JPH0823672A - スイッチング電源装置およびその絶縁方法 - Google Patents
スイッチング電源装置およびその絶縁方法Info
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Abstract
(57)【要約】
電子出願以前の出願であるので
要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はスイッチング電源装置およびその絶 縁方法に関し、特に入力側の大容量あるいは小容 量の交流もしくは直流のコンデンサに蓄えられた 静電エネルギをもとにして高い周波数の電圧ある いは電力を出力するスイッチング電源回路に絶縁 回路を介して負荷に電力を供給するスイッチング 電源装置およびその絶縁方法に関する。
[従来の技術] 第2図は従来のスイッチング電源装置の一例を 示す電気回路図である。第2図を参照して、スイ ッチング電源回路11には直流電源Eとリアクト ルLとの直列回路が接続されるとともに、リップ ル吸収用コンデンサCSが接続される。すなわち、 スイッチング電源回路11には、直流電源Eから リアクトルLを介してリップル吸収用コンデンサ CSに電圧が入力されることによって、高い周波 数電圧成分のリップル分が取除かれ、リップル吸 収用コンデンサCSに蓄えられた静電エネルギが スイッチング電源回路11に与えられる。すなわ ち、コンデンサCSの静電エネルギがスイッチン グ電源回路11の直接の入力エネルギとなる。
スイッチング電源回路11はフルブリッジ接続 されたスイッチング素子SF1〜SF4を含み、 それぞれのスイッチング素子SF1〜SF4は環 流ダイオードが内蔵された極めて高速な自己消弧 型スイッチング素子であるパワーMOSFETで 構成されており、それぞれのスイッチング素子S F1〜SF4の制御端子(ゲート)には図示しな い制御回路から交互に制御パルスが与えられる。
スイッチング素子SF1とSF2との接続点A1 と、スイッチング素子SF3とSF4との接続点 B1には、絶縁トランスTの一次側端子A、Bが 接続され、絶縁トランスTの二次側端子C,Dに は周波数変換回路7を介して負荷回路4が接続さ れる。すなわち、スイッチング電源回路11に対 し負荷回路4は、絶縁トランスTにより構成され る絶縁障壁44によって電気的に浮遊されている。
上述のごとく構成されたスイッチング電源装置 において、直流電源EからリアクトルLを介して リップル吸収用コンデンサCSに充電された静電 エネルギがスイッチング電源回路11の入力エネ ルギとなる。それぞれの制御端子に高い周波数の パルスが与えられることによってスイッチング素 子SF1〜SF4が交互にオン、オフを繰り返し、 接続点A1とB1との間に変換された高い周波数 の交流電圧が出力される。そして、この高い周波 数の交流電圧は絶縁トランスTの絶縁障壁44を 通過する磁界を介して周波数変換回路7に伝送さ れ、直流電力に周波数変換されて負荷回路4に与 えられる。
「発明が解決しようとする課題」 上述の第2図に示した従来のスイッチング電源 装置において、スイッチング電源回路11と周波 数変換回路7とを電気的に浮遊させるために、絶 縁トランスTの絶縁障壁44を用いていた。この ため、スイッチング電源回路11のスイッチング 素子の蓄積時間の違いやスイッチングスピードの 違いによって不要に出力された直流あるいは低周 波の電圧のために絶縁トランスTの励磁が偏り、 飽和して異常に大きな励磁電流が負荷回路4を通 ることなく流れる偏磁現象により、スイッチング 電源回路を構成するスイッチング素子を破損させ ることがしばしば起こっていた。
それゆえに、この発明の目的は、偏磁現象によ る異常電流の発生を回避し得るスイッチング電源 装置およびその絶縁方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] 第1請求項にかかる発明は、電源からの電力を 静電エネルギを介してスイッチングして電源から の電力より高い周波数の電力を出力するスイッチ ング電源回路の出力に絶縁回路を介して負荷を接 続したスイッチング電源装置において、絶縁回路 はコンデンサにより構成された絶縁障壁からなる。
第2請求項に係る発明は、請求項第1項にかか る発明の負荷とコンデンサとの間に接続され、高 い周波数の電力を周波数変換する周波数変換回路 を含む。
第3請求項に係る発明は、負荷に電力を供給す るスイッチング電源装置であって、電源からの電 力を静電エネルギを介してスイッチングして電源 からの電力より高い周波数の電力を出力するスイ ッチング電源回路、スイッチング電源回路と負荷 との間に接続され、スイッチング電源回路と負荷 との間に絶縁障壁を構成するコンデンサよりなる 絶縁回路、および絶縁障壁を通過するコモンモー ド電流を抑圧または遮断するように接続したフィ ルタ回路を含む。
第4請求項に係る発明は、第3請求項に従属す るスイッチング電源装置であって、フィルタ回路 は絶縁障壁を通過するコモンモード電流を抑圧す るコモンモードチョークを含んで成る。
第5請求項にかかる発明は、第3請求項に従属 するスイッチング電源装置であって、フィルタ回 路は絶縁障壁を通過するコモンモード電流を抑圧 するリアクトルを含んで成る。
第6請求項にかかる発明は、負荷に電力を供給 するスイッチング電源装置であって、電源からの 電力を静電エネルギを介してスイッチングして電 源からの電力よりも高い周波数の電力を出力する スイッチング電源回路、スイッチング電源回路の 出力に接続され、スイッチング電源回路から出力 された高い周波数の電力を周波数変換して高い周 波数の電力より低い周波数の電力を負荷に供給す る周波数変換回路、スイッチング電源回路の出力 と前記周波数変換回路の入力との間に接続され、 前記スイッチング電源回路の出力と周波数変換回 路の入力との間に絶縁障壁を構成するコンデンサ から成る絶縁回路、および絶縁障壁を通過するコ モンモード電流を抑圧または遮断するように接続 したフィルタ回路を含む。
第7請求項にかかる発明は、電源からの電力を 静電エネルギを介しスイッチングし電源からの電 力より高い周波数の電力に周波数変換する段階と、 そして、絶縁障壁中を電界を媒体として高い周波 数の電力を通過させる段階とからなる。
第8請求項にかかる発明は、電源からの電力を 静電エネルギを介しスイッチングし電源からの電 力より高い周波数の電力に周波数変換する段階と、 高い周波数の電力をコンデンサで構成された絶縁 障壁中に通す段階と、絶縁障壁を通過した高い周 波数の電力をスイッチングして低い周波数の電力 に周波数変換する段階とからなる。
第9請求項にかかる発明は、電源からの電力を 静電エネルギを介しスイッチングし電源からの電 力より高い周波数の電力に周波数変換する段階と、 そして、絶縁障壁中を電界を媒体として高い周波 数の電力を通過させる段階、さらに、絶縁障壁を 通過するコモンモード電流を抑制する段階を含む。
第10請求項にかかる発明は、電源からの電力 を静電エネルギを介しスイッチングし電源からの 電力より高い周波数の電力に周波数変換する段階 と、高い周波数の電力をコンデンサで構成された 絶縁障壁中に通す段階と、絶縁障壁を通過した高 い周波数の電力をスイッチングして低い周波数の 電力に周波数変換する段階と、さらに、絶縁障壁 を通過するコモンモード電流を抑制する段階を含 む。
第11請求項にかかる発明は、請求項7,8, 9,10に従属する絶縁方法であって、高い周波 数の電力が可聴周波数以上の電力である。
第12請求項にかかる発明は、請求項7,8, 9,10に従属する絶縁方法であって、高い周波 数の電力が50kHz以上の電力であることを特 徴とするスイッチング電源装置の絶縁方法。
[作用] 本発明は、スイッチング電源回路と負荷回路と の間をコンデンサの絶縁障壁によって絶縁するこ とにより、絶縁トランスを用いたときの偏磁現象 による異常電流の発生を回避できる。
[実施例] 第1図はこの発明思想の具体化された第1の実 施例の電気回路図である。
この第1図に示したスイッチング電源装置は、 直流電源EとリアクトルLとリップル吸収用コン デンサCSとスイッチング電源回路11と負荷回 路4と周波数変換回路7は前述の第3図に示した 従来例と同様にして構成される。そして、この実 施例では、スイッチング電源回路11と周波数変 換回路7との間に絶縁回路21が接続され、この 絶縁回路21はコンデンサCF1とCF2とによ って構成される。そして、コンデンサCF1,C F2の絶縁障壁451によって、スイッチング電 源回路11に対して、周波数変換回路7および負 荷回路4が電気的に浮遊することになる。
次に、第1図に示した実施例の動作について説 明する。今、スイッチング周波数1MHzでスイ ッチング素子SF1〜SF4の制御端子(ゲート) がオン、オフされる。先ず、400nsecの間、 スイッチング素子SF1,SF4の制御端子がオ ンされ、スイッチング素子SF2,SF3の制御 端子はオフにされる。スイッチング素子SF1, SF4のオン、スイッチング素子SF2,SF3 のオフの状態が確立したとき、接続点A1とB1 との間にはコンデンサCSの電圧がそのままの極 性で出力される。
次に、スイッチング素子SF1,SF4の制御 端子がオフにされ、スイッチング素子SF2,S F3の制御端子がオンされて出力電圧の極性が反 転されるが、その前にアーム短絡防止のために1 00nsecのデッドタイムが設けられる。すな わち、スイッチング素子SF1〜SF4の蓄積時 間などによってオン、オフの制御パルスにもかか わらず、アーム上下のスイッチング素子SF1, SF2またはSF3,SF4が同時にオンすると、 直接コンデンサCSを短絡して過大な短絡電流が 流れるため、アーム上下にスイッチング素子SF 1〜SF4が同時にオンしないように、予めすべ てのスイッチング素子SF1〜SF4の制御端子 がオフにされる。
当然のことながら、このデッドタイムの長さは、 使用するスイッチング素子SF1〜SF4のスイ ッチング時間より長くする必要がある。この実施 例の場合、スイッチング素子SF1〜SF4がオ ンからオフおよびオフからオンになる場合の有限 の時間、すなわちスイッチング時間は50nse cに見積っている。
デッドタイム期間中、出力電圧は無制御期間で あり、出力電圧はスイッチング素子のスイッチン グ特性や負荷の状態などにより微妙に左右される もので不確定的なものである。このデッドタイム 期間は、出力電圧に直流あるいは低い周波数の電 圧成分を発生する主原因の一つとなる。スイッチ ング周波数の高周波化に伴ない、スイッチング周 期の時間幅に対してデッドタイムのしめる割合が 無視できなくなり、出力電圧に含まれる直流ある いは低周波の電圧成分は増加する傾向を示す。
デッドタイムの期間終了の後、400nsec の時間の間、スイッチング素子SF1,SF4の 制御端子がオフにされ、スイッチング素子SF2, SF3の制御端子がオンにされる。スイッチング 素子SF1,SF4がオフにされ、スイッチング 素子SF2,SF4がオンにされた状態が確立し たとき、接続点A1が負になり、接続点B1が正 となる。したがって、接続点A1とB1との間で はコンデンサCSの電圧が逆極性で印可される。
その後、再び100nescのデッドタイムの期 間が設けられる。
以上の動作を繰返すことにより、接続点A1、 B1に高周波電圧が出力されることになる。この 高周波電圧はコンデンサCF1,CF2により構 成された絶縁障壁451を通過する電界を介して 周波数変換回路7に伝送され、そして、直流電力 に周波数変換され、負荷回路4に供給される。こ こで、接続点A1、B1の間に出力される1MH zの高周波電圧に対してコンデンサCF1,CF 2は低インピーダンスを有しており、電力伝送上、 コンデンサCF1,CF2を設けても支障をきた すことはない。
しかし、商用電源周波数(50Hzあるいは6 0Hz)に対しては、これらのコンデンサCF1, CF2は極めて高いインピーダンスを示す。すな わち、コンデンサCF1,CF2の示すインピー ダンスの値は周波数に逆比例するため、1MHz でのインピーダンスの値に対して50Hzでのそ の値は1MHz/50Hz=20000倍もの高 い値となる。そのため、低周波に対して、信号程 度の微弱な電気エネルギの漏洩は、スイッチング 電源装置として実質的に無視し得る。
したがって、高周波化により直流のみならず商 用周波数程度の電力周波数に対してもこの絶縁回 路は、実際、スイッチング電源装置としての絶縁 回路として有用に使用できる。すなわち、直流電 源、並びに商用電源の電力用の絶縁回路として用 いることができる。このことは、スイッチング電 源装置の高周波数化により実現できたものであっ て、スイッチング電源回路の出力周波数が商用電 源周波数に比べてあまり高くない場合、たとえば、 500Hz程度の可聴周波数以下の周波数では商 用周波数との周波数比が500Hz/50Hz= 10倍程度と小さいため、障壁を構成するコンデ ンサが必然的に極めて大きな容量となり、原理的 に商用電源の電源用絶縁回路として使用すること は難しい。
上述のごとく、スイッチング電源回路11に対 して周波数変換回路7あるいは負荷回路4を電気 的に浮遊させる絶縁障壁451を通して周波数変 換回路7に高周波電力が伝送される。一方、絶縁 障壁451により、直流電力ならびに商用周波数 程度の低周波電力は、絶縁障壁451を全くある いはほとんど通過できない。
なお、第1図に示した実施例では、スイッチン グ素子としてパワーMOSFETを用いてスイッ チング電源回路11を構成したが、他のスイッチ ング素子を用いて構成しても良い。
第1A図は、第1図に示した実施例の変形例で あり、以下の点を除いて前述の第1図と同様に構 成される。すなわち、第1A図では、第1図に示 したリアクトルLを取り除くと共に、スイッチン グ素子SF1〜SF4に換えてスイッチング素子 として環流ダイオードが内蔵されたパワートラン ジスタから成るスイッチング素子S1〜S4を用 いてスイッチング電源回路1を構成している。ま た、第1図の絶縁回路21を構成するコンデンサ CF1,CF2に換えて、コンデンサC1,C2 を用いて絶縁回路20を構成している。コンデン サCF1,CF2とコンデンサC1,C2との違 いは、容量的にコンデンサC1,C2の方がコン デンサCF1,CF2に比べて約3桁程度も大き な静電容量となっている。
次に第1A図に示した変形例の動作について説 明する。今、スイッチング周波数1kHzでスイ ッチング素子S1〜S4の制御端子(ベース)が オン、オフされる。先ず、400μsecの間、 スイッチング素子S1,S4の制御端子がオンさ れ、スイッチング素子S2,S3の制御端子はオ フにされる。スイッチング素子S1,S4のオン、 スイッチング素子S2,S3のオフの状態が確立 したとき、接続点A1とB1との間にはコンデン サCSの電圧がそのままの極性で出力される。
次に、スイッチング素子S1,S4の制御端子 がオフにされ、スイッチング素子S2,S3の制 御端子がオンされて出力電圧の極性が反転される が、その前にアーム短絡防止のために100μs ecのデッドタイムが設けられる。すなわち、ス イッチング素子S1〜S4の蓄積時間などによっ てオン、オフの制御パルスにもかかわらず、アー ム上下のスイッチング素子S1,S2またはS3, S4が同時にオンすると、直接コンデンサCSを 短絡して過大な短絡電流が流れるため、アーム上 下にスイッチング素子S1〜S4が同時にオンし ないように、予めすべてのスイッチング素子S1 〜S4の制御端子がオフにされる。
当然のことながら、このデッドタイムの長さは、 使用するスイッチング素子S1〜S4のスイッチ ング時間より長くする必要がある。この実施例の 場合、スイッチング素子S1〜S4がオンからオ フおよびオフからオンになる場合の有限の時間、 すなわちスイッチング時間は50μsecに見積 っている。
デッドタイムの期間終了の後、400μsec の時間の間、スイッチング素子S1,S4の制御 端子がオンにされ、スイッチング素子S2,S3 の制御端子がオンにされる。スイッチング素子S 1,S4がオフにされ、スイッチング素子S2, S4がオンにされた状態が確立したとき、接続点 A1が負になり、接続点B1が正となる。したが って、接続点A1とB1との間ではコンデンサC Sの電圧が逆極性で印可される。その後、再び1 00μsecのデッドタイムの期間が設けられ、 上述の動作を繰返すことにより、接続点A1、B 1に交流電圧が出力されることになる。この交流 電圧はコンデンサC1,C2により構成された絶 縁障壁45を介して周波数変換回路7に与えられ て直流電力に周波数変換され、負荷回路4に供給 される。
ここで、接続点A1、B1の間に出力される1 kHzの交流電圧に対してコンデンサC1,C2 は低インピーダンスを有しており、電力伝送上、 コンデンサC1,C2を設けても支障をきたすこ とはない。しかし、コンデンサC1,C2により 構成された絶縁障壁45は周波数零、すなわち、 直流に対し無限のインピーダンスを示す。そのた め直流電力は、この障壁45を通過できない。
第3図はこの発明の第2の実施例を示す電気回 路図である。第3図を参照して、直流電源Eとス イッチング電源回路1と絶縁回路20と負荷回路 4と周波数変換回路7は前述の第1A図と同様に して構成される。第3図は、第1A図に示した直 流電源EとコンデンサCSとの間をフィルタ回路 Fを介して接続したものである。それ以外の相違 は第3図と第1A図との間にはない。また、スイ ッチング電源回路1の動作は、第1A図と説明が 重複するので省略する。
フィルタ回路Fは端子TA,TBと端子TC, TDとをそれぞれリアクトルL1,L2を介して 接続したものであり、フィルタ回路Fの入力端子 TA、TBと出力端子TC,TDとの間はリアク トルL1,L2により高周波的に遮断される。そ のため、スイッチング電源装置の入力側と出力側 との間、すなわち、直流電源Eと負荷回路4との 間は、このフィルタ回路Fにより高周波的に遮断 される。
ここで、フィルタ回路Fの役割について詳細に 説明をする。フィルタ回路Fは、入力電源側のグ ランドと出力負荷側のグランドとの間のインピー ダンスが無限大の場合、すなわち、入出力のグラ ンドが電気的に完全に独立である場合基本的に不 必要である。しかし、例えば、入出力のグランド 間のインピーダンスが零であり、かつまた、フィ ルタ回路Fが備えられていない場合、スイッチン グ電源回路1のスイッチング動作の度に過大なコ モンモード電流が絶縁回路20を介して入出力の グランド間を流れる。その結果、スイッチング電 源回路1を構成するスイッチング素子に過大な電 流が流れ、スイッチング素子の破壊を引き起こす。
しかし、フィルタ回路Fを備え付けることにより この問題は解決する。すなわち、スイッチング電 源回路1のスイッチング周波数に対してフィルタ 回路Fを構成するリアクトルL1,L2の値が高 インピーダンスであれば、スイッチング電源回路 1のスイッチングの度に絶縁回路20を介して入 出力のグランド間を流れる電流、すなわち、コモ ンモード電流はフィルタ回路Fを構成するリアク トルL1,L2により効果的に抑制される。した がって、フィルタ回路FのリアクトルL1,L2 によりコモンモードの電流のためにコンデンサC 1,C2の電圧が急激に変動することはなく、絶 縁障壁45を構成するコンデンサC1,C2の電 圧が安定する。
第3A図は第3図の実施例の変形例を示す電気 回路図である。この第3A図に示した実施例では 第3図に示したフィルタ回路Fの設置場所に代え て、第3A図では周波数変換回路7と負荷回路4 との間の電力ラインに備え付けたものである。第 3A図においては、その他の主回路構成、すなわ ちスイッチング電源回路1と絶縁回路20と負荷 回路4は第3図と同じであるので、それらに関す る回路構成上の説明は省略する。また、スイッチ ング電源回路1の動作は、第1A図と説明が重複 するので省略する。第3図のフィルタ回路Fと同 様に、第3A図のフィルタ回路Fもスイッチング 電源回路1のスイッチング周波数に対してリアク トルL1,L2のインダクタンスの値が各々高イ ンピーダンスである。それにより、スイッチング 電源回路1のスイッチングに呼応して絶縁回路2 0を構成するコンデンサC1,C2の電圧が急激 に変化することはなく、入出力のグランド間のイ ンピーダンスが低抵抗あるいは、零インピーダン スであってもフィルタ回路Fにより効果的に入出 力のグランド間を介して流れる急峻なコモンモー ド電流は遮断される。したがって、フィルタ回路 Fにより、コモンモード電流のためにコンデンサ C1,C2の電圧が急激に変動することはない。
そのため、絶縁障壁45を構成するコンデンサC 1,C2の電圧が安定することとなる。すなわち、 フィルタ回路Fの入力端子TA、TBと出力端子 TC,TDはリアクトルLDC1,LDC2によ り高周波的に遮断される。そのため、スイッチン グ電源装置の入力側の電源Eと出力側の負荷回路 4とは、このフィルタ回路Fにより高周波的に遮 断され、コモンモードの電流はフィルタ回路Fを 構成するリアクトルL1,L2により抑制される。
第4図はこの発明の第3実施例を示す電気回路 図である。この第4図に示した実施例は、第3図 に示したフィルタ回路Fをコモンモードチョーク によって構成したフィルタ回路FCに置き換えた ものである。このフィルタ回路FCは端子TAと 端子TCとをコモンモードチョークの一方の巻線 を介して接続し、端子TBと端子TDとをコモン モードチョークの他方の巻線を介して接続したも のであり、フィルタ回路FCの入力端子TA、T Bと出力端子TC,TDはコモンモードチョーク によりコモンモード的に遮断される。すなわち、 コモンモードチョークを構成する各巻線が完全結 合である場合、フィルタ回路FCはノーマルモー ドに対して理論的にインピーダンスとして作用し ない。しかし、コモンモードチョークはコモンモ ードに対しては大きなインピーダンスを示すため、 フィルタ回路FCを通過するコモンモード電流を 遮断あるいは抑圧する。そのため、スイッチング 電源装置の入力側と出力側とは、このフィルタ回 路FCによりコモンモード的に遮断される。
第4図の動作は、第1A図に示したスイッチン グ素子S1〜S4のドライブ動作と同じであるた め、詳細なスイッチング電源回路の動作説明は第 1A図と重複するので省略する。次に、フィルタ 回路FCの役割について詳細に説明をする。フィ ルタ回路FCは、入力電源側のグランドと出力負 荷側のグランドとの間のインピーダンスが無限大 の場合、すなわち、入出力のグランドが電気的に 完全に独立である場合基本的に不必要である。し かし、例えば、入出力のグランド間のインピーダ ンスが零であり、かつまた、フィルタ回路FCが 備えられていない場合、スイッチング電源回路1 のスイッチング動作の度に過大なコモンモード電 流が絶縁回路20を流れる。その結果、絶縁障壁 45を構成するコンデンサC1,C2の電圧が急 激に変動する。そして、スイッチング電源回路1 を構成するスイッチング素子に過大な電流が流れ、 スイッチング素子の破壊を招く。しかし、フィル タ回路FCを備え付けることによりこの問題は解 決する。すなわち、スイッチング電源回路1のス イッチング周波数に対してフィルタ回路FCを構 成するコモンモードチョークのインダクタンスの 値が高インピーダンスであれば、スイッチング電 源回路1のスイッチングの度に絶縁回路20を介 して入出力のグランド間を流れるコモンモード電 流はフィルタ回路FCを構成するコモンモードチ ョークにより効果的に抑制される。そのため、コ モンモード電流のためにコンデンサC1,C2の 電圧が急激に変動することはない。言い替えれば、 フィルタ回路FCのコモンモードチョークにより 入力電源Eと負荷4との間がコモンモード的に遮 断され、フィルタ回路FCによりスイッチング電 源装置の入出力間を流れるコモンモード電流が抑 制される。
なお、フィルタ回路FCは、第4図に示した実 施例の変形例である第4A図に示すように周波数 変換回路7と負荷4との間に接続するようにして も良い。また、スイッチング電源回路1と絶縁回 路20との間、あるいは絶縁回路20と周波数変 換回路7との間にフィルタ回路FCを接続するよ うにしてもよい。さらにまた、フィルタ回路FC を構成するコモンモードチョークの一方の巻線コ イルを絶縁回路20の端子Cと周波数変換回路7 との間に、他方の巻線コイルをスイッチング電源 回路1と絶縁回路20の端子Bとの間に接続して も、絶縁障壁45を通過するコモンモード電流を 抑制することができる。
第5図はこの発明の第4実施例を示す電気回路 図である。この第5図に示した実施例は、第4図 に示した周波数変換回路7を取り除くと共に、フ ィルタ回路FCの挿入場所を絶縁回路20と負荷 回路4との間に移動したものである。さらに、第 5図においては、フィルタ回路FCの機能を明確 に示すために、スイッチング電源装置の入力電源 EをグランドG1に、負荷回路4をグランドG2 に接地し、電気的に完全独立なグランドG1およ びG2をインピーダンスZを介して接続すると共 に、負荷回路4を抵抗で構成したものである。フ ィルタ回路FCのコモンモードチョークは、フィ ルタ回路FCの入力端子TA、TBとフィルタ回 路FCの出力端子TC,TDとを流れるノーマル モードの電流は遮断しないが、コモンモード電流 は遮断する。それにより、インピーダンスZが低 抵抗あるいは零であっても絶縁障壁45を急峻な コモンモードの過大電流が流れることはない。ま た、絶縁障壁45を構成するコンデンサC1,C 2に蓄えられた電荷が急激に入出力のグランドG 1,G2を介して急峻なコモンモード電流となっ て充放電されることはない。すなわち、スイッチ ング電源装置の入出力間がフィルタ回路FCによ りコモンモード的に遮断されているため、急峻な コモンモードの過大電流はフィルタ回路FCを構 成するコモンモードチョークにより抑制されるこ ととなる。しかし、フィルタ回路FCは、ノーマ ルモードに対して原理的にインピーダンスとして 作用しない、すなわちノーマルモードに対しては コモンモードチョークは零インピーダンスである。
そのため、基本的に、スイッチング電源回路1よ り出力される交流電力が負荷回路4に伝送される ことを阻止することはない。換言すれば、スイッ チング電源回路1により接続点A1とB1との間 に出力されるノーマルモードの交流電流に対しフ ィルタ回路FCは原理的に零インピーダンスであ り、負荷回路4への電力伝送上、フィルタ回路F Cの設置は支障をきたすことはない。したがって、 フィルタ回路FCは、スイッチング電源回路1よ り出力された電力がインピーダンスZへ漏洩し、 スイッチング電源装置の効率が大幅に悪化するこ とを防止するものである。
なお、フィルタ回路FCは、第5図に示した実 施例の変形例である第5A図に示すようにスイッ チング電源回路1と絶縁回路20との間に、また は第5図の実施例の他の変形例である第5B図に 示すように直流電源EとコンデンサCSとの間接 続するようにしてもよい。さらにまた、フィルタ 回路FCを構成するコモンモードチョークの一方 の巻線コイルを絶縁回路20の端子Cと負荷回路 4との間に、他方の巻線コイルをスイッチング電 源回路1と絶縁回路20の端子Bとの間に接続し ても、絶縁障壁45を通過するコモンモード電流 を抑制することができる。
第6図はこの発明の第5の実施例を示す電気回 路図である。この第6図に示した実施例は、前述 の第5B図に示したコモンモードチョークからな るフィルタ回路FCに換えて、リアクトルL1, L2で構成されたフィルタ回路Fを接続したもの である。このフィルタ回路Fも第5B図に示した フィルタ回路FCと同様にコモンモード電流を抑 圧する機能を持つ。
第7図はこの発明の第6の実施例を示す電気回 路図である。この第7図に示した実施例は、前述 の第6図に示したスイッチング電源回路1に換え て、スイッチング電源回路10を接続したもので ある。それ以外の相違は第7図と第6図との間に はない。スイッチング電源回路10は、それぞれ が直列接続されかつコンデンサCSに対して並列 接続された自己消弧型のスイッチング素子S1と S2とから構成される。スイッチング素子S1, S2はそれぞれ環流ダイオードを内蔵したパワト ランジスタで構成されている。スイッチング素子 S1,S2の制御端子(ベース)には図示しない 制御回路から制御パルスが与えられる。スイッチ ング電源回路10のスイッチング素子S1とS2 の接続点A1には絶縁回路20の一次側端子Bが、 スイッチング素子S1のコレクタには一次側端子 Aが接続される。
次に、第7図に示した実施例の動作について説 明する。今、スイッチング周波数1kHzでスイ ッチング素子S1,S2の制御端子がオン、オフ される。先ず、400μsecの間、スイッチン グ素子S2の制御端子がオンされ、スイッチング 素子S1の制御端子はオフにされる。スイッチン グ素子S2のオン、スイッチング素子S1のオフ の状態が確立したとき、端子AとBとの間にはコ ンデンサCSの電圧が出力される。その後、スイ ッチング素子S2の制御端子がオフにされ、スイ ッチング素子S1の制御端子がオンされて出力電 圧は零になるが、その前にアーム短絡防止のため に100μsecのデッドタイムが設けられる。
すなわち、スイッチング素子S1,S2の蓄積時 間などによってオン、オフの制御端子信号にもか かわらず、アーム上下のスイッチング素子S1, S2が同時にオンすると、直接コンデンサCSを 短絡して過大な短絡電流が流れるため、アーム上 下にスイッチング素子S1,S2が同時にオンし ないように、予めすべてのスイッチング素子S1, S2の制御端子がオフにされる。
デッドタイムの期間終了の後、400μsec の時間の間、スイッチング素子S2の制御端子が オフにされ、スイッチング素子S1の制御端子が オンにされる。スイッチング素子S2がオフにさ れ、スイッチング素子S1がオンにされた状態が 確立したとき、端子AとBは同電位となる。した がって、端子AとBとの間の電圧は零と成る。そ の後、再び100μsecのデッドタイムの期間 が設けられる。以上の動作を繰返すことにより、 端子A、Bに直流電圧成分を多量に含んだ交流電 圧が出力されることになる。この直流電圧成分を 多量に含んだ交流電圧の内の交流成分のみがコン デンサC1,C2により構成された絶縁障壁45 を介して負荷回路4に供給される。
ここで、フィルタ回路Fの役割について詳細に 説明をする。フィルタ回路Fは、入力電源側のグ ランドG1と出力負荷側のグランドG2との間の インピーダンスZが無限大の場合、すなわち、入 出力のグランドが電気的に完全に独立である場合 基本的に不必要である。しかし、例えば、入出力 のグランド間のインピーダンスが零であり、かつ また、フィルタ回路Fが備えられていない場合、 スイッチング電源回路10のスイッチング動作の 度に過大なコモンモード電流が絶縁回路20を流 れる。その結果、スイッチング電源回路10を構 成するスイッチング素子に過大な電流が流れ、ス イッチング素子の破壊を引き起こす。しかし、フ ィルタ回路Fを備え付けることによりこの問題は 解決する。すなわち、スイッチング電源回路10 のスイッチング周波数に対してフィルタ回路Fを 構成するリアクトルL1,L2が高インピーダン スであれば、スイッチング電源回路10のスイッ チングの度に絶縁回路20を介して入出力のグラ ンド間を流れるコモンモード電流はフィルタ回路 Fにより効果的に抑制される。また、フィルタ回 路Fは、スイッチング電源回路10より出力され た電力がコモンモード電流となってインピーダン スZへ漏洩し、スイッチング電源装置の電力効率 が低下することを防止する機能を有する。
第7A図は、第7図に示した実施例の変形例で あり、以下の点を除いて前述の第7図と同様に構 成される。すなわち、第7A図では、第7図に示 したフィルタ回路Fを構成するリアクトルL1, L2よりも約3桁も小さな値のリアクトルL11, L21を用いてフィルタ回路F1を構成すると共 に、スイッチング素子S1、S2に換えて環流ダ イオードが内蔵されたパワーMOSFETから成 るスイッチング素子SF1,SF2を用いてスイ ッチング電源回路111を構成している。また、 第7図の絶縁回路20を構成するコンデンサC1, C2に換えて、コンデンサCF1,CF2を用い て絶縁回路21を構成している。コンデンサC1, C2とコンデンサCF1,CF2との違いは、容 量的にコンデンサCF1,CF2の方がコンデン サC1,C2に比べて3桁も小さな静電容量とな っている。そのため、絶縁回路21は直流電源の みならず商用電源に対しても電力的な絶縁回路と して用いることができる。すなわち、商用周波数 程度の電力は絶縁回路21により極めて効果的に 遮断される。
次に第7A図に示した変形例の動作について説 明すが、基本的には第7図で説明した動作と同じ である。スイッチング素子SF1,SF2の制御 端子はスイッチング周波数1MHzでオンオフさ れる。このオンオフの制御パルスは第1図のスイ ッチング素子SF1,SF2のそれと同じである。
それにより、スイッチング電源回路111より1 MHzの高周波の交流電圧が出力されるが、その 交流電圧には、第7図の実施例の動作と同様に多 くの直流電圧成分を含んでいる。
また、フィルタ回路F1の基本的な役割も第7 図のそれと同じで、スイッチング電源回路111 のスイッチング動作により発生する絶縁障壁45 1を通過するコモンモード電流を抑圧するもので ある。それにより、絶縁障壁451を構成するコ ンデンサCF1,CF2の電圧が安定する。また、 過大なコモンモード電流がフィルタ回路F1によ り抑圧されるため、スイッチング素子の破壊が回 避される。さらに、フィルタ回路F1により、ス イッチング電源回路111から出力された電力が、 入出力グランドG1,G2間のインピーダンスZ に漏洩することが防止できる。
本発明は第1図〜第7図の特定の実施例に限定 されるものではなく無限の変形や修正が可能であ る。すなわち、技術に精通した当業者なら、他の より複雑な、あるいは、より簡単な構造のスイッ チング電源回路を用いてこの発明思想の精神及び 範囲から逸脱することなく種々の別の実施態様を 実現できる。さらにまた、絶縁回路並びに周波数 変換回路や負荷回路も例示された実施例に限定さ れるものではなく、他の構造の絶縁回路並びに周 波数変換回路を用いて既述の発明を実施できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明の実施例に従えば、ス イッチング電源回路と負荷回路との間にコンデン サからなる絶縁回路を接続し、コンデンサの絶縁 障壁によって絶縁するようにしたので、絶縁トラ ンスを流れる絶縁のための励磁電流を不要にでき るので、偏磁現象が生じることがない。
したがって、スイッチング電源回路の出力に直 流電圧あるいは低い周波数成分が多量に含まれて いても、絶縁トランスの偏磁現象による異常に大 きな電流が発生することはない。
それ故、絶縁トランスの偏磁現象による異常電 流によりスイッチング素子が破壊される危険性が 全くない。
更にまた、第3図ないし第7図に示した実施例 に従えば、リアクトルあるいはコモンモードチョ ークで構成されたフィルタ回路により、スイッチ ング電源装置内部のスイッチング素子のスイッチ ング動作により発生するコモンモード電流が遮断 または抑制される。
それにより、入出力のグランドのインピーダン スが低抵抗あるいは零であっても、コモンモード チョークあるいはリアクトルで構成されたフィル タ回路により、絶縁障壁を通過するコモンモード 電流は抑制される。
したがって、コモンモード電流を抑圧するフィ ルタ回路により、絶縁障壁を構成するコンデンサ の電圧がコモンモード電流のために急激に変動す ることはない。
また、コモンモード電流がフィルタ回路により 抑制されるため過大なコモンモード電流によるス イッチング素子の破壊が回避される。
さらに、スイッチング電源装置の入出力間を抵 抗で接続しても、スイッチング電源回路より出力 された電力がこの抵抗に大きく漏洩し、スイッチ ング電源装置の効率を大幅に悪化することがフィ ルタ回路により防止しされる。すなわち、コモン モード電流により発生する損失がコモンモード電 流を抑圧するフィルタ回路の設置により抑制され る。
第1図はこの発明の第1実施例の電気回路図で ある。第2図は従来のスイッチング電源装置の一 例を示す電気回路図である。第3図、第3A図は この発明の第2実施例を示す電気回路図である。 第4図、第4A図はこの発明の第3実施例を示す 電気回路図である。第5図、第5A図、第5B図 はこの発明の第4実施例を示す電気回路図である。 第6図はこの発明の第5実施例を示す電気回路図 である。第7図、第7A図はこの発明の第6実施 例を示す電気回路図である。 図において、1,10,11,111はスイッ チング電源回路、2,20,21は絶縁回路、4 は負荷回路、7は周波数変換回路、44,45, 451は絶縁障壁、Eは直流電源、L,L1,L 2,L11,L21はリアクトル、CS,C1, C2,CF1,CF2はコンデンサ、F,F1, FCはフィルタ回路、S1〜S4,SF1〜SF 4はスイッチング素子を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平2.10.22 明細書第41頁第17行の「第1図はこの発明」を
「第1図、第1A図はこの発明」に補正する。
「第1図、第1A図はこの発明」に補正する。
Claims (12)
- 【請求項1】 電源からの電力を静電エネルギを介し てスイッチングして前記電源からの電力より高い 周波数の電力を出力するスイッチング電源回路の 出力に絶縁回路を介して負荷を接続したスイッチ ング電源装置において、 前記絶縁回路はコンデンサにより構成された絶 縁障壁からなることを特徴とする。
- 【請求項2】 さらに、前記負荷と前記コンデンサと の間に接続され、前記高い周波数の電力を周波数 変換する周波数変換回路を含む、請求項第1項記 載のスイッチング電源装置。
- 【請求項3】 負荷に電力を供給するスイッチング電 源装置であって、 電源からの電力を静電エネルギを介してスイッ チングして前記電源からの電力より高い周波数の 電力を出力するスイッチング電源回路、 前記スイッチング電源回路と前記負荷との間に 接続され、前記スイッチング電源回路と前記負荷 との間に絶縁障壁を構成するコンデンサよりなる 絶縁回路、および 前記絶縁障壁を通過するコモンモード電流を抑 圧または遮断するように接続したフィルタ回路を 含む。
- 【請求項4】 第3請求項に従属するスイッチング電 源装置であって、 前記フィルタ回路は前記絶縁障壁を通過するコ モンモード電流を抑圧するコモンモードチョーク を含んで成る。
- 【請求項5】 第3請求項に従属するスイッチング電 源装置であって、 前記フィルタ回路は前記絶縁障壁を通過するコ モンモード電流を抑圧するリアクトルを含んで成 る。
- 【請求項6】 負荷に電力を供給するスイッチング電 源装置であって、 電源からの電力を静電エネルギを介してスイッ チングして前記電源からの電力よりも高い周波数 の電力を出力するスイッチング電源回路、 前記スイッチング電源回路の出力に接続され、 前記スイッチング電源回路から出力された前記高 い周波数の電力を周波数変換して前記高い周波数 の電力より低い周波数の電力を負荷に供給する周 波数変換回路、 前記スイッチング電源回路の出力と前記周波数 変換回路の入力との間に接続され、前記スイッチ ング電源回路の出力と前記周波数変換回路の入力 との間に絶縁障壁を構成するコンデンサから成る 絶縁回路、 および 前記絶縁障壁を通過するコモンモード電流を抑 圧または遮断するように接続したフィルタ回路を 含む。
- 【請求項7】 電源からの電力を静電エネルギを介し スイッチングし前記電源からの電力より高い周波 数の電力に周波数変換する段階と、そして、 絶縁障壁中を電界を媒体として前記高い周波数 の電力を通過させる段階とからなるスイッチング 電源装置の絶縁方法。
- 【請求項8】 電源からの電力を静電エネルギを介し スイッチングし前記電源からの電力より高い周波 数の電力に周波数変換する段階と、 前記高い周波数の電力をコンデンサで構成され た絶縁障壁中に通す段階と、 前記絶縁障壁を通過した前記高い周波数の電力 をスイッチングして低い周波数の電力に周波数変 換する段階とからなることを特徴とするスイッチ ング電源装置の絶縁方法。
- 【請求項9】 電源からの電力を静電エネルギを介し スイッチングし前記電源からの電力より高い周波 数の電力に周波数変換する段階と、そして、 絶縁障壁中を電界を媒体として前記高い周波数 の電力を通過させる段階、 さらに、 前記絶縁障壁を通過するコモンモード電流を抑 制する段階を含むことを特徴とするスイッチング 電源装置の絶縁方法。
- 【請求項10】 電源からの電力を静電エネルギを介 しスイッチングし前記電源からの電力より高い周 波数の電力に周波数変換する段階と、 前記高い周波数の電力をコンデンサで構成され た絶縁障壁中に通す段階と、 前記絶縁障壁を通過した前記高い周波数の電力 をスイッチングして低い周波数の電力に周波数変 換する段階と、 さらに、 前記絶縁障壁を通過するコモンモード電流を抑 制する段階を含むことを特徴とするスイッチング 電源装置の絶縁方法。
- 【請求項11】 請求項7,8,9,10に従属する 絶縁方法であって、 前記高い周波数の電力が可聴周波数以上の電力 であることを特徴とするスイッチング電源装置の 絶縁方法。
- 【請求項12】 請求項7,8,9,10に従属する 絶縁方法であって、 前記高い周波数の電力が50kHz以上の電力 であることを特徴とするスイッチング電源装置の 絶縁方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129655A JPH0823672A (ja) | 1989-05-18 | 1990-05-17 | スイッチング電源装置およびその絶縁方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12477189 | 1989-05-18 | ||
| JP1-282247 | 1989-10-30 | ||
| JP28224789 | 1989-10-30 | ||
| JP1-124771 | 1989-10-30 | ||
| JP2129655A JPH0823672A (ja) | 1989-05-18 | 1990-05-17 | スイッチング電源装置およびその絶縁方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0823672A true JPH0823672A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=27314980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2129655A Pending JPH0823672A (ja) | 1989-05-18 | 1990-05-17 | スイッチング電源装置およびその絶縁方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823672A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007159234A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 無停電電源装置 |
| US10515801B2 (en) | 2007-06-04 | 2019-12-24 | Micron Technology, Inc. | Pitch multiplication using self-assembling materials |
-
1990
- 1990-05-17 JP JP2129655A patent/JPH0823672A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007159234A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 無停電電源装置 |
| US10515801B2 (en) | 2007-06-04 | 2019-12-24 | Micron Technology, Inc. | Pitch multiplication using self-assembling materials |
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