JPH08232921A - 板部材同士の連結装置 - Google Patents

板部材同士の連結装置

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JPH08232921A
JPH08232921A JP3804895A JP3804895A JPH08232921A JP H08232921 A JPH08232921 A JP H08232921A JP 3804895 A JP3804895 A JP 3804895A JP 3804895 A JP3804895 A JP 3804895A JP H08232921 A JPH08232921 A JP H08232921A
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Yasushi Kikuchi
保志 菊地
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1対の板部材を、所要の間隔を保って、簡単
かつ確実に連結できるとともに、連結後にも係合突起等
が両板部材の外側面に突出しないようにする。 【構成】 外シェル(板部材)2の前面に、頭部5を有す
る係合突起3を突設し、中シェル1背面には、頭部5よ
りも狭い間隔を隔てて対向する鉤部12付きの1対の係
合片8、8を突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板部材同士の連結装
置、例えば間仕切パネル、椅子の背もたれ等を構成する
板部材同士の連結装置、ことに椅子の背もたれ等のクッ
ション体を前面に装着した中シェルに、中シェルの背面
を覆う外シェルを取り付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子の背もたれには、クッション
体を前面に装着した中シェルと、この中シェルの背面を
後方から覆うように取り付けられる外シェルとからな
り、中シェルと外シェルを、ともに合成樹脂等の硬質弾
性材により成型したものがある。
【0003】例えば、特公昭55−22088号公報に
は、外シェルの前面の複数箇所に、軸部の先端に拡大し
た鉤部を有する係合突起が突設され、中シェルの係合突
起に対応する位置に穿設された嵌合孔に、この係合突起
を強制的に嵌合して、中シェルの背面に外シェルを係止
するようにした発明が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
中シェルの背面に外シェルを係止した時に、中シェルの
表面側に係合突起の鉤部が突出するために、人が背もた
れに寄り掛かった場合に、係合突起の先端が押されて外
シェルが外れたり、係合突起自体が負荷によって破損し
て外シェルが外れたり、長期間使用すると、クッション
体が係合突起と擦れてクッション体が劣化したり、クッ
ション体が薄い場合には、係合突起が背中に当って不快
感を与えたりすることがあり、さらに、係合突起の突出
が張りの外見に影響を与えるといった問題がある。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するため、1
対の板部材を、所要の間隔を保って、簡単かつ確実に連
結できるとともに、連結後にも係合突起等が両板部材の
外側面に突出しないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 硬質弾性材よりなる1対の板部材を、所要の間隔
を保って互いに連結する板部材同士の連結装置であっ
て、一方の板部材に、他方の板部材に向かって突出し、
かつ先端が他方の対向面に当接するとともに、先端部に
両側方に向かって張り出す頭部を有する係合突起を突設
し、他方の板部材に、一方の板部材に向かって突出し、
先端に設けた鉤部が、前記係合突起の頭部の張り出し部
分の後縁に係合しうるようにした1対の弾性撓曲可能な
係合片を設け、前記係合突起の頭部の両側部と係合片の
鉤部の先端との少なくともいずれか一方に、両鉤部間へ
の頭部の進入を案内する傾斜面を設けるようにする。
【0007】(2) 上記(1)項において、各係合片を、
板部材に互いに対向する1対のほぼコ字状の切り込みを
設けることにより、板部材より削出した削出部と、この
削出部の先端より他の板部材に向かって延出する突出部
と、この突出部の先端に連設され、互いに対向する方向
を向く鉤部とを有するようにする。
【0008】(3) 上記(1)または(2)項において、一
方の板部材における係合突部より上下方向に離れた部分
に、他方の板部材に向かって突出する抜け止め部を設
け、かつ他方の板部材の対応する部分に、前記抜け止め
部の上下いずれかの面と当接しうる凸条を設ける。
【0009】(4) 上記(3)項において、抜け止め部
を、左右方向を向く水平片と、水平部の両端より垂下
し、かつ凸条の両端に当節して、凸条を挟持する垂下片
とを有する。
【0010】
【作用】一方の板部材の係合突起を、他方の板部材の1
対の係合片に一致させ、後方より一方の板部材を押圧す
る。すると、係合突起の頭部は、係合片の両鉤部と当接
して、これらを外側に押し広げて乗り越える。その結
果、係合突起の頭部は、1対の係合片の鉤部の内側に落
ちつき、一方の板部材は、他方の板部材にがたつきなし
に取り付けられる。
【0011】
【実施例】図1には、本発明の連結装置を、所要の間隔
を保って互いに対向する1対の板部材間に形成した実施
例を示す。このような連結装置を両板部材の複数箇所に
配設して、両板部材を連結するのであるが、図1では、
そのひとつのみを示している。以下の説明においては、
本発明を椅子の背もたれを構成する中シェルと外シェル
とを1対の板部材として実施するものとして述べるが、
本発明は、これに限定されるものではなく、例えば間仕
切パネルにおける1対のパネルを、所要の間隔を保って
連結する連結装置としてもそのまま適用できることはも
ちろんである。
【0012】中シェル(1)は、合成樹脂のような硬質弾
性材の成型製品であって、図示はしていないが、その前
面には、クッション体が張られている。外シェル(2)
も、同様な硬質弾性材の成型製品であって、所要の間隔
を保って中シェル(1)の背面を覆うように取り付けられ
るものである。
【0013】図1の右方に示すように、外シェル(2)の
前面の複数箇所に、前方に向かって突出する係合突起
(3)が一体的に形成されている。この係合突起(3)は、
外シェル(2)に突設された2条の足片(4)を有し、これ
らの足片(4)(4)の先端には、両側方に張り出す板状の
頭部(5)が形成されている。頭部(5)の前面両側部は斜
截され、傾斜面(5a)(5a)が形成されている。
【0014】図1において、頭部(5)の下方には、控え
壁(6)が続いており、これにより頭部(5)を補強すると
ともに、さらに下方の抜け止め部(7)に連続させてい
る。抜け止め部(7)は、水平片(7a)とこの水平片(7a)の
両端から下方に直角に延びる垂下片(7b)とからなる。
【0015】他方、中シェル(1)の背面には、上述の係
合突起(3)に対応する位置に、1対の互いに対向する係
合片(8)(8)が一体的に形成されている。この1対の係
合片(8)(8)は、中シェル(1)に互いに対向する1対の
コ字状又はE字状(本実施例ではほぼE字状)の切り込み
(9)を形成することにより、中シェル(1)より削出した
削出部(10)と、各削出部(10)の先端より後方に延出する
突出部(11)と、この突出部(11)の先端に連設され、互い
に対向する方向を向く鉤部(12)とを有している。
【0016】両係合片(8)(8)の互いに対向する鉤部(1
2)(12)の内端間の間隔は、前述の係合突起(3)の両足片
(4)の外面同士の間隔とほぼ一致させ、また両突出部(1
1)(11)の内面間の間隔は、係合突起(3)の頭部(5)の横
幅とほぼ一致させている。
【0017】また、中シェル(1)の後面と各鉤部(12)の
前面との間隔は、係合突起(3)の等部(5)の前後方向の
厚さとほぼ一致させておくのがよい。
【0018】各鉤部(12)の内端部後面にも、頭部(5)の
傾斜面(5a)と同様の傾斜面(12a)が形成されている。な
お、傾斜面(5a)(12a)のうち、いずれか一方を省略して
も良い。(9a)は、切り込み(9)より連続し、各突出部(1
1)の前端より後端近傍まで延出する切り込みで、これら
の切り込み(9)(9a)は、中シェル(1)成形時の型抜き孔
ともなっている。
【0019】このような係合片(8)(8)の下方には、前
述の外シェル(2)の抜け止め部(7)の水平片(7a)の下面
に当接する位置に、水平な凸条(13)が設けられている。
この凸条(13)の長さは、水平片(7a)の両端に連設された
垂下片(7b)の内面に当接する長さとする。
【0020】中シェル(1)に外シェル(2)を連結するに
当たっては、まず外シェル(2)の係合突起(3)を、中シ
ェル(1)の1対の係合片(8)(8)に一致させ、係合突起
(3)の頭部(5)が中シェル(1)の後面に当接するまで、
外シェル(2)を前方に押圧する。
【0021】すると、両傾斜面(5a)(12a)が摺接し合っ
て、係合突起(3)の頭部(5)が両鉤部(12)(12)を押し広
げ、さらに乗り越える。この時、両係合片(8)(8)は、
削出部(10)と突出部(11)とがともに弾性変形するため、
係合突起(3)の頭部(5)及び両鉤部(12)(12)に無理な負
荷がかかることがない。
【0022】その結果、係合突起(3)は、その頭部(5)
と両足片(4)とが、1対の係合片(8)(8)の両突出部(1
1)(11)の内面と両鉤部(12)(12)の内端とによりそれぞれ
挟持され、また、頭部(5)が中シェル(1)の後面と鉤部
(12)とにより前後から挾まれることにより、外シェル
(2)は、左右及び前後にがたつくことなく中シェル(1)
に取り付けられる。この際、凸条(13)は、抜け止め部
(7)に係止されるので、これによっても外シェル(2)の
左右及び下方へのがたつきは阻止される。このような連
結装置を、両シェル(1)(2)間に上下対称に複数個配設
することにより、外シェル(2)の上下方向のがたつきも
確実に阻止される。
【0023】
【発明の効果】各請求項に記載の本発明によれば、一方
の板部材の背面に、他方の板部材を係止した時、係合突
起の先端の頭部が、他方の板部材の背面側に収まり、前
面側に突出しないので、人が寄り掛かるなどして外力が
作用しても係合突起先端が押されたり、係合突起自体が
負荷により破損して他方の板部材が外れたりすることが
ない。また、椅子の背もたれのように一方の板部材の前
面にクッション体がある場合、このクッション体と係合
突起とが接触しないため、長期間使用してもクッション
体が劣化することがなく、クッション体が薄い場合でも
係合突起が背中に当たり不快感を与えたり、係合突起先
端の突出がクッション体の張りの外観に影響を与えるこ
とがない。
【0024】請求項2記載の発明のような構成とすれ
ば、係合突起を1対の係合片に一致させて後方より押圧
して、係合突起の頭部が両鉤部を押し広げて乗り越える
際、係合片の突出部だけでなく、板部材より削出した削
出部も弾性変形するため、変形時に各部に無理な応力が
かかることがなく、突出部の折損等を防止することがで
きる。
【0025】請求項3記載の発明のような構成とすれ
ば、両板部材の前後方向及び左右方向だけでなく、上下
方向のがたつきも防止することができる。
【0026】請求項4記載のような構成とすれば、さら
に、左右方向のがたつきや、両板部材の相互間のねじれ
等をより効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
(1)中シェル(板部材) (2)外シェル(板部材) (3)係合突起 (4)足片 (5)頭部 (5a)傾斜面 (6)控え壁 (7)抜け止め部 (7a)水平片 (7b)垂下片 (8)係合片 (9)(9a)切り込み (10)削出部 (11)突出部 (12)鉤部 (13)凸条

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質弾性材よりなる1対の板部材を、所
    要の間隔を保って互いに連結する板部材同士の連結装置
    であって、 一方の板部材に、他方の板部材に向かって突出し、かつ
    先端が他方の対向面に当接するとともに、先端部に両側
    方に向かって張り出す頭部を有する係合突起を突設し、
    他方の板部材に、一方の板部材に向かって突出し、先端
    に設けた鉤部が、前記係合突起の頭部の張り出し部分の
    後縁に係合しうるようにした1対の弾性撓曲可能な係合
    片を設け、前記係合突起の頭部の両側部と係合片の鉤部
    の先端との少なくともいずれか一方に、両鉤部間への頭
    部の進入を案内する傾斜面を設けたことを特徴とする板
    部材同士の連結装置。
  2. 【請求項2】 各係合片を、板部材に互いに対向する1
    対のほぼコ字状の切り込みを設けることにより、板部材
    より削出した削出部と、この削出部の先端より他の板部
    材に向かって延出する突出部と、この突出部の先端に連
    設され、互いに対向する方向を向く鉤部とを有するもの
    とした請求項1記載の板部材同士の連結装置。
  3. 【請求項3】 一方の板部材における係合突部より上下
    方向に離れた部分に、他方の板部材に向かって突出する
    抜け止め部を設け、かつ他方の板部材の対応する部分
    に、前記抜け止め部の上下いずれかの面と当接しうる凸
    条を設けた請求項1または2記載の板部材同士の連結装
    置。
  4. 【請求項4】 抜け止め部を、左右方向を向く水平片
    と、水平部の両端より垂下し、かつ凸条の両端に当節し
    て、凸条を挟持する垂下片とを有する請求項3記載の板
    部材同士の連結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011004823A1 (ja) * 2009-07-07 2011-01-13 株式会社ニフコ 外装部材の取付構造及びクリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011004823A1 (ja) * 2009-07-07 2011-01-13 株式会社ニフコ 外装部材の取付構造及びクリップ

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