JPH082327B2 - 背もたれ付椅子 - Google Patents
背もたれ付椅子Info
- Publication number
- JPH082327B2 JPH082327B2 JP63243400A JP24340088A JPH082327B2 JP H082327 B2 JPH082327 B2 JP H082327B2 JP 63243400 A JP63243400 A JP 63243400A JP 24340088 A JP24340088 A JP 24340088A JP H082327 B2 JPH082327 B2 JP H082327B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner shell
- backrest
- outer shell
- shell
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インナーシェルとアウターシェルとを用い
て座と背もたれとを一体に構成してなる背もたれ付椅子
に関するものである。
て座と背もたれとを一体に構成してなる背もたれ付椅子
に関するものである。
[従来の技術] 近時、この種の背もたれ付椅子として、座対応部分及
び背もたれ対応部分を一体に成形してなる側面視L字形
のインナーシェルと、座対応部分及び背もたれ対応部分
を一体に成形してなる側面視L字形のアウターシェルと
を用いて、座と背もたれとを一体に構成するようにした
背もたれ付椅子が考えられている。
び背もたれ対応部分を一体に成形してなる側面視L字形
のインナーシェルと、座対応部分及び背もたれ対応部分
を一体に成形してなる側面視L字形のアウターシェルと
を用いて、座と背もたれとを一体に構成するようにした
背もたれ付椅子が考えられている。
ところで、従来考えられている椅子では、インナーシ
ェルを、座受枠や背支杆を含む金属製の支持ユニットに
支持させるとともに、インナーシェルの下面及び背面を
覆うアウターシェルを、そのインナーシェルと支持ユニ
ットの両方に止着している。
ェルを、座受枠や背支杆を含む金属製の支持ユニットに
支持させるとともに、インナーシェルの下面及び背面を
覆うアウターシェルを、そのインナーシェルと支持ユニ
ットの両方に止着している。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものでは、シェルを共用
して種々の仕様の椅子を設計するのが難しいという問題
がある。例えば、椅子のグレードを細分化し、高級型の
ものから普及型のものまで取り揃えるような場合には、
支持ユニットの構造や形状を変更する必要が生じること
が少なくない。その結果、支持ユニットに対するインナ
ーシェルやアウターシェルの止着位置を変える必要が生
じることがある。そのため、インナーシェルやアウター
シェルを共用した上で、支持ユニットの形態変更に対応
するには、前記各シェルに、各仕様に対処することがで
きる複数のねじ孔やナット等の止着手段を予め設けてお
き、その止着手段を適宜選択使用して、種々の支持ユニ
ットにインナーシェル及びアウターシェルを装着し得る
ようにしておくことが考えられる。ところで、インナー
シェルは、内部に隠されてしまう部分であるため、その
必要箇所に予備の止着手段を設けておいても、何等の不
具合もないが、アウターシェルは製品の外面を構成する
部品であるため、直接に使用しないボルト孔等を多数設
けておくと、その孔を塞ぐための格別な処理を施す必要
が生じ、好ましくない。
して種々の仕様の椅子を設計するのが難しいという問題
がある。例えば、椅子のグレードを細分化し、高級型の
ものから普及型のものまで取り揃えるような場合には、
支持ユニットの構造や形状を変更する必要が生じること
が少なくない。その結果、支持ユニットに対するインナ
ーシェルやアウターシェルの止着位置を変える必要が生
じることがある。そのため、インナーシェルやアウター
シェルを共用した上で、支持ユニットの形態変更に対応
するには、前記各シェルに、各仕様に対処することがで
きる複数のねじ孔やナット等の止着手段を予め設けてお
き、その止着手段を適宜選択使用して、種々の支持ユニ
ットにインナーシェル及びアウターシェルを装着し得る
ようにしておくことが考えられる。ところで、インナー
シェルは、内部に隠されてしまう部分であるため、その
必要箇所に予備の止着手段を設けておいても、何等の不
具合もないが、アウターシェルは製品の外面を構成する
部品であるため、直接に使用しないボルト孔等を多数設
けておくと、その孔を塞ぐための格別な処理を施す必要
が生じ、好ましくない。
本発明は、このような課題を解決することを目的とし
ている。
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のように目的を達成するために。次の
ような構成を採用したものである。
ような構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る背もたれ付椅子は、支持ユニ
ット(1)に、座対応部分(21)及び背もたれ対応部分
(22)を一体に成形してなるインナーシェル(2)を装
着するとともに、このインナーシェル(2)の下面(2
b)及び背面(2c)を覆うアウターシェル(3)を、支
持ユニット(1)に支持させずに、そのインナーシェル
(2)のみに支持させて設けていることを特徴とする。
ット(1)に、座対応部分(21)及び背もたれ対応部分
(22)を一体に成形してなるインナーシェル(2)を装
着するとともに、このインナーシェル(2)の下面(2
b)及び背面(2c)を覆うアウターシェル(3)を、支
持ユニット(1)に支持させずに、そのインナーシェル
(2)のみに支持させて設けていることを特徴とする。
[作用] このような構成のものであれば、第1図に示すよう
に、インナーシェル(2)に、種々の支持ユニット
(11、12)に対応し得る複数の止着手段、例えば、ナッ
ト(a、b、c、d)を設けておき、アウターシェル
(3)には、形状の変化しない特定のインナーシェル
(2)に取着するための止着手段(e)のみを設けてお
けばよい。そのため、アウターシェル(3)に、直接使
用しない多数のねじ孔等を設けておくことなしに、種々
の使用の支持ユニット(11、12)とシェル(2)、
(3)とを組み合わせることが可能となる。
に、インナーシェル(2)に、種々の支持ユニット
(11、12)に対応し得る複数の止着手段、例えば、ナッ
ト(a、b、c、d)を設けておき、アウターシェル
(3)には、形状の変化しない特定のインナーシェル
(2)に取着するための止着手段(e)のみを設けてお
けばよい。そのため、アウターシェル(3)に、直接使
用しない多数のねじ孔等を設けておくことなしに、種々
の使用の支持ユニット(11、12)とシェル(2)、
(3)とを組み合わせることが可能となる。
すなわち、第1図の場合には、一方の支持ユニット
(11)にインナーシェル(2)を装着する際には、ボル
ト挿通孔(f)、(g)に対応するナット(a)、
(c)を使用すればよく、他方の支持ユニット(12)に
インナーシェル(2)を装着する際には、ボルト挿通孔
(h)、(i)に対応するナット(b)、(d)を用い
ればよいが、いずれの場合にも、アウターシェル(3)
は、定まった止着手段(e)を使用して、インナーシェ
ル(2)に支持させればよい。
(11)にインナーシェル(2)を装着する際には、ボル
ト挿通孔(f)、(g)に対応するナット(a)、
(c)を使用すればよく、他方の支持ユニット(12)に
インナーシェル(2)を装着する際には、ボルト挿通孔
(h)、(i)に対応するナット(b)、(d)を用い
ればよいが、いずれの場合にも、アウターシェル(3)
は、定まった止着手段(e)を使用して、インナーシェ
ル(2)に支持させればよい。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第2図〜第12図を参照して
説明する。
説明する。
この実施例の背もたれ付椅子は、第2図に示すよう
に、支持ユニット1は、インナーシェル2とアウターシ
ェル3を用いて一体に構成した座4及び背もたれ5を支
持させている。
に、支持ユニット1は、インナーシェル2とアウターシ
ェル3を用いて一体に構成した座4及び背もたれ5を支
持させている。
支持ユニット1は、第2図に示すように、脚羽根を放
射状の突設してなるベース11と、このベース11の中心に
立設した脚柱12と、この脚柱12の上端に連設した支持基
部13とを具備している。そして、この支持基部13の両側
に天秤部材101をそれぞれ軸着している。天秤部材101
は、第3図及び第4図に示すように、前後に伸びる細長
板状のもので、その中間部を軸102を介して前記支持基
部13に回動可能に軸着している。そして、左右の天秤部
材101の後端同士は連結金具103により剛着されており、
その連結部分から背支杆104を後上方に向けて延出させ
ている。また、前記支持基部13の上には、座受枠105が
配設してある。そして座受枠105の前端部を、前リンク
メンバ106を介して前記支持基部13の前端部に連結する
とともに、その後端部を後リンクメンバ107を介して前
記両天秤部材101の後端部に接続している。すなわち、
座受枠105の前端部に左右の前リンクメンバ106の上枢着
端を軸108を介して枢着するとともに、これら両前リン
クメンバ106の下枢着端を前記支持基部13に、軸109を介
して枢着している。また、座受枠105の後端部に左右の
後リンクメンバ107の上枢着端を軸111を介して枢着する
とともに、これら両後リンクメンバ107の下枢着端を前
記天秤部材101の後端部に軸112を介して枢着している。
そして、前記両天秤部材101の前端部に前後に伸びる長
孔113をそれぞれ設け、その長孔113を前記前リンクメン
バ106の後枢着点に設けた軸110に摺回動可能に連設して
いる。なお、前記支持基部13の側壁中間部には中間軸11
4を架設し、この中間軸114と前記軸108との間に主スプ
リング115を張設して、前記座受枠105を後方に弾性付勢
している。また、前記軸109には補助スプリング116を巻
装し、この補助スプリング116により前記座受枠105を同
一方向に付勢し得るようにしている。補助スプリング11
6の一端は、スプリング力調節機構117により係止されて
おり、その係止位置を変更することによって、前記補助
スプリング116による付勢力を調節することができるよ
うにしている。そして、前記座受枠105の前端部及び前
記背支杆104の上端に、第3図,第4図及び第6図に示
すように、それぞれ横長ブラケット118、119を固設し、
その横長ブラケット118、119に前記インナーシェル2を
取着している。背支杆104の上端に固設される横長ブラ
ケット119は、左右両端119aが中央部119bよりも前に位
置する方向に湾曲させてある。
射状の突設してなるベース11と、このベース11の中心に
立設した脚柱12と、この脚柱12の上端に連設した支持基
部13とを具備している。そして、この支持基部13の両側
に天秤部材101をそれぞれ軸着している。天秤部材101
は、第3図及び第4図に示すように、前後に伸びる細長
板状のもので、その中間部を軸102を介して前記支持基
部13に回動可能に軸着している。そして、左右の天秤部
材101の後端同士は連結金具103により剛着されており、
その連結部分から背支杆104を後上方に向けて延出させ
ている。また、前記支持基部13の上には、座受枠105が
配設してある。そして座受枠105の前端部を、前リンク
メンバ106を介して前記支持基部13の前端部に連結する
とともに、その後端部を後リンクメンバ107を介して前
記両天秤部材101の後端部に接続している。すなわち、
座受枠105の前端部に左右の前リンクメンバ106の上枢着
端を軸108を介して枢着するとともに、これら両前リン
クメンバ106の下枢着端を前記支持基部13に、軸109を介
して枢着している。また、座受枠105の後端部に左右の
後リンクメンバ107の上枢着端を軸111を介して枢着する
とともに、これら両後リンクメンバ107の下枢着端を前
記天秤部材101の後端部に軸112を介して枢着している。
そして、前記両天秤部材101の前端部に前後に伸びる長
孔113をそれぞれ設け、その長孔113を前記前リンクメン
バ106の後枢着点に設けた軸110に摺回動可能に連設して
いる。なお、前記支持基部13の側壁中間部には中間軸11
4を架設し、この中間軸114と前記軸108との間に主スプ
リング115を張設して、前記座受枠105を後方に弾性付勢
している。また、前記軸109には補助スプリング116を巻
装し、この補助スプリング116により前記座受枠105を同
一方向に付勢し得るようにしている。補助スプリング11
6の一端は、スプリング力調節機構117により係止されて
おり、その係止位置を変更することによって、前記補助
スプリング116による付勢力を調節することができるよ
うにしている。そして、前記座受枠105の前端部及び前
記背支杆104の上端に、第3図,第4図及び第6図に示
すように、それぞれ横長ブラケット118、119を固設し、
その横長ブラケット118、119に前記インナーシェル2を
取着している。背支杆104の上端に固設される横長ブラ
ケット119は、左右両端119aが中央部119bよりも前に位
置する方向に湾曲させてある。
インナーシェル2は、第3図〜第6図に示すように、
座対応部分21と、背もたれ対応部分22とを一体に成形し
てなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等の弾性
変形可能な合成樹脂により作られている。座対応部分21
は、左右両端縁21b及び中央部分が若干持ち上がった形
状をなしており、両側縁近傍部21sの前寄り部分にナッ
ト23を固設してある。そして、前記横長ブラケット118
の両端近傍部を貫通させて前記ナット23に螺着したボル
ト24により、このインナーシェル2を座受枠105に取着
している。なおこの実施例のものは、インナーシェル2
の中央部前寄り部分にもナット251が取着してあり、座
受枠105の前端部を貫通させてそのナット251に螺着した
図示しない補助ボルトによりインナーシェル2の取付強
度を高めている。さらに、このインナーシェル2には、
図示しない他の形状の支持ユニットに止着する際に使用
するナット252、253が埋設してある。背もたれ対応部分
22は、第3図に示すように、左右両側縁22aが前出する
方向に湾曲した形状をなしており、いわゆる背もたれ点
と略同一高さ位置における両側縁近傍部22dにナット26
を固設してある。そして、前記横長ブラケット119の両
端近傍部を貫通させたボルト27を前記ナット26に螺着す
ることにより、このインナーシェル2を背支杆104に接
続している。なお、このインナーシェル2の座対応部分
21と背もたれ対応部分22との境界部分28は、左右両側縁
28aが前出する方向の湾曲度合を略零に設定してあり、
側面視半円弧状をなして後方に膨出するように湾曲させ
てある。そして、この境界部分28に、上下に伸びる2本
の平行なスリット29を設けている。これら両スリット29
の下端29a側は座対応部分21の後部にまで伸びていると
ともに、上端29b側は背もたれ対応部分22の背もたれ点
よりも高い位置にまで延出しており、これら両スリット
29間に位置する部分22bは前方へせり出している。しか
して、これら両スリット29は、前記横長ブラケット119
に交差させて設けてある。
座対応部分21と、背もたれ対応部分22とを一体に成形し
てなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等の弾性
変形可能な合成樹脂により作られている。座対応部分21
は、左右両端縁21b及び中央部分が若干持ち上がった形
状をなしており、両側縁近傍部21sの前寄り部分にナッ
ト23を固設してある。そして、前記横長ブラケット118
の両端近傍部を貫通させて前記ナット23に螺着したボル
ト24により、このインナーシェル2を座受枠105に取着
している。なおこの実施例のものは、インナーシェル2
の中央部前寄り部分にもナット251が取着してあり、座
受枠105の前端部を貫通させてそのナット251に螺着した
図示しない補助ボルトによりインナーシェル2の取付強
度を高めている。さらに、このインナーシェル2には、
図示しない他の形状の支持ユニットに止着する際に使用
するナット252、253が埋設してある。背もたれ対応部分
22は、第3図に示すように、左右両側縁22aが前出する
方向に湾曲した形状をなしており、いわゆる背もたれ点
と略同一高さ位置における両側縁近傍部22dにナット26
を固設してある。そして、前記横長ブラケット119の両
端近傍部を貫通させたボルト27を前記ナット26に螺着す
ることにより、このインナーシェル2を背支杆104に接
続している。なお、このインナーシェル2の座対応部分
21と背もたれ対応部分22との境界部分28は、左右両側縁
28aが前出する方向の湾曲度合を略零に設定してあり、
側面視半円弧状をなして後方に膨出するように湾曲させ
てある。そして、この境界部分28に、上下に伸びる2本
の平行なスリット29を設けている。これら両スリット29
の下端29a側は座対応部分21の後部にまで伸びていると
ともに、上端29b側は背もたれ対応部分22の背もたれ点
よりも高い位置にまで延出しており、これら両スリット
29間に位置する部分22bは前方へせり出している。しか
して、これら両スリット29は、前記横長ブラケット119
に交差させて設けてある。
このインナーシェル2の上面2a側には、クッション材
7を介して外装材8を張設している。クッション材7
は、例えば、ウレタン樹脂等による成形品であり、外装
材8は、布の内面にウレタンシート等を張着してなる。
クッション材7は、インナーシェル2に直接添接させて
ある。外装材8の周縁部は、インナーシェル2の下面2b
及び背面2c側に導いてあり、該外装材8全体の所定の張
力を付与した状態で、多数のタッカを用いて該インナー
シェル2に止着してある。
7を介して外装材8を張設している。クッション材7
は、例えば、ウレタン樹脂等による成形品であり、外装
材8は、布の内面にウレタンシート等を張着してなる。
クッション材7は、インナーシェル2に直接添接させて
ある。外装材8の周縁部は、インナーシェル2の下面2b
及び背面2c側に導いてあり、該外装材8全体の所定の張
力を付与した状態で、多数のタッカを用いて該インナー
シェル2に止着してある。
一方、アウターシェル3は、第3図〜第5図に示すよ
うに、座対応部分31と、背もたれ対応部分32とを一体に
成形してなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等
の弾性変形可能な合成樹脂により作られている。座対応
部分31は、球面的に下方に膨出する形状をなしており、
その中央部には前後に長い矩形の開口部33を備えてい
る。背もたれ対応部分32は、左右両側縁32aが前出する
方向に湾曲した形状をなしており、その上縁32bから背
もたれ点に近づくにしたがって、その湾曲度合が大きく
なるよいうに設定してある。そして、アウターシェル3
の背もたれ点付近の湾曲度合は、同一横断面位置におけ
るインナーシェル2の湾曲度合よりも大きくしてある。
なお、このアウターシェル3の座対応部分31と背もたれ
対応部分32との境界部分34は、左右両側縁34aが前出す
る方向の湾曲度合を略零に設定してあり、側面視半円弧
状をなして後方に膨出するように湾曲させてある。そし
て、このアウターシェル3における背もたれ対応部分32
の基端近傍部分、すなわち、前記境界部分34の上部を、
インナーシェル2における背もたれ対応部分22の基端近
傍部分、すなわち、前記境界部分28の上部に接近させて
いる。
うに、座対応部分31と、背もたれ対応部分32とを一体に
成形してなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等
の弾性変形可能な合成樹脂により作られている。座対応
部分31は、球面的に下方に膨出する形状をなしており、
その中央部には前後に長い矩形の開口部33を備えてい
る。背もたれ対応部分32は、左右両側縁32aが前出する
方向に湾曲した形状をなしており、その上縁32bから背
もたれ点に近づくにしたがって、その湾曲度合が大きく
なるよいうに設定してある。そして、アウターシェル3
の背もたれ点付近の湾曲度合は、同一横断面位置におけ
るインナーシェル2の湾曲度合よりも大きくしてある。
なお、このアウターシェル3の座対応部分31と背もたれ
対応部分32との境界部分34は、左右両側縁34aが前出す
る方向の湾曲度合を略零に設定してあり、側面視半円弧
状をなして後方に膨出するように湾曲させてある。そし
て、このアウターシェル3における背もたれ対応部分32
の基端近傍部分、すなわち、前記境界部分34の上部を、
インナーシェル2における背もたれ対応部分22の基端近
傍部分、すなわち、前記境界部分28の上部に接近させて
いる。
そして、このアウターシェル3は、前記インナーシェ
ル2のみに支持させてある。すなわち、アウターシェル
3のインナーシェル2に対する接合構造は次のようであ
る。まず、アウターシェル3の座対応部分31の前縁部31
f及び側縁近傍部31sは、インナーシェル2の座対応部分
21の前縁部21f及び側縁近傍部21sにねじ止めしてある。
すなわち、第5図に示すように、座対応部分31には、そ
の下面に貫通する複数のボルト挿通孔311が設けてあ
る。そして、下面側からこれらボルト挿通孔311に挿通
させたボルト312をインナーシェル2の下面に設けた図
示しないねじ孔に螺着することによって、該アウターシ
ェル3の座対応部分31を、インナーシェル2の座対応部
分21に止着している。
ル2のみに支持させてある。すなわち、アウターシェル
3のインナーシェル2に対する接合構造は次のようであ
る。まず、アウターシェル3の座対応部分31の前縁部31
f及び側縁近傍部31sは、インナーシェル2の座対応部分
21の前縁部21f及び側縁近傍部21sにねじ止めしてある。
すなわち、第5図に示すように、座対応部分31には、そ
の下面に貫通する複数のボルト挿通孔311が設けてあ
る。そして、下面側からこれらボルト挿通孔311に挿通
させたボルト312をインナーシェル2の下面に設けた図
示しないねじ孔に螺着することによって、該アウターシ
ェル3の座対応部分31を、インナーシェル2の座対応部
分21に止着している。
一方、アウターシェル3の境界部分34はインナーシェ
ル2の境界部分28に接続していない。
ル2の境界部分28に接続していない。
また、アウターシェル3の背もたれ対応部分32の側縁
近傍部32c及び上縁近傍部分32dは、爪による係合構造を
採っている。具体的には、第5図及び第7図〜第12図に
示すように、アウターシェル3の側縁近傍部32cに側面
視L字形に屈曲する上向爪301と、内側にアンダーカッ
ト部を有した第2の内向爪303とを、下から順に所定間
隔で突設するとともに、上縁近傍部32dに下側にアンダ
ーカット部を有した下向爪304を一体に突設している。
また、インナーシェル2の前記各爪301、302、303、304
に対応する部位に、係合孔201、202、203、204を突設し
ている。そして、前記上向爪301を対応する係合孔201の
上縁部に所要量上下方向に移動可能に係合させるととも
に、前記両内向爪302、303を対応する係合孔202、203の
開口縁内寄部分202a、203aに、また、前記下向爪304を
対応する係合孔204の開口縁下寄部分204aにそれぞれ部
材の弾性変形を利用して係合させている。なお、第1の
内向爪302は、上下方向に伸びる直壁状のもので、それ
に対応する係合孔202の開口縁内寄部分202aは、直線状
に形成してあり、係合状態においても、前記内向爪302
が係合孔202に対して上下方向に摺動し得るようにして
ある。そして、前記係合孔202の開口縁外寄部分202bか
ら厚み方向に変形可能な舌片202cを一体に突設し、その
舌片202cの自由端202dを開口縁内寄部分202aに係合する
前記内向爪302の外面302aに当接させるようにしてい
る。第2の内向爪303は、下向爪304と同様な半月形をな
すものであるが、この第2の内向爪303も係合状態にお
いて、若干上下方向に移動し得るように係合孔203の寸
法が設定してある。これらの爪301、302、303、304と対
応する各係合孔201、202、203、204との係合深さ及び係
合方向は、通常の使用状態においては外れることがない
ように設定してあるが、外部から離脱操作を加えること
によって、その係合状態を解除することができるように
なっている。すなわち、まず、下向爪304及び第2の内
向爪303については、第9図に示すように、ねじ回し等
の剛性を有するロッドDをインナーシェル2の上縁22c
又は側縁22aとアウターシェル3の上縁32b又は側縁32a
との間に挿入して、そのアウターシェル3の上縁32b部
分又は側縁32a部分を後方へこじるようにして弾性変形
させると、対応する下向爪304又は内向爪303が顎を上げ
るように偏向して係合孔204、203から外れる。一方、第
1の内向爪302については、第12図に示すように、ねじ
回し等の剛性を有するロッドDを、インナーシェル2の
側縁22aとアウターシェル3の側縁32aとの間から挿入し
て、その先端を舌片202cの先端近傍に当接させる。その
状態で、前記アウターシェル3の側縁22aを支点にし
て、前記ロッドDを後方へ回動操作すると、そのロッド
Dの先端が舌片202cを前方へ押圧することになり、この
舌片202cが厚み方向に変形してその自由端202dが内向爪
302に当接し得ない位置にまで移動する。その瞬間に、
前記内向爪302がアウターシェル3の変形に応じて顎を
上げるように偏向し、係合孔202から外れる。
近傍部32c及び上縁近傍部分32dは、爪による係合構造を
採っている。具体的には、第5図及び第7図〜第12図に
示すように、アウターシェル3の側縁近傍部32cに側面
視L字形に屈曲する上向爪301と、内側にアンダーカッ
ト部を有した第2の内向爪303とを、下から順に所定間
隔で突設するとともに、上縁近傍部32dに下側にアンダ
ーカット部を有した下向爪304を一体に突設している。
また、インナーシェル2の前記各爪301、302、303、304
に対応する部位に、係合孔201、202、203、204を突設し
ている。そして、前記上向爪301を対応する係合孔201の
上縁部に所要量上下方向に移動可能に係合させるととも
に、前記両内向爪302、303を対応する係合孔202、203の
開口縁内寄部分202a、203aに、また、前記下向爪304を
対応する係合孔204の開口縁下寄部分204aにそれぞれ部
材の弾性変形を利用して係合させている。なお、第1の
内向爪302は、上下方向に伸びる直壁状のもので、それ
に対応する係合孔202の開口縁内寄部分202aは、直線状
に形成してあり、係合状態においても、前記内向爪302
が係合孔202に対して上下方向に摺動し得るようにして
ある。そして、前記係合孔202の開口縁外寄部分202bか
ら厚み方向に変形可能な舌片202cを一体に突設し、その
舌片202cの自由端202dを開口縁内寄部分202aに係合する
前記内向爪302の外面302aに当接させるようにしてい
る。第2の内向爪303は、下向爪304と同様な半月形をな
すものであるが、この第2の内向爪303も係合状態にお
いて、若干上下方向に移動し得るように係合孔203の寸
法が設定してある。これらの爪301、302、303、304と対
応する各係合孔201、202、203、204との係合深さ及び係
合方向は、通常の使用状態においては外れることがない
ように設定してあるが、外部から離脱操作を加えること
によって、その係合状態を解除することができるように
なっている。すなわち、まず、下向爪304及び第2の内
向爪303については、第9図に示すように、ねじ回し等
の剛性を有するロッドDをインナーシェル2の上縁22c
又は側縁22aとアウターシェル3の上縁32b又は側縁32a
との間に挿入して、そのアウターシェル3の上縁32b部
分又は側縁32a部分を後方へこじるようにして弾性変形
させると、対応する下向爪304又は内向爪303が顎を上げ
るように偏向して係合孔204、203から外れる。一方、第
1の内向爪302については、第12図に示すように、ねじ
回し等の剛性を有するロッドDを、インナーシェル2の
側縁22aとアウターシェル3の側縁32aとの間から挿入し
て、その先端を舌片202cの先端近傍に当接させる。その
状態で、前記アウターシェル3の側縁22aを支点にし
て、前記ロッドDを後方へ回動操作すると、そのロッド
Dの先端が舌片202cを前方へ押圧することになり、この
舌片202cが厚み方向に変形してその自由端202dが内向爪
302に当接し得ない位置にまで移動する。その瞬間に、
前記内向爪302がアウターシェル3の変形に応じて顎を
上げるように偏向し、係合孔202から外れる。
以上のようにしてインナーシェル2にアウターシェル
3を取着しているが、このアウターシェル3の開口部33
を閉塞する位置には、第2図、第3図及び第5図に示す
ように、固定シェル6を配設している。しかして、この
固定シェル6は、ボルトを用いて、支持ユニット1に支
持基部13の下面に着脱可能に取着してある。
3を取着しているが、このアウターシェル3の開口部33
を閉塞する位置には、第2図、第3図及び第5図に示す
ように、固定シェル6を配設している。しかして、この
固定シェル6は、ボルトを用いて、支持ユニット1に支
持基部13の下面に着脱可能に取着してある。
次いで、この椅子の作動を説明する。
第2図及び第3図の実線に示す基準姿勢においては、
背もたれ5を起立し、且つ、座4が最後退位置に保持さ
れている。この基準姿勢は、執務等を行うのに適してい
る。この基準姿勢から使用者が、その背中で前記背もた
れ5を後方に押圧操作すると、この背もたれ5ととも
に、天秤部材101が支点をなす軸102を中心にして後方に
回動する。その結果、その天秤部材101の前端部が上動
し、前リンクメンバ106が前方へ回動させられる。それ
により座受枠105が前動し、天秤部材101の後端に支持さ
れた後リンクメンバ107も前方へ回動する。この際、後
リンクメンバ107の回動によりその上枢着点の軸111が上
昇する度合いよりも、後リンクメンバ107全体が天秤部
材101の回動に伴って降下する度合いが大きく設定して
あるので、座4は見掛上、後端部を徐々に沈下させつつ
前動して、第3図に想像線で示す休息姿勢に至ることに
なる。
背もたれ5を起立し、且つ、座4が最後退位置に保持さ
れている。この基準姿勢は、執務等を行うのに適してい
る。この基準姿勢から使用者が、その背中で前記背もた
れ5を後方に押圧操作すると、この背もたれ5ととも
に、天秤部材101が支点をなす軸102を中心にして後方に
回動する。その結果、その天秤部材101の前端部が上動
し、前リンクメンバ106が前方へ回動させられる。それ
により座受枠105が前動し、天秤部材101の後端に支持さ
れた後リンクメンバ107も前方へ回動する。この際、後
リンクメンバ107の回動によりその上枢着点の軸111が上
昇する度合いよりも、後リンクメンバ107全体が天秤部
材101の回動に伴って降下する度合いが大きく設定して
あるので、座4は見掛上、後端部を徐々に沈下させつつ
前動して、第3図に想像線で示す休息姿勢に至ることに
なる。
この背もたれ付椅子は、以上のように作動させて使用
することができるが、この椅子では、アウターシェル3
を、インナーシェル2のみに支持させ、支持ユニット1
には一切止着していない。しかして、このような構成の
ものであれば、インナーシェル2は、ナット23、251、2
52、253を使用することができるあらゆる支持ユニット
1…に止着することができる。そして、アウターシェル
3には、形状の変化しない特定のインナーシェル2に取
着するための止着手段のみを設けておけばよい。すなわ
ち、この実施例では、ボルト挿通孔311及び上向爪301、
内向爪302、303、下向爪304を一定の位置に有した、一
種類のアウターシェル3を用意しておけば、支持ユニッ
ト1の仕様が変更されても、その取り付けには何等の支
障も生じない。そのため、アウターシェル2に、直接使
用しない多数のねじ孔等を設けておくことなしに、種々
の仕様の支持ユニット1…とシェル2、3とを組み合わ
せることが可能となる。
することができるが、この椅子では、アウターシェル3
を、インナーシェル2のみに支持させ、支持ユニット1
には一切止着していない。しかして、このような構成の
ものであれば、インナーシェル2は、ナット23、251、2
52、253を使用することができるあらゆる支持ユニット
1…に止着することができる。そして、アウターシェル
3には、形状の変化しない特定のインナーシェル2に取
着するための止着手段のみを設けておけばよい。すなわ
ち、この実施例では、ボルト挿通孔311及び上向爪301、
内向爪302、303、下向爪304を一定の位置に有した、一
種類のアウターシェル3を用意しておけば、支持ユニッ
ト1の仕様が変更されても、その取り付けには何等の支
障も生じない。そのため、アウターシェル2に、直接使
用しない多数のねじ孔等を設けておくことなしに、種々
の仕様の支持ユニット1…とシェル2、3とを組み合わ
せることが可能となる。
なお、アウターシェルのインナーシェルに対する取付
構造は、図示実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
構造は、図示実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
また、支持ユニットの構成も脚羽根の中心に脚柱を立
設したものに限られず、例えば、横架材に複数の座受部
を突設し、それら各座受部にそれぞれインナーシェルを
装着し得るようにしたタンデム形のものであってもよ
い。
設したものに限られず、例えば、横架材に複数の座受部
を突設し、それら各座受部にそれぞれインナーシェルを
装着し得るようにしたタンデム形のものであってもよ
い。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、アウターシ
ェルに、直接使用しない予備のねじ孔等を一切設けてお
くことなしに、種々の仕様の支持ユニットにインナーシ
ェルとアウターシェルを組み合わせることができる。そ
のため、外観を損ねることなしに、シェルを共用して、
種々の仕様のものを簡単に設計することができるという
優れた効果を得ることができる。
ェルに、直接使用しない予備のねじ孔等を一切設けてお
くことなしに、種々の仕様の支持ユニットにインナーシ
ェルとアウターシェルを組み合わせることができる。そ
のため、外観を損ねることなしに、シェルを共用して、
種々の仕様のものを簡単に設計することができるという
優れた効果を得ることができる。
第1図は、本発明を明示するための構成説明図である。
第2図〜第12図は本発明の一実施例を示し、第2図は一
部切欠した側面図、第3図は内部を示す側断面図、第4
図は一部を省略した平断面図、第5図及び第6図は分解
斜視図、第7図はインナーシェルの上縁近傍部を示す部
分正面図、第8図は第7図におけるA−A線断面図、第
9図は第8図に対応する作用説明図、第10図はインナー
シェルの側縁近傍部を示す部分正面図、第11図は第10図
におけるB−B線断面図、第12図は第11図に対応する作
用説明図である。 1、11、12、13……支持ユニット 2……インナーシェル、2b……下面 2c……背面、3……アウターシェル 4……座、5……背もたれ 21……座対応部分 22……背もたれ対応部分
第2図〜第12図は本発明の一実施例を示し、第2図は一
部切欠した側面図、第3図は内部を示す側断面図、第4
図は一部を省略した平断面図、第5図及び第6図は分解
斜視図、第7図はインナーシェルの上縁近傍部を示す部
分正面図、第8図は第7図におけるA−A線断面図、第
9図は第8図に対応する作用説明図、第10図はインナー
シェルの側縁近傍部を示す部分正面図、第11図は第10図
におけるB−B線断面図、第12図は第11図に対応する作
用説明図である。 1、11、12、13……支持ユニット 2……インナーシェル、2b……下面 2c……背面、3……アウターシェル 4……座、5……背もたれ 21……座対応部分 22……背もたれ対応部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 正光 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (72)発明者 伊藤 恒太郎 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (72)発明者 片桐 美義 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−158445(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】支持ユニットに、座対応部分及び背もたれ
対応部分を一体に成形してなるインナーシェルを装着す
るとともに、このインナーシェルの下面及び背面を覆う
アウターシェルを、支持ユニットに支持させずに、その
インナーシェルのみに支持させて設けていることを特徴
とする背もたれ付椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63243400A JPH082327B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 背もたれ付椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63243400A JPH082327B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 背もたれ付椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292305A JPH0292305A (ja) | 1990-04-03 |
| JPH082327B2 true JPH082327B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=17103301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63243400A Expired - Lifetime JPH082327B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 背もたれ付椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082327B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60158445U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-22 | 三井 緑 | 椅子 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP63243400A patent/JPH082327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0292305A (ja) | 1990-04-03 |
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