JPH08238637A - 回転成型におけるリブ形成方法 - Google Patents

回転成型におけるリブ形成方法

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JPH08238637A
JPH08238637A JP4551295A JP4551295A JPH08238637A JP H08238637 A JPH08238637 A JP H08238637A JP 4551295 A JP4551295 A JP 4551295A JP 4551295 A JP4551295 A JP 4551295A JP H08238637 A JPH08238637 A JP H08238637A
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container
rib
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rib material
rotational molding
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Iwao Suzuki
巖 鈴木
Tomonobu Hirabayashi
友信 平林
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DAIRAITO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転成型により中空の容器を造る際に、同時
に容器の外周面にリブを形成する方法を得ようとする。 【構成】 容器と同材質の固形のリブ材2aを予め造
る。金型4に設けた2個のフランジ4a、4bでリブ材
2a及びその外周を囲む抑え材24を固く挟持させる。
リブ材2aの内端は金型4内に少し突出させて露出させ
る。この状態で容器の回転成型を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、図9に示すような回
転成型により製造される中空容器1に、その外面全周に
補強用リブ2や容器1を定置するための固定用リブ3
(この明細書では、これらの突出物をリブと総称する)
を形成する方法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】先ず回転成型法を、回転成型機の1例を
略示する図10について簡単に説明する。割型である金
型4は、クランク状に折曲り結合された中空軸5、6、
7の内の中空軸5に、回転軸8の回りの回転自在に支持
されている。軸8は、傘歯車9、10、軸11、スプロ
ケット12、13、チェン14、軸15を介して駆動歯
車16により駆動され、金型4を回転(自転)させる。
中空軸7は、駆動歯車17により回転させられ、これに
より中空軸5に支持された金型4は、中空軸7を中心と
して回転(公転)する。18は、金型4、中空軸5、6
等に対するバランスウエイトである。金型4、中空軸
5、6、バランスウエイト18等は、炉19に挿入さ
れ、炉内で回転する。金型内にポリエチレン、ポリフェ
ニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、フ
ッ素樹脂等の熱可塑性樹脂の粉末を入れ密閉して、炉1
9内で加熱しながら金型を自転、公転させると、溶融し
た材料樹脂は金型内面に層状に広がるから、金型を自
転、公転させつつ炉19内を冷却し材料を固化させ、金
型4を開いて成型された中空容器を取出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】中空成型法により、例
えば、図9のリブ2のある容器1を成型すると、図11
に示すようにリブ2の内面に深い凹部20が形成されて
しまう。これは溶融した粉末樹脂のリブ部への充填が十
分に行なわれないため、中空状態になってしまうためで
ある。
【0004】このような凹部20が発生すると、使用時
に内容物の液が劣化したような場合に、全液を排出して
容器の内面を掃除しようとしても凹部20に入っていた
液が排出されないで残ってしまい、新液を入れたときに
これを汚損することになる。又、リブ付近の容器の強度
を弱くする。
【0005】固定用リブ3の部分においても同様の凹部
を生じてこのリブ付近の容器の強度を弱くする。そのた
め、従来は図12のように、成型時に容器1にナット2
1を埋込んでおき、成型後、アングル材22をボルト2
3で容器に取付けるような、面倒でコスト高になる手段
が取られていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の回転成型にお
けるリブ形成方法は、予めリブの形状に形成した容器と
同材質の固形のリブ材を金型で挟持し、抑え材で外周を
抑えた状態で回転成型を行ない、容器本体とリブ材とを
同体に融合してリブを形成する方法である。
【0007】
【作用】金型に設けた2個のフランジで挟持した固形の
リブ材は、回転成型時に溶融して金型内面に広がる容器
用の粉末樹脂で内端部を層状に覆われると共にリブ材自
体も溶融し、容器用の樹脂と融合して一体となり、リブ
内が中空になるのを防止できる。溶融したリブ材がフラ
ンジの間から流出するのは、抑え材で阻止される。
【0008】
【実施例】図1〜図5は、容器の外面全周に補強リブを
形成する場合の本発明の第1実施例を示す。この実施例
の方法は、次のようにして行なわれる。
【0009】第1工程 この工程は加熱前の準備工程である。図1(金型のリブ
形成部の断面図)、図2(図1のa矢視図)のように、
リブ形成部で分割した金型4に設けたフランジ4a、4
bの間に、容器1と同材質の樹脂で形成した固形輪状の
リブ材2aを挟み、その外端を輪状の抑え材24で囲
み、フランジ4a、4b、抑え材24にボルト25を挿
通し軽く締める。リブ材2aの内端は金型内に少し突出
させ、抑え材24とフランジ4aとの間には間隙gを残
している。
【0010】第2工程 ボルト25を緊締して、フランジ4a、4bで抑え材2
4を圧縮し、図3のように、間隙gを無くして、フラン
ジ4a、4bとリブ材2aとを密着させる。この工程
は、後述の第3工程でリブ材2aの一部が溶融しても溶
融樹脂がフランジ4a、4bとの間から漏洩するのを阻
止すると共に、第3工程で溶融するリブ材表面の樹脂を
リブ材の内端部に向わせるためである。間隙gは僅少で
済むから、抑え材24の圧縮変形により容易に間隙gを
無くすることができる。リブ材2aは完成時のリブより
gだけ厚くしておく。
【0011】第3工程 金型4に容器材料である粉末の熱可塑性樹脂を入れ、金
型を炉中で加熱回転させて粉末の容器材料を溶融する。
図4のように、溶融した容器材料の熱可塑性樹脂26は
金型4の内面に層状に広がり、金型内に少し突出したリ
ブ材2aの端部をも覆う。リブ材2a表面部分も少し溶
融する。
【0012】第4工程 加熱が進むと、リブ材2aの内端部、側面の一部が溶融
し、図5のように、容器材料の樹脂26とリブ材2aの
内端部とは溶融混合する。このとき、上下面が溶融した
リブ材2aは、第2工程で生じた圧縮応力により溶融部
をリブ材内端部方向に流動させて容器材料樹脂とリブ材
との融合を強固にする。リブ材2aの大部分は、流動し
ないが軟化した状態である。
【0013】第5工程 炉による加熱を停止し、金型を回転させながら冷却す
る。リブ材2aは、図5のように容器壁に同体に結合さ
れたまま固化し、リブを持つ容器が中空成型される。
【0014】上記の実施例で、リブ材2aの内端部を金
型内に少し突出させたのは、加熱により内端部付近も溶
融し冷却時に収縮による凹部を生じるようになるので、
これを補なうためである。従ってリブ材の物理的性質、
加熱温度、リブの形状、寸法等を勘案して突出の程度を
決めるものである。即ち、リブ材2aの端面を金型内面
と一致させておくと、加熱時にリブ材も一部が溶融し、
冷却時にリブ材部分の収縮が容器壁のみの部分より大き
くなり、図6のように浅い凹部20aを生じるからであ
る。
【0015】この実施例における成型条件の1つは、次
表の通りである。
【0016】
【表1】
【0017】なお、間隙gは、固化時のリブ材内端部の
凹入を防ぐためのものであるから、同じ目的で設けたリ
ブ材内端部突出量を調節することにより、間隙gを省略
することもできる。
【0018】容器固定用リブを本発明により形成するに
は、図7(図3と同様の断面図)、図8(図7のb矢視
図)の第2実施例のように、金型4の底板4cを分割
し、底板4cを結合するために設けたフランジ4dの一
部に固定用リブ材2b、抑え材24aを密に抑える溝部
27を形成して行なう。
【0019】
【発明の効果】 (1) 中空容器の回転成型時に、リブを同時に形成するか
ら、容器成型を能率よく行なうことができる。
【0020】(2) リブの内端部に凹部が形成されない。
【0021】(3) 凹部が形成されないから、劣化した内
容液排出時に液を残留させて新液を汚損させることがな
い。
【0022】(4) 凹部のためリブの内端部の強度が損な
われることを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す金型リブ材挟持部の断面
図。
【図2】図1のa矢視図。
【図3】この実施例の第1工程を示す図1のフランジ部
分の断面図。
【図4】同じく第2工程を示す同部分の断面図。
【図5】同じく第3工程を示す同部分の断面図。
【図6】リブ材を内方に突出させなかったときに形成さ
れるリブ部の浅い凹部を示す図5と同様の断面図。
【図7】固定用リブを形成するための図3と同様の断面
図。
【図8】図7のb矢視図。
【図9】リブを持つ中空容器の斜視図。
【図10】回転成型機の構成を例示する断面図。
【図11】従来法により形成したリブ部に形成される凹
部を示す図9のA−A断面図。
【図12】容器固定用リブ形成のための従来例を示す図
9のB−B位置における断面図。
【符号の説明】
1 中空容器 2 補強用リブ 2a、2b リブ材 3 固定用リブ 4 金型 4a、4b フランジ 4c 底板 4d フランジ 5、6、7 中空軸 8 回転軸 9、10 傘歯車 11 軸 12、13 スプロケット 14 チェン 15 軸 16、17 駆動歯車 18 バランスウエイト 19 炉 20、20a 凹部 21 ナット 22 アングル材 23 ボルト 24、24a 抑え材 25 ボルト 26 容器材料の熱可塑性樹脂 27 溝部 g 間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末熱可塑性樹脂を金型に入れ、金型を
    炉中で自転及び公転させて中空容器を成型する回転成型
    により、容器成型と同時に容器の外面にリブを形成する
    方法であって、容器と同材質の樹脂で形成した固形のリ
    ブ材を、予め金型に設けた2個のフランジに、内端の一
    部を金型内に突出させて挟持させ、リブ材の外周は、上
    記2個のフランジで密に挟持した抑え材で抑えておくこ
    とを特徴とする回転成型におけるリブ形成方法。
JP4551295A 1995-03-06 1995-03-06 回転成型におけるリブ形成方法 Expired - Fee Related JP3468607B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087455A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 石川樹脂工業株式会社 一次成形品の二次成形方法及び二次成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017087455A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 石川樹脂工業株式会社 一次成形品の二次成形方法及び二次成形装置

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