JPH0823343A - ポイント・マルチポイント伝送方式における試験リンクチャネル構成方法 - Google Patents

ポイント・マルチポイント伝送方式における試験リンクチャネル構成方法

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JPH0823343A
JPH0823343A JP6153952A JP15395294A JPH0823343A JP H0823343 A JPH0823343 A JP H0823343A JP 6153952 A JP6153952 A JP 6153952A JP 15395294 A JP15395294 A JP 15395294A JP H0823343 A JPH0823343 A JP H0823343A
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burst
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JP6153952A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yamano
誠一 山野
Kiyomi Kumosaki
清美 雲崎
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験リンクチャネルに双方向共通線信号方式
を構成可能にする。 【構成】 局側伝送装置11、加入者側伝送装置1
1,122間でポイント・マルチポイント伝送方式で信
号伝送する通信システムにおいて、局側伝送装置11
に、加入者側試験装置121,122からの上りバースト
信号からなる上り個別試験リンクチャネル内のビット列
をバースト毎にビット単位で論理和を取り、その出力を
上り共通試験リンクチャネルとして局側試験装置500
に入力するビット単位論理和回路900を設ける。加入
者側試験装置121,122への下りバースト信号中に、
上り個別試験リンクチャネルと同一情報容量で、加入者
側伝送装置121,122に放送分配形式で送信すること
で共用するエコーバックチャネルを設定し、このエコー
バックチャネルにビット単位論理和回路900からの上
り共通試験リンクチャネルと同一のビット列をバースト
単位で返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の局側伝送装置と
複数台の加入者側伝送装置との間でポイント・マルチポ
イント伝送方式を用いて信号伝送を行う通信システムに
おいて、1台の局側伝送装置と複数台の加入者側伝送装
置との間に試験リンクチャネルを構成するポイント・マ
ルチポイント伝送方式における試験リンクチャネル構成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のポイント・マルチポイント
伝送方式の通信システムの構成例を示す図である。この
通信システムは、1台の局側伝送装置1とN台(Nは自
然数)の加入者側伝送装置2i(i=1〜N)との間に
おいて、1:N分岐の光カプラ3により分岐接続された
光ファイバ等の光伝送媒体を介してポイント・マルチポ
イント伝送を行うものであるが、図5においては、説明
を簡単にするために、N=2としている。すなわち、加
入者側伝送装置2iの台数を2台とし、光カプラ3は、
1:2の分岐を行う。
【0003】この通信システムでは、双方向伝送方式と
して、加入者側伝送装置21,22から局側伝送装置1へ
の伝送方向(以下、上り方向という)と局側伝送装置1
から加入者側伝送装置21,22への伝送方向(以下、下
り方向という)とを、ある一定のバースト周期と呼ばれ
る周期時間内(図6参照)の前半と後半とで時分割で切
り替える時分割方向制御形(バースト形)伝送方式を採
用している。そして、下り方向のバースト信号(以下、
下りバースト信号という)は、放送形信号分配形式で送
信し、上り方向のバースト信号(以下、上りバースト信
号という)は、時分割多重アクセス(TDMA:Time Divis
ion Multiple Access)方式によって時間軸上で衝突し
ないように整列させて送信している。
【0004】まず、下り方向の信号伝送について説明す
る。局側伝送装置1において、下り多重ユーザ通信チャ
ネル130と下り共通試験リンクチャネル700とは、
多重分離回路120によって下りバースト信号2000
(図6参照)に多重化される。ここで、下り多重ユーザ
通信チャネル130は、加入者側伝送装置21へ伝送さ
れるべき下りユーザ通信チャネル330と、加入者側伝
送装置22へ伝送されるべき下りユーザ通信チャネル4
30とから構成されている。次に、下りバースト信号2
000は、光送受信回路110によって光信号に変換さ
れた後、光ファイバ等の光伝送媒体基線部分210を介
して1:2分岐の光カプラ3に入力される。
【0005】そして、光カプラ3に入力された光信号
は、光カプラ3によって2つの光信号に分岐された後、
それぞれ光伝送媒体支線部分211,212を介して加
入者側伝送装置21,22に入力される。加入者側伝送装
置21,22において、各光信号は、それぞれ光送受信回
路310,410によって下りバースト信号2000に
変換された後、それぞれ多重分離回路320,420に
入力される。
【0006】次に、多重分離回路320,420におい
て、下りバースト信号2000を構成するシステムオー
バーヘッド(OH)チャネル2001(図6参照)内に
含まれるアドレス情報に基づいて、当該装置に対応する
下りユーザ通信チャネル330あるいは430および下
り共通試験リンクチャネル700が分離選択される。こ
のうち、下りユーザ通信チャネル330,430につい
ては、加入者側伝送装置300では下りユーザ通信チャ
ネル330が、加入者側伝送装置400では下りユーザ
通信チャネル430がそれぞれ分離選択される。
【0007】いっぽう、下り共通試験リンクチャネル7
00は、共通線信号方式で構成されており、加入者側伝
送装置21,22の多重分離回路320,420において
それぞれ分離選択された後、対応する加入者側試験装置
510,520にそれぞれ入力される。下り共通試験リ
ンクチャネル700の中には、通信対象の加入者側試験
装置のアドレスが含まれており、該当する加入者側試験
装置のみがこれを判断して応答することになる。なお、
これは、局側伝送装置1の局側試験装置500がある特
定の加入者側試験装置510あるいは520に対して通
信開始を要求する場合であり、逆に、ある加入者側試験
装置510あるいは520が局側伝送装置1の局側試験
装置500に対して通信開始を要求する場合については
後述する。
【0008】次に、上り方向の信号伝送について説明す
る。加入者側伝送装置21において、上りユーザ通信チ
ャネル340と上り個別試験リンクチャネル801と
は、多重化回路320によって上りバースト信号301
0(図6参照)に多重化された後、光送受信回路310
により光信号に変換され、光伝送媒体支線部分211を
介して光カプラ3に入力される。いっぽう、加入者側伝
送装置22において、加入者側伝送装置21と同様に、上
りユーザ通信チャネル440と上り個別試験リンクチャ
ネル802とは、多重化回路420によって上りバース
ト信号3020(図6参照)に多重化された後、光送受
信回路410により光信号に変換され、光伝送媒体支線
部分212を介して光カプラ3に入力される。これによ
り、加入者側伝送装置21,22からの光信号は、光カプ
ラ3によって合波された後、光伝送媒体基線部分210
を介して局側伝送装置1に入力される。
【0009】局側伝送装置1において、入力された光信
号は、光送受信回路110によって上りバースト信号3
010,3020に変換された後、多重分離回路120
に入力される。多重分離回路120において、上りバー
スト信号3010,3020から上り多重ユーザ通信チ
ャネル140と上り個別試験リンクチャネル801,8
02とが分離された後、上り個別試験リンクチャネル監
視選択回路600に入力される。ここで、上り多重ユー
ザ通信チャネル140は、加入者側伝送装置21から伝
送された上りユーザ通信チャネル340と、加入者側伝
送装置22から伝送された上りユーザ通信チャネル44
0とから構成されている。
【0010】上り個別試験リンクチャネル監視選択回路
600において、加入者側伝送装置21,22のそれぞれ
の加入者側試験装置510,520から伝送された上り
個別試験リンクチャネル801,802の中からいずれ
か1つが選択された後、被選択上り個別試験リンクチャ
ネル810として局側試験装置500に入力される。
【0011】ところで、局側試験装置500が試験リン
クチャネルを介して加入者側試験装置510あるいは5
20と通信を開始する場合には、局側試験装置500が
上り個別試験リンクチャネル選択信号610を上り個別
試験リンクチャネル監視選択回路600に入力して対応
する上り個別試験リンクチャネル801あるいは802
を選択するように指示する。
【0012】いっぽう、加入者側伝送装置21の加入者
側伝送装置510、あるいは加入者側伝送装置22の加
入者側伝送装置520が試験リンクチャンネルを介して
局側伝送装置1の局側試験装置500と通信を開始する
場合には、上り個別試験リンクチャネル監視選択回路6
00が、上り個別試験リンクチャネル801あるいは8
02に含まれている通信要求信号を検知し、検知した通
信要求信号に対応した上り個別試験リンクチャネルを選
択した後、被選択上り個別試験リンクチャネル810と
して局側試験装置500に入力するとともに、局側試験
装置500にどの加入者側試験装置からの要求であるか
の情報を含む加入者側試験装置通信要求信号620を入
力する。
【0013】以上説明した動作により、特定の上り個別
試験リンクチャネルが捕捉され、特定の加入者側試験装
置と局側試験装置との間に双方向試験リンクチャネルが
形成される。なお、図5においては、上り個別試験リン
クチャネルを空間分割信号で示したが、時分割信号を用
いた固定タイムスロット割当でも等価なシステムを構成
することができる。また、上述した信号送受信方式の詳
細については、「低速光加入者伝送システムの構成法」
(岡田、渡辺著、NTT R&D,Vol.42,N
o.7,1993)を参照されたい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のポイント・マルチポイント伝送方式における試験リ
ンクチャネル構成方法において、下り試験リンクチャネ
ルについては、上述したように、下りバースト信号を放
送形信号分配形式とし、試験リンクチャネル内に伝送さ
れるアドレス情報により信号伝送すべき加入者側試験装
置を選択指定し、1:1通信を可能とするいわゆる共通
線信号方式を提供することが可能である。しかしなが
ら、上り試験リンクチャネルについては、複数の加入者
側試験装置に対する発信要求監視機能および各加入者側
試験装置の番号管理機能が試験リンクチャネル内で構成
できないため、外部のハード/ソフト機能が別に必要と
なるという欠点がある。
【0015】また、局側試験装置に対する上り試験リン
クチャネルを複数の加入者側試験装置で共通化(共用
化)すると、複数の加入者側試験装置が同時に上り試験
リンクチャネルに情報を送信した場合には、これらの情
報が混ざり合ってしまい、正常な1:1通信が不可能と
なるという欠点がある。特に、任意の加入者側試験装置
がそれぞれ任意のタイミングで送信開始してくる場合が
より一層問題である。本発明は、このような背景の下に
なされたもので、試験リンクチャネルに双方向共通線信
号方式が構成できるポイント・マルチポイント伝送方式
における試験リンクチャネル構成方法を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1台の局側伝送装置と複数台の加入者側伝送装置との間
で、一定周期内で伝送方向を切り替えるとともに、バー
スト信号は、前記局側伝送装置から各加入者側伝送装置
へ放送分配形式で送信し、各加入者側伝送装置から前記
局側伝送装置へ時分割多重アクセス方式で送信するポイ
ント・マルチポイント伝送方式で用いられ、前記局側伝
送装置に設けられた局側試験装置から送信される下り試
験リンクチャネルは、前記複数の加入者側伝送装置毎に
設けられた加入者側試験装置に放送分配形式で送信する
ことにより前記複数の加入者側試験装置で共用し、前記
複数の加入者側試験装置から送信される上り試験リンク
チャネルは、各加入者側試験装置に対して同一情報容量
の個別試験リンクチャネルを割り当てる試験リンク構成
方法であって、前記局側伝送装置に、前記各加入者側試
験装置から送信される上りバースト信号で構成される上
り個別試験リンクチャネル内のビット列に対してバース
ト毎にビット単位で論理和を取るビット単位論理和回路
を設け、該ビット単位論理和回路の出力信号を上り共通
試験リンクチャネルとして前記局側試験装置に入力する
とともに、前記各加入者側試験装置へ送信される下りバ
ースト信号中に、前記上り個別試験リンクチャネルと同
一情報容量であって、前記複数の加入者側伝送装置に放
送分配形式で送信することにより前記複数の加入者側試
験装置で共用するエコーバックチャネルを設定し、該エ
コーバックチャネルに前記ビット単位論理和回路から出
力される前記上り共通試験リンクチャネルと同一のビッ
ト列をバースト単位で返送することを特徴としている。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ビット列は、前記複数の上り個別試験
リンクチャネルを受信したバースト周期の次のバースト
周期で前記エコーバックチャネルに返送することを特徴
としている。請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記各加入者側伝送装置に、受信
された下りバースト信号中の前記エコーバックチャネル
内のビット列を監視比較し、このビット列があらかじめ
定められた無信号であることを検出する監視比較回路を
設け、前記監視比較回路は、上記検出を1バースト周期
に含まれる前記エコーバックチャネルのビット列に対し
てバースト周期毎に行い、1回の監視比較を1回のバー
スト周期に対応させるととともに、連続するバースト周
期に対して連続して繰り返し行い、あらかじめ設定した
所定回数連続したバースト周期で無信号である場合に
は、当該加入者側伝送装置の加入者側試験装置に対し
て、前記試験リンクチャネルへの送信を許可し、前記所
定回数連続する監視比較中に無信号でない信号が1回検
出された場合には、次のバースト周期から前記所定回数
連続する監視比較を最初から繰り返す無信号監視手順を
行うことを特徴としている。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記各加入者側伝送装置に、ランダム係数
を発生するランダム係数発生回路を設け、前記所定回数
は、前記ランダム係数発生回路から発生されるランダム
係数に基づいて任意の時間間隔で更新されることを特徴
としている。請求項5記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記所定回数は、前記局側伝送装置が下り
オーバーヘッドチャネルを用いて指定することを特徴と
している。
【0019】請求項6記載の発明は、前記監視比較回路
は、請求項3記載の試験リンクチャネル構成方法による
無信号監視手順の結果、前記試験リンクチャネルへの送
信が許可され、当該加入者側試験装置が前記上り試験リ
ンクチャネルに送信中において、請求項3記載の試験リ
ンクチャネル構成方法による監視比較と同一の手法によ
り、前記上りバースト信号中に含まれる当該加入者側試
験装置の送信すべき上り試験リンクチャネルへの1バー
スト周期分のビット列と、次のバースト周期でエコーバ
ックされるエコーバックチャネル内の1バースト周期分
のビット列とを比較し、1回不一致となった場合には、
当該加入者側試験装置に対して前記上り試験リンクチャ
ネルへの送信を停止させるとともに、次のバースト周期
から請求項3記載の試験リンクチャネル構成方法による
監視比較である強制無信号監視手順に移行することを特
徴としている。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記強制無信号監視手順に移行する時に、
前記所定回数を更新することを特徴としている。請求項
8記載の発明は、前記監視比較回路は、請求項3記載の
試験リンクチャネル構成方法による無信号監視手順の結
果、前記試験リンクチャネルへの送信が許可され、各加
入者側試験装置が前記上り試験リンクチャネルへ発信開
始する時に、各加入者側試験装置に、それぞれ異なる送
信する発信要求信号のビット列を与え、各加入者側試験
装置は、請求項3記載の試験リンクチャネル構成方法に
よる無信号監視手順に従って、前記発信要求信号によっ
て発信を開始し、前記監視比較回路は、前記上り個別試
験リンクチャネルと前記エコーバックチャネルとのバー
スト単位の監視比較を請求項6記載の試験リンクチャネ
ル構成方法による監視比較手順により実施し、連続して
前記所定回数すべてが不一致である場合には、前記発信
要求信号を停止した後、無信号を送信するとともに、請
求項3記載の試験リンクチャネル構成方法による無信号
監視手順に移行し、連続して前記所定回数すべてが不一
致でない場合には、前記発信要求信号を停止した後、通
常の通信信号の送信を開始することを特徴としている。
【0021】
【作用】本発明によれば、局側伝送装置において、複数
の加入者側試験装置からの送信信号が混ざり合ったこと
を検出した場合には、唯一の加入者側試験装置を残して
他の加入者側試験装置には送信を停止させる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例によるポイント
・マルチポイント伝送方式における試験リンクチャネル
構成方法を適用した通信システムの構成を表すブロック
図であり、この図において、図5の各部に対応した部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。
【0023】この通信システムも、図5に示す通信シス
テムと同様、1台の局側伝送装置11とN台(Nは自然
数)の加入者側伝送装置12i(i=1〜N)との間に
おいて、1:N分岐の光カプラ3により分岐接続された
光ファイバ等の光伝送媒体を介してポイント・マルチポ
イント伝送を行うものであるが、図1においては、説明
を簡単にするために、N=2としている。すなわち、加
入者側伝送装置12iの台数を2台とし、光カプラ3
は、1:2の分岐を行う。
【0024】図1の局側伝送装置11において、ビット
単位論理和回路900は、上り個別試験リンクチャネル
801,802内のビット列の各ビット単位でバースト
毎に論理和をとり、その結果、1つとなったビット列を
上り共通試験リンクチャネル910として局側試験装置
501に入力する。
【0025】ここで、図2にビット単位論理和回路90
0の構成の一例を示す。このビット単位論理和回路90
0は、加入者側試験装置511から送信された上り個別
試験リンクチャネル801内のビット列の1バースト分
11,a12,・・・,a1Hを記憶するレジスタメモリ9
00aと、加入者側試験装置521から送信された上り
個別試験リンクチャネル802内のビット列の1バース
ト分a21,a22,・・・,a2Hを記憶するレジスタメモ
リ900bと、論理和回路900c1〜900cHと、論
理和回路900c1〜900cHの演算結果のビット列の
1バースト分b1,b2,・・・,bHを記憶するレジス
タメモリ900dとから構成されている。Hは情報容量
である。
【0026】ビット単位論理和回路900の動作を一般
的に表現すると、以下のようになる。すなわち、ビット
単位論理和回路900は、N台の加入者側伝送装置12
i(i=1〜N)から伝送された上り個別試験リンクチ
ャネル内のビット列aij(j=1,2,・・・)におけ
る各ビットaijに対して、論理和(a1j+a2j+a3j
・・・+aNj≡bj)を取り、その結果出力されるビッ
ト列bj を上り共通試験リンクチャネル910(図3参
照)として出力する。
【0027】そして、この上り共通試験リンクチャネル
910は、図1に示すように、局側試験装置501に入
力されると同時に、すべての加入者側伝送装置12i
放送形分配形式で返送(エコーバック)される。また、
このエコーバックの信号は、たとえば、図2の上半分に
示すように、あらかじめ決められたタイミングで返送さ
れる。図2においては、局側伝送装置11によって受信
された上り個別試験リンクチャネル801,802のビ
ット論理和をビット単位論理和回路900で取り、それ
を受信したバースト周期の次のバースト周期で返送する
場合で示している。なお、この図に示すように、上り個
別試験リンクチャネル801,802と、上り共通試験
リンクチャネル910およびそのエコーバック信号と
は、同一の情報容量Hでなくてはならない。
【0028】いっぽう、加入者側伝送装置121,122
において、加入者側試験装置511,521が上り個別
試験リンクチャネル801,802に送信を開始する前
に、監視比較回路1000は、上記エコーバックされた
上り共通試験リンクチャネル910が所定の回数G(G
は自然数であって、バースト周期の回数を意味する)連
続してあらかじめ定められた無信号(たとえば、オー
ル”0”)である場合には、制御信号1010を送信許
可状態として加入者側試験装置511,521に供給す
る。これにより、他の加入者側試験装置511あるいは
521が通信中にその試験リンクチャネルに割り込んで
しまうことが回避できる。
【0029】また、監視比較回路1000は、エコーバ
ックされた上り共通試験リンクチャネル910がG回連
続して無信号であるか否かを監視中に、1回無信号以外
の信号を検知した時は、制御信号1010を送信停止状
態のままとするとともに、上り共通試験リンクチャネル
910が無信号である回数をカウントするカウンタをリ
セットし、再び、次にエコーバックされる上り共通試験
リンクチャネル910から回数をカウントし始めること
により、繰り返しの監視が可能となる。以上説明した上
り共通試験リンクチャネル910が連続して無信号であ
るかを監視する手順を無信号監視手順と呼ぶことにす
る。
【0030】なお、上記回数Gの設定方法には、たとえ
ば、外部からランダムに与える方法外部、たとえば、局
側伝送装置11から下りオーバーヘッドチャネルを用い
て指定する方法、加入者側試験装置511,521が自
らランダムに設定する方法、加入者側試験装置511,
521がそれぞれ内部にランダム係数発生回路を有し、
任意の時間間隔で自らランダムに更新していく方法等が
考えられる。
【0031】次に、同時に2つ以上の加入者側試験装置
から発信が開始された場合の解決手法を以下に示す。 (1) 第1の解決手法 説明を簡単にするために、加入者側試験装置511の場
合についてのみ説明する。上述した無信号監視手順によ
る監視の結果、制御信号1010が送信許可状態となっ
た場合には、加入者側試験装置511が上り個別試験リ
ンクチャネル801を送信中であっても、監視比較回路
1000は、上述した無信号監視手順により、加入者側
試験装置511の送信すべき上り個別試験リンクチャネ
ル801のビット列と次のバースト周期でエコーバック
されてくるエコーバックチャネル910内のビット列を
図4に示す手法を用いて比較する。
【0032】図4の下半分は、監視比較回路1000の
構成の一例を示している。この監視比較回路1000
は、加入者側試験装置511が送信すべき上り個別試験
リンクチャネル801内のビット列の1バースト分を記
憶するレジスタメモリ1000aと、加入者側試験装置
511によって受信されたエコーバックチャネル910
内のビット列の1バースト分を記憶するレジスタメモリ
1000bと、排他的論理和回路1000c1〜100
0cNと、N入力1出力の排他的論理和回路1000d
とから構成されている。排他的論理和回路1000d
は、レジスタメモリ1000aの記憶内容とレジスタメ
モリ1000bの記憶内容とが一致した場合には「0」
を、不一致の場合には「1」を出力する。
【0033】そして、監視比較回路1000は、上記比
較結果が1回不一致となった場合には、加入者側試験装
置511に上り個別試験リンクチャネル801の送信を
停止させるために、制御信号1010を送信停止状態の
ままとするとともに、次のバースト周期から再び無信号
監視手順に移行する(強制送信停止および強制無信号監
視への移行手順)。なお、この無信号監視手順に移行す
る際に、上述したカウンタのカウント値をリセットする
ことがさらなる発信衝突を避ける上に有効に作用する可
能性が高い。
【0034】(2) 第2の解決手法 加入者側試験装置511,521が上り個別試験リンク
チャネル801,802へ発信開始する時に、加入者側
試験装置511,521にそれぞれ異なる送信する発信
要求信号ビット列を与える。加入者側試験装置511,
521は、上述した無信号監視手順に従って発信要求信
号により発信を開始するとともに、監視比較回路100
0は、上り個別試験リンクチャネル801,802とエ
コーバックチャネル910とのバースト単位の監視比較
を図4に示す手順で実施し、連続してG回すべてが不一
致である場合には、発信要求信号を停止した後、無信号
を送信するとともに、無信号監視手順に移行する。いっ
ぽう、連続してG回すべてが不一致でない場合には、発
信要求信号を停止した後、通常の通信信号の送信を開始
するように動作させることにより、その時点での無信号
監視手順におけるバースト周期のカウント値が小さい加
入者側試験装置が先に送信を停止する。
【0035】この結果、最も大きいカウント値を有する
加入者側試験装置が上り共通試験リンクチャネルを占有
できることになる。そして、一端、唯一の加入者側試験
装置が生き残ると、他の加入者側試験装置の発信は、上
記エコーバックされた上り共通試験リンクチャネル91
0がG回連続して無信号となるまで待つことになる。な
お、上述したカウント値は上り共通試験リンクチャネル
の使用権優先順位であり、局側伝送装置11から、下り
バースト信号2000中のオーバーヘッドチャネル20
01の中で各加入者側伝送装置121,122に対してカ
ウント値を書き込むことによって意図的に優先順位を設
定することも可能である。また、加入者側試験装置51
1,521からの試験リンクチャネルへの発信要求時に
送信する上述した発信要求信号のビット列としては、オ
ール”0”は無信号に使用しているから使用不可であ
り、また、オール”1”は前記論理和による他との混信
検出の作用が発揮されないから不可である。
【0036】以上、本発明の実施例を図面を参照して詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試験リンクチャネルに双方向共通線信号方式が構成でき
るので、加入者側伝送装置の収容数をまったく意識しな
いですむ。また、複数の局側伝送装置に対して共用化で
きる局側試験装置が構成できるので、伝送方式の構成と
独立した試験通信リンクチャネルが構成できる。これに
より、柔軟な光加入者システムを構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるポイント・マルチポイ
ント伝送方式における試験リンクチャネル構成方法を適
用した通信システムの構成を表すブロック図である。
【図2】ビット単位論理和回路900の構成および動作
の一例を示す図である。
【図3】本実施例の動作を説明するための図である。
【図4】監視比較回路1000の構成および動作の一例
を示す図である。
【図5】従来のポイント・マルチポイント伝送方式の通
信システムの構成例を示すブロック図である。
【図6】図6に示す通信システムの動作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1,11 局側伝送装置 21〜2N,121〜12N 加入者側伝送装置 3 光カプラ 110,310,410 光送受信回路 120,121,320,321,420,421 多
重分離回路 500 局側試験装置 510,511,520,521 加入者側試験装置 900 ビット単位論理和回路 1000 監視比較回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の局側伝送装置と複数台の加入者側
    伝送装置との間で、一定周期内で伝送方向を切り替える
    とともに、バースト信号は、前記局側伝送装置から各加
    入者側伝送装置へ放送分配形式で送信し、各加入者側伝
    送装置から前記局側伝送装置へ時分割多重アクセス方式
    で送信するポイント・マルチポイント伝送方式で用いら
    れ、前記局側伝送装置に設けられた局側試験装置から送
    信される下り試験リンクチャネルは、前記複数の加入者
    側伝送装置毎に設けられた加入者側試験装置に放送分配
    形式で送信することにより前記複数の加入者側試験装置
    で共用し、前記複数の加入者側試験装置から送信される
    上り試験リンクチャネルは、各加入者側試験装置に対し
    て同一情報容量の個別試験リンクチャネルを割り当てる
    試験リンク構成方法であって、 前記局側伝送装置に、前記各加入者側試験装置から送信
    される上りバースト信号で構成される上り個別試験リン
    クチャネル内のビット列に対してバースト毎にビット単
    位で論理和を取るビット単位論理和回路を設け、 該ビット単位論理和回路の出力信号を上り共通試験リン
    クチャネルとして前記局側試験装置に入力するととも
    に、前記各加入者側試験装置へ送信される下りバースト
    信号中に、前記上り個別試験リンクチャネルと同一情報
    容量であって、前記複数の加入者側伝送装置に放送分配
    形式で送信することにより前記複数の加入者側試験装置
    で共用するエコーバックチャネルを設定し、 該エコーバックチャネルに前記ビット単位論理和回路か
    ら出力される前記上り共通試験リンクチャネルと同一の
    ビット列をバースト単位で返送することを特徴とするポ
    イント・マルチポイント伝送方式における試験リンクチ
    ャネル構成方法。
  2. 【請求項2】 前記ビット列は、前記複数の上り個別試
    験リンクチャネルを受信したバースト周期の次のバース
    ト周期で前記エコーバックチャネルに返送することを特
    徴とする請求項1記載のポイント・マルチポイント伝送
    方式における試験リンクチャネル構成方法。
  3. 【請求項3】 前記各加入者側伝送装置に、受信された
    下りバースト信号中の前記エコーバックチャネル内のビ
    ット列を監視比較し、このビット列があらかじめ定めら
    れた無信号であることを検出する監視比較回路を設け、 前記監視比較回路は、上記検出を1バースト周期に含ま
    れる前記エコーバックチャネルのビット列に対してバー
    スト周期毎に行い、1回の監視比較を1回のバースト周
    期に対応させるととともに、連続するバースト周期に対
    して連続して繰り返し行い、あらかじめ設定した所定回
    数連続したバースト周期で無信号である場合には、当該
    加入者側伝送装置の加入者側試験装置に対して、前記試
    験リンクチャネルへの送信を許可し、前記所定回数連続
    する監視比較中に無信号でない信号が1回検出された場
    合には、次のバースト周期から前記所定回数連続する監
    視比較を最初から繰り返す無信号監視手順を行うことを
    特徴とする請求項1または2記載のポイント・マルチポ
    イント伝送方式における試験リンクチャネル構成方法。
  4. 【請求項4】 前記各加入者側伝送装置に、ランダム係
    数を発生するランダム係数発生回路を設け、前記所定回
    数は、前記ランダム係数発生回路から発生されるランダ
    ム係数に基づいて任意の時間間隔で更新されることを特
    徴とする請求項3記載のポイント・マルチポイント伝送
    方式における試験リンクチャネル構成方法。
  5. 【請求項5】 前記所定回数は、前記局側伝送装置が下
    りオーバーヘッドチャネルを用いて指定することを特徴
    とする請求項3記載のポイント・マルチポイント伝送方
    式における試験リンクチャネル構成方法。
  6. 【請求項6】 前記監視比較回路は、請求項3記載の試
    験リンクチャネル構成方法による無信号監視手順の結
    果、前記試験リンクチャネルへの送信が許可され、当該
    加入者側試験装置が前記上り試験リンクチャネルに送信
    中において、請求項3記載の試験リンクチャネル構成方
    法による監視比較と同一の手法により、前記上りバース
    ト信号中に含まれる当該加入者側試験装置の送信すべき
    上り試験リンクチャネルへの1バースト周期分のビット
    列と、次のバースト周期でエコーバックされるエコーバ
    ックチャネル内の1バースト周期分のビット列とを比較
    し、1回不一致となった場合には、当該加入者側試験装
    置に対して前記上り試験リンクチャネルへの送信を停止
    させるとともに、次のバースト周期から請求項3記載の
    試験リンクチャネル構成方法による監視比較である強制
    無信号監視手順に移行することを特徴とするポイント・
    マルチポイント伝送方式における試験リンクチャネル構
    成方法。
  7. 【請求項7】 前記強制無信号監視手順に移行する時
    に、前記所定回数を更新することを特徴とする請求項6
    記載のポイント・マルチポイント伝送方式における試験
    リンクチャネル構成方法。
  8. 【請求項8】 前記監視比較回路は、請求項3記載の試
    験リンクチャネル構成方法による無信号監視手順の結
    果、前記試験リンクチャネルへの送信が許可され、各加
    入者側試験装置が前記上り試験リンクチャネルへ発信開
    始する時に、各加入者側試験装置に、それぞれ異なる送
    信する発信要求信号のビット列を与え、 各加入者側試験装置は、請求項3記載の試験リンクチャ
    ネル構成方法による無信号監視手順に従って、前記発信
    要求信号によって発信を開始し、 前記監視比較回路は、前記上り個別試験リンクチャネル
    と前記エコーバックチャネルとのバースト単位の監視比
    較を請求項6記載の試験リンクチャネル構成方法による
    監視比較手順により実施し、連続して前記所定回数すべ
    てが不一致である場合には、前記発信要求信号を停止し
    た後、無信号を送信するとともに、請求項3記載の試験
    リンクチャネル構成方法による無信号監視手順に移行
    し、連続して前記所定回数すべてが不一致でない場合に
    は、前記発信要求信号を停止した後、通常の通信信号の
    送信を開始することを特徴とするポイント・マルチポイ
    ント伝送方式における試験リンクチャネル構成方法。
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