JPH08238555A - 多数個取り用鋳型 - Google Patents
多数個取り用鋳型Info
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- JPH08238555A JPH08238555A JP4196295A JP4196295A JPH08238555A JP H08238555 A JPH08238555 A JP H08238555A JP 4196295 A JP4196295 A JP 4196295A JP 4196295 A JP4196295 A JP 4196295A JP H08238555 A JPH08238555 A JP H08238555A
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- cavity
- casting
- runner
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法精度の良好な鋳物を得ることのできる多
数個取り用鋳型を提供する。 【構成】 多数個取り用鋳型7は筒状ランナ8と、その
ランナ8に連通し、且つランナ軸線aをを中心に放射状
に配設された複数の鋳物成形用キャビティ9とを備え
る。複数の型合せ面bはランナ軸線aを中心に放射状に
配設されて各キャビティ9を二分する。各鋳型構成体1
1は、型合せ面bを形成する両側面cにそれぞれキャビ
ティ半部9aを有するので、鋳造中における熱的状況が
鋳型構成体11の両側面c側において略同一となる。こ
れにより相隣る両鋳型構成体11の両キャビティ半部9
a間における位置ずれを防止して、寸法精度の良好な鋳
物を得ることができる。
数個取り用鋳型を提供する。 【構成】 多数個取り用鋳型7は筒状ランナ8と、その
ランナ8に連通し、且つランナ軸線aをを中心に放射状
に配設された複数の鋳物成形用キャビティ9とを備え
る。複数の型合せ面bはランナ軸線aを中心に放射状に
配設されて各キャビティ9を二分する。各鋳型構成体1
1は、型合せ面bを形成する両側面cにそれぞれキャビ
ティ半部9aを有するので、鋳造中における熱的状況が
鋳型構成体11の両側面c側において略同一となる。こ
れにより相隣る両鋳型構成体11の両キャビティ半部9
a間における位置ずれを防止して、寸法精度の良好な鋳
物を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数個取り用鋳型、特
に、筒状ランナと、そのランナに連通し、且つランナ軸
線を中心に放射状に配設された複数の鋳物成形用キャビ
ティとを備えた鋳型の改良に関する。
に、筒状ランナと、そのランナに連通し、且つランナ軸
線を中心に放射状に配設された複数の鋳物成形用キャビ
ティとを備えた鋳型の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種鋳型としては、ランナ軸線
と交差関係にある型合せ面で各キャビティを二分するよ
うにしたスタック金型が知られている(例えば、特開平
3−281034号公報参照)。
と交差関係にある型合せ面で各キャビティを二分するよ
うにしたスタック金型が知られている(例えば、特開平
3−281034号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スタック金型においては、一対の金型半体よりなる各構
成金型が薄形に構成されていて各金型半体の一方の面が
溶湯に接触し、他面は溶湯に接触しない構造であるか
ら、鋳造中に両金型半体が互に逆方向に反返る、といっ
た変形を生じて両キャビティ半部間に位置ずれを起し易
く、その結果、鋳物の寸法精度が低下し、またそれがば
らつく、といった不具合を生じる。
スタック金型においては、一対の金型半体よりなる各構
成金型が薄形に構成されていて各金型半体の一方の面が
溶湯に接触し、他面は溶湯に接触しない構造であるか
ら、鋳造中に両金型半体が互に逆方向に反返る、といっ
た変形を生じて両キャビティ半部間に位置ずれを起し易
く、その結果、鋳物の寸法精度が低下し、またそれがば
らつく、といった不具合を生じる。
【0004】本発明は前記に鑑み、両キャビティ半部間
における位置ずれを防止して、良好で、且つ一定した寸
法精度を有する複数の鋳物を得ることが可能な前記多数
個取り用鋳型を提供することを目的とする。
における位置ずれを防止して、良好で、且つ一定した寸
法精度を有する複数の鋳物を得ることが可能な前記多数
個取り用鋳型を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状ランナ
と、そのランナに連通し、且つランナ軸線を中心に放射
状に配設された複数の鋳物成形用キャビティとを備えた
多数個取り用鋳型において、前記ランナ軸線を中心に放
射状に配設されて各キャビティを二分する複数の型合せ
面を有することを特徴とする。
と、そのランナに連通し、且つランナ軸線を中心に放射
状に配設された複数の鋳物成形用キャビティとを備えた
多数個取り用鋳型において、前記ランナ軸線を中心に放
射状に配設されて各キャビティを二分する複数の型合せ
面を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】鋳型に前記のような複数の型合せ面を具備させ
ると、その鋳型は複数の鋳型構成体に分割される。そし
て、各鋳型構成体は、型合せ面を形成する両側面にそれ
ぞれキャビティ半部を有するので、鋳造中における熱的
状況が各鋳型構成体の両側面側において略同一となる。
これにより相隣る両鋳型構成体の両キャビティ半部間に
おける位置ずれを防止して、良好で、且つ一定した寸法
精度を有する複数の鋳物を得ることが可能である。
ると、その鋳型は複数の鋳型構成体に分割される。そし
て、各鋳型構成体は、型合せ面を形成する両側面にそれ
ぞれキャビティ半部を有するので、鋳造中における熱的
状況が各鋳型構成体の両側面側において略同一となる。
これにより相隣る両鋳型構成体の両キャビティ半部間に
おける位置ずれを防止して、良好で、且つ一定した寸法
精度を有する複数の鋳物を得ることが可能である。
【0007】
【実施例】図1において、ピン状鋳物1はTiAl系金
属間化合物より構成され、立型遠心鋳造法の適用下で鋳
造されたものである。
属間化合物より構成され、立型遠心鋳造法の適用下で鋳
造されたものである。
【0008】図2〜5は、ピン状鋳物1を多数個取りす
るための立型遠心鋳造装置2を示す。その装置2におい
て、図3に示すように回転軸3はステンレス鋼より構成
され、その軸線が上下方向に延びるように配設される。
回転軸3の下端側は図示しない回転機構に接続される。
回転軸3上端の取付フランジ部4に回転盤5が複数のボ
ルト6により固着され、その回転盤5は銅合金より構成
される。
るための立型遠心鋳造装置2を示す。その装置2におい
て、図3に示すように回転軸3はステンレス鋼より構成
され、その軸線が上下方向に延びるように配設される。
回転軸3の下端側は図示しない回転機構に接続される。
回転軸3上端の取付フランジ部4に回転盤5が複数のボ
ルト6により固着され、その回転盤5は銅合金より構成
される。
【0009】回転盤5上に、多数個取り用鋳型としての
筒状金型7が設置される。金型7は純度99.9%の純
銅より構成され、上下方向に延びる筒状ランナ8と、そ
のランナ8に一端を直接連通させた複数のピン状鋳物成
形用筒状キャビティ9とを備えている。この場合、ラン
ナ軸線aは金型軸線(回転軸線)に合致している。
筒状金型7が設置される。金型7は純度99.9%の純
銅より構成され、上下方向に延びる筒状ランナ8と、そ
のランナ8に一端を直接連通させた複数のピン状鋳物成
形用筒状キャビティ9とを備えている。この場合、ラン
ナ軸線aは金型軸線(回転軸線)に合致している。
【0010】キャビティ9の配設構造は次の通りであ
る。即ち、図3,4に示すように、1つの水平面上に軸
線を位置させた8つのキャビティ9がランナ軸線aを中
心に45°間隔で放射状に配設される。また放射状に配
設された8つのキャビティ9を1つのキャビティ群Gと
したとき、複数、図示例では4つのキャビティ群Gがラ
ンナ軸線aに沿って複数段、図示例では4段に配設され
ている。この場合、相隣る両キャビティ群Gにおける各
8つのキャビティ9は、ランナ軸線a方向において相互
に重なり合う関係にある。キャビティ9の総数は32で
ある。
る。即ち、図3,4に示すように、1つの水平面上に軸
線を位置させた8つのキャビティ9がランナ軸線aを中
心に45°間隔で放射状に配設される。また放射状に配
設された8つのキャビティ9を1つのキャビティ群Gと
したとき、複数、図示例では4つのキャビティ群Gがラ
ンナ軸線aに沿って複数段、図示例では4段に配設され
ている。この場合、相隣る両キャビティ群Gにおける各
8つのキャビティ9は、ランナ軸線a方向において相互
に重なり合う関係にある。キャビティ9の総数は32で
ある。
【0011】金型7は複数、図示例では8つの型合せ面
bを有し、それら型合せ面bは、金型7の母線長さと同
一長さを持ち、且つランナ軸線aを中心に、図示例では
ランナ軸線aより45°間隔で放射状に延びて、ランナ
軸線a方向に並ぶ各4つのキャビティ9を二分してい
る。これにより、金型7は同一構造を持つ複数、図示例
では8つの金型構成体(鋳型構成体)11に分割され
る。
bを有し、それら型合せ面bは、金型7の母線長さと同
一長さを持ち、且つランナ軸線aを中心に、図示例では
ランナ軸線aより45°間隔で放射状に延びて、ランナ
軸線a方向に並ぶ各4つのキャビティ9を二分してい
る。これにより、金型7は同一構造を持つ複数、図示例
では8つの金型構成体(鋳型構成体)11に分割され
る。
【0012】図5に示すように各金型構成体11は平面
略扇形をなす本体12と、その本体12の下端部におい
て半径方向内方に突出する平面略三角形の突出部13と
よりなる。本体11は、型合せ面bを形成する両側面c
にそれぞれ4つのキャビティ半部9aを備えている。全
部の本体12の凸凹な内周面dによりランナ8が形成さ
れ、また各突出部13によりランナ8の底壁14が形成
される。
略扇形をなす本体12と、その本体12の下端部におい
て半径方向内方に突出する平面略三角形の突出部13と
よりなる。本体11は、型合せ面bを形成する両側面c
にそれぞれ4つのキャビティ半部9aを備えている。全
部の本体12の凸凹な内周面dによりランナ8が形成さ
れ、また各突出部13によりランナ8の底壁14が形成
される。
【0013】各金型構成体11の下端部側は、その外周
面に開口する凹部15の底壁16において、回転盤5に
ボルト17およびナット18により固着される。またそ
れら金型構成体11の上端部側にはキャップ部材19が
嵌着され、そのキャップ部材19は各金型構成体11
に、凹部15の上壁20において、ボルト21により固
着される。キャップ部材19の中心部には湯口22が形
成され、その湯口22はランナ8に連通する。
面に開口する凹部15の底壁16において、回転盤5に
ボルト17およびナット18により固着される。またそ
れら金型構成体11の上端部側にはキャップ部材19が
嵌着され、そのキャップ部材19は各金型構成体11
に、凹部15の上壁20において、ボルト21により固
着される。キャップ部材19の中心部には湯口22が形
成され、その湯口22はランナ8に連通する。
【0014】装置2に、回転軸3を利用して次のような
水冷機構Wが設けられる。即ち、回転軸3は中空に形成
されており、その孔部23の上端側は回転盤5の下面中
心部により閉鎖される。孔部23内に、回転しない管体
24が、その上部開口を回転盤5の下面中心部に近接さ
せて遊挿され、その管体24外周面および孔部23内周
面間は導水路eとして、また管体24内は排水路fとし
て機能する。
水冷機構Wが設けられる。即ち、回転軸3は中空に形成
されており、その孔部23の上端側は回転盤5の下面中
心部により閉鎖される。孔部23内に、回転しない管体
24が、その上部開口を回転盤5の下面中心部に近接さ
せて遊挿され、その管体24外周面および孔部23内周
面間は導水路eとして、また管体24内は排水路fとし
て機能する。
【0015】次に、ピン状鋳物1の具体的鋳造例につい
て説明する。
て説明する。
【0016】各キャビティ9において、その内径を25
mmに、長さを70mmにそれぞれ設定し、また金型7およ
び水冷銅るつぼを備えた高周波誘導炉を共に減圧チャン
バ内に設置した。さらにTiAl系金属間化合物とし
て、Alの含有量が48原子%であり、残部がTiおよ
び不可避不純物よりなるものを用意した。 (a) TiAl系金属間化合物約8kgを水冷銅るつぼ
に投入し、次いで減圧チャンバ内の空気圧を約10-3To
rrに減圧し、その後Al成分の蒸発を防止すべく、Ar
ガスで減圧チャンバ内を200Torrに置換した。 (b) 溶解出力125kWで溶け落ち後5分間保持と
いった条件で誘導溶解を行い、TiAl系金属間化合物
組成の溶湯を調製した。 (c) 導水路eから排水路fに冷却水を流して回転盤
5を介し金型7を冷却し、また金型7を800rpm にて
回転させて、湯温約1600℃、約6kgの溶湯を湯口2
2からランナ8内に注入し、そのまま金型7を4分間回
転させて、図6に示すようにランナ8による筒状スクラ
ップsの外周に32本のピン状鋳物1を突出させた鋳造
体CAを得た。 (d) 鋳造体CAを金型7の回転停止後そのままの状
態に30分間放置し、次いで減圧チャンバ内を大気に開
放し、その後金型7より鋳造体CAを離型した。この離
型に当っては、キャップ部材19を金型7から外し、ま
た各金型構成体11のボルト17およびナット18を外
して、図7に示すように各金型構成体11を半径方向外
方へ引抜く。この場合、金型7は8つに分割されている
ので、各金型構成体11に対する引抜き抵抗は小さい。
このように各金型構成体11の引抜き方向を同方向に設
定すると、離型工程を容易に自動化することができる。
mmに、長さを70mmにそれぞれ設定し、また金型7およ
び水冷銅るつぼを備えた高周波誘導炉を共に減圧チャン
バ内に設置した。さらにTiAl系金属間化合物とし
て、Alの含有量が48原子%であり、残部がTiおよ
び不可避不純物よりなるものを用意した。 (a) TiAl系金属間化合物約8kgを水冷銅るつぼ
に投入し、次いで減圧チャンバ内の空気圧を約10-3To
rrに減圧し、その後Al成分の蒸発を防止すべく、Ar
ガスで減圧チャンバ内を200Torrに置換した。 (b) 溶解出力125kWで溶け落ち後5分間保持と
いった条件で誘導溶解を行い、TiAl系金属間化合物
組成の溶湯を調製した。 (c) 導水路eから排水路fに冷却水を流して回転盤
5を介し金型7を冷却し、また金型7を800rpm にて
回転させて、湯温約1600℃、約6kgの溶湯を湯口2
2からランナ8内に注入し、そのまま金型7を4分間回
転させて、図6に示すようにランナ8による筒状スクラ
ップsの外周に32本のピン状鋳物1を突出させた鋳造
体CAを得た。 (d) 鋳造体CAを金型7の回転停止後そのままの状
態に30分間放置し、次いで減圧チャンバ内を大気に開
放し、その後金型7より鋳造体CAを離型した。この離
型に当っては、キャップ部材19を金型7から外し、ま
た各金型構成体11のボルト17およびナット18を外
して、図7に示すように各金型構成体11を半径方向外
方へ引抜く。この場合、金型7は8つに分割されている
ので、各金型構成体11に対する引抜き抵抗は小さい。
このように各金型構成体11の引抜き方向を同方向に設
定すると、離型工程を容易に自動化することができる。
【0017】筒状スクラップsから全部のピン状鋳物1
を切断し、各ピン状鋳物1について、その寸法を調べた
ところ、直径は全長に亘って25mmであり、また軸線の
狂いもなく、したがって各ピン状鋳物1は良好で、且つ
一定した寸法精度を有することが判明した。
を切断し、各ピン状鋳物1について、その寸法を調べた
ところ、直径は全長に亘って25mmであり、また軸線の
狂いもなく、したがって各ピン状鋳物1は良好で、且つ
一定した寸法精度を有することが判明した。
【0018】これは次のような理由による。即ち、各金
型構成体11が、型合せ面bを形成する両側面cにそれ
ぞれ4つ宛のキャビティ半部9aを有するので、鋳造中
における熱的状況が各金型構成体11の両側面c側にお
いて略同一となり、これにより相隣る両金型構成体11
の両キャビティ半部9a間における位置ずれが防止され
るからである。
型構成体11が、型合せ面bを形成する両側面cにそれ
ぞれ4つ宛のキャビティ半部9aを有するので、鋳造中
における熱的状況が各金型構成体11の両側面c側にお
いて略同一となり、これにより相隣る両金型構成体11
の両キャビティ半部9a間における位置ずれが防止され
るからである。
【0019】前記鋳造作業を20回繰返して行ったとこ
ろ、金型7が変色したので、その金型7の強度について
調べた。鋳造前の純銅、したがって金型7の引張強さは
約450MPaであったが、金型7は鋳造中に加熱され
ることから20回の鋳造作業によって焼なまし処理を受
けた状態となり、その引張強さは約230MPaに低下
していた。
ろ、金型7が変色したので、その金型7の強度について
調べた。鋳造前の純銅、したがって金型7の引張強さは
約450MPaであったが、金型7は鋳造中に加熱され
ることから20回の鋳造作業によって焼なまし処理を受
けた状態となり、その引張強さは約230MPaに低下
していた。
【0020】その後、前記同様の鋳造作業を繰返したと
ころ、金型7の引張強さは約230MPaに維持される
ことが判明した。これは、前記のように各金型構成体1
1の熱による変形が殆ど無く、またその引抜き抵抗が小
さいことから、これら熱および引抜きによる金型7の損
傷が回避されるからである。
ころ、金型7の引張強さは約230MPaに維持される
ことが判明した。これは、前記のように各金型構成体1
1の熱による変形が殆ど無く、またその引抜き抵抗が小
さいことから、これら熱および引抜きによる金型7の損
傷が回避されるからである。
【0021】また前記のように、銅合金製回転盤5にお
いて、その上面側に純銅製金型7を設置し、一方、下面
側に水冷機構Wを付設すると、金型7の放熱性が良好と
なるので、キャビティ9の全容積(つまり空間部の全容
積)を変えずに金型構成体11の全体積(つまり金属部
分の全体積)を減らして金型7の小型軽量化を図ること
ができる。例えば、金型構成体11の全体積を、鋼製回
転盤5を用いると共に水冷機構Wを持たない場合の3分
の2程度に減少させることが可能である。
いて、その上面側に純銅製金型7を設置し、一方、下面
側に水冷機構Wを付設すると、金型7の放熱性が良好と
なるので、キャビティ9の全容積(つまり空間部の全容
積)を変えずに金型構成体11の全体積(つまり金属部
分の全体積)を減らして金型7の小型軽量化を図ること
ができる。例えば、金型構成体11の全体積を、鋼製回
転盤5を用いると共に水冷機構Wを持たない場合の3分
の2程度に減少させることが可能である。
【0022】前記ピン状鋳物1は、例えばエンジン用ピ
ストンピン素材として用いられる。また金型7は1つの
キャビティ群Gのみを有することもある。
ストンピン素材として用いられる。また金型7は1つの
キャビティ群Gのみを有することもある。
【0023】図8は、8つの長方形状をなす板状鋳物2
5を多数個取りした場合を示す。それら板状鋳物25
は、一方の長辺を筒状スクラップsの外周面に連設させ
て、そこから放射状に突出している。
5を多数個取りした場合を示す。それら板状鋳物25
は、一方の長辺を筒状スクラップsの外周面に連設させ
て、そこから放射状に突出している。
【0024】本発明は、このような鋳造体CAを得るた
めの金型にも適用される。この場合、金型は1つのキャ
ビティ群Gを持つ。
めの金型にも適用される。この場合、金型は1つのキャ
ビティ群Gを持つ。
【0025】前記従来の金型のようにランナ軸線と交差
関係にある型合せ面で各キャビティを二分するようにす
ると、前記のような板状鋳物25を多数個取りする場
合、各キャビティはその一方の短辺側をゲートを介して
ランナに連通させることになるので、金型の直径が大と
なってその大型化は避けられない。本発明によれば、各
キャビティの一方の長辺側をランナに直接連通させるこ
とが可能であるから、金型の直径を大幅に小さくしてそ
の小型化を図ることができる。また各金型構成体に対す
る引抜き抵抗は前記ピン状鋳物1の場合よりも一層小さ
く、したがって金型寿命はさらに長期に亘る。
関係にある型合せ面で各キャビティを二分するようにす
ると、前記のような板状鋳物25を多数個取りする場
合、各キャビティはその一方の短辺側をゲートを介して
ランナに連通させることになるので、金型の直径が大と
なってその大型化は避けられない。本発明によれば、各
キャビティの一方の長辺側をランナに直接連通させるこ
とが可能であるから、金型の直径を大幅に小さくしてそ
の小型化を図ることができる。また各金型構成体に対す
る引抜き抵抗は前記ピン状鋳物1の場合よりも一層小さ
く、したがって金型寿命はさらに長期に亘る。
【0026】前記板状鋳物25は、ブレード等を削成す
る場合の素材として用いられる。
る場合の素材として用いられる。
【0027】金型7の構成材料としては、前記純銅の外
に、各種銅合金、各種鋼材(JISSS材、SCM材、
SK材、SKD材等)等が用いられる。グラファイト製
鋳型も適用可能である。
に、各種銅合金、各種鋼材(JISSS材、SCM材、
SK材、SKD材等)等が用いられる。グラファイト製
鋳型も適用可能である。
【0028】また金型7において、各型合せ面bはラン
ナ8内周面から放射状に延びていてもよい。さらに本発
明に係る多数個取り用鋳型は立型遠心鋳造法に限らず、
他の鋳造法、例えば重力鋳造法にも適用される。
ナ8内周面から放射状に延びていてもよい。さらに本発
明に係る多数個取り用鋳型は立型遠心鋳造法に限らず、
他の鋳造法、例えば重力鋳造法にも適用される。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、前記のように構成する
ことによって、良好で、且つ一定した寸法精度を有する
複数の鋳物を得ることが可能な多数個取り用鋳型を提供
することができる。
ことによって、良好で、且つ一定した寸法精度を有する
複数の鋳物を得ることが可能な多数個取り用鋳型を提供
することができる。
【図1】ピン状鋳物の斜視図である。
【図2】立型遠心鋳造装置の平面図である。
【図3】図2,4の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】金型構成体の斜視図である。
【図6】図3に対応する、鋳造後の断面図である。
【図7】図6の7−7線断面図で、図4に対応する。
【図8】鋳造体の他例を示す斜視図である。
7 金型(鋳型) 8 ランナ 9 キャビティ a ランナ軸線 b 型合せ面 G キャビティ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳根 敏生 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 鹿屋 出 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 筒状ランナ(8)と、そのランナ(8)
に連通し、且つランナ軸線(a)を中心に放射状に配設
された複数の鋳物成形用キャビティ(9)とを備えた多
数個取り用鋳型において、前記ランナ軸線(a)を中心
に放射状に配設されて各キャビティ(9)を二分する複
数の型合せ面(b)を有することを特徴とする多数個取
り用鋳型。 - 【請求項2】 放射状に配設された複数の前記鋳物成形
用キャビティ(9)を1つのキャビティ群(G)とした
とき、複数のキャビティ群(G)が前記ランナ軸線
(a)に沿って複数段に配設されている、請求項1記載
の多数個取り用鋳型。 - 【請求項3】 前記ランナ軸線(a)を回転軸線とする
立型遠心鋳造用鋳型(7)である、請求項1または2記
載の多数個取り用鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4196295A JPH08238555A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 多数個取り用鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4196295A JPH08238555A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 多数個取り用鋳型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH08238555A true JPH08238555A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12622819
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP4196295A Pending JPH08238555A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 多数個取り用鋳型 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08238555A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9221096B2 (en) | 2013-03-11 | 2015-12-29 | Ati Properties, Inc. | Centrifugal casting apparatus and method |
| JP2017006986A (ja) * | 2015-06-17 | 2017-01-12 | 株式会社日立製作所 | 金型鋳造鋳型における縦方向中子の設計方法および該金型鋳造鋳型 |
| CN109676108A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-04-26 | 安徽信息工程学院 | 一种离心铸造非回转体装置及其铸造方法 |
| CN111842828A (zh) * | 2020-07-08 | 2020-10-30 | 王迁 | 一种离心铸造的模具 |
| RU2748447C1 (ru) * | 2020-06-22 | 2021-05-25 | Закрытое акционерное общество "Дидактические Системы" | Устройство для центробежного литья |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP4196295A patent/JPH08238555A/ja active Pending
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| US10252327B2 (en) | 2013-03-11 | 2019-04-09 | Ati Properties Llc | Enhanced techniques for centrifugal casting of molten materials |
| KR20150126813A (ko) * | 2013-03-11 | 2015-11-13 | 에이티아이 프로퍼티즈, 인코퍼레이티드 | 용융 재료의 개선된 원심 주조법 |
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| KR20200044142A (ko) * | 2013-03-11 | 2020-04-28 | 에이티아이 프로퍼티즈 엘엘씨 | 용융 재료의 개선된 원심 주조법 |
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