JPH08232671A - ターボチャージャのウェイストゲート構造 - Google Patents
ターボチャージャのウェイストゲート構造Info
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- JPH08232671A JPH08232671A JP7340971A JP34097195A JPH08232671A JP H08232671 A JPH08232671 A JP H08232671A JP 7340971 A JP7340971 A JP 7340971A JP 34097195 A JP34097195 A JP 34097195A JP H08232671 A JPH08232671 A JP H08232671A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- turbine rotor
- exhaust outlet
- outlet pipe
- bypass passage
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タービンロータ出口側圧力を低下させること
により入口側の排気圧を低減せしめ、過給性能を向上さ
せる。 【解決手段】タービンハウジング10に形成されるバイ
パス通路22の一部として、タービンロータ12の回転
方向に向けてその断面積が漸次縮小し、その内周部が排
気出口管18内にノズル19として開口するスクロール
室17を設けると共に、排気出口管18の内周面にター
ビンロータ12の回転方向と同方向のスパイラル溝28
を設けた。
により入口側の排気圧を低減せしめ、過給性能を向上さ
せる。 【解決手段】タービンハウジング10に形成されるバイ
パス通路22の一部として、タービンロータ12の回転
方向に向けてその断面積が漸次縮小し、その内周部が排
気出口管18内にノズル19として開口するスクロール
室17を設けると共に、排気出口管18の内周面にター
ビンロータ12の回転方向と同方向のスパイラル溝28
を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボチャージャ
の過給圧を制御するためのウェイストゲート構造に関す
る。
の過給圧を制御するためのウェイストゲート構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のターボチャージャのウェイストゲ
ート構造としては、例えば、特開昭54ー19007号
公報に開示されるものがある。これを第4図に基づいて
説明すると、タービンロータ101を収容するハウジン
グ102には、排気マニホルド103及び排気出口管1
04が接続されている。ハウジング102の吸入側、即
ち、排気マニホルド103側にはバイパス穴105が設
けてあり、この部分に排気バイパス流を制御するための
制御装置106により駆動されるバイパス弁107が配
設されている。バイパス弁107の下流側はバイパス通
路108を通って、ハウジング102の排気側、即ち、
排気出口管104側に設けた主排気流と同軸で主排気流
の流れの方向と同一方向に環状に開口しているエゼクタ
ノズル109に連通している。エゼクタノズル109の
まわりには、タービンロータ101の回転方向と同一方
向に順次断面積が縮小し、全周にわたりエゼクタノズル
109に連通しているバイパスボリュート室110が形
成されている。このバイパスボリュート室110の一端
は、バイパス通路108に連通されており、したがっ
て、バイパス弁107が開いてバイパス通路108に流
れ込んだ排気は、バイパスボリュート室110に流れ込
み、その全周において一定の圧力を保ってエゼクタノズ
ル109より主排気流の流れと同一方向に吐出される。
ート構造としては、例えば、特開昭54ー19007号
公報に開示されるものがある。これを第4図に基づいて
説明すると、タービンロータ101を収容するハウジン
グ102には、排気マニホルド103及び排気出口管1
04が接続されている。ハウジング102の吸入側、即
ち、排気マニホルド103側にはバイパス穴105が設
けてあり、この部分に排気バイパス流を制御するための
制御装置106により駆動されるバイパス弁107が配
設されている。バイパス弁107の下流側はバイパス通
路108を通って、ハウジング102の排気側、即ち、
排気出口管104側に設けた主排気流と同軸で主排気流
の流れの方向と同一方向に環状に開口しているエゼクタ
ノズル109に連通している。エゼクタノズル109の
まわりには、タービンロータ101の回転方向と同一方
向に順次断面積が縮小し、全周にわたりエゼクタノズル
109に連通しているバイパスボリュート室110が形
成されている。このバイパスボリュート室110の一端
は、バイパス通路108に連通されており、したがっ
て、バイパス弁107が開いてバイパス通路108に流
れ込んだ排気は、バイパスボリュート室110に流れ込
み、その全周において一定の圧力を保ってエゼクタノズ
ル109より主排気流の流れと同一方向に吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のターボチャージャのウェイストゲート構造にお
いては、排気バイパス流を主排気流と同一方向に吐出す
るようにして、両流れが干渉し合い、タービンロータ出
口側の排気圧力が上昇するのを防止しようとしてはいる
ものの、排気出口管内を螺旋状に流れる主排気流と排気
バイパス流との干渉は十分に防止できるものではなかっ
た。そのため、タービンロータ出口側の排気圧力が上昇
し、それに伴い、タービンロータ入口側の排気圧も上昇
し、過給性能が低下するという問題があった。
た従来のターボチャージャのウェイストゲート構造にお
いては、排気バイパス流を主排気流と同一方向に吐出す
るようにして、両流れが干渉し合い、タービンロータ出
口側の排気圧力が上昇するのを防止しようとしてはいる
ものの、排気出口管内を螺旋状に流れる主排気流と排気
バイパス流との干渉は十分に防止できるものではなかっ
た。そのため、タービンロータ出口側の排気圧力が上昇
し、それに伴い、タービンロータ入口側の排気圧も上昇
し、過給性能が低下するという問題があった。
【0004】本発明は、上記した実情に鑑みなされたも
ので、タービンロータ出口側圧力を低下させることによ
り入口側の排気圧を低減せしめ、過給性能を向上させる
ことを、その課題とする。
ので、タービンロータ出口側圧力を低下させることによ
り入口側の排気圧を低減せしめ、過給性能を向上させる
ことを、その課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の技術的手段は、当該ターボチャージャ
のウェイストゲート構造を、タービンロータを収容する
タービンハウジングと、前記タービンハウジングに夫々
設けられる排気入口及び排気出口と、前記排気入口から
ウェイストゲートバルブを介して分岐され、排気を前記
タービンロータをバイパスして前記排気出口で導くバイ
パス通路と、該バイパス通路の出口及び前記排気出口が
接続される排気出口管とを備え、前記バイパス通路の一
部に前記タービンロータの回転方向に順次その断面積が
減少するスクロール室を設け、該スクロール室の内周部
を前記排気出口と前記排気出口管との接合部に開口させ
て前記バイパス通路を流れる排気バイパス流が吐出され
るノズルとすると共に、前記排気出口管の内周面に前記
タービンロータの回転方向と同方向のスパイラル溝を形
成してなる構成としたことである。
に講じた本発明の技術的手段は、当該ターボチャージャ
のウェイストゲート構造を、タービンロータを収容する
タービンハウジングと、前記タービンハウジングに夫々
設けられる排気入口及び排気出口と、前記排気入口から
ウェイストゲートバルブを介して分岐され、排気を前記
タービンロータをバイパスして前記排気出口で導くバイ
パス通路と、該バイパス通路の出口及び前記排気出口が
接続される排気出口管とを備え、前記バイパス通路の一
部に前記タービンロータの回転方向に順次その断面積が
減少するスクロール室を設け、該スクロール室の内周部
を前記排気出口と前記排気出口管との接合部に開口させ
て前記バイパス通路を流れる排気バイパス流が吐出され
るノズルとすると共に、前記排気出口管の内周面に前記
タービンロータの回転方向と同方向のスパイラル溝を形
成してなる構成としたことである。
【0006】上記手段によれば、ウェイストゲートバル
ブを介してスクロール室を流れる排気バイパス流は徐々
に加速されてノズルより排気出口管内にタービンロータ
の回転方向と同方向の渦巻き状に排出され、スパイラル
溝に沿って排気出口管の内壁上を流れる。このとき、排
気バイパス流は、高圧高速で排出されてタービンロータ
側からの排気ガスと流速差が生じ、エゼクタ効果によっ
てタービンロータ側からの排気ガスを吸出す。
ブを介してスクロール室を流れる排気バイパス流は徐々
に加速されてノズルより排気出口管内にタービンロータ
の回転方向と同方向の渦巻き状に排出され、スパイラル
溝に沿って排気出口管の内壁上を流れる。このとき、排
気バイパス流は、高圧高速で排出されてタービンロータ
側からの排気ガスと流速差が生じ、エゼクタ効果によっ
てタービンロータ側からの排気ガスを吸出す。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従ったターボチャ
ージャのウェイストゲート構造の一実施形態を図面に基
づき、説明する。
ージャのウェイストゲート構造の一実施形態を図面に基
づき、説明する。
【0008】図1において、シャフト11はベアリング
23によって回転可能に支承されると共に、オイルシー
ル24が挿通されている。このベアリング23とオイル
シール24は、ベアリングハウジング25に固定されて
いる。ベアリングハウジング25には、ベアリング23
にオイルを供給するオイル穴26が形成されていると共
に、ベアリングハウジング25を冷却する冷却水の通路
27が形成されている。タービンハウジング10には、
シャフト11の一端に固着されたタービンロータ12が
収容されている。また、タービンハウジング10には、
排気入口13と排気出口14とが形成されている。この
排気入口13には、図示しないエンジンの排気マニホル
ドが接続され、排気出口14には排気出口管18がフラ
ンジ部16を介して接続されている。シャフト11の図
示左方にはコンプレッサハウジング21内に収容される
コンプレッサロータ20が固着されている。
23によって回転可能に支承されると共に、オイルシー
ル24が挿通されている。このベアリング23とオイル
シール24は、ベアリングハウジング25に固定されて
いる。ベアリングハウジング25には、ベアリング23
にオイルを供給するオイル穴26が形成されていると共
に、ベアリングハウジング25を冷却する冷却水の通路
27が形成されている。タービンハウジング10には、
シャフト11の一端に固着されたタービンロータ12が
収容されている。また、タービンハウジング10には、
排気入口13と排気出口14とが形成されている。この
排気入口13には、図示しないエンジンの排気マニホル
ドが接続され、排気出口14には排気出口管18がフラ
ンジ部16を介して接続されている。シャフト11の図
示左方にはコンプレッサハウジング21内に収容される
コンプレッサロータ20が固着されている。
【0009】図3において、排気入口13には、排気を
タービンロータ12をバイパスして流すバイパス通路2
2の一端が開口しており、この開口部にはウェイストゲ
ートバルブ15が設けられている。ウェイストゲートバ
ルブ15は、図示しない駆動機構によりバイパス通路2
2の一端を開閉制御するもので、タービンロータ12に
供給される排気の一部をバイパスして排気出口管18へ
流し、ターボチャージャによる過給圧を制御する。図2
に示されるように、タービンハウジング10のフランジ
部16には、スクロール室17が形成されており、この
スクロール室17はバイパス通路22の一部を構成して
いる。スクロール室17は、タービンハウジング10の
フランジ部16に形成されたタービンロータ12の回転
方向にその断面積が漸次縮小する渦巻き状の溝を、排気
出口管の接合フランジにより閉塞されることにより形成
され、その内周部は、排気出口管18の内孔の一端開口
内周面とタービンハウジング10(排気出口14)との
間に環状に開口しており、ノズル19を形成している。
スクロ─ル室17の内周部を区画するタ─ビンハウジン
グ10のタ─ビンロ─タ12からの排気ガスが流れる円
筒部の端部は、フランジ部16の端面よりも突出してい
て、フランジ部16にボルトにより固定される排気出口
管18の内孔18aの一端に形成される下流側へ向かう
に従い縮径するテ─パ部に遊嵌されるようになってお
り、この環状の遊嵌隙間がノズル19を形成する。これ
により、ウェイストゲートバルブ15を介してバイパス
通路22に流れ込んだ排気ガスの一部は、徐々に絞られ
たスクロール室17により効率良く増速され、ノズル1
9の全周から均一に且つ渦巻き状に排気出口管18の内
周面に沿って排出される。このように、本実施形態で
は、タービンハウジング10と排気出口管18とでノズ
ル19を形成されるので、別途部品を必要とすることも
なく、また、排気出口管18の出口を狭めることもな
い。また、排気出口管18の内周面には、タービンロー
タ12の回転方向と同方向のスパイラル溝28が形成さ
れている。
タービンロータ12をバイパスして流すバイパス通路2
2の一端が開口しており、この開口部にはウェイストゲ
ートバルブ15が設けられている。ウェイストゲートバ
ルブ15は、図示しない駆動機構によりバイパス通路2
2の一端を開閉制御するもので、タービンロータ12に
供給される排気の一部をバイパスして排気出口管18へ
流し、ターボチャージャによる過給圧を制御する。図2
に示されるように、タービンハウジング10のフランジ
部16には、スクロール室17が形成されており、この
スクロール室17はバイパス通路22の一部を構成して
いる。スクロール室17は、タービンハウジング10の
フランジ部16に形成されたタービンロータ12の回転
方向にその断面積が漸次縮小する渦巻き状の溝を、排気
出口管の接合フランジにより閉塞されることにより形成
され、その内周部は、排気出口管18の内孔の一端開口
内周面とタービンハウジング10(排気出口14)との
間に環状に開口しており、ノズル19を形成している。
スクロ─ル室17の内周部を区画するタ─ビンハウジン
グ10のタ─ビンロ─タ12からの排気ガスが流れる円
筒部の端部は、フランジ部16の端面よりも突出してい
て、フランジ部16にボルトにより固定される排気出口
管18の内孔18aの一端に形成される下流側へ向かう
に従い縮径するテ─パ部に遊嵌されるようになってお
り、この環状の遊嵌隙間がノズル19を形成する。これ
により、ウェイストゲートバルブ15を介してバイパス
通路22に流れ込んだ排気ガスの一部は、徐々に絞られ
たスクロール室17により効率良く増速され、ノズル1
9の全周から均一に且つ渦巻き状に排気出口管18の内
周面に沿って排出される。このように、本実施形態で
は、タービンハウジング10と排気出口管18とでノズ
ル19を形成されるので、別途部品を必要とすることも
なく、また、排気出口管18の出口を狭めることもな
い。また、排気出口管18の内周面には、タービンロー
タ12の回転方向と同方向のスパイラル溝28が形成さ
れている。
【0010】以上の構成からなる本実施形態の作用を説
明する。
明する。
【0011】図示しないエンジンが始動されると、ター
ボチャージャによる過給が開始される。即ち、排気マニ
ホルドから排気入口13に流れ込んだ排気ガスはタービ
ンロータ12を回転駆動し、シャフト11と共にコンプ
レッサロータ20が回転され、図示しないエンジンを過
給する。タービンロータ12を駆動した排気ガスは、図
1にG1で示すような螺旋流(タービンロータ12の回
転方向と同一)の状態で、排気出口14から排気出口管
18へと流れ出す。タービンロータ12の高速回転域で
の吸気圧力(過給圧)を調整するために設けられたウェ
イストゲートバルブ15は、コンプレッサロータ20側
に設けられた図示しない駆動機構により開閉駆動され
る。このとき、過給圧が所定値を超えると、駆動機構は
ウェイストゲートバルブ15を開状態として、バイパス
通路22と排気入口13とを連通させる。これによっ
て、排気ガスの一部がタービンロータ12をバイパスし
て排気出口13へ排出されて、過給圧は一定値に保たれ
る。
ボチャージャによる過給が開始される。即ち、排気マニ
ホルドから排気入口13に流れ込んだ排気ガスはタービ
ンロータ12を回転駆動し、シャフト11と共にコンプ
レッサロータ20が回転され、図示しないエンジンを過
給する。タービンロータ12を駆動した排気ガスは、図
1にG1で示すような螺旋流(タービンロータ12の回
転方向と同一)の状態で、排気出口14から排気出口管
18へと流れ出す。タービンロータ12の高速回転域で
の吸気圧力(過給圧)を調整するために設けられたウェ
イストゲートバルブ15は、コンプレッサロータ20側
に設けられた図示しない駆動機構により開閉駆動され
る。このとき、過給圧が所定値を超えると、駆動機構は
ウェイストゲートバルブ15を開状態として、バイパス
通路22と排気入口13とを連通させる。これによっ
て、排気ガスの一部がタービンロータ12をバイパスし
て排気出口13へ排出されて、過給圧は一定値に保たれ
る。
【0012】バイパス通路22に流れ込んだ排気ガス
は、スクロール室17を介して排気出口管18へ排出さ
れる。このとき、スクロール室17内の高圧の排気バイ
パス流は、スクロール室17及びノズル19の作用によ
り流速を増し、且つ、スクロール室17の作用により渦
巻き状になって排気出口管18の内面に沿って排出され
る。これにより、この排気バイパス流よりも流速の遅い
タービンロータ12から排出される排気ガスとの間で、
流速差が生じ、この流速差によりタービンロータ12か
ら排出される排気ガスが積極的に吸出される(エゼクタ
効果)。更に、排気出口管18では、渦巻き状の排気バ
イパス流がそのまま継続してスパイラル溝28に沿って
流れるので、排気出口管18の中央を流れる排気ガスの
流れを妨げず、また、排気バイパス流は図1にG2で示
すような螺旋流となり、両螺旋流G1、G2の方向が同
一であるため、上記した排気ガスの吸出しはきわめて効
率が良くなると共に下流側に向かって持続される。
は、スクロール室17を介して排気出口管18へ排出さ
れる。このとき、スクロール室17内の高圧の排気バイ
パス流は、スクロール室17及びノズル19の作用によ
り流速を増し、且つ、スクロール室17の作用により渦
巻き状になって排気出口管18の内面に沿って排出され
る。これにより、この排気バイパス流よりも流速の遅い
タービンロータ12から排出される排気ガスとの間で、
流速差が生じ、この流速差によりタービンロータ12か
ら排出される排気ガスが積極的に吸出される(エゼクタ
効果)。更に、排気出口管18では、渦巻き状の排気バ
イパス流がそのまま継続してスパイラル溝28に沿って
流れるので、排気出口管18の中央を流れる排気ガスの
流れを妨げず、また、排気バイパス流は図1にG2で示
すような螺旋流となり、両螺旋流G1、G2の方向が同
一であるため、上記した排気ガスの吸出しはきわめて効
率が良くなると共に下流側に向かって持続される。
【0013】このように、排気出口管18の排気の流れ
が円滑化されることによって、排気出口14での排気圧
力が低減され、それにより排気入口13での排気圧力も
低減し、過給性能を向上させることができる。
が円滑化されることによって、排気出口14での排気圧
力が低減され、それにより排気入口13での排気圧力も
低減し、過給性能を向上させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、ウェイス
トゲートバルブを介してスクロール室を流れる排気バイ
パス流は徐々に加速されてノズルより渦巻き状に排気出
口管に排出され、そのままスパイラル溝に沿って排気出
口管の内壁上を流れる。このとき、排気バイパス流は高
圧高速で排出されるため、タービンロータ側からの排気
ガスと流速差が生じ、エゼクタ効果によりタービンロー
タ側の排気ガスを吸出す。また、排気出口管では、スク
ロール室によって渦巻き状に排出される排気バイパス流
がスパイラル溝に沿って流れる上、この渦巻き及びスパ
イラル溝によって与えられる排気バイパス流の螺旋流れ
方向が、タービンロータからの排気ガスの螺旋流れ方向
と同一であるため、この排気ガスの吸い出しをきわめて
効率良くさせると共に下流側に向けて持続させることが
できる。よって、タービンロータ下流側の排気圧が低減
され、それによりタービンロータの上流側の排気圧を低
減することができて、ターボチャージャの過給性能を向
上させることができる。
トゲートバルブを介してスクロール室を流れる排気バイ
パス流は徐々に加速されてノズルより渦巻き状に排気出
口管に排出され、そのままスパイラル溝に沿って排気出
口管の内壁上を流れる。このとき、排気バイパス流は高
圧高速で排出されるため、タービンロータ側からの排気
ガスと流速差が生じ、エゼクタ効果によりタービンロー
タ側の排気ガスを吸出す。また、排気出口管では、スク
ロール室によって渦巻き状に排出される排気バイパス流
がスパイラル溝に沿って流れる上、この渦巻き及びスパ
イラル溝によって与えられる排気バイパス流の螺旋流れ
方向が、タービンロータからの排気ガスの螺旋流れ方向
と同一であるため、この排気ガスの吸い出しをきわめて
効率良くさせると共に下流側に向けて持続させることが
できる。よって、タービンロータ下流側の排気圧が低減
され、それによりタービンロータの上流側の排気圧を低
減することができて、ターボチャージャの過給性能を向
上させることができる。
【0015】従来のターボチャージャでは、エンジンの
低速域でのターボチャージャの性能向上のためにタービ
ンロータの径を小さくしていたが、これによるとエンジ
ンの高速域においてエンジンの排気ガス圧力(背圧)が
上昇し、ターボチャージャの性能低下を引き起こす。そ
のため、タービンロータの径の縮小にも限界があり、そ
れゆえターボチャージャの更なる性能向上は見込めなか
った。これが、本発明によれば、上記したように、ター
ビンロータの下流側の排気圧を低減できることから、タ
ービンロータ上流側の排気圧を低減できるので、高速域
でのターボチャージャの性能低下を招くことなく、低速
域での性能向上のために、タービンロータの径を縮小す
ることが可能となり、よって、エンジン回転数全域での
ターボチャージャの性能を向上できる。
低速域でのターボチャージャの性能向上のためにタービ
ンロータの径を小さくしていたが、これによるとエンジ
ンの高速域においてエンジンの排気ガス圧力(背圧)が
上昇し、ターボチャージャの性能低下を引き起こす。そ
のため、タービンロータの径の縮小にも限界があり、そ
れゆえターボチャージャの更なる性能向上は見込めなか
った。これが、本発明によれば、上記したように、ター
ビンロータの下流側の排気圧を低減できることから、タ
ービンロータ上流側の排気圧を低減できるので、高速域
でのターボチャージャの性能低下を招くことなく、低速
域での性能向上のために、タービンロータの径を縮小す
ることが可能となり、よって、エンジン回転数全域での
ターボチャージャの性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターボチャージャのウェイストゲ
ート構造の一実施形態を示す断面図である。
ート構造の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1のX方向矢視図である。
【図3】図2のY―Y断面図である。
【図4】従来のターボチャージャのウェイストゲート構
造の断面図である。
造の断面図である。
10 タービンハウジング 13 排気入口 14 排気出口 17 スクロール室 18 排気出口管 19 ノズル 22 バイパス通路 28 スパイラル溝
Claims (1)
- 【請求項1】 タービンロータを収容するタービンハウ
ジングと、前記タービンハウジングに夫々設けられる排
気入口及び排気出口と、前記排気入口からウェイストゲ
ートバルブを介して分岐され、排気を前記タービンロー
タをバイパスして前記排気出口で導くバイパス通路と、
該バイパス通路の出口及び前記排気出口が接続される排
気出口管とを備え、前記バイパス通路の一部に前記ター
ビンロータの回転方向に順次その断面積が減少するスク
ロール室を設け、該スクロール室の内周部を前記排気出
口と前記排気出口管との接合部に開口させて前記バイパ
ス通路を流れる排気バイパス流が吐出されるノズルとす
ると共に、前記排気出口管の内周面に前記タービンロー
タの回転方向と同方向のスパイラル溝を形成したことを
特徴とするターボチャージャのウェイストゲート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340971A JPH08232671A (ja) | 1994-12-28 | 1995-12-27 | ターボチャージャのウェイストゲート構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-327104 | 1994-12-28 | ||
| JP32710494 | 1994-12-28 | ||
| JP7340971A JPH08232671A (ja) | 1994-12-28 | 1995-12-27 | ターボチャージャのウェイストゲート構造 |
Publications (1)
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| JPH08232671A true JPH08232671A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=26572385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7340971A Pending JPH08232671A (ja) | 1994-12-28 | 1995-12-27 | ターボチャージャのウェイストゲート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232671A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010084595A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Husqvarna Zenoah Co Ltd | ブロワの風管 |
| JP2010084596A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Husqvarna Zenoah Co Ltd | エンジンブロワ |
| WO2014002809A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-03 | 株式会社Ihi | 過給機 |
| JP2015052276A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 三菱重工業株式会社 | タービン、ターボ過給機、内燃機関、及び船舶 |
| JPWO2024053148A1 (ja) * | 2022-09-07 | 2024-03-14 | ||
| WO2024096080A1 (ja) * | 2022-11-01 | 2024-05-10 | 上海交通大学 | 壁面溝切り処理に基づくラジアルタービン羽根の振動抑制の流動制御方法、および流体機械 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7340971A patent/JPH08232671A/ja active Pending
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| US12577889B2 (en) | 2022-11-01 | 2026-03-17 | Shanghai Jiao Tong University | Vibration suppression of turbine blade |
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