JPH08238070A - 乳化液状調味料 - Google Patents
乳化液状調味料Info
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- JPH08238070A JPH08238070A JP7070764A JP7076495A JPH08238070A JP H08238070 A JPH08238070 A JP H08238070A JP 7070764 A JP7070764 A JP 7070764A JP 7076495 A JP7076495 A JP 7076495A JP H08238070 A JPH08238070 A JP H08238070A
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Abstract
カラギーナンを0.05〜1重量%と、固形物の粒子径
が24メッシュ(0.701mm)以下に微細化された味
噌1〜20重量%とを少なくとも併用して乳化液状調味
料を製造する。必要に応じて該乳化液状調味料に練り胡
麻及び/又は卵黄を配合する。 【効果】 本発明によれば、味噌含有の乳化液状調味料
において良好な流動性と十分な乳化安定性が両立され、
特に保存中の油分の分離と味噌の固形物の粒子の沈澱が
防止される。このようにして得られた味噌含有の乳化液
状調味料は長い流通経路においても良好な外観を保ち商
品価値を損なわないものである。
Description
はカラギーナンの増粘多糖類と固形物の粒子径が24メ
ッシュ(0.701mm)以下に微細化された味噌とを併
用することにより良好な流動性と十分な乳化安定性を併
せ持った味噌含有の乳化液状調味料に関する。
ところであり、調味料としての歴史も長く、古くから味
噌だれ等に利用され、近年ではドレッシング等の乳化液
状調味料に対しても配合することが知られている(特開
昭55−13013号公報、特開昭58−81759号
公報など)。しかしながら、これら味噌を配合した乳化
液状調味料はいずれも、長期間の保存中に油分の分離
や、味噌の固形物の粒子の沈澱を生じる場合があり、近
年の商品の外観が益々重視される傾向の強まりととも
に、その改善手段が求められてきた。
発明者らは十分な乳化安定性を持った味噌含有の乳化液
状調味料を開発せんと鋭意検討の結果、本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明の目的は、乳化液状調味料と
しての良好な流動性と十分な乳化安定性を併せ持った味
噌含有の乳化液状調味料を提供することにある。
の乳化液状調味料において特に問題となる保存中の油分
の分離の防止と味噌の固形物の粒子の沈澱の防止及び良
好な流動性の確保について検討を行った。その結果、固
形物の粒子径が14メッシュ(1.168mm)前後の通
常の味噌を用いた場合、増粘多糖類を多用して8000
センチポイズ(BM型粘度計でNo.3ローターを用い、
20℃において12rpm で測定した。以下同様)以上の
高粘性物とすれば油分の分離と味噌の固形物の粒子の沈
澱の防止についてある程度効果が見られるが、かかる高
粘性物では好ましい流動性とはいえないという結論を得
た。
化液状調味料において良好な流動性と十分な乳化安定性
との両立についてさらに研究を重ねた結果、キサンタン
ガム及び/又はカラギーナンの増粘多糖類と味噌の乳化
作用との相乗効果が、固形物の粒子径が24メッシュ
(0.701mm)以下に微細化された味噌を用いること
によって更に高められ、1000〜8000センチポイ
ズの好ましい流動性の範囲において、(1)油分の分離
の防止に効果がある、(2)味噌の固形物の粒子の沈澱
の防止に効果がある、ことを見出した。本発明はかかる
知見に基づいて完成されたもので、乳化液状調味料とし
ての良好な流動性と十分な乳化安定性とを併せ持った味
噌含有の乳化液状調味料に関するものである。なお、本
発明における乳化液状調味料とは、たれ、ドレッシン
グ、ソース等、その他これらに類する食品をいう。
発明の乳化液状調味料に用いる味噌は、例えばコロイド
ミルを用いて固形物の粒子径が24メッシュ(0.70
1mm)以下に微細化された味噌であれば米味噌、豆味
噌、麦味噌等の味噌の種類及び産地は問わない。この粒
子径は32メッシュ(0.495mm)以下であればなお
良い。かかる微細化味噌の配合量は乳化液状調味料全体
の1〜20重量%が好ましく、より好ましくは1〜10
重量%であり、さらに好ましくは2〜5重量%である。
1重量%より少ないと乳化作用が不十分であるとともに
風味上も物足りない、逆に20重量%より多いと味噌の
褐変が際立って現れるという別の問題が生じる。
増粘多糖類はキサンタンガム及び/又はカラギーナン
(とりわけカッパーカラギーナン)であり、乳化工程の
前に予め水相中に膨潤されていなければならない。かか
る増粘多糖類の配合量は乳化液状調味料全体の0.05
〜1重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%とするこ
とが必要である。0.05重量%未満では乳化液状調味
料の安定化の効果が不十分であり、また1重量%より多
いと粘性が高すぎて良好な流動性をもつ乳化液状調味料
が得られない。この範囲の配合量のとき、前記の特定粒
子径に微細化された味噌の配合量との相乗効果により、
はじめて粘度が1000〜8000センチポイズの良好
な流動性と十分な乳化安定性とを併せ持った乳化液状調
味料が得られる。
油脂であればどの様なものでもよく、例えば大豆油、菜
種油、綿実油、ひまわり油、サフラワー油、とうもろこ
し油、オリーブ油、胡麻油、各種香味油あるいは各種動
物性油脂、またこれらの分別油脂、水素添加油脂等の加
工油脂を単独または組み合わせて用いることができ、そ
の配合量は乳化液状調味料全体の3〜60重量%が好ま
しい。また乳化方法はホモミキサー、パドルミキサー等
を用いる従来公知のO/W型乳化液状調味料の調製方法
を用いることができる。
配合成分に加えて練り胡麻又は/及び卵黄を配合するこ
とができる。配合量は好ましくは乳化液状調味料全体の
1〜10重量%である。練り胡麻を配合した場合、練り
胡麻の乳化作用が更に相乗的に作用し、より一層乳化系
が安定して、練り胡麻の固形物の粒子の分散性が十分に
均一に保持された胡麻味噌風味の乳化液状調味料が得ら
れる。また卵黄は加塩卵黄、加糖卵黄、粉末卵黄等の加
工品を用いることができ、これを配合した場合はより一
層クリーミーで滑らかな食感の乳化液状調味料が得られ
る。
の配合成分は使用目的及び必要な風味によって適宜選択
される。例えば、水相を構成する成分としては、水、醤
油、醤油諸味、食酢、食塩、砂糖、液糖、甘味料、各種
のだし汁、エキス類、グルタミン酸ソーダ等の化学調味
料、香辛料、香料等が用いられ、油相を構成する成分と
しては前記の食用油脂の他に油溶性の香料、エキス類等
が用いられる。また、必要に応じて胡麻粒、すり胡麻、
各種ナッツ類、刻んだ香味野菜等の具の類を配合するこ
ともできる。
うち水および水性成分を80℃に加温して溶解後、油脂
を加えて乳化させ、本発明の乳化液状調味料を調製し
た。なお微細化味噌は、市販品をコロイドミルで処理
し、所定メッシュのふるいで選別したものを用いた。つ
いでこれを以下の(1)および(2)の2通りの条件で
処理し、乳化安定性を評価した。すなわち、得られた乳
化液状調味料を (1)20℃で1000rpm で30分の遠心分離処理 (2)40℃で10週間静置処理 を行った後、油分の分離と味噌の固形物の粒子の沈澱の
有無を観察した。その結果、前記いずれの条件での処理
においても、油分の分離および味噌の固形物の粒子の沈
澱ともに認められなかった。またBM型粘度計(No. 3
ローター)を用い、20℃において12rpm で粘度を測
定した結果、本実施例の乳化液状調味料は3500セン
チポイズで良好な流動性を示した。
の方法で乳化液状調味料を調製し、同例に記載の(1)
および(2)の2通りの条件で処理し、乳化安定性を評
価した。その結果、同例記載の(1)および(2)のい
ずれの条件での処理においても、油分の分離および味噌
の固形物の粒子の沈澱ともに認められなかった。また実
施例1と同様に粘度を測定した結果、本実施例の乳化液
状調味料は2000センチポイズで良好な流動性を示し
た。なおこれは実施例1よりも低粘度でありながら、優
れた乳化安定性を示した。
の方法で乳化液状調味料を調製し、同例に記載の(1)
および(2)の2通りの条件で処理し、乳化安定性を評
価した。その結果、同例記載の(1)および(2)のい
ずれの条件での処理においても、油分の分離および味噌
の固形物の粒子の沈澱ともに認められなかった。また実
施例1と同様に粘度を測定した結果、本実施例の乳化液
状調味料は1500センチポイズで良好な流動性を示し
た。なおこれは実施例1及び2よりもさらに低粘度であ
るにもかかわらず、優れた乳化安定性を示した。
4メッシュ以下)10.0重量%を市販の味噌(14メ
ッシュ(1.168mm)以下)10.0重量%に代える
以外は同じ配合原材料とし、実施例1と同様の方法で乳
化液状調味料を調製した。ついで、同例に記載の(1)
および(2)の2通りの条件で処理し、乳化安定性を評
価した。また同例と同様に粘度を測定した。本比較例お
よび前記実施例1〜3で得られた各乳化液状調味料の乳
化安定性及び粘度の測定結果をまとめて表4に示す。
化液状調味料を (1)20℃で1000rpm で30分の遠心分離処理 (2)40℃で10週間静置処理 のいずれかの処理を行った後、油分の分離の有無と味噌
の固形物の粒子の沈澱の有無とを観察し、判定するもの
である。 ・油分の分離の有無および味噌の固形物の粒子の沈澱の
有無の評価は−、+、++で表した。 −:認められない、+:若干認められる、++:はっきり
認められる。 ・粘度の測定は、BM型粘度計でNo. 3ローターを用
い、20℃において12rpm で行った。
おいて良好な流動性と十分な乳化安定性を両立するもの
である。特に保存中の油分の分離と味噌の固形物の粒子
の沈澱を防止するものである。またクリーミーで滑らか
な食感を有する。このようにして得られた味噌含有の乳
化液状調味料は長い流通経路においても良好な外観を保
ち商品価値を損なわないものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 固形物の粒子径が24メッシュ(0.7
01mm)以下に微細化された味噌を全体の1〜20重量
%配合するとともにキサンタンガム及び/又はカラギー
ナンを全体の0.05〜1重量%含有してなることを特
徴とする乳化液状調味料。 - 【請求項2】 練り胡麻を配合してなる請求項1に記載
の乳化液状調味料。 - 【請求項3】 卵黄を配合してなる請求項1または2に
記載の乳化液状調味料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995070764A JP3570770B6 (ja) | 1995-03-03 | 乳化液状調味料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995070764A JP3570770B6 (ja) | 1995-03-03 | 乳化液状調味料 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08238070A true JPH08238070A (ja) | 1996-09-17 |
| JP3570770B2 JP3570770B2 (ja) | 2004-09-29 |
| JP3570770B6 JP3570770B6 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08332049A (ja) * | 1995-06-12 | 1996-12-17 | House Foods Corp | 味噌含有液状調味料の製造方法 |
| JP2009232867A (ja) * | 2009-07-17 | 2009-10-15 | Kikkoman Corp | 液状調味料の製造方法 |
| JP2010119326A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Q P Corp | 酸性調味料 |
| JP2014027926A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-02-13 | Mitsukan Group Honsha:Kk | 液体調味料及び食品の製造方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08332049A (ja) * | 1995-06-12 | 1996-12-17 | House Foods Corp | 味噌含有液状調味料の製造方法 |
| JP2010119326A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Q P Corp | 酸性調味料 |
| JP2009232867A (ja) * | 2009-07-17 | 2009-10-15 | Kikkoman Corp | 液状調味料の製造方法 |
| JP2014027926A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-02-13 | Mitsukan Group Honsha:Kk | 液体調味料及び食品の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3570770B2 (ja) | 2004-09-29 |
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Legal Events
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