JPH08235828A - 磁気ディスク・カード - Google Patents

磁気ディスク・カード

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Publication number
JPH08235828A
JPH08235828A JP7041657A JP4165795A JPH08235828A JP H08235828 A JPH08235828 A JP H08235828A JP 7041657 A JP7041657 A JP 7041657A JP 4165795 A JP4165795 A JP 4165795A JP H08235828 A JPH08235828 A JP H08235828A
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JP
Japan
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magnetic disk
card
time
storage device
life
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Application number
JP7041657A
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Inventor
Yoichi Kawakubo
洋一 川久保
Tetsuya Hamaguchi
哲也 浜口
Yasuhiro Nemoto
泰弘 根本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド/ディスクの摩耗寿命による記憶情報
の損傷を未然に防止できる磁気ディスク・カードを実現
すること。 【構成】 使用開始後の磁気ディスクの累積回転時間を
積算記憶する記憶装置140を磁気ディスク・カード1
51内に設置し、記憶された累積ディスク回転時間と保
証寿命時間とを比較し、摩耗警報/寿命警報を表示する
表示手段141、143、144等を持ち、および寿命
時間経過後には自動的に磁気ディスクの回転を停止す
る。 【効果】 ディスク/ヘッドの摩耗が致命的とならない
状態で、記憶情報の退避が可能となり、記憶情報の致命
的損傷を防止可能であると共に、開発された新技術を早
期に実用化可能となり大容量磁気ディスク・カードを容
易に実現可能とできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク・カードに
係り、特に、磁気記録媒体と磁気ヘッドとの相対的移動
により、情報を記録再生する磁気ディスク記憶装置を、
計算機接続用のコネクタと一体に構成し、簡易に交換可
能とした磁気ディスク・カードに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク記憶装置においては、情報
の記録密度を高め、小形で大容量の記憶が可能な装置が
求められている。このためには、磁気ヘッドと磁気ディ
スクの間隔を狭めることが、磁気記録の原理から要求さ
れる。しかし、磁気ヘッドと磁気ディスクの間隔を狭め
ると、両者が接触摺動し、どちらか一方あるいは両方が
摩耗する可能性が高まるため、両者の耐摩耗性を向上す
ることが装置の動作信頼性を向上するために重要な課題
となっている。
【0003】このため、最近の磁気ディスク記憶装置で
は、潤滑剤を記録媒体表面に塗布する等の磁気記録媒体
側の改良、あるいは、磁気ヘッド基板に耐摩耗性の材料
を用いることなどが広く行われている。
【0004】しかし、磁気ヘッドと磁気ディスクのそれ
ぞれの表面の幾何学的平均面の最小間隔が、50nm以
下の磁気ディスク記憶装置では、磁気ヘッドと磁気ディ
スクとの接触頻度が従来より増加し、摩耗低減は最重要
の課題となる。ここで、両者の摩擦面積を考えると、現
在の小型磁気ディスク記憶装置の代表である外径45m
mのディスクでは、片面の情報記録部分の面積は、おお
よそ1300平方mmであるのに対し、磁気ヘッドの磁
気ディスクとの最近接面の面積は、高々数平方mmであ
る。
【0005】このような大きな差のある磁気ディスクと
磁気ヘッドとが摩擦し、摩耗が発生すると、摩耗深さは
摩擦面積の小さい磁気ヘッドが、磁気ディスクより大き
くなる。特に、磁気ヘッドの磁気ディスクへの接近性能
を考えて、磁気ヘッドの磁気ディスク最近接面の面積
が、0.1平方ミリ以下としたものでは、磁気ディスク
と磁気ヘッドの摩擦面積の比率は1万倍を越える。この
ため、このような磁気ディスク記憶装置では、磁気ヘッ
ドの摩耗によりエラーが増加し、最終的に装置の稼働寿
命が決定されるようになる。
【0006】このような磁気ディスク記憶装置を用い、
計算機との接続可能なコネクタとクレジット・カード型
の一体構成とし、容易に交換可能とする磁気ディスク・
カードが使用され始めている。磁気ディスク・カード
は、交換可能な記憶装置であり、従来のフロッピー・デ
ィスクと同様の使い方が考えられ、大容量を必要とする
が、高信頼性を実現するために価格が上昇することは許
されない。従って、安価で大容量を目指した磁気ディス
ク・カードが望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これまでに磁気ディス
ク記憶装置では、磁気ディスクあるいは磁気ヘッドの摩
耗等による寿命の検出のために、例えばディスク累積回
転時間の記憶や表示等が提案されている。しかし、これ
らの提案は全て装置が計算機処理装置に固定されるもの
であり、最近の磁気ディスク・カードのような、交換可
能型の磁気ディスク記憶装置を想定していない。
【0008】磁気ディスク・カードでは、先に述べたよ
うな大容量を実現するため、ある程度の寿命時間の短い
ものも安価であれば許容される。しかしながら、この場
合に使用者が全く予期しないときに寿命となって、蓄積
した情報が使用不可能となることは損失が大きく、許容
できない。そのため、磁気ディスク・カードでは、従来
の磁気ディスク記憶装置にも増して、寿命予知、あるい
は検出手段が必要とされている。
【0009】さらに、このような磁気ディスク・カード
を販売するに当たり、一定条件の寿命保証をする必要が
考えられる。この場合に、装置使用時間あるいは有効期
限をもって、保証することが一般的である。しかし、従
来、磁気ディスク記憶装置に対して提案されている寿命
表示は、このような事態を想定しておらず、使用者によ
る使用時間の意図的な書換の可能性があり、また非通電
時には検出不可能なため、使用時間を知るために計算機
を必要としていた。
【0010】また、今後の磁気ディスク記憶装置の高密
度化のために、磁気ヘッドへの印加荷重を低くすること
により、ヘッドの摩耗を低減し、磁気ディスクとの接触
頻度が大きい状態での動作を行わせようとする試みが行
われている。この方式は、ヘッドとディスクとの間隔を
50nm以下に低減できるため、磁気ディスク記憶装置
を大容量化することが可能であるが、磁気ヘッドの摩耗
による寿命があるため、世の中に広く受け入れられるま
でには至っていない。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みなされた
もので、その目的は、ヘッド/ディスクの摩耗寿命によ
る記憶情報の損傷を未然に防止し、摩耗が致命的となら
ない状態で記憶情報の退避が可能であり、記憶情報の致
命的損傷を防止できる磁気ディスク・カードを提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、磁気ヘッドを磁気ディスク表面の複数の記
録トラックの内の一つを選択して位置決めし、情報の記
録再生を行う磁気ディスク記憶装置と、前記磁気ディス
ク記憶装置を計算機に接続可能なコネクタとを一体とし
てカード型に構成し、前記磁気ディスクの累積回転時間
を記憶する手段を設けたことを特徴とするものである。
【0013】また、計算機接続用のコネクタを有するカ
ード型の磁気ディスク記憶装置であって、磁気ディスク
の使用開始以後の累積回転時間を記憶し、前記磁気ディ
スクおよび/または磁気ヘッドの寿命を推定する手段を
有し、前記推定結果を外部から、通電の有無にかかわら
ず観察可能な表示手段を備えたことを特徴とする。
【0014】また、磁気ヘッドを磁気ディスク表面の複
数の記録トラックの内の一つを選択して位置決めし、情
報の記録再生を行う磁気ディスク記憶装置と、前記磁気
ディスク記憶装置を計算機に接続可能なコネクタとを一
体としてカード型に構成し、前記磁気ディスクの使用開
始後の累積回転時間を積算記憶する記憶装置を有し、前
記磁気ディスクの記憶された累積ディスク回転時間と保
証寿命時間とを比較し、前記磁気ディスクの摩耗警報お
よび/または寿命警報を表示する表示装置を備え、寿命
時間経過後には自動的に前記磁気ディスクの回転を停止
することを特徴とするものである。
【0015】すなわち、通常の定常稼働状態では、磁気
ディスク/磁気ヘッドの摩耗量は相互の接触摩擦距離に
比例する。このことは接触頻度が余り変わらないことか
ら、許容摩耗量までの摩耗量が生じる摩擦距離があらか
じめ予測できることを意味する。最近の磁気ディスク記
憶装置では磁気ヘッドの記録再生半径は一定ではないた
め、摩擦距離を求めることは多少の困難があるが、平均
記録再生半径を最内周と最外周の中間と考えれば、磁気
ヘッドの摩擦距離を磁気ディスクの累積回転時間から推
定できる。したがって、磁気ディスク記憶装置の累積磁
気ディスク回転時間を半導体記憶装置あるいは磁気ディ
スク記憶装置自身のような不揮発性記憶装置に記憶さ
せ、あらかじめ設定された磁気ディスク・カード中の磁
気ディスク記憶装置の寿命時間と比較することにより、
その装置の寿命となるまでの時間を推定できることにな
る。
【0016】記憶された累積磁気ディスク回転時間が、
設定装置寿命時間に一定時間以内に近づいたときに、寿
命警報を外部から観察可能に表示すれば、使用者はあら
かじめ当該磁気ディスク・カードの記憶内容を別の記憶
装置に退避させることが可能となり、記憶情報の損失を
気にすることなく信頼性向上の困難な大容量化技術を使
用できる。
【0017】さらに、この表示装置が磁気ディスク・カ
ードを計算機に挿入していない状態でも観察可能であれ
ば、使用者はどの磁気ディスク・カードが使用可能かを
判断することが容易となり、さらに生産者は使用者から
の苦情処理に当たって、その苦情が使用時間が長いため
に発生した必然的なものか、突発的なものかを外部から
判断可能となり、誤った苦情にも正確に対処することが
可能となる。
【0018】
【作用】上記構成のように、磁気ディスク・カード内の
磁気ディスク記憶装置の磁気ディスク累積回転時間を知
ることにより、磁気ディスク/磁気ヘッドの摩耗量を推
定し、摩耗量が寿命摩耗量に対しどの程度の比率にある
かを知ることができる。摩耗量の装置毎のバラツキを考
え、稼働の安全性を考慮し、摩耗量が寿命摩耗量となる
摩擦時間のたとえば5割を以て寿命回転時間とし、累積
回転時間がこの寿命回転時間を越えたときに、使用者に
警告するか、あるいは強制的にディスク回転を停止する
移す等により、寿命時間を越えて磁気ディスク記憶装置
を使用する可能性を低下させることができ、稼働時の信
頼性を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。最初に、本発明を1.8インチ磁気ディスク記
憶装置を用いた磁気ディスク・カードに適用した例につ
いて説明する。図1には、本実施例の磁気ディスク・カ
ードの制御系の回路図を示す。
【0020】磁気ディスク・カード151は、計算機本
体200とはコネクタ155により接続される。コネク
タ155を経由して伝えられた制御信号は、制御回路1
20により具体的な制御動作としてHDA(ヘッド・デ
ィスク・アッセンブリイ)100に伝えられる。
【0021】この制御回路120内には、磁気ディスク
の回転時間の累積値を記憶する累積ディスク回転時間記
憶装置140が設置されている。そして、磁気ディスク
が回転を始めてから停止するまでの時間が毎回積算さ
れ、累積ディスク回転時間が記憶される。この記憶装置
140は、不揮発性の半導体記憶装置により構成されて
いる。
【0022】本実施例の磁気ディスク・カード151に
は、コネクタ155の反対側の端面に、赤色、橙色、緑
色の3色に点灯可能な3色LED141が設置され、こ
の3色LED駆動回路142によって、制御回路120
からの制御信号により駆動される。
【0023】図2には本実施例の磁気ディスク・カード
151の外観図を、図3には本実施例の磁気ディスク・
カード151を3色LED141が設置された側から見
た図を示す。この制御回路120は、本磁気ディスク・
カード151の累積ディスク回転時間記憶装置140に
記憶された使用開始時からの累積ディスク回転時間が少
ない状態のときには、HDA100中の磁気ディスク回
転中には、3色LED141を緑色に点灯する。
【0024】さらに、制御回路120は、HDA100
が計算基本体200からの指令により、アクセス/記録
/再生の動作を行っているときには、そのときに点灯し
ていた色を変えずに3色LED141を点滅させ、磁気
ディスク・カード151の動作状態を表示する。
【0025】この磁気ディスク・カード151中のHD
A100の磁気ヘッドは、磁気ディスクとの連続摩擦時
間1500時間を越すと磁気ヘッドの摩耗が増大し、情
報の記録再生が不能となる。そこで本実施例では安全率
を考えて寿命ディスク回転時間を750時間とし、制御
回路120は、累積ディスク回転時間記憶装置140か
ら読み出された累積ディスク回転時間が、この750時
間に対して8割の600時間を越えたときに、計算機本
体200に寿命時間が近づいたことを警告する警告信号
を送ると共に、3色LED141の点灯色を緑色から橙
色に変え、磁気ディスク・カード使用者に記憶情報の退
避を促す。
【0026】さらに制御回路120は、使用時間が増加
し、累積ディスク回転時間記憶装置140に記憶された
累積ディスク回転時間が750時間に達すると、計算機
本体200に寿命時間がに達したことを示す寿命信号を
送ると共に、3色LED141の点灯色を橙色から赤色
に変え、使用者に磁気ディスク・カード151中の記憶
情報の退避の緊急性を知らせる。
【0027】そして、制御回路120は、累積ディスク
回転時間が寿命摩擦時間(750時間)を越えて1時間
経過した時点でディスクの回転を自動的に停止する。本
実施例の磁気ディスク・カード151においても、制御
回路120は特別に決められた退避用の制御信号以外で
は回転を再開しないことで、情報の損傷を防止すること
ができる。
【0028】以上のような構成動作により、本実施例の
磁気ディスク・カード151の使用者は、外部から観察
可能な3色LED141の点灯色が橙色に変わっている
ことを見て、磁気ヘッドの摩耗が限界に近づいたことを
判断でき、事前に磁気ディスク・カード151の記憶内
容を、別の磁気ディスク・カードあるいは磁気ディスク
記憶装置等に退避させることが可能となる。その結果、
何の前触れもなくHDA内の磁気ヘッドが摩耗したこと
による記憶情報の損失を、容易に避けることが可能とな
る。
【0029】次の実施例では、本発明を、1.8インチ
磁気ディスク記憶装置を用いた磁気ディスク・カードに
適用した別の例について説明する。図4には、本実施例
の磁気ディスク・カードの制御系の回路図を示す。
【0030】前述した実施例と同様に本実施例でも、磁
気ディスク・カード151は計算機本体とはコネクタ1
55により接続される。コネクタ155を経由して伝え
られた制御信号は、制御回路120により具体的な制御
動作としてHDA100に伝えられる。
【0031】この制御回路120内には、第1の実施例
と同様に、磁気ディスクの回転時間の累積値を記憶する
不揮発性の累積ディスク回転時間記憶装置140が設置
されている。そして、磁気ディスクが回転を始めてから
停止するまでの時間が毎回積算され、累積ディスク回転
時間が記憶される。
【0032】本実施例の磁気ディスク・カード151に
は、コネクタ155の反対側の端面に、製造時は緑色を
表示し、駆動信号が一旦加えられるとそれぞれ橙色と赤
色の表示を示し、以後、元に戻らない第1および第2の
非可逆表示素子143、144が設置され、非可逆表示
素子駆動回路145により、制御回路120からの制御
信号により駆動される。
【0033】図5には本実施例の磁気ディスク・カード
151を非可逆表示素子143および144が設置され
た側から見た図を示す。制御回路120は、本磁気ディ
スク・カード151の累積ディスク回転時間記憶装置1
40に記憶された使用開始時からの累積ディスク回転時
間が少ない状態のときには、非可逆表示素子143、1
44を駆動せず、両者の表示は製造時のままの緑色を表
示する。
【0034】本磁気ディスク・カード151中のHDA
100の磁気ヘッドは、第2の実施例の場合と同様、磁
気ディスクとの連続摩擦時間1500時間を越すと磁気
ヘッドの摩耗が増大し、情報の記録再生が不能となる。
【0035】そこで本実施例でも安全率を考えて寿命デ
ィスク回転時間を750時間とし、制御回路120は累
積ディスク回転時間記憶装置140から読み出された累
積ディスク回転時間が、この750時間に対して8割の
600時間を越えたときに、計算機本体200に寿命時
間が近づいたことを警告する警告信号を送ると共に、第
1の非可逆表示素子143を駆動し、表示色を非可逆的
に橙色に変えるよう、非可逆表示素子駆動回路145に
駆動信号を送る。
【0036】そして、非可逆表示素子駆動回路145
は、第1の非可逆表示素子143に表示色を緑色から橙
色に変えるための駆動パルスを送り、表示色を非可逆的
に橙色にし、磁気ディスク・カード使用者に記憶情報の
退避を促す。
【0037】さらに制御回路120は、使用時間が増加
し、累積ディスク回転時間記憶装置140に記憶された
累積ディスク回転時間が750時間に達すると、計算機
本体200に寿命時間がに達したことを示す寿命信号を
送ると共に、第2の非可逆表示素子144の表示色を緑
色から赤色に変え、使用者に磁気ディスク・カード15
1中の記憶情報の退避の緊急性を知らせる。
【0038】そして、制御回路120は、累積ディスク
回転時間が寿命摩擦時間(750時間)を越え、1時間
経過した時点でディスクの回転を自動的に停止する。本
実施例の磁気ディスク・カード151においても、制御
回路120は特別に決められた退避用の制御信号以外で
は回転を再開しないことで、情報の損傷を防止すること
ができる。
【0039】以上のような構成動作により、本実施例の
磁気ディスク・カード151の使用者は、外部から観察
可能な2つの非可逆表示素子143、144の表示色が
緑色と緑色から橙色と緑色、そして橙色と赤色に変わっ
て行く状況を見て、磁気ヘッドの摩耗が限界に近づいた
ことを判断でき、事前に磁気ディスク・カード151の
記憶内容を別の磁気ディスク・カードあるいは磁気ディ
スク記憶装置等に退避させることが可能となる。その結
果、何の前触れもなくHDA内の磁気ヘッドが摩耗した
ことによる記憶情報の損失を容易に避けることが可能と
なる。
【0040】さらに、本実施例の構成によれば、累積デ
ィスク回転時間記憶装置140に記憶された累積ディス
ク回転時間が、寿命時間である750時間を越えたこと
が非可逆的に示されるため、磁気ディスク・カード単体
の状態で通電せずに、累積ディスク回転時間が寿命時間
を越えたことを判断できる。従って、磁気ディスク・カ
ードが動作しなくなった原因が、累積ディスク回転時間
が寿命時間を越えたためか、あるいは、そのほかの誤動
作かを容易に判断可能となる。
【0041】その結果、磁気ディスク・カードの販売者
が、寿命時間の動作保証と寿命時間以内のヘッド摩耗事
故品の無償交換保証を行った場合でも、実際の累積ディ
スク回転時間が寿命時間を越えた磁気ディスク・カード
の使用者が、故意に累積ディスク回転時間記憶装置14
0の内容を書き換え、累積ディスク回転時間を寿命時間
以下として磁気ディスク・カードを使用し、磁気ヘッド
の摩耗によって使用不能となった磁気ディスク・カード
の無償交換を請求することを防止することができる。
【0042】ここでは、2つの表示装置を用いたが、累
積通電時間に比例した表示を非可逆で行う表示装置を用
いることにより、表示装置を1つとし、さらに概算の使
用時間を常に知ることが可能な構成とすることもでき
る。
【0043】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、有限の寿
命を持つ磁気ディスク記憶装置に用いる磁気ディスク・
カードの寿命を、累積ディスク回転時間を記憶すること
により予測でき、経時摩耗に起因する記憶情報の損失を
防止でき、情報記憶信頼性を向上できるとともに、初期
には信頼性を安価に向上することの困難な新技術を、情
報を失う可能性を低くして導入することが可能となり、
大容量の磁気ディスク・カードを早期に実現可能にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の磁気ディスク・カード
の制御系の回路図。
【図2】本発明の第1の実施例の磁気ディスク・カード
の外観図。
【図3】本発明の第1の実施例の磁気ディスク・カード
のコネクタ反対側端面からの外観図。
【図4】本発明の第2の実施例の磁気ディスク・カード
の制御系の回路図。
【図5】本発明の第2の実施例の磁気ディスク・カード
のコネクタ反対側端面からの外観図。
【符号の説明】
100 ヘッド・ディスク・アッセンブリイ(HDA) 120 制御回路 140 累積ディスク回転時間記憶装置 141 3色LED 142 3色LED駆動回路 143 非可逆表示素子1 144 非可逆表示素子2 145 非可逆表示素子駆動回路 150 磁気ディスク記憶装置 151 磁気ディスク・カード 155 コネクタ 200 計算機本体 210 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/04 501 G11B 19/04 501B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを磁気ディスク表面の複数の
    記録トラックの内の一つを選択して位置決めし、情報の
    記録再生を行う磁気ディスク記憶装置と、前記磁気ディ
    スク記憶装置を計算機に接続可能なコネクタとを一体と
    してカード型に構成し、前記磁気ディスクの累積回転時
    間を記憶する手段を設けたことを特徴とする磁気ディス
    ク・カード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ディスク・カード
    において、前記磁気ディスクが回転している累積回転時
    間を、不揮発性記憶装置または磁気ディスク上に記憶す
    ることを特徴とする磁気ディスク・カード。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の磁気ディスク
    ・カードにおいて、前記磁気ヘッドと前記磁気ディスク
    とのそれぞれの表面の幾何学的平均面の最小間隔が、5
    0nm以下の磁気ディスク記憶装置を用いることを特徴
    とする磁気ディスク・カード。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の磁気ディ
    スク・カードにおいて、前記磁気ディスクの記憶された
    累積回転時間が、あらかじめ設定された単一あるいは複
    数の設定時間を越えたとき、外部から観察可能な表示装
    置により、寿命時間に接近ないし超過の警告信号を表示
    することを特徴とする磁気ディスク・カード。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の磁気ディスク・カード
    において、前記警告信号の表示装置が、非通電時にも観
    察可能であることを特徴とする磁気ディスク・カード。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちいずれかに記載
    の磁気ディスク・カードにおいて、前記磁気ディスクの
    記憶された累積回転時間が、あらかじめ設定された単一
    あるいは複数の一定設定時間を越えたとき、その磁気デ
    ィスク・カードを使用している計算機システムに対し、
    警告信号を送ることを特徴とする磁気ディスク・カー
    ド。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうちいずれかに記載
    の磁気ディスク・カードにおいて、前記磁気ディスクの
    記憶された累積回転時間が、あらかじめ設定された寿命
    時間を越えたとき、前記磁気ディスクの回転を停止する
    ことを特徴とする磁気ディスク・カード。
  8. 【請求項8】 計算機接続用のコネクタを有するカード
    型の磁気ディスク記憶装置であって、磁気ディスクの使
    用開始以後の累積回転時間を記憶し、前記磁気ディスク
    および/または磁気ヘッドの寿命を推定する手段を有
    し、前記推定結果を外部から観察可能な表示手段を備え
    たことを特徴とする磁気ディスク・カード。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の磁気ディスク・カード
    において、前記表示手段は、通電の有無にかかわらず前
    記推定結果を外部から観察可能であることを特徴とする
    磁気ディスク・カード。
  10. 【請求項10】 磁気ヘッドを磁気ディスク表面の複数
    の記録トラックの内の一つを選択して位置決めし、情報
    の記録再生を行う磁気ディスク記憶装置と、前記磁気デ
    ィスク記憶装置を計算機に接続可能なコネクタとを一体
    としてカード型に構成し、前記磁気ディスクの使用開始
    後の累積回転時間を積算記憶する記憶装置を有し、前記
    磁気ディスクの記憶された累積ディスク回転時間と保証
    寿命時間とを比較し、前記磁気ディスクの摩耗警報およ
    び/または寿命警報を表示する表示装置を備え、寿命時
    間経過後には自動的に前記磁気ディスクの回転を停止す
    ることを特徴とする磁気ディスク・カード。
JP7041657A 1995-03-01 1995-03-01 磁気ディスク・カード Pending JPH08235828A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0831379A3 (en) * 1996-09-23 1998-06-03 Hewlett-Packard Company Fusable life indicator and identification device for an electrophotographic consumable product
JP2004102847A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Toshiba Corp プラント監視制御装置
JP2016077573A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 ダイキン工業株式会社 生体情報取得装置

Cited By (3)

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