JPH08237986A - 回転位置検出装置及び検出方法 - Google Patents

回転位置検出装置及び検出方法

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JPH08237986A
JPH08237986A JP7038794A JP3879495A JPH08237986A JP H08237986 A JPH08237986 A JP H08237986A JP 7038794 A JP7038794 A JP 7038794A JP 3879495 A JP3879495 A JP 3879495A JP H08237986 A JPH08237986 A JP H08237986A
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rotational
rotation
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JP7038794A
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Inventor
Takuya Mayuzumi
黛  拓也
Toshiyuki Yasujima
俊幸 安島
Kazuo Tawara
和雄 田原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な回路構成で、回転位置検出素子の出力に
一部回転位置精度の低い部分があっても、補完処理を行
って高精度で連続的な回転位置検出ができる回転位置検
出装置を提供する。 【構成】回転体の回転位置を検出するホール素子部51
と、回転体の回転運動に基づいて回転位置検出信号を生
成するオペアンプ部52と、前記回転体の1回転の中
で、前記回転位置検出素子の検出精度の良い部分では、
直接回転位置を検出して絶対回転位置を算出する絶対回
転位置・回転速度・回転加速度算出部61と、前記検出
精度の不足する部分では、前記絶対回転位置から求めた
回転速度と回転加速度により推定回転位置を算出する推
定回転位置・回転速度算出部64と、前記推定回転位置
を補完し、絶対回転位置と推定回転位置を用いて連続的
に回転位置を出力する回転位置・回転速度出力部65で
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転位置検出装置及び
検出方法に関し、特に、洗濯機、エアコン、掃除機等の
家電機器の駆動用モータ、または産業用モ−タの回転位
置検出に好適な回転位置検出装置及び検出方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラシレスモータのインバータ制
御方式は制御方法の簡単な120°通電方式が一般的で
あるが、振動や騒音を減じるためにより滑らかなモータ
駆動が可能な180°通電方式を採用する要求が高くな
っている。しかし180°通電方式は120°通電方式
に比べ高精度に回転位置を検出する必要がある。そのた
め、一般にはエンコーダを用いた回転位置検出が行われ
ていたが、この場合、120°通電方式に対して、18
0°通電方式の回転位置検出装置にエンコーダを用いる
というように回転位置検出装置を大型化しなければなら
なかった。
【0003】また、従来ブラシレスモータの回転位置を
検出する方法として、ロータマグネットの磁界をホール
素子等の回転位置検出素子を用いて検出することによ
り、ロータマグネットの回転位置に応じて信号レベルが
変化する回転位置検出信号を得て回転位置信号とする方
法がある。その中において1回転周期中に検出精度が変
化して十分な検出精度が得られなくなるといった回転位
置検出素子の欠点を考慮し、特開平4−295293号
公報に記載のように回転位置に対して正弦波と余弦波を
生成する回転位置検出素子出力の直線性の良い方の出力
を用いることで回転位置の検出精度を向上させる技術が
提案されている。
【0004】また、ブラシレスモータの120°通電方
式で用いられるモータ通流相を切り替えるために用い
る、ホール素子等の出力をデジタル化した転流位置信号
を、そのまま用いることも考えられる。その場合、ホー
ル素子等の回転位置信号として出力の最も精度の高い部
分がデジタル信号の立ち上り及び立ち下がりエッジとし
て表れるが、それ以外の時点において回転位置を読み取
ることはできない。
【0005】これらの場合、信号精度の悪い部分や信号
の無い時点の回転位置を推定して補完することが考えら
れる。それに似た方法として、特開平5−328780
号公報に記載のように交流サーボモータ制御における回
転位置信号の入力から三相電圧の出力までの時間を考慮
して出力時の回転位置を推定する技術が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−295293号公報に記載の技術は、回転位置
検出素子を複数個用いる上に、回転位置検出素子の出力
信号を加工する回路が存在するために、回路構成が複雑
になるという問題があった。また、上記特開平5−32
8780号公報に記載の技術は、モータの加減速が考慮
されていないので、加減速時には正確な回転位置を推定
できず、連続的な回転位置検出ができないという問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、これらの従来技術の持つ
問題点を解決すべく、簡単な回路構成で、回転位置検出
素子の出力に一部回転位置精度の低い部分があっても、
補完処理を行って高精度で連続的な回転位置検出ができ
る回転位置検出装置及び検出方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、磁気変化を利用して回転位置検出素子に
より回転体の回転位置を検出する回転位置検出素子部
と、前記回転位置に基づいて回転位置検出信号を生成す
る検出信号生成部と、前記回転位置検出信号に基づき前
記回転位置検出を制御する制御部を有する回転位置検出
装置において、前記制御部は、前記回転体の1回転の中
で、前記回転位置検出素子の検出精度の良い部分では、
直接前記回転位置を検出して絶対回転位置とし、前記検
出精度の不足する部分では、前記絶対回転位置と該絶対
回転位置から求めた絶対回転速度および絶対回転加速度
とにより推定回転位置を算出し、前記絶対回転位置と前
記推定回転位置を用いて連続的に回転位置を出力するこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明の他の特徴は、磁気変化を利
用して回転位置検出素子により回転体の回転位置を検出
する回転位置検出素子ステップと、前記回転位置に基づ
いて回転位置検出信号を生成する検出信号生成ステップ
と、前記回転位置検出信号に基づき前記回転位置検出を
制御する制御ステップを有する回転位置検出方法におい
て、前記制御ステップは、前記回転体の1回転の中で、
前記回転位置検出素子の検出精度の良い部分では、直接
前記回転位置を検出して絶対回転位置とし、前記検出精
度の不足する部分では、前記絶対回転位置と該絶対回転
位置から求めた絶対回転速度および絶対回転加速度とに
より推定回転位置を算出し、前記絶対回転位置と前記推
定回転位置を用いて連続的に回転位置を出力することに
ある。
【0010】
【作用】本発明によれば、回転位置検出素子部は、少な
くとも1つの回転位置検出素子を用いて回転体の回転位
置を検出する。出信号生成部は、前記回転体の回転運動
に基づいて回転位置検出信号を生成する。制御部の絶対
回転位置・回転速度・回転加速度算出部は、回転体の1
回転の中で、回転位置検出素子の検出精度の良い部分で
は、直接回転位置を検出して絶対回転位置とし該絶対回
転位置から絶対回転速度と絶対回転加速度を算出する。
推定回転位置・回転速度算出部は、検出精度の不足する
部分では、絶対回転位置と絶対回転速度と絶対回転加速
度により推定回転位置を算出する。回転位置・回転速度
出力部は、推定回転位置を補完し、絶対回転位置と推定
回転位置を用いて連続的に回転位置を出力する。
【0011】これにより、回転位置検出素子の出力が1
回転周期中に回転位置精度が変化して実用に耐えない場
合であっても、回転位置精度不足の部分を推定して補完
するので、簡単な回路構成のままで高精度で連続的な回
転位置検出を行うことができる。
【0012】更に、絶対回転位置検出時にのみ回転加速
度変化するようにモータ駆動を行うことで、回転加速度
変化を反映させて安定した推定回転位置検出を行うこと
ができる。
【0013】また、上記回転位置検出素子として、回転
体の回転位置に対して1つの正弦波状のアナログ回転位
置信号を生成する手段を持つ場合においては、回転方向
を回転体の回転方向指令値等から判別するとともに、ア
ナログ回転位置信号の直線近似部分のみを絶対回転位置
情報として用いるようにすることで、アナログ回転位置
信号の持つ回転位置精度の変動を無くして、高精度で連
続的な回転位置検出ができる。
【0014】更に、上記回転位置検出素子として、回転
体の回転位置に対して3つのデジタル転流位置信号を生
成する手段を持つ場合においては、デジタル転流位置信
号の転流位置検出エッジを絶対回転位置情報として用い
るようにすることで、本来不連続である回転位置情報を
連続的な回転位置検出とするとともに、ブラシレスモー
タの120°通電方式で用いられる回路を変更すること
なく、推定位置検出精度の低い低速回転では120°通
電を行い、推定位置検出精度が高くなる高速回転では1
80°通電を行う等、モータ運転中に適切な運転方式に
切り替えて用いることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る回転位置検出装置及び検
出方法の第1の実施例、第2の実施例を図を用いて説明
する。
【0016】まず、第1の実施例について説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例に係る回転
位置検出装置を有するブラシレスモータ制御装置の全体
構成を示す。ブラシレスモータ4と回転位置検出装置5
aと該回転位置検出装置5aから出力される回転位置信
号によって動作するインバータ装置からなるインバータ
装置は、交流電源1から整流回路2及び平滑コンデンサ
Cより、直流電圧Edを得て、インバータ3に供給する
ものである。
【0018】このインバータ3はトランジスタTR1〜
TR6と環流ダイオードD1〜D6とから構成されたイ
ンバータであり、その交流出力電圧は、直流電圧Edの
正電位側トランジスタTR1〜TR3及び負電位側トラ
ンジスタTR4〜TR6がそれぞれパルス幅変調を受け
てチョッピング動作をすることにより制御されるもので
ある。
【0019】また、トランジスタTR4〜TR6の共通
エミッタ端子、及び環流ダイオードD4〜D6の共通ア
ノード端子は抵抗R1を通じて整流回路2のGND側に
接続されている。
【0020】ブラシレスモータ4は2極の永久磁石を界
磁としてロータ41と電機子巻線U・V・Wを挿入した
ステータ42からなり、電機子巻線U・V・Wに流れる
巻線電流は、前記抵抗R1を流れて整流回路2に戻る。
ここに抵抗R1を挿入することでその電圧降下によって
電流I1を検出できる。
【0021】回転位置検出装置5aは、回転位置を検出
する回転位置検出素子部、例えばホール素子部51と、
ホール素子部51からの出力に基づき検出信号を生成し
調節する検出信号生成部、例えばオペアンプ部52と、
オペアンプ部52で調節された信号に基ずき、回転位置
検出を制御する制御部、例えばマイクロコンピュータ6
aで構成される。
【0022】ブラシレスモータ4の回転速度を制御する
制御回路は、マイクロコンピュータ6a内にある。この
マイクロコンピュータ6aに入力される信号として、ロ
ータ41の回転位置を検出するホール素子部51からの
出力S1・S2をオペアンプ部52を通して調節された
正弦波状のホール素子出力信号S3、抵抗R1の電圧降
下信号S14から該ブラシレスモータ4に流れる電流I
1の過電流状態を検知する過電流検出回路8の過電流出
力信号S15、該ブラシレスモータ制御装置の外部から
マイクロコンピュータ6aに基準となる速度と回転方向
を与える回転速度指令信号S5がある。また、マイクロ
コンピュータ6aが出力する信号として、トランジスタ
TR1〜TR6を駆動するドライバ回路7へのドライブ
出力信号S13がある。
【0023】過電流検出回路8は、抵抗R1の電圧降下
信号S14を用いてコンパレータ等により、電流I1を
予め設定された基準電流値と比較して過電流であると判
定されるとLOWレベルとなるデジタルの過電流信号S
15を出力する。
【0024】回転位置検出装置5aは、マイクロコンピ
ュータ6a内において、まず絶対回転位置情報としての
ホール素子出力信号S3の回転位置精度が良い時点で
は、ホール素子出力信号S3から絶対回転位置を直接検
出し、ホール素子出力信号S3の回転位置精度が不足し
ている時点では、絶対回転位置から求めた回転速度と回
転加速度を用いて、推定回転位置を求めて補完する。
【0025】図2は、図1の回転位置検出装置5aの機
能構成を示す。
【0026】ホール素子部51は、ブラシレスモータ4
に取り付けられており、永久磁石ロータ41の回転位置
に応じて変化する信号を、S1・S2間の電位差として
出力するものである。
【0027】オペアンプ部52は、ホール素子部51の
出力信号S1とS2を、マイクロコンピュータ6aのA
/D変換器に入力可能な正弦波状のホール素子出力信号
S3に波形のゲイン調整をして出力する。
【0028】絶対回転位置・回転速度・回転加速度算出
部61は、オペアンプ部52からのホール素子出力信号
S3をA/D変換器を用いて入力して、更に後述するタ
イマ部63からの現時刻信号t及び回転方向判定部62
からの回転方向信号S4を用いることで、絶対回転位置
信号S6、絶対回転速度信号S7、絶対回転加速度信号
S8を算出して出力する。
【0029】回転方向判別部62は、ブラシレスモータ
制御装置の外部から与えられる回転方向指令を含む回転
速度指令信号S5と前記絶対回転位置・回転速度・回転
加速度算出部61からの絶対回転速度信号S7を用いて
回転方向信号S4を出力する。また、ホール素子出力信
号S3の波形パターンを監視することで、回転方向信号
S4の補正を行う。
【0030】タイマ部63は、一定時間毎にタイマカウ
ンタをカウントアップするものである。このタイマカウ
ンタの値を現時刻信号tとして出力する。
【0031】推定回転位置・回転速度算出部64は、絶
対回転位置・回転速度・回転加速度算出部61から得た
絶対回転位置信号S6、絶対回転速度信号S7、絶対回
転加速度信号S8とタイマ部63からの現時刻信号tを
用いて、推定回転位置信号S9、推定回転速度信号S1
0を算出して出力する。
【0032】回転位置・回転速度出力部65は、絶対回
転位置・回転速度・回転加速度算出部61から得た絶対
回転位置信号S6、絶対回転速度信号S7と推定回転位
置・回転速度算出部64から得た推定回転位置信号S
9、推定回転速度信号S10を用いて、最も妥当な回転
位置信号S11、回転速度信号S12を算出してモータ
駆動部66に出力する。また、出力する回転位置信号S
11が、絶対回転位置・回転速度・回転加速度算出部6
1から得たものなのか、推定回転位置・回転速度算出部
64から得たものなのかの判定に用いる絶対回転位置検
出信号S16も出力する。
【0033】モータ駆動部66は、ブラシレスモータ制
御装置の外部から与えられる回転速度指令信号S5の回
転速度でブラシレスモータ4を回転させるべく、トラン
ジスタTR1〜TR6を駆動するドライバ回路7へのド
ライブ出力信号S13を出力する。その際、回転位置・
回転速度出力部65から回転位置信号S11、回転速度
信号S12を入力して、180°通電によってロータ4
1の実際の回転位置と回転速度に対応したドライブ出力
信号S13を出力するが、推定回転位置検出時に回転加
速度に変化が生じた場合、回転加速度変化が反映できず
に、正しい回転位置検出が行えずモータ電流波形が乱れ
る恐れがある。そのため、絶対回転位置検出信号S16
により絶対回転位置検出が行われている時にのみ、モー
タ出力を変化させるようにすることで、絶対回転位置検
出時にのみ回転加速度変化させるようにして、推定回転
位置検出に正しく反映できるようにする。また、ブラシ
レスモータ4が過電流状態になった場合は、これを過電
流信号S15により検知してブラシレスモータ4の運転
を停止させる処理を行う。
【0034】図3は、図2の回転位置検出の制御手順の
フローチャートを示す。回転位置検出の制御手順のプロ
グラムは、予めマイクロコンピュータ6a内のメモリ
(ROM)に蓄えられており、割り込み機能等を使って
モータ駆動プログラムに並行して実行される。
【0035】始めに、ステップ10で回転位置検出プロ
グラムを起動し、次にタイマ設定を開始する(11)。
ここでは、現時刻tを知るためのタイマを初期設定した
後に起動させる処理を行う。次に、マイクロコンピュー
タ6aの回転位置検出に関連する機能を初期化する(1
2)。また、回転方向、絶対回転位置、絶対回転速度、
絶対回転加速度の初期検出も行う。
【0036】次に、A/D変換器を用いてホール素子出
力信号S3を読み込み、ホール素子出力値を入力する
(13)。そして、タイマよりホール素子出力信号S3
を読み込んだ時刻tを入力する(14)。
【0037】次に、読み込んだホール素子出力信号S3
が、図4(a)に示した直線近似区間d1に入っている
か判断を行う(15)。直線近似区間d1内、すなわち
回転位置とホール素子出力信号S3の出力が比例する範
囲であれば、次に述べる絶対回転位置に関する処理を行
い、区間外の場合、すなわち回転位置とホール素子出力
信号S3の出力が比例しない範囲の場合は、その後で述
べる推定回転位置に関する処理を行う。
【0038】絶対回転位置の処理では、まず回転方向を
判別する必要があるので、回転方向指令を含む回転速度
指令値S5をモータ駆動プログラムより入力する回転方
向指令値入力を行う(16)。次に、前回の計算で得ら
れた回転速度信号S7をはじめ、回転方向指令を含む回
転速度指令値S5やホール素子出力信号S3を用いて回
転方向を判定する(17)。
【0039】次に、ホール素子出力信号S3をはじめ、
前回の計算結果S11、S12、S8や回転方向信号S
4を用いて、絶対回転位置信号S6、絶対回転速度信号
S7、絶対回転加速度信号S8を算出する(18)。
【0040】次に、ステップ15の条件分岐において、
ホール素子出力信号S3が直線近似区間d1の区間外で
あった場合は、推定回転位置・回転速度計算を行う(1
9)。ここでは、ステップ18で計算された絶対回転位
置信号S6、絶対回転速度信号S7、絶対回転加速度信
号S8を用いて、現時刻tの推定回転位置信号S9、推
定回転速度信号S10を計算する。
【0041】次に、ステップ18又はステップ19で計
算された回転位置信号、回転速度信号を、最も妥当な回
転位置信号S11、回転速度信号S12として、モータ
駆動プログラム等に出力する(20)。ステップ20の
処理が終了した後は、ステップ13からステップ19ま
での処理を繰り返し実行することで、連続的な回転位置
検出を行う。
【0042】図4は、図2の回転位置検出装置5aの回
転位置信号の生成過程における信号波形を示す。
【0043】(a)は、ホール素子出力信号S3の波形
である。ホール素子出力信号S3は図のようにロータ4
1の回転位置に従って正弦波状の波形となるが、破線部
では回転位置の変化に対してS3の変化が小さいので、
S3の信号はほとんど回転位置情報を含まなくなる。そ
こで本発明では、S3の信号の変化が回転位置変化に対
して直線近似できる実線で示した直線近似区間d1、す
なわち回転位置とホール素子出力信号S3の出力が比例
する範囲にある時のみS3の信号を使った絶対回転位置
の検出を行い、それ以外の破線部、すなわち回転位置と
ホール素子出力信号S3の出力が比例しない範囲では、
直接回転位置の検出は行わずにd1区間で求めた回転速
度や回転加速度により推定回転位置を算出することで補
完する。推定回転位置は、前記絶対回転位置と前記絶対
回転加速度および絶対回転速度に時間系数を乗じて算出
する回転位置とを加算して算出される。また、破線部t
1〜t15はそれぞれ検出方法の切替点を示している。
【0044】(b)は、回転位置信号S11の波形であ
る。これは、回転位置信号としてモータ駆動部66等に
出力されるものである。また、ここではモータはd2の
区間で定加速回転、それ以外の時点では定速回転してい
るものとしており、絶対回転位置検出時にのみ回転加速
度を変化させるようにモータ駆動を行って、回転加速度
変化を推定回転位置検出に正しく反映できるようにして
いる。
【0045】(c)は、回転速度信号S12の波形であ
る。これは、回転位置信号S11とともに、モータ駆動
部66等に出力される他、推定回転位置信号S9の計算
にも用いられる。
【0046】(d)は、回転加速度信号S8の波形であ
る。これは、推定回転位置信号S9と回転速度信号S1
0の推定計算に用いられる。
【0047】以上のような回転位置検出を行うことで、
1つのみのホール素子等を使うといった場合であって
も、ブラシレスモータの180°通電方式のように高精
度な回転位置検出を必要とするモータ駆動を、非常に簡
単な回路構成で実現することができる。
【0048】次に第2の実施例について説明する。
【0049】図5は、本発明の第2の実施例に係る回転
位置検出装置を有するブラシレスモータ制御装置の全体
構成を示す。本ブラシレスモータ制御装置は、図1の第
1の実施例のブラシレスモータ制御装置とほぼ同じ構成
であるが、回転位置検出装置5bが異なり、すなわち、
回転位置検出装置5bのブラシレスモータ4の回転位置
を検出する回転位置検出素子部、例えばホール素子部5
4と、ホール素子部51からの出力に基づき検出信号を
生成しその信号を比較してデジタル化する検出信号生成
部、例えば転流位置信号生成部55及びモータを駆動す
る制御部、例えばマイクロコンピュータ6bの動作アル
ゴリズムが異なる。ここで、図1と同一符号の部分は、
図1と同じ動作をする。
【0050】ブラシレスモータ4の回転速度を制御する
制御回路は、マイクロコンピュータ6b内にある。この
マイクロコンピュータ6bに入力される信号として、ロ
ータ41の電気角で120°ずつずれた3ヶ所について
の回転位置を検出するホール素子54a,54b,54
cからなるホール素子部54からの出力S20〜S25
を比較して120°通電用のデジタル転流位置信号とし
て転流位置信号生成部55から出力される転流位置信号
S26〜S28、抵抗R1の電圧降下信号S14から該
ブラシレスモータ4に流れる電流I1の過電流状態を検
知する過電流検出回路8からの過電流出力信号S15、
該ブラシレスモータ制御装置の外部からマイクロコンピ
ュータ6bに基準となる速度を与える回転速度指令信号
S5がある。また、マイクロコンピュータ6bが出力す
る信号として、トランジスタTR1〜TR6を駆動する
ドライバ回路7へのドライブ出力信号S13がある。
【0051】図6は、図5の回転位置検出装置5aの機
能構成を示す。
【0052】ホール素子部54は、3つのホール素子5
4a,54b,54cが永久磁石ロータ41の回転位置
に対して電気角120°間隔で取り付けられている。こ
のホール素子部54はそれぞれS20・S21間、S2
2・S23間、S24・S25間の電位差として永久磁
石ロータ41の回転位置に応じて変化する信号を出力す
る。
【0053】転流位置信号生成部55は、ホール素子部
54の出力信号S20〜S25をコンパレータでデジタ
ル化して、モータを120°通電型で駆動する場合の転
流位置信号S26〜S28として出力する。
【0054】絶対回転位置検出部67は、転流位置信号
生成部55からの転流位置信号S26〜S28を入力し
て、更にタイマ部63からの現時刻信号tを用いること
で、絶対回転位置信号S29を算出して出力する。
【0055】回転速度・回転加速度算出部68は、絶対
回転位置検出部67からの絶対回転位置信号S29とタ
イマ部63からの現時刻信号tから、絶対回転速度信号
S7と絶対回転加速度信号S8を出力する。
【0056】モータ駆動部69は、実施例1の図2のも
のと同一であってもよいが、実施例2では特に120°
通電のハード回路と同一であるために、その特徴を生か
して低速回転では120°通電を、高速回転ではより効
率の高い制御方式である180°通電方式を切り替えて
用いるというようにしてもよい。その場合モータ駆動部
69は、120°通電方式では転流位置信号S26〜S
28を用いて120°型のドライブ信号S13を出力
し、180°通電では本発明の実施例2の回転位置検出
装置からの回転位置信号S11と回転速度信号S12を
用いて180°型のドライブ信号の出力を行うことによ
って、ブラシレスモータ4の駆動を行う。
【0057】図7は、図6の回転位置検出の制御手順の
フローチャートを示す。回転位置検出の制御手順のプロ
グラムは、予めマイクロコンピュータ6b内のメモリ
(ROM)に蓄えられており、割り込み機能等を使って
モータ駆動プログラムに並行して実行される。
【0058】始めに、ステップ30で回転位置検出プロ
グラムを起動し、次にタイマ設定を開始する(31)。
ここでは、現時刻tを知るためのタイマを初期設定した
後、起動させる。次に、マイクロコンピュータ6bの回
転位置検出に関連する機能を初期化する(32)。ま
た、回転方向、絶対回転位置、絶対回転速度、絶対回転
加速度の初期検出も行う。
【0059】次に、タイマより現時刻tを入力する(3
3)。次に、既に得た絶対回転位置信号S29、絶対回
転速度信号S7、絶対回転加速度信号S8を用いて、現
時刻tの推定回転位置信号S9、推定回転速度信号S1
0を計算する(34)。
【0060】また、転流位置信号S26〜S28のいず
れかの信号レベルがLOWからHIGH、もしくはHI
GHからLOWに変化した場合、割り込み機能により絶
対回転位置検出に関する処理を行う。以下では、この絶
対回転位置検出に関する処理について述べる。
【0061】転流位置を検出すると(35)、まず時刻
入力を行う(36)。ここでは、タイマよりこの転流位
置信号を検出した時刻tを入力する。次に、転流位置信
号の変化を分析して絶対回転位置信号S29を得る(3
7)。
【0062】次に、現時点の絶対回転位置信号S29と
時刻t及び、以前の絶対回転位置検出で得た絶対回転位
置信号S29、絶対回転速度信号S7、絶対回転加速度
信号S8を用いて、現時点での絶対回転速度信号S7、
絶対回転加速度信号S8を算出する(38)。
【0063】このようにして得られた回転位置と回転速
度は、最も妥当な回転位置信号S11、回転速度信号S
12として、モータ駆動プログラム等に出力される(3
9)。
【0064】ステップ39の処理が終了した後は、ステ
ップ33、ステップ34、ステップ39の処理を繰り返
しつつ、転流位置信号が入力されるとステップ35から
始まる絶対回転位置検出に関する処理を行う。
【0065】図8は、図5の回転位置検出装置5bの回
転位置信号の生成過程における信号波形を示す。なお、
モータは、実施例1と同じくd2の区間で定加速回転し
ており、それ以外の時点では定速回転しているものとす
る。
【0066】(a)〜(c)は、それぞれ転流位置信号
S26〜S28である。転流位置信号S26〜S28
は、転流位置信号生成部55のコンパレータ55a〜5
5cによりデジタル化されているので図のように矩形波
になる。また、t20〜t42は転流位置信号が変化し
て、絶対回転位置検出が行われる時点を示している。
【0067】(d)は、回転位置信号S11の波形であ
る。これは、回転位置信号としてモータ駆動部69等に
出力されるものである。ほとんどすべての時点で推定補
完処理を行ってるので、転流位置検出とともに不連続に
なることがあるが、定加速回転であればやや遅れて正確
な回転位置検出を行うようになる。
【0068】(e)は、回転速度信号S12の波形であ
る。これは、回転位置信号S11とともに、モータ駆動
部69等に出力される他、推定回転位置信号S9の計算
にも用いられる。
【0069】(f)は、回転加速度信号S8の波形であ
る。これは、回転位置信号S9と回転速度信号S10の
推定計算に用いられる。
【0070】以上のような回転位置検出を行うことで、
本来不連続である回転位置情報から高精度で連続的な回
転位置検出ができ、ブラシレスモータの120°通電方
式で用いられる回路を変更することなく、推定回転位置
検出精度の低い低速回転では120°通電を行い、推定
回転位置精度が高くなる高速回転では180°通電を行
う等、モータ運転中に適切な運転方式に切り替えて用い
ることができる。また、モータドライブ信号の位相を自
由に変化させて高効率なモータ駆動を実現することもで
きる。
【0071】なお、上述の実施例1については図1のオ
ペアンプ5の出力信号S3、実施例2については図5の
コンパレータ54a〜54cの出力信号S26〜S28
を用いて、回転位置を推定しながらロータ41の回転位
置を検出した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、ホール素子の回転位置精度の低下する信号を用い
ながら、その高精度部分のみを用いて精度の低い部分を
補完処理して、実質的に回転位置検出精度を高精度に保
つこともできる。
【0072】また、上述の実施例においては、回転位置
検出素子としてホール素子を用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば磁気抵抗素子等、他
の素子を適用することができ、使用するホール素子の数
についても、実施例1では1つ、実施例2では3つとな
っているが、実施例1で回転方向を確実に検出するため
にもう1つのホール素子を用いたり、実施例2で実施例
1のように回転方向も推定するようにしてホール素子を
1つ用いる等、使用するホール素子は検出精度の要求等
により様々な個数の適用ができる。
【0073】さらに、上述の実施例においては、本発明
をブラシレスモータ制御装置に適用した場合について述
べたが、電気掃除機、エアコン、電気洗濯機等に、本発
明の回転位置検出装置を有するブラシレスモータ制御装
置を用いれば、低振動化、低騒音化を容易に図ることが
できる。また、本発明はこれに限らず、他の種々の回転
体の回転位置検出装置に広く適用することができる他
に、リニアモータ等線形移動する動力源の駆動制御にお
ける位置測定にも適用することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、所定の回転体の回転運
動に基づいて変化する回転位置検出素子の出力を用い
て、この回転位置検出精度が回転体の1回転中に変化し
て実用に耐えない場合であっても、精度の良い部分では
絶対回転位置として直接回転位置を検出し、精度の不足
する部分に関しては絶対回転位置から求めた回転速度と
回転加速度によって推定回転位置を求めて補完すること
で、実質的に高精度で連続的な回転位置検出を実現でき
る。このような回転位置検出を行うことで、エンコーダ
のような大型でコストの高い回転位置センサを用いずと
も、ホール素子のように小型でコストの低いセンサを利
用できるため、回転位置検出装置の小型化、低コスト化
が図れる。
【0075】また、上記回転位置検出素子として回転体
の回転位置に対して1つの正弦波状のアナログ回転位置
信号を生成する手段を持つ場合においては、回転方向を
回転体の回転方向指令値等から判別するとともに、アナ
ログ回転位置信号の直線近似部分のみを絶対回転位置情
報として用いるようにすることで、高精度で連続的な回
転位置検出ができる。このように回転位置検出を行うこ
とで、1つのみのホール素子等を使うといった非常に簡
単な回路構成で、ブラシレスモータの180°通電方式
のように高精度な回転位置検出を必要とするモータ駆動
を実現することができる。
【0076】更に、絶対回転位置検出時にのみ回転加速
度変化させるようにモータ駆動を行うようにすること
で、推定回転位置検出を安定させて、モータ電流波形の
乱れを防ぐことができる。
【0077】これとは別に、上記回転位置検出素子とし
て回転体の回転位置に対して3つのデジタル転流位置信
号を生成する手段を持つ場合においては、デジタル転流
位置信号の転流位置検出エッジを絶対回転位置情報とし
て用いるようにすることで、本来不連続である回転位置
情報から高精度で連続的な回転位置検出ができる。この
ような回転位置検出を行うことで、ブラシレスモータの
120°通電方式で用いられる回路を変更することな
く、推定回転位置検出精度の低い低速回転では120°
通電を行い、推定回転位置精度が高くなる高速回転では
180°通電を行う等、モータ運転中に適切な運転方式
に切り替えて用いることができる。また、モータドライ
ブ信号の位相を自由に変化させて高効率なモータ駆動を
実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る回転位置検出装置
を有するブラシレスモータ制御装置の全体構成図であ
る。
【図2】図1の回転位置検出装置5aの機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2の回転位置検出の制御手順のフローチャー
ト図である。
【図4】図2の回転位置検出装置5aの回転位置信号の
生成過程における信号波形図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る回転位置検出装置
を有するブラシレスモータ制御装置の全体構成図であ
る。
【図6】図5の回転位置検出装置5aの機能構成を示す
ブロック図である。
【図7】図6の回転位置検出の制御手順のフローチャー
ト図である。
【図8】図5の回転位置検出装置5bの回転位置信号の
生成過程における信号波形図である。
【符号の説明】
5a,5b…回転位置検出装置、51,54…ホール素
子部、52…オペアンプ、55…転流位置信号生成部、
6a・6b……マイクロコンピュータ、61……絶対回
転位置・回転速度・回転加速度算出部、62……回転方
向判定部、63……タイマ部、64……推定回転位置・
回転速度算出部、65……回転位置・回転速度出力部、
66・69……モータ駆動部、67……絶対回転位置検
出部、68……回転速度・回転加速度算出部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気変化を利用して回転位置検出素子によ
    り回転体の回転位置を検出する回転位置検出素子部と、
    前記回転位置に基づいて回転位置検出信号を生成する検
    出信号生成部と、前記回転位置検出信号に基づき前記回
    転位置検出を制御する制御部を有する回転位置検出装置
    において、 前記制御部は、前記回転体の1回転の中で、前記回転位
    置検出素子の検出精度の良い部分では、直接前記回転位
    置を検出して絶対回転位置とし、前記検出精度の不足す
    る部分では、前記絶対回転位置と該絶対回転位置から求
    めた絶対回転速度および絶対回転加速度とにより推定回
    転位置を算出し、前記絶対回転位置と前記推定回転位置
    を用いて連続的に回転位置を出力することを特徴とする
    回転位置検出装置。
  2. 【請求項2】磁気変化を利用して回転位置検出素子によ
    り回転体の回転位置を検出する回転位置検出素子部と、
    前記回転位置に基づいて回転位置検出信号を生成する検
    出信号生成部と、前記回転位置検出信号に基づき前記回
    転位置検出を制御する制御部を有する回転位置検出装置
    において、 前記回転位置検出素子部は、前記回転体の回転位置を検
    出する少なくとも1つの回転位置検出素子を有し、 前記検出信号生成部は、前記回転体の回転運動に基づい
    て回転位置検出信号を生成し前記制御部は、前記回転体
    の1回転の中で、前記回転位置検出素子の検出精度の良
    い部分では、直接前記回転位置を検出して絶対回転位置
    とし該絶対回転位置から絶対回転速度と絶対回転加速度
    を算出する絶対回転位置・回転速度・回転加速度算出部
    と、前記検出精度の不足する部分では、前記絶対回転位
    置と前記絶対回転速度と前記絶対回転加速度により推定
    回転位置を算出する推定回転位置・回転速度算出部と、
    前記推定回転位置を補完し、前記絶対回転位置と前記推
    定回転位置を用いて連続的に回転位置を出力する回転位
    置・回転速度出力部を有することを特徴とする回転位置
    検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記検
    出精度の良い部分は、前記回転位置と前記回転位置検出
    信号の出力が比例する範囲であり、前記検出精度の不足
    する部分は、前記回転位置と前記回転位置検出信号の出
    力が比例しない範囲であることを特徴とする回転位置検
    出装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、前記推
    定回転位置は、前記絶対回転位置と前記絶対回転加速度
    および絶対回転速度に時間系数を乗じて算出する回転位
    置とを加算して算出することを特徴とする回転位置検出
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2において、前記回
    転位置検出素子部は、所定の1つの回転位置検出素子で
    前記回転体の回転位置を検出し、前記検出信号生成部
    は、前記回転体の回転運動に基づいて変化する正弦波状
    の回転位置検出信号を生成し、前記制御部は、前記回転
    位置検出信号の直線近似部分のみを前記絶対回転位置の
    情報として用いることを特徴とする回転位置検出装置。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項2において、前記回
    転位置検出素子部は、所定の3つの回転位置検出素子で
    前記回転体の回転位置を検出し、前記検出信号生成部
    は、前記回転体の回転運動に基づいて矩形波状のデジタ
    ル転流位置信号を生成し、前記制御部は、前記回転位置
    検出信号の転流位置検出エッジを前記絶対回転位置の情
    報として用いることを特徴とする回転位置検出装置。
  7. 【請求項7】請求項1または請求項2において、前記制
    御部は、前記絶対回転位置の算出をするための直接回転
    位置の検出時にのみ回転加速度を変化させるようにモー
    タ駆動を行うモータ駆動部を有することを特徴とする回
    転位置検出装置。
  8. 【請求項8】請求項1または請求項2において、前記制
    御部は、前記絶対回転位置の算出に必要で、前記回転体
    の回転方向を判別する回転方向判定部を有することを特
    徴とする回転位置検出装置。
  9. 【請求項9】磁気変化を利用して回転位置検出素子によ
    り回転体の回転位置を検出する回転位置検出素子ステッ
    プと、前記回転位置に基づいて回転位置検出信号を生成
    する検出信号生成ステップと、前記回転位置検出信号に
    基づき前記回転位置検出を制御する制御ステップを有す
    る回転位置検出方法において、 前記制御ステップは、前記回転体の1回転の中で、前記
    回転位置検出素子の検出精度の良い部分では、直接前記
    回転位置を検出して絶対回転位置とし、前記検出精度の
    不足する部分では、前記絶対回転位置と該絶対回転位置
    から求めた絶対回転速度および絶対回転加速度とにより
    推定回転位置を算出し、前記絶対回転位置と前記推定回
    転位置を用いて連続的に回転位置を出力することを特徴
    とする回転位置検出方法。
  10. 【請求項10】磁気変化を利用して回転位置検出素子に
    より回転体の回転位置を検出する回転位置検出素子ステ
    ップと、前記回転位置に基づいて回転位置検出信号を生
    成する検出信号生成ステップと、前記回転位置検出信号
    に基づき前記回転位置検出を制御する制御ステップを有
    する回転位置検出方法において、 前記回転位置検出素子ステップは、前記回転体の回転位
    置を検出する少なくとも1つの回転位置検出素子を有
    し、 前記検出信号生成ステップは、前記回転体の回転運動に
    基づいて回転位置検出信号を生成し前記制御ステップ
    は、前記回転体の1回転の中で、前記回転位置検出素子
    の検出精度の良い部分では、直接前記回転位置を検出し
    て絶対回転位置とし該絶対回転位置から絶対回転速度と
    絶対回転加速度を算出する絶対回転位置・回転速度・回
    転加速度算出ステップと、前記検出精度の不足する部分
    では、前記絶対回転位置と前記絶対回転速度と前記絶対
    回転加速度により推定回転位置を算出する推定回転位置
    ・回転速度算出ステップと、前記推定回転位置を補完
    し、前記絶対回転位置と前記推定回転位置を用いて連続
    的に回転位置を出力する回転位置・回転速度出力ステッ
    プを有することを特徴とする回転位置検出方法。
  11. 【請求項11】請求項9または請求項10において、前
    記検出精度の良い部分は、前記回転位置と前記回転位置
    検出信号の出力が比例する範囲であり、前記検出精度の
    不足する部分は、前記回転位置と前記回転位置検出信号
    の出力が比例しない範囲であることを特徴とする回転位
    置検出方法。
  12. 【請求項12】請求項9または請求項10において、前
    記推定回転位置は、前記絶対回転位置と前記絶対回転加
    速度および絶対回転速度に時間系数を乗じて算出する回
    転位置とを加算して算出することを特徴とする回転位置
    検出方法。
JP7038794A 1995-02-27 1995-02-27 回転位置検出装置及び検出方法 Pending JPH08237986A (ja)

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