JPH0823871A - 枝肉処理装置と方法 - Google Patents

枝肉処理装置と方法

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JPH0823871A
JPH0823871A JP16377294A JP16377294A JPH0823871A JP H0823871 A JPH0823871 A JP H0823871A JP 16377294 A JP16377294 A JP 16377294A JP 16377294 A JP16377294 A JP 16377294A JP H0823871 A JPH0823871 A JP H0823871A
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JP
Japan
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carcass
locking member
hook
elevated
locking
Prior art date
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JP16377294A
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English (en)
Inventor
Eiichi Umiuchi
栄一 海内
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HANAKI KOGYO KK
Original Assignee
HANAKI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より簡単な方法または装置で能率的な作業が
できる枝肉の処理を行うこと。 【構成】 主高架軌条2にフック30で懸架された枝肉
11の食肉部分13に主高架軌条2に隣接させて設けた
付属高架軌条16上を搬送するフック18に差し込み、
駆動装置14の引っ張りアーム15とその先端にチェー
ン36を介して連結されたフック19を付属高架軌条1
6のフック18懸架部に引っ掛け、駆動装置14を主高
架軌条2から離れる方向に引っ張ることにより主高架軌
条2に懸架された枝肉11の骨格部分12とフック18
に係止された枝肉11の食肉部分13を相対的に引き離
す。このように機械力により枝肉を相対的に引き離すこ
とにより、食肉部分13と骨格部分12の分離を機械的
に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部分肉処理設備等におけ
る枝肉の処理装置と処理方法に関し、特に、省力化され
た枝肉から二つ以上の部分体に、およびさらに食肉部分
と骨格部分に、または食肉部分を二つ以上に分離する装
置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】と畜された食肉用の動物は血液と内臓な
どを取り除いた後に、二分体に分割した枝肉を冷蔵保管
し、その後、部分肉処理設備で枝肉を四分体としてから
最終的に食肉部分と骨格部分とに分離する。枝肉から食
肉部分と骨格部分とを分離する場合には、四分体さらに
部分体など適宜の大きさに分割された枝肉を高架軌条に
フックで吊り、高架軌条上を搬送して所定の作業場所に
移動させ、そこで食肉と骨格とを分離している。この枝
肉から食肉と骨格とを分離する作業において、分離され
る骨格部分に食肉部分が残らないように、効率良く枝肉
から食肉部分を分離するためには熟練が必要であり、ま
た、この作業が重労働であるので、従来から機械化、自
動化の研究開発が行われており、実用化されているもの
もある。例えば、特公平2−12541号公報には食肉
体から軟骨状のものを分離するために、軟骨は通すが、
食肉部分の通過は許さないクサビ状の装置を用いて軟骨
を食肉部分から引き抜く装置が記載されている。また、
特開昭62−285752号公報にはいわゆるオーバー
ヘッドコンベア(図5(a)参照)に吊り下げられ、キ
ャリッジにより移動する枝肉の背骨全長をロータリー鋸
で縦に切り裂く装置が開示されている。
【0003】また、米国特許4,381,582号と米
国特許4,389,749号には吊り下げた枝肉の一部
をつかみながら引っ張ることにより、枝肉を保持して作
業者が食肉部分の所定箇所を切断作業し易くする方法が
開示されている。さらに、特公平5−8651号公報に
は前記米国特許4,389,749号記載の発明を改良
するものとして、と畜体を二つの食肉フックで吊り、頭
上コンベアの搬送方向に移動する押圧アームにより二つ
の食肉フックに吊り下げられていると畜体の二つの部分
のいずれか一方を頭上コンベアの搬送方向前方に押し、
前記二つの食肉フックに吊り下げられたと畜体の二つの
部分間で相対運動を生じさせ、と畜体を各々の食肉フッ
クに吊り下げられた部分に分離することでと畜体から骨
格部分を分離する方法と装置が開示されている。なお、
米国特許4,389,749号記載の発明は特公平5−
8651号公報に従来技術として開示されているスウェ
ーデン特許出願8107519−4で優先権主張されて
いる米国出願である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には種々
の食肉と骨格の分離のための装置が記載されている。そ
の中で、作業者の頭上位置を搬送するコンベア形式のレ
ールを用いて重量のある、枝肉またはその部分体(全て
枝肉として総称する)を吊り下げながら、移動させると
同時に、それを切り裂く(分割する)作業をする装置は
重労働の解放と、作業能率の向上と言う観点からは優れ
たものである。しかし、上記従来技術は米国特許4,3
81,582号と米国特許4,389,749号記載の
発明では、つかむ手段などの複雑な装置または多数の部
品からなる装置を用いている点でなお、改良の余地があ
る。また、特公平5−8651号公報記載の装置は押圧
アームにより頭上コンベアの搬送方向前方にと畜体を押
すことにより、と畜体を第一のフックに吊り下げられた
と畜体部分と第二のフックに吊り下げられたと畜体部分
とに分離させるものであるので、頭上コンベアの長さは
少なくとも押圧アームでと畜体を分離のために必要な移
動距離に相当するだけの長さが必要であり、当該装置は
大きなスペースを必要とする。
【0005】本発明の目的はより簡単であり、かつスペ
ースを有効に利用できる装置または方法で、上記従来技
術と同等もしくは、それらより能率的な作業ができる枝
肉の処理装置と方法を提供することである。また、本発
明の目的は簡単な部材で容易に枝肉から二つ以上の部分
体に大分割してさらに食肉部分と骨格部分に、または食
肉部分を二つ以上に分離する装置と方法を提供すること
である。また、本発明の目的は効率的に枝肉から二つ以
上の部分体に、さらに食肉部分と骨格部分に、または食
肉部分を二つ以上に分離する装置と方法を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成によって達成される。すなわち、枝肉を吊り下げる
懸架装置と、懸架装置に吊り下げられた枝肉に差し込む
ことまたは巻き付けることで枝肉を係止する係止部材
と、引っ張り方向にしか力が作用しない連結機構を介し
て係止部材と連結し、連結機構を介して係止部材を懸架
装置側から離れる方向に移動させることができる駆動装
置とを設けた枝肉処理装置、または、枝肉を吊り下げる
懸架装置と、懸架装置に吊り下げられた枝肉に差し込む
ことまたは巻き付けることで枝肉を係止する係止部材
と、懸架装置に隣接して設けられ、引っ張り方向にしか
力が作用しない連結機構を介して係止部材を懸架しなが
ら搬送させる搬送部材を備えた高架軌条と、高架軌条の
搬送部材に係合し、かつ搬送部材を懸架装置側から離れ
る方向に移動させることができる駆動装置とを設けた枝
肉処理装置(枝肉分離のための係止部材は高架軌条搬送
部材側にある)、または、枝肉を吊り下げる懸架装置
と、懸架装置に隣接して設けられ、吊り下げ部材を介し
て枝肉を吊り下げながら搬送させる搬送部材を備えた高
架軌条と、高架軌条に吊り下げられた側の枝肉部分に差
し込むこと、巻き付けることまたは押圧することで枝肉
を係止するかまたは高架軌条の吊り下げ部材に係止する
係止部材と、引っ張り方向にしか作用しない連結機構を
介して係止部材と連結し、連結機構を介して係止部材を
懸架装置側から離れる方向に移動させることができる駆
動装置とを設けた枝肉処理装置(枝肉分離のための係止
部材は駆動装置側にある)である。
【0007】上記本発明の枝肉処理装置で係止部材を直
接駆動装置と連結する場合において、引っ張り方向にし
か力が作用しない係止部材と駆動装置の連結機構はワイ
ヤ、チェーンまたは係止部材の端部と駆動装置の端部と
にそれぞれ設けられリンクを直接連結したリンク結合ま
たは前記両リンクをピンを用いて結合したピン結合など
を用いる。また、上記本発明の枝肉処理装置で係止部材
と高架軌条の搬送部材を直接連結する場合において、引
っ張り方向にしか力が作用しない係止部材と高架軌条の
搬送部材の連結機構はワイヤ、チェーンまたは係止部材
の端部と高架軌条の搬送部材の端部とにそれぞれ設けら
れリンクを直接連結したリンク結合または前記両リンク
をピンを用いて結合したピン結合などを用いる。なお、
駆動装置と高架軌条の搬送部材の係合の様態としては搬
送部材を駆動装置が引っ張る方向または押圧する方向に
力が作用する場合を言う。また、上記本発明の枝肉処理
装置に用いる係止部材は、その先端部を枝肉に差し込む
ことで係止するフックまたは枝肉の端部を巻き付けるこ
とで係止する吊り輪または枝肉を押圧するアームなどで
ある。上記係止部材であるフックは、枝肉を係止または
吊り下げることが可能なものであればいかなる形状のも
のでも含まれる。このとき、係止部材の先端部を差し込
むまたは巻き付ける枝肉の部位は引っ張り力に耐える強
度を有し、また損傷しても商品価値を失うことのない部
位、例えば骨、腱、筋間またはそれらの周りなどである
ことが望ましい。さらに、上記本発明の枝肉処理装置の
駆動装置は引っ張り力と引っ張り速度が各々独立して設
定でき、かつ制御できる制御装置を備えたものを用いる
ことで、枝肉に損傷を与えることなく、枝肉の分離等の
処理ができる。
【0008】また、上記本発明の枝肉処理装置で高架軌
条を用いる場合は、その高架軌条は、該高架軌条の搬送
部材に係止部材を介して吊り下げられ枝肉部分を次段の
枝肉処理領域に搬送する搬送路を有するものを用いるこ
とができる。この場合、各枝肉処理領域に高架軌条を用
いて枝肉またはその部分体(食肉部分のみの場合も含
む)を搬送できるので省力化と重労働からの解放に寄与
する。また、本発明の上記枝肉処理装置の枝肉を吊り下
げた懸架装置として、懸架状態で前記枝肉を搬送させる
搬送部材を備えた第二の高架軌条からなる構成を採用す
ると、重量の重い枝肉を順次に部分体に分割してさらに
食肉部分と骨格部分とに最終分離する処理領域などに搬
送でき、この場合も省力化と重労働からの解放に大いに
役立つ。本発明は上記したように、枝肉を吊り下げた懸
架装置が第二の高架軌条からなる場合も含む。この場
合、第二の高架軌条の搬送(移動)方向と駆動装置の移
動方向がいずれでも良いが、第二の高架軌条による枝肉
を保持している定点(通常は第二の高架軌条近傍に枝肉
保持装置を設置している。)から係止部材を介して駆動
装置で引っ張られる枝肉部分を引き離せばよいので、第
二の高架軌条と駆動装置の移動方向はいずれの方向を向
いていても良い。特公平5−8651号公報記載の装置
では、前記移動方向が互いに並行する方向になるように
第二の高架軌条と駆動装置の配置は限定される。しか
し、本発明においては第二の高架軌条と駆動装置の移動
方向は互いに並行方向のみならず直交または斜交する方
向とすることもできるので、後者の場合(直交または斜
交する方向の場合)は限定されたスペースにおいてその
狭い空間を有効利用できる。
【0009】特公平5−8651号公報記載の装置にお
いて、第二の高架軌条に吊り下げられた枝肉を押圧アー
ムで押す方法では、枝肉が回転したり傾斜したりして、
作業者の作業姿勢が不安定である。本発明においては選
択肢として、第二の高架軌条に吊り下げられた枝肉の肢
骨先端をがっちりと掴む保持手段で動かないように保持
することが可能であり、安定した作業姿勢が得られる。
本発明の上記高架軌条(第二の高架軌条も含む)の軌条
形態は平鋼型、丸鋼型または中空丸鋼型などのものを使
用することができる。また、本発明の上記目的は次の構
成によっても達成される。すなわち、一方の係止部材で
吊り下げられた枝肉の適宜箇所に引っ張り方向にしか力
が作用しない他方の係止部材の先端を差し込み係止させ
るかまたは枝肉の端部を巻き付けて係止させ、一方の係
止部材または他方の係止部材に対して、それぞれの係止
部材に係止された枝肉部分を相対的に引き離す方向に力
を作用させる枝肉処理方法である。また、本発明は枝肉
から二つ以上の部分体に分割する場合、さらに食肉部分
と骨格部分を分離する場合や食肉部分を二つ以上に分離
する場合にも適用できる。
【0010】
【作用】本発明では、駆動装置または高架軌条の搬送部
材に引っ張り方向にのみ作用する連結機構を介して連結
した係止部材により、懸架装置に吊り下げられた枝肉を
係止し(フックによる差し込みまたは吊り輪による巻き
付けなど)、係止部材を前記連結機構を介して駆動装置
で引っ張ることにより懸架装置に吊り下げられた枝肉と
係止部材に係止された枝肉を相対的に引き離す。このよ
うに機械力により枝肉を相対的に引き離すことにより、
枝肉を部分体に分割する作業、さらに食肉部分と骨格部
分に分離する作業また食肉部分を二つ以上に分離する作
業を機械力を利用して行うことができ、このとき作業者
は前記機械力を借りて前記相対的に引き離された枝肉を
容易に切断分割する作業または食肉部分と骨格部分の分
離する作業、食肉部分を二つに分離する作業等を行うこ
とができる。また、高架軌条が次段の食肉処理領域に搬
送する搬送路を有する場合には該高架軌条に係止部材を
介して吊り下げられ枝肉の食肉部分の次段の食肉処理領
域に作業者に負担なく搬送する事ができ、作業性が向上
する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。図
2には枝肉から食肉と骨格とを分離する装置のレイアウ
トを示す。図2に示すように、枝肉を食肉分離作業室1
内に導入し、かつ、該食肉分離作業室1内で複数の段階
を経由して枝肉から食肉と骨格とを分離するために、食
肉分離作業室1には作業手順に従って、枝肉(二分体か
ら順次四分体、部分体、その食肉部分または骨格部分)
を吊りながら搬送するための主高架軌条2が設けられて
いる。主高架軌条2は迂回路を構成するように曲がりく
ねった長い軌条から構成されているが、これは枝肉から
食肉と骨格とを分離前の前処理作業用に限られた広さの
スペースを有効に利用するためと各作業領域間にストッ
ク用の枝肉を待機させて一連の作業を能率的に行えるよ
うに隣接する作業場をできるだけ近くに配置するためで
ある。
【0012】食肉分離作業室1のコーナー部から主高架
軌条2によって枝肉が搬入される。搬入された枝肉は、
その二分体、さらにその四分体に分割された後、数工程
の前処理がなされ、主高架軌条2に吊り下げられた状態
で骨格分離作業領域Aに搬送される。骨格分離作業領域
Aには主高架軌条2の搬送方向と直交する搬送方向を有
し、主高架軌条2とは独立した第一駆動装置3が設けら
れている。そして、後で図1に詳細に示すように、この
第一駆動装置3に連結されたフック6を主高架軌条2に
吊り下げられた枝肉7の主骨格部分9に差し込み、主高
架軌条2に吊り下げられた枝肉7から離れる方向に第一
駆動装置3により引っ張ることにより、枝肉7から主骨
格部分9を除骨できる。分離された主骨格部分9は第一
駆動装置3の端部で床上の専用箱10に投函される。一
方、分離された食肉部分は、なお骨格を有するが、その
食肉部分は主高架軌条2に吊り下げられた状態のまま、
次の食肉分離作業領域Bに搬送される。
【0013】食肉分離作業領域Bでは後で図3を用いて
詳細に説明する方法により、骨格分離作業領域Aで一部
脱骨された四分体をさらに部分体に分割したり、また食
肉部分11内に残っている骨格部分12を分離するが、
後者の分離作業について例として説明する。食肉分離作
業領域Bには主高架軌条2の搬送方向と直交する搬送方
向を有する第二駆動装置14と該駆動装置14の引っ張
りアーム15の移動方向と並行する方向に搬送路を少な
くとも有する環状の付属高架軌条16が設けられてい
る。そして、付属高架軌条16に吊り下げられたフック
18を主高架軌条2に吊り下げられた食肉部分13に差
し込み、このフック18に係合させた第二駆動装置14
を主高架軌条2に吊り下げられた枝肉11から離れる方
向に摺動させることにより、食肉部分13と骨格部分1
2を分離することができる。分離された食肉部分13は
環状の付属高架軌条16によりテーブル20の位置まで
搬送される。ここで作業者により食肉部分13が付属高
架軌条16よりテーブル20上に降ろされ、例えば、納
入取引先の指定規格などに従う適宜のサイズに小分割さ
れる。
【0014】次に前述の骨格分離作業領域Aにおける枝
肉から主骨格部分9を取り除く作業の説明を図1で説明
する。図1(a)は骨格分離作業領域Aにおける本実施
例の装置の上面概略図であり、図1(b)はその側面概
略図である。また、主高架軌条2は図6に示すように、
天井にボルト止めされる台形状ジョイストハンガー21
または一本吊り状ジョイストハンガー22を介して吊り
下げられるジョイスト23および該ジョイスト23にレ
ールハンガー25を介して吊り下げられるレール26と
トロリーガイト27と該レール26上を走るトロリー2
9とトロリー29に吊り下げられるフック30とから構
成されている。
【0015】枝肉は主高架軌条2の下にフック30を介
して吊り下げらた状態で骨格分離作業領域Aに搬送され
て来る。本実施例では、この主高架軌条2による枝肉の
搬送は手動で行っているが、主高架軌条2に図示しない
駆動装置とその制御装置を内蔵させることで、自動的に
行うこともできる。骨格分離作業領域Aに搬送され、主
高架軌条2に吊り下げらた状態の枝肉の主骨格部分9に
作業者によりフック6が引っ掛けられる。フック6は第
一駆動装置3の引っ張りアーム5の先端にチェーン31
を介して設けられている。引っ張りアーム5は補強のた
めに三角形状としたもので、その三角形のアーム5の一
辺に相当する基部を構成する部分は該第一駆動装置3の
外周部を摺動する中空角柱状のものであり、該引っ張り
アーム5と一体の中空角柱32が駆動することにより、
引っ張りアーム5の先端部に連結されるフック6が引っ
張られる。第一駆動装置3(Tollo Movopart)は図示し
ていないが、長手方向に伸びるスクリュー回転軸にかみ
合う中空角柱32と一体的に設けられた雌ネジとそのス
クリュー回転軸駆動用モータから構成されていて、スク
リュー回転軸の回転で雌ネジを介して中空角柱32が第
一駆動装置3の長手方向に摺動することができるもので
ある。
【0016】なお、第一駆動装置3の引っ張り力と引っ
張り速度はそれぞれ独立して設定と制御が可能な図示し
ない制御装置により行われる。したがって、例えば部分
体7を引っ張るのに設定値以上の力を要する場合は、該
部分体7を引っ張ったままの状態で停止させることがで
き、主骨格部分9が切断または食肉が裂けて損傷するこ
とを防止できる。また、三角形状の引っ張りアーム5の
先端に支持されるフック6は枝肉部分に差し込むことの
できるわん曲状の金属製の先端部を有するものである。
また、引っ張りアーム5とフック6はチェーン31で連
結される。したがって、フック6を枝肉7に差し込み、
枝肉7を前記チェーン31を介して引っ張りアーム5で
引っ張ることはできるが、引っ張りアーム5により枝肉
7を押圧することはできない。
【0017】こうして、フック6を枝肉7の主骨格部分
9に差し込み、機械力で引っ張りアーム5を引っ張るこ
とにより、作業者は枝肉7からの骨格部分9の分離作業
を容易に行うことができる。この分離作業を容易にする
ために、分離作業時には主高架軌条2に吊り下げられた
枝肉部分は図示しない保持手段で定点で動かないように
保持される。こうして除骨された枝肉7を主高架軌条2
上のフック30に吊り下げたまま残し、フック6に係止
された状態の骨格部分9は第一駆動装置3により専用箱
10まで搬送され、ここに一時的に投函して保管され
る。
【0018】また、主高架軌条2上に残した除骨された
枝肉7は次の食肉分離作業領域Bまで手動により搬送さ
れる。ここでは除骨された枝肉7内に一部残っている骨
格部分12を取り除く作業が行われる。すなわち、図3
(図3(a)は食肉分離作業領域Bにおける本実施例の
装置の上面概略図であり、図3(b)はその側面概略図
である。)に示すように、主高架軌条2とは別体で、し
かも、その搬送方向が主高架軌条2のそれとは直交する
方向に設けられた軌条を有する環状の軌条からなる付属
高架軌条16が食肉処理作業領域Bに設けられている。
この付属高架軌条16は図6に示す主高架軌条2と類似
の構成からなるものであるが、図3にはトロリー34と
レール35のみを図示している。付属高架軌条16のト
ロリー34にはチェーン17を介してフック18が吊り
下げられていて、トロリー34がレール35上を走る構
成になっている。また、この付属高架軌条16の一部の
軌条の搬送方向に隣接して並行する方向に摺動する引っ
張りアーム15を備えた第二駆動装置14が設けられて
いる。この第二駆動装置14の引っ張り力と引っ張り速
度の制御装置と引っ張りアーム15は第一駆動装置3と
同様のものである。
【0019】第二駆動装置14の引っ張りアーム15先
端のフック19は付属高架軌条16のトロリー34の支
持部材34aに引っ掛けて、これを引っ張ることができ
る。そして、フック18を主高架軌条2に吊り下げられ
た枝肉11の食肉部分13に差し込み、このフック18
をフック19を介して主高架軌条2に吊り下げられた枝
肉11から離れる方向に第二駆動装置14で引っ張ると
食肉部分13は骨格部分12を残して分離させることが
できる。この分離作業を容易にするために、分離作業時
には主高架軌条2に吊り下げられた枝肉11は図示しな
い保持手段で定点で動かないように保持される。フック
19はリンク結合36と直結またはチェーン37(図4
参照)を介して引っ張りアーム15と連結されている。
図3では第二駆動装置14に連結したフック19をトロ
リー34の支持部材34aに引っ掛ける例を説明した
が、本発明では図4に示すように第二駆動装置14に引
っ張り方向にしか力が作用しない連結機構(リンク結合
36、チェーン37など)を介して連結されたフック1
9を分離されるべき食肉部分13に差し込み、食肉部分
13をフック19を介して第二駆動装置14により引っ
張る構成でも良い。または図5に示すように第二駆動装
置14に引っ張り方向にしか力が作用しない連結機構
(リンク結合36、チェーン37など)を介して連結さ
れたフック19を付属高架軌条16の吊り下げ部材(チ
ェーン17とフック18など)または搬送用部材(トロ
リー34(ただし支持部材34aについては図3に示し
た)など)に直接係合させ、このフック19を直接第二
駆動装置14で引っ張っても良い。
【0020】また、フック19の代わりにアーム状のも
のを用いて付属高架軌条16の吊り下げ部材(チェーン
17およびフック18など)または搬送用部材(トロリ
ー34、支持部材34aなど)のいずれかに直接係合さ
せて、これらを押圧することで食肉部分13を引っ張
り、枝肉11から分離させることもできる。このときチ
ェーン37を取り外し、フック19の代わりに用いるア
ーム状のものとアーム15とを一体化した剛体からなる
ものを用いても良い。また、フック19の代わりにアー
ム状のものを用いて、これを枝肉自体に直接係合させ
て、押圧することで食肉部分13を引っ張り、枝肉11
から分離させることもできる。この場合は前記フック1
9の代わりに用いるアーム状のものとアーム15とを一
体化した剛体(チェーン37は取り外す)からなるもの
は使用しない。そして、分離された食肉部分13は環状
の付属高架軌条16によりテーブル20(図2)位置ま
で搬送され、ここで作業者により食肉部分13が付属高
架軌条16よりテーブル20上に降ろされ、例えば、取
引規格に従う適宜のサイズに小さく分割される。また、
分離された食肉部分13は付属高架軌条16により搬送
されるので、大きなサイズの食肉部分13であっても、
搬送作業が簡単に行える。そして付属高架軌条16より
搬送される先であるテーブル20は固定式カット作業用
机であるが、本枝肉処理装置で分離された食肉部分13
の分割体の大きさが大きい場合に取引先規格に準じて、
さらに小割して、整形するために用いられる。この小割
・整形作業は既に除骨されているために、女性でも可能
な軽度の分担作業となっている。
【0021】図1と図3に示すフック6、18、19は
駆動装置3、14により引っ張られて移動するものであ
るが、フック6、18、19を引っ張るための駆動装置
3、14は上記実施例のように電動スクリュー回転軸を
用いるものに限定されず、圧縮空気や油圧など加圧流体
駆動シリンダー、鎖車またはドラム巻き取り装置、チェ
ーンホイスト、いわゆるオーバーヘッドコンベア(図7
(a))などのチェーンコンベアその他の駆動装置を用
いることができる。図7、図8には、例えばフック6の
駆動装置3として上記した駆動装置の中の数例を示す。
この構成はフック19の駆動装置14に適用することも
できる。図7(a)に示す例はチェーン31の先端に設
けられたフック6の駆動装置である、いわゆるオーバー
ヘッドコンベアを示す。モータ43の回転により、一対
または複数のチェーン31を取り付けた無端チェーン4
6が一対のスプロケット47の間を駆動するものであ
る。また、図7(b)にはモータ50の回転方向を逆転
させることでチェーン31とフック6を取り付けた無端
チェーン49の回転方向を変えて、フック6の移動方向
を変えることもできる。図7(c)にはエアーシリンダ
53を用いたフック6の駆動装置を示す。フック6の移
動距離が長い場合はエアーシリンダ53を高架ガイド5
4上に複数直列に連結して、高架ガイド54を搬送でき
る。エアーシリンダ53aを高架ガイド54に固定し、
その他のエアーシリンダ53bはピストンロッド55を
介して連結し、高架ガイド54をガイドローラ59によ
って搬送できるようにし、先端のエアーシリンダ53b
の先端にフック6の高架ガイド54の搬送部57を設け
ている。エアーシリンダ53のピストンロッド55の伸
縮によりフック6はチェーン31と搬送部57を介して
高架ガイド54上を往復方向に搬送できる。
【0022】また、図8(a)にはフック6を搬送させ
るための駆動装置としてチェーン31を介してフック6
を取り付けたチェーン61の両端に設けた巻き取りドラ
ム62のいずれか一方を巻き取り方向に駆動させること
でフック6を往復運動させることができる。また、図8
(b)にはチェーン31を介してフック6を取り付けた
チェーン64を固定滑車65、66、67とシリンダ6
9で上下動する動滑車70、71およびバランサー72
とで駆動させるものである。また、チェーン61、64
はロープ、ワイヤによっても置き換えても良い。
【0023】また、図9、図10にはフック18を駆動
させるための駆動装置14として上記した駆動装置の中
の数例を示す。図9(a)にはトロリー34を介して高
架軌条レール35に吊り下げられているチェーン17の
先端に設けられたフック18の駆動装置である、いわゆ
るオーバーヘッドコンベアを示す。モータ43の回転に
より、つめ45を備えた無端チェーン46が一対のスプ
ロケット47の間を駆動し、該つめ45がトロリー34
を押圧するものである。モータ43の回転方向でトロリ
ー34に当接するつめ45を変えることでフック18の
移動方向を変えることもできる。また図9(b)にはチ
ェーン49の隣接した位置に一対のつめ50を設け、一
対のつめ50の間にトロリー34を配置し、モータ50
によりスプロケット51の回転方向を逆転させて、フッ
ク18の移動方向を変えることができる。また、図9
(c)にはエアーシリンダ53を用いた高架軌条レール
35に吊り下げられているフック18の駆動装置を示
す。フック18の移動距離に応じてエアーシリンダ53
を高架ガイド54上に複数直列に連結することができ
る。また、トロリー34は高架軌条搬送部57に設けら
れた一対のつめ60の間に配置する。また、図10に示
すように図8の駆動装置と同様の駆動装置をフック18
の駆動装置として用いることもできる。このとき高架軌
条レール35のトロリー34はチェーン61、64の一
対のつめ63、68の間に配置される。
【0024】上記本発明の実施例において、第一駆動装
置3および第二駆動装置14の摺動方向と付属高架軌条
16の一部の軌条の搬送方向は主高架軌条2の搬送方向
に対して直交する方向に向くように配置されているが、
並行方向も含めて、いずれの方向であっても良い。上記
本発明の実施例では二つに分離する枝肉の一方を主高架
軌条2上の定点に保持し、他方に係止されたフック6、
18、19を主高架軌条2から引き離す方向に引っ張れ
ばよいのであるから、フック6、18、19を引っ張る
駆動装置3、14の移動方向は主高架軌条2の搬送方向
とは無関係に自由に選択できる。したがって、本発明で
は枝肉処理装置を構成する各装置のレイアウト設計にお
いて、前記各装置が配置を仮決定した後に、空いたスペ
ースに駆動装置の移動距離分のスペースを確保すれば良
い。また、駆動装置3、14の移動方向は主高架軌条2
の搬送方向とは無関係に自由に選択できるため、主高架
軌条2の長さも短くても良く、各作業間の能力ムラやタ
イミングずれを吸収するために必要な枝肉のストックの
確保も容易となり、作業能率、生産性の向上、建設費の
低廉化とメリットが大きい。
【0025】これに対して、前記特公平5−8651号
公報記載の発明では、と畜体を吊り下げている二つの食
肉フックの内のいずれかの食肉フックをと畜体を介して
押圧アームによって、頭上コンベアの搬送方向前方に押
す構成になっているために、押圧アームの駆動装置の移
動方向は頭上コンベアの搬送方向と一致するように限定
され、また、頭上コンベアの長さも少なくとも押圧アー
ムの駆動装置の移動距離を確保する長さが必要である。
また、本実施例のフック6、18、19の形状は枝肉に
差し込み可能な先端部を有するもので、該フック6、1
8、19を引っ張る場合にのみ枝肉に負荷がかかる形状
のものであれば、いかなる形状でも良い。したがって、
このフック6、18、19を押圧する方向に力を加える
と、差し込んだ枝肉部分から該フック6、18、19が
離脱するものを用いる。また、その材質はステンレスス
チール、亜鉛メッキ鋼鉄又は十分な強度を持つ耐熱・耐
衝撃性合成樹脂材料等の耐薬品性・耐錆性に富んだ素材
を用いる。
【0026】上記二つの引っ張りアーム5、15のそれ
ぞれの先端に取り付けたわん曲状のフック6、19の代
わりに、図11に示す吊り輪74を引っ張りアーム5、
15の先端に接続することもできる。この場合は、吊り
輪74先端の輪74aにチェーン74bの部分を通して
できる環の内部に枝肉の端部を巻き付けて用いる。この
ようにして吊り輪74を用いることにより吊り輪74に
は引っ張り方向にしか力が作用しない。また、引っ張り
アーム5、15の先端とフック6、19または吊り輪7
4との連結は図12に示すピン結合または図13に示す
リンク結合のように引っ張り方向にしか力が作用しない
連結機構を用いても良い。さらに、引っ張りアーム5の
先端とフック6の連結部材であるチェーン31の代わり
にロープ、ワイヤを用いることもできる。同様に、付属
高架軌条16とフック18の連結部材であるチェーン1
7の代わりにロープ、ワイヤを用いることもできる。ま
た、付属高架軌条レール35のトロリー34の支持部材
34aの下端とフック18との連結はチェーン17を介
さずに図12に示すピン結合または図13に示すリンク
結合によるものでも良い。
【0027】このように、枝肉に係止させる係止部材で
あるフック6、18と駆動装置3、14またはトロリー
34の支持部材34aとの連結部には少なくとも一つの
引っ張り方向にしか力が作用しない連結機構を用いるこ
とで、枝肉の分割処理時に駆動装置3、14で枝肉の一
部を引っ張ることができる。したがって、上記連結部材
は引っ張り方向にしか力が作用しない連結機構を用いる
ものであればいかなる機構を備えたものでも良い。ま
た、上記実施例では駆動装置3、14を付属高架軌条1
6の並行位置に設けたが、本発明は、それに代えて、駆
動装置を主高架軌条2の並行位置に設け、引っ張り方向
にしか力が作用しない連結機構を介して先端のフック、
アームなどの係止部材を主高架軌条2の搬送部材に懸架
している枝肉または主高架軌条2の搬送部材、枝肉吊り
下げ部材に係止させて、枝肉を懸架した付属高架軌条1
6から離れる方向に前記フック、アームなどの係止部材
を駆動装置で移動させる構成などとしても良い。すなわ
ち、本発明は前記実施例の付属高架軌条16に沿う方向
に移動する駆動装置3、14を、そのまま主高架軌条2
の並行位置に移し替えて、主高架軌条2に吊り下げられ
ている枝肉を、枝肉懸架状態の付属高架軌条16から離
れる方向に、引っ張り方向にしか力が作用しない連結機
構を介して駆動装置で移動させるいかなる構成を採用し
ても良い。
【0028】図14には枝肉7を主高架軌条2に設けら
れた搬送部材80の吊り下げ用フック81と付属高架軌
条(図示せず)その他の装置に設けられたフック82で
それぞれ吊り下げ、フック82側の枝肉7を保持手段8
3の定点に保持し、駆動装置84の引っ張りアーム85
を主高架軌条2の搬送方向と並行する方向に移動させる
構成からなる実施例を示す。この実施例では駆動装置8
4の引っ張りアーム85先端に設けられたピン結合部材
86(引っ張り方向にしか機能しない)を介してフック
88が設けられている。このフック88を枝肉7に係止
させて、これを駆動装置84で引っ張ることにより、フ
ック81に吊り下げられた枝肉7の部分とフック88に
係止された枝肉7の部分を引き離す方向に力が作用す
る。フック88はアームに置き換えても良い。本発明の
枝肉から食肉部分と骨格部分を分離する装置と方法は部
分肉処理施設等において、最も効果的に用いることがで
きる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な方法または装置
で容易に、例えば枝肉から食肉と骨格とを分離する作業
等を能率的に、作業者に負担を掛けずに行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の枝肉から主として骨格を
分離する装置の要部の側面概略図と上面概略図である。
【図2】 本発明の一実施例の枝肉から食肉と骨格とを
分離する装置のレイアウトを示す図である。
【図3】 図1により一部脱骨された枝肉(部分体)を
さらに二つ以上の部分体に分割する、または図1により
一部脱骨された部分体を食肉部分と骨格部分に分離する
装置の要部の側面概略図と上面概略図である。
【図4】 図3の変形例の装置の要部の側面概略図と上
面概略図である。
【図5】 図3の変形例の装置の要部の側面概略図と上
面概略図である。
【図6】 図3の高架軌条の斜視図である。
【図7】 本発明の駆動装置の例を示す図である。
【図8】 本発明の駆動装置の例を示す図である。
【図9】 本発明の駆動装置の例を示す図である。
【図10】 本発明の駆動装置の例を示す図である。
【図11】 本発明の係止部材の例を示す図である。
【図12】 本発明の係止部材の連結機構の例を示す図
である。
【図13】 本発明の係止部材の連結機構の例を示す図
である。
【図14】 本発明の一実施例の枝肉から主として骨格
を分離する装置の要部の側面概略図である。
【符号の説明】
1…食肉分離作業室、2…主高架軌条、3…第一駆動装
置、5、15、85…引っ張りアーム、6、18、1
9、30、81、82、88…フック、7、11…枝
肉、9、12…骨格部分、13…食肉部分、14…第二
駆動装置、16…付属高架軌条、17、31…チェーン
(鎖)、35…付属高架軌条レール、61、64…チェ
ーン(コンベアチェーン)、69…シリンダ、74…吊
り輪、84…駆動装置、86…ピン結合

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枝肉を吊り下げる懸架装置と、 懸架装置に吊り下げられた枝肉に差し込むことまたは巻
    き付けることで枝肉を係止する係止部材と、 引っ張り方向にしか力が作用しない連結機構を介して係
    止部材と連結し、連結機構を介して係止部材を懸架装置
    側から離れる方向に移動させることができる駆動装置と
    を設けたことを特徴とする枝肉処理装置。
  2. 【請求項2】 引っ張り方向にしか力が作用しない係止
    部材と駆動装置の連結機構はワイヤ、チェーンまたは係
    止部材の端部と駆動装置の端部とにそれぞれ設けられた
    リンクを直接連結したリンク結合または前記両リンクを
    ピンを用いて結合したピン結合であることを特徴とする
    請求項1記載の枝肉処理装置。
  3. 【請求項3】 枝肉を吊り下げる懸架装置と、 懸架装置に吊り下げられた枝肉に差し込むことまたは巻
    き付けることで枝肉を係止する係止部材と、 懸架装置に隣接して設けられ、引っ張り方向にしか力が
    作用しない連結機構を介して係止部材を懸架しながら搬
    送させる搬送部材を備えた高架軌条と、 高架軌条の搬送部材に係合し、かつ搬送部材を懸架装置
    側から離れる方向に移動させることができる駆動装置と
    を設けたことを特徴とする枝肉処理装置。
  4. 【請求項4】 引っ張り方向にしか力が作用しない係止
    部材と高架軌条の搬送部材の連結機構はワイヤ、チェー
    ンまたは係止部材の端部と高架軌条の搬送部材の端部と
    にそれぞれ設けられたリンクを直接連結したリンク結合
    または前記両リンクをピンを用いて結合したピン結合で
    あることを特徴とする請求項3記載の枝肉処理装置。
  5. 【請求項5】 枝肉を吊り下げる懸架装置と、 懸架装置に隣接して設けられ、吊り下げ部材を介して枝
    肉を吊り下げながら搬送させる搬送部材を備えた高架軌
    条と、 高架軌条に吊り下げられた側の枝肉部分に差し込むこ
    と、巻き付けることまたは押圧することで枝肉を係止す
    るかまたは高架軌条の吊り下げ部材に係止する係止部材
    と、 引っ張り方向にしか作用しない連結機構を介して係止部
    材と連結し、連結機構を介して係止部材を懸架装置側か
    ら離れる方向に移動させることができる駆動装置とを設
    けたことを特徴とする枝肉処理装置。
  6. 【請求項6】 引っ張り方向にしか力が作用しない係止
    部材と駆動装置の連結機構はワイヤ、チェーンまたは係
    止部材の端部と駆動装置の端部とにそれぞれ設けられた
    リンクを直接連結したリンク結合または前記両リンクを
    ピンを用いて結合したピン結合であることを特徴とする
    請求項5記載の枝肉処理装置。
  7. 【請求項7】 高架軌条は、該高架軌条に吊り下げられ
    枝肉部分を次段の枝肉処理領域に搬送する搬送路を有す
    ることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載
    の枝肉処理装置。
  8. 【請求項8】 係止部材は、その先端部を枝肉に差し込
    むことで係止するフックまたは枝肉の端部を巻き付ける
    ことで係止する吊り輪からなることを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれかに記載の枝肉処理装置。
  9. 【請求項9】 駆動装置は引っ張り力と引っ張り速度が
    各々独立して設定でき、かつ制御できる制御装置を備え
    ていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに
    記載の枝肉処理装置。
  10. 【請求項10】 枝肉を吊り下げた懸架装置は、懸架状
    態で次の作業工程へ枝肉を搬送させる搬送部材を備えた
    第二の高架軌条からなることを特徴とする請求項1ない
    し9のいずれかに記載の枝肉処理装置。
  11. 【請求項11】 一方の係止部材で吊り下げられた枝肉
    の適宜箇所に引っ張り方向にしか力が作用しない他方の
    係止部材の先端を差し込み係止させるかまたは枝肉の端
    部を巻き付けて係止させ、一方の係止部材または他方の
    係止部材に対して、それぞれの係止部材に係止された枝
    肉部分を相対的に引き離す方向に力を作用させることを
    特徴とする枝肉処理方法。
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