JPH08233545A - 穴形状測定方法および測定装置 - Google Patents
穴形状測定方法および測定装置Info
- Publication number
- JPH08233545A JPH08233545A JP3651095A JP3651095A JPH08233545A JP H08233545 A JPH08233545 A JP H08233545A JP 3651095 A JP3651095 A JP 3651095A JP 3651095 A JP3651095 A JP 3651095A JP H08233545 A JPH08233545 A JP H08233545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- light
- slit
- image
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 22
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 77
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的小径の穴形状を非接触かつ高精度で測
定することができる穴形状測定方法および測定装置を提
供する。 【構成】 光源4から照射された光は、光軸5に沿って
フィルタ6、スリット7、投光対物レンズ8を通り、ス
リット7の像が小径穴1の壁面上に結像される。線状の
スリット7は、紙面に垂直に開けらている。小径穴1の
壁面により反射されたスリット光は、受光対物レンズ9
により、カメラ10内の図示しない2次元撮像素子上に
弧状の像として結像される。スリット光の像は、モニタ
画面上で観察し、スリット光の結像位置と小径穴1の壁
面上の測定面とが一致するように載物ステージ3の位置
を調節する。
定することができる穴形状測定方法および測定装置を提
供する。 【構成】 光源4から照射された光は、光軸5に沿って
フィルタ6、スリット7、投光対物レンズ8を通り、ス
リット7の像が小径穴1の壁面上に結像される。線状の
スリット7は、紙面に垂直に開けらている。小径穴1の
壁面により反射されたスリット光は、受光対物レンズ9
により、カメラ10内の図示しない2次元撮像素子上に
弧状の像として結像される。スリット光の像は、モニタ
画面上で観察し、スリット光の結像位置と小径穴1の壁
面上の測定面とが一致するように載物ステージ3の位置
を調節する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的小径の穴を測定
対象とする穴形状測定方法および穴形状測定装置に関す
るものである。測定対象は、例えば、光ファイバに樹脂
コートをする際などに用いるダイスや、金属線を製造す
るための伸線用ダイスなどの小径の穴である。
対象とする穴形状測定方法および穴形状測定装置に関す
るものである。測定対象は、例えば、光ファイバに樹脂
コートをする際などに用いるダイスや、金属線を製造す
るための伸線用ダイスなどの小径の穴である。
【0002】
【従来の技術】従来、測定子が挿入できない小径の内径
を、小径穴のエッジだけではなく、小径穴の円筒面上の
任意の位置で測定するための方法として、レチクルを使
用した光学的方法が用いられている。
を、小径穴のエッジだけではなく、小径穴の円筒面上の
任意の位置で測定するための方法として、レチクルを使
用した光学的方法が用いられている。
【0003】図6は、従来の小径の内径測定装置を説明
する説明図である。図中、1は小径穴、2は被測定物、
3は載物ステージ、4は光源、5は光軸、51は光源レ
チクル、8は投光対物レンズ、9は受光対物レンズ、1
0はカメラ、11はリニアエンコーダ、52は接眼レチ
クルである。この内径測定装置は、被測定物2に設けら
れた小径穴1の壁面の任意の位置を測定することにより
小径穴1の内径等を測定する装置である。
する説明図である。図中、1は小径穴、2は被測定物、
3は載物ステージ、4は光源、5は光軸、51は光源レ
チクル、8は投光対物レンズ、9は受光対物レンズ、1
0はカメラ、11はリニアエンコーダ、52は接眼レチ
クルである。この内径測定装置は、被測定物2に設けら
れた小径穴1の壁面の任意の位置を測定することにより
小径穴1の内径等を測定する装置である。
【0004】光源4からの光は、光軸5に沿って光源レ
チクル51を照射する。光源レチクル51は、光源の光
軸5を中心とする十字の黒色の指標が透明ガラス板上に
設けられたものである。図6において、十字の一方の黒
線は、紙面に垂直となる方向に設けられ、他方の黒線は
紙面の上下方向に設けられる。光源レチクル51を透過
した光は、図示しない光源プリズムおよび投光対物レン
ズ8等により、小径穴1の一方の壁面に光源レチクル5
1の指標を結像され反射される。指標が結像される位置
は、投光対物レンズ8の焦点位置に相当し、また、結ば
れる像は、微小なものとなる。小径穴1を有する被測定
物2は、図6において小径穴1の軸方向を左右の方向に
して載物ステージ3に固定されている。受光側では、受
光対物レンズ9により、反射像をカメラ10内の2次元
撮像素子、例えば、CCDセンサ上に実像として結像さ
せる。なお、反射された結像を肉眼で観察する場合に
は、カメラ10を用いる代わりに図示しない接眼レンズ
を用いる。
チクル51を照射する。光源レチクル51は、光源の光
軸5を中心とする十字の黒色の指標が透明ガラス板上に
設けられたものである。図6において、十字の一方の黒
線は、紙面に垂直となる方向に設けられ、他方の黒線は
紙面の上下方向に設けられる。光源レチクル51を透過
した光は、図示しない光源プリズムおよび投光対物レン
ズ8等により、小径穴1の一方の壁面に光源レチクル5
1の指標を結像され反射される。指標が結像される位置
は、投光対物レンズ8の焦点位置に相当し、また、結ば
れる像は、微小なものとなる。小径穴1を有する被測定
物2は、図6において小径穴1の軸方向を左右の方向に
して載物ステージ3に固定されている。受光側では、受
光対物レンズ9により、反射像をカメラ10内の2次元
撮像素子、例えば、CCDセンサ上に実像として結像さ
せる。なお、反射された結像を肉眼で観察する場合に
は、カメラ10を用いる代わりに図示しない接眼レンズ
を用いる。
【0005】光源レチクル51の指標の結像位置を観察
するために、受光対物レンズ9の後方には、接眼レチク
ル52が設けられる。接眼レチクル52は、2本の垂直
線からなる黒色の標線が透明ガラス板上に設けられたも
のである。接眼レチクル52の標線もカメラ10内の撮
像素子上に実像として結像される。あるいは、図示しな
い接眼レンズにより虚像として結像される。図6におい
て、標線は、光源の光軸5を中心とし、紙面に垂直とな
る方向に設けられる。この接眼レチクル52は、接眼レ
ンズの鏡筒内部に設けてもよく、また、接眼レチクル5
2を設ける代わりにカメラ10による撮像画像のモニタ
画面上に同様の標線を設けてもよい。
するために、受光対物レンズ9の後方には、接眼レチク
ル52が設けられる。接眼レチクル52は、2本の垂直
線からなる黒色の標線が透明ガラス板上に設けられたも
のである。接眼レチクル52の標線もカメラ10内の撮
像素子上に実像として結像される。あるいは、図示しな
い接眼レンズにより虚像として結像される。図6におい
て、標線は、光源の光軸5を中心とし、紙面に垂直とな
る方向に設けられる。この接眼レチクル52は、接眼レ
ンズの鏡筒内部に設けてもよく、また、接眼レチクル5
2を設ける代わりにカメラ10による撮像画像のモニタ
画面上に同様の標線を設けてもよい。
【0006】小径穴1による反射像においては、小径穴
1の壁面が不鮮明な明暗の境界として観察できる。この
場合、投光対物レンズ8、受光対物レンズ9の各中心を
結ぶ光源4の光軸5と測定対象である小径穴1の壁面と
が一致する時、光源レチクル51の指標の反射像は、接
眼レチクル52の2本の標線の中央、すなわち、光源の
光軸上に暗線として観察される。光源レチクル51の指
標が壁面に垂直なX方向に離れているとき、反射像は、
接眼レチクル52の2本の標線の左または右にずれ、光
源レチクル51の指標が壁面に平行なY方向にずれてい
るとき、反射像は、接眼レチクル52の2本の標線に対
して傾きを生じる。載物ステージ3の送り装置で被測定
物2をX,Y方向に移動させ、調節することにより、測
定対象である小径穴1の壁面を光軸に一致させ、壁面の
位置を検出する。このとき、内径の一方の壁面の位置を
リニアエンコーダ11により測定する。このような壁面
の位置の検出は、反射像を目視することにより、あるい
は、画像処理装置等により自動的に行なうことになる。
1の壁面が不鮮明な明暗の境界として観察できる。この
場合、投光対物レンズ8、受光対物レンズ9の各中心を
結ぶ光源4の光軸5と測定対象である小径穴1の壁面と
が一致する時、光源レチクル51の指標の反射像は、接
眼レチクル52の2本の標線の中央、すなわち、光源の
光軸上に暗線として観察される。光源レチクル51の指
標が壁面に垂直なX方向に離れているとき、反射像は、
接眼レチクル52の2本の標線の左または右にずれ、光
源レチクル51の指標が壁面に平行なY方向にずれてい
るとき、反射像は、接眼レチクル52の2本の標線に対
して傾きを生じる。載物ステージ3の送り装置で被測定
物2をX,Y方向に移動させ、調節することにより、測
定対象である小径穴1の壁面を光軸に一致させ、壁面の
位置を検出する。このとき、内径の一方の壁面の位置を
リニアエンコーダ11により測定する。このような壁面
の位置の検出は、反射像を目視することにより、あるい
は、画像処理装置等により自動的に行なうことになる。
【0007】しかし、この方法では投光系と受光系に、
指標または標線となる黒色のレチクルを用いており、反
射像から壁面の位置を検出する際に、視野あるいは画面
の領域全体に光を入射させているため、小径穴1の壁面
での散乱光や多重反射光等により、レチクルの指標また
は標線と背景とのコントラストが充分でなく、測定誤差
が大きくなるという問題があった。
指標または標線となる黒色のレチクルを用いており、反
射像から壁面の位置を検出する際に、視野あるいは画面
の領域全体に光を入射させているため、小径穴1の壁面
での散乱光や多重反射光等により、レチクルの指標また
は標線と背景とのコントラストが充分でなく、測定誤差
が大きくなるという問題があった。
【0008】また小径で長い穴の測定を行なう場合、レ
チクルの観測状態が安定しないため測定誤差が大きくな
る。したがって、投影レンズの倍率,受光開口数、光源
の光量は測定対象によって大幅に変更する必要があっ
た。
チクルの観測状態が安定しないため測定誤差が大きくな
る。したがって、投影レンズの倍率,受光開口数、光源
の光量は測定対象によって大幅に変更する必要があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、小径の穴形状を非接触かつ
高精度で測定することができる穴形状測定方法および測
定装置を提供することを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、小径の穴形状を非接触かつ
高精度で測定することができる穴形状測定方法および測
定装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、穴形状測定方法において、スリッ
ト光を被測定位置に投影させる投光系を介して穴の壁面
に投影させ、該壁面での反射光を受光系で受光位置に結
像させ、該スリット光の光軸と該穴を相対的に移動さ
せ、前記受光位置でのスリット光の弧の先端が該光軸に
一致したとき、前記穴の位置を測定し、該測定を前記穴
の直径の両端に対して行なうことにより前記穴の内径を
測定することを特徴とするものである。
載の発明においては、穴形状測定方法において、スリッ
ト光を被測定位置に投影させる投光系を介して穴の壁面
に投影させ、該壁面での反射光を受光系で受光位置に結
像させ、該スリット光の光軸と該穴を相対的に移動さ
せ、前記受光位置でのスリット光の弧の先端が該光軸に
一致したとき、前記穴の位置を測定し、該測定を前記穴
の直径の両端に対して行なうことにより前記穴の内径を
測定することを特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明においては、穴形状
測定方法において、前記穴と前記光軸を相対的に回転さ
せ、請求項1に記載の穴形状測定方法を各回転角度ごと
に行なうことにより前記穴の断面形状を測定することを
特徴とするものである。
測定方法において、前記穴と前記光軸を相対的に回転さ
せ、請求項1に記載の穴形状測定方法を各回転角度ごと
に行なうことにより前記穴の断面形状を測定することを
特徴とするものである。
【0012】請求項3に記載の発明においては、穴形状
測定方法において、前記穴と前記光軸を前記穴の軸方向
に相対的に移動させ、請求項1または2に記載の穴形状
測定方法を各移動位置ごとに行なうことにより穴曲がり
を測定することにより穴曲がりを測定することを特徴と
するものである。
測定方法において、前記穴と前記光軸を前記穴の軸方向
に相対的に移動させ、請求項1または2に記載の穴形状
測定方法を各移動位置ごとに行なうことにより穴曲がり
を測定することにより穴曲がりを測定することを特徴と
するものである。
【0013】請求項4に記載の発明においては、穴形状
測定装置において、被測定位置に焦点を有しスリット光
を穴の壁面に投影させる投光系と、該投光系に対向し撮
像素子を含み該壁面での反射光を受光し該撮像素子上に
該スリット光を結像させる受光系と、前記投光系と該受
光系からなる光学系と該穴を相対的に移動させる手段
と、該光学系と前記穴の相対位置を測定する位置測定手
段を有し、前記穴の直径の両端における測定値に基づい
て前記穴の断面の内径を求める手段を有することを特徴
とするものである。
測定装置において、被測定位置に焦点を有しスリット光
を穴の壁面に投影させる投光系と、該投光系に対向し撮
像素子を含み該壁面での反射光を受光し該撮像素子上に
該スリット光を結像させる受光系と、前記投光系と該受
光系からなる光学系と該穴を相対的に移動させる手段
と、該光学系と前記穴の相対位置を測定する位置測定手
段を有し、前記穴の直径の両端における測定値に基づい
て前記穴の断面の内径を求める手段を有することを特徴
とするものである。
【0014】請求項5に記載の発明においては、請求項
4に記載の穴形状測定装置において、前記穴と前記光学
系を相対的に回転させる手段を有することを特徴とする
ものである。
4に記載の穴形状測定装置において、前記穴と前記光学
系を相対的に回転させる手段を有することを特徴とする
ものである。
【0015】請求項6に記載の発明においては、請求項
4または5に記載の穴形状測定装置において、前記穴と
前記光学系を前記穴の軸方向に相対的に移動させる手段
を有することを特徴とするものである。
4または5に記載の穴形状測定装置において、前記穴と
前記光学系を前記穴の軸方向に相対的に移動させる手段
を有することを特徴とするものである。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、スリット光を
被測定位置に投影させる投光系を介して穴の壁面に投影
させ、壁面での反射光を受光系で受光位置に結像させ、
スリット光の光軸と穴を相対的に移動させ、受光位置で
のスリット光の弧の先端が光軸に一致したとき、穴の位
置を測定し、この測定を穴の直径の両端に対して行なう
ことにより穴の内径を測定するものであるから、測定子
が入らない小径の穴や複雑な構造を持つ穴であっても、
内径を非接触かつ高精度で測定することができる。ま
た、散乱光や多重反射光等が少なく良好なコントラスト
の反射像を得ることができるから、観測状態が安定し、
測定誤差が小さくなる。
被測定位置に投影させる投光系を介して穴の壁面に投影
させ、壁面での反射光を受光系で受光位置に結像させ、
スリット光の光軸と穴を相対的に移動させ、受光位置で
のスリット光の弧の先端が光軸に一致したとき、穴の位
置を測定し、この測定を穴の直径の両端に対して行なう
ことにより穴の内径を測定するものであるから、測定子
が入らない小径の穴や複雑な構造を持つ穴であっても、
内径を非接触かつ高精度で測定することができる。ま
た、散乱光や多重反射光等が少なく良好なコントラスト
の反射像を得ることができるから、観測状態が安定し、
測定誤差が小さくなる。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、穴と光軸
を相対的に回転させ、請求項1に記載の穴形状測定方法
を各回転角度ごとに行なうことにより記穴の断面形状を
測定するものであるから、任意の断面における穴形状を
測定することができる。
を相対的に回転させ、請求項1に記載の穴形状測定方法
を各回転角度ごとに行なうことにより記穴の断面形状を
測定するものであるから、任意の断面における穴形状を
測定することができる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、穴と光軸
を穴の軸方向に相対的に移動させ、請求項1または2に
記載の穴形状測定方法を各移動位置ごとに行なうことに
より穴曲がりを測定するものであるから、穴の軸方向に
おける穴形状の変化を測定することができる。
を穴の軸方向に相対的に移動させ、請求項1または2に
記載の穴形状測定方法を各移動位置ごとに行なうことに
より穴曲がりを測定するものであるから、穴の軸方向に
おける穴形状の変化を測定することができる。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、被測定位
置に焦点を有しスリット光を穴の壁面に投影させる投光
系と、投光系に対向し撮像素子を含み壁面での反射光を
受光し撮像素子上にスリット光を結像させる受光系と、
投光系と受光系からなる光学系と穴を相対的に移動させ
る手段と、光学系と穴の相対位置を測定する位置測定手
段を有し、穴の直径の両端における測定値に基づいて穴
の断面の内径を求める手段を有するものであるから、測
定子を入れることができない小径の穴や複雑な構造を持
つ穴であっても内径を非接触かつ高精度で測定すること
ができる。また、散乱光や多重反射光等が少なく良好な
コントラストの反射像を得ることができるから、観測状
態が安定し、測定誤差が小さくなる。
置に焦点を有しスリット光を穴の壁面に投影させる投光
系と、投光系に対向し撮像素子を含み壁面での反射光を
受光し撮像素子上にスリット光を結像させる受光系と、
投光系と受光系からなる光学系と穴を相対的に移動させ
る手段と、光学系と穴の相対位置を測定する位置測定手
段を有し、穴の直径の両端における測定値に基づいて穴
の断面の内径を求める手段を有するものであるから、測
定子を入れることができない小径の穴や複雑な構造を持
つ穴であっても内径を非接触かつ高精度で測定すること
ができる。また、散乱光や多重反射光等が少なく良好な
コントラストの反射像を得ることができるから、観測状
態が安定し、測定誤差が小さくなる。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、前記穴と
前記光学系を相対的に回転させる手段を有するものであ
るから、特定の断面における穴形状を測定することがで
きる。
前記光学系を相対的に回転させる手段を有するものであ
るから、特定の断面における穴形状を測定することがで
きる。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、前記穴と
スリット光源の少なくとも一方を前記穴の軸方向に相対
的に移動させる手段を有するものであるから、穴の軸方
向における穴形状の変化を測定することができる。
スリット光源の少なくとも一方を前記穴の軸方向に相対
的に移動させる手段を有するものであるから、穴の軸方
向における穴形状の変化を測定することができる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を説明する平面図
である。図中、図6と同様な部分には同じ符号を用い説
明を省略する。6はフィルタ、7はスリットである。光
源4から照射された光は、光軸5に沿ってフィルタ6、
スリット7、投光対物レンズ8を通り、スリット7の像
が小径穴1の壁面上に結像される。被測定位置は、この
結像位置であり、投光対物レンズ8の焦点位置である。
線状のスリット7は、この図において紙面に垂直なY軸
方向に開けられ、スリット7の幅方向はスリット7の長
手方向に比べて十分小さい。被測定物2は、図示しない
アタッチメントを用いて載物ステージ3に保持される。
載物ステージ3は、小径穴1の軸方向が光軸5と同じ左
右のZ軸方向になるように調整される。アタッチメント
への被測定物2の固定および載物ステージ3へのアタッ
チメントの固定は、いずれも図示しない位置決めピンを
用いることにより位置再現性が確保される。
である。図中、図6と同様な部分には同じ符号を用い説
明を省略する。6はフィルタ、7はスリットである。光
源4から照射された光は、光軸5に沿ってフィルタ6、
スリット7、投光対物レンズ8を通り、スリット7の像
が小径穴1の壁面上に結像される。被測定位置は、この
結像位置であり、投光対物レンズ8の焦点位置である。
線状のスリット7は、この図において紙面に垂直なY軸
方向に開けられ、スリット7の幅方向はスリット7の長
手方向に比べて十分小さい。被測定物2は、図示しない
アタッチメントを用いて載物ステージ3に保持される。
載物ステージ3は、小径穴1の軸方向が光軸5と同じ左
右のZ軸方向になるように調整される。アタッチメント
への被測定物2の固定および載物ステージ3へのアタッ
チメントの固定は、いずれも図示しない位置決めピンを
用いることにより位置再現性が確保される。
【0023】受光側では、小径穴1の壁面上に結像して
反射されたスリット光は、受光対物レンズ9により、カ
メラ10内の図示しないCCDセンサ等の2次元撮像素
子上に弧状の像として結像される。スリット光は、撮像
画像のモニタ画面上で観察し、スリット光の結像位置と
小径穴1の壁面上の被測定面とが一致するように載物ス
テージ3の位置を調節する。
反射されたスリット光は、受光対物レンズ9により、カ
メラ10内の図示しないCCDセンサ等の2次元撮像素
子上に弧状の像として結像される。スリット光は、撮像
画像のモニタ画面上で観察し、スリット光の結像位置と
小径穴1の壁面上の被測定面とが一致するように載物ス
テージ3の位置を調節する。
【0024】光源4としては、例えば、ハロゲン光源を
用いる。フィルタ6は、ハロゲンランプの多色光を単色
光にして、測定精度を上げるためのものである。その
際、緑色系のフィルタを用いるとCCDセンサの感度が
良く好適である。また、光源としては、レーザビームを
光学系を通してビームの径を太くしたものを用いてもよ
く、この場合、フィルタ6を特に必要としない。2次元
撮像素子は、CCDセンサに限らず、撮像管でもよい。
カメラ10は、単独の部品としてのCCDセンサに置き
換えられてもよい。その際、受光系の光学系は適宜変更
される。
用いる。フィルタ6は、ハロゲンランプの多色光を単色
光にして、測定精度を上げるためのものである。その
際、緑色系のフィルタを用いるとCCDセンサの感度が
良く好適である。また、光源としては、レーザビームを
光学系を通してビームの径を太くしたものを用いてもよ
く、この場合、フィルタ6を特に必要としない。2次元
撮像素子は、CCDセンサに限らず、撮像管でもよい。
カメラ10は、単独の部品としてのCCDセンサに置き
換えられてもよい。その際、受光系の光学系は適宜変更
される。
【0025】図2は、本発明の一実施例におけるステー
ジ系を説明する正面図である。図中、図6,図1と同様
な部分には同じ符号を用い説明を省略する。21は基
台、22はXステージ、23はYステージ、24はZス
テージ、25は光学系支持部、26は投光系、27は受
光系、28はθステージ支持部、29はθステージ、3
0はηステージ支持部、31はステージ、32はφステ
ージである。基台21の上には、Xステージ22,Yス
テージ23,Zステージ24からなる自動ステージがこ
の順に取り付けられ、図示しない駆動装置と駆動制御装
置により自動的に各X,Y,Z方向に移動可能にされ
る。基台21上には、図示しないリニアスケールが設け
られ、このリニアスケールの可動子はXステージ22に
取り付けられ、Xステージ22に連動して移動する。Z
ステージ24の上には、光学系支持部25が取り付けら
れ、この光学系支持部25の上には、投光系26,受光
系27からなる光学系が取り付けられている。投光系2
6は、図1に示された、光源4、フィルタ6、投光対物
レンズ8等からなるものであるが、光源4等は、他の位
置に設け、光源4からの光をファイババンドル等で投光
系26に導くようにしてもよい。
ジ系を説明する正面図である。図中、図6,図1と同様
な部分には同じ符号を用い説明を省略する。21は基
台、22はXステージ、23はYステージ、24はZス
テージ、25は光学系支持部、26は投光系、27は受
光系、28はθステージ支持部、29はθステージ、3
0はηステージ支持部、31はステージ、32はφステ
ージである。基台21の上には、Xステージ22,Yス
テージ23,Zステージ24からなる自動ステージがこ
の順に取り付けられ、図示しない駆動装置と駆動制御装
置により自動的に各X,Y,Z方向に移動可能にされ
る。基台21上には、図示しないリニアスケールが設け
られ、このリニアスケールの可動子はXステージ22に
取り付けられ、Xステージ22に連動して移動する。Z
ステージ24の上には、光学系支持部25が取り付けら
れ、この光学系支持部25の上には、投光系26,受光
系27からなる光学系が取り付けられている。投光系2
6は、図1に示された、光源4、フィルタ6、投光対物
レンズ8等からなるものであるが、光源4等は、他の位
置に設け、光源4からの光をファイババンドル等で投光
系26に導くようにしてもよい。
【0026】基台21には、また、θステージ支持部2
8が立設され、このθステージ支持部28にはθステー
ジ29が設けられる。θステージ29は、Z軸の周りに
回転するステージであるが、回転中心が光軸5に一致す
るように設計されている。このθステージ29も、図示
しない駆動装置と駆動制御装置により自動的にZ軸を中
心に回転可能にされる。θステージ29には、小径穴1
に比べて十分大きい開口が設けられている。あるいは、
開口を設ける代わりに、θステージ29自体を透明のも
のにしてもよい。θステージ29にはηステージ支持部
30が取り付けられ、このηステージ支持部30にはη
ステージ31が取り付けらる。このηステージ31は、
手動の回転ステージである。ηステージ31にはφステ
ージ32が取り付けられる。このφステージ32は、手
動のゴニオステージである。φステージ32上には、被
測定物2が載置される。被測定物2は、必要に応じて図
示しないアタッチメントを用いてφステージ32上に保
持される。このように、ステージ系の構成は複雑である
ため、図1では、載物ステージ3とリニアスケール11
に単純化したステージ系を示している。
8が立設され、このθステージ支持部28にはθステー
ジ29が設けられる。θステージ29は、Z軸の周りに
回転するステージであるが、回転中心が光軸5に一致す
るように設計されている。このθステージ29も、図示
しない駆動装置と駆動制御装置により自動的にZ軸を中
心に回転可能にされる。θステージ29には、小径穴1
に比べて十分大きい開口が設けられている。あるいは、
開口を設ける代わりに、θステージ29自体を透明のも
のにしてもよい。θステージ29にはηステージ支持部
30が取り付けられ、このηステージ支持部30にはη
ステージ31が取り付けらる。このηステージ31は、
手動の回転ステージである。ηステージ31にはφステ
ージ32が取り付けられる。このφステージ32は、手
動のゴニオステージである。φステージ32上には、被
測定物2が載置される。被測定物2は、必要に応じて図
示しないアタッチメントを用いてφステージ32上に保
持される。このように、ステージ系の構成は複雑である
ため、図1では、載物ステージ3とリニアスケール11
に単純化したステージ系を示している。
【0027】投光系26,受光系27からなる光学系
は、図2において、Xステージ22により紙面に垂直な
X軸方向に移動し、Yステージ23により上下のY軸方
向に移動し、Zステージ24により左右、すなわち小径
穴1の深さ方向のZ軸方向に移動する。被測定物2は、
φステージ32により紙面に垂直なX軸を中心に回転
し、ηステージ31により上下のY軸を中心に回転し、
θステージ29により小径穴1の深さ方向のZ軸を中心
に回転する。
は、図2において、Xステージ22により紙面に垂直な
X軸方向に移動し、Yステージ23により上下のY軸方
向に移動し、Zステージ24により左右、すなわち小径
穴1の深さ方向のZ軸方向に移動する。被測定物2は、
φステージ32により紙面に垂直なX軸を中心に回転
し、ηステージ31により上下のY軸を中心に回転し、
θステージ29により小径穴1の深さ方向のZ軸を中心
に回転する。
【0028】後述する小径穴1の形状測定においては、
各ステージを適宜移動させて調整することにより、被測
定位置である小径穴1の任意の深さZにおいて断面を光
軸5が貫くように位置決めされる。この任意の深さZ
は、投光系26中の投光対物レンズ8の焦点位置であ
る。そして、この断面の中心位置が基準位置として測定
される。Xステージにより光学系をX軸方向の前後に移
動させることにより、基準位置を中心にしてX軸方向に
相対向する両壁面の位置が測定され、この測定結果か
ら、小径穴1の特定の深さZにおける断面の内径の長さ
が得られる。次に、基準位置を中心として、被測定物2
をθステージ29により回転させ、各回転角度ごとに直
径の長さを求めることにより、小径穴1の任意の深さZ
における断面の形状および穴偏心を測定することができ
る。さらに、Zステージにより光学系をZ軸方向に移動
させることにより小径穴1の深さ方向の断面の形状の変
化、すなわち、穴曲がりを測定することができる。な
お、基準位置の定め方、測定順序等は、任意に行なうこ
とができ、上述の説明は、単なる一例である。
各ステージを適宜移動させて調整することにより、被測
定位置である小径穴1の任意の深さZにおいて断面を光
軸5が貫くように位置決めされる。この任意の深さZ
は、投光系26中の投光対物レンズ8の焦点位置であ
る。そして、この断面の中心位置が基準位置として測定
される。Xステージにより光学系をX軸方向の前後に移
動させることにより、基準位置を中心にしてX軸方向に
相対向する両壁面の位置が測定され、この測定結果か
ら、小径穴1の特定の深さZにおける断面の内径の長さ
が得られる。次に、基準位置を中心として、被測定物2
をθステージ29により回転させ、各回転角度ごとに直
径の長さを求めることにより、小径穴1の任意の深さZ
における断面の形状および穴偏心を測定することができ
る。さらに、Zステージにより光学系をZ軸方向に移動
させることにより小径穴1の深さ方向の断面の形状の変
化、すなわち、穴曲がりを測定することができる。な
お、基準位置の定め方、測定順序等は、任意に行なうこ
とができ、上述の説明は、単なる一例である。
【0029】なお、光学系の光軸5と被測定物2の小径
穴1との相対位置をリニアスケールで測定するものであ
るから、投光系26,受光系27からなる光学系を移動
させる代わりに、被測定物2の小径穴1を移動させても
よいし、両者をを共に移動させてもよい。回転について
も、光軸5が小径穴1の中心の周りに回転するように、
すなわち、スリット光が小径穴1の中心の周りに回転す
るように、投光系26,受光系27からなる光学系を回
転させてもよいし、被測定物2の小径穴1と投光系2
6,受光系27からなる光学系とを共に回転させてもよ
い。また、図2に示されたステージ系は、Z軸を水平に
配置したが、Z軸を鉛直方向に配置し、小径穴1の軸方
向が鉛直になるようにした状態で測定する装置にしても
よい。
穴1との相対位置をリニアスケールで測定するものであ
るから、投光系26,受光系27からなる光学系を移動
させる代わりに、被測定物2の小径穴1を移動させても
よいし、両者をを共に移動させてもよい。回転について
も、光軸5が小径穴1の中心の周りに回転するように、
すなわち、スリット光が小径穴1の中心の周りに回転す
るように、投光系26,受光系27からなる光学系を回
転させてもよいし、被測定物2の小径穴1と投光系2
6,受光系27からなる光学系とを共に回転させてもよ
い。また、図2に示されたステージ系は、Z軸を水平に
配置したが、Z軸を鉛直方向に配置し、小径穴1の軸方
向が鉛直になるようにした状態で測定する装置にしても
よい。
【0030】図3は、被測定物の第1の位置とモニタ画
面を説明する説明図であり、図3(A)は、平面図、図
3(B)は、モニタ画面である。図中、図6,図1と同
様な部分には同じ符号を用い説明を省略する。41は結
像位置、42はスリット光の反射像、43は標線であ
る。図3(A)において、線状のスリット7は、紙面に
垂直なY軸方向に開けられており、スリット光は、結像
位置41において微小な像を結像する。図3(B)にお
いて、標線43は、モニタ画面の中央に設けられた縦線
である。この標線43は、2次元撮像素子の出力を入力
してモニタ画面に画像を表示させる図示しない画像処理
装置等において、標線となる画像パターン信号を挿入処
理してモニタ画面に描かせたものでも、モニタ装置の表
示画面上にあらかじめ印刷したものでもよい。なお、光
軸5がモニタ画面の中心に位置するように2次元撮像素
子が位置決めされている。
面を説明する説明図であり、図3(A)は、平面図、図
3(B)は、モニタ画面である。図中、図6,図1と同
様な部分には同じ符号を用い説明を省略する。41は結
像位置、42はスリット光の反射像、43は標線であ
る。図3(A)において、線状のスリット7は、紙面に
垂直なY軸方向に開けられており、スリット光は、結像
位置41において微小な像を結像する。図3(B)にお
いて、標線43は、モニタ画面の中央に設けられた縦線
である。この標線43は、2次元撮像素子の出力を入力
してモニタ画面に画像を表示させる図示しない画像処理
装置等において、標線となる画像パターン信号を挿入処
理してモニタ画面に描かせたものでも、モニタ装置の表
示画面上にあらかじめ印刷したものでもよい。なお、光
軸5がモニタ画面の中心に位置するように2次元撮像素
子が位置決めされている。
【0031】図3(A)に示された被測定物2の第1の
位置において、光軸5は、小径穴1の中央からX軸の負
方向、すなわち上方向に若干ずれた位置にある。スリッ
ト光は、結像位置41において微小な像を結像するが、
スリット光の一部は、小径穴1の壁面により反射され
る。 したがって、直接光と反射光の両者がカメラ10
内の2次元撮像素子上に結像される。図3(B)に示さ
れるように、モニタ画面上において、スリット光の像4
2は、弧状のものとして観察され、この弧の先端は、標
線43から左に移動し、近接する壁面寄りに偏位してい
る。
位置において、光軸5は、小径穴1の中央からX軸の負
方向、すなわち上方向に若干ずれた位置にある。スリッ
ト光は、結像位置41において微小な像を結像するが、
スリット光の一部は、小径穴1の壁面により反射され
る。 したがって、直接光と反射光の両者がカメラ10
内の2次元撮像素子上に結像される。図3(B)に示さ
れるように、モニタ画面上において、スリット光の像4
2は、弧状のものとして観察され、この弧の先端は、標
線43から左に移動し、近接する壁面寄りに偏位してい
る。
【0032】なお、図示したモニタ画面では、図示左側
を図3(A)における上方向に対応するものとした。し
かし、受光系の構成や、モニタ画面に画像信号を出力す
る際の走査方向等によっては左右が反転して表示され
る。
を図3(A)における上方向に対応するものとした。し
かし、受光系の構成や、モニタ画面に画像信号を出力す
る際の走査方向等によっては左右が反転して表示され
る。
【0033】測定の開始時に、被測定物2が図3(A)
に示された第1の位置にある場合には、モニタ画面を観
察し、スリット光の像42が直線状になるまで被測定物
2をX方向に移動させ、被測定物2が後述する図4
(A)に示された第2の位置になるように調整する。
に示された第1の位置にある場合には、モニタ画面を観
察し、スリット光の像42が直線状になるまで被測定物
2をX方向に移動させ、被測定物2が後述する図4
(A)に示された第2の位置になるように調整する。
【0034】図4は、被測定物の第2の位置とモニタ画
面を説明する説明図であり、図4(A)は平面図、図4
(B)はモニタ画面である。図中、図6,図1,図3と
同様な部分には同じ符号を用い説明を省略する。被測定
物2の第1の位置において、光軸5は、小径穴1の中心
に位置する。この場合、スリット光は、結像位置41に
おいて微小な像を結像するものの、小径穴1の壁面で反
射されることなく、カメラ10内の2次元撮像素子上に
結像される。したがって、図4(A)に示されるモニタ
画面上において、スリット光の像42は、直線状のもの
として観察される。光軸5がモニタ画面の中心に位置す
るように2次元撮像素子が位置決めされているので、ス
リット光の像42もモニタ画面の中央に位置する。
面を説明する説明図であり、図4(A)は平面図、図4
(B)はモニタ画面である。図中、図6,図1,図3と
同様な部分には同じ符号を用い説明を省略する。被測定
物2の第1の位置において、光軸5は、小径穴1の中心
に位置する。この場合、スリット光は、結像位置41に
おいて微小な像を結像するものの、小径穴1の壁面で反
射されることなく、カメラ10内の2次元撮像素子上に
結像される。したがって、図4(A)に示されるモニタ
画面上において、スリット光の像42は、直線状のもの
として観察される。光軸5がモニタ画面の中心に位置す
るように2次元撮像素子が位置決めされているので、ス
リット光の像42もモニタ画面の中央に位置する。
【0035】壁面が図4(A)において紙面に垂直なY
軸方向にずれている場合、図4(B)に示されるモニタ
画面上において、スリット光の像42は、上下方向にず
れて観察される。この場合には、載物ステージ3を移動
させ、被測定物2の位置をY軸方向に調節することによ
り、小径穴1の被測定位置の断面の中心に光軸5を一致
させることができる。モニタ画面の観察から、光軸5と
小径穴1の軸がX軸のまわりにずれている場合はφステ
ージを調整し、Y軸のまわりにずれている場合はηステ
ージを調整することにより光軸5と小径穴1の中心軸を
平行にすることができる。
軸方向にずれている場合、図4(B)に示されるモニタ
画面上において、スリット光の像42は、上下方向にず
れて観察される。この場合には、載物ステージ3を移動
させ、被測定物2の位置をY軸方向に調節することによ
り、小径穴1の被測定位置の断面の中心に光軸5を一致
させることができる。モニタ画面の観察から、光軸5と
小径穴1の軸がX軸のまわりにずれている場合はφステ
ージを調整し、Y軸のまわりにずれている場合はηステ
ージを調整することにより光軸5と小径穴1の中心軸を
平行にすることができる。
【0036】スリット光の像42が直線状になりモニタ
画面の中央にくるように調整する。このとき、光軸5が
小径穴1の中心に一致し、光軸5は、モニタ画面上にお
いて中心に位置するするから、小径穴1の中心もモニタ
画面のほぼ中心に位置する。この小径穴1の中心位置を
基準位置とする。このとき、リニアエンコーダ11を用
い、載置ステージ3の位置、すなわち、被測定物2のX
軸方向の位置を記録する。
画面の中央にくるように調整する。このとき、光軸5が
小径穴1の中心に一致し、光軸5は、モニタ画面上にお
いて中心に位置するするから、小径穴1の中心もモニタ
画面のほぼ中心に位置する。この小径穴1の中心位置を
基準位置とする。このとき、リニアエンコーダ11を用
い、載置ステージ3の位置、すなわち、被測定物2のX
軸方向の位置を記録する。
【0037】なお、スリット光の像42が直線状になっ
ていても標線から左右に若干ずれる場合は、光軸5の位
置がモニタ画面の中心からずれていることを意味する。
この場合には、このスリット光の像42の画面上での位
置を画面上の基準点として記録しておけばよい。
ていても標線から左右に若干ずれる場合は、光軸5の位
置がモニタ画面の中心からずれていることを意味する。
この場合には、このスリット光の像42の画面上での位
置を画面上の基準点として記録しておけばよい。
【0038】被測定物2を図4(A)において上方向、
すなわちX軸の負の方向にずらせる。このとき、小径穴
1の中心位置から小径穴の直径方向に被測定物2が移動
する。スリット光の一部は、小径穴1の壁面で反射され
はじめる。したがって、図4(B)に示されるモニタ画
面上において、スリット光の像42は、直線状であった
ものが徐々に屈曲し始め、屈曲の先端部はモニタ画面の
中心から近接する側の壁面の方向に徐々に偏位しはじ
め、上述した図3(B)と同様な状態が観察される。
すなわちX軸の負の方向にずらせる。このとき、小径穴
1の中心位置から小径穴の直径方向に被測定物2が移動
する。スリット光の一部は、小径穴1の壁面で反射され
はじめる。したがって、図4(B)に示されるモニタ画
面上において、スリット光の像42は、直線状であった
ものが徐々に屈曲し始め、屈曲の先端部はモニタ画面の
中心から近接する側の壁面の方向に徐々に偏位しはじ
め、上述した図3(B)と同様な状態が観察される。
【0039】さらに小径穴1の壁面がスリット光の結像
位置42に近づく方向に移動すると、屈曲の程度が大き
くなるが、小径穴1の壁面が標線43に接近するため、
屈曲の先端は、逆にモニタ画面の標線43に近づく。
位置42に近づく方向に移動すると、屈曲の程度が大き
くなるが、小径穴1の壁面が標線43に接近するため、
屈曲の先端は、逆にモニタ画面の標線43に近づく。
【0040】図5は、被測定物の第3の位置とモニタ画
面を説明する説明図であり、図5(A)は、平面図、図
5(B)は、モニタ画面である。図中、図6,図1,図
3と同様な部分には同じ符号を用い説明を省略する。ス
リット光の光軸5と小径穴1の壁面とが一致する時、ス
リット光の結像位置41は、小径穴1の壁面上に位置
し、壁面により反射されたスリット光のみがカメラ10
内の2次元撮像素子に到達する。図5(A)に示される
スリット光の像42において、屈曲の先端が光軸5の位
置に一致し、弧の接線が標線に一致する。このとき、光
軸5と小径穴1の壁面とが一致し、光軸5は、モニタ画
面上において中心に位置するから、小径穴1の壁面もモ
ニタ画面のほぼ中心に位置する。
面を説明する説明図であり、図5(A)は、平面図、図
5(B)は、モニタ画面である。図中、図6,図1,図
3と同様な部分には同じ符号を用い説明を省略する。ス
リット光の光軸5と小径穴1の壁面とが一致する時、ス
リット光の結像位置41は、小径穴1の壁面上に位置
し、壁面により反射されたスリット光のみがカメラ10
内の2次元撮像素子に到達する。図5(A)に示される
スリット光の像42において、屈曲の先端が光軸5の位
置に一致し、弧の接線が標線に一致する。このとき、光
軸5と小径穴1の壁面とが一致し、光軸5は、モニタ画
面上において中心に位置するから、小径穴1の壁面もモ
ニタ画面のほぼ中心に位置する。
【0041】このとき、再びリニアエンコーダ11を用
い、載置ステージ3の位置、すなわち、被測定物2のX
軸方向の位置を記録する。このX軸方向の位置から、図
4に示された被測定物2の第2の位置、すなわち、基準
位置でのX軸方向の位置との差をとることにより、基準
位置から小径穴1の壁面までの移動量、すなわち、基準
位置から小径穴1の壁面までの距離が求められ、これを
記録する。なお、スリット光の像42の弧の接線が標線
に対して傾きを生じる場合には、小径穴1の壁面が小径
穴1の直径に対して傾いていることを意味する。この場
合は、傾きも記録しておくか、スリット光の像42の弧
の接線が標線に対して傾きを生じないように、載置ステ
ージを再調整し、基準位置を再設定して測定をやり直
す。
い、載置ステージ3の位置、すなわち、被測定物2のX
軸方向の位置を記録する。このX軸方向の位置から、図
4に示された被測定物2の第2の位置、すなわち、基準
位置でのX軸方向の位置との差をとることにより、基準
位置から小径穴1の壁面までの移動量、すなわち、基準
位置から小径穴1の壁面までの距離が求められ、これを
記録する。なお、スリット光の像42の弧の接線が標線
に対して傾きを生じる場合には、小径穴1の壁面が小径
穴1の直径に対して傾いていることを意味する。この場
合は、傾きも記録しておくか、スリット光の像42の弧
の接線が標線に対して傾きを生じないように、載置ステ
ージを再調整し、基準位置を再設定して測定をやり直
す。
【0042】同様にして、図4に示された基準位置か
ら、X軸上に逆方向に向かって被測定物を移動させ、モ
ニタ画面を観察しながら、小径穴1のもう一方の壁面と
スリット光の光軸5とが一致するようにする。このとき
も、リニアエンコーダ11を用いて被測定物2のX軸方
向の位置を記録する。図4に示された基準位置でのX軸
方向の位置との差をとることにより、基準位置から小径
穴1のもう一方の壁面までの移動量、すなわち、基準位
置から小径穴1のもう一方の壁面までの距離が求めら
れ、これを記録する。
ら、X軸上に逆方向に向かって被測定物を移動させ、モ
ニタ画面を観察しながら、小径穴1のもう一方の壁面と
スリット光の光軸5とが一致するようにする。このとき
も、リニアエンコーダ11を用いて被測定物2のX軸方
向の位置を記録する。図4に示された基準位置でのX軸
方向の位置との差をとることにより、基準位置から小径
穴1のもう一方の壁面までの移動量、すなわち、基準位
置から小径穴1のもう一方の壁面までの距離が求めら
れ、これを記録する。
【0043】基準位置から小径穴1の各壁面までの移動
量を加算することによって、すなわち、基準位置から小
径穴1の各壁面までの距離を加算することによって、被
測定物2の小径穴1の内径を求めることができる。な
お、リニアエンコーダの測定値の記録及び加減算は、リ
ニアエンコーダ11の出力を入力する情報処理装置によ
って行なうことができる。上述した説明では、基準位置
からの移動量を記録したが、一方の壁面を基準とし、も
う一方の壁面までの移動量、すなわち長さを記録しても
よい。また、基準位置あるいは基準壁面において、リニ
アエンコーダ11をリセットして、壁面までの移動量、
すなわち距離を直読できるようにしてもよい。
量を加算することによって、すなわち、基準位置から小
径穴1の各壁面までの距離を加算することによって、被
測定物2の小径穴1の内径を求めることができる。な
お、リニアエンコーダの測定値の記録及び加減算は、リ
ニアエンコーダ11の出力を入力する情報処理装置によ
って行なうことができる。上述した説明では、基準位置
からの移動量を記録したが、一方の壁面を基準とし、も
う一方の壁面までの移動量、すなわち長さを記録しても
よい。また、基準位置あるいは基準壁面において、リニ
アエンコーダ11をリセットして、壁面までの移動量、
すなわち距離を直読できるようにしてもよい。
【0044】被測定物を、図2に示されたθステージに
より、例えば図4に示された基準位置の状態から、光軸
5に一致するZ軸の周りに回転角度θだけ回転させる。
そして、各回転角度θの位置において上述の内径測定を
行なうことにより、小径穴1の任意の深さにおける断面
の穴形状を測定することができる。さらに、同様にして
小径穴1の異なる深さにおける断面に対して同様に穴形
状を測定しすることにより、小径穴1の深さ方向の穴曲
がりを求めることができる。
より、例えば図4に示された基準位置の状態から、光軸
5に一致するZ軸の周りに回転角度θだけ回転させる。
そして、各回転角度θの位置において上述の内径測定を
行なうことにより、小径穴1の任意の深さにおける断面
の穴形状を測定することができる。さらに、同様にして
小径穴1の異なる深さにおける断面に対して同様に穴形
状を測定しすることにより、小径穴1の深さ方向の穴曲
がりを求めることができる。
【0045】上記の測定の際において、被測定物2の移
動に関しては、撮像画像を画像処理して得られるデータ
を駆動制御装置に入力し、各ステージの駆動を制御する
ことによって、自動測定することができる。このような
自動化により、目視による測定誤差を減らし、測定作業
者の負担を軽減させることができる。この場合、カメラ
10内の2次元撮像素子において得られた撮像画像を画
像処理装置に入力し、図3(B),図4(B),図5
(B)等に示された撮像画像の状態を検出する。図4
(B)においては、2次元撮像素子上の光軸5の位置を
検出記憶する。図3(B),図5(B)等においては、
スリットの像42の弧の屈曲の先端位置を検出記憶す
る。そして、光軸5の位置と弧の屈曲の先端位置との間
の距離を判定し、この距離が0になるように各ステージ
の駆動を制御する。
動に関しては、撮像画像を画像処理して得られるデータ
を駆動制御装置に入力し、各ステージの駆動を制御する
ことによって、自動測定することができる。このような
自動化により、目視による測定誤差を減らし、測定作業
者の負担を軽減させることができる。この場合、カメラ
10内の2次元撮像素子において得られた撮像画像を画
像処理装置に入力し、図3(B),図4(B),図5
(B)等に示された撮像画像の状態を検出する。図4
(B)においては、2次元撮像素子上の光軸5の位置を
検出記憶する。図3(B),図5(B)等においては、
スリットの像42の弧の屈曲の先端位置を検出記憶す
る。そして、光軸5の位置と弧の屈曲の先端位置との間
の距離を判定し、この距離が0になるように各ステージ
の駆動を制御する。
【0046】光軸5の位置と弧の屈曲の先端位置との間
の距離判定の一具体例としては、画像処理装置内の2次
元画像メモリ上において、モニタ画面に対応する撮像画
像を画素単位に記憶させ、図4(B)に示されたスリッ
トの像42に対応する振幅レベルを有する画素の中か
ら、光軸5の位置、すなわち、スリットの像42中心部
の画素の横軸座標値を検出する。また、図3(B),図
5(B)等に示されたスリットの像41に対応する振幅
レベルを有する画素の中から、横軸方向に最も左にある
画素の横軸座標値を検出する。そして、両横軸座標値の
差を演算する。
の距離判定の一具体例としては、画像処理装置内の2次
元画像メモリ上において、モニタ画面に対応する撮像画
像を画素単位に記憶させ、図4(B)に示されたスリッ
トの像42に対応する振幅レベルを有する画素の中か
ら、光軸5の位置、すなわち、スリットの像42中心部
の画素の横軸座標値を検出する。また、図3(B),図
5(B)等に示されたスリットの像41に対応する振幅
レベルを有する画素の中から、横軸方向に最も左にある
画素の横軸座標値を検出する。そして、両横軸座標値の
差を演算する。
【0047】また、図4(B),図3(B)におけるス
リットの像41の弧が中央横軸に対して上下対称になる
状態を検出するには、弧の上端が位置する画素の縦軸座
標値と下端が位置する画素の縦軸座標値とを同じ横軸座
標値で比較して、両縦軸座標値の中間が光軸5の縦軸方
向位置、すなわち、図4(B),図3(B)におけるス
リットの像41の中心部の画素の縦軸座標値に一致する
ようにすればよい。
リットの像41の弧が中央横軸に対して上下対称になる
状態を検出するには、弧の上端が位置する画素の縦軸座
標値と下端が位置する画素の縦軸座標値とを同じ横軸座
標値で比較して、両縦軸座標値の中間が光軸5の縦軸方
向位置、すなわち、図4(B),図3(B)におけるス
リットの像41の中心部の画素の縦軸座標値に一致する
ようにすればよい。
【0048】画像処理装置または、これと連動する情報
処理装置に、リニアスケール11のX軸方向の位置出力
だけでなく、自動Yステージ23,自動Zステージ2
4,自動θステージ、ηステージ31,φステージに取
り付けられた図示しない測定装置からのY軸方向,Z軸
方向の位置出力、および、角度θ,η,φの角度出力を
受け、小径穴1の直径や偏心率を演算し、演算結果を記
憶あるいは表示させることもできる。画像処理装置にお
いては、スリット光の像42が際立つように強調したり
細線化するなどの画像処理を画像メモリ上において行な
う。また、必要に応じて、標線43や小径穴1の位置を
示す円等の仮想の図形をモニタ画面上に表示するように
図形の挿入処理をしたり、明暗の階調を疑似カラー化す
ることができる。
処理装置に、リニアスケール11のX軸方向の位置出力
だけでなく、自動Yステージ23,自動Zステージ2
4,自動θステージ、ηステージ31,φステージに取
り付けられた図示しない測定装置からのY軸方向,Z軸
方向の位置出力、および、角度θ,η,φの角度出力を
受け、小径穴1の直径や偏心率を演算し、演算結果を記
憶あるいは表示させることもできる。画像処理装置にお
いては、スリット光の像42が際立つように強調したり
細線化するなどの画像処理を画像メモリ上において行な
う。また、必要に応じて、標線43や小径穴1の位置を
示す円等の仮想の図形をモニタ画面上に表示するように
図形の挿入処理をしたり、明暗の階調を疑似カラー化す
ることができる。
【0049】上述した説明では、深さ方向に断面形状が
変化せず、壁面の断面が直線状であることを前提として
説明した。しかし、実際のダイス穴のように深さ方向に
断面形状が変化しても測定することができる。ただし、
この場合には、壁面の断面がZ軸方向に沿う光軸5に対
して傾斜してしまうから、光軸5上の入射光も、壁面で
反射して曲がってしまい、測定に若干の誤差が生じるこ
とになる。したがって、例えば、スリットの像の光量が
大きくなるようX軸周りの回転角φ,Y軸周りの回転角
ηも含めて調整して、光軸5上の入射光が壁面と接する
ようにしてから測定位置の所定深さにおける位置を測定
すれば誤差がなくなる。
変化せず、壁面の断面が直線状であることを前提として
説明した。しかし、実際のダイス穴のように深さ方向に
断面形状が変化しても測定することができる。ただし、
この場合には、壁面の断面がZ軸方向に沿う光軸5に対
して傾斜してしまうから、光軸5上の入射光も、壁面で
反射して曲がってしまい、測定に若干の誤差が生じるこ
とになる。したがって、例えば、スリットの像の光量が
大きくなるようX軸周りの回転角φ,Y軸周りの回転角
ηも含めて調整して、光軸5上の入射光が壁面と接する
ようにしてから測定位置の所定深さにおける位置を測定
すれば誤差がなくなる。
【0050】上述した一実施例においては、スリット7
の形状は、線状のスリットとしたが、これに限らない。
従来技術の指標と同じ十字状のスリットを採用すれば、
図4(B)等に示されたモニタ画面上で、縦軸方向の位
置合わせが容易になるほか、載置ステージ3を回転させ
ることなく、互いに直交する方向の穴径を測定すること
ができる。また、スポット状のスリットを採用すれば、
光軸5の中心部だけの像が結ばれ、図5(B)等に示さ
れたモニタ画面上で、光軸5の位置と弧の屈曲の先端位
置との間の距離が識別しやすくなる。また、光源4自体
に上述した形状のスリット光を発生するものを採用して
もよい。この場合には、単体部品としてのスリット7は
不要となるが、実質的にスリットを有するということが
できる。
の形状は、線状のスリットとしたが、これに限らない。
従来技術の指標と同じ十字状のスリットを採用すれば、
図4(B)等に示されたモニタ画面上で、縦軸方向の位
置合わせが容易になるほか、載置ステージ3を回転させ
ることなく、互いに直交する方向の穴径を測定すること
ができる。また、スポット状のスリットを採用すれば、
光軸5の中心部だけの像が結ばれ、図5(B)等に示さ
れたモニタ画面上で、光軸5の位置と弧の屈曲の先端位
置との間の距離が識別しやすくなる。また、光源4自体
に上述した形状のスリット光を発生するものを採用して
もよい。この場合には、単体部品としてのスリット7は
不要となるが、実質的にスリットを有するということが
できる。
【0051】上述した一実施例においては、スリット光
の検出位置に2次元撮像素子を配置したが、従来技術に
おけると同様にスリットの像を操作者が直接観察するよ
うにしてもよい。このような測定方法を取るときには、
画像処理装置等が不要となる。
の検出位置に2次元撮像素子を配置したが、従来技術に
おけると同様にスリットの像を操作者が直接観察するよ
うにしてもよい。このような測定方法を取るときには、
画像処理装置等が不要となる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、入射光をスリット光にすることにより、散乱
光や多重反射等の影響が少なく、結像された像と背景と
のコントラストが向上し、小穴径の形状を高精度に測定
することが可能になるという効果がある。したがって、
さらに、倍率、受光開口数等の特性の異なるレンズや幅
の異なるスリットを組み合わせ、光源の光量を調節する
ことにより、条件の異なる多様な形状の被測定物に対応
した測定をすることができる。本発明を、例えば光ファ
イバの樹脂コートの際に用いるダイス穴の内部形状の測
定に用いると、実際にダイスを用いて光ファイバに樹脂
をコートしてみることなくダイスの良、不良を判定する
ことができ、光ファイバの樹脂コート不良を減少させる
ことができる。
によれば、入射光をスリット光にすることにより、散乱
光や多重反射等の影響が少なく、結像された像と背景と
のコントラストが向上し、小穴径の形状を高精度に測定
することが可能になるという効果がある。したがって、
さらに、倍率、受光開口数等の特性の異なるレンズや幅
の異なるスリットを組み合わせ、光源の光量を調節する
ことにより、条件の異なる多様な形状の被測定物に対応
した測定をすることができる。本発明を、例えば光ファ
イバの樹脂コートの際に用いるダイス穴の内部形状の測
定に用いると、実際にダイスを用いて光ファイバに樹脂
をコートしてみることなくダイスの良、不良を判定する
ことができ、光ファイバの樹脂コート不良を減少させる
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を説明する平面図である。
【図2】本発明の一実施例におけるステージ系を説明す
る正面図である。
る正面図である。
【図3】被測定物の第1の位置とモニタ画面を説明する
説明図であり、図3(A)は、平面図、図3(B)は、
モニタ画面である。
説明図であり、図3(A)は、平面図、図3(B)は、
モニタ画面である。
【図4】被測定物の第2の位置とモニタ画面を説明する
説明図であり、図4(A)は平面図、図4(B)はモニ
タ画面である。
説明図であり、図4(A)は平面図、図4(B)はモニ
タ画面である。
【図5】被測定物の第3の位置とモニタ画面を説明する
説明図であり、図5(A)は、平面図、図5(B)は、
モニタ画面である。
説明図であり、図5(A)は、平面図、図5(B)は、
モニタ画面である。
【図6】従来の極小径の内径測定装置を説明する説明図
である。
である。
1…小径穴、2…被測定物、3…載物ステージ、4…光
源、5…光軸、6…フィルタ、7…スリット、8…投光
対物レンズ、9…受光対物レンズ、10…カメラ、11
…リニアエンコーダ、41…結像位置、42…スリット
光の反射像、43…標線、51…光源レチクル、52…
接眼レチクル。
源、5…光軸、6…フィルタ、7…スリット、8…投光
対物レンズ、9…受光対物レンズ、10…カメラ、11
…リニアエンコーダ、41…結像位置、42…スリット
光の反射像、43…標線、51…光源レチクル、52…
接眼レチクル。
Claims (6)
- 【請求項1】 スリット光を被測定位置に投影させる投
光系を介して穴の壁面に投影させ、該壁面での反射光を
受光系で受光位置に結像させ、該スリット光の光軸と該
穴を相対的に移動させ、前記受光位置でのスリット光の
弧の先端が該光軸に一致したとき、前記穴の位置を測定
し、該測定を前記穴の直径の両端に対して行なうことに
より前記穴の内径を測定することを特徴とする穴形状測
定方法。 - 【請求項2】 前記穴と前記光軸を相対的に回転させ、
請求項1に記載の穴形状測定方法を各回転角度ごとに行
なうことにより前記穴の断面形状を測定することを特徴
とする穴形状測定方法。 - 【請求項3】 前記穴と前記光軸を前記穴の軸方向に相
対的に移動させ、請求項1または2に記載の穴形状測定
方法を各移動位置ごとに行なうことにより穴曲がりを測
定することを特徴とする穴形状測定方法。 - 【請求項4】 被測定位置に焦点を有しスリット光を穴
の壁面に投影させる投光系と、該投光系に対向し撮像素
子を含み該壁面での反射光を受光し該撮像素子上に該ス
リット光を結像させる受光系と、前記投光系と該受光系
からなる光学系と該穴を相対的に移動させる手段と、該
光学系と前記穴の相対位置を測定する位置測定手段を有
し、前記穴の直径の両端における測定値に基づいて前記
穴の断面の内径を求める手段を有することを特徴とする
穴形状測定装置。 - 【請求項5】 前記穴と前記光学系を相対的に回転させ
る手段を有することを特徴とする請求項4に記載の穴形
状測定装置。 - 【請求項6】 前記穴と前記光学系を前記穴の軸方向に
相対的に移動させる手段を有することを特徴とする請求
項4または5に記載の穴形状測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3651095A JPH08233545A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 穴形状測定方法および測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3651095A JPH08233545A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 穴形状測定方法および測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08233545A true JPH08233545A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12471835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3651095A Pending JPH08233545A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 穴形状測定方法および測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08233545A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008072369A1 (ja) | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Nikon Corporation | 測定装置および測定方法 |
| JP2009139176A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Nikon Corp | 測定装置およびその方法 |
| US10066931B2 (en) | 2014-11-25 | 2018-09-04 | Adamant Namiki Precision Jewel Co., Ltd. | Optical inner-surface measurement device |
| WO2019221190A1 (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | シンクランド株式会社 | レーザ装置及び骨孔位置決め方法 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP3651095A patent/JPH08233545A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008072369A1 (ja) | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Nikon Corporation | 測定装置および測定方法 |
| US8049901B2 (en) | 2006-12-13 | 2011-11-01 | Nikon Corporation | Measuring device and measuring method |
| JP2009139176A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Nikon Corp | 測定装置およびその方法 |
| US10066931B2 (en) | 2014-11-25 | 2018-09-04 | Adamant Namiki Precision Jewel Co., Ltd. | Optical inner-surface measurement device |
| WO2019221190A1 (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | シンクランド株式会社 | レーザ装置及び骨孔位置決め方法 |
| JPWO2019221190A1 (ja) * | 2018-05-16 | 2020-09-17 | シンクランド株式会社 | レーザ装置及び骨孔位置決め方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3511450B2 (ja) | 光学式測定装置の位置校正方法 | |
| JP5560558B2 (ja) | 測定装置および測定方法 | |
| JP4896373B2 (ja) | 立体3次元計測システムおよび方法 | |
| JP2005514606A5 (ja) | ||
| JPH03267745A (ja) | 表面性状検出方法 | |
| JP2001194133A (ja) | 円筒形部品の同軸度測定方法及び測定装置 | |
| JPH08128815A (ja) | 微小円筒形部品の穴径・同心度測定装置 | |
| WO2018005404A1 (en) | Method and system for measuring geometric parameters of through holes | |
| JPH10311779A (ja) | レンズ特性測定装置 | |
| JPH0674863A (ja) | 光コネクタのコア偏心測定方法及び光コネクタ | |
| US7518712B2 (en) | Tilted edge for optical-transfer-function measurement | |
| JPH0262903A (ja) | 孔内面測定装置 | |
| JPH08233545A (ja) | 穴形状測定方法および測定装置 | |
| JP2509772B2 (ja) | 光コネクタの端面検査装置 | |
| JP4751156B2 (ja) | オートコリメータ及びそれを用いた角度測定装置 | |
| JP2007278705A (ja) | スリット光を用いた内面検査装置 | |
| JP3162364B2 (ja) | 光センサ装置 | |
| JP3633132B2 (ja) | 光ファイバ被覆用ダイス選別方法 | |
| JP5251218B2 (ja) | 測定装置および測定方法 | |
| JP3152507B2 (ja) | 局部腐食深さ自動測定方法 | |
| JPH08189816A (ja) | ダイス孔形状測定装置および測定方法 | |
| JPH05118831A (ja) | 光コネクタの端面検査装置 | |
| JP2520365B2 (ja) | 光学式測長装置におけるワ―ク測定位置設定法 | |
| KR900005642B1 (ko) | 광파이버 구조 및 외경측정의 장치 및 방법 | |
| JPH1068675A (ja) | レンズの測定装置及び測定方法 |