウエブ製造装置 3…ホッパ
4…紡績用カード機 5…積層機 6…積層作動部 6a…第1搬送コンベア 6
b…第2搬送コンベア 7…搬送コンベア 8…ニードルパンチ装置
…斜積ウエブ 10a…有機繊維リッチ混綿 11a…無機繊維リッ
チ混綿 11…一面側層 12…中間層 1
3…他面側層 2…ウエブ製造装置 3…ホッパ
4…紡績用カード機 5…積層機 6…積層作動部 6a…第1搬送コンベア 6
b…第2搬送コンベア 7…搬送コンベア 8…ニードルパンチ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深谷 守 愛知県刈谷市豊田町1丁目1番地 豊田紡 織株式会社内 (72)発明者 磯貝 正和 愛知県刈谷市豊田町1丁目1番地 豊田紡 織株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】厚み方向に構成の異なるマット状物の製造
方法において、 幅方向に構成の異なる一枚のウエブを形成する第1工程
と、 前記ウエブをその長手方向に繰り返し往復移動させて折
り返すことにより往移動折り返し領域と復移動折り返し
領域とを連続して形成するとともに、前記往移動折り返
し領域と前記復移動折り返し領域とを前記ウエブの幅方
向に移動しつつ交互に積み重ねた複数の斜積層を形成し
斜積ウエブとする第2工程と、 前記斜積ウエブを圧縮またはニードルパンチを施し、厚
み方向に構成の異なる熱成形用マット状物を形成する第
3工程と、よりなることを特徴とする厚み方向に構成の
異なる熱成形用マット状物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7040296A JPH08232148A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7040296A JPH08232148A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232148A true JPH08232148A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12576655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7040296A Pending JPH08232148A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 厚み方向に構成の異なる熱成形用マット状物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232148A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014185406A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Nippon Sheet Glass Environment Amenity Co Ltd | 繊維マット状吸音材の製法 |
| JP2016022681A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 無機繊維断熱材 |
| CN110055682A (zh) * | 2019-05-16 | 2019-07-26 | 苏州海蓝环保科技有限公司 | 一种多层过滤材料的生产系统及其生产方法 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7040296A patent/JPH08232148A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014185406A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Nippon Sheet Glass Environment Amenity Co Ltd | 繊維マット状吸音材の製法 |
| JP2016022681A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 無機繊維断熱材 |
| CN110055682A (zh) * | 2019-05-16 | 2019-07-26 | 苏州海蓝环保科技有限公司 | 一种多层过滤材料的生产系统及其生产方法 |
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Legal Events
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |